[2011.07.27] 引退
27日にエコー検査を行った結果、右前脚に重度の浅屈腱炎を負っていることが判明しました。「土曜日に牧場からこちらへ帰厩させて、しばらく様子を見ていました。ただ、思ったよりも右前脚の腫れが目立っていたので本日診療所にてエコー検査を行った結果、42パーセントの屈腱炎を発症していることがわかりました。牧場での状態からするとここまでのダメージを負っているとは思ってもいませんでしたが、躓いたりぶつけたりといった類のアクシデントが一回あって出るパーセンテージではないと思われます。振り返ると、2走目の阪神でレースをしたあとにボンと腫れが出ました。そのときは腱鞘炎という診断でしたが、もともと捌きの硬い馬でしたし、脚元が水っぽくて枯れていない状態でしたから、慎重に見てきました。2戦目のあとに2回ほどエコーを撮りましたし、勝ったあとも数日かけて厩舎に置き、エコー検査を含めて異常がないことを確認してから放牧に出させていただきました。牧場でも入場後に1回、乗り出す前にもう1回と2回エコー検査をしてもらって万全を期してから軽めに動かしていたのですが、その後に今回の状態へと至りました。断定はできないのですが、これまでは表面上に出ていなかっただけで見えない部分から炎症がじわじわと蓄積されていて、今回大きく出てしまったのかもしれません。初戦の内容、そして、その後のパフォーマンスを見ていても、これからがとても楽しみと思っていました。初入厩から初勝利までじっくりやらせていただいたのもそれだけ期待をしていたからこそという部分もあったのですが、このようなことになり非常に残念ですし、誠に申し訳ございません」(加藤征師)これまでの経緯からも期待の大きさがわかるほどで、大事に育ててもらっていましたが、脚元がしっかりと固まっていなかったことから局所的に負担がかかりやすく、ダメージがじわじわと進行してきて今回の診断結果となってしまったのだと思われます。将来が楽しみな逸材ではありましたが、復帰を望むのは酷な状態であることから、加藤征弘調教師と協議を行い、現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

[2011.07.25] 加藤征厩舎
23日に美浦トレセンへ帰厩しました。

[2011.07.21] 吉澤S
「最近の状況を把握するために確認したところ、放牧へ出したあとも定期的に検査をしながら進めてもらっていたものの最近また疲れの見られた右前脚の状態がもうひとつとのこと。以前は腱自体に問題はなく腱鞘炎でしたからおそらく大丈夫だろうと思いますが、期待している馬だし、場所が場所だけに心配でもあります。今後の状況次第になりますが、いったんトレセンへ連れてきて手元で様子を見ることも考えたいと思います」(加藤征師)

[2011.07.20] 吉澤S
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「脚元の様子を見ながら軽めに乗っていましたが、相変わらず日によって疲れの出やすい右前脚に熱を持つことがあります。こちらに来て最初の頃は大きな問題はありませんでしたが、大型馬でもありますし、負担がかかりやすいのは否めないと思います。調教師と相談したところ、施設の整っているノーザンファームへ移して、現地で慎重に見てもらうことも考えることになるかもしれません」(牧場担当者)

[2011.07.14] 吉澤S
周回コースでキャンター調整を行っています。「トモや脚元を慎重に見てケアしながら調整を進めているのですが、この中間、以前から負担がかかりやすい右前脚に熱感と張りを見せることがあります。定期的にエコー検査などを行い、腱などに異常がないことを確認しながら乗っているのですが、外見上で少し波があるような状態なのは否めません。後ろに疲れが溜まりやすいことから前でカバーしようとする分負担もかかるのでしょう。調教もやりすぎるのではなく、上手く強弱のコントロールをつけながら調整する必要があるでしょうから、慌てず乗っていきたいと思っています」(牧場担当者)

[2011.07.06] 吉澤S
周回コースでキャンター調整を行っています。「先週末に少し大きめのところで動かしてみたのですが、まだ疲れが癒え切れていなかったのか右トモを触ると少し嫌がる素振りを見せていました。歩様が悪くなったというわけではないので、ごく軽い疲れでしょう。休まなければいけないレベルではありませんので乗ってはいますが、少しペースを緩めて軽めで様子を見たいと思っています」(牧場担当者)

[2011.06.30] 吉澤S
周回コースでキャンター調整を行っています。「コースに入って長めの距離をキャンターしていますが、日によって右前脚に熱を持つことがどうしてもありますね。まだパンとし切れていなくて疲れが出やすいということなのでしょう。エコー検査を行い、腱に異常がないことは確認できているので大ごとには至っていないのですが、負担がかかりやすいのは確かでしょうから焦らないことが必要不可欠なのだと思います。背腰がまだ緩いので前にかかる比重も大きくなるのかもしれませんし、全体のバランスを考えながら強弱をつけつつ乗っていければと思っています」(牧場担当者)

[2011.06.23] 吉澤S
周回コースでキャンター調整を行っています。「コンディションは安定していますし、順調に調教を行うことができています。現在は普通キャンターを行っていて、そろそろ15−15に近いところを開始してもいいかなと思えるほどになってきています。ただし、トモの緩さと脚元に弱いところが出たことがある馬なので、今は慎重に乗るようにしてタイミングを見ながら調教負荷を強めていきます」(牧場担当者)

[2011.06.16] 吉澤S
周回コースでキャンター調整を行っています。「脚元のケアを欠かさず行いながら乗っているのですが、いい意味で変わりがありませんし、順調ですよ。キャンター調教は継続して行えており、気配も良好です。今朝加藤調教師と話をして、そろそろ具体的なことを考えたいとのことでした。ただ、トモの緩さがまだ目立つ現状なので、もうしばらくは時間が欲しいと伝えたところ了解をいただきました。少なくともあとひと月からふた月ほどは必要かなと思いますので、脚元、そして太りやすい体質を考慮しながらいい形に仕上げて送り出せるようにしていきたいと思います」(牧場担当者)

[2011.06.08] 吉澤S
周回コースでキャンター調整を行っています。「脚元の様子を見ながらですが、少しずつ調教を進めています。現在はハロン18秒から20秒程度のペースで乗るようにしています。前脚の状態は今のところ平行線なものの、トモの緩みが見られますね。疲れもあった箇所ですから、じっくり乗り込み量を補いながら体がフィットしてくるのを促していきたいと思っています。そのうえで15−15のペースに近づけていければ理想的でしょう」(牧場担当者)

[2011.05.31] 吉澤S
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「移動当初から右前脚に熱感が見られましたので慎重に見ていますが、この中間に確認のために行ったエコー検査の結果を見ても腱自体に損傷はありませんでした。どうも太りやすい体質のようなので、負担がかからない程度に少しずつ動かすことにしました。現在は速いときでハロン20秒程度のキャンターを行っていて、午後の触診では若干の熱を帯びる程度です。もちろんその熱が強くなるようであれば良くないので、その際はペースを落とすなりして臨機応変に対応していくようにします」(牧場担当者)

[2011.05.25] 吉澤S
ウォーキングマシン調整を行っています。「依然として腱の周囲に炎症があるのと、ソエの症状が見られるのでマシンなどの軽めの運動にとどめながら疲れを癒すことを中心に取り組んでいます。脚元の疲れは今に始まったことではなく厩舎から引き継いだもので、腱本体に傷みがあるわけではありませんので心配は要りません。トモにも疲れがあるようですし、しばらくは軽めにとどめて体調が上向いてくるように促していきたいと思っています」(牧場担当者)

[2011.05.18] 吉澤S
ウォーキングマシン調整を行っています。「疲れから腱の周囲に炎症があるのと、ややソエ気味なところもあるようでしたので、まずその疲労をしっかりと取ることから始めるようにしています。まだ移動してきて1週間ほどしか経っていませんのでマシン運動にとどめています。もうしばらくは同じメニューか少し動かす程度にして徐々に立ち上げていくつもりです」(牧場担当者)

[2011.05.12] 吉澤S
「通常の横からのレースしか確認できていなかったので改めてパトロールビデオを見ましたが、いかにも若手限定戦という感じで少し粗いレースでしたね。内に入ろうとしても急に内から外へ出てくるような馬がいたりしてなかなかリズムが整わなかったし、終始3〜4馬身外を回される形になっていました。また、トモが開いたように走っていたし、やはり疲れも出てきていたのでしょう。あの行きっぷりの悪さはそのあたりも影響していたのだと思います。それでも勝ち切るのだから人馬ともに立派ですね。ここは勝たないといけないレースでしたから本当に良かった。ここは無理するところではないですから、予定どおり本日放牧に出しました。送り出す前に背腰にSSPをあてて少しでも回復を早くしてあげられるようにしました。あとはケアのうまい吉澤ステーブルにお願いしたいと思います。まずは疲労をしっかり取ることに専念して、その後の状態次第で北海道開催の後半あたりを目指すのもありでしょう。ただ、あくまでも馬の成長を促しながらの方針を持っていきたいと思っています」(加藤征師)12日に境共同トレセン内吉澤ステーブルへリフレッシュ放牧に出ました。

[2011.05.11] 加藤征厩舎
11日は軽めの調整を行いました。「狙い通りだったとは言えよく勝ってくれました。スタート直後に2頭が前へ行く構えを見せてくれた時点で勝利を確信しましたが、少し重たかったことと砂を結構被ったことで勝負どころの行きっぷりが良くなかったので、乗り役は結構焦ったようですが、力が違いましたね。前走後に脚元の疲れが出たので、その点だけが気になっていましたが、この数日の状態を見ていると少し水っぽく見せました。念のためにエコー検査をしましたが前回同様に腱自体にはダメージがなくて、腱と筋肉との間の締りがもうひとつで少し水っぽくなりやすいようです。ただし、大きな問題ではなく適度にお休みを挟んであげれば落ち着きますから心配はありません。ただ、脚元よりトモのほうに疲れが目立ちますね。初入厩からずっと厩舎で調整してきましたし、さすがに疲れも溜まっているのでしょう。ここは無理をするべきところではありませんし、レースの内容からまだ伸びしろがありますから、大事にしたいですね。明日いったん境トレセンの吉澤ステーブルへ放牧に出し、向こうでしっかりと疲れを癒してもらうつもりです」(加藤征師)12日に吉澤ステーブルへリフレッシュ放牧に出る予定です。

[2011.05.05] 加藤征厩舎
7日の新潟競馬(3歳未勝利・若手騎手限定・ダ1800m)に高倉騎手で出走いたします。

[2011.05.04] 加藤征厩舎
4日は美浦坂路で追い切りました(52秒2−38秒1−24秒8−12秒3)。「先週に引き続き坂路で4ハロン53秒を切るくらいの負荷をかけた調教を行ったのですが、いいですね。時間をかけた甲斐があって具合は良く、調子も上向いていますよ。以前は強い調教を課した後に若干精神的なストレスを見せることもあったのですが、先週まではそれほどイライラした様子を見せていませんし、今朝の追い切り後も問題なければ心身ともにいい状態でレースへ向かえるようになるでしょう。若手騎手限定戦になりますが、乗れている高倉ジョッキーですし、普通にスタートを切って普通に流れに乗れればまず勝ち負けになるでしょう。前走後、脚元に疲れが出たように体の芯が固まりきれていない今、酷使するのは良くないでしょうし、ここはキッチリ勝たせて今後にゆとりを持って成長を促していきたいですね」(加藤征師)7日の新潟競馬(3歳未勝利・若手騎手限定・ダ1800m)に高倉騎手で出走を予定しています。

[2011.04.27] 加藤征厩舎
27日は美浦坂路で追い切りました(52秒3−38秒1−25秒3−12秒5)。「順調ですね。先週までは準備段階でしたが、今週から本格的にピッチを上げています。今朝は坂路で53−38を基調に終いを伸ばすような調教を指示したのですが、動きもしっかりしていたし、上がってきた時の歩様、雰囲気ともに良かったですよ。この調子で週末、来週と重ねていければ予定どおりの競馬へ向かうことができるのではないでしょうか。普通にまわってくることができれば勝ち負けでしょうし、若手で、しかも減量が利く高倉をおさえているのでここで決めたいですよね」(加藤征師)5月7日の新潟競馬(3歳未勝利・若手騎手限定・ダ1800m)に高倉騎手で出走を予定しています。

[2011.04.21] 加藤征厩舎
20日は軽めの調整を行いました。21日は美浦坂路で追い切りました(57秒5−41秒4−27秒0−13秒0)。「時間をかけて立て直しを図っていますが、調教はほぼ休めずに乗っていますし、競馬へ向けて徐々に負荷を強めだしていますよ。先週は14−14でしたが、今週はもう少し上げて終い13秒の時計を出しています。この調子で上げていけば3週目あたりには出走できる状態になってくると思っています。もちろん状態次第で前後する可能性もありますが、未勝利クラスでは能力上位なのは間違いないし、より確実に勝利を狙いに行くために今のところ新潟へ連れていくことをメインに考えています」(加藤征師)今のところ5月7日の新潟競馬(3歳未勝利・若手限定・ダ1800m)に高倉騎手で出走を予定しています。

[2011.04.13] 加藤征厩舎
13日は美浦坂路で14−14を行いました(59秒3−43秒1−28秒2−13秒8)。「馬のコンディションを第一に進めるようにしましたので、立ち上げもじっくり行っています。先週より乗っていて、週末より少し時計になるところを出しています。今朝も朝一番に坂路へ入って1本は普通キャンターで2本目を14−14ほど。脚取りはしっかりしているし、動き、気配ともに思惑通り上がってきていますよ。勝ち負けまで来ていますし、チャンスはすぐ目の前にあるから今は焦らないで慎重に立ち上げて、より万全の状態でレースへ向かえるようにしていきますよ」(加藤征師)

[2011.04.06] 加藤征厩舎
6日は美浦坂路で軽めの調整を行いました。「脚元の状態を見ながら徐々に立ち上げているところです。エコー検査上、腱自体に大きな異常はありませんでしたが周囲の組織に炎症があるのは否めないので、中にこもった炎症をしっかり取れるように薬を塗ってケアをしています。その甲斐もあってだいぶスッキリと見せるようになってきましたよ。今朝は坂路で普通キャンターを行っています。権利期間内に間に合わせることも考えましたが、前走後の過程を考えると少しゆとりを持ってあげたほうがベターだろうと思います。新潟開催、東京開催も決まり、3場開催となりました。そのことで今のような混雑も緩和されて出やすくなるでしょうから、今のところ期間内にこだわるのではなく、馬のコンディションを中心に考えた調整をして調教を進めようかと思っているところです」(加藤征師)

[2011.03.30] 加藤征厩舎
30日は軽めの調整を行いました。「先週は少し疲れの抜けるのが遅かったので心配しましたが、ようやく落ち着いてきました。念のためにエコー検査をして中身の状態を確認したのですが腱などに大きな異常がなくてホッとしています。期待している馬だし、勝利は目の前に来ている馬ですからね。ただ、落ち着かせるために調教は控えて曳き運動のみに終始していましたからこのあとの立ち上げにどのくらいの時間を要するかですね。今の状況からすると権利持ちの馬か出走間隔を数ヶ月空けた馬でないと出走できないくらいですから、間に合うようならば優先出走権が使える2週後までに使ってあげたいと思っています」(加藤征師)

[2011.03.24] 加藤征厩舎
「外見上はそれほど気にならないものの、まだ若干炎症自体は残るようなのでもうしばらく様子を見たいと思います。目一杯の競馬をしたことで一過性の疲れが出ているという可能性もありますからね。少なくとも今週は疲れを取ることに専念する予定ですし、来週くらいまで手元に置いておき、このまま次走へ向かっていけるか放牧に出したほうがいいかも含めて考えます」(加藤征師)

[2011.03.23] 加藤征厩舎
23日は軽めの調整を行いました。「レース後すぐのタイミングではそれほど気にならなかったのですが、時間が少し経って両前脚に腫れが見られました。その後の経過を慎重に見ながらしっかりケアしていたことでだいぶ症状は引いているのですが、前さばきに硬さがあり、負担がかかりやすいところが以前からある馬なので引き続き様子を見ています。必要ならば検査することも考えています」(加藤征師)

[2011.03.17] 加藤征厩舎
19日の阪神競馬(3歳未勝利・ダ1800m)に安藤勝騎手で出走いたします。

[2011.03.16] 加藤征厩舎
16日は美浦坂路で追い切りました(52秒2−38秒0−24秒8−12秒2)。「先週の競馬がなくなったのはさすがに想定外でしたが、状況が状況ですし、マイナス思考にならず前を向いて調整しています。前走から上昇してきたところで先週の競馬へ出走しようとしていましたし、体調等に問題はありません。いい意味で変わりなく来ていますよ。今朝も坂路で時計を出しましたが、動きはしっかりしていましたし、いいと思います。レースをどうするか少し考えましたが、ダートのほうがベターだろうと判断し、今週の1800mへ向かうつもりです。鞍上は安藤ジョッキーにお願いしてあります」(加藤征師)19日の阪神競馬(3歳未勝利・ダ1800m)に安藤勝騎手で出走を予定しています。

[2011.03.10] 加藤征厩舎
9日は美浦坂路で追い切りました(53秒5−38秒7−25秒6−12秒4)。「レース後の過程を考えると4週目まで時間をかけてあげたほうがいいだろうなと思っていたのですが、先週あたりから持ち直してきてグンと気配は上向いています。週末は大きめにして今朝時計を出したのですが、全体の時計は53秒5も終いの伸びが良くて、具合の良さを感じさせる走りでした。走っているときの顔つきもしっかりしていて良くなりましたよ。これならば来週まで待つより、調子が上向いているときに競馬へ向かってあげたほうがいいでしょうから今週使うつもりで調整することにしました。使うならば芝の2000mかダートの1800mと思っているのですが、急遽の前倒しだったために芝2000mはいい乗り役がなかなか捕まえにくい状況です。ダートの1800mだとメンバーレベルもやや落ちるでしょうし、今のところダートへ矛先を向けてまず最初の勝利を狙いに行こうかと考えているところです」(加藤征師)出馬状況次第で変更する可能性もありますが、12日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1800m)に後藤騎手で出走いたします。

[2011.03.03] 加藤征厩舎
2日は軽めの調整を行いました。3日は美浦坂路で追い切りました(56秒5−41秒6−26秒9−13秒0)。「レース後数日は精神的な疲れが目立っていましたが、週末あたりになると前さばきの硬さが目立ち、触ると右腰を落とすようなそぶりを見せるほど肉体面の疲れも表に出てきていました。このままならば無理せず放牧に出してあげたほうがいいかなと思いながら様子を見ていたところ、少し気配が上向いてきて、トモの疲れも電気針の治療を施すなどしてだいぶ癒えてきました。そのことを踏まえて確認の意味も含めて今朝坂路で14−14から終いを少し伸ばす程度の調教を行ったところ、無理なく楽に上がってくることができました。動きを見る限りでは持ち直してきた印象ですし、このあと疲れがぶり返さなければこのまま次へと向かっていけそうですね。ただ、元々とは言え硬いところはまだ見られますし、このあともよく見ておきます。走法から考えても芝・ダート両面で次走を考えてあげるのも一つの手だろうと思っています」(加藤征師)

[2011.02.23] 加藤征厩舎
23日は軽めの調整を行いました。「勝った馬は実際強かったし、上手く主導権を取られたから致し方ないところはありますが、2着は死守してほしかったかなというのが本音ですね。堀調教師とレース前から話はしていて相手にも素質のあることはわかっていたんだけれど、あの形で負けたのは悔しいですね。ただ、まだ幾分重めでもありました。期間的に50キロのシェイプアップが限度で、これからさらに引き締めていけばより動けるようになるでしょうし、伸びシロがあるということです。レース後、肉体面は今のところ問題なさそうなものの、精神的な疲れを見せるようになっていますね。イライラしていますし、馬房の中でも落ち着きがありません。少し繊細なところがある馬ですし、飛節など負担がかかりやすい部分も持ち合わせている馬なので、今後の状態をよく見ておかなければいけないと思っています。問題なければ4週目の1800mあたりを考えていますが、焦って馬をダメにするのがいちばん良くないことなので、馬の状態を第一優先に判断していきます」(加藤征師)

[2011.02.17] 加藤征厩舎
16日は軽めの調整を行いました。17日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒8−53秒2−38秒8−12秒6)。「日曜日の競馬なので今週は木曜日に追い切りました。今回は先行する形を取ったのですが、後ろから来られると力んでしまうところがあるので今回だけメンコを着用してケアして行っています。スタンド前から入って最初は17−17くらいのペースを刻み、5ハロンくらいから徐々にペースアップ。最後はテラノコブラ(3歳500万下)が並びかけてくる形だったので先に出られましたが、そこからがまたしぶとくて盛り返すような動きを見せてくれました。中間に少し疲れを感じさせたので、先週末はいつもの14−14から15−15に切り替えた分だけ動きが少し重かったのもあるのでしょうが、このひと追いでまた素軽くなってくると思いますよ。入厩当初は体を持て余していたのですが今朝の計測で510キロにまでシェイプアップできましたし、いい体つきで送り出せると思います。想定を見ると3頭に1頭くらいの確率でしか入らず、除外の可能性が高かったのですが、無事に抽選を突破しました。後ろを若干気にするところがあるのですが、水曜日に確認した際のゲートの出があまり速くなかったので自ずと後ろから進める形になるのではないかと思っています。評判のいい馬が何頭かいるようですが、クラッシーも調教の動きだけで言えばいい勝負になると思っていますよ」(加藤征師)20日の東京競馬(3歳新馬・芝1800m)に後藤騎手で出走いたします。

[2011.02.09] 加藤征厩舎
9日は美浦南Pコースで追い切りました(67秒5−52秒7−38秒7−12秒7)。「先週まではウッドチップで負荷をかけた追い切りを行っていましたので、今週はスピード調教ということでダートコースで軽くほぐしたあとにポリトラックへ移って追い切りました。ダートを走っているときに少しテンションの高ぶりを見せていたので、すぐに連絡して“折り合い面を意識して乗るように”と跨ってくれた後藤ジョッキーに伝えたところ、バッチリ折り合いをつけてまずまずの動きを見せてくれましたよ。ただ、もっとシュッと動けても良さそうかなと思っていたのですが、ややパワーのほうが勝っているような走りに見えました。ダート適性もあるかもしれませんね。ジョッキーに感触を聞いてみたところ、まず最初のダートコースのことについては「後ろから馬が来ていると気にするのかバタバタしていた」とのことでした。一方、後ろから馬が来ていない状況の追い切りのときはそのようなことがなかったので、少し後ろを気にするようなところがあるのかもしれませんね。また、「先々でいろんな幅が広がりそうだし、奥がありそう」とも言ってくれましたから、この調子で育てていきたいです。今後の感触次第でいろいろと条件を考えていければと思っていますが、今のところは予定どおり来週の1800mからスタートしようと考えています」(加藤征師)20日の東京競馬(3歳新馬・芝1800m)に後藤騎手で出走を予定しています。

[2011.02.02] 加藤征厩舎
2日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒5−53秒2−38秒9−12秒9)。「これまでは坂路での追い切りでしたが、徐々に実戦へ向けて上げていくために今朝はコースでの追い切りを行いました。後藤騎手を背に朝一番のタイミングでウッドチップへ入り、古馬との3頭併せで追い切っています。両サイドからプレッシャーのかかる形でしたが、極端にもたつくこともなく、コースで追い切ったからといって体が極端に伸びきることなく、最後の脚取りもしっかりしていましたし、上々の走りだったと思います。ジョッキーも追い切りが終わってすぐ電話してきたくらいで興奮気味でしたよ。最初の時計で今のウッドを楽に回ってくるのですから立派ですし、この調子で行きたいですね。来週の状況次第で考え直すかもしれませんが、今のところ理想は東京の4週目あたりと考えています」(加藤征師)今のところ20日の東京競馬(3歳新馬・芝1800m)を目標に調整しています。

[2011.01.28] 加藤征厩舎
28日にゲート試験を受け、無事に合格しました。「ゲート試験だけに専念するのではなく、調教と並行してゲート練習を進めるようにしていましたので入厩してからじっくり時間をかける形になりました。だからと言って、何か癖や問題があるわけではないし、まったく心配ないと自信を持って受けさせたところ、そのとおり問題なく合格となりましたよ。至って順調です。調教の動きを見てもこれからが楽しみですし、しっかり鍛えていい形でデビューできるようにしていきます。徐々にコースでの調教も取り入れていくつもりですよ。関東圏の新馬戦の状況があまりにも偏っているので、関西圏のデビューも視野に入れていくつもりです」(加藤征師)

[2011.01.27] 加藤征厩舎
27日は軽めの調整を行いました。「先週に続いて今週も坂路で時計を出しました。時計的には53秒台ですが、ウチの基本としている調教を持ったままの馬なりで上がってくるし、感触はいいですよ。以前から期待をかけていた馬なので、育成時に少しスムーズさを欠いたときは心配していたのですが、今はいい形で進めることができていますし、この調子で行きたいですね。飛節に負担がかからないようにしっかりケアしていますし、こっちに来て腫れることもありません。実は今だけこの馬のカイバは私がつけているのですが、入厩当初550キロもあってかなり持て余していた体もだいぶ引き締まって526キロにまで絞れています。格好も良くなってきましたし、この調子でいけばデビューも楽しみですよ。ゲートを含めてこれからの進み具合は出馬状況次第になるのですが、うまく行けば次開催くらいにデビューとなるのではないでしょうか。仕上がり具合と状況をよく見ながら柔軟に考えていきます」(加藤征師)

[2011.01.26] 加藤征厩舎
26日は美浦坂路で追い切りました(53秒7−38秒8−計時不能−12秒8)。

[2011.01.19] 加藤征厩舎
19日は美浦坂路で追い切りました。「最初はゲート試験に受からせることに専念することも考えていたのですが、入厩直後に少し疲れが出た馬ですし、ひとつのことを一気に押し込むよりは調教と並行しながら進めていったほうが負担も少ないだろうし、馬にとっていいだろうと判断して調整方法を変更しました。ゲートは引き続き練習していますが、徐々にいいほうへ向かっていますし、数週間のうちに合格できるでしょう。週末に15−15くらいのところを少しやったのですが、そのレベルではまったく問題ない動きだったので今朝初めての追い切りをしてみました。最初だからもちろん無理はしていませんし、終いは多少かかってもいいからどれだけの余力を持って坂路を登ってこれるかを見ましたが、行きっぷりがいいし、最後までバテることなく来ましたよ。最初の追い切りがその馬の今後のイメージを作るところもあるのでいつもドキドキしながら見るのですが、今日の動きなら楽しみですね。北海道で時間がかかったくらいだからまだそれほど動けないんじゃないかと思っていたのが正直なところでしたから。まだこれからなので具体的なことは状況を見ながらになりますが、早ければ東京の最後かそのあとあたりのデビューを検討していけるでしょう」(加藤征師)

[2011.01.12] 加藤征厩舎
12日はゲート練習中心のメニューを行いました。「予定通り日曜日にトレセンへ入っています。山元トレセンでワンクッション置いてもらってこっちに来たのでいくらか楽だったはずなのですが、来て少ししてから若干体温が高くなってしまいました。少しだけ楽をさせましたが、お休みを挟んだことで体調は回復しましたし、今朝からさっそくゲート練習を始めています。体はいくらか重めに映りますが、動き自体は悪くありませんね。ゲートも今のところ目立った癖はなさそう。出すところまでキチッとやっておきましたよ。この調子で問題なく進めていければそう遠くなく最初の課題を突破してくれるはずです」(加藤征師)

[2011.01.09] 加藤征厩舎
9日に美浦トレセン・加藤征弘厩舎へ入厩しました。

[2011.01.06] NF空港
周回ダートコースで軽めのキャンターを1500mと屋内坂路コースでハロン15〜16秒のキャンター調整を取り入れています。今のところ7日にNF空港を出発し、山元トレセンを経由して9日に美浦トレセンへ入厩する予定です。「調教ペースを速めてもスムーズに対応してくれていますし、順調に調教を重ねることができています。乗り込む中で息づかいにも余裕を感じられるようになってきていますので、スムーズに移動に対応できるでしょう」(空港担当者)

[2010.12.21] NF空港
周回ダートコースで軽めのキャンターを2500mと屋内坂路コースでハロン16〜17秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間から毎日坂路調教を取り入れていますが、脚元を含め体調は安定しますし、順調に負荷をかけることができています。この調子で乗り運動を継続して状態アップを図っていきます。馬体重は548キロです」(空港担当者)

[2010.12.13] NF空港
周回ダートコースでダク500m、ハロン24〜25秒のキャンター3500mを行っています。また、週3回は併せて屋内坂路コースでハロン17秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間もしっかりと負荷をかけていましたが、ゆっくりながらも確実に良化してきていましたので坂路での負荷を強めています。今後さらなるペースアップに対応するためにも、現状のペースで本数を重ねていきます」(空港担当者)

[2010.12.06] NF空港
周回ダートコースでダク500m、ハロン24〜25秒のキャンター3500mを行っています。また、週2回は併せて屋内坂路コースでハロン18秒のキャンター調整を取り入れています。「先週に引き続き周回コースをメインに、坂路調教も取り入れています。坂路の本数を増やしたり、ペースアップするまでにはもう少し動きに安定感が出てきてほしいですが、ここまでの調教は問題なくこなしてくれていますので、引き続き良化を促していきます。馬体重は550キロです」(空港担当者)

[2010.11.30] NF空港
周回ダートコースでダク500m、ハロン24〜25秒のキャンター3500mを行っています。また、週2回は併せて屋内坂路コースでハロン18秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間も周回コースでの運動をメインに行っていますが、脚元を含め体調は安定していましたので坂路調教も開始しています。引き続き状態を確認しながら乗り込みを重ねていきたいと思います」(空港担当者)

[2010.11.24] NF空港
周回ダートコースでダク500m、ハロン24〜25秒のキャンター3500mを行っています。「状態はいい意味で変わりありませんでしたので、この中間は徐々に距離を乗るようにしています。この調子で乗り込んで今後のペースアップに対応するための下地を固めていきたいと思います。馬体重は547キロです」(空港担当者)

[2010.11.15] NF空港
周回ダートコースでダク500m、ハロン24〜25秒のキャンター2500mを行っています。「運動メニューに変化はありませんが、継続して乗っていることで良化傾向にあるのは間違いありません。もう少々現状のペースに慣らして負荷を強めていければと思います。健康状態は安定していますので、この調子で進めていきます」(空港担当者)

[2010.11.09] NF空港
周回ダートコースでダク500m、ハロン24〜25秒のキャンター2500mを行っています。「引き続きじっくりと進め調教負荷をかけています。カイバ喰いを含め体調は安定していますし脚元も問題ありませんので、今後も乗り込みを続けて状態をアップさせていきたいと思います。馬体重は554キロです」(空港担当者)

[2010.11.01] NF空港
周回ダートコースでダク500m、ハロン24〜25秒のキャンター2500mを行っています。「徐々に調教負荷を強めていますが、問題なく運動をこなしてくれています。体調面は問題ありませんが動きなどはまだこれから良化を促していく段階ですので、引き続きじっくりと乗り進めていきます」(空港担当者)

[2010.10.26] NF空港
周回ダートコースでダクを1000m行っています「この中間に状態の改善を促すためショックウェーブを施しました。じっくり進めてきたことで徐々に良化してきていますし、今後も一歩一歩進めていきたいと思います」(空港担当者)

[2010.10.18] NF空港
周回ダートコースでダクを1000m行っています。「この中間も周回で軽めに乗っていますが、以前と比べてもだいぶ体調が安定してきましたし、精神面もいい意味で変わりはありません。引き続き動かしながら状態アップを図っていきたいと思います」(空港担当者)

[2010.10.13] NF空港
周回ダートコースでダクを1000m行っています。「先週と比べてもだいぶ状態が安定してきたので、周回で軽めの運動を開始しました。今後も運動を継続して状態アップを図っていきたいと思います」(空港担当者)

[2010.10.05] NF空港
ウォーキングマシンでの運動を行っています。「引き続きマシン運動で状態の改善を図っています。以前と比べれば体調の波は小さくなりましたし、この調子でじっくりと進め、乗り運動の再開につなげていきたいですね」(空港担当者)

[2010.09.28] NF空港
ウォーキングマシンでの運動を行っています。「状態に関してはまだまだ良化途上の感は否めませんが、大分過ごしやすい気候になり体調も戻ってきているようです。今後も体質を安定させつつ乗り運動の開始につなげていきたいと思います。馬体重は542キロです」(空港担当者)

[2010.09.22] NF空港
ウォーキングマシンでの運動を行っています。「楽をさせていますが、夏負けからくる脚さばきのぎこちなさが残ります。中途半端な状態で乗り進めるとあとで疲れがドッと出る可能性があるので、まずは体調の改善に努めていきます」(空港担当者)

[2010.09.13] NF空港
ウォーキングマシンでの運動を行っています。「順調に乗り運動を行うことができていましたが、ここ最近は脚さばきなどにぎこちなさが見られます。夏場の暑さが影響したのかもしれません。ここで無理をすると却って遠回りになる可能性もあるので、まずは楽をさせて歩様の推移を観察していくことにします」(空港担当者)

[2010.08.27] NF空港
現在は周回ダートコースで軽めのキャンターを行った後、900m屋内坂路コースをハロン16秒で1本のメニューをこなしています。ペースアップを図ってからしばらく経ちましたが、元は入厩直前まで進めていましたので、体力的には全く問題なく調教メニューに難なく対応しています。

[2010.08.13] NF空港 馬体重:528kg
捻挫を負った右トモ飛節の状態は乗り運動を継続しても問題ありませんので、この中間は順調にペースアップしています。現在は1000m周回ダートコースでダクと軽めのキャンターでウォーミングアップした後、900m屋内坂路コースをハロン16秒で1本のメニューをこなしています。坂路でのハロンペースを大幅に上げていますが、脚取りには確かなものがあり、今後もスムーズに負荷を強めていくことができるでしょう。

[2010.07.30] NF空港
現在は1000m周回ダートコースをダク半周、軽めのキャンターで2周半、週2回は周回のほかに900m屋内坂路コースをハロン18秒で1本元気に駆け上がっています。楽をさせた期間はありましたが筋肉は落ちていませんので、現状を維持しつつ慎重に進めていく予定です。

[2010.07.15] NF空港 馬体重:524kg
右飛節部分の捻挫は順調に回復しており、少しずつではありますが、メニュー強化を図っています。乗り出し当初はダク程度で様子を見ていましたが、現在は1000m周回ダートコースを軽めのキャンターで1周半のメニューをこなしています。ケアをしつつ、慎重に進めていることもあり、トモ脚に違和感はありません。馬体にゆるみが出た印象もないので、この分なら今夏の間に一歩一歩ステップアップしていけるでしょう。

[2010.06.30] NF空港
現在は1000m周回ダートコースをダクで1周のメニューをこなしています。飛節の腫れはだいぶ回復してきていますが、念のためもうしばらくは現状程度のメニューで運動していき、徐々にペースアップしていく予定です。1ヶ月ほど楽をさせていますが、代謝が良く体重の大幅な増加はありません。

[2010.06.15] NF空港 馬体重:512kg
飛節の腫れは落ち着いているので、現在は1000m周回ダートコースをダクで1周のメニューをこなしています。騎乗運動を再開した後も特に問題はありませんが、休みを挟んだことに変わりはないので、慎重に様子を見ながらペースアップすることを検討していきます。

[2010.06.02] NF空港
今朝、屋外直線ポリトラックコースでの調教中に、物見をしてコースから逸れてしまいました。その際に右後脚の飛節部分を軽く捻ってしまい、若干腫れがあり歩様を気にしています。数日様子を見れば腫れはおさまると思われますが、万全の状態で送り出すため、6月12日の函館競馬場への移動は延期することになりました。

[2010.05.31] NF空港
現在は900m屋内坂路コースと1200m屋外坂路コースを毎日ハロン16秒でそれぞれ1本ずつ元気に駆け上がっており、週2回はハロン14秒の調教も行っています。ペースアップしてもまだ余裕があるのか、調教後の息の入りが他馬よりも断然早いところに本馬の心肺機能の高さがうかがえます。今のところ6月12日の入厩検疫(函館競馬場)に申込を行う予定です。

[2010.05.27] NF空港
「厩舎長から“順調にペースを上げて乗り込むことができている”との連絡をもらいましたので、さっそく見て来ました。順調に乗れていますし、体もしっかりとしていてこれなら予定どおり早期入厩を検討できそうですね。当初はトレセンに連れてくることも検討したのですが、比較的涼しい函館競馬場に入れようと考えています。まだ競走馬登録を行っていないので入厩日が限定されてしまうのですが、無事に検疫を確保することができれば6月中旬に入場予定です」(加藤征師)今のところ6月12日の入厩検疫(函館競馬場)に申込を行う予定です。

[2010.05.14] NF空港 馬体重:511kg
この中間も順調に騎乗運動を継続しています。現在は900m屋内坂路コースを毎日ハロン16〜17秒で2本元気に駆け上がっており、週2回はハロン14秒の調教も開始しています。速め調教を開始していますが、動きはさらにシャープになってきています。また、調教と併行してゲート練習を開始していますが、こちらも問題なくこなしています。

[2010.04.30] NF空港
現在は900m屋内坂路コースを毎日ハロン16〜17秒で2本元気に駆け上がっており、週2回はハロン14〜15秒の調教も行っています。脚元・体調に不安はなく、順調にペースアップができています。体力がついてきて、動きは確実に良化してきており、騎乗者のゴーサインに瞬時に反応できるようになってきました。馬体面でもムダ肉が削げ落ち、競走馬らしい体つきになってきています。

[2010.04.15] NF空港 馬体重:501kg
この中間も順調に騎乗運動を継続しています。現在は900m屋内坂路コースを毎日ハロン16〜17秒で2本元気に駆け上がっており、週2回はハロン15秒の調教も行っています。「先日、牧場へ行って見てきましたが、いい体になってきましたね。以前はややモサッとした印象があったけど、体の張りがすごく良くなっていて、現役馬のようになってきましたよ。首は短いのですが、その分、体が伸びきらずにしっかりと上体を起こして走ることができていて、だらしない感じもなく、いい走りを見せてくれています。調教も順調に進んでいるし、さらに速いところへ移行していっても大丈夫なのではと厩舎スタッフと話をしてきました。今後の進み具合にもよりますが、見てきての印象がかなり良かったので、夏前にトレセンへ連れてくるつもりです。早ければ5月後半あたりに入厩させられればと考えています」と、加藤征調教師は早期デビューを見込んでいます。

[2010.03.31] NF空港
現在は900m屋内坂路コースを毎日ハロン16〜17秒で2本駆け上がっており、週に1日はハロン15秒で元気に登坂しています。徐々に体力がついてきており、ペースを上げても十分に対応してくれています。もとより暖かくなるころには大きな成長を遂げるだろうと期待していましたが、坂路でのしっかりと負荷のかかる調教を重ねていくうちに、キャンターの質には一段と磨きがかかってきました。なお、本馬は4月22日に行われる第1回産地馬体検査を受検する予定でしたが、順調な仕上がりを見せていることから、美浦への直接入厩を視野に入れ、受検は見送ることとなりました。

[2010.03.15] NF空港 馬体重:501kg
この中間も順調に騎乗運動を継続しています。メイン調教場を坂路に移しており、現在は900m屋内坂路コースを毎日ハロン17〜18秒で2本元気に駆け上がっています。坂路調教をこなすうちにムダな力みがとれて、体全体を使ったすばらしいキャンターが見られるようになってきています。なお、本馬は4月22日に行われる第1回産地馬体検査を受検する予定です。

[2010.03.02] NF空港
このたび、競走馬名が「クラッシーゲイト」(Classy Gait 「洗練された足並み」の意)に決定いたしました。

[2010.02.26] NF空港
現在は週2日1000m周回ダートコースをダクで半周、スローキャンター2周半のメニュー、残りの4日は900m屋内坂路コースをハロン17秒で2本元気に駆け上がっています。馬体・体調に不安はなく、順調にペースアップできていることは何よりです。この冬の乗り込みでしっかり鍛えていけば、春には見違えるように成長してくれそうです。

[2010.02.15] NF空港 馬体重:503kg
この中間も順調に騎乗運動を継続しています。現在は週3日1000m周回ダートコースをダクで半周、スローキャンター2周半のメニュー、残りの3日は900m屋内坂路コースをハロン18秒で2本元気に駆け上がっています。坂路調教にもだいぶ慣れてきましたが、現状ではハミに頼って走っていることが多いです。まだトモの力強さにも多分に伸びしろを感じるので、しっかりと鍛えていきます。

[2010.01.29] NF空港
現在は1000m周回ダートコースをダクで半周、スローキャンター2周半のメニューをこなしており、週3日は900m屋内坂路コースでハロン18〜20秒のキャンター2本を行っています。初めて登る坂路も、力強いフットワークで駆け上がっています。普段は大人しいのですが、時おり激しい気性も垣間見せますので、注意して進めていきます。

[2010.01.15] NF空港 馬体重:490kg
この中間も順調に騎乗運動を継続しています。現在は1000m周回ダートコースをダクで半周、スローキャンター2周半のメニューを毎日こなしています。休まず乗り込んでいることで、走りに安定感が出てきており、ムダな動きも少なくなってきました。近々、坂路調教を開始する予定ですが、どんな動きを見せてくれるか楽しみです。

[2009.12.25] NF空港
現在は1000m周回ダートコースをダクで半周、ハッキングキャンター2周半のメニューを毎日こなしています。加藤征調教師は「募集当初からすばらしい馬体をしていて、見栄えが良すぎるほどの馬。兄姉はまだ走ってきていませんが、この馬は大丈夫だと思いますよ」と、期待を高めています。今後の変わり身が楽しみな一頭です。

[2009.12.11] NF空港 馬体重:483kg
この中間も順調に騎乗運動を継続しています。現在は1000m周回ダートコースをダクで半周、ハッキングキャンター1周半のメニューを毎日こなしています。深く力の要るダートコースにも徐々に慣れてきて、いい乗り味を堪能できますが、体力的にまだ苦しそうなところがあります。今後も基礎体力の強化をメインにじっくり進めていきます。

[2009.11.30] NF空港
現在は1000m周回ダートコースをハッキングキャンター1周半のメニューを毎日こなしています。まだ初期段階の調教ですが、育成厩舎のスタッフの誰に聞いても本馬の名が挙がるほどで、いい動きを見せてくれています。12月から周回での距離を2周半に延ばし、年明けから坂路での調教に移行していく予定ですが、乗り役は坂路でどんな走りを見せてくれるのか今からワクワクして待っています。

[2009.11.13] NF空港 馬体重:476kg
現在は1000m周回ダートコースをハッキングキャンターで1周半のメニューを毎日こなしています。深いダートコースでの調教に切り換えていますが、負荷を強めにすることで基礎体力の強化に励んでいます。調教場を変えたばかりですが、きれいなフォームで駆けており、将来性を感じさせます。

[2009.10.29] NF空港 馬体重:465kg
この中間も順調に騎乗運動を継続しています。現在は500m周回ダートコースをダクで1周半のメニューを毎日こなしています。ハッキングからペースを落としていますが、脚元・体調面に不安はありません。この時期に無理する必要はありませんので、今後も緩急をつけた調教メニューで進めていきます。

[2009.09.30] NF空港
7月16日にNFイヤリングよりNF空港へ移動しました。すでに騎乗馴致を終えており、500m周回ダートコースをダクで2周しています。近々ハッキングキャンターを開始する予定です。普段から大人しくスタッフに従順で、難なく馴致をこなしてくれており、頼もしい限りです。9月に祖母の産駒がアメリカでGTを制し、本馬にもますます期待が高まります。

[2009.09.03]
馬体重: 455kg
体高: 157cm
胸囲: 176cm
管囲: 20.5cm