レビューまがい 98.03.29 東高円寺 U.F.O. CLUB<


能書き

ああ、居場所が見つかった。嬉しい。本当に嬉しい。

この雑文は、そんな感動、感情も冷めやらぬタイミングで執筆したものですので、お含みおきの上、お読み下さい。

98年3月29日。はじめて、U.F.O. CLUBに入った。

ずうっと気になっていた場所。東高円寺U.F.O. Club(杉並区高円寺南1-11-6 ハーモニー・ヒルズ B1F:環7と青梅街道の交わる所の、北側&東側:ファミリーマートのあるビルの地下。毎日営業:21時から5時まで。電話:03-5306-0240)に本日、はじめて、中川R氏と出かけることができた。好きな60年代ロック、フォークのかかる心和む居場所。内装がサイケ。ミラー・ボールもサイケ。ステージにはドラムセット、さらに、DJブースもあって、その手のイベント(バンドもよし、DJもよし・・という訳だ。)

テーブルを決めたら、早速、蝋燭をともしてくれた。

Zombiesがかかっていた。そして、ディランがかかった。その選曲がうれしくて、店長に話した。

ぼくは、パンクに出会って・・・そこから遡ったら・・・

それはMC5であり、ドアーズであり、Stoogiesであり、ジェファーソンであり、デッドであり、ベルベットであり、そして、バレットの頃のピンク・フロイドであったのです。 ・・・と。

そうしたら、店長自らDJをしてくれる。ぼくが「・・・であった」と語ったすべてのバンドのものが言った順番に、琴線に触れる一曲ずつがシームレスに。意気に感じるこの粋さ。至福の時であった。

パープルの「ハッシュ」って、とてもサイケだったなあと思い返していたら、そこでかかる。バンド名話しただけで、潜在意識のなかに隠れているぼくの音楽指向まで見透かされて、それを慈しみながら回してくれた。そんな、感じのDJであった。

お客さんは、ぼくと中川R氏の二人だけであった。至福の時であった。さらに、最近SFで人気というDead HeadsバンドであるPHISHも聴かせてもらう。

普段、ヘッドフォンでしか聴いていなかった音楽を久しぶりに広い場所でスピーカーを通じて聴く。ヘッドフォンではエミュレートされていただけであった、あるいは、あまりにも直接すぎた右の音、左の音の空間的距離感を取り戻せた感じ。中学生の頃、高校生の頃、絶対零度の頃。仲間の家に遊びにいって、部屋でロックを感動し、興奮しながら聴いたあの感じ・・・・が蘇ってきた。和み、癒された気がする。

心配すべきことはそりゃ、たくさんあるのだけれども。でも和んだ3時間であった。

チラシに「ライブ・イベント大募集」とあったので条件を聴いた。(¥1300×50 +α、当日券2000円のうち、800円バック。それで、21時から5時まで自分たちの企画でやれるという。)

これは、いつかはやりたいぞ、ここで。何とかなりそう、何とかするぞ。

と心に決めたのであった。

しばらく出入りすることになるだろう。

-------以下、チラシからの抜粋。東高円寺U.F.O. CLUBへのアクセス方法です。-------

U.F.O. CLUB

7 DAYS OPEN!! 21:00-5:00 BAR TIME!
SOFT DRINK \300- :ALCOHOL \500-: FOOD \300-
EVENT DAY! \2,000(1DRINK)
ライブ・イベント大募集!!

TEL 03-5306-0240
HARMONYHILLS B1F. 1-11-6
KOENJI-MINAMI
SUGINAMI-KU, TOKYO, JAPAN 166-0003

JR高円寺 -------------------
        ■
       環■
       七■
        ■1Fファミリマート
        ■B1F U.F.O. CLUB   地下鉄
        ■↓          東高円寺駅
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