[2012.10.03] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き坂路を2本のメニューで乗り込みを続けており、先週27日(木)には坂路で追い切りがかけられました。担当者は「まだ馬体に太め感がありますが、動きに関してはそこまで重苦しい印象はありません。順調に上向いています」と話していました。来週末には帰厩へ向けて、茨城県鉾田市にあるビッグレッドファーム鉾田へ移動する予定となっています。

[2012.09.26] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き坂路を2本のメニューで乗り込みを続けており、明日27日(木)には坂路で追い切りがかけられる予定です。昼夜放牧明けで太かった馬体も少しずつ絞れてきています。担当者は「乗り出し当初はかなり馬体が重く、時間が掛かりそうな印象も受けましたが、追い切るごとに動きが良化している現状から、割と早く仕上がってくるかもしれません」と話していました。

[2012.09.19] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き坂路を2本のメニューで乗り込みを続け、予定通り先週13日(木)には坂路で追い切りを行いました。併せた相手に最後は伸び負けして遅れを取るという内容ではありましたが、担当者は「初めての追い切りとしてはまずまずだったと思います。ただ、馬体重の518キロが示す通りにまだ体つきは重たいですから、追い切りを重ねながら絞っていきます」と話していました。 p> [2012.09.12] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き坂路を2本のメニューで乗り込みを続けており、明日13日(木)には坂路で休み明け1本目の追い切りを行う予定です。乗り出し当初は重苦しさが目立っていましたが、ここへ来てだいぶ素軽さが出てきました。担当者は「今は体調が良いですし、現時点でどれだけ動けるかを計るためにも明日追い切りを行います。その動きによっては大まかな目処が立ってくるかもしれませんね」と話していました。

[2012.09.05] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、坂路を2本のメニューで順調に乗り込みを行っていますが、まだハロン17〜20秒という軽めのペースで無理をさせていません。担当者は「まだ乗り出してから日が浅く、馬体は太くて重さも残ります。焦って進める馬ではありませんので、しばらくはこの馬のペースでじっくり乗り込んでいきます」と話していました。

[2012.08.29] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昨日28日(火)で昼夜放牧を終了し、本日29日(水)からは坂路を2本のメニューで乗り込みに専念しています。長く昼夜放牧を行ってきたことで歩様に硬さが感じられますが、乗り込みを進めていけば本来の柔らかさが戻ってくるでしょう。まだ馬体が太いこともあり、ハロン18秒〜20秒程度のペースですが、今後は馬の状態を見ながらペースアップの時期を計っていきます。

[2012.08.22] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を行いながら、坂路をキャンターで2本というメニューを消化しています。担当者が「乗り出してから日が浅いので、依然として馬体は重いですね」と話すように、今はまだペースは上げずにじっくりと立ち上げている段階です。脚元や体調面などには不安は見られませんので、今後もこの調子で進めていく予定です。

[2012.08.15] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。先週末からは昼夜放牧を行いながら、坂路での乗り込みも再開しています。現在はハロン18秒〜20秒ぐらいのペースで2本という軽めのメニューで乗り込んでいます。しばらく楽をさせたことでまだまだ体重が重いので、ゆっくりと立ち上げています。本格的にペースを上げるのは馬体を絞ってからになりますから、しばらくはこのぐらいのペースで走りに慣れさせます。

[2012.08.08] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を行っていますが、近々メイン厩舎へ移動して、乗り込みを再開していく予定です。担当者は「レントゲン検査でも治っていることが確認できたように、もう脚元の状態は心配ありません。今後乗っていくことを考慮すると体がフックラしているのはいい傾向です」と話していました。

[2012.08.01] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を行っていますが、先週末には骨折患部のレントゲン検査を行いました。獣医師は「剥がれかけていた骨片はほぼ修復して固まってきています。これなら近々乗り運動を再開しても大丈夫でしょう」と乗り出しOKの診断が出ています。近いうちにメイン厩舎への移動を行い、乗り出していく予定です。

[2012.07.25] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を行っていますが、骨折から2ヶ月が経過したことから、近々レントゲン検査を行い、回復具合を調べる予定です。担当者は「リラックスし過ぎなのでは、と思ってしまうぐらいリラックスしています。馬体はだいぶふっくらとしてきました」と話していました。

[2012.07.18] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を行っています。体調面は安定しており、カイバ食いも問題なく、日々順調に過ごせています。担当者は「広い放牧地で放牧することによる精神面にもたらす効果は大きいと思います。放牧のパートナーとも毎日仲良くやっていますよ」と話していました。

[2012.07.11] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を行っています。放牧地では青草を食べながらのんびりとしていることが多いですが、この落ち着きが出たのも他の馬と二頭で一緒に放牧している効果が大きいのでしょう。今はだいぶ精神的にも安定している様子が見て取れます。今後もしばらくはこの様子でゆっくりさせていきます。

[2012.07.04] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を行っています。先週までは一頭での放牧で寂しがっていましたが、今週からは他の馬を加えた二頭で放牧を始めています。馬が隣にいることで落ち着きも出て、喧嘩もなく二頭仲良くしています。骨折休養の馬ですから、このまましばらくは様子を見ていきます。

[2012.06.27] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。今週からはまた昼夜放牧を始めています。再び放牧厩舎へ移動する予定でいましたが、メイン厩舎近くの放牧地が空いたため、予定を変更してそこで昼夜放牧を行うこととなりました。今まではロザリーとともに放牧をしていましたから今はまだ一頭で少し寂しそうにしていますが、慣れてくれば心配ありません。このまましばらく様子を見ていくことになりそうです。

[2012.06.20] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。今週始めに放牧馬の厩舎からメインの厩舎への移動を終え、現在はウォーキングマシンを60分消化しています。昼夜放牧を行ってきたことで少し疲れてきた印象もありますが、担当者は「ここでペースダウンすることでまた元気を取り戻してくれると思います。まったく心配ありません」と話していました。来週頃には再び放牧馬の厩舎へ移動し、しばらくの間は昼夜放牧を行っていく予定です。

[2012.06.13] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続きウインロザリーと同じ放牧地で昼夜放牧を行っています。脚元については気にする様子もなく順調そのものです。カイバ食いも旺盛で与えたものはしっかりと完食してくれて、馬体はどんどんふっくらとしてきました。脚元がしっかりと固まるまではしばらくは放牧で休ませていきます。

[2012.06.06] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を行っています。馬体は日を追う毎にふっくらとしてきており、健康状態も良好です。歩様についてもまったく気になることはありません。放牧地ではとてもリラックスした様子で精神的にもいい効果を与えているはずです。今後もしばらくはこのまま様子をみていきます。

[2012.05.30] CVF
 北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。美浦から北海道の長距離輸送になりましたが、輸送熱や馬体減りなどは見られませんでした。到着後数日はパドック放牧などのメニューで様子を見ましたが、何も問題ないことから昼夜放牧を開始しています。骨折休養の馬ですから、様子を見ながらじっくりと放牧の時間を取った後にレントゲン検査で患部の回復具合を見ることになります。

[2012.05.23] CVF
 先週の東京では降級前にキッチリと勝利を収めたウインジュビリーですが、トレセンへ帰厩後、右前ヒザに腫れと熱感が確認されました。そして、昨日22日(火)にトレセン診療所でレントゲン検査を行ったところ、残念ながら「右前トウ側手根骨剥離骨折・全治3ヶ月」という診断が下っています。
 しかし、症状としては軽度の中の軽度というレベル。獣医師は「骨片が飛んでいるわけではありませんし、ほんの僅かに剥がれているところがあるだけです。もちろん手術の必要はありませんし、3ヶ月で復帰できるでしょう」と説明。
 国枝調教師も「腫れが確認された時はヒヤッとしましたが、軽いレベルでホッとしています。言い方は悪いですが、どうせ夏は休ませる予定だったのですから、3ヶ月の見舞金を貰って休ませる方がいいでしょう。ただ、3ヶ月で競馬に使えるということですが、そこは無理はせず、秋の東京開催に万全の状態で持っていきたいと思っています」とひと安心という表情で語っていました。
 続けて、「レース中に手前を替えなかったというのはその影響があったのかもしれませんね。レース中に発症していたということは十分に考えられます。そんな状況で最後まで一生懸命に走って勝利をもぎ取ってくれたんですから、本当に感謝しなくちゃね」とジュビリーに労いの言葉を掛けていました。
 なお、ジュビリーは本日23日(水)に休養のため、北海道のコスモヴューファームへ向けて出発しています。

[2012.05.17] 美浦TC
 今週の東京日曜7Rダート1400m牝馬限定戦に杉原騎手で出走を予定しているウインジュビリーは、昨日16日(水)にWコースにて最終追い切りがかけられました。
 中1週続きということを考慮されて単走で半マイルからという軽めの内容でしたが、前2走前と同様しっかりと気持ちの入った動きを見せており、国枝調教師は「続戦続きなので、追い切りはこんなものでいいでしょう。状態に関しては、上積みというとどうかという気持ちはありますが、悪い状態ではありません。このクラスでは力は上ですし、降級前に絶対になんとかしなくてはいけません」と気持ちを引き締めていました。
 また、佐藤調教助手は「調子落ちはありません。最近のレースでは安定して走れていますし、今回もしっかりと力を出し切ってくれると思いますよ」と話しており、1400mという距離に関しても「こればっかりは走ってみないと何とも言えませんが、速い上がりを使えないタイプなので、逆に道中流れてくれるこの距離の方が合うんじゃないかと思っています」と語っていました。最後に「勝ってもう一度同条件といきたいですね」と気合の入った言葉で締めくくっていました。
 そして本日17日(木)は追い切り明けということで厩舎周りの運動で最終調整が行われ、午後からの出馬投票で無事に出走が確定しています。もう2着はいりませんので、スッキリと勝ち上がって欲しいところです。

[2012.05.10] 美浦TC
 先週は勝ち馬にピッタリとマークされて2着惜敗となったウインジュビリー。国枝調教師は「ノリにうまくやられたなぁ」と嘆きながらも、「でも、相手は力が一枚上だった」と素直に負けを認めていました。
 さて、レース後のジュビリーは中1週で使った反動もなく、トレセンへ戻ってきてからもカイバも残さず食べており、調子落ちはありません。その姿を確認した国枝調教師は「続戦でいきましょう。なんとか降級前に勝たせなくてはいけません」と改めて続戦を決断。適鞍としては来週の新潟土曜6Rダート1800m牝馬限定戦がありますが、「中1週続きで新潟まで持っていくのは馬にはかなりキツイ。中2週あれば新潟という選択肢だったけれど、来週ならば輸送の負担の少ない東京の方がいいでしょう。スピードがある馬だから1400mもこなせるはず」と、来週の東京日曜7Rダート1400m牝馬限定戦への出走を決めています。
 最後に「このクラスでは明らかに力量は上位。今度こそキッチリ決めたいと思います」と決意を語っていました。ジョッキーは引き続き3キロ減の杉原騎手で向かうことも合わせて告げられています。
 なお、ジュビリーは昨日9日(水)、本日10日(木)ともに南馬場の角馬場に入ってハッキングで乗り込み、来週のレースへ向けて調整を行っていました。

[2012.05.03] 美浦TC
 今週の東京土曜8Rダート1600m牝馬限定戦に出走を予定しているウインジュビリー。鞍上は、3キロ減の杉原騎手に決定しています。国枝調教師は「前走から3キロ減を乗せていますが、気分良く走れているので、そのリズムを崩したくなかったんです」と、起用理由を語っています。
 昨日2日(水)はその杉原騎手が騎乗してWコースで最終追い切りがかけられました。相手は3歳未勝利マイネカメリアで、ジュビリーが4馬身ほどの先行でスタート。前走の追い切り時同様、道中はもの凄い行きっぷりを見せ、4コーナーではマイネを迎え入れる予定が、またしても相手が追いつくことができません。直線ではジュビリーに追いつこうと強めに追われるマイネに対して、ジュビリーも抑えて相手を待っていましたが、結局最後までまったく追いつくことはできず、5馬身ほどの先着を果たしています。このような追い切りだっただけに、表示ではジュビリー、マイネともに単走扱いとなっていました。
 杉原騎手は「行きっぷりは抜群でしたし、動きも軽快でした。状態は非常にいいと感じます」と、初騎乗の感触を語っています。また、国枝調教師は「また併せ馬にならなかったなぁ」と苦笑いでしたが、「前走時から本当に状態はいい。今度こそ決めないといけません」と、気を引き締めていました。
 そして、本日3日(木)は追い切り明けということで厩舎周りの運動で最終調整が行われ、午後には無事に今週の出走が確定しています。中1週での出走となりますが、馬体減もなく、毛ヅヤもピカピカ。夏の降級までに必ず2勝目をあげなくてはいけないジュビリーですから、今週は落とせない1戦です。

[2012.04.26] 美浦TC
 先週の福島ではスタートからハイペースで飛ばし、ラストに交わされ2着となったウインジュビリー。国枝調教師も「さすがに飛ばしすぎだよなぁ。普通に乗っていれば勝っていたよなぁ」と不満の表情を浮かべていましたが、「バタバタになってもおかしくない展開で2着に粘ったのは能力の証。やはりこのクラスの牝馬限定戦では力は上だということでしょう」と、すぐに気持ちを切り替えていました。
 厳しい競馬をした後だけに反動が心配されましたが、トレセンに戻ってきたジュビリーは馬体の細化もなく元気一杯で、早速昨日25日(水)から乗り運動を開始。昨日、本日26日(木)ともに南馬場の角馬場でダクとハッキングを乗り込んで汗を流していました。
 なお、次走については、レースの反動もないことから、中1週の間隔で来週の東京土曜8Rダート1600m牝馬限定戦を予定しています。初勝利を挙げた舞台で今度こそ2勝目ゲットといきたいところです。

[2012.04.19] 美浦TC
 今週の出走を予定しているウインジュビリーは、実戦でも騎乗が決まった横山和騎手が騎乗し、昨日18日(水)にWコースにて最終追い切りがかけられました。
 相手は準オープン馬のサトノデートナでジュビリーが5馬身ほどの先行でスタート。テンからとにかく行きっぷりが良く、直線ではサトノを迎え入れる予定が、まったく追い付けません。これでは併せ馬にならないことから横山和騎手は懸命に手綱を抑えますが、一杯に追われるサトノは最後まで追いつくことができず、ジュビリーはそのまま気合の入った走りでゴールラインを通過しています。
 国枝調教師は併せ馬にならなかったことに苦笑いでしたが、「前走なんかは気持ちが途切れてしまっていたことが敗因。これだけの気合をレースで見せてくれれば、すぐにこのクラスは卒業なんだけどなぁ」と、走りに対しての前向きさには評価を与えていました。
 また、今週のレースで横山和騎手を指名したことについては「前走とは少し変化をつけたくて3キロ減にしてみました。普通に走れば間違いなく勝ち負けなんだから、この減量で何かキッカケを掴んでくれれば」と話していました。その横山和騎手は「とにかく凄い行きっぷりでしたし、非常にいい状態だと感じます。父(横山典騎手)にも特徴は聞きましたし、いい結果が出せるように頑張ります」と、気合の面持ちで語っていました。
 なお、本日19日(木)は追い切り明けということで厩舎周りの運動で調整され、午後の出馬投票では予定通り今週の福島土曜6Rダート1700m牝馬限定戦に横山和騎手で出走が確定しています。夏の降級までに必ずこのクラスは卒業しなくてはいけない馬ですから、今週の勝ち上がりに期待したいところです。

[2012.04.12] 美浦TC
 帰厩後も順調に調整が進められているウインジュビリーは、昨日11日(水)にWコースで追い切りがかけられました。
 単走馬なりで半マイルからの時計という軽めの内容でしたが、非常に前向きな姿を見せ、キビキビとした動きでゴール板を駆け抜けたことに国枝調教師も「馬がだいぶヤル気になっているね。動きは良かったし、これなら来週辺りに行けるかな」と、来週の出走を視野に入れていました。
 現時点では、来週の福島土曜8Rダート1700m牝馬限定戦が本線に挙げられており、同調教師は「右前のヒザも心配ないし、馬体もふっくらと見せていい状態。あとは気持ちの問題だけでしょう」と、レースに行っての精神面をポイントに挙げていました。
 そして本日12日(木)は追い切り明けということで、厩舎周りの運動で様子が見られていました。

[2012.04.05] 美浦TC
 帰厩後も順調に調整が進んでいるウインジュビリーは、昨日4日(水)にWコースを単走で追い切りがかけられました。
 道中は楽な手応えで進み、ゴール前は少し気合を付けられていましたが、それにしっかりと反応。ラスト1Fは12秒8という時計でフィニッシュしています。
 佐藤調教助手は「今日は少しやってみましたが、反応は悪くなかったですね。帰厩してまだ間もないですから、これから少しずつ上向いてくると思います」と話し、気になる右前のヒザについては、「こちらでは一度も熱を持っていません。もちろん歩様にも違和感はありませんし、あまり気にする必要はないかなと思っています」と、心配なしとのことでした。
 冬場は毛ヅヤが悪く、中身の緩さも指摘されていましたが、気温の上昇とともに毛ヅヤが良くなってきましたし、馬体もふっくらと見せており、少しずつ状態は上向いてきていると感じます。来週辺りには復帰戦の具体的なレースも出てくるでしょう。
 なお、本日5日(木)は追い切り翌日ということで、厩舎周りの引き運動で様子が見られていました。

[2012.03.29]
 美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、28日(水)、29日(木)ともに「良」となっています。
 先週23日(金)に美浦トレセンへ帰厩したウインジュビリー。国枝調教師から「放牧先では右ヒザに腫れと熱感があったようですが、こちらへ来て入念にチェックしたところ特に問題ありませんでした。飛節にキズ腫れがあるのが気になるくらいで、あとは特に問題はありません」と、説明がありました。
 帰厩後も元気一杯とのことで、昨日28日(水)は南馬場の角馬場でハッキングを乗られていましたが、歩様に違和感もないことから、本日29日(木)にはWコースで軽めの追い切りがかけられています。
 調教パートナーは古馬500万下ダノンアマンで、それを5馬身ほど追走する形でスタート。直線ではピッタリと体を併せて最後まで馬なりのまま併入フィニッシュとなっています。
 佐藤調教助手は「軽めの内容でしたが、動きは軽快でしたし、状態は良さそうですよ。飛節のキズ腫れには治療を行いながら、右ヒザにも注意して進めていきます」と、話していました。
 500万クラスでは力量上位のジュビリーですから、なんとか夏の降級前にこのクラスを卒業させたいところです。

[2012.03.23]
 ウインジュビリーは、本日23日(金)に美浦トレセン・国枝厩舎に帰厩しています。

[2012.03.21]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「先週金曜日には坂路の3本目にハロン15秒ペースをサーッと行かせました。動きは良かったですし、その後も順調に乗り込んでいたのですが、今週月曜日に右ヒザに腫れと熱感が確認されました。ただ、これは完全に休ませなければいけないほどのものではありませんでしたし、歩様は至って正常でした。念のため現在はハロン20秒ぐらいの軽めペースで様子を見ていますが、おそらく速い時計を出した反動が出たのだと思いますから、こうして少し楽をさせれば、また徐々に元のペースに戻していけるはずです」と話していました。

[2012.03.14]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「現在は坂路でハロン17秒くらいまでペースを上げていますが、動き自体は悪くありません。ただ、精神面はまだ安定していないというのが現状です。馬房でお尻を向ける日があったり、イライラした仕草を見せる時もあります。それでも一時よりは良くなってきていますし、カイバは残さずしっかり食べていて食欲も旺盛です。馬体重も現在508キロで、今までになくふっくらと見せているほどです。しかし、今後はすぐにペースを上げるのではなく、精神状態と相談しながらゆっくり進めていきたいと考えています」と話していました。

[2012.03.07]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「先週末辺りからは坂路でも行く気が出てきましたし、馬房でもお尻を向けている日も少なくなりました。馬房内では変なテンションの時もあったのですが、今は落ち着いていますし、いい精神状態を保っているように見えます。まだ完全に不安が取り除かれたわけではありませんが、状態は上向きにありますので、今後も気分を損ねないようにうまく調整していきたいと思っています。カイバは残さず平らげていて、ふっくらとした馬体をキープしており、今週測定で504キロとなっています」と話していました。

[2012.02.29]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「カイバ食いは良く、馬体は今までにないくらいにふっくらと見せているのですが、どうも精神面に気になるところがあります。坂路でも初日は掛かるように走っていたのですが、その後はグイグイ動いていくところが見られませんし、さらには馬房に戻った後もずっとお尻を向けているんです。現在こうして結果が出ないのは精神面の影響があるのかもしれません。そういう意味では少し間隔を空けてジックリと立て直した方がいいと感じます」と話していました。

[2012.02.22]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「先週火曜日にこちらへ来て、全身をチェックしましたが、レースのダメージもなく、元気一杯でした。馬体に関しても、レース後でも減ることはなく、ふっくらとした状態をキープしています。今週測定で494キロですから、逆にこれ以上太くさせないようにということを心掛けていきます。先週一杯はウォーキングマシンで様子を見ていましたが、今週月曜日から坂路入りを再開しています。乗り出し初日は力が有り余っているのか、興奮気味に掛かるような感じで坂路を上がっていきました。今後は少し落ち着かせながら調整を進めていきます」と話していました。

[2012.02.16]
 先週の東京では上位人気に指示されながらも、直線では本来の走りが見られなかったウインジュビリー。休み明けを1度叩いて状態は上向いていただけに、直線はなんの抵抗もなく下がっていくジュビリーの姿に国枝調教師も首を傾げています。
 「いい頃だったら、あの手応えであそこまで負けるはずがないですからね。本来ならば勝った馬とデットヒートにならなければいけない競馬でした」と、前走を振り返っています。
 続けて、「毛ヅヤも冴えませんし、冬場ということで良化がスローなのかもしれません。ここを叩いて状態がさらに上向いてくれることを期待しています」と、今後の更なる良化を待ち望んでいる様子でした。
 しかし、優先出走権利を逃したことにより、ジュビリーは14日(火)に茨城県にあるビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出ています。

[2012.02.09]
 美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、8日(水)は「稍重」〜「重」、9日(木)は「良」〜「稍重」となっています。なお、8日(水)は坂路の計器故障により、馬場開場の7時から10時40分頃までの坂路時計は不明となっております。
 今週の東京土曜8Rダート1600m牝馬限定戦に向けて調整が進められてきたウインジュビリーは、昨日8日(水)にニューポリトラックコースで併せ馬での最終追い切りがかけられています。
 3歳未勝利ローマンクィーンの4馬身ほど後方からスタートしたジュビリーは、コーナーで進路を内に取って徐々に追い上げにかかります。直線入り口から横並びとなりますが、先輩らしく手応えの差は歴然。強めに追われたローマンクィーンに対して、馬なりのままで最後は半馬身のリードを奪ってゴールに駆け込み、そこから軽く仕掛けられると、さらにリードを広げて動きの良さをアピールしていました。
 「ゴール後もちょっと行ってみたようですが、そのときの反応も良かったです。調教で掛かるところもだいぶ解消されてきていますし、動きはいいですね」と、国枝調教師もこの追い切りには満足げで、「前走は牡馬相手ということもあり、レース振りも期待していたものとは違ってしまいましたが、今回は牝馬限定戦ですし、巻き返したいと思っています」と、力強く語っていました。
 追い切り翌日の本日9日(木)を厩舎周りの運動で調整されたジュビリーは、予定通り内田騎手とのコンビで出走が確定しています。好勝負が期待されるところです。

[2012.02.02]
 美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、1日(水)、2日(木)ともに「良」となっています。
 ウインジュビリーは、昨日1日(水)にWコースで併せ馬での1週前追い切りがかけられました。
 3歳未勝利ジャストジョーイの1秒1後方からスタートすると、意欲満々といった様子で追走。コーナーでは外に進路を取りながらもグッと差を詰めます。横並びとなったラスト1Fでも気合が入れられたジャストジョーイに対して、手綱を動かされることなく併入ゴールという、まさに格上といった走りを見せつけていました。
 国枝調教師も「ちょっと掛かり気味になるところはありますが、順調に調教が進んでいますし、動きも軽快」と、上々の評価を与えてくれています。
 追い切り翌日の本日2日(木)は、厩舎周りの運動で調整されたウインジュビリー。状態を確認した国枝調教師は「前走は大敗になってしまいましたが、地力は高い馬。来週は牝馬限定戦でもありますし、巻き返したいと思っています」と、期待を口にしていました。
 目標としている来週の東京土曜8Rダート1600m牝馬限定戦に向けて、調整は順調に進んでいます。

[2012.01.26]
 美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、25日(水)は「良」〜「稍重」、26日(木)は、すべて「良」となっています。
 先週末21日(土)に美浦トレセンに帰厩したウインジュビリーは、昨日25日(水)にWコースで追い切りがかけられました。
 今週からレースに復帰する内田騎手の騎乗で角馬場に入場してくると、ダクと軽めキャンターでウォーミングアップ。その後、Wコースに移って単走での追い切りに移ります。5F標識付近からやや掛かり気味になりましたが、内田騎手がなだめると素直に従っていましたし、ラスト1Fも脚色が鈍らなかったあたりは評価していいポイントでした。
 「1Fくらい我慢させたら、あとはスムーズでした。動き自体も問題ありませんでしたし、いい状態にあると感じましたよ」と、内田騎手は上々の評価。国枝調教師も「掛かるところがあるのはジュビリーの特徴。体調もいいのでしょう」と納得顔で、2月11日、東京土曜8Rダート1600m牝馬限定戦に向けて調整を進めていくことを改めて宣言しています。同時に、鞍上は内田騎手で臨む方針も明らかにされました。
 なお、追い切り翌日となった本日26日(木)は、厩舎周りの引き運動というメニューを元気一杯にこなしています。

[2012.01.24]
 ウインジュビリーは、先週末21日(土)に美浦トレセン・国枝厩舎へ帰厩しています。

[2012.01.18]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化。15日(日)には坂路の4本目にハロン15秒の追い切りを行いました。
 担当者は「日曜日の追い切りの動きは軽快でした。走りに前向きさが見られましたし、息遣いも良かったです。カイバ食いも良く、体調面も良好だと感じます。馬体重も今週測定で496キロと追い切りを課しても減ることはありません。次走の予定は2月11日、東京土曜8Rダート1600m牝馬限定戦ですので、そこへ向けてキッチリ仕上げて送り出します」と話していました。

[2012.01.12]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化。9日(月)には坂路の4本目にハロン15秒の追い切りを行いました。
 担当者は「年末のレースを使って戻ってきましたが、レースのダメージはありませんでした。到着して3日後からは坂路入りを再開していますので、順調さがお分かりいただけると思います。歩様に硬さは見られませんし、元気もあっていい状態だと感じます。月曜日の追い切りも前向きさが見られましたし、最後まで脚取りはしっかりとしていました。馬体重は今週測定で496キロ。ふっくらとした状態をキープしています。おそらく、そんなに時間は掛からずに帰厩のお声が掛かるはずです」と話していました。また、国枝調教師から「次走は1月21日、中山土曜7Rダート1800m牝馬限定戦も視野にありましたが、少し間隔を空けたいと思います。2月11日、東京土曜8Rダート1600m牝馬限定戦を目標にトレセンに戻します」と、次走の連絡が入りました。

[2012.01.04]
 ウインジュビリーは、昨年末12月27日(火)に茨城県鉾田にあるビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出ています。

[2011.12.22]
 美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、21日(水)、22日(木)ともに「良」となっています。
 ウインジュビリーは、昨日21日(水)にWコースを併せ馬で最終追い切りがかけられました。
 三浦騎手が騎乗する古馬OPサイレントメロディを調教パートナーに迎え、ジュビリーの先行でスタート。4コーナーでは外を回り、残り1Fから併せ馬の形になりましたが、さすが相手はオープン馬というだけあって手応えにはかなりの余裕がありますが、強めに追われたジュビリーはこれに応戦。ラストはジュビリーの脚色に合わせてくれた印象はあるものの、それでも上々の内容で併入フィニッシュとなりました。
 「動きはいいですね。姉のマリアベールもこの時期から一気に力をつけてくれました。休み明けではありますが、いいレースを期待しています」と、国枝調教師は語っていました。
 追い切り明けの本日22日(木)を厩舎周りの運動でコンディション調整を行ったジュビリーに、国枝調教師からは正式に今週の出走が告げられており、今週の中山日曜5Rダート1800mに後藤騎手で出走が確定しています。

[2011.12.15]
 美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、14日(水)は「良」〜「稍重」、15日(木)は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、昨日14日(水)、南Wコースを併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
 後藤騎手が騎乗する2歳未勝利レッドティムールを2馬身の追走でスタート。4コーナーで内を通ったジュビリーは、鞍上が促すと素早く反応し、直線入り口では先行するレッドに体を併せて行きます。ラストは互いに馬なりのままですが、キビキビとした動きを見せて併入でゴール板を駆け抜けていきました。
 「スッと脚を使えていましたし、動きはいいですね」と、国枝調教師はにこやかな表情で好印象を伝えてくれると、出走については来週の中山日曜5Rダート1800mを第一候補にあげて、「そこにいい状態で向かえるように、仕上げを進めていくつもりです」とも語っていました。
 なお、追い切り明けの本日15日(木)は、厩舎周りの引き運動で調整されています。

[2011.12.08]
 美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、7日(水)はニューポリトラックコース以外は「稍重」、8日(木)は、すべて「良」となっています。
 先週末3日(土)に美浦トレセンに帰厩したウインジュビリーは、昨日7日(水)にWコースを併せ馬で追い切りがかけられています。
 調教パートナーは、2歳未勝利レッドティムールで、ジュビリーが追走する形でスタート。4コーナーで外を回って、残り1F地点から体を併せます。ラストはレッドの動きをうかがいながらという感じで、互いに馬なりで併入フィニッシュ。帰厩後としては初の追い切りということで半マイルからでしたが、動きはキビキビとしており、いい状態での帰厩のように感じられます。
 奥村調教助手からは「道中は掛かるようなところがありましたが、体もしっかり使えていましたし、状態は良好のようです」との報告が届いています。
 国枝調教師が香港に出張中ということもあり、復帰戦の予定につきましてはもう少し乗り込みを進めてから目標を設定するとのことでした。
 なお、追い切り翌日の本日8日(木)は、厩舎周りの引き運動での調整が行われています。

[2011.12.02]
 ウインジュビリーは、明日3日(土)にビッグレッドファーム鉾田を退厩、美浦トレセン:国枝厩舎へ帰厩予定です。

[2011.11.30]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「引き続き坂路での調整を行っています。ジュビリーは短距離馬のようにスタートからビュンと行けるタイプではないので、先週の追い切りでは遅れはしましたが、状態面は良好だと感じます。今週は月曜日に坂路を単走で追い切りを行いました。3本目はラスト1ハロン13秒6という時計でしたが、楽に動けていましたよ。先週よりも息の入りは良かったですし、徐々に仕上がりつつあります。馬体に関しても、追い切りをこなしながら490キロ台をキープしていますので、心配はありません。今は検疫がかなり混み合っているようで、国枝調教師も頭を悩ませていらっしゃいましたが、おそらく近日中に帰厩の連絡が入るはずです」と話していました。

[2011.11.23]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「本日、坂路で併せ馬の追い切りを行いました。相手は短距離馬でグイグイ動くタイプなので、ジュビリーは先着を許してしまいましたが、動きは悪くなかったですよ。追い切り後もカイバ食いはいいですし、馬体は日に日に増えてきています。来た当初はかなり寂しく映った馬体も今は太いくらいですから、今後もコンスタントに追い切りをこなしていきます。こちらもかなり寒くなってきたこともあって毛ヅヤは相変わらずあまり冴えませんが、馬は元気一杯で、体調面は良好だと感じます。国枝調教師にも随時連絡をしていますし、あとはお声が掛かるのを待つだけですね」と話していました。

[2011.11.16]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「昨日は坂路の3本目にハロン15〜15秒の追い切りを行いました。軽めのペースの1、2本目はそうでもありませんが、3本目に速いところを行くと自分からグイグイとハミを取って進んでいました。動きに関してはマズマズといったところでまだ良化の余地はありそうですが、暮れの中山開催には十分な仕上げで臨めそうです。長距離輸送で大きく減った体は、今は太いぐらいまで戻っていますのでもう心配いらないでしょう。国枝調教師からは『検疫のキャンセルが回ってきたらすぐにトレセンへ戻す段取りを組みます』と伺っていますし、近日中に帰厩の連絡が入るはずです」と話していました。

[2011.11.09]
 現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「こちらへ来た時はかなり馬体が細く感じたのですが、すぐに回復しました。輸送で体は減りましたが、体調自体は良かったですし、到着してすぐにカイバをペロリと平らげていましたからね。1〜2週間もすればすぐに馬体は回復すると思っていましたが、そこまで時間は掛かりませんでした。3日後の測定で496キロまで回復して、見た目にもかなりフックラとしていました。国枝調教師とお話したところ、『輸送で馬体を減らすけれど、すぐに戻るタイプ』とのことで、まさにその通りでしたね。先週末の土曜日から坂路に入れ始め、現在は坂路を3本、ハロン18秒ペースで乗っています。今週末にはハロン15秒を行くつもりですので、その時の動きを見て、国枝調教師と帰厩の話を詰めたいと思っています」と話していました。

[2011.11.02]
 11/1(火)に北海道・新冠のコスモヴューファームを退厩、11/2(水)に茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。
 国枝調教師から「ジュビリーですが、コスモヴューファームでもしっかりと追い切りをこなしていましたし、いい状態をキープしていました。ですので、検疫の空きが出た時、すぐに帰厩できるようにトレセン近郊まで移動させておきました。今後は検疫のキャンセル待ちに申し込んでいきますので、それがうまく回ってくればすぐにトレセンへ移動させるつもりです」と、移動の連絡が入りました。
 また、ビッグレッドファーム鉾田の担当者は「今朝こちらに到着しました。輸送熱はなく元気一杯だったのですが、第一印象は『馬体が細いな』ということ。コスモヴューファームでは調教を積んで488キロで送り出したということでしたが、今日の測定で474キロと、長距離輸送の影響で少し馬体が減ったみたいです。ただ、元気はありますし、カイバもペロリと平らげていましたから、そこまで心配することはないでしょう。2、3日もすればすぐに減った体重は戻ると思います。おそらくすぐに帰厩ということになりますので、ウチでは調整程度で送り出します」と話していました。

[2011.10.26]
 現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。歩運動後、800mの坂路をキャンターにて1本〜2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「引き続き坂路で調整を続けていますが、今週は時計は出していません。もうかなりのところまで仕上がっていますので、これ以上ビシビシ進めることはないと判断しました。こちらへ来た時はまだ芯が入っておらず、緩さが残っている状況でしたが、それも少しずつ解消されてきました。成長を感じますが、ジュビリーはまだまだこれからのタイプだと思いますよ。姉のマリアベールも年齢を重ねて本格化したように、ジュビリーもそのタイプなのだと思います。国枝調教師に状態を報告したところ、『帰厩へ向けて近場へ移動させておきましょう』ということになりましたので、近々ビッグレッドファーム鉾田へ移動し、そこでワンクッション置いて、トレセンへ入厩することになります」と話していました。

[2011.10.19]
 現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。歩運動後、800mの坂路をキャンターにて1本〜2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「先週は少し疲れのサインが見えたので楽をさせましたが、その効果かそこからグンと調子を上げてきました。元気も出てきましたし、馬体のハリも良くなりました。早い段階で疲れのサインに気付いて、休みを与えてあげられたのが良かったのだと思いますよ。今朝は坂路でハロン15秒を切る追い切りを行いましたが、軽快な動きでした。ここの坂路はトレセン以上の勾配で馬にはかなりキツいのですが、こうして楽に上がれるのは能力がある証拠だと思います。馬体重は今週測定で490キロと、フックラとした馬体をキープしています。今後は疲れも取りきれたことですし、コンスタントに追い切りを重ねていきます」と話していました。

[2011.10.12]
 現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「順調に坂路調教を進めていたのですが、昨日、少し元気がないのが気になりました。歩様が悪くなったり、極端にグッタリしたりというわけではありませんでしたが、そういう小さなサインも見逃したくはありません。ですので、今日は乗り運動を控えて少し楽をさせました。ここまで休みなく勾配のキツい坂路を毎日上がっていたわけですから、少し疲れが溜まってきていたのだと思います。疲れがドッと出る前にひと息入れてあげられれば、回復も早いはずですから、この休養は必ずいい方向へ転ぶと思います。もう今日の午後には元気が出ていましたから、近々様子を見て、乗り運動を再開するつもりです」と話していました。

[2011.10.05]
 現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて1本〜2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「引き続き、坂路を日によって1本〜2本というメニューで調整を進めています。相変わらず普段の調教では、自分からハミを取って行く気を見せてくれていますし、いい動きを見せています。ただ、まだ馬体にしっかりと芯が通った印象ではありませんので、今後の伸びシロも期待できると思います。また、馬体面に関してはこちらへ来てからずっと寂しくは見せませんし、他にも大きな課題は見当たりませんので、このまま乗り進めて行きたいと思います」と話していました。

[2011.09.28]
 現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて1本〜2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「引き続き、坂路を日によって1本〜2本というメニューで調整を進めています。先週までは、裸足の状態を少し気にするところがありましたが、今はほとんど気にしなくなってきています。普段の調教では気持ちが前向きでいい動きを見せていますし、順調に乗り進めています。こちらへ移動直後はテンションが高いところがありましたが、今はもうすっかり環境に馴染んでくれたようで、とてもリラックスしています。馬体重は今週測定で488キロと逞しい体つきをしていますし、もう馬体減りは問題ありません」と話していました。

[2011.09.21]
 現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて1本〜2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「引き続き、坂路を日によって1本〜2本というメニューで調整を進めています。先週は、蹄鉄を外したことで、少し気にする歩様を見せていたのですが、最近は回復傾向にあります。坂路に行かせてしまえば、先週でもスムーズな動きを見せていましたし、あまり心配することではないと思います。気持ちも前向きで、キビキビとした動きを見せていますし、今週の金曜日には少し速いところをやりたいと考えています。馬体重は488キロで牝馬とは思えないほどですが、まだ芯は入りきっていないという印象を受けます。姉のマリアベールが古馬になってから力を付けてきたように、妹のジュビリーもそういうタイプだと感じます」と話していました。

[2011.09.14]
 現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「引き続き坂路2本のメニューで調整を進めています。こちらへ来てすぐに蹄鉄を外していますが、ここへ来て裸足を少し気にしているようでゴツゴツした歩様を見せるようになってきました。先週まではそんな兆候はありませんでしたので少し驚いているのですが、普段の調教は問題なくこなしてくれていますので、このペースで進めて慣れてくれれば自然と歩様も良くなってくるでしょうから心配はしていません。こちらへ来た当初はテンションが一時的に高くなるところはありましたが、今はそんなこともありませんし、リラックスしています。馬体重は数字では減りましたが、シルエットは全く細く映りません。このまま順調に乗り込みを重ねていきたいと思います」と話していました。

[2011.09.07]
 現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
 担当者は「競馬を使った翌週にこちらへ来ましたが、馬体に大きなダメージは見られませんでしたので、早速坂路を中心に調整を進めています。ウチへきてからは蹄鉄を脱がせて裸足の状態にしているのですが、これを気にする素振りは見られません。馬によっては裸足に慣れるまでに時間が掛かるケースもあるものですが、この点に関しては、ジュビリーは問題ないようですね。こちらへ到着直後は時折テンションが高くなることもありましたが、徐々に環境にも慣れてきて今は落ち着きを取り戻しています。馬体重は今週計測で476キロ。前走時から少し減ってしまいましたが、見た目にはさほど気になりません」と話していました。

[2011.09.01]
 先週は断然の人気に支持されながら、3着に敗れたウインジュビリー。レース後は、馬体の確認を行った後、30日(火)に北海道新冠にあるコスモヴューファームへ放牧に出ました。
 国枝調教師は「溜めてもキレるタイプではないので、勝ち馬と一緒にスパートしていたら、結果も違ったかもしれません」と、レースを振り返っていましたが、「それでも、硬さが残っていたのは事実ですし、まだ馬体に芯が入っていないのも事実。これから本当の力を身につける馬ですから、長い目で見ていきましょう。姉のウインマリアベールのように、古馬になったら必ずいい仕事をしてくれますから」と、気持ちを切り替えていました。
 なお、今後は短期リフレッシュ放牧を経て、秋の東京開催での出走を視野に入れています。

[2011.08.25]
 札幌競馬場、馬場開場時間は午前5時半。馬場状態は、24日(水)、25日(木)ともに「良」となっています。
 今週の出走を目標に調整が進められているウインジュビリーは、昨日24日(水)にダートコースで追い切りがかけられました。
 椎本調教助手が騎乗して角馬場でウォーミングアップを施された後、ダートコースに入場。中1週での出走を考慮されて、単走で15〜15秒ほどのペースから、しまいをサッと伸ばすという内容ではありましたが、シッカリとした脚取りは好感が持てるものでした。椎本助手も「レース後もカイバも良く食べていますし、走りにはリキみも見られません。至って順調です」と、満足げに語っています。
 また、この報告を受けた国枝調教師は正式に今週の札幌日曜6Rダート1700m牝馬限定戦へ横山典騎手での出走を表明しており、「休み明けの前走も内容の良いレースをすることができました。引き続きいい状態で臨むことできますし、前回よりも上の着順を期待したいところです」と、連絡してくれています。
 なお、今朝25日(木)は、追い切り翌日ということで厩舎周りの引き運動で調整が行われていました。

[2011.08.18]
 札幌競馬場、馬場開場時間は午前5時半。馬場状態は、17日(水)「不良」、18日(木)「稍重」となっています。
 先週の札幌で戦列に復帰したウインジュビリーですが、いったん先頭に立ちながらも最後の最後にかわされて2着惜敗というレース内容に「本当に惜しいレースでした。ですが、初めての古馬との対戦ということを考慮すると、内容は評価できると思っています」と、国枝調教師は悔しさと満足感が入り混じった表情を浮かべていました。
 レース後の回復は順調で、早速、昨日17日(水)から乗り運動を再開。本日18日(木)は、ダートコースを軽めのキャンターで周回しています。「レース後も特に変わりはありません。元気は十分です」と、椎本調教助手から美浦トレセンに戻った国枝調教師に報告が入り、その後、国枝調教師から「中1週の間隔で来週の出走を考えながら調整を進めさせてください」という連絡がありました。
 これにより、来週の札幌日曜6Rダート1700m牝馬限定戦への出走が濃厚となっています。

[2011.08.11]
 札幌競馬場、馬場開場時間は午前5時半。馬場状態は、10日(水)、11日(木)ともに、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、昨日10日(水)にダートコースを単走で最終追い切りがかけられました。レースでも手綱を取る予定となっている横山典騎手を鞍上に角馬場に入りウォーミングアップ。その後、ダートコースに移ったジュビリーですが、現地で指揮を執る国枝調教師からの指示が「馬のリズムを重点に走らせるように」ということもあって、ペース自体はゆったりとしたものになりました。手応えもラストまで馬なりで、時計も目立つものではありませんでしたが、「これでいい。体つきもフックラしていてプラス体重での出走になるでしょうが、態勢は整っていますね」と、笑顔で語っていました。
 また、本日11日(木)は、厩舎周りの引き運動で調整。ジュビリーの状態を確認した国枝調教師から「もちろん、予定通りに行きますよ」と、正式にGOサインが出たことで、今週の札幌土曜9Rダート1700m牝馬限定戦に出馬投票することが決まりました。鞍上には新コンビとなる横山典騎手を迎えますから、また違った一面が見られるのでは、ということも期待されます。

[2011.08.04]
 札幌競馬場、馬場開場時間は午前5時半。馬場状態は、3日(水)、4日(木)ともに、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、昨日3日(水)にダートコースで単走の追い切りがかけられています。
 持ち乗りの中村調教助手の騎乗で角馬場に入り、ダクを中心に乗り込まれた後、ダートコースに移り追い切りに臨みます。テンは15秒ほどのゆったりとしたペースでしたが、徐々にスピードを上げて直線に向かいます。「きょうは追っておくように」という指示を受けたという中村助手でしたから、残り1Fからは一杯に追われましたが、反応は良好でした。
 「きょうも動きは良かったですし、カイバを食べるスピードが早いことからも体調の良さが伝わってきます」と、中村助手がニッコリしていたように、来週の出走に向けて、いたって順調な調整過程となっています。
 なお、追い切り明けとなる本日4日(木)は厩舎周りの引き運動で調整が行われていました。

[2011.07.29]
 今朝の札幌競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温22度、天候は曇り。引き続きの曇天模様です。今週は北海道らしいスッキリとした青空が望めませんでした。馬場状態は「良」です。
 ウインジュビリーは、中村調教助手の騎乗で角馬場に入り、ダクを踏んだ後にダートコースに入ってキャンターで1周しています。
 「ボクが担当していた小倉遠征時は、ソエが少しあったということもありますが、その頃と比べてシッカリしていますよね。引き続き落ち着きもあって、この環境にも馴染んでいます」と中村助手は話していました。札幌競馬場でも順調に過ごせているようです。

[2011.07.28]
 今朝の札幌競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温22度、天候は曇り時々晴れ。湿度が高く、気温も札幌としては高めで、不快指数の高い1日でした。馬場状態は「良」となっています。
 昨日、帰厩後初めての時計をマークしたウインジュビリーですから、今朝は厩舎周りの運動で調整が行なわれていました。
 「追い切り後もテンションなどに変わりはありませんし、カイバもきちんと食べています」と、中村調教助手からの報告です。体つきも良好ですし、体調も良さそうです。

[2011.07.27]
 今朝の札幌競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温21度、天候は曇り時々晴れ。先週から競馬場施設が開放された札幌競馬場は、検疫申込が殺到していて、なかなか入厩するのに困難な状況が続いています。馬場状態は「良」です。
 先週末土曜日に札幌競馬場にある国枝厩舎出張馬房へ入厩を果たしたウインジュビリー。今朝は中村調教助手の騎乗で角馬場に入ると、ダクを中心に体をほぐした後、ダートコースに移動して、入厩後最初となる追い切りがかけられました。
 単走馬なりの軽めの内容ではありますが、ラストはキビキビと動けており、「状態はいいですね。以前と比べてイライラするようなところもなくなっています。少しずつ大人の女になっているんでしょうね」と、中村助手は笑顔で語っていました。
 札幌開幕週となる、8月13日、札幌土曜9Rダート1700m牝馬限定戦への出走を目標に仕上げられています。

[2011.07.20]
 現在、北海道・門別のファンタストクラブにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、角馬場にてハッキング1500m、坂路をキャンターにて2本、またはダートコースにてキャンター2000mを消化しています。
 担当者は「熱発の影響はなく、元気いっぱいです。元々グッタリしていたわけではありませんし、元気はありましたからね。あまり心配はしていませんでしたが、その通り今は順調に来ています。ということで、早速、先週の土曜日に坂路で3ハロン44秒、2ハロン27秒のところをやりました。キビキビとした動きを見せてくれましたし、熱発の影響をまったく感じさせませんでした。さらには、今日もウインブシドウとの併せ馬での追い切り。今日は先行だったのですが、リキみ過ぎずにスムーズに走れていました。登坂後も息はすぐに戻りましたし、これならもう大丈夫。国枝調教師に追い切りの動きを連絡したところ、『札幌開催へ向けて移動の段取りを組みます』とのことでした。今は検疫が非常に混み合っていて、スムーズに入退厩ができない状況ですが、ウチとしてはいつお声が掛かってもいいように準備しておきます」と話していました。

[2011.07.13]
 現在、北海道・門別のファンタストクラブにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、角馬場にてハッキング1500m、坂路をキャンターにて2本、またはダートコースにてキャンター2000mを消化しています。
 担当者は「順調に調整が進んでいたのですが、金曜日に熱発してしまったんです。馬自身はヘタっているという感じではなかったのですが、熱を測ったら39度4分もあったんです。もちろん翌日からは舎飼で様子を見て、日曜日まで休ませました。しっかりと休ませたことで、熱は平熱に戻り、元気も出てきました。ですので、月曜日からはダートコースへ入れ、今日からは坂路2本のメニューに戻しています。3日間休ませはしましたが、ここまで緩めずビッシリと調整を積んでいましたから、多少の休養期間では緩んではきませんよ。さすがに今日は追い切りは行いませんでしたが、週末にはハロン15〜15秒がやれそうです。国枝調教師も心配して連絡をくださいましたが、『札幌の早い段階での出走に狂いはありません』と伝えさせていただきました」と話していました。

[2011.07.06]
 現在、北海道・門別のファンタストクラブにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、角馬場にてハッキング1500m、坂路をキャンターにて2本、またはダートコースにてキャンター2000mを消化しています。
 担当者は「引き続き、ダートコースと坂路を併用しています。今日もウインブシドウを先行させて、追いかける形で追い切りを行いましたが、引っ張りきれない手応えでしたよ。来た当初の体が寂しい時はここまでの気合乗りは見せなかったですし、状態が良くなったからこそ、こうして気持ちも前向きになってきたんだと思います。これだけコンスタントに追い切りをこなしても、馬体は減るどころか、ドンドン増えてきます。今週測定で506キロでしたから、フックラと見せるのも当然ですよね。先週金曜日に稽古を見にこられた国枝調教師も『いや〜、フックラしたね。動きも良かったし、これなら予定の前倒しも考えないと』とおっしゃっていました。今後は長めの追い切りをこなして、息を作っていきます。その時点で再度国枝調教師と相談しますが、札幌の初っ端には十分間に合うでしょう」と話していました。

[2011.06.29]
 現在、北海道・門別のファンタストクラブにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、角馬場にてハッキング1500m、坂路をキャンターにて2本、またはダートコースにてキャンター2000mを消化しています。
 担当者は「引き続き、ダートコースと坂路を併用しています。馬体に関しては、1日4回のカイバをバリバリ食べていますので、先週よりもさらに増えた感じです。おそらく500キロを超えてきたんじゃないかと思います。レース後に北海道までの長距離輸送でしたから、一時は450キロ台まで減ってしまいましたが、この短期間でここまで戻してくるとは驚きです。もちろん、これは馬体の疲れがないからでしょう。さらには、最近、坂路へ行くともの凄い気合乗りで走っていくんです。併せ馬で先行させると、ビュンビュン飛ばしていってしまうので、追い切りが速くなってしまうほどなんです。ですので、昨日はウインブシドウの後ろで我慢させてハロン15〜15秒にとどめました。しかし、これはいい傾向ですよ。馬が走りたいという気持ちになっているわけですから。札幌開催の開幕週でも十分間に合いそうです」と話していました。

[2011.06.22]
 現在、北海道・門別のファンタストクラブにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、角馬場にてハッキング1500m、坂路をキャンターにて2本、またはダートコースにてキャンター2000mを消化しています。
 担当者は「引き続き、ダートコースと坂路を併用しています。馬体に関しては、1日4回のカイバを残さず平らげているもんですから、一気に増えました。腹周りにも余裕が出てきましたし、お尻もひと回り大きくなったんです。それで今週馬体重を量ったら、496キロ。この2週間ほどで一気に40キロほど増えた計算です。もちろん、これは疲れが取れて、吸収が良くなったからというのがあるんでしょうね。普段でも元気一杯で覇気も出てきました。逆に太くなり過ぎるのを注意しなくてはいけないので、今後は少しペースを上げていきます。当初はかなりダメージが感じられましたので、立ち上げるまで少し時間が掛かるかなと思いましたが、思いのほか回復は早かったです。疲れも取れ、馬体も戻れば、ドンドン調教のペースは上げられます。この感じなら、おそらく札幌開催の早い段階での出走となるでしょう」と話していました。

[2011.06.15]
 現在、北海道・門別のファンタストクラブにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、角馬場にてハッキング1500m、坂路をキャンターにて2本、またはダートコースにてキャンター2000mを消化しています。
 担当者は「馬体はガクッと減ってダメージはありましたが、どこが痛いとか、歩様が悪いというのはありませんでしたからね。ゆっくり休ませて馬体を戻すのは楽ですが、そうやって増やした肉はすぐにしぼんでしまいますし、いい形に持っていくのには余計に時間が掛かってしまうんです。ウチでの基本は乗りながら馬体を戻すということ。ですので、今週からは全長1200mの坂路を2本というメニューで、そのペースはハロン18秒まで上げています。乗り手も『背中がいいですね』と褒めるくらいですから、やはり能力はあるんでしょう。あとは、馬体の回復ですが、まだカイバを残す日があります。なんとか工夫して1日4回に分けてカイバを与えるようにしてからは、かなりの量を食べてくれるようになりましたが、それでもまだ万全ではありません。ただ、見た目にはお腹周りもフックラしましたし、先週より10キロくらいは増えた感じですよ」と話していました。

[2011.06.08]
 現在、北海道・門別のファンタストクラブにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、角馬場にてハッキング1500m、坂路をハッキングにて2本、またはダートコースにてキャンター2000mを消化しています。
 担当者は「競馬を使った後ですから、馬体のチェックを行いましたが、筋肉の傷みはありませんでしたし、脚元もスッキリとしています。疲れはなさそうに見えましたが、気になったのは馬体の細さ。初めての馬ですから、以前との比較はできませんが、明らかに腹回りが寂しく映ります。馬体重を量ったところ、458キロでした。前走が476キロでしたから、20キロほど減ったということですね。さらには、カイバ食いがあまり良くないんです。食べるスピードもゆっくりですし、来てから3日間ほどはカイバを残していたんです。そういう意味では見えないところのダメージというのがあったのかもしれませんね。国枝調教師からは『次は札幌開催なので、まずはゆっくりさせてあげて』と言われていますので、指示通り、リフレッシュさせてあげましょう。とはいえ、坂路を軽く上がらせてはいるんですよ。運動をしながら、馬体を戻すというのが理想です」と話していました。

[2011.06.01]
 先週の東京で昇級戦に挑戦したウインジュビリー。結果は惜しくも連勝にはならず3着でしたが、国枝調教師は「勝ったと思ったんだけどなぁ。最後で同じ脚色になってしまいましたね」と、悔しそうに振り返っていました。
 しかし、「昇級戦でも控える競馬でシッカリ走ってきたのは間違いなく今後に繋がります。元々これからと思っている馬。ここで少し休みを入れて、今後の活躍に備えましょう」と、姉ウインマリアベールと同じような成長過程を睨んで、予定通り放牧を指示。本日、午前発の馬運車で、北海道・門別にあるファンタストクラブへ放牧に出ています。ひと回り成長して戻ってきてくれることでしょう。

[2011.05.27]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は曇り。空には雲が多くかかっていますが、調教中には雨は持ちこたえてくれました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 明日の東京7Rダート1600m牝馬限定戦に後藤騎手とのコンビで出走が確定したウインジュビリーは、今朝も佐藤調教助手の騎乗で南馬場に入場。角馬場で体をほぐした後は、Aコースに移ってキャンターで1周というメニューで最終調整を完了しています。
 「前走は控える競馬でジョッキーがいい騎乗をしてくれたし、あの勝利がジュビリーにもいい影響をもたらしてくれているように思えます」と、初勝利の効果が精神面をアップさせていることを陣営は感じているようです。今回は昇級戦になりますが、「順調に来ています。我慢も効くはずですから、クラスがどうのというタイプではないと思っています。いい競馬ができるでしょう」と、国枝調教師も期待の口ぶりでした。連勝を目指して頑張ってもらいたいところです。

[2011.05.26]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温10度、天候は曇り。厚い雲が広がり、今にも雨が落ちてきそうな空模様でした。馬場状態はすべて回復して、「良」となっています。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、今朝は厩舎周りの引き運動のみで調整が行われました。
 「ソエから開放されたことで、生き生きしています」と、この中間は付きっ切りで調教をつけてきた佐藤調教助手は、状態の良さを笑顔で伝えてくれました。最近では矯正馬具を外していますが、「それでもハミに頼るような走り方は解消してきているのはいい点だね」と、短期間での成長も認めてくれています。
 予定通り、今週の東京土曜6Rダート1600m牝馬限定戦(6Rから7Rにレース番号が変更になっておりますのでご注意ください)に後藤騎手で出馬投票を行うとのことでした。

[2011.05.25]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温10度、天候は晴れ。昨日の雨の影響からか早朝は冷たい空気に包まれましたが、それもつかの間ですぐにポカポカ陽気となっています。ただ、馬場は湿り気が残っており、ニューポリトラックコース以外は「稍重」でした。
 今週の東京土曜6Rダート1600m牝馬限定戦に出走を予定しているウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場へ入場。時間をかけてダクと軽めキャンターを行った後、坂路コースに移って最終追い切りがかけられました。
 出だしからキビキビした動きを見せると、単走ながらラストを強めに追われて4F51秒2、ラスト1F12秒7のタイムをマーク。動きを見守っていた国枝調教師から「仕上がり過程がいいので、最終追い切りは単走にしましたが、動きは良かったですね。あとは後藤がどう乗るかだけです」という笑顔の報告が届いています。鞍上は、先週のオークスを制した後藤騎手を予定しているとのことで、その手綱捌きにも期待をかけていました。

[2011.05.20]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温16度、天候は晴れ。本日も高気圧に覆われて青空が広がっています。気温も高く、半袖姿が目立っていました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 佐藤調教助手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインジュビリー。角馬場でたっぷり時間をかけてダクと軽めキャンターでの乗り込みと、Aコースでのキャンター1周半で調整を行いました。
 「いたって順調に来ています。ひとつ勝利を挙げたことで精神的な成長が感じられますし、いい状態で来週の競馬に臨めると思います」と、佐藤助手は順調を告げてくれました。
 来週の出走に向けて、準備は着々と進んでいます。

[2011.05.19]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温12度、天候は晴れ。引き続き好天に恵まれた今日も穏やかな風が吹き、爽やかな一日でした。馬場状態は、すべて「良」です。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、今朝は厩舎周りの引き運動で調整が行われました。
 前走時には馬体重が減り、現在はその時のシルエットとそれほど変わらない状態ではありますが、「細く映るわけではないからね。カイバもシッカリ食べていますから、暖かくなってきた今ぐらいの時期は、これくらいの状態でいいと思っています」と、国枝調教師は語っていました。

[2011.05.18]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温13度、天候は晴れ。早朝にかかっていたモヤが晴れると、その後は一気に気温が上昇。昼前には汗ばむほどの陽気でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場へ入場。角馬場でのダクと軽めキャンターを行った後は、坂路コースに移動して、3歳500万下ランブイエとの併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
 後藤騎手が騎乗するランブイエを2馬身ほど追走する形でスタートしたジュビリーは、徐々に差を詰めていきますが、ラストの手応えは馬なりのランブイエが上。ラスト1Fだけ手綱を押されて半馬身まで詰め寄ったところでゴールを迎えてしまいました。
 4Fの時計はエラー表示になりましたが、ランブイエの時計から推察すると4F51秒を切っているのは確実で、国枝調教師は「向こうはジョッキーが乗っていたし、ジュビリーは十分すぎるくらいの動き。至って順調」と、とても満足そうでした。
 予定通り、来週の東京土曜6Rダート1600m牝馬限定戦へ向けて、仕上げの過程は順調そのものです。

[2011.05.13]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温16度、天候は曇り。暑くなるという予報でしたが、意外にも厚い雲に覆われていたこともあって、午前中の気温の上昇は緩やかで、調教は楽でした。馬場状態の回復は遅く、ニューポリトラックコース以外は、「稍重」〜「重」となっています。
 今朝のウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダクと軽めキャンターを行った後、坂路では15〜15秒ほどのペースで登坂を行いました。
 佐藤助手から「元気いっぱい」という報告を受けた国枝調教師も、「初勝利をあげたこともあって、だいぶ波に乗ってきているようだね」と、笑みを浮かべていました。順調です。

[2011.05.12]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温14度、天候は曇りのち小雨。早朝にいったんは止んだ雨が、再びぶ厚い雨雲とともにぶり返してきています。もちろん今日の馬場状態もニューポリトラックコース以外は、「重」〜「不良」でした。
 ウインジュビリーは、追い切り明けですから厩舎周りの引き運動で調整が行われています。
 5月28日、東京土曜6Rダート1600m牝馬限定戦への出走を目標としていますが、前走で手綱を取った蛯名騎手が当日は「金鯱賞」の騎乗で京都へ遠征が決まってしまったとのことで、国枝調教師はすかさず鞍上の確保に乗り出すと、「調教にも騎乗歴がある」ということで、後藤騎手に依頼を行ったそうです。

[2011.05.11]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は雨。本降りではないものの、ずっと降り続いていたことで、馬場はたっぷりと水分を含んでいました。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「重」〜「不良」となっています。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダク中心の乗り込みでウォーミングアップを済ませると、坂路では単走での追い切りがかけられました。
 単走で馬なりというやや軽めの内容ながらも、シッカリした走りができており、騎乗した佐藤助手も「以前に比べて気持ちに余裕が出てきているし、こちらの指示に対しても従順になっています」と、成長を認めてくれています。
 予定通り、5月28日、東京土曜6Rダート1600m牝馬限定戦を目標に進めていくことに変更はありません。

[2011.05.06]
 前走後から千葉県・香取市にある菅井牧場内、ジョイナスファームへ放牧に出ていたウインジュビリーが、本日、美浦トレセン・国枝厩舎に帰厩しています。  「元々カイバ食いがいいタイプですし、体に問題はありません。前走の内容も良かったので、次もいい競馬を期待しています」と国枝調教師は語っており、次走は当初の予定通り、5月28日、東京土曜6Rダート1600m牝馬限定戦を目標に、調整を進めていくことになっています。

[2011.04.27]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター1400mを消化しています。
 担当者は「戻ってきて少し馬体は細くなった印象ですが、前回来た時はもっとゲッソリしていたので、今回はそれほどでもないという印象です。馬もウチはリラックスできるところというのを理解しているみたいで、戻ってきてからは元気一杯で、カイバもモリモリ食べるんです。この1週間でグンと体が増えましたので、もう心配はないでしょう。前回はソエを気にするところがありましたが、今回は歩様はシャンシャンしていますし、患部をギュッと握っても反応すらありません。成長とともにしっかりと固まってきたんでしょうね。筋肉の傷みなどもありませんので、レースのダメージはまったくないと断言できます。むしろ競馬を1回使ってこれからさらに良くなりそうな雰囲気です。国枝調教師からは『早ければ今週末。遅くとも来週にはトレセンに戻す』とのことですので、今以上に精神的にリラックスさせた状態にさせたいですね」と話していました。

[2011.04.27]
 先週の東京日曜1Rで待望の初勝利を挙げたウインジュビリー。早くも次走の目標を、5月28日、東京土曜6Rダート1600m牝馬限定戦に定めたそうです。ですが、その前に短期間ですがリフレッシュさせてあげようということが決まり、本日、千葉県・香取市にある菅井牧場内、ジョイナスファームへ放牧に出ています。
 「レース後も特に問題ありませんでしたが、少し体が減っていましたから、ちょっとだけお休みさせてあげることになりました。でも、カイバ食いはずっと旺盛ですし、体を戻すのに時間はかからないと思います」と、佐藤調教助手は話していました。

[2011.04.22]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温12度、天候は曇り。引き続き曇天模様でしたが、風は穏やかで過ごしやすい一日。調教もはかどります。馬場状態は、すべて「良」でした。
 今週の東京日曜1Rダート1600mに出走が確定したウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場に入り、角馬場でのダクとAコースで軽めキャンターを行った後、坂路コースに移って強めのキャンターで登坂を消化しています。
 「元気いっぱいですね。坂路に入るとちょっと元気すぎるようなところがあって、掛かり気味になることもありますが、レースでは大丈夫でしょうし、体調はいいですよ。そろそろなんとかしなくては」と、佐藤助手は語っていました。今週の競馬で惜敗にピリオドを打ちたいところです。

[2011.04.21]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温8度、天候は曇り。厚い雲に覆われて、ぐずついた空模様。気温も思うように上がらず、寒く感じる一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、追い切り明けですから、厩舎周りの運動のみで調整が行われました。
 引き続き元気一杯の姿を見せており、「ソエも顔を出していませんし、調整も順調にいきました」と、国枝調教師からも自然と笑顔がこぼれます。
 初勝利を間近にして足踏みを続けている現状を打破するべく、調教もひと工夫されていますし、その効果が現れてくれることを期待したいと思います。
 予定通り、今週の東京日曜1Rダート1600m牝馬限定戦に蛯名騎手で出馬投票を行います。

[2011.04.20]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温3度、天候は晴れ。東京開催がいよいよ始まるとあって、報道陣も多数詰めかけ、久しぶりに活気が戻ってきました。なお、馬場開場時間ですが、予定から2週間遅れで今週から6時に変更となっています。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「重」でした。
 今週の出走を予定しているウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダクを中心に乗り込んだ後、Aコースに移って軽めキャンターでウォーミングアップ。そこから坂路コースに移動して、三浦騎手騎乗の古馬1000万下トムトムとの併せ馬で最終追い切りがかけられました。
 先行するトムトムを2馬身ほどの追いかける形でスタート。内に位置を取りながらラストの2F付近でその差を半馬身差ほどに縮めます。そこからさらに徐々に追い上げると、ゴールでは体を併せてフィニッシュ。騎乗した佐藤助手は納得の表情で、「今日は馬場状態が悪かったので、これだけ動ければ十分でしょう」と、好感触を伝えてくれています。
 出走レースについては、今週の東京日曜1Rダート1600m牝馬限定戦が本線で、鞍上は蛯名騎手を予定しているとのことでした。なお、先週の調教で使用したクロス鼻革ですが、これを装着すると掛かり気味に走ってしまうということで、昨日からキネトン鼻革に装備を替えたそうですが「ジュビリーにはこっちの方がマッチしているみたい。おかげで先週よりスムーズに走れていた」と、佐藤助手は伝えてくれています。

[2011.04.15]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温11度、天候は晴れ。午前9時には20度を超えて暑いくらいの陽気。桜も一気に満開です。馬場状態は、すべて「良」でした。なお、Aコースは路盤工事のため、本日から17日日曜日まで閉鎖となっています。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場経由で坂路へ移動すると、15〜15秒ほどのラップを刻む登坂を行い、順調ぶりをアピールしています。
 「本当に元気がいいですよ。クロス鼻革はまだ慣れきっていない様子もありますが、これでタメが利くようになってくれると思っているんです」と、佐藤助手は期待を口にしていました。来週の出走に向けての調整は、順調そのものといったところです。

[2011.04.14]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は晴れ。空気が冷たく感じたのは早朝だけで、すぐに気温は上昇。上着の必要がない暖かさとなりました。馬場状態は、今日もすべて「良」となっています。
 追い切り明けのウインジュビリーは、今朝は角馬場でダクのみという軽めのメニューでしたが、馬場に入っての乗り込みでコンディション調整が行われました。
 ジュビリーの追い切り明けといえば、厩舎周りでの引き運動が定番となっていますが、「調教で気持ちが掛かるようなところがあったので、乗ることで気持ちを抜いてあげようということにしたんです」と、国枝調教師は説明してくれており、状況に合わせて素早く対応する国枝厩舎らしさが垣間見えるシーンでした。
 なお、来週の出走については、来週の東京日曜1Rダート1600m牝馬限定戦が第一候補となっており、その場合は蛯名騎手を予定しているとのことでした。

[2011.04.13]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。相変わらず余震は続いていますが、春らしい陽気が気持ちを穏やかにしてくれます。美浦トレセンの桜も見ごろになってきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。なお、節電対策のために今週も開場時間は7時となりました。
 いつものように奥村調教助手を背にしたウインジュビリーは、南馬場へと入場。角馬場とAコース1周でウォーミングアップを済ませると、続けて坂路コースに移り、後藤騎手が騎乗する3歳500万下サトノピースピースとの併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
 ジュビリーの先行でスタートしましたから、進路は外。ラスト1Fで体を併せると、そのまま鼻面を合わせ、互いに馬なりの手応えでゴールしています。手綱を取った奥村助手は「カイバも食べていますし、いい状態」と、この動きにニッコリ。そして、姉マリアベールの躍進に繋がった「クロス鼻革」という馬具を先週末日曜日から装着し始めたとのことで、「馬具を着けるタイミングをずっと探っていたのですが、話し合いの結果、先週末から着けて調教を進めています。まだ馴染んでいないようですが、少しずつ効果が出てきてほしいと思っています」と、語っていました。
 予定通り、来週の東京か新潟での出走を目標として仕上げられています。

[2011.04.08]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れのち曇り。台風並みの強風が吹き荒れ、砂埃で調教スタンドから見る向こう正面はかすんでしまうほどでした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で角馬場とAコースを軽めに乗り込んだ後、坂路では15〜15秒ペースに近いラップで駆け抜けていました。
 「元気一杯」と、ニッコリ笑顔を見せてくれたのは騎乗した佐藤助手で、「ソエも今のところ顔を出していませんし、いい状態です」と、さらに順調さをアピールしてくれたことで、国枝調教師は、「東京か新潟かな。どちらにしても開幕週(4月23、24日)から行けそうだね」と、早速出走プランを練り始めていました。

[2011.04.07]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は曇り。曇天模様でも暖かい朝。桜のつぼみも少しずつ膨らんできています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、今日は厩舎周りの引き運動のみで調整されています。
 昨日の追い切りに騎乗した奥村調教助手によると「まだハミを頼りながら走っていますが、マリアベールもずいぶん変わりましたから、ジュビリーも本質はオクテなのでしょう」と、その感触を語ります。とはいっても「早く勝たせなければいけませんから」と、もちろん態勢作りに余念がありません。追い切り後でもソエのぶり返しもありませんでした。

[2011.04.06]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。当初の予定では今週から馬場開場時間が6時に変更となるはずでしたが、照明をなるべく使わないようにするという節電対策のため、来週まで延期することとなっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 ウインジュビリーは、奥村調教助手の騎乗で南馬場に入場してくると、角馬場でダクを中心に乗り込んだ後は、Aコースを軽めのキャンターで1周。そこから坂路コースに移って、3頭併せでの追い切りがかけられました。
 先行でスタートしたジュビリーは、進路を外に取ります。真ん中には、2番手追走の3歳未勝利フロムマンハッタン、最後方からスタートした3歳500万下サトノピースピースは内に潜り込み、残り1F付近から併走状態になると、3頭は馬なりのまま鼻面を併せてのゴールとなりました。
 国枝調教師からの「今日は53〜54秒のところ」という事前の言葉通り、4F53秒8という時計に満足そうで「予定通り。これから仕上げを進めて行きながら、目標を決めて行きます」と、笑顔で語っていました。

[2011.04.01]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。朝の冷え込みは厳しくても、日中は暖かい空気に包まれて春らしい日が多くなってきました。馬場状態は、今日もすべて「良」となっています。
 今朝のウインジュビリーは、追い切り明けということで厩舎周りの引き運動で調整を行っていました。
 「追い切った後でもソエが顔を出すことはありませんね。このまま順調に進めていけると思います」と、まずは帰厩から無事に1週間が経過できたことを満足そうに喜ぶ国枝調教師でした。

[2011.03.31]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。引き続き春の陽気で、厚手の上着は必要ないほど気温が上昇しています。調教もずいぶんと楽になってきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 今朝のウインジュビリーは、椎本調教助手の騎乗で角馬場入り。ダク中心に乗り込んだ後、Wコースに移動して、予定通り併せ馬での追い切りがかけられました。
 相手は、奥村調教助手が騎乗する古馬1600万下ウインマリアベールで、ジュビリーが7馬身ほど先行してスタート。5F標識付近から徐々にスピードアップしていくと、4コーナーで姉であるマリアベールを迎え入れ、馬なりのままで併入ゴールしています。
 帰厩後としては最初の追い切りですから、時計はゆったりめですが「動きは問題ないですね。順調に進めていけそうです」と、国枝調教師からは笑みも見られました。初勝利に向けて、これから少しずつペースアップしていきます。

[2011.03.30]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。スッキリとした晴れ間が広がり、ようやく春らしい陽気になってきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 先週金曜日に帰厩したウインジュビリーは、先週末日曜日に軽めながら時計になるところをマークして、早くも次走に向けて始動開始しています。今朝は南馬場の角馬場に入り、ダクと軽めキャンターで乗り込んだ後、Wコースにも移動してキャンターで1周というメニューを元気にこなしています。
 「ソエも落ち着いていますし、いい感じで戻ってきました」と、にこやかな表情で語る国枝調教師は、明日は帰厩後初めてとなるビシッとした追い切りを予定していることも打ち明けてくれました。

[2011.03.25]
 本日25日、ウインジュビリーが美浦トレセンに帰厩しました。心配されたソエの状態も、思いのほか軽度で治まったとのこと。「番組が不透明な状況だから、どこを目標とは正直言えないですが、しっかり仕上げて、早い段階で未勝利を脱出できるように頑張ります」と、意気込みを語る国枝調教師でした。

[2011.03.23]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「地震に関しては、揺れは今までに体験したことのないくらい大きいものでしたが、馬房も馬場も被害はなく、もちろん馬も全頭無事でした。調教にも支障はなく、翌日の土曜日から通常のメニューで調整していました。先週末はコースで15〜15秒を行いましたが、動きは良かったですよ。戻って来た当初は疲れからか、少し元気がないと感じていましたが、今は自分からグイグイ動けるようになっていますので、疲れは取り切れたということだと思います。馬体も少しずつですが、フックラ見せるようになりましたしね。震災の影響で競馬番組の変更があり、予定が立てづらい状況ですが、国枝調教師からは『今週の金曜日にトレセンに戻すつもりで考えています』と言われていますので、こちらとしてもそのつもりで調整していきます」と話していました。

[2011.03.09]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「まずは小さい馬場で足慣らしをしてから、1周1400mの馬場にてキャンターを乗っています。ソエに関しては、見た目にはまだポコッと残っていますが、歩様には違和感はありません。ギュッと握っても反応すらありませんので、もう大丈夫でしょう。ウチへ来た時から、痛みはありませんでしたし、歩様もシャキシャキとしていましたから、正直最初からあまり心配していませんでしたけどね。キャンターでも軽快な動きを見せていますし、日に日に動きが良くなってきています。当初は少しグッタリしているかなと感じましたが、今は普段の仕草から元気が出てきましたから、ソエだけでなく全体的な疲れも取れてきたということでしょう。国枝調教師からは『福島開催で復帰の予定』と言われましたので、そこへ向けて仕上げていきます」と話していました。

[2011.03.02]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「早速ですが、先週末からはキャンターも始め、さらには今週からは距離も延ばして乗っています。もちろん、これはソエの痛みがまったくないからです。見た目には少しポコッとした感じは残っているんですが、熱感もないですし、ギュッと握ってもまったく反応がなくなりましたので、もう大丈夫という判断になりました。ただ、キャンターでの動き自体は悪くないのですが、少し元気がないように感じるのは気になるところではあります。ソエ以外は筋肉が硬くなっていることもありませんでしたし、あまりダメージは見受けられなかったのですが、もしかしたら見えない部分でのダメージというのがあったのかもしれませんね。カイバを食べるスピードがゆっくりというのも、それが原因かもしれません。カイバ食いがそういう感じですから、馬体は先週と変わらずまだ細いままです。もうふた回りほどは体を戻したいところです」と話していました。

[2011.02.23]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400mを消化しています。  担当者は「右前ソエということでこちらへ来ましたが、見た目にもボコッと出ているわけではありませんし、痛みもほとんどないようでした。ギュッと握ると少し反応はありましたが、歩かせると歩様はシャンシャンとしていますし、そんなにひどいものではないと思います。獣医師にも診せましたが、『ショックウェ−ブ治療をするまでもありません』とのことですから、まったく心配はしていません。そういうわけですので、早速月曜日からはダクを乗り始め、今日からは軽めキャンターも始めていますが、動きは悪くないですよ。唯一気になる点と言えば、馬体が少し寂しくなっている点。育成時代はあれだけ雄大な馬体だったのですが、今回はお腹のラインが上がっていました。まずは馬体の回復に重きを置きましょう」と話していました。

[2011.02.17]
 昨日のうちに小倉競馬場を出発したウインジュビリーは、本日の早朝4時に美浦トレセンに到着。すぐに体調の確認が行われましたが、輸送熱や大きなダメージなどがないことから、そのまま千葉県香取にあるジョイナスファームへ放牧に向かいました。  「まずはソエの治療に専念しましょう。連続2着というのは我々にしても悔しい結果でしたが、勝利が目前なのは間違いありませんし、ソエが治まればもっと動きやすくなるはずです。次こそは、本当に何とかしなくてはいけませんね」と、国枝調教師は悔しさをにじませながらも、次走での勝ち上がりに早くも気合の口ぶりでした。  ソエの治療が目的ですが、ここでの休養はジュビリーの成長にもいい効果をもたらしてくれるはずです。

[2011.02.16]
 来週の出走を目標に小倉競馬場での滞在で仕上げられていたウインジュビリーですが、いったんは小康状態に治まっていた右前のソエが、先週末になって再び顔を出してきてしまったそうです。  「ソエの症状は入念にチェックして、逐一報告するように指示してきました。もし、症状がぶり返すようなことがあるなら、その時は厩舎へ戻そうと内心は決めていたんです。ここで無理をしても得より損の方が多いでしょう。まずはソエの症状をケアして、また頑張ってもらいましょう」と、国枝調教師は本日発の馬運車で美浦トレセンへ戻し、その後、放牧に出すことを報告しています。  中村調教厩務員は「未勝利クラス脱出が絶対使命の小倉遠征だったのに、結果を出すことができずに帰厩となってしまって本当に申し訳ありません。放牧から戻ってきたら、一刻も早く初勝利が挙げられるように、全力を尽くします」と、話していました。

[2011.02.11]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は曇り。いつ雨が落ちてきても不思議がない空模様で、午後からは天気が大きく崩れそうです。雪の影響で明日の開催が危ぶまれます。馬場状態は「良」でした。  今後の予定について試行錯誤が繰り返されていたウインジュビリーですが、今日になって「小倉にそのまま残すことにしましょう」と、国枝調教師が滞在継続を決めています。  ソエの症状が落ち着いていることに加えて、環境にうまく馴染んだことでストレスを感じさせないなどをその理由に挙げていますが、「やはり小倉に行った以上、勝って帰ってきたい」というのが最大の理由のようです。  前走は課題を残すレース内容でしたが、勝利が近いのも事実。初勝利を手に美浦へ戻ってきてもらいましょう。  なお、今朝は角馬場に入ってダク踏みでの調整メニューに終始。次走は、2月27日、小倉日曜1Rダート1700m牝馬限定戦に再び中舘騎手とのコンビで挑みます。

[2011.02.10]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は曇り。厚い雲が一面に広がっていますが、午前中は雨が落ちてくることはありませんでした。馬場状態は「良」です。
 ウインジュビリーは中村調教厩務員の騎乗で角馬場に入り、軽めのダク踏みで調整が行われました。
 右前のソエは、熱感もなくジュビリー自身は気にする素振りもないとのことで、今のところ心配には及びません。「カイバもしっかり食べていますし、疲れも感じられません。体が増えることに気を遣わなければならないくらいというのは、牝馬としてはうれしい悩みです」と、中村厩務員から連絡が入っています。
 このまま小倉での滞在を継続するかは、まだ流動的ですが、国枝調教師のニュアンスとしては滞在継続に決めつつあるようです。

[2011.02.09]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は曇り。雲に覆われましたが、ところどころに青空がのぞきます。気温が示す通り、暖かくて過ごしやすい1日でした。馬場状態は「良」です。
 断トツ一番人気を背負って必勝態勢で臨んだ先週のウインジュビリーでしたが、結果は勝ち馬とのガチンコ勝負に敗れて2着。またしても初勝利はお預けとなってしまいました。
 「近くに来られて突かれる形になると、ハミが抜けず息が入れられないのがジュビリーの特徴。相手をジュビリー一頭に絞って乗られた勝浦騎手にうまくやられてしまいました。それにしても悔しいです」と、まだ諦め切れない表情で語る中村調教厩務員でした。
 レース後は右前にソエが見え隠れしていたそうですが、献身的なケアのおかげで、すでに問題のないレベルにまで治まっており、本日は運動のみのメニューですが、引き続きカイバも食べて元気一杯とのことです。また、明日からは乗り運動を再開することも考えているとのことでした。
 来週の小倉は開催がありませんが、その次の週(2月26、27日)からは2回小倉開催が開幕するということで、小倉競馬にはそのままの滞在が認められています。ジュビリーがこのまま引き続き小倉に滞在するかはもう少し様子を見て正式に決められることになっていますが、「テキ(国枝調教師)は悩んでいるみたいですが、ボクとしてはこっちで勝たせて胸を張って帰厩したいんです」と、中村厩務員は滞在競馬の継続を願っていました。

[2011.02.04]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。穏やかな気候が続いており、今週末は雪の心配はいらないようです。馬場状態は「良」でした。
 今週の小倉日曜1Rダート1700m牝馬限定戦で待望の初勝利を狙うウインジュビリー。今朝は角馬場でダクを踏んだ後、ダートコースに移って軽めのキャンターで調整が行われています。
 国枝調教師からは「メンバー的にも勝利が期待されるレース。普通にまわって来る事が難しいのが競馬だけれど、普通に競馬をすれば大丈夫だと思っています」と、ハッキリと勝ちを意識した報告が入りました。
 頭数も10頭と落ち着きましたし、前走2着のアベマリアには、大きく躓いて8着に敗れた前々走ですらコンマ5秒も先着しています。勝機到来の1戦といえるレースですから、しっかり力を発揮してもらいましょう。

[2011.02.03]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は晴れ。早朝は小倉としてはグッと冷え込みましたが、暖かい日差しに包まれて、気温もすぐに上昇して行きました。馬場状態はもちろん「良」です。
 追い切り明けのウインジュビリーは、厩舎周りの乗り運動で調整が行われていました。
 「中1週のレース間隔になりますが、体調などに不安点はありませんし、追い切り後も変わりなく来ています」と、中村調教厩務員からの報告が届いています。小倉での滞在生活もすっかり板についてきたようで、そろそろ初勝利が欲しいところです。
 予定通り、今週の小倉日曜1Rダート1700m牝馬限定戦に中舘騎手で投票を行います。

[2011.02.02]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。先週末は雪が降った小倉競馬場ですが、その後は天候も回復。雲は見えますが、概ね良好という空模様です。馬場状態は「良」でした。
 今朝のウインジュビリーは中舘騎手の騎乗で角馬場入り。ダクを中心に乗られた後、ダートコースに移って単走馬なりで最終追い切りがかけられています。
 追い切りとしては取り立てて目立つほどの時計ではありませんが、終始馬なりの楽な手応えでしたから、中1週のレース間隔を考えれば、この1本で仕上がりは十分でしょう。
 「前走はレース前に周囲に対して『勝つ』って言いすぎました。だから今回は『勝つ』とは言いません」と、ニッコリ笑顔の中舘騎手ですが、状態に関しては「変わらずいいですよ」と太鼓判を押してくれました。先週6勝の固め打ちと乗れてきているだけに、ベテランの手綱さばきにも期待がかかります。
 予定通り、今週の小倉日曜1Rダート1700m牝馬限定戦に中舘騎手で出走予定です。

[2011.01.28]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れのち曇り。朝のうちは晴れていましたが、天気は下り坂。雪の可能性もあるとのことですから、競馬の開催が心配されます。馬場状態は「良」でした。
 ウインジュビリーは今朝も角馬場での調整ですが、乗り込み量をこの2日から少し増やしていることからも順調な回復がうかがえます。
 「テンションも変わらないですし、カイバも食べています。明日か明後日にはトラックコースも併用していこうと思っています」と、中村調教厩務員から報告がありました。
 来週の小倉日曜1Rダート1700m牝馬限定戦に中舘騎手で勝ちに行きます。

[2011.01.27]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は晴れ。トレセンほどの冷え込みではありませんが、手袋をしていないと手がかじかんで手綱を握れないような寒い1日でした。馬場状態は「良」です。
 ウインジュビリーは昨日同様、中村調教厩務員の騎乗で、角馬場に入り、軽めのダク踏みで調整メニューが組まれていました。
 美浦トレセンでは国枝調教師が「なんとかならなかったもんかなぁ」と、ボヤキながらも、「内容的には勝ちに等しいレースぶり。渋太さも増しているし、今度こそは勝たねばならん」と力をこめていたそうです。
 中村厩務員も「以前よりラストで頑張れるようになっています。ここまで来た以上、小倉で勝って帰らないと」と、闘志をメラメラ燃やしていました。

[2011.01.26]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は曇り時々晴れ。風は少し強めでしたが、雲の切れ間から時折青空がのぞいていました。馬場状態は「良」です。
 先週はゴール目前に差し馬の強襲に合い2着惜敗で涙を飲んだウインジュビリー。「2番手から来ていた馬を振り切った時には勝ったと思ったのですが、後方から来ていた馬にハマった脚を使われてしまって・・・。ホント、悔しいですし、申し訳ありません」と残念そうな中村調教厩務員ですが、競馬内容は評価できるものでしたし、未勝利脱出に王手を賭けていることを改めて感じることができるレースだったと思います。
 ジュビリー自身はレース後も元気一杯ということで、今朝はダクで短時間の軽めのものですが、角馬場に入って乗り込みを行っていました。「レース後もカイバはちゃんと食べていますし、反動はありません」と、中村厩務員から順調報告が届いています。
 気になる次走は、中1週の間隔で来週の小倉日曜1Rダート1700m牝馬限定戦へ向かうプランが浮上しています。

[2011.01.21]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は曇り。今朝も冷え込み、気温も上がらず寒い1日でしたが、週末は雪などの心配がなさそうなのはなによりです。馬場状態は「良」でした。
 ウインジュビリーは中舘騎手の騎乗で角馬場入り。ダクを中心に乗り込まれた後、ダートコースをキャンターで1周。その後ゲートにも出向いて確認作業を行っていました。
 「前走はスタートで躓いてしまいましたが、本来ゲートは速いタイプですし、今回は鞍上が中舘さんですから問題ないでしょう。こちらに到着してからも順調に来ることができましたので、流れに乗って競馬を進められれば、いい結果を残せると思っています」と、中村調教厩務員も気合満点の表情。好結果を期待したいです。

[2011.01.20]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。雲も多く見られましたが天候はまずまず。とはいえ、気温は上がらず寒い1日でした。馬場状態は「良」です。
 追い切り明けのウインジュビリーは、厩舎周りの乗り運動でコンディション調整が行われました。
 「追い切り後も変わりありません」と笑顔の中村調教厩務員。火曜、水曜と調教の手綱を取った中舘騎手も「すぐに勝てるというレベルにあることを感じました。いい報告をもって美浦に帰れるように頑張ります」と、気合の面持ちで語っていました。
 今週の小倉日曜2Rダート1700mに中舘騎手とのコンビで出陣です。

[2011.01.19]
 今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は曇り。深夜にはみぞれも舞い降りましたが、調教に支障はありませんでした。馬場状態は「良」です。
 先週金曜日に美浦トレセンを出発、翌土曜日には、小倉競馬場に無事に到着したウインジュビリー。熱発などもなく輸送はスムーズに行われたことで、元気も一杯です。
 今朝は中舘騎手の騎乗でダートコースに入ると、単走馬なりで最終追い切りを敢行。しっかりとした脚取りで、環境の変化に動じない様子をアピールしていました。「動きはキビキビしていて状態はいいです。こちらに来た以上、早くひとつ勝ちたいと思っています」と、中村調教厩務員は語っていました。
 今週の小倉土曜2Rダート1700m。もしくは、小倉日曜2Rダート1700mのどちらかに出走を予定していますが、今日の段階では日曜2Rの方が濃厚になってきています。鞍上は土日のどちらを選択しても中舘騎手が予定を空けてくれています。

[2011.01.14]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス5度、天候は晴れ。晴天に恵まれたものの、厳しく冷え込んだ今朝は、暖を取りながらでもすぐに手がかじかんでしまう寒さでした。馬場状態は、すべて「良」です。
 追い切り明けということで厩舎周りの運動のみにとどめられたウインジュビリーに、中村調教厩務員は「至って順調ですよ」と、笑顔の報告をしてくれています。
 さて、来週の小倉土日に1鞍ずつ組まれているダート1700mのどちらかに出走を予定しているため、明日の馬運車で小倉競馬場に向けて出発する予定でしたが、九州地方の天候不順が予想されることから、急遽本日の午後6時発の馬運車で向かうことになりました。慌しく遠征の準備をする中村厩務員は、「すぐに勝って帰って来れるように頑張ります」と、冬の小倉滞在を前に張り切っていました。

[2011.01.13]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は晴れ。引き続き好天に恵まれましたが、冷たく吹き付ける風に朝の挨拶以外は口数が少なくなってしまいます。馬場状態は、すべて「良」でした。
 中村厩務員の騎乗で南馬場へと入って来たウインジュビリー。角馬場でダク中心の乗り込みをジックリ行った後、坂路に移って併せ馬での追い切りがかけられました。
 調教パートナーは3歳未勝利サトノピースピースで、ジュビリーが先行スタート。進路を外に取り、ラスト2F標識付近で体を併せると、鞍上の指示にシッカリとした反応を見せて、馬なりで併入ゴールを果たしています。
 4F52秒5、ラスト1Fは12秒4と、上々の時計をマークしたことに、「好調です。次はシッカリと結果を出したいですね」と、中村厩務員は笑顔ながらも力強い口調で報告してくれました。
 次走は、小倉遠征がほぼ確定しており、今週末にも小倉競馬場へ向かう予定となっています。

[2011.01.12]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。相変わらず朝は冷えますが、昨日はマイナス5度だったそうですから、調教スタッフからは「今日はいくらか楽」という言葉が聞えてきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。なお、先週の競馬が変則開催で行われたことを受けて、トレセンは昨日が全休日、今日が全休明けとなりましたので、追い切りを明日に予定している厩舎がほとんどでした。
 ウインジュビリーは、椎本調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダクを中心にジックリと乗り込んだ後、Wコースに移ってキャンターで1周というメニューで調整されています。
 「まずは1勝。お姉ちゃんのマリアベールに続かなくちゃね」と語る国枝調教師は、次走は「小倉競馬に参戦」という方針をほぼ固めたそうで、今週末にも小倉競馬場へ移動するプランを組み始めていました。
 予定についても、来週の小倉開催土日にひと鞍ずつ組まれているダート1700mを候補に挙げています。

[2011.01.07]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。予報ほどの冷え込みではなかったものの、引き続き冷たく吹く風に調教スタッフの表情もゆがんでいました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 今朝のウインジュビリーは、南馬場の角馬場でダクと軽めキャンターで調整を行いました。
 「年末年始に時計は出していませんが、Wコースで負荷を掛ける調教を繰り返してきましたから、今日は少し軽めの内容にとどめました。前走で次走の優先出走権利を取り損ねた分、出走間隔がアダになって中山はなかなか使わせてもらえそうにない状況ですから、次走は小倉遠征も視野に入れながら検討しようと思っているんですが、正式決定は来週に持ち越させてください」と、国枝調教師は語っています。

[2011.01.06]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。年末年始の厳しい冷え込みに比べれば高めの気温ですが、今朝は冷たい風が体温を奪っていきます。馬場状態は、すべて「良」でした。
 昨年暮れの中山で出走後、放牧に出すことが検討されていたウインジュビリーでしたが、レース後もダメージが見られず、すこぶる元気であることが確認されていることで、国枝調教師はこのまま在厩で調整していくことを選択しています。
 この中間は角馬場とWコースをキャンター中心に乗り込まれており、今朝も中村調教厩務員の騎乗で角馬場を経由してWコースへ移動すると、キャンターで周回していました。レース直後には少しイライラしている素振りも見られましたが、今では順調に回復しており、落ち着いて調教を消化できています。
 「気持ち良く走らせてあげることを考えながら乗っていますが、動きもスムーズですし、順調にきています」と語る国枝調教師は、今後のプランについても「正式には決めていませんが、小倉遠征も含めてレースを選択していこうと思っています。早い段階で1つ勝たせないといけないですからね」と、伝えてくれています。

[2010.12.24]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。今朝は気温がグッと下がって、クリスマスにふさわしく冬らしい空気に包まれました。馬場状態は、すべて「良」です。
 明日の中山1Rダート1800m牝馬限定戦に北村宏騎手での出走が確定しているウインジュビリーは、今朝は南馬場の角馬場でダクを中心に乗り込んだ後、Wコースをキャンターで流して最終調整を完了しました。
 明日の中山競馬場の天気予報は良好で、陣営が希望している「脚抜きのいいダート」にはなりそうにありませんが、国枝調教師が「状態は上々。前走の内容からもチャンスは十分です。勝って年を越したいですね」と、いつになく言葉に力を込めて語っているように、良馬場でも十分に対応は可能という状態ですから、好レースが期待されます。

[2010.12.23]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温10度、天候は晴れ。思ったほどの冷え込みではなかったのですが、風が冷たく気温ほどの暖かさはありません。馬場状態は、すべて「良」でした。
 ウインジュビリーは、追い切り明けということで厩舎周りの引き運動で調整されています。「ダートも2戦目になるし、状態もいい。何とか決めなくては」と、国枝調教師は気合の面持ちです。
 予定通り、今週の中山土曜1Rダート1800m牝馬限定戦に北村宏騎手で出馬投票を行います。

[2010.12.22]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温14度、天候は雨のち曇り。馬場開場前には豪雨に見舞われましたが、気温が高めだったことは救いでした。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
 佐藤調教助手を背に南馬場の角馬場でウォーミングアップを済ませたウインジュビリーは、続けて坂路に移動すると2歳未勝利イクゼギンギラギンとの併せ馬で最終追い切りがかけられました。
 先行スタートのジュビリーが外に進路を取ると、残り2F付近から馬体を併せて、互いに馬なりのまま併入フィニッシュ。佐藤助手からは「ほぼ馬なりで余力もありました。状態そのものは前走時よりいいんじゃないでしょうか」と、笑顔の報告が届いています。
 引き続き北村宏騎手の手綱で、今週の中山土曜1Rダート1800m牝馬限定戦に出走を予定しており、待望の初勝利を目指します。

[2010.12.17]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス1度、天候は晴れ。この冬一番の冷え込みで、氷点下スタートも今年初。馬も人も吐く息は真っ白でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 佐藤調教助手を背にまずは南馬場へと入ってきたウインジュビリーは、角馬場でダクと軽めキャンターの組み合わせで体を動かされた後、坂路では15〜15秒ほどのペースで楽走1本の登坂を消化しています。
 「動きは軽快だったね。勝美(佐藤調教助手)は『もう少しトモがシッカリして欲しい』というけど、現時点での良さというのも感じるし、来週に向けてうまく持って行きたいですね」と、国枝調教師は語っていました。調整はいたって順調ですし、来週のレース振りに期待です。

[2010.12.16]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は小雨。早朝から小雨模様で、気温は上がるどころか下がる一方。この冬、一番の冷え込みに調教スタッフの表情もこわばっていました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 佐藤調教助手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインジュビリーは、角馬場でジックリと体をほぐした後、坂路に移動して楽走1本の登坂を消化しています。
 「状態に変わりはありません」と話してくれた佐藤助手ですが、「やっぱりまだトモの力強さが物足りないですね。その分、前に力を入れて走ってしまうんです。このあたりが改善されると、競馬っぷりも変わって来るんでしょうけれど」と、期待が高いがゆえの注文も口にしていました。
 これに対して国枝調教師は「そういう状況でも未勝利脱出は間近。ここは能力で乗り越えてもらいましょう」と、語っていました。

[2010.12.15]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。いつもよりも寒さが緩んだ印象で、比較的楽な朝となりました。ただ、昨日の雨が影響して、馬場状態はニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
 南馬場へと入ってきたウインジュビリーは、角馬場でダクと軽めキャンターを消化した後、Wコースではキャンターで1周というメニューで乗り込まれました。
 「特に変わりなく、いい状態をキープしていますね。元気がある反面、落ち着きも十分です」と、中村調教厩務員は好状態を伝えてくれています。
 年内中に1勝を目標として、来週の中山土曜1Rダート1800m牝馬限定戦に向けて調整が進められています。

[2010.12.10]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。今朝は霜が降りるほど気温が下がりましたが、日中のスッキリとした青空には救われる思いです。馬場状態は、すべて「良」でした。
 レース後は角馬場での調整が続けられていたウインジュビリーですが、今朝は角馬場でのダク踏みの後にはAコースにも入って、キャンター1周半を乗り込むというようにメニューが強化されています。
 騎乗した中村調教厩務員は、「先週の競馬場では少しイラついていましたから、戻ってからどうかなって思ったのですが、もうすっかりいつものジュビリーちゃんです。次走ではもうひと押しが利くように、頑張って進めて行きます」と、にこやかに話してくれました。順調です。

[2010.12.09]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は小雨のち晴れ。調教開始時間の厳しい冷え込みとは裏腹に、日中は暖かく過ごしやすい陽気。師走ということを忘れていましそうです。馬場状態はすっかり回復して、すべて「良」となりました。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダクを中心に乗り込んで状態の確認が行われました。「特に痛んだという感じはありませんし、元気も十分。いい状態ですよ」と、佐藤助手は笑顔で報告してくれています。
 これを受けた国枝調教師も頷きながら「12月25日、中山土曜1Rダート1800m牝馬限定戦を目標にしましょう」と、続戦で初勝利を目指すことを決意していました。

[2010.12.08]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は雨のち晴れ。雪がちらつく予報でしたが、それほど気温は下がらず小雨がパラつく程度でした。調教に影響はなかったものの、昨夜からの雨で馬場状態はニューポリトラックコース以外は、「稍重」〜「重」となっています。
 先週はゴール目前で惜しくも2着に敗れてしまったウインジュビリー。さすがに国枝調教師も「いやぁ〜、ギリギリのところまで勝ったと思っていたんだけどなぁ」と、悔しそうでした。
 さて、今朝は早くも中村調教厩務員の騎乗で角馬場に入り、軽めの乗り込みで状態を確認した国枝調教師は「思ったほどテンションも上がっていないね」としながらも、「今後の予定は、あと1〜2日ほど様子を見てから決めましょう」と、今日の時点での結論を保留しています。とはいえ、その口ぶりから推察するに、年内中の未勝利クラ突破を視野に入れているようでした。

[2010.12.03]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温19度、天候は雨のち晴れ。台風を思わせる暴風雨に見舞われた今朝は、水はけがいいことで評判のニューポリトラックコースにも水が溢れるほどで、すべての馬場は「不良」となっています。風も強く、調教スタッフ泣かせの一日でした。
 明日の中山2Rダート1800m牝馬限定戦に北村宏騎手とのコンビで出走が決まったウインジュビリー。今朝は、中村調教厩務員の騎乗で角馬場に入り、ダクと軽めキャンターでジックリと体を動かすことで最終調整を完了しています。
 「これまでもいい状態で送り出していると自負していますが、今回も状態はいいと思います。初めてのダート戦ですが、芝だとキレ味という点で少し見劣るところを今回はパワーでカバーしてくれるものと思っています」と語った国枝調教師は、「もちろん、結果を出さなければいけないと思っています」と、気合の面持ちで締めていました。

[2010.12.02]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。早朝は霜が降りるくらいの冷え込みでも、時間の経過とともに暖かくなってくれるのは、助かります。馬場状態は、すべて「良」でした。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、今朝は厩舎周りの引き運動で調整を行っています。
 「引き続き雰囲気はいいですよ。元々いいものは持っているんだけど、ピュッとした脚を使えないところがあるのがもったいないですよね。パワーはあるので、ダートもいいと思いますから、ここらで歯痒い思いから脱出させてあげたいですね」と、佐藤調教助手もダート変わりに期待の面持ちでした。
 予定通り、今週の中山土曜2Rダート1800m牝馬限定戦に北村宏騎手で出馬投票を行います。

[2010.12.01]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は曇りのち晴れ。調教開始時間後から少しずつ晴れ間が広がり、穏やかな師走の入りとなりました。馬場状態もすべて「良」で、まさに調教日和です。
 ウインジュビリーは、中村調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場で準備運動を行った後、ダートコースに移って併せ馬で最終追い切りに臨みました。
 調教パートナーは3歳1000万下クリミナルコードで、ジュビリーが4馬身ほど先行してスタート。4コーナーで外を回って、直線入り口から併せ馬となった時点で手応えにやや見劣りがあったものの、互いに一杯に追われたゴール前ではシッカリと反応して、併入でフィニッシュを決めています。格上馬を相手にいい動きを見せていました。
 「一杯に追いましたが、まだ余力はありましたし、動きも良かったです」と、中村厩務員は満足そうに笑みを浮かべていることからも、引き続き状態は良好です。
 予定通り、今週の中山土曜2Rダート1800m牝馬限定戦に北村宏騎手で向かうこととなっています。

[2010.11.26]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温11度、天候は曇り。昨晩からの雨は上がりましたが、その余韻で馬場開場直後は薄モヤに覆われました。馬場も水分を含んでおり、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
 ウインジュビリーは、中村調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場入り。ダクを中心に乗り込んだ後には、Wコースでキャンター1周というメニューで調整が行われました。
 「体もシッカリしてきていますし、元気も有り余ってるくらい。それでも落ち着きは保てていて、いい状態です」と、中村調教厩務員は順調さをアピールしており、来週の出走に向けた仕上げは問題なく進められそうです。

[2010.11.25]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。グッと冷え込んだ今朝は、馬場には霜が降りて真っ白でした。馬場状態は今日もすべて「良」です。
 追い切り明けのウインジュビリーですが、今朝も元気一杯。中村調教助手の騎乗で角馬場でのダク踏みと、Aコースで軽めキャンター1周といったメニューで調整を行っています。
 「Aコースに入ると、前半は少し掛かり気味になるのですが、すぐに落ち着いてくれますし、気持ちの面も安定しています。状態はいいですよ」と、中村厩務員は馬上から報告してくれました。順調です。

[2010.11.24]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。柔らかな日差しに包まれた穏やかな一日でした。もちろん馬場状態もすべて「良」です。
 ウインジュビリーは、中村調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場に入ってくると、ダク中心に入念な乗り込みを行った後、Wコースに移って単走で1週前追い切りがかけられました。
 ラストはやや強めに追われると、シッカリと反応して脚を伸ばしたことに、中村厩務員は「変わらず動きはいいですね。気持ちの面も安定していますし、今度こそです」と、笑顔で報告してくれました。
 来週の中山土曜2Rダート1800m牝馬限定戦を目標に調整は順調で、鞍上は引き続き北村宏騎手を予定しているとのことです。

[2010.11.19]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は晴れ。放射冷却現象で厳しい冷え込みでしたが、雲ひとつない青空が広がり、気持ちのいい秋晴れになりました。まさに小春日和です。馬場状態は回復して、すべて「良」でした。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、今日は厩舎周りの引き運動のみで調整を完了しています。
 「昨日の動きも良かったですし、引き続き落ち着きもあります。次はダートに挑戦することになりますが、適性は高いと思いますし、とにかく早く勝ち上がらせたいですね」と嘆願する佐藤調教助手の言葉が現実となることを願うばかりです。

[2010.11.18]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は雨のち晴れ。昨日からの雨で馬場はたっぷりと水分を含んだ状態で、ニューポリトラックコース以外のすべてのコースが「重」〜「不良」。晴れ間が広がったものの馬場状態が回復しないままでの調教となりました。
 今朝のウインジュビリーは、奥村調教助手の騎乗で角馬場で入念に体をほぐした後、後藤騎手騎乗の古馬1000万下オッキオディガットを相手に併せ馬で追い切りがかけられています。
 先行スタートのジュビリーは、3コーナーで4馬身ほどリードを取り、4コーナーで外を回って直線に向いた際も上々の手応えです。追走のオッキオディガットも馬なりで脚を伸ばしてきますが、まったく追いつく気配がなく、序盤のリードを残したまま1馬身の先着でゴールしています。
 ジュビリーがやや控え気味にしても最後まで体を併せる場面がないほどでしたから、奥村助手もかなりの好感触を掴んだようで、「終始余裕たっぷりでしたし、動きも良好だね」と、馬上から笑顔で伝えてくれました。
 予定している12月4日、中山土曜2Rダート1800m牝馬限定戦に向けて、順調に進んでいきそうです。

[2010.11.17]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は雨。冷たい雨に加え、急に下がった気温に調教スタッフの装いも冬仕様に切り替わっています。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」でした。
 昨日16日に短期放牧を終えて美浦トレセンに帰厩したウインジュビリーは、今朝は奥村調教助手を背に早くも馬場入り。角馬場でダクの踏み込みをジックリ行った後には、Wコースに移動してキャンターで1周というメニューで乗り込まれています。
 「元気もあるし、いい状態で帰ってきてくれましたね」と満足そうな表情の国枝調教師は、「次はダートに行こうと思っているんです。少しハミに頼りながら走るところがありますから、まず1勝という意味では、ダートの方がいいかもしれませんから」と、語っていました。
 次走の目標としては、12月4日、中山土曜2Rダート1800m牝馬限定戦がその候補にあがっています。

[2010.11.10]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「帰ってきて全身をチェックしましたが、右前のヒザのすぐ下の部分の管骨に僅かですが、骨膜が確認できました。ただ、歩様には出ていませんし、馬自身も気にする様子もなかったんです。念のため、レントゲンを取りましたが、炎症も本当に僅かでしたから、獣医師からも『ショックウェーブ治療の必要もないレベル。もちろん乗っていっても大丈夫です』と心配なしという診断をもらっています。一応、冷やしてのケアはしていますが、もう既に通常のメニューで乗っていますし、ダートコースでも軽快なキャンターを見せています。馬体に関しては、少し減ったかなという印象ですが、カイバを残さず平らげるジュビリーですから、すぐにフックラとした形に戻るでしょう。国枝調教師からは『中山1週目に合わせて戻す』と言われていますので、そのつもりで仕上げていきます」と話していました。

[2010.11.04]
 ウインジュビリーは、本日、予定通り、千葉県香取市にある菅井牧場内ジョイナスファームへ放牧に出ました。「少し楽をさせて、すぐに戻します」(国枝調教師)ということで、短期の放牧を予定しているとのことです。
 また、国枝調教師は次走について「ちょっと気分を変えて、ダートもいいかなと思っています」と見解を語り、暮れの中山開催の開幕週(12月4日、中山土曜2Rダート1800m牝馬限定戦)を候補に挙げていました。

[2010.11.03]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、晴れ。早朝は冷え込みましたが、きれいに晴れ渡って気温も上昇。心地の良い秋晴れの1日となりました。馬場状態は「良」です。また土曜日の東京競馬が台風の影響で月曜日に代替開催されたことによる変則日程に伴い、追い切りを明日に変更する厩舎が多くありました。
 代替開催で行われた月曜日の東京競馬に出走したウインジュビリーですから、今日は厩舎周りの運動のみで調整が行われています。
 レース内容について国枝調教師は「馬が楽に行っているから、ジョッキーとしては速いという感覚はないのだろうけれど、結果を見るとかなりハイペースの逃げになっていたからね。馬場状態ももちろんだけれど、今回の一番の敗因はそこ。でもハッキリとした敗因がありますから、頭を切り替えて次に向けて頑張ります」と、語っていました。
 今後については、道悪競馬のダメージなどを考慮して、明日、千葉県香取市にある菅井牧場内、ジョイナスファームに短期放牧に出ることになっています。

[2010.10.29]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温11度、天候は曇り。今日は雨の中休み。気温は低めですが、雨が降らなかったのは幸いでした。馬場状態は、「稍重」〜「重」となっています。
 明日の東京1R芝1600m牝馬限定戦への出走が確定したウインジュビリーは、今朝は根岸調教厩務員の騎乗で南馬場に入場。角馬場でダク中心の乗り込みを行った後には、Wコース移動してキャンターで1周というメニューで最終調整を終えています。
 「今日もいい走りでしたし、状態はいいですよ」と話す根岸厩務員の笑顔からは順調さが伝わってきます。騎乗が決まった北村宏騎手も「乗せてもらいたいと願っていた馬に、実際に乗る機会をいただいて嬉しいです。明日は雨の予報なのが気になりますが、こればかりはやってみなければ分かりません。精一杯頑張ります」と、気迫に満ちた発言をしてくれました。
 経験を積むことで、レース振りも上向いてきました。勝ち上がりを期待しましょう。

[2010.10.28]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温10度、天候は曇りのち雨。ポツリポツリと降り出した雨は、時間とともに本格化。前日からの低い気温とあいまって、冷たい雨の一日でした。馬場状態は、「良」〜「稍重」に推移しています。
 追い切り明けのウインジュビリーは、今朝は厩舎周りの運動のみで調整を行いました。
 追い切り後でもカイバ食いが落ちることはありませんし、厩舎でのゆったりとした姿にも変化はないとのことで、国枝調教師も「いつ勝ってもいい状態。確かにまだ若さのある馬ですが、能力は高いですし、早い段階で決めたいと思っています」と、意気込んでいました。
 予定通り、今週の東京土曜1R芝1600m牝馬限定戦に北村宏騎手で出馬投票を行います。

[2010.10.27]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は晴れ。寒気が入り込み今朝の気温はひとケタ。厚手の上着が必要なほどでした。馬場状態は、「良」となっています。
 今週の東京土曜1R芝1600m牝馬限定戦への出走を予定しているウインジュビリー。今朝は佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダクとキャンターで体を動かした後、レースでも騎乗を予定している北村宏騎手に乗り替わってWコースに移動。併せ馬で最終追い切りに臨みました。
 調教パートナーは、三浦騎手が騎乗する古馬1000万下タケショウオージで、ジュビリーが先行スタート。4コーナーで外を回って直線入り口から体を併せましたが、さすがに相手は歴戦の古馬ですから、手応えで見劣ったのはジュビリーの方。馬なりのタケショウに対してジュビリーは強めに追われ、クビほどの遅れでゴールとなりました。
 ですが、北村宏騎手は「遅れはしましたが格上相手によく頑張っていました。走法的にちょっとチップは苦手なような印象を受けましたが、これだけ動ければ上々でしょう」と、好感触を伝えてくれて、さらには「さすがにいい背中をしています。少し『ハミに頼りたい』という走りですが、それもそれほど気にならないレベル。せっかくご指名をいただいたので頑張ります」と、笑顔で抱負も語っていました。
 引き続きカイバもよく食べているとのことで、トラックコースを中心に乗り込んでいる効果も手伝って体は引き締まり、体重は480キロ台前半になっているそうです。

[2010.10.22]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温16度、天候は曇り時々晴れ。冷たい空気が入り込みましたが、久しぶりに時折太陽が顔を出しています。馬場状態は、昨日の雨の影響を受けて「稍重」〜「良」でした。
 今朝のウインジュビリーは、根岸調教厩務員の騎乗で南馬場に入り、角馬場とAコースで乗り込んだ後には、Wコース移ってキャンターで1周というメニューをこなしています。
 「引き続き落ち着きもありますし、何の問題もありません」とは、ニッコリ顔の根岸厩務員です。豊富に乗り込まれてきており、馬体も締まったように映りますが、馬体重にほとんど変化はないとのことで、仕上げに抜かりなしと考えてよさそうです。

[2010.10.21]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温17度、天候は小雨。馬場開場直前にポツリポツリと落ちてきた雨はそのまま降り続け、調教後半には馬場も湿り気を含み「良」〜「稍重」へと変化しています。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、厩舎周りの引き運動のみの調整メニューでした。
 「昨日の追い切りは、意識的に3歳馬に挟まれる形にしてみましたが、精神面などにも特に問題は感じませんでした。少しずつ競馬を覚えてきていますし、来週の競馬を楽しみにしています」と、佐藤調教助手は伝えてくれました。調整はいたって順調に積まれていますし、競馬を使われつつ着実に上向いています。

[2010.10.20]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温17度、天候は曇り。怪しい雲行きでしたが、調教中はなんとか持ちこたえてくれました。なお、今週から美浦TCの馬場開場時間は7時に変更となっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 ウインジュビリーは、奥村調教助手の騎乗で角馬場とAコースでウォーミングアップを行ったのち、ニューポリトラックコースに移って3頭併せで1週前追い切りがかけられました。
 調教パートナーは、2頭とも3歳500万下でクリミナルコードとティアレ。先行がクリミナルコードで、続いてジュビリー、さらにティアレと進んで行きます。先行から順に外へ向かいましたから、ジュビリーは真ん中。直線入口から横並びになると、馬なりで脚を伸ばすジュビリーと内のティアレに対して、外のクリミナルは一杯に追われて、3頭併入でゴールしました。
 「なかなかいい動きだ。状態はいいですよ。体も徐々に締まってきていますし、いたって順調です」と、国枝調教師はうまく仕上がっていることにご満悦でした。
 予定通り、来週の東京土曜1R芝1600m牝馬限定戦に北村宏騎手で向かうこととなっています。

[2010.10.15]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は曇り。雨混じりの空模様でしたが、カッパの出番はありませんでした。引き続き秋らしい陽気が続いています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、今朝は厩舎周りの引き運動のみでの調整が行われています。
 馬場に出すとスイッチが入るところがありますが、馬房では落ち着いていますし、カイバ食いも旺盛とのことで、国枝調教師も「引き続き、順調」と、笑顔が絶えません。オンオフが切り替えられるのはジュビリーの長所ですから、これが今後にいきてくるものと思われます。

[2010.10.14]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は曇り。厚い雲に覆われながらも、雨はほんの軽くパラついた程度で、調教日和といえる陽気でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、国分優騎手の騎乗で南馬場へ入場。角馬場でのダク踏みでウォーミングアップを済ませた後は、Wコースに移動して、3歳500万下ティアレを相手に併せ馬での追い切りがかけられました。
 ジュビリーの先行スタートで、コーナーでは外に位置を取ると、直線入り口からティアレと体を併せます。手応えに遜色はありませんでしたが、ぶつかるくらいに体を寄せ合った際に、「まだ横の動きに弱さがある」(国分優騎手)ということで、ゴール前ではやや劣勢に映りました。それでも併入でのフィニッシュは譲らず、国分優騎手は「ぶつかってジュビリー自身が驚くようなところはありませんでしたし、背中は以前より芯が入った印象ですね」と、成長を認めてくれています。
 出走予定は、10月30日、東京土曜1R芝1600m牝馬限定戦に変更はありませんが、鞍上については、木幡騎手が福島遠征で、内田騎手は先約があって断れないとのことで、母であるダイヤモンドビコーの現役時に稽古で何度も跨って、その背中の感触を熟知している北村宏騎手に依頼を行ったとのことでした。

[2010.10.13]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は曇り。今週の美浦トレセンは、火曜日が全休日の変則日程のため、ほとんどの馬は明日が追い切りというスケジュールになっています。馬場状態は、昨夜の雨の影響もあって、ニューポリトラックコース以外は「稍重」でした。
 今朝のウインジュビリーは、角馬場でのダク踏みとAコースを1周した後、坂路に移って楽走1本というメニューで乗り込まれています。
 佐藤調教助手は「体はフックラしていますし、いい状態で帰ってきてくれました。今度こそ結果を出さなくては」と、元気一杯のジュビリーの馬上から報告をしれくれました。

[2010.10.08]
 ウインジュビリーが、本日8日、放牧先の千葉県香取市にあるジョイナスファームから美浦トレセン・国枝厩舎に帰厩しました。
 「ジョイナスファームでもしっかり乗り込んでもらっていますし、いい状態であることも確認済みです。10月30日、東京土曜1R芝1600m牝馬限定戦を目標に調整を進めて行きます」と、国枝調教師は次走のプランを早くも伝えてくれています。レース振りの良化は顕著ですし、早い段階での未勝利脱出に国枝調教師も気合十分です。

[2010.10.06]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「引き続きダートコースでジックリと距離を乗っています。1周1400mのコースをまずはダクで1周、軽めキャンターで半周、ハロン20秒のキャンターで1周半、最後に軽めキャンターで半周流すというメニューですが、動きはキビキビとしていますし、前向きさが目立つようになりました。以前はおっとりし過ぎというくらいの気性でしたが、競馬を使ってピリッとしたところが出てきました。やっと競走馬として目覚めてきたというところでしょう。持っている能力は私達が一番よく知っていますし、あとは競馬を徐々に理解してきてくれれば、自然と結果はついてくるでしょう。馬体に関しては、もうカイバを残す日はありませんし、徐々に増えてきています。おそらく来週にはトレセンへ戻ることになると思いますので、そのつもりで最終調整を行います」と話していました。

[2010.09.29]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「こちらへ来て全身をチェックしましたが、目立った疲れはありませんでしたね。気になることと言えば、来た日、その次の日のカイバを残したことでしたが、今は完食していますから、こちらも心配はないでしょう。馬体がガレた印象はありませんし、むしろ送り出した時よりドッシリとして帰ってきた印象です。あと変わったことと言えば、以前よりもピリッとしたところが見えてきたということ。育成時はこれでいいの?というくらいのんびりしていましたからね。今は競馬というのを理解している段階なんだと思います。能力は高い馬ですし、まだまだこれからですよ。国枝調教師からは『次走の目標は10月30日、東京土曜1R芝1600m牝馬限定戦。そこから逆算してトレセンに戻す』と言われていますので、ウチにはそんなに長くいることはないはずです」と話していました。

[2010.09.24]
 ウインジュビリーは、昨日まで在厩か放牧かで悩んでいた国枝調教師でしたが、「フレッシュな状態をキープさせてあげるために、やはりここで一旦放牧に出してあげましょう」と、方針を固めて、本日、千葉県香取市にあるジョイナスファームへ放牧に出ることになりました。
 放牧期間は短期を予定しているとのことで、放牧先での状態次第ですが、10月30日、東京土曜1R芝1600m牝馬限定戦。または、11月13日、東京土曜3R芝1800m牝馬限定戦などが次走の候補として挙がっています。
 「レース振りは前進あるのみ。これからどんどん良くなってもらわないと」と、ジュビリーには高い期待を賭ける国枝調教師でした。

[2010.09.23]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温21度、天候は曇りのち雨。昨日の暑さからは一転して、涼しい朝。強風と雨のコンビも涼しさに輪をかけていました。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
 今朝のウインジュビリーは、中村調教厩務員の騎乗で角馬場に入ってダクを踏み込むと、Aコースを軽めキャンター1周というメニューで調整が行われていました。
 状態について国枝調教師からは「変わらず来ています」との報告が届いていますが、今後については、1回放牧を挟んでリセットしてあげることも検討しているようで、「前走で今後活躍できるメドは完全につきましたからね。ここで一旦放牧に出すか、このまま厩舎で調整していくかは、今日いっぱい考えさせてください」と、語っていました。

[2010.09.22]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温24度、天候はモヤのち晴れ。濃いモヤに包まれた馬場はまるで見えません。その後、モヤが引くと一変して快晴。厳しい残暑となりました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 先週の中山で3着と上昇を見せてくれたウインジュビリーは、今朝から角馬場のみではありますが、乗り込みを再開。騎乗した中村調教厩務員からは「レース後もガクッと反動が出ることもなく、いい滑り出しです」と、にこやかな表情での報告が届いています。
 初勝利が近くに迫ってきましたが、国枝調教師は慎重に対応したいとのことで、「次走は、もう少し乗って状態を確認してから決めて行きましょう」と、あくまでもジュビリーの状態優先を強調していました。

[2010.09.17]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は曇りのち晴れ。太陽が顔を出すと気温は上がりましたが、上昇カーブは緩やか。このまま残暑ともお別れしたいところです。馬場状態は、「良」〜「稍重」でした。
 明日の中山2R芝1600mに出走が決まったウインジュビリー。水曜日に作成された出馬想定表の段階では出走できるかどうかのボーダーラインでしたが、昨日の出馬投票の結果はフルゲートに満たない15頭で、無事に予定通り出走確定となりました。
 今朝の最終調整は、中村調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場でダクを踏んだ後に、坂路コースに移って楽走1本という内容。引き続きハリのある馬体で、気合の乗った動きを見せていました。
 「しっかり仕上がっています。ここまでの2戦は期待通りの競馬を見せられなくて、こちらとしても不本意な気持ちでしたが、今回は3度目の正直という気持ちです」と、国枝調教師は気合を込めています。
 前走が成績上位だった馬が多くいますが、ジュビリーにとっての当面の敵は自分自身。力を出し切れば、おのずと結果もついてくるはず。期待したいです。

[2010.09.16]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は雨。前日からの雨が強さを保ったままで降りしきり、馬場状態も悪化しています。馬場状態は、「重」〜「不良」でした。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、今日は厩舎周りの運動のみで調整が行われています。
 栗東から戻った国枝調教師もすぐにジュビリーの確認を行うと、「体も雰囲気も上々」と、にこやかな表情で報告してくれました。
 昨日作成された出馬想定表では、今週予定している中山土曜2R芝1600m牝馬限定戦は、出走予定の頭数が思いのほか多い状況でしたが、まずは予定通りに出馬投票を行う方針だそうです。

[2010.09.15]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は晴れのち曇り。今週から馬場開場時間が6時に変更になりました。同時に、涼しい風が舞い込む朝を迎えています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で坂路入り。楽走1本で軽く準備運動を行った後、2本目に3歳500万下サトノロックとの併せ馬で最終追い切りがかけられました。
 先行でラチ沿いを進むサトノに、残り3F標識付近で並びかけたジュビリー。互いに強めに追われたラストでは、1勝を挙げているサトノを上回る脚勢で2馬身先着を果たしています。ラスト1Fは13秒4ですが、佐藤助手は「今日は馬場が少し重たかったのですが、それでも集中力を切らさずにシッカリと走れていた」と高評価で、「態勢はできていますし、勝ち負けを意識していますよ」と、笑みも見せくれました。今度こそジュビリーの良さがレースで見られるはずです。
 ということで、予定通り、今週の中山土曜2R芝1600m牝馬限定戦に向かうこととなっており、鞍上は木幡騎手を予定しています。

[2010.09.10]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温19度、天候は晴れ。久々に20度を切る朝。長袖を着ている人の方が目立つくらいにヒンヤリとした空気に包まれました。猛暑もこれで落ち着いてくれることを願うばかりです。馬場状態は、すべて「良」でした。
 今朝のウインジュビリーは、角馬場でダクを踏んだ後、Aコースに移って軽めキャンター。続けてDコースにも入ると、今度は普通キャンターといった豊富なメニューで調整を行っていました。引き続き体にハリがありますし、状態の良さが十分に伝わってきます。
 来週の中山土曜2R芝1600m牝馬限定戦に照準を合わせて順調に調整が進んでいるようで、「この中間もうまく進んでいます。暑さも落ち着いてきましたし、本領発揮しないといけませんね」と、中村調教厩務員は語っていました。

[2010.09.09]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇りのち晴れ。昨日の豪雨で今朝の気温はグッと抑えられ、風も強かったことで、肌寒さすら感じました。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、今朝は厩舎周りの運動で調整を行いました。
 「昨日も時計以上に動きはシッカリしていましたし、引き続きカイバも食べていて、体の雰囲気もいいですよ。ドシッと落ち着いていられるのは、こちらとしもありがたいものです。となれば、必然的に次は成績が求められますね」と、国枝調教師は来週の中山土曜2R芝1600m牝馬限定戦に向けて闘志を燃やしていました。

[2010.09.08]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は曇りのち雨。台風による雨の影響で気温は低下。まさに恵みの雨でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場へ入場。Aコースで軽めキャンターを行った後、Wコースに移って併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
 相手は3歳OPアパパネでしたから、ジュビリーが5馬身ほどの先行でスタート。4コーナーで外を回って直線入り口から体を併せたのですが、さすがに相手はGIウイナー。大きなアドバンテージをもらったジュビリーでしたが、ラストの手応えはアパパネが上でした。それでも強めに追われたジュビリーは、しっかりとアパパネに食らいついて併入でゴールへと飛び込んでいます。
 「前半がゆっくりだったからタイムはそれほどでもありませんが、力のいるコンディションになっているWコースでシッカリとした走りができていました。鞍上のコントロールも効くようになっていますし、着実に良くなっていてますよ」と、佐藤助手は報告してくれました。
 予定している来週の中山土曜2R芝1600m牝馬限定戦への出走に向けて、気配も上々です。

[2010.09.03]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れ。9月になったというのに、真夏の気配はまだ衰えません。来週から馬場開場時間が6時になる予定でしたが、この暑さから5時の馬場開場を延長することが決まっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 今朝のウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗でAコースを1周した後、坂路コースに移って楽走1本という調整を行っています。
 佐藤助手から「順調そのもの」と笑顔の報告を受けた国枝調教師は、「順調なのは一番だけれど、そろそろ結果を出さなくちゃな。前走ではラストもヤル気を見せて走っていたし、次は楽しみだよ」と、語っていました。相変わらず好馬体をキープしています。

[2010.09.02]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れ。ここのところの天気予報では「猛暑日」が決まり文句になっていて、あと数日で記録更新になるそうです。今朝も午前中には30度を軽く突破。Tシャツは瞬時に汗まみれです。馬場状態は、すべて「良」でした。
 中村調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場へと入ってきたウインジュビリーは、ダク中心に乗り込んだ後、坂路に移って楽走1本というメニューで調整を行っています。
 「坂路に入っても落ち着いて登坂していましたし、調整は順調。そろそろ本領発揮といかないといけませんね」と、国枝調教師は語っていますが、予定している9月18日、中山土曜2R芝1600m牝馬限定戦は内田騎手に先約があったとのことで、引き続きベテラン木幡騎手の手綱で臨むとも伝えてくれています。同調教師は「前走はこちらも手探りでしたし、実際の競馬を知ってくれているジョッキーで行くのがいいでしょう」と、木幡騎手に期待を寄せていました。

[2010.09.01]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候はモヤのち晴れ。美浦名物の濃いモヤで始まりました。モヤが晴れると、相変わらずの猛暑で、9月だというのに真夏日が続いています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 ウインジュビリーは、中村調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場に入ってダクを踏んだ後、Aコースに移って軽めキャンターで1周というメニューで乗り込まれています。
 「暑さにもバテずにカイバをシッカリ食べていますし、相変わらずいい体つきをキープしています。今日のキャンターもいい調子で走っていましたよ」と、中村厩務員はにこやかな表情で語ってくれました。
 目標としている9月18日、中山土曜2R芝1600m牝馬限定戦への出走に向けて順調に進められています。

[2010.08.27]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り。雲に覆われていても湿度が高く、気温以上に不快指数は急上昇。太陽が顔を出せば、相変わらずの灼熱です。馬場状態は、すべて「良」でした。
 ウインジュビリーは、中村調教厩務員の騎乗で南馬場へと入り、角馬場でダクを踏んだ後、Aコースに移って軽めキャンターで1周といったメニューで調整が行われました。早くも乗り込み量を増やされているあたりからも前走からの回復の早さが伺えます。
 「今日も元気一杯でした。前走は残念でしたが、馬ゴミを苦にしなかったですし、次に向けて手応えを掴めました」と、中村厩務員も前走を前向きに捕らえています。
 次走については、9月18日、中山土曜2R芝1600m牝馬限定戦を目標に進めて行くとのことでした。

[2010.08.26]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れ。雨の気配が全くなく、連日直射日光が容赦なく照りつけていますから、当然ながらダートはパサパサ。毎朝、散水車がフル稼働です。馬場状態は、すべて「良」でした。
 ウインジュビリーは、今日から乗り出しを再開しています。
 佐藤調教助手の騎乗で角馬場入りすると、ダクと軽めキャンターでジックリと時間をかけて乗り込まれたジュビリーに、国枝調教師は「レース後もカイバは食べていますので、体もキープできています。なにより馬房で落ち着いていられるのがいいですね」と、ニッコリ。次走に向けて順調に進んでいきそうです。

[2010.08.25]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れ。朝晩は少しずつ涼しくなってきていますが、秋の気配にはほど遠く、まだまだうだるような暑さが続いています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 先週の新潟で出走したウインジュビリーは、結果は9着と振るわなかったものの馬ゴミの中でもシッカリと走れることを証明してくれたことは、次走へ向けての収穫と言えるでしょう。
 国枝調教師は「あれだけモマれ込む競馬はやろうと思ってもなかなかできません。怯むこともなかったですし、この経験は今後に生きると思っています」と、時折笑顔を織り交ぜながら語り、「決してスムーズとはいえなかったレースで真面目な走りを見せてくれました。結果はどうであれ、これはこれで良かった」と、今後に向けて価値のある敗戦と位置づけているようでした。
 さて、今朝はレース翌週ということで運動のみで様子を見られたジュビリーですが、疲れも見られないとのことですから、明日からの乗り出しも予定しているそうです。レース後のコメントでも国枝調教師が話していたように、続戦の方針で調整を進めていくことになりました。

[2010.08.20]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は曇りのち晴れ。調教開始時間は涼しく、猛暑はひと休みといった陽気でした。なお、本日の美浦トレセンは、馬場開場から1時間半ほど坂路の計測器が故障で計不となっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 今週の新潟日曜1R芝1600mに出走が決まったウインジュビリーは、中村調教厩務員の騎乗で南馬場のAコースに入場。軽めキャンターで1周した後、坂路コースに移って楽走1本というメニューで最終調整を行いました。
 「スタートがいいので、ポンと出て行くかもしれませんが、出たなりの位置でリズム良く走れれば十分にやれるはずです。前走の記憶を払拭する走りを期待しています」と、佐藤調教助手は気合のコメントをしてくれています。また、中村厩務員も「状態について不安な点はありませんし、頑張ってくれると思います」と、こちらも気合の面持ちでした。大きな変わり身を期待したいです。

[2010.08.19]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は曇り。雲が空一面を覆ってくれたおかげで、久しぶりにホッできた一日。時折吹き込む風で涼しさも感じました。馬場状態は、すべて「良」です。
 今朝のウインジュビリーは、追い切り明けということで厩舎周りの運動といった軽めの調整メニューでした。
 昨日の追い切りに騎乗した持ち乗りの中村調教厩務員は、「追い切りではラストの反応が良かったですし、『リズム良く走らせる』というテーマで進めてきた効果を感じています」と、笑顔で好感触を伝えてくれました。また、初戦は思わぬ大敗となってしまったことにも触れて、「本来はそういう馬ではないはずですし、ボク自身は不安ではなく、楽しみを持って競馬に行けると思っているんです」と、一変を期待していました。
 予定通り、今週の新潟日曜1R芝1600mに木幡騎手で出馬投票を行います。

[2010.08.18]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は曇り。雲が日差しを遮ってくれたことで、朝のうちは気持ちよく過ごせましたが、晴れ間が広がるといつもの猛暑。すぐに汗が噴き出しました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、中村調教厩務員の騎乗で南馬場のAコースに入り、軽めキャンターで1周。その後、坂路に移動すると、3歳未勝利クリミナルコードを相手に併せ馬で最終追い切りがかけられました。
 先行するクリミナルに対して、やや遅れてスタートしたジュビリーは、内に進路を取って残り2F標識付近から体を併せます。残り1Fを切ったところで強めに追われると、シッカリとした反応を見せ、1馬身抜け出してフィニッシュ。相手のクリミナルが馬なりだったとはいえ、キビキビとした動きは好感が持てるものでした。
 「前半はゆったりと走れるようになってきたことで、脚が溜まるようになっています。前走は初めての競馬ということに加えて他馬を怖がったことと、前半で一生懸命走った分、しまいで力を抜いてしまったということも敗因に繋がったと思うんです。自分のリズムを守ったレースができれば、違う競馬になるはずです」と、佐藤調教助手は巻き返しを誓っていました。
 前走後の厩舎陣営での話し合いでは「後ろから外を回す競馬をした方がいいのでは」という意見も出たそうですが、元々スタートのいい馬ですから、今回は「小細工はせずに、リズムのある競馬」をテーマとすることが決まったそうです。
 ということで、今週の新潟日曜1R芝1600mに出走を予定しており、鞍上は最終調整の結果、ベテランの木幡騎手に依頼することになりました。

[2010.08.13]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は曇り。強風は収まったものの、湿度が高くジメッとした一日。蒸し暑さは、馬にも人にも体にこたえます。馬場状態は、すべて「良」でした。
 今朝のウインジュビリーは、南Aコースに入ってキャンターでの調整を行っています。騎乗した佐藤調教助手は「気持ちもゆったり保てていますし、今日もいいキャンターをしていました」と、笑顔で感触を伝えてくれました。
 さて、目標のひとつである来週の新潟日曜1R芝1600mには、公営・船橋競馬の岡林厩舎に所属している左海騎手を確保しているそうで、「前走の内容を踏まえての2戦目ですからね。まずはシッカリと競馬を覚えさせてもらいたいと思っています」と、佐藤助手は続けて語っていました。

[2010.08.12]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は晴れ。台風の影響で砂埃が舞い上がるほどの強風が吹き荒れていました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 追い切り明けのウインジュビリーですから、今日は厩舎周りの運動で調整が行われました。
 引き続き、カイバもしっかり食べていて、状態も整っているとのことで、「最終判断は調教師が行いますが、いい感じで来ていますし、来週の出走もちょうどいいと思っているんです」と、佐藤調教助手は語っています。昨日の追い切りでは、意識的に馬を接近させるなど、いろいろな工夫が施されていますから、その効果が期待されます。

[2010.08.11]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は晴れのち曇り。雲が広がったことで直射日光が避けられたのは良かったのですが、変わりに蒸し暑さに見舞われました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場のAコースに入りキャンターを1周した後、坂路に移ると今度は3歳未勝利クリミナルコードとの併せ馬で追い切りがかけられました。
 内に進路を取り、3馬身ほどの追走でスタートしたジュビリーはラスト1Fから体を併せると、互いに馬なりで併入フィニッシュ。佐藤助手からは「ゆったり走れるようになって、しまいもスッと反応していました。いいですよ」と、好感触が伝えられました。
 引き続き、来週の新潟日曜1R芝1600mを念頭に置いて調整が進められています。

[2010.08.06]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は晴れ。やはり今日も朝から高めの気温。時折、太陽が雲に隠れてくれるだけで、いくぶんホッとします。馬場状態は、すべて「良」でした。
 今朝のウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗でまずは南馬場のAコースを1周。坂路に移ってからは楽走1本というメニューで乗り込まれていました。佐藤助手からは「この暑さですがカイバも食べていますし、状態は変わりなく来ています」との報告が届いていますし、夏負け知らずで元気一杯です。
 今週の出走を見送ったことで、8月22日、新潟日曜1R芝1600mが当面の目標としてあがっていますが、「ジックリ構える」という国枝調教師の方針に変わりはなく、まだ正式決定したわけではないので鞍上についても未定となっています。

[2010.08.05]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は晴れ。今日もジリジリと容赦なく照りつける日差しの中での調教です。涼を求めて木陰に入っても、時折鳴くセミの声が暑さに拍車をかけていました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 中村調教厩務員の騎乗で南馬場へと入ってきたウインジュビリーは、Aコースでキャンター1周を乗り込んだ後、坂路で楽走1本の登坂で調整を行いました。
 「引き続き落ち着きがありますし、バランスのいい走りをしていましたよ」という中村厩務員の笑顔の報告に、国枝調教師も「本当、いいんだよなぁ。あとはどう結果に表すかだけ」と、語っていました。体調面は好状態で推移しています。

[2010.08.04]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は晴れ。早朝の涼しさはつかの間で、相変わらず猛暑の中での調教です。調教スタッフは熱中症予防に水分補給が欠かせません。皆様もこまめに水分を取って熱中症にはお気をつけください。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で角馬場へ入場。ダクを中心に体を動かした後は、Wコースに入ってキャンターで1周というメニューで乗り込まれました。
 「落ち着きもあるし、いい状態をキープしているね」と話し出した国枝調教師ですが、2戦目については慎重で、「一番暑い時期だから、無理することもない。ここはジックリと構えよう」と言って、検討していた今週の新潟日曜2R芝1600mへの出走を正式に見送ることを決定しています。
 そして「次の新潟開催の2週目(8月22日、新潟日曜1R芝1600m)あたりに行けるなら行く、という感じでやって行きましょうか」と、語っていました。

[2010.07.30]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り時々雨。厚い雲に覆われ薄暗い一日。時折雨も落ちてきますが、暑さが続いていましたから雨で温度が下がるのは歓迎です。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」でした。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗でまずは南馬場のAコースを1周。その後、Wコースに移ってキャンター1周での乗り込みを行いました。
 今日もアパパネとの調整でしたが、「ゆったりといいペースで行けた」と、佐藤助手は笑顔で伝えてくれています。また、最近トラックコース主体のメニューを行っていることについては、「デビュー前はいいと思っていたけれど、結果から考えるとちょっと前向きすぎたかも」ということで、ハミを抜いて走らせることも心掛けているそうです。
 「状態としては来週でも行けそうなくらい。でも、いい時にGOサインを出す。これが大事だと思っています」と、佐藤助手は続けて語っていました。

[2010.07.29]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れのち曇り一時雨。朝方には青空が広がっていましたが、次第に雲が覆い、7時過ぎには雨が降るといった目まぐるしい空模様でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 佐藤調教助手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインジュビリー。角馬場でダクと軽めキャンターを行った後にはAコースを1周。さらにWコースにも移動してキャンターで1周というメニューで乗り込まれています。アパパネを前に置いて、それに付いていくような形だったのですが、「アパパネのキャンターが速すぎた」(国枝調教師)ということで、思っていたよりもハードな乗り込みとなってしまったようです。しかし、GI馬との調教もいい経験になったはずです。
 次走については、来週の新潟日曜2R芝1600mも選択肢のひとつに挙げられているとはいえ、「この時期ですから、そこに固執することはありません。あくまでも状態次第です」と、流動的であることも改めて表明していました。

[2010.07.28]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は晴れ。朝からの厳しい暑さは相変わらずで、今朝も気温はあっという間に30度を超えています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 ウインジュビリーは佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダクと軽めキャンターで乗り込んだ後、坂路でも楽走1本の登坂を消化しました。
 動きを確認した国枝調教師の開口一番は「元気一杯」で、次走についても「新潟開催のうちに競馬で確認したいこともあるので、このまま使う方向で進めて行きたいと思います」と、正式に続戦を伝えてくれています。
 次走として睨んでいるのは外回りの競馬で、その候補のひとつに来週の新潟日曜2R芝1600mが挙がっており、「他馬に敏感なところがあるから、揉まれない競馬を試してみるのもひとつの手」というのが、作戦のようです。

[2010.07.23]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は晴れ。昨日に引き続き、今朝もうだるような暑さ。加えて6時過ぎには調教スタンドが大きく揺れるほどの地震が発生したことで、冷や汗もかいてしまいました。馬場状態は、すべて「良」です。
 放牧を予定していたウインジュビリーでしたが、昨晩、北海道から美浦トレセンに戻ってきた国枝調教師はジュビリーの状況を確認したうえで、「馬場での動きを見てから決めたい」と、放牧を一旦白紙に戻すことを決めています。
 ということで、今朝は南馬場の角馬場に奥村調教助手の騎乗で入場。ダクと軽めキャンターでの乗り込みを行うジュビリーを、国枝調教師自らが角馬場の真ん中に立って様々な場面を作り出す指示を行い、その挙動を熱心に確認していました。
 「レースによるダメージはまるでありませんね。半分も競馬していないのだから当然といえば当然ですが・・・」と話しながら引き上げてきた国枝調教師は、「ただ、他馬に近づけた時に避けようとする挙動があったのが気になりました。前走は外から来た馬を待って、併せ馬の形にしたところで他馬を気にして突っ張ってしまった可能性が高いんじゃないかな」と、冷静に分析。そして、「メンコを着用してみるとか、後方からの競馬を試してみるとか、いろいろ戦法を考えたいと思います。前走で騎乗した内田騎手の意見も聞いてみて、作戦を練ります」と語ったのち、「コースの広い新潟開催のうちにもう1戦出走した方がいいと思うんです」と、続戦を示唆する発言を残していました。

[2010.07.22]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れ。今日も空はきれいに晴れ渡りました。ですが、連日の猛暑に馬も人もうんざり顔です。馬場状態は、すべて「良」でした。
 今朝のウインジュビリーは、根岸調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダクのみでの乗り込みを開始しています。
 さて、ジュビリーのこの後ですが、北海道出張中の国枝調教師から放牧の予定が厩舎スタッフに伝えられたとのことで、日付はまだ決定していませんが、早ければ明日になる可能性もあるようです。
 根岸厩務員は「元気ですね。疲労感もありませんでしたが、ここで一度リセットして、シッカリと気分転換して帰ってきてもらいたいなと思っています」と、語っていました。

[2010.07.21]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は晴れ。いよいよ夏本番。8時前には30度を超える猛暑で、「暑い」が挨拶がわりの一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 先週の新馬戦ではよもやの大敗を喫してしまったウインジュビリー。レース直後の競馬場はもちろん、美浦トレセンに戻ってきてからも入念に馬体を調べてみたものの「馬体には異常が認められません。しかも、すでに競馬のダメージも抜けているようで元気一杯なんですよね」と、担当の根岸調教厩務員から報告が届いています。今朝は、厩舎周りの運動が行われていましたが、シャンシャン歩いて、疲れた様子ひとつ見せないジュビリーがいました。
 北海道に出張中の国枝調教師からは「『牝馬の初戦で分からないことが多い』だけでは済まされないぐらいショックを受けた一戦になってしまいました。レース後、馬が元気なのはなによりですが、次走に向けてはハートレートモニターを使用して心拍数を調べながら進めるなどの方法も取り入れて行きたいと思っています。とにかく巻き返しに向けて必死に取り組んでいきます」という連絡が入りました。
 さて、気になる今後の方針については、厩舎スタッフの間ではレース勘が鈍らないうちに続戦した方がいいという案も出たそうですが、ここは一旦放牧に出して再出発となることが現時点では濃厚です。

[2010.07.16]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り時々晴れ。曇ったり晴れたりでしたが、日差しが入り込むと体感温度はグッと上昇。蒸し暑さに拍車がかかります。馬場状態は、すべて「良」でした。
 最終的に18/22の抽選を突破して、今週の新潟日曜5R芝1400m牝馬限定戦でのデビューが決まったウインジュビリー。水曜日に作成された出馬想定表では、26頭の出走予定があったのですが、昨日の出馬投票の段階での除外は4頭だったとのことで、「最終的に除外馬は思ったほど出ませんでしたが、それでも出走できたのは運も持っているということ」と、国枝調教師は笑顔で伝えてくれました。
 さて、今朝の最終調整は佐藤調教助手が騎乗して角馬場でダクを踏んだ後、Aコースで軽めキャンターとゲートの確認という内容で行われましたが、佐藤助手は「仕上がりはいいですし、スタートも速い。いいレースをしてくれるでしょう」と、好感触を伝えてくれています。
 新潟競馬場までの輸送や初めての競馬場という、初めてずくしの環境となりますが、残された課題をしっかりとクリアして、いい結果を導き出して欲しいです。

[2010.07.15]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は晴れ時々曇り。過ごしやすかったのは昨日までで、再び蒸し暑さが戻ってきています。雲が多かったことがわずかに救いでした。馬場状態は、すべて「良」に回復しています。
 追い切り明けということで、厩舎周りの運動で調整を行っていたウインジュビリー。黙々と運動をこなすジュビリーを眺めながら、国枝調教師は「至って順調!」と、笑みを浮かべています。
 予定通り、今週の新潟日曜5R芝1400m牝馬限定戦に内田騎手での出走を予定しており、午後には出馬投票を行いますが、やはり昨日作成された出馬想定表によると出走表明してきた頭数が多く、抽選は免れない状況ということで「まずは抽選を突破しなくちゃね。ここを目標にうまく調整できたから、なんとか出走したいところだよ」と、ゲートインを強く望んでいました。

[2010.07.14]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温20度、天候は曇り。久しぶりに涼しい空気が流れ込み、蒸し暑さはひと休みといったところ。調教も楽でした。ただ、昨夜の雨の影響で、馬場状態は「稍重」〜「重」となっています。
 今週の新潟日曜5R芝1400m牝馬限定戦に内田騎手とのコンビでデビューを予定しているウインジュビリーは、今朝は佐藤調教助手が騎乗して南馬場に入場。角馬場でダクと軽めキャンターを行った後には、ニューポリトラックコースに入って、2歳新馬同士で3頭併せの最終追い切りをスタートさせました。
 ジュビリーの先行で行き出し、続いて奥村調教助手騎乗のサトノアポロ、最後方から国分優騎手が騎乗するサトノピースピースという順で進みます。4コーナーでは、4馬身ほど先行していたジュビリーから外に進路を取りましたが、終始楽な手応えのジュビリーは、強めに追われるサトノアポロ、馬なりのサトノピースピースに半馬身ほど先着でゴール板を駆け抜けました。
 「サッとやればいい状態にまで仕上がっているから、今日は思った通りの追い切りができました。少しピリッとしたところも出てきているし、いい状態で新馬戦に向かえますよ」と、国枝調教師は満足そうにニッコリ。また、今日の最終追い切りは坂路での追い切りも検討されていたそうですが、左回りを経験させておこうという狙いもあって、ポリトラックを選択したそうです。「コーナーワークも特に問題はなかったね。あとは除外にならないことです」と、国枝調教師は祈るように語っていました。

[2010.07.09]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は曇り時々晴れ。早朝から気温も湿度も高く、梅雨独特の陽気。梅雨明けが待ち遠しくなってきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 今朝のウインジュビリーは、角馬場でダクを踏んだ後、Aコースで軽めキャンターでの乗り込みを行いました。
 担当の根岸調教厩務員は「これだけ調教をこなしてきていますが、カイバもシッカリ食べてくれていますし、現時点で馬体重は480キロ台をキープできています。いい状態で来週のデビュー戦に送り込めるように頑張ります」と、意気込んでいました。
 仕上げは順調に進んでいますが、気になるのが来週の新潟日曜5R芝1400m牝馬限定戦にはかなりの出走頭数が予想される点です。抽選になることはまず間違いないという情報ですから、運も味方に付けたいところです。

[2010.07.08]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は晴れ。美浦名物のモヤが晴れると、久しぶりに太陽が顔を出し、気温も真夏並みに上昇しています。馬場状態は、すべて「良」でした。
 追い切り明けのウインジュビリーは、今朝は厩舎周りの引き運動で調整が行われました。
 「追い切り後も変わりないですし、至って順調です」と話す国枝調教師は、手応えで見劣ってしまった昨日の追い切りついても「4F51秒台が出ているので、十分の内容。来週はサラッとやる程度でいいんじゃないかな」と、高評価を与えてくれています。
 そして最後に「敵は除外だけ」と、早くも予定しているデビュー戦、来週の新潟日曜5R芝1400m牝馬限定戦への出走状況が気になっている様子でした。

[2010.07.07]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は雨のち曇り。強い雨に見舞われ、暗い中での調教開始。その後、天気は回復してきたものの、いつ降り出しても不思議のない雲行きでした。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
 ウインジュビリーは、内田騎手の騎乗で南馬場へ入り、角馬場とAコースで体をほぐしたのち、坂路へ移動。松岡騎手騎乗の2歳新馬サトノピースピースとの併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
 「ジュビリーの方が動く」と宣言していた国枝調教師は、追走スタートを指示。その期待に応えるように徐々に差を詰めていくと、残り1F標識を通過する地点でサトノの外に体を併せます。ところが、ラストで追っ付けられたのはジュビリーの方で、対するサトノは馬なりのままでした。とはいえ時計は4F51秒台3ですし、動きも優秀なものでした。
 サトノに騎乗した松岡騎手は「今日はボクの方が動きすぎました。悪い馬場をまるで気にしないので、その差があったと思いますよ」と解説。ジュビリーに騎乗した内田騎手も頷きながら「それにこっちも無理はしてません。少し他馬を気にするところもあるので、クビを押してやりましたが、かえってこれくらいのところができて良かったと思うくらい。順調です」とニッコリでした。
 馬体もいい状態をキープできていますし、来週予定しているデビュー戦に向けて確実に前進しています。

[2010.07.02]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は曇り。早朝から湿度が高く、少し動くだけでも汗が噴出すほどでした。馬にとっても厳しい季節です。馬場状態は、すべて「良」でした。
 後藤騎手の騎乗で南馬場へ入ってきたウインジュビリー。角馬場でのダク踏みから始まり、Aコースに移っての軽めキャンターに加え、さらには芝コースでもキャンターで1周というメニューで調整を行いました。
 後藤騎手からは「大きなフットワークでいい走りをしますね。この時期の2歳馬としてはシッカリしていますから、デビューまで順調に行きそうですよ」と、好感触が伝えられています。その後藤騎手は来週から海外遠征を予定しているとのことで、デビュー戦の鞍上は内田騎手に内定していますが、「戻ってきたらいつでも空けますよ」と、笑顔で国枝調教師へのアピールも忘れていませんでした。

[2010.07.01]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇り。雨こそ降りませんでしたが、梅雨らしいグレーの空。その影響もあって気温の上昇は鈍く、過ごしやすい一日でした。馬場状態は、すべて「良」です。
 今朝のウインジュビリーは、追い切り明けですから厩舎周りの運動で調整を行いました。
 「調教を進めてきたことで気が入ってきた印象もありますが、普段は落ち着いていますし、カイバもよく食べます」と、担当の根岸調教厩務員から報告が届いています。馬体重も480キロ台をキープしているそうですから、このあたりは心強いところです。

[2010.06.30]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇り時々雨。早朝は細かい雨とモヤで視界は不良。モヤが晴れても雨は降ったり止んだりの繰り返しで、調教スタッフ泣かせの空模様でした。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は、「稍重」となっています。
 ウインジュビリーは、内田騎手の騎乗で南馬場の角馬場に入って、まずはダク中心の乗り込みとAコースでの軽めキャンター1周でウォーミングアップ。その後、坂路コースに移って2歳新馬サトノピースピースとの併せ馬で追い切りがかけられました。
 追走でスタートしたジュビリーは、サトノの内に進路を取って徐々に差を詰めていきます。ラスト1Fからピッタリ体を併せて、馬なりで併入。サトノも馬なりでしたが、ジュビリーの方が手応えも楽で、動きは軽快でした。
 「ジョッキーには『八分くらいの感じでやってくれ』という指示をしていました。まぁ、これくらいのタイム(4F54秒1)なら、楽に動くのは分かっていたこと。これからです」と、国枝調教師は気を引き締めるように語っていました。
 デビュー戦の狙いは、新潟開幕週の7月18日、新潟日曜5R芝1400m牝馬限定戦。鞍上には内田騎手を予定しているとのことです。

[2010.06.25]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温20度、天候は晴れ。昨日に引き続き晴れ間が広がった美浦トレセン。気温は高くてもジメジメ感はなく、不快指数は低めで過ごしやすい一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、根岸調教厩務員が騎乗して南馬場の角馬場でダク踏みを行い、Aコースを軽めキャンターでサッと流した後、坂路を楽走で1本というメニューで乗り込まれました。
 「非常に順調です。坂路などでは前向きに走るし、馬房では落ち着いているんです。現段階ではうまくオンオフを切り替えられているから、これから調教を強めていった時にもこの状況をキープしていきたいですね」と、佐藤調教助手は語っていました。
 姉2頭は感情のコントロールに難しい面があっただけに、ジュビリーも注意点ではありますが、国枝調教師始めとして厩舎陣営は「このまま行けそう」という感触を持っているそうです。

[2010.06.24]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇りのち晴れ。早朝のモヤが晴れると、その後は晴れ間が広がり、一気に気温も上昇。梅雨の中休みといった陽気です。馬場状態は回復しきれず、ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
 昨日、ゲート試験合格を決めたウインジュビリーですから、今朝は角馬場のみで調整が行われました。
 「昨日もゲートの反応は抜群でしたし、走っている時のフットワークもいいです。今のところは落ち着いていますし、いい素材をうまくものにしていかなくてはと思っています」と、佐藤調教助手は改めて気合を入れなおしていました。
 まずは第一段階をスムーズにクリアしましたから、今後は追い切りでの動きに注目です。

[2010.06.23]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は雨。馬場開場前から雨が降り始め、梅雨時期独特の空気に包まれた一日でした。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」で推移しています。
 ウインジュビリーは、内田騎手の騎乗で坂路を楽走で1本登坂した後、国分優騎手が騎乗する同じく2歳新馬サトノピースピースと合流して、南馬場Dコース奥のゲートに行き、初めてのゲート試験に臨みました。
 1回目をスムーズにクリアできたことで、合否の決まる2回目へ。サトノの外に落ち着いた様子でゲートインしたジュビリーは、枠内での駐立も文句なしにこなし、さらにはゲートが開くと抜群の反応で飛び出しを披露。すぐにサトノをリードするといった好内容で、楽々と1発合格を決めています。遅れたサトノも合格判定をもらっていますから、ジュビリーのダッシュがいかに優秀だったかがわかる試験結果となりました。
 内田騎手からは「前向きですし、フットワークもいいです。ただゲートはちょっと速過ぎる。もう少し遅くてもいいですね」と、贅沢な注文がつきましたが、これは一生懸命すぎるところがある血統背景を考慮しての発言です。
 「合格するのは分かっていました。まずは予定通り」と、余裕の笑みを見せた国枝調教師は、今後は2回新潟開催でのデビューを目標に調教を進める意向を明らかにしています。鞍上については、調整中とのことでした。

[2010.06.18]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。曇天模様ですが、気温も湿度も高く、梅雨時期ならではの蒸し暑さ。調教スタッフの表情もついつい曇りがちになってしまいます。馬場状態は、すべて「良」でした。
 ウインジュビリーは、見習い騎手の横山君(横山典騎手のご子息)の騎乗で、南馬場に入り、まずは角馬場でダクを踏み、続けてAコースを軽めに1周。その後、坂路に移って楽走1本の登坂を行い、さらにゲート練習という濃密なメニューをこなしています。
 注目のゲートですが、枠入り、枠内での駐立ともに上々で、ダッシュも十分の鋭さを見せていました。一緒に同じメニューをこなした2歳新馬サトノピースピースに騎乗していた国分優騎手も「反応が違いますね。あっさり置いていかれてしまいました」と舌を巻くほどでしたし、国枝調教師も「今日ゲート試験受けちゃえば良かったなぁ」と、上機嫌。しかし、騎乗した横山君には「お前が遅れそうになったらダメじゃないか。もっと構えておけ」と、苦言を呈する一幕もありました。
 初めてのゲート練習で素早いダッシュを披露したわけですから、試験合格の吉報をお届けできるのも早そうです。

[2010.06.17]
 今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は曇りのち晴れ。晴れ間が広がっていくとともに気温も上昇。梅雨時期らしく、蒸し暑い一日でした。馬場状態もすっかり回復して、すべて「良」となっています。
 ウインジュビリーは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場に入ると、角馬場でダク中心の乗り込みを行い、その後はAコースに移って軽めキャンターで調整されました。
 初めてのトレセンのコース入りですから、周りに興味を示していましたが、「初日としては堂々としていました。緩さは感じますが、この時期ですからそれも今後に向けていい傾向だと思います。キャンターの感じもなかなか良かったですよ」と、佐藤助手は期待感たっぷりの表情で報告してくれています。馬っぷりの良さも目立っていました。

[2010.06.16]
 お待たせいたしました。ウインジュビリー(父シンボリクリスエス、母ダイヤモンドビコー)が、本日16日水曜日、美浦トレセン・国枝厩舎に入厩を果たしました。
 「ジョイナスファームでもシッカリした動きを見せていました。まずはゲート試験をクリアすることが第一ですが、感触としては順調に進むだろうと思っていますから、新潟開催でのデビューを目指して進めて行きたいと思っています」と、国枝調教師は期待感たっぷりに語っていました。
 明日からの調教で、どのような姿を見せてくれるか楽しみです。

[2010.06.11]
 ウインジュビリーの入厩日が来週に変更となったことが、今朝、国枝調教師から伝えられました。
 国枝調教師から「明日の検疫で入厩させるつもりでいたんですが、入れ替わりで出す予定だった馬にアクシデントがあって動かせなくなってしまったんです。ですので、ジュビリーの入厩日がずれることになってしまいました。急な話で申し訳ありません。来週にはまた検疫を取りますので、当初の予定通り来週の水曜日に入厩ということになるはずです。入厩日は変更になりましたが、新潟の開幕週でのデビューに変更はありませんから」と、連絡が入っています。

[2010.06.09]
体高 161cm(±0) 胸囲 187cm(±0) 管囲 21.1cm(±0) 体重 497kg(+2) 6月上旬測定

 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「先週の金曜日に国枝調教師が来られて、併せ馬での追い切りを行いました。ただ、ジュビリーの場合はもう本数は足りていますし、併せ馬の相手を務めてもらったということだったんです。しかし、動きが圧巻でした。最初のラップが緩かったとは言え、ラスト1ハロンは驚きの12秒2。相手は少し仕掛けながらでしたが、ジュビリーは引っ張りきりでこのタイムを出してしまったんです。ちょっと能力の違いを見せつけられたという感じですね。この動きを見て、国枝調教師も『今すぐにでも厩舎に入れてやりたいなぁ』と、とっさに言葉が出たほどでしたから。普段は本当おっとりしているんですが、最近は人が跨ると気合が乗るようになってきたんです。これもいい傾向ですね。ゲートも日を追う毎に上達していますし、学習能力も高いのでしょう。国枝調教師が言うように来年のクラシックが楽しみになってきました」と話していました。
 なお、本馬は6月12日(土)の入厩を予定しておりますので、6月10日(木)午後6時をもちまして募集を終了させていただきます。ご出資をご検討の方は、至急クラブ事務局までご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。

[2010.06.07]
 ウインジュビリー(ダイヤモンドビコー08)の入厩日が、6月12日(土)に前倒しになったことが、今朝、国枝調教師から伝えられました。
 国枝調教師から「入厩予定は来週の水曜日だったのですが、今は検疫が混み合っていて、思ったように希望している日程が取れないんです。ですので、今週から申し込んでいったのですが、土曜日のキャンセル待ちが回ってくることになりました。来週絶対に検疫が取れるという確約もないわけですから、1週早めて土曜日に入れさせていただきます。おそらくゲート試験もすぐに受かるでしょうし、新潟の開幕週には十分間に合うでしょうね。今からデビューが楽しみです」と、入厩日の変更の知らせが入りました。
 なお、本馬は6月12日(土)の入厩を予定しておりますので、6月10日(木)午後6時をもちまして募集を終了させていただきます。ご出資をご検討の方は、至急クラブ事務局までご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。

[2010.05.26]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「先週は長めからの追い切りを敢行しました。4F52秒というところでしたが、自分からハミを取ってグイグイ行く姿が見られましたし、動きは非常に良かったです。今までハロン15〜15秒程度では楽に動けてしまって、あまり前向きさが感じられなかったのですが、今回自分から前へ前へという姿が見られたのは収穫でした。普段は相変わらずおっとりとしていますが、これで少しスイッチが入ってきたのではないかと思っています。普段はおとなしく、競馬ではスイッチが入るというのが理想ですからね。そうなるように持っていきたいと思っています。国枝調教師とも話しましたが、『トレセンに入ればもっとピリッとしてくるので、もう攻めなくていいよ』とのことでしたので、入厩まではハロン15〜15秒程度にとどめておきます。ゲートに関しては、出も進歩していますし、おそらく入ってすぐに試験に合格すると思います」と話していました。
 また、国枝調教師は「先週の追い切りが素晴らしかったね。普段は猫のようにおとなしい馬だけど、これで気持ちのスイッチも入ってくるでしょう。姉2頭と比べて、現時点でこれだけ馬格があるのは特筆すべき点。姉も能力は高いんだけど、精神面、馬体の細化などで本来の力を発揮できていませんからね。そういう意味ではこの馬は楽しみだと思います。クラシックに乗せないといけない馬だと思っています。デビューは新潟開催を予定しています。この仕上がりなら1ヶ月でデビューまでいけると思いますので、入厩は6月の3週目としましょう。メドとしては6月16日(水)の入厩を考えています」と話していました。
 なお、本馬は6月16日(水)の入厩を予定しておりますので、6月14日(月)午後6時をもちまして募集を終了させていただきます。ご出資をご検討の方は、お早めにクラブ事務局までご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。

[2010.05.12]
体高 161cm(±0) 胸囲 187cm(+2) 管囲 21.1cm(±0) 体重 495kg(+23) 5月上旬測定

 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「先週の金曜日は半マイルからの追い切りをかけました。ハロン15〜15秒で入って、ラスト2ハロンは13〜13秒という内容でしたが、ラストまで持ったままで楽に動けていました。まだ気持ちのスイッチは入ってきていない状況ですが、トレセンに入れば嫌がおうにも、ピリッとするところは出てきますからね。国枝調教師もご覧になって、『牧場ではこれくらいの方がいい』とおっしゃっていますし、心配はないでしょう。その言葉の背景にはこの充実した馬体が関係していると言えるでしょう。姉とは違ったタイプで、ドッシリとした腹回り、トモの厚さ、文句を付けるところがありません。しかも、調教のピッチを上げながら、こうして増やしてくるんですからね。馬体減で悩まされるということはなさそうです。ゲートに関しては、最初は開く音に驚いて、出もイマイチだったのですが、学習能力が高いのでしょう。今はスムーズに出られるところまできています。早期入厩へ向けて仕上げていきます」と話していました。

[2010.04.28]
 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「予定通り、与えたメニューを順調にこなしてくれています。先週は3ハロン15〜15秒をやりましたが、スムーズに動けていましたよ。持っているエンジンの性能が高いのでこれくらいは楽に動けるんでしょうが、欲を言えば、もう少しピリッとしたところが出てきて欲しいんです。ハロン15〜15秒の追い切りでも、自分から前へ前へという気持ちがまだ見られないんです。このペースではいいんでしょうが、さらに一段階上に行った時には、その気持ちの前向きさがなければ、こなしていけないとは思います。ゲートに関しても、寄り付き、駐立は文句なしの優等生。ただ、出ることに関してはまだまだ。この辺もピリッとしたところが出てこないと、もう一歩進むことはできないでしょう。しかし、その分、馬体面にはいい影響を与えています。このメニューをこなしながら、ドンドン馬体が増えてくるんです。姉達が馬体の細化で苦しめられたことを考えると、これはいい傾向だと思います」と話していました。

[2010.04.14]
体高 161cm(±0) 胸囲 185cm(±0) 管囲 21.1cm(±0) 体重 472kg(−10) 4月上旬測定

 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「予定通りの1ヶ月の休養を経て、馬体がさらにパワーアップした印象です。また調教を再開して、数字は少し減ったのですが、見た目はむしろドッシリとした印象に映るくらいですよ。もう今は通常のメニューで調整していますし、今週末は3ハロンをハロン17秒くらいに伸ばそうと思っていますが、これも楽にこなしてくれるでしょう。やはり姉と同様いいエンジンを搭載しているのが分かります。来週は3ハロンのハロン15〜15秒。そして再来週は半マイルからハロン15〜15秒と、1週ずつステップアップしていく予定です。あとは気性面。とにかくドッシリとした気性の持ち主で、姉とは違ったタイプですね。姉が気性面で能力を出し切れていないということですから、これは歓迎なのですが、欲を言うと、もう少しピリッとしてきて欲しいという気持ちがあるんです。まあ、牝馬ですから、一度速いところをやれば、気持ちは入ってくるんだとは思いますけどね」と話していました。

[2010.03.16]
 ダイヤモンドビコーの08の競走馬名が英語で『世界最大の研磨済ダイヤモンド、ザ・ゴールデン・ジュビリー』から「ウインジュビリー/Win Jubilee」に決定いたしました。

[2010.03.10]
体高 161cm(±0) 胸囲 185cm(+1) 管囲 21.1cm(±0) 体重 482kg(+16) 3月上旬測定

 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダクを2000m消化しています。
 担当者は「予定通り1ヶ月間、パドック放牧のみの完全休養で楽をさせました。ウチへ来た時からうるさい馬ではありませんでしたが、馬はとてもリラックスしていたようで、のんびり過ごしていましたよ。休養期間中もカイバ食いは旺盛で、案の定、馬体重をグンと増やしてきましたね。この流れはこちらの思惑通りで、ハロン15〜15秒まで攻めておいて、一旦リフレッシュを挟み、馬体の成長を促すという方法です。元々、休養前も細くは見えませんでしたが、こうして数字が増えた状態を見ると、ひと回り大きくなったなと実感します。単に脂肪が付いただけではなく、全体的に成長しているのは間違いありません。今週月曜日から馬場に出して乗り始めましたが、さすがに休んでいただけあって元気は良かったですね。でも、これは当然で、どこかが痛いわけではなかったですから、これくらい元気があってくれないと逆に困ってしまいます。このまま順調に行けば、早めの入厩ということになるでしょう」と話していました。

[2010.02.10]
体高 161cm(±0) 胸囲 184cm(−2) 管囲 21.1cm(±0) 体重 466kg(−6) 2月上旬測定

 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。パドック放牧を6時間消化しています。
 担当者は「今週月曜日から馬休めの休養に入っています。毎年、国枝厩舎の順調組は1月一杯調教で攻めて、2月から1ヶ月お休み、3月から乗り出しを再開、5月には入厩という段取りになっています。この馬も予定通りの休養です。休養前にビシッと攻めるというのがプランでしたから、先週金曜日にコースでハロン15〜15秒を行いました。自分からハミを取って、グイグイ動けていましたし、この気持ちの前向きさには少しビックリでした。というのも、この馬は普段からとてもおとなしく、調教でも優等生。リードホースができるくらい落ち着いた気性だったんです。むしろ少しピリッとしてきたところが出てきて欲しいと思っていたんです。この血統はテンションが上がって、体が減ってしまうのが悩みですが、競走馬で、特に牝馬は少しくらいピリッとしたところを持っていないと走りませんからね。これはいい傾向だと思います。この休養でまた馬体がグンと成長すると思います」と話していました。

[2010.01.13]
体高 161cm(±0) 胸囲 186cm(+4) 管囲 21.1cm(+0.1) 体重 472kg(−12) 1月上旬測定

 現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1200m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
 担当者は「少しずつ距離を伸ばして乗っています。現在はペースも上げてきて、ハロン20秒くらいのキャンターになっていますが、しっかりと走れていますね。この時期の馬はフラフラしたり、周りに驚いたりということがあるのですが、この馬は真っ直ぐに走ってきます。併せ馬をすれば真っ直ぐ走れる馬は多いのですが、最初から単走でブレがなく走れていたのには驚きでした。フォームがしっかりと備わっているという感じですね。今後は2月に入ったらさらにペースを上げ、ハロン15〜15秒も行おうと思っています。国枝厩舎の2歳馬は順調な組は4月、5月で入厩となりますので、この馬もそのつもりで仕上げていきます。馬体に関しては、数字上は減ったのですが、見た目には変化はありません。カイバ食いも旺盛ですし、姉とはまったく違ったタイプと言えるでしょう。減った数字は調教を進めてきて中身が引き締まってきたということでしょう」と話していました。

[2008.12.09]
体高 161cm(±0) 胸囲 182cm(+4) 管囲 21cm(+0.8) 体重 484kg(−8) 12月上旬測定

 12/1(火)に北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトを退厩、12/2(水)に千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームへ移動を完了しています。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1200m、キャンター2400mを消化しています。
 担当者は「初めての長距離輸送でしたが、熱発もありませんでしたし、馬体を大きく減らしたという印象もありません。姉のマリアベールは環境の違いに戸惑い、テンションが高くなって、馬体を減らしてしまった感じでしたから、妹もそういうタイプかなと思っていましたが、まったくその逆。着いた日から落ち着いていましたし、カイバもバリバリ食べていました。現在はダートコースでキャンターを2400m乗っていますが、なかなか乗り味はいいですよ。姉にも跨った乗り手は『妹の方がパワーがありますね』と話しています。ただ、まだまだ1歳のこの時期。しっかりと毎日の調教を積み重ねて基礎体力を上げていきましょう。これだけの良血馬ですし、素質を開花できるよう頑張ります」と話していました。

[2009.11.11]
体高 161cm 胸囲 178cm 管囲 20.2cm 体重 492kg 11月上旬測定

 北海道・千歳の社台ファームにて初期馴致を終了した後、北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトへ移動。今月末に行われる北海道募集馬見学ツアーが終了した後、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームへ移動の予定となっています。現在は、ウォーキングマシンを60分、角馬場にてダク、ハッキングの後、坂路をハッキングにて1本消化しています。