[2012.09.27] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。キ甲の外傷に関しては、痛みもなくなり、気にする素振りもなくなりましたので、現在は坂路をハロン17秒〜18秒で2本という通常のメニューを消化しています。少し楽をさせた分、馬体重は増えましたが、無駄肉が付くタイプではないので、シルエットはボテッと見せません。今後は坂路でのペースを上げていきますが、乗り出すと仕上がりが早いタイプですから、時間は掛からないはずです。順調にいけば、10月中旬辺りには入厩へ向けて一旦ビッグレッドファーム鉾田へ移動の予定となっています。
[2012.09.20] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。キ甲の外傷に関しては、先週までは触ると痛がる素振りを見せていましたが、今週には痛みも引いたようで気にならなくなったため、本日20日(木)からは乗り運動を始めています。鞍を置いても特に問題はありませんでしたが、また腫れがぶり返すと痛みを伴う可能性もありますので、十分注意をしながら進めていきます。
[2012.09.13] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。キ甲の外傷に関しては、今週に入ってもまだ触ると痛がる素振りを見せ、鞍を置けない状態のため、現在もウォーキングマシンのみで様子を見ています。痛みが取れ次第、乗り運動を再開させる予定ですが、マリアベールはあまり無駄肉が付きづらいタイプでもありますし、乗り出せば仕上がりは早いタイプですので、乗り出せばまたすぐに帰厩のメドは立つはずです。
[2012.09.06] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。順調に坂路で調整を進めていましたが、昨日5日(水)にキ甲が腫れていることが確認されました。打撲性の腫れで、おそらく馬房内でぶつけたか、寝違えたかで起こったものと思われます。そのため、本日6日(木)からは乗り運動は控え、ウォーキングマシンのみの調整で様子が見られています。今後については東京開催での復帰は一度白紙に戻し、キ甲の腫れの状態をしっかり見極めていきます。
[2012.08.30] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、坂路2本というメニューを継続しており、先週末には坂路でハロン15秒の追い切りを行いました。相変わらず素軽い動きを見せており、馬体も日に日に引き締まってきています。今後はコンスタントに追い切りを重ねていく予定で、順調に調整が進めば、来月末辺りにはトレセンへの帰厩の態勢が整いそうです。今後は国枝調教師と4回東京での出走を目標にする方向で話を進めていきます。
[2012.08.23] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、坂路2本というメニューを継続していますが、今週は追い切りは行っていません。それでも普段のキャンターから、体全身をしっかりと使ったいいキャンターを見せており、順調そのものです。挫跖に関しても、蹄鉄を履かせてからはまったく違和感はありません。近々、国枝調教師と相談して目標のレースを決め、そこへ向けて本格的な仕上げに入ります。
[2012.08.16] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、坂路2本というメニューを継続しており、本日16日(木)はウインロザリーとの併せ馬で追い切りを行いましたが、軽快な動きを見せていました。担当者は「まだ乗り込み不足なのですが、動かすといいタイプですね。手先が軽く、とにかくいい動きを見せます。さすが上級クラスの馬という感じです」と高評価を与えています。蹄に関しては、もう気になるところはなく、体調面も良好です。帰厩まではもう少し乗り込みが必要ですが、このまま追い切りを重ねていけば遠くない内に態勢は整うはずです。
[2012.08.09] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。両後脚には蹄鉄を打ったことで痛みはなくなり、歩様にも違和感はありません。今週からは坂路調教も再開していますが、動きは良好で、いつでもペースアップできる状態です。担当者も「馬体はほとんど緩んでいなく、むしろ仕上がっている状況。ですので、坂路での動きも非常に軽快ですね。今後は徐々にペースアップしていきます」と話していました。
[2012.08.02] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。今週からは両後脚には蹄鉄を打って保護していますが、その効果もあり、歩様は非常にスムーズです。大事を取って今週一杯はウォーキングマシンのみで様子を見ますが、おそらく来週からは坂路調教を再開できるでしょう。
[2012.07.26] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。8月18日、札幌土曜11R「ポプラS」芝2000mへの出走も視野に入れて坂路でのペースを上げてきましたが、先週末に右トモを挫跖してしまいました。歩様にも乱れがあり、まだ痛がる素振りもありますので、現在は毎日蹄を冷やしながら舎飼で様子を見ています。近々、獣医師に診てもらって蹄鉄を履かせて保護するかどうかを決めることになります。これにより札幌での出走は見合わせることになりました。
[2012.07.19] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、坂路を2本というメニューを消化しています。普段の調教から気持ちは前向きで、ハミを取ってグイグイ動きます。少し休ませていた馬ですが、乗り込みを始めるとすぐに馬体のハリは戻り、毛ヅヤもピカピカで、さすが上級クラスの馬という感じがします。今後は坂路で追い切りも始め、そこでの動きが良好であれば、8月18日、札幌土曜11R「ポプラS」芝2000mへの出走も視野に入れていきます。
[2012.07.12] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。先週末からは坂路の本数を2本に増やし、さらにはペースも上げています。以前もそうでしたが、やはり調教は動くタイプで、休ませた影響はまったく見られず、非常に軽快な動きを見せています。担当者も「やはり上級クラスの馬は違いますね。休ませた後でもこれだけいい動きを見せられるわけですから。乗り出してからも左前、トモに異常はありませんし、このまま進めていけそうです」と話していました。
[2012.07.05] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧で様子を見ていましたが、歩様にも違和感はなく、元気一杯な姿が目立っていたことから、本日5日(木)から乗り運動を始めています。本日は坂路を軽めで1本という内容でしたが、馬体は緩んでおらず、動きも悪くありません。今後はペースを上げた時に、左前、トモの歩様がどう変化するかでしょう。特に問題がなければ、このままピッチを上げていく予定です。
[2012.06.28] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を消化しており、ウインシャンノースと同じ放牧地で仲良く過ごしています。左トモの外傷は腫れも引き、歩様も良化しており、厩舎サイドから言われていた左前の出も悪化することはありません。もうしばらくは昼夜放牧で様子を見ますが、このまま問題がなければ7月中旬辺りから坂路調教を始める予定です。
[2012.06.21] CVF
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。現在は昼夜放牧を消化しています。移動の馬運車の中で暴れたようで左トモを外傷しており、馬運車から降りてきた時には左トモの歩様が悪くなっていました。トレセンでは左前の出が悪いとのことでしたが、そちらは特に気にはなりません。しばらくは昼夜放牧で様子を見ることになります。
[2012.06.14] BRF鉾田
福島開催での出走を目標に調整が進められていたウインマリアベールですが、先週末9日(土)に左肩の出が悪くなっていることが確認されました。
国枝調教師は「戻ってきてから右トモの状態が万全ではなかったのは確かで、その影響から対角線の左前に負担が掛かったものと思われます。この状態では進めていけませんので、一旦放牧に出したいと思います」と話し、翌10日(日)に茨城県のビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出ています。
すでに歩様は回復していますが、「北海道でリフレッシュさせたい」との国枝調教師の意向から、本日14日(木)に北海道のコスモヴューファームへ向けて出発しました。移動後、まずは放牧のみでリフレッシュさせる予定で、おそらく復帰は秋競馬ということになりそうです。
[2012.06.07] 美浦TC
先週30日(水)に帰厩したウインマリアベールは、先週末の3日(日)にはWコースで3歳未勝利マイネカメリアとの併せ馬の追い切りが行われ、昨日6日(水)にも同じマイネカメリアを相手にWコースにて追い切りがかけられました。
マイネを3馬身半ほど追走の形でスタートすると、馬なりで楽に差を詰めて直線に向かいます。直線は楽な手応えのまま併入ゴールかと思われましたが、終始馬なりの相手に対しラストは鞍上の手が動いてなんとか併入に持ち込んでいました。
騎乗した佐藤調教助手は「太めで帰ってきたので、まだ重めが残っている分、ラストは手応えが怪しくなりました。それでも気持ちは入っていたように、悪い内容ではなかったですよ。この1本で変わってくると思います」と感触を語っています。
また、気になるトモの状態に関して国枝調教師は「牧場から言われていたように少し疲れがあるように感じますが、乗ってしまえば動きはスムーズなように、大きな心配はなさそうです。今日は遅れはしましたが、来週には馬体も絞れて動きも変わってくると思いますよ」と不安は感じていない様子でした。
そして本日7日(木)は、追い切り明けということで厩舎周りの運動のみで様子が見られていました。なお、次走については、6月23日、福島土曜11R「安達太良S」ダート1700mが本線となっていますが、現在の準オープンの出走状況を調べて、頭数が多いようであれば、来週の福島土曜11R「阿武隈S」芝2000mから投票していく可能性もあります。
[2012.05.31] 美浦TC
前走後、ビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出ていたウインマリアベールが、昨日30日(水)に美浦トレセン・国枝厩舎へ帰厩しました。
国枝調教師は「牧場からは若干トモに疲れがあるとの報告を受けているので、そこを見極めながらジックリと進めていきます」と話しており、本日31(木)は、南馬場の角馬場でダクとハッキングでの乗り込みを行っています。
次走に関しては、6月16日、福島土曜11R「阿武隈S」芝2000m、もしくはその翌週の6月23日、福島土曜11R「安達太良S」ダート1700mのどちらかを検討しているとのこと。芝、ダートは問わないタイプで、どちらもハンデ戦という条件ですので、仕上がりの具合と相手関係を見て出走レースを決める予定です。
[2012.05.24] BRF鉾田
茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。引き続き、坂路を3本〜4本というメニューを消化し、22日(火)には坂路の3本目と4本目に追い切りを行っています。担当者は「行きっぷりも良く、4本目のラストまで脚取りは乱れず、いい動きを見せていました。追い切りを重ねても馬体が減らないように、いい状態をキープしています」と話しています。なお、状態が上向いていることから、次走に関しては国枝調教師と相談して、6月16日、福島土曜11R「阿武隈S」芝2000mもしくは6月23日、福島土曜11R「安達太良S」ダート1700mのどちらかへ向かうことが決定。6月に入ったらトレセンへ帰厩の段取りが組まれます。
[2012.05.17] BRF鉾田
茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。左前脚の球節の腫れは一過性の疲れだったようで、すぐに腫れは引き、その後も不安は一切ありません。現在は坂路を3本〜4本というメニューを消化し、15日(火)には追い切りも再開しました。
担当者は「球節の疲れの影響もなく、追い切りでは軽快な動きを見せていました。その後もカイバが落ちることはありませんし、いい馬体をキープしています」と話しています。なお、今週測定の馬体重は464キロで見た目にもふっくらとした状態です。
[2012.05.10] BRF鉾田
茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。左前脚の球節が腫れたため、先週末にレントゲン検査を行いましたが、「異常なし」との結果が出ています。現在は腫れも引き、歩様にも違和感はなく、すでに坂路を普通キャンターで3本というメニューを消化しています。
担当者は「一過性の疲れだったのでしょう。すぐに腫れも引きましたし、今は坂路で軽快な動きを見せています」と話しています。馬体重は現在461キロとふっくらと見せており、今後は馬体を気にせず調教のピッチを上げていけそうです。
[2012.05.03] BRF鉾田
茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田へ放牧にて調整中。レース後も反動はなく、馬体重も457キロと前走時よりも増えているくらいでふっくらとしたいい状態をキープしていました。それでも先週一杯はウォーキングマシンのみで様子を見て、今週月曜日から坂路での調教を始めましたが、昨日の登坂後に左前脚の球節に腫れが確認されています。歩様に大きな乱れはないものの、今後は念のため、レントゲン検査を行う予定となっています。
[2012.04.26] BRF鉾田
先週の東京では後方待機で直線勝負に徹したものの、前との差を詰めることができず10着と敗退したウインマリアベール。国枝調教師も「状態は良かったんだけど、やっぱり牡馬相手で定量戦では厳しかったね」とレースを振り返っています。
さらには久々の芝だったことに加え、開幕週の上がり勝負になったというのもマリアベールには厳しい条件でしたから、この結果も致し方ないところです。
なお、レース後は、24日(火)に茨城県のビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出ており、次走は条件の合うハンデ戦や牝馬限定戦などを選んでいく予定です。
[2012.04.19] 美浦TC
今週の出走を予定しているウインマリアベールは、昨日18日(水)にPコースにて最終追い切りがかけられました。ともに3歳未勝利のマイネカメリアとウィケットキーパーを大きく追走してスタートすると、道中は馬なりのままグングン差を詰め、直線では3頭横並びになります。ラストまで終始馬なりのマリアベールは強めに追われたウィケットキーパーと併入ゴール。大外のマイネカメリアは2頭から2馬身ほど遅れてのゴールとなっています。
格下相手に胸を貸した追い切りでしたが、騎乗した奥村騎手は「無理せず自分のペースで走るのがマリアベールには合っているのでしょう。非常にいい動きでした。やはり競馬でもそういう形の方がいいと思います」と追い切りの感触を語っていました。あれだけ目立っていた冬毛はもうほとんどなくなり、馬体もふっくらと見せていて、状態は間違いなく上向いています。
そして本日19日(木)は追い切り明けということで、運動のみで体調を整えられ、午後からは今週の福島土曜11R「福島牝馬S・GIII」牝馬限定戦へ伊藤工騎手で出馬投票しましたが、そこは獲得賞金の順位により除外となり、その後、東京日曜10R「府中S」芝2000mへ後藤騎手で再投票を行い、出走が確定しています。
国枝調教師は「登録の段階から東京への出走は想定内ではありました。久々の芝への出走となりますが、走り方からは芝がダメだとは思いません。ただ、やはりまだクラス慣れは必要だと感じます。道中は無理せずマリアベールのペースで走らせて、ラストにどれだけ脚を使えるかという競馬をしたいと思います」と、レースの展望を語っていました。
[2012.04.12] 美浦TC
来週の福島土曜11R「福島牝馬S・GIII」芝1800m牝馬限定戦に目標を切り替えられたウインマリアベールは、昨日11日(水)にPコースにて1週前追い切りがかけられました。
相手は北村宏騎手騎乗の古馬1600万下サトノデートナで、マリアベールが3馬身の先行でスタート。直線では相手を内に迎え入れると、強めに追われるサトノデートナを尻目にマリアベールは終始楽な手応えのままゴールしています。
騎乗した奥村調教助手は「手応えも楽でしたし、いい動きでした。やはり冬場は毛ヅヤが悪くて体調が今ひとつだったのですが、今はそれが解消されて状態が上向いてきました。昨年のいい頃の状態に近づいてきていますよ」と、状態の上向きを実感していました。
本日22日(木)は、追い切り明けということで、厩舎周りの引き運動を消化しています。国枝調教師は「カイバもこの馬なりにしっかりと食べているし、馬体はキープできています。あとは福島までの輸送も考えてもう少し余裕のある体つきで送り出したいと思っています」と、語っていました。
なお、来週の「福島牝馬S・GIII」のジョッキーは伊藤工騎手に決まっています。
[2012.04.05] 美浦TC
ウインマリアベールは、昨日4日(水)にPコースにて単走で追い切りがかけられています。5F73秒台という軽めの内容でしたが、馬自身は走りたくてしょうがないという気合乗りで、それをなだめながらという内容でした。
騎乗した佐藤調教助手は「気持ちも前向きでいい雰囲気です。この状態を保ってレースに臨みたいですね」と、馬上から話していました。以前はカイバを残すことが多かったマリアベールですが、今はしっかりと完食しており、馬体もふっくらとした状態をキープしています。
「この馬は調子のバイオリズムが一度崩れると持ち直すのに時間が掛かるタイプなんです。昨年の後半辺りから長いトンネルに入っていた状態ですが、今はそれを抜け出してきたという感じです。いい頃の状態に近づいてきています」と、佐藤助手はマリアベールの良化を感じ取っている様子でした。
なお、次走については、今週も栗東に滞在している国枝調教師から「準オープンの混合のダート戦での定量というのは厳しい条件だと思うんです。それなら重賞でも牝馬同士の方が戦いやすいはずです。芝も問題ないですから、1週待って4月21日、福島土曜11R『福島牝馬S・GIII』芝1800m牝馬限定戦に向かうことも考えています。昨年も準オープンの身で出走できましたから、今年も大丈夫ではないかと思っています」と連絡が入っています。
そして、本日5日(木)は、厩舎周りの引き運動を消化していました。
[2012.03.29]
美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、28日(水)、29日(木)ともに「良」となっています。
ウインマリアベールは、昨日28日(水)、本日29日(木)ともに南馬場の角馬場からポリトラックコースをキャンターで1周というメニューを消化していました。
アパパネの栗東滞在にともなって栗東へ出張している国枝調教師に替わって、今週は佐藤調教助手が陣頭指揮を取っていましたが、その佐藤助手は「まだ予定は先ですから、今週はゆったりとしたメニューを組んでいます」と、調教メニューを説明しています。
続けて、「冬場は毛ヅヤも悪く本調子には遠かったのですが、最近はグンと毛ヅヤが上向き動きも良化してきました。前走でも復活の兆しは見せてくれましたし、これからさらに良くなるはずですよ」と、今後の活躍を期待していました。さらに馬体に関しても、カイバは残さず食べるようになっているとのことで、レース後もフックラとした馬体をキープできているようです。
次走については、4月14日、中山土曜10R「総武S」ダート1800mを本線としていますが、芝のレースへの出走も含めてまだ流動的となっています。
[2012.03.22]
美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、21日(水)、22日(木)ともに「良」となっています。
先週の競馬では11着に敗れはしましたが、メンバー中、最速の上がりを見せて内容のある競馬を見せたウインマリアベール。国枝調教師も「クラスが上がってからは速いペースに無理についていってバタバタになっていましたが、やはり自分のリズムで走らせれば違いますね。元々このクラスでも十分にやれると思っていた馬。いいところを見せてくれてホッとしています」と、笑顔で先週の競馬を振り返っていました。もちろん、すぐに勝ち上がりが見えたわけではありませんが、こういう競馬を続けていれば、いずれ勝ち負けに加われる時が来るはずです。
なお、レース後のマリアベールは、昨日21日(水)まで運動のみで様子を見られましたが、レースの反動、馬体の細化もないことから、本日22日(木)からは南馬場の角馬場でハッキングでの乗り込みが行われていました。
次走については、4月14日、中山土曜10R「総武S」ダート1800mが本線に定められていますが、ハンデ戦ではないことがネックとなり、現在思案中とのことです。
[2012.03.15]
美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、14日(水)、15日(木)ともに「良」となっています。
今週の出走も視野に入っているウインマリアベールは、昨日14日(水)に三浦騎手が騎乗してPコースを併せ馬で追い切りがかけられました。当初は3頭併せの予定でしたが、一番後ろから追いかけたマイネルキッツがかなり離れての追走になってしまい、さすがに直線でも追いつかなかったことから2頭併せの形となっています。
さて、先行する3歳500万下ジャストジョーイを3馬身ほど追走の形でスタートしたマリアベールは、馬なりのまま徐々に差を詰め、直線では横並びへと持ち込みます。ゴール前で仕掛けられるジャストジョーイに対して、マリアベールは引っ張りきれないくらいの手応え。相手に併せたために最後まで抑えたままでしたが、手綱を放してあげればビュンと弾けそうなくらいの素晴らしい手応えでフィニッシュラインを通過しています。
騎乗した三浦騎手は「折り合いもバッチリですし、バランスのいい走りをする馬です。ゴールまでは相手に併せて抑えましたが、ゴール後に少しやっておきましたから、しっかりと負荷も掛かっています」と、追い切り内容を説明してくれました。冬場は本当に悪かった毛ヅヤも気温の上昇とともに徐々に上向いてきていますし、馬体もふっくらと見せて仕上がりは良好です。
そして、本日14日(水)は追い切り明けということで、厩舎周りの運動のみで様子が見られていました。
さて、今週のダートを使うか、来週の芝を使うかで悩んでいた国枝調教師ですが、熟考の末、今週の中山日曜10R「下総S」ダート1800mへGOサインを出し、本日午後には初コンビとなる三浦騎手で無事に出走が確定しています。
「このクラスのダートでは頭打ちになっていますが、2走とも勝ちに行く競馬をしていますからね。今回は勝ちに行く競馬ではなく、クラスに慣れさせる競馬をさせるつもりです」と、レースの展望を語っています。今回は勝ち負けにはこだわらない形となりますが、「クラスの流れに慣れてきたら、必ずやれるはずだと思っています。その時のためにも今回のような経験が必要になってくるんです」と、熱く語る国枝調教師でした。
[2012.03.08]
美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、7日(水)は「良」〜「稍重」、8日(木)はすべて「良」となっています。
先週の1日(木)に美浦トレセンへ帰厩したウインマリアベールは、その週末の4日(日)にはWコースで時計が出されており、さらには昨日7日(水)にもWコースで追い切りがかけられました。
相手は古馬オープンのサイレントメロディで、マリアベールが3馬身ほど先行する形でスタート。直線に向くと両馬ピッタリと体を併せますが、鞍上の手がまったく動かないサイレントメロディに対して、マリアベールは強めの手応えで併入ゴールとなっています。
調教を見届けた国枝調教師は「相手はオープン馬だし、稽古も動く馬。帰ってきて1週間も経っていないということを考えれば、悪くない内容でしたよ」と、話していました。また、「ここ最近では一番体がふっくらとしています。毛ヅヤも一時期は本当に悪かったですが、気温の上昇とともに少しずつ上向いてきました」と、マリアベールの変化を感じ取っていました。
そして、本日8日(木)は追い切り翌日ということで、厩舎周りの引き運動で様子が見られています。
次走については、来週の中山日曜10R「下総S」ダート1800mに特別登録を行う予定で、ハンデがどれくらいになるかを確認した上で出走を決定するとこのことです。なお、場合によっては芝のレースへ矛先を変えて、翌週の3月25日、中山日曜10R「常総S」芝2000mへ向かう可能性もあります。
[2012.03.01]
前走後、ビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出ていたウインマリアベールが、本日1日(木)に美浦・国枝栄厩舎へ帰厩しました。
国枝調教師は「少し間隔を空けるつもりでしたが、状態がいいので帰厩させました。準オープンでは頭打ちになっていますが、決してこのクラスでやれない馬ではありません。使いつつ慣れさせていければと思っています」と話していました。
なお、次走については3月18日、中山日曜10R「下総S」ダート1800mを本線に考えていますが、条件を変えて3月25日、中山日曜10R「常総S」芝2000mも視野に入れているとのことです。
[2012.02.23]
現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。22日(水)には坂路の3本目と4本目にハロン15秒の追い切りを行いました。
担当者は「状態がいいので、週末からはペースを上げ、昨日は坂路で追い切りを行いました。持ったままの馬なりで楽に上がってきましたし、息の戻りも早かったです。ペースを上げてきても馬体が減ることはありませんし、先週と同じ473キロをキープしていて、かなりふっくらと見せています。毛ヅヤも一時期の悪い状態から、上向いてきていますし、体調面も良好だと感じます。この状態なら近々、国枝調教師と帰厩の相談ができるかもしれません」と話していました。
[2012.02.16]
現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続き、ハロン20秒くらいの軽めのところで様子を見ていますが、坂路での動きに気になるところはありません。カイバ食いに関しては、ペロリと平らげるわけではなく、ゆっくりと完食するタイプですが、それでもこちらへ戻ってきてからは数字がドンドン増えています。今週測定で473キロと、かなりふっくらと見せています。こうして食べたカイバが実になるということは体調面に問題がないということだと思います。今後は少しずつ坂路でのペースを上げ、その後、国枝調教師と復帰の話を詰めていきたいと思っています」と話していました。
[2012.02.09]
現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本〜4本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「今週からは先週よりも少し運動量を増やして進めていますが、まだ追い切りは行っていません。国枝調教師からは『次走は間隔を空けて臨みたい』と言われていますし、今はあまり攻めすぎずに軽めの調整を心掛けています。懸念されたカイバ食いも今はこの馬としては食べているほうですし、馬体重は467キロまで増えてきました。また毛ヅヤに関しても、以前こちらにいた時よりも良くなっていますから、体調も上昇傾向なのだと思います。今後もしばらくは軽めのペースで進めていきます」と話していました。
[2012.02.02]
現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をハッキングにて3本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「レース後、馬体のチェックを行いましたが、筋肉の傷みはありませんし、背腰にも張りは見受けられませんでした。特にレースのダメージはないと判断しましたが、国枝調教師からは『少し間隔を取ってゆっくりさせたい』との言葉をいただきましたので、先週一杯はウォーキングマシンのみでゆっくりさせました。気になる点と言えば、カイバを残す日があるということですが、元々食いがいいタイプではありませんし、移動直後はいつもこうなので、あまり心配はしていません。今週月曜日からは坂路で乗り始めましたが、動きは軽快です」と話していました。
[2012.01.26]
先週の中山「アレキサンドライトS」に出走したウインマリアベールは、レース翌日となる22日(日)に茨城県にあるビッグレッドF鉾田へ放牧に出ています。
「牡馬相手の1600万クラスで勝ちに行く競馬をするにはまだ力が足りていないという結果でしたが、この条件クリアが厳しいとは思っていません。まずは勝利に拘らない競馬でクラスに慣らしていき、そこから勝負というつもりでチャレンジしていきたいと思っています」と、国枝調教師は今後の方針を打ち出していました。
[2012.01.19]
美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、18日(水)、19日(木)ともに「良」となっています。
今週の中山土曜11R「アレキサンドライトS」ダート1800mを目標に乗り込みが進められているウインマリアベールは、昨日18日(水)、Wコースを併せ馬で最終追い切りが完了しています。
古馬1000万下マツリダガッツを調教パートナーに、2馬身半の追走でスタートすると、6F標識あたりからスピードアップ。4コーナーで内から追い上げて直線入り口から鼻面を併せます。ゴール前に差しかかったところで、手応えではマツリダに軍配が上がっていましたが、強めに追われたマリアベールもしっかりと脚を伸ばして併入フィニッシュとなりました。
国枝調教師からは「いい動きですよ」と、合格点が飛び出し、騎乗した奥村調教助手も「順調ですし、感触は相変わらずいいですよ。毛ヅヤなどからもう少し暖かくなった方がよりいいのかもしれないという気持ちもありますが、現状としてはいい状態で送り出せると思っています」と、語っていました。
そして、本日19日(木)を厩舎周りの引き運動で調整されたマリアベールに、国枝調教師からは正式に今週の出走にGOサインが出ています。抽選も突破したマリアベールは、中谷騎手で出走が確定。今回こそ1600万下クラスに目処を立てる走りが期待されます。
[2012.01.12]
美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、11日(水)、12日(木)ともに「良」となっています。また、今週は変則開催の影響で10日(火)が全休日だったことにより、多くの厩舎が12日(木)に追い切りを組んでいました。
先週末の7日(土)に美浦トレセン・国枝厩舎へ帰厩しているウインマリアベールは、次の目標を来週の中山土曜11R「アレキサンドライトS」ダート1800mとして、仕上げが順調に進められています。
昨日11日(水)は、南馬場にある角馬場からWコースをキャンターで1周。そして本日12日(木)は、南馬場のDコースを併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
調教パートナーは3歳新馬ライズアゲインで、先行するライズを4馬身ほど追走する形でスタート。しっかりとした加速で徐々に前との差を詰めて直線へ入ると、内に進路を取ってライズに脚色を併せるように馬なりで併入ゴールしています。
追い切りを見守った国枝調教師は「相変わらず毛ヅヤは冴えないんだけど、楽な手応えで上々の時計をマークしているように、好状態にあると思っています」と、語っていました。
また、来週の中山「アレキサンドライトS」の鞍上は、前走に引き続き中谷騎手を予定しているとのことでした。
[2012.01.07]
ウインマリアベールは、本日7日(土)、放牧先のビッグレッドファーム鉾田から美浦トレセン・国枝厩舎へ帰厩を果たしています。
[2011.12.22]
現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「先週水曜日にこちらへ来て、次の日はウォーキングマシンで様子を見ましたが、硬さもなく、馬自身元気一杯でした。レース後は体が細くなるのがマリアベールですが、今回は馬体重も452キロと細くは映りませんでしたし、レースのダメージはほとんどないと言っても過言ではないでしょう。ですので、早速金曜日から坂路での調教を始めています。前回よりも行きっぷりが良く、競馬を使いつつ状態は上向いていると感じます。さらに1週間で465キロまで増えたように、カイバ食いも良く、それがドンドン実になってきています。この状況なら、おそらくそんなに時間が掛からずにまたトレセンへ戻ることになるはずです」と話していました。
[2011.12.15]
先週の中山「北総S」に出走したウインマリアベールは、帰厩後、右眼に外傷を負ってしまったとの報告を受けています。
「レース中に何かが入ったことで違和感があり、帰厩後に自らこすり付けてしまったようです」と、国枝調教師から報告が届いています。すでに患部の処置を終え、心配不要のレベルにまで回復しているとのことですから、まずはひと安心です。
今後については「一度放牧に出します。動きや状態、そして番組を見合わせた上で、帰厩の段取りを組もうと思っています。ここ2戦は結果が出ていませんが、まだ成長の余地を感じていますし、クラス慣れと共に成績も上向いていけると思っています」と、国枝調教師は語っていました。
なお、昨日14日(水)に、茨城県にあるビッグレッドF鉾田へと放牧に出ています。
[2011.12.08]
美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、7日(水)はニューポリトラックコース以外は「稍重」、8日(木)は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、昨日7日(水)にWコースに入り、併せ馬で最終追い切りがかけられました。
嶋田騎手騎乗の古馬1000万下マツリダガッツと共にコース入りし、マリアベールの先行でスタート。序盤から掛かり気味だったマツリダが3コーナーで外からいったん前に出ます。そこでもマリアベールは落ち着き払った様子でマイペースを保ち、直線入り口から再び馬体を並びかけると、手応え良く脚を伸ばしていき、馬なりで併入フィニッシュとなりました。
「前走からの良化は顕著です。ずいぶんと動きがしっかりしました」と、騎乗を終えた奥村調教助手はニッコリでした。
そして、8日(木)は運動のみで調整されたマリアベールですが、追い切り後の反動は見られなかったとのことで、今週の中山土曜10R「北総S」ダート1800mに中谷騎手で向かうことが確定しています。
奥村助手は「前走はどう考えても負けすぎで、1600万下はレベルが高く、牝馬には厳しい条件ではありますが、地力はありますから、あれが実力だとは思っていません。まずはクラスに目処をつける走りができると思っています」と、期待を口にしていました。
[2011.12.01]
美浦TC馬場開場時間午前7時。馬場状態は、30日(水)は「良」、1日(木)は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
ウインマリアベールは、昨日30日(水)にWコースを併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
蛯名騎手の騎乗で南馬場へ入場したマリアベールは、まずは角馬場でジックリと体を動かしウォーミングアップを完了。その後、坂路で楽走1本の登坂を終えた古馬1000万下サトノピースピースと合流してWコースに入場すると、追い切りをスタートしました。
3馬身ほどの追走で行き出したマリアベールは、6F付近から少しずつペースアップ。徐々に差を詰めながら4コーナーで内に入って、残り1Fでは1馬身半ほどまで接近します。そこから馬なりのままでさらに脚を伸ばして、鼻面があったところでゴールイン。しっかりとしたフットワークは好感が持てました。
「いい動きでしたね。毛ヅヤは相変わらずの状況ですが、馬の雰囲気は前走以上。カイバもここまではしっかり食べていますし、いい状態でいけそうです」と、国枝調教師は納得の笑みを見せていました。
そして、追い切り明けの本日1日(木)は、厩舎周りの引き運動で調整されましたが、変わりなく元気十分の姿を見せています。
出走予定は、来週の中山土曜10R「北総S」ダート1800mですが、蛯名騎手は先約があるため乗れないとのことで、ジョッキーは調整中です。
[2011.11.24]
前走後から茨城県鉾田にあるビッグレッドF鉾田に放牧に出ていたウインマリアベールが、本日24日(木)、美浦トレセン・国枝厩舎に帰厩しました。
「前走は少し不本意な競馬になってしまいましたが、放牧先での乗り込みは至って順調に進みました。まずはこのクラスに目処を立てられるように抜かりなく仕上げていきたいと思っています」と語る国枝調教師でした。
次走は、12月10日、中山土曜10R「北総S」ダート1800mを目標として稽古を課していく方針とのことです。
[2011.11.17]
現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「先週土曜日は坂路の3本目に15〜15秒の追い切りを単走で行ったのですが、単走のぶんあまり動きは目立ちませんでした。ですので、今週火曜日は坂路の3本目に15〜15秒の追い切りを併せ馬で行いました。併せた相手は2歳新馬でしたので、マリアベールが大きく先着して、相手は付いていくのが精一杯という様子で、さすが準オープン馬という動きを見せていました。相変わらず毛ヅヤはひと息ですが、元気もあるように調子は良さそうです」と話していました。
また、国枝調教師からは「牧場から体調も戻っているとの報告を受けていますので、12月10日、中山土曜10R『北総S』ダート1800mを目標に近々トレセンに帰厩させる段取りを組みます」と連絡が入っています。
[2011.11.10]
現在、茨城県・鉾田のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。ダク運動後、600mの坂路をキャンターにて3本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「先週水曜日にこちらへ移動してきました。先週一杯はウォーキングマシンのみで様子を見ましたが、今週月曜日からは坂路で乗り始めています。馬体重はこの短期間で455キロと前走時から約10キロも増えて、フックラとしてきました。ただ、少し気になるのは、厩舎から聞いていたとおり、毛ヅヤが冴えないところ。それでも元気はありますし、馬体にもハリがあって決して体調が悪いようには感じません。国枝調教師からは『近いうちに厩舎に戻すことを考えています』との報告を受けていますので、近々具体的なレースの報告が入るはずです」と話していました。
[2011.11.03]
先週の東京「東京ゴールデンプレミアム」に出走したウインマリアベールは、昨日2日(水)に茨城県鉾田にあるビッグレッドF鉾田に放牧に出ています。
「順調に乗り込んで送り出しましたし、状態は悪くないと思ったのですが、調教よりずっと厳しいのがレース。あのレース振りからすると、本調子には足りなかったと判断しなければなりません。もう一度立て直しが必要ですので、まずは放牧に出します」と、国枝調教師は語っていました。
放牧期間については現時点では未定ですが「放牧先での状態を見た上で決めたいと思っています」と、臨機応変の対応が約束されています。
[2011.10.27]
美浦TC馬場開場時間午前6時。馬場状態は、26日(水)、27日(木)ともに「良」となっています。
今週の東京日曜12R「東京ゴールデンプレミアム」ダート1600mに出走を予定しているウインマリアベールは、昨日26日(水)にレースでも手綱を取る蛯名騎手が騎乗してニューポリトラックコースを3頭併せで最終追い切りがかけられています。
調教パートナーは、2歳500万下ベストディールと2歳未勝利コスモグランデールで、先行のベストディールを2秒、2番手のコスモグランデールを3馬身差で追走スタートしたマリアベールは、終始余裕の手応えで4コーナーを回ります。直線に向かうと、内から先行2頭に並びかけて行き、ラストは3頭とも馬なりで併入フィニッシュですが、「動きは前走時と何ら変わらないので、いい状態でレースに臨めそうです。昇級戦ですが頑張って走ってくれると思います」と、蛯名騎手は好感触を伝えてくれました。
本日27日(木)は、厩舎周りの運動で調整されましたが、元気も十分で、国枝調教師はもちろん今週の出走を正式に決定。鞍上も予定通り、蛯名騎手で確定しています。
毛ヅヤが少し冴えない点がいくらか気になりますが、「毛ヅヤで競馬をするわけではないですし、順調に仕上がったと思っています」と、国枝調教師は心配をシャットアウト。昇級戦になりますが、好レースが期待されます。
[2011.10.20]
美浦TC馬場開場時間午前6時。今週も美浦トレセンは変則日程となっており、火曜日が全休日でした。馬場状態は、19日(水)、20日(木)ともに「良」となっています。
来週の東京日曜12R「東京ゴールデンプレミアム」ダート1600mに出走を予定しているウインマリアベール。昨日19日(水)は角馬場からWコースをキャンターで1周。そして本日20日(木)は、本番でも手綱を取ることが決まった蛯名騎手を背にニューポリトラックコースを併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
2歳500万下ベストディールを3馬身ほど追走する形でスタートしたマリアベールは、直線に入ると内へ進路を取って馬体を併せ、終始馬なりのまま併入でフィニッシュ。引き上げて来た蛯名騎手は「引っ張りきれない手応えでいい動きでした。前走時も非常にいい状態でしたが、その時のデキに近いと感じます」と、好状態に太鼓判を押していました。
その報告を受けた国枝調教師は「日に日に毛ヅヤも良くなっているし、馬体にもハリが出てきています。来週はいい状態で出走させられると思いますよ」と、自信の表情を浮かべていました。
準オープンへの昇級戦となりますが、好レースが期待されます。
[2011.10.13]
美浦TC馬場開場時間午前6時。先週の競馬が変則開催のため、今週は火曜日が全休日となっています。馬場状態は、12日(水)、13日(木)ともに「良」でした。
ウインマリアベールは、10日(月)にもWコースで軽めの時計が出ているように、帰厩後も順調に調整が進んでいます。12日(水)は、角馬場からWコースをキャンターで1周というメニューにとどめられましたが、本日13日(木)はWコースにて併せ馬での追い切りがかけられました。
調教パートナーとなったのは、3歳1000万下ヒラボクインパクトで、マリアベールが5馬身ほど先行してスタート。直線は外に進路を取り、ヒラボクインパクトを迎え入れる形になると、最後まで手綱が動くことなく併入でフィニッシュラインを通過しています。
騎乗した奥村調教助手は開口一番「良かったですよ」と、満面の笑顔。この報告を受けた国枝調教師も「今日は軽めでしたが、いい動きでした。次は準オープンに昇級ですから、そう簡単にはやらせてもらえないとは思っていますが、マリアベールだってダートでは底を見せていませんからね。個人的には昇級でもいい競馬ができると思っています。しっかりと仕上げて万全の状態で送り出します」と、気合が入っていました。
馬体は少しスリムに映りますが、目標としている、10月30日、東京日曜12R「東京ゴールデンプレミアム」ダート1600mまではあと2週間ありますし、国枝調教師の言葉通り、いい形でレースに臨めるものと思われます。
[2011.10.06]
美浦TC馬場開場時間午前6時。馬場状態は、5日(水)は「良」、6(木)は、ニューポリトラックコース以外は「重」〜「不良」となっています。
先週、札幌競馬場の検疫を経由して美浦トレセンへ帰厩したウインマリアベール。長距離輸送も順調にこなせたとのことで、昨日5日(水)は角馬場でダクを踏んだ後にWコースをキャンターで1周。また、本日6日(木)は、Wコースを併せ馬で追い切りがかけられています。
とはいえ、次走の目標は10月30日、東京日曜12R「東京ゴールデンプレミアム」ダート1600mということで、時間もたっぷりあることから、追い切りとしては少し軽めの内容となり、調教パートナーとなった3歳1000万下サトノデートナに1秒7の先行でスタートすると、内をまわって4コーナー手前から体を併せますが、手応えは互いに終始馬なり。余裕を持っての併入フィニッシュとなっています。
「昨夜の雨で馬場も悪いですから15〜15秒からしまいを軽く伸ばすくらいにとどめました。それでも動きは良かったですし、体もフックラしています。雰囲気は良好ですよ」と、国枝調教師は納得の表情を見せていました。
[2011.09.29]
前走後、北海道新冠にあるコスモヴューファームへ放牧に出ていたウインマリアベールは、帰厩の段取りが組まれていたのですが、美浦トレセンの検疫が大混雑している現状を受けて、本日29日(木)、ひとまず札幌競馬場の国枝厩舎出張馬房に入厩を完了しました。
「前走後は牧場でジックリと調整してもらっているので、状態は良さそうです」と話す国枝調教師は、明日にも美浦トレセンへ向けて出発を予定していることも明らかにしています。
また、復帰戦の舞台としては、10月30日、東京日曜12R「東京ゴールデンプレミアム」ダート1600mを目標に仕上げていく意向を語っていました。
[2011.09.22]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続き、坂路を中心に調整を進めています。今週はハロン15〜15秒は行っていませんが、坂路調教では相変わらずいい動きを見せていますし、やはり上級の馬の背中という感じがあります。今週、国枝調教師から『10月30日、東京日曜12R「東京ゴールデンプレミアム」ダート1600mを目標に進めてほしい』と連絡が入りました。馬体重は今週の測定で462キロと、少し太いかなと思うくらいフックラとしてきました。しかし、目標のレースまではまだ1ヶ月以上ありますし、美浦までの長距離輸送を考えると、このぐらいの造りでちょうどいいと思います。いい形でトレセンへ送り出したいと思っています」と話していました。
[2011.09.15]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続き、坂路を中心に調整を進めています。まだ日付は決まっていませんが、帰厩は近くなってきていますので、ある程度の負荷をかけながら乗り込みを進めています。それでも、疲れを見せるどころか、動きは徐々に良くなってきています。乗り進めるごとに心肺機能が整ってきましたし、元気一杯で体調面も良好に感じています。目標は当初の予定通り、秋の東京開催ということで聞いていますから、今後は帰厩へ向けた最終調整を進めていきたいと思います。馬体に関しては、美浦までの長距離輸送を考慮してフックラとした造りを心掛けています」と話していました。
[2011.09.08]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続き、坂路を中心に調整を進めています。コンスタントに追い切りも取り入れていますが、乗り込みを進めるのに比例して息遣いも段々と良くなってきています。馬体重は今週の測定で458キロ。相変わらずフックラとしたいい状態をキープしていますし、いつでもトレセンへ戻せる準備はできています。国枝調教師からまだ具体的な目標は聞いていませんが、秋の東京開催での復帰を考えているようでしたので、その辺りへ向けてこのまま乗り進めていきたいと思います」と話していました。
[2011.09.01]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続き、坂路を中心に調整を進めています。火曜日にウイントゥルーラヴと併せ馬を行いました。向こうは格下とはいえ気持ちが入ってグイグイ動くタイプですから、併入になるかと思っていたのですが、楽に2馬身ほどの先着を果たしていました。もちろんマリアベールの状態がいいので楽に先着ということになったのでしょうが、やはり500万下の馬とは格が違ったようですね。馬体重は追い切り後の測定で460キロ。毎週追い切りを行っていながら、馬体が増えているというのが今の状態の良さを表しています。火曜日の午後には国枝調教師がご覧になって『馬体もフックラしていい状態だね。これなら使うレースを検討しないとね』と話していましたので、近いうちに連絡が入ると思います。
[2011.08.25]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続き、坂路を中心に調整を進めていますが、まだ帰厩が近いわけではありませんので、ビシビシ攻める必要はありません。それでも、昨日はサラッとハロン15秒くらいのところはやっています。上のクラスの馬になると、楽をさせるとはいえ、ハロン15秒くらいはやっておくのが鉄則です。もちろん、このペースはマリアベールにとっては、楽走みたいなものですから、心配は要りません。帰厩が近くなれば、もう少し負荷を掛けて調整を進めていくつもりです。馬体重は今週測定で454キロ。先週とまったく変わりはありません。カイバは残さず平らげていますし、稽古をやりながら馬体が減らないのはいい傾向でしょう。フックラした形で送り出したいと思っています」と話していました。
[2011.08.18]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続き、坂路を中心に調整を進めていますが、先週末に国枝調教師が来場されて馬の状態を確認されていった際、『秋からの始動を考えているので、すぐに厩舎に戻すつもりはありません。焦らずジックリと進めていただきたい』とのことでしたので、今後は根詰めて攻めていくことはしないつもりです。それでも、上級レベルの馬ですし、週1回はハロン15〜15秒を行っていきます。昨日は坂路で時計を出しましたが、動きは良かったですよ。気持ちも前向きでしたし、持ったままの楽な手応えで動けていました。さらには、馬体面の良化も目に付きます。しっかりと調教を課しながら、日に日に増えてきています。今週測定で454キロですから、先週よりも4キロ増えた計算です。今後もこのまま進めていきたいと思っております」と話していました。
[2011.08.11]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「予定通り、蹄鉄を履かせて調教を強化しています。ウチでは血行促進、蹄質の強化、足裏からの刺激による馬体の活性化などのメリットを重視し、基本的には蹄鉄を着けないで調整をすることを心掛けています。競馬のペースとなると、蹄の減りも早いのですが、牧場レベルでは蹄の磨耗も少ないですからね。ただ、マリアベールのように、まだ裸足での調教に慣れておらず、蹄の磨耗が激しいタイプは蹄鉄を履かせて調整を行っていきます。昨日は、初めてハロン15〜15秒を行いましたが、さすが上級クラスの馬という動きでしたよ。とにかく背中が柔らかいんです。今後はこのまま追い切りをこなし、帰厩の態勢を整えていきたいと思っています。馬体重は今週測定で450キロ。細くは移りませんが、輸送なども考慮するともう少し増やしておきたいところです」と話していました。
[2011.08.04]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。常歩運動後、800mの坂路をキャンターにて2本、調教後、ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続き、坂路を中心に調整を進めています。ペースはハロン18秒くらいですが、前向きさも見られますし、キビキビとした動きを見せていますよ。ただ、少し蹄を気にする素振りが見られるようになりました。というのも、ウチは昼夜放牧時には、蹄鉄を外して裸足で放牧させますし、その後も蹄鉄を履かせずに調教を行っていくんです。これに慣れている馬だったら、帰厩までこの状態で進めていけるんですが、マリアベールにとっては初めての体験ですからね。蹄も減ってきましたし、少し気にする素振りがあったんです。このまま裸足で無理をさせる必要はありませんので、今後は蹄鉄を履かせて調教を行っていきます。しかし、今後はこの裸足での調教に慣れてくれば、蹄鉄を外したままでやっていけることになると思いますよ。馬体に関しては、カイバも残さず平らげていますし、日に日にフックラとしてきています」と話していました。
[2011.07.28]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路をキャンターにて1本〜2本消化しています。
担当者は「先週一杯は昼夜放牧で様子を見ていましたが、馬体もしっかりと回復してきましたので、今週月曜日からは坂路に入れ始めました。現在はハロン18秒〜20秒くらいでの登坂ですが、リキみ過ぎず、それでいて気合不足というわけではなく、いい精神状態でリラックスして登坂ができています。馬体に関しては、カイバ食いはゆっくりなタイプですが、それでもウチへ来てからは日に日に馬体が増えています。現在の馬体重が446キロ。これでレースを使えればちょうどいいんでしょうが、現状ではもう少しフックラとした体つきにしておきたいですね。今後は坂路での調整を行いながら、カイバを食わし込んでいきたいと思います」と話していました。
[2011.07.21]
現在、北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を消化しています。
担当者は「美浦からの長距離輸送でしたが、輸送熱も出ませんでしたし、元気一杯でした。しかし、ひとつ気になるのは少し体が細いかなということ。それでも、各部、各部には筋肉が乗っていますし、お腹回りが若干寂しいかなという程度ですから、あまり心配は要らないでしょう。国枝調教師とも話をして、まずは昼夜放牧で疲れを取り、馬体を戻すということが決まっています。現在は午後の3時に放牧に出し、翌朝10時に馬房に戻るというメニューです。放牧とはいえ、夜間は歩き回っていますから、決して楽をさせて、完全に緩めているというわけではありませんよ。蹄鉄を外して、放牧をさせるのですが、蹄を痛がる様子もありませんし、しっかりと歩き回っています。今後はこの間にしっかりとカイバを食わし込んで、馬体をフックラさせたいと思っています」と話していました。
[2011.07.14]
ウインマリアベールは、夏休みということで、本日、北海道新冠にあるコスモヴューファームへ放牧に出ています。
「美浦近郊では暑いですから、北海道でまずはゆっくりさせてあげましょう。その後、秋の復帰を目指して調教を進めようと思っています」と、今後のプランを伝えてくれた国枝調教師は、「目に見えて良くなっているのが分かる馬というのはなかなかいないもんなんです。こういう馬を育てていくのは、とても楽しいこと。またひと回りパワーアップして帰ってきて欲しいです」と、さらなる成長もイメージしているようでした。
[2011.07.13]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は晴れ時々曇り。蒸し暑い一日で動いてなくても汗が噴出してきます。馬場状態は、すべて「良」でした。
先週の中山「彦星賞」では、文句なしの完勝でキッチリと1600万クラスへ再昇級を決めたウインマリアベール。「本当に力をつけています。今後が楽しみだね」と、国枝調教師も好内容での勝利にニコニコでした。
今後については、「昨年も夏をパスして正解だったからね。この馬は暑い時期に無理はさせたくないので、放牧に出します。秋にはもっと活躍してくれなければいけませんからね」と、さらなる成長を促すという方針を打ち出しており、早ければ明日にも放牧に出ることになりそうです。
[2011.07.08]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は小雨のち曇り。気温はそれほど高くありませんが、蒸し暑さに体力が奪われます。馬場状態は、すべて「良」でした。
今週の中山日曜9R「彦星賞」ダート1800mに出走が決まったウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で南馬場に入場すると、角馬場とAコースをダクとキャンターで調整を行いました。
「元気一杯ですね。状態は間違いなく前走以上」と、奥村助手が笑顔を見せれば、国枝調教師も「体もいい感じに映るよね。前走2着の馬も先週強い勝ち方で1000万クラスを卒業しているんだから、自信をもって送り出したいと思っています」と、気合の表情を見せていました。好結果を期待したいところです。
[2011.07.07]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り時々小雨。昨日までの蒸し暑さはひと休みといったところ。時折パラつく小雨で涼しく過ごせました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
昨日は今週の出走に向けた最終追い切りを完了したウインマリアベール。今朝はいつものように厩舎周りの引き運動で調整が行われました。
「活気があって、いい状態。追い切り後もカイバも食べていましたし、体もキープしています」と、国枝調教師は語っていますから、予定通り、今週の中山日曜9R「彦星賞」ダート1800mに蛯名騎手で出馬投票を行うことも確定しました。
牝馬ながら斤量55キロはトップハンデということで「そこだけが気に食わないな」と、しかめっ面の国枝調教師でしたが、成績を考慮されてのトップハンデですからいたしかたないところ。すぐに笑顔を見せてくれましたから、国枝流の独特のジョークであることが伝わってきます。
[2011.07.06]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は晴れ。梅雨の晴れ間とは思えないほどの強い日差し。人馬ともに暑さに耐えながらの調教でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、奥村調教助手が騎乗して南馬場の角馬場でダク中心の乗り込みを済ませると、ニューポリトラックコースに移動して、併せ馬で最終追い切りがかけられました。
調教パートナーは古馬500万下ダノンシュナップスで、マリアベールが4馬身ほど追走する形でスタート。4コーナーで内を回って追い上げますが、その脚取りは軽やかで、直線入り口で併せ馬に持ち込んでからの手応えも余裕シャクシャク。軽く仕掛けられていたダノンに対して、馬なりのままで併入フィニッシュを決めています。
キビキビとした動きを見せるマリアベールに、国枝調教師の口調も軽やかで「体の張りもいいね。状態は前走以上と言っていいでしょう。いい競馬ができると思います」と、笑顔を見せていました。
予定通り、今週の中山日曜9R「彦星賞」ダート1800mに蛯名騎手とのコンビで出走することが決まっています。
[2011.07.01]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り時々晴れ。雲のおかげで気温の上昇は穏やかですが、それでも蒸し暑さは相変わらずでした。馬場状態は、すべて「良」です。
今朝も南馬場へと姿を見せたウインマリアベールは、奥村調教助手を背に角馬場でダク中心の乗り込みを済ませると、続けてWコースに移動してキャンター1周。伸びのあるストライドを見せていました。
「体もフックラ見せているし、雰囲気がいいですね。昨日、カイバをちょっとだけ残した点が気掛かりではありますが、それ以外はキッチリ食べています」と、奥村助手は報告してくれました。
来週の中山日曜9R「彦星賞」ダート1800mを目標に、仕上げの過程は順調です。
[2011.06.30]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れのち曇り。朝から蒸し暑く、30度突破は昨日より早い7時半すぎ。それでも雲が広がってくれたことで、少しだけ過ごしやすくなりました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
今日は奥村調教助手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベール。角馬場でのダクを入念に行った後は、Wコースに移動してキャンター1周といったメニューで調整を行いました。
「体もいい感じですし、雰囲気も良好。前走から状態は上がっていると思います」と、奥村助手は好感触を伝えてくれています。
出走を予定している来週の中山日曜9R「彦星賞」ダート1800mに向けて順調に仕上げられています。
[2011.06.29]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は晴れ。早朝から日差しが強く、午前8時半には30度を突破。ジッとしていても汗が吹き出る暑さとなっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
今朝のウインマリアベールは、根岸調教助手の騎乗で南馬場入り。角馬場でダク踏みを中心に行った後、Wコースでは17〜17秒ほどのキャンターで乗り込まれていました。
「体の感じもいいですし、動きも良好。状態はいいですよ」と、好感触を伝えてくれた国枝調教師は、中2週で来週の中山日曜9R「彦星賞」ダート1800mに向かう方針に変更がないことを明らかにして、「時計を出すのは今週末と来週の2本で十分です」とも語っていました。
[2011.06.24]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇りのち晴れ。強風に雲が流されたことで青空が広がり、一気に夏日となっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
今朝は、藤井調教助手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、角馬場とAコースでダクと軽めキャンターで調整を行っています。
引き続き体もキープできていて、体調は良さそうですし、国枝調教師からも「状態に問題はありませんね。レース振っぷりに安定感が増しているし、次も順当にいい競馬ができると思っていますよ」と、好状態を示す報告が届いています。
次走の騎乗も予定している蛯名騎手は、他からあった多数のオファーを断ってまでもマリアベールへの騎乗を決めてくれたそうですから、心強い限りです。
[2011.06.23]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り時々小雨。厚い雲から時折ポツポツと雨が落ちてきたおかげで、気温の上昇は緩やかでした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、南馬場の角馬場でダクのみのメニューではありますが、今日から乗り出しが再開されています。
「頑張って走ってきたから、ある程度ダメージがあることも想定していましたが、思いのほか回復は早かったね」と、国枝調教師は笑顔でした。
次走の予定も中2週の間隔で、7月10日、中山日曜9R「彦星賞」ダート1800mで決まり、引き続き蛯名騎手が手綱を取ることも合わせて決まりました。
[2011.06.22]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温20度、天候は晴れ。早朝は濃いモヤに覆われていましたが、調教開始から気温は20度超え。久しぶりの真っ青な空がいっそう暑さを誘います。馬場状態は、すべて「良」でした。
先週の中山「利根川特別」で3着に敗れ、悔し涙を飲んだウインマリアベール。国枝調教師は「相手を考えてもよく頑張っていると言っていいんじゃないかな」と、惜敗にも納得の表情を浮かべていました。
今朝は、厩舎周りの引き運動で様子が見られていましたが、「体もレースの時からほとんど変わっていません。元気もあるし、このまま厩舎で次走に備えましょう」と、続戦方針が宣言されています。
次走の候補として挙がっているのは、7月10日、中山日曜9R「彦星賞」ダート1800mが最有力とのことでした。
[2011.06.17]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温16度、天候は雨。昨夜から降り出した雨は、午前中一杯シトシトと降り続けていました。当然ながら馬場もニューポリトラックコース以外は「重」〜「不良」というコンディションでの調教となっています。
今週の中山日曜10R「利根川特別」ダート1800mに出走が確定しているウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で南馬場に入場。角馬場でダクと軽めキャンターを乗り込んだ後、Wコースではキャンターでの周回で、レースへの態勢が整えられています。
引き上げてきた奥村助手は「活気があっていい雰囲気ですよ」と笑顔で報告。これを受けた国枝調教師は「どうしても連勝時の状態が抜群に良かったから、その時と比べてしまうんだけど、今は今でいい状態なんでしょう」と、納得の表情を見せていました。
今回はオープンからの降級馬もいますし、牡馬を向こうに回しての一戦となります。マリアベールとしては降級戦ですが条件としてはけっして楽ではないからこそ、好レースで成長を改めて感じさせてほしいところです。
[2011.06.16]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は曇り。梅雨らしい曇り空が続いていて、なかなかカラッと晴れてくれることはありません。今日もどんよりとした空模様の下で調教が行われました。馬場状態は、すべて「良」です。
追い切り明けということで、今朝は厩舎周りの引き運動で調整を行ったウインマリアベール。注目の馬体については、「先週末から今週にかけて、またスッと減り始めてしまった」と伝えてくれた佐藤調教助手ですが、「それでも前走並みですし、力の出せる状態」というジャッジもしてくれました。
この中間はクロス鼻革などの装備をせずに調教が行われてきましたが、「馬具に頼らずに上体を起こして走れるようになっているのは、成長の証でしょう」と、前進も認めてくれている佐藤助手です。
予定通り、今週の中山日曜10R「利根川特別」ダート1800mに蛯名騎手で出馬投票を行います。
[2011.06.15]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は曇り。今週から夏競馬が開幕。美浦トレセンの馬場開場時間も夏時間の5時に変更になっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で南馬場の角馬場へ入場。ダクと軽めキャンターでの乗り込みを行った後、ニューポリトラックコースに移って古馬1000万下タケショウオージとの併せ馬で最終追い切りがかけられました。
タケショウオージがスタートの際に少しゴネてしまったことで、マリアベールが大きく先行する形になり、4コーナーでは大外を回されて、追い上げを待つ形に。その分、内に併せたタケショウオージの方が直線では勢いが良くなってしまい、残り1F標識過ぎではいったん前を譲る形になってしまいました。しかし、そこから強めに追われたマリアベールもシッカリと脚を伸ばして、最後は強めに追われたタケショウオージと鼻面を併せてゴールとなっています。
「動きは良かったね。連勝時をMAXとすると、今回はそこまでとはいかないまでも、遜色のない仕上がりだと思います」と語る国枝調教師は、予定通り、今週の中山日曜10R「利根川特別」ダート1800mへの出走を決めています。鞍上は蛯名騎手を予定しているとのことでした。
[2011.06.10]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は曇り。雨には降られなかったものの気温は高く、梅雨らしい蒸し暑さに見舞われています。馬場状態は、すべて「良」でした。
今朝は、根岸調教助手を背に南馬場へと入ってきたウインマリアベール。角馬場で時間を掛けてのダクと軽めキャンターを行った後、Wコースに移ってキャンターで1周しています。
「状態はいいと思います。来週は牡馬が相手になりますが、こちらも降級するわけですから、卑屈に考えることはないでしょう」と、佐藤調教助手は語っていました。
[2011.06.09]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温16度、天候は曇りのち晴れ。調教開始直後から徐々に晴れ間が広がり、夏の太陽が顔を出していました。馬場状態は、すべて「良」です。
ウインマリアベールは、国枝厩舎の追い切り明けの定番メニューである、厩舎周りの引き運動で調整が行われました。
「昨日の追い切りでの動きも良かったですし、状態はいいですね。体を減らすことがあるので、その点はまだ注意が必要ですが、現状で細いという印象はありませんよ」と、椎本調教助手は伝えてくれています。
来週の出走に向けて、仕上げは順調に進んでいるようです。
[2011.06.08]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は曇りのち雨。早朝から梅雨時期らしいどんよりとした曇り空で、徐々に暗くなってくると、持ちこたえてくれることなく調教中に雨粒が落ちてきました。調教スタッフは今日もカッパが手放せません。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入場。ダクと軽めキャンターを行った後、Wコースに移って3歳未勝利バンダムミラージュとの併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
先行するバンダムを4馬身ほど後ろから追走スタートするのがマリアベールで、4コーナーで外を回りながら差を詰めて行くと、ラスト1Fから併せ馬へ。強めに追われるバンダムに対して、余裕たっぷりの馬なりで併入フィニッシュしています。
先輩の貫禄を見せつける追い切り内容に、「うん、いいですね。順調そのものだ」と笑顔の国枝調教師は、来週の中山日曜10R「利根川特別」ダート1800mにいい状態で向かっていることも強調していました。
[2011.06.03]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温16度、天候は曇り。午前中は雲に覆われていましたが、空気に冷たさはなく、穏やかな中で調教が行われていました。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
奥村調教助手を背に南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、角馬場でダクと軽めキャンターを行った後、Wコースにも移動してキャンターで1周といったメニューで乗り込まれました。
「いい感じですね。やっぱり以前と比べて走りの安定感が違います」と、奥村助手から笑顔の報告が届いています。また、目標としている、6月19日、中山日曜10R「利根川特別」ダート1800mには、蛯名騎手の騎乗が予定されているとのことでした。
[2011.06.02]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は曇り時々小雨。厚い雲が広がって、薄暗い一日。時折ポツポツと雨が落ちてきましたが、馬場状態には影響はなく、すべて「良」となっています。
昨日、帰厩したウインマリアベールは、早くも今朝から乗り込みを開始。椎本調教助手の騎乗で南馬場の角馬場へと入ってダク踏みを入念に行った後は、Aコースでも軽めキャンターで乗り込まれていました。
「いい状態で戻ってきていますよ。あとはこれからカイバをシッカリ食べてくれるかですが、力もつけてきていますし、うまくレースまで調整していきたいと思っています」と、国枝調教師は語っていました。
目標としている、6月19日、中山日曜10R「利根川特別」ダート1800mに向けて、順調な滑り出しです。
[2011.06.01]
ウインマリアベールが、本日1日、放牧先だった美浦トレセン近郊にあるリバティホースナヴィゲイトから美浦トレセン・国枝厩舎へ帰厩しました。
「体の回復は順調でしたし、だいぶシッカリしてきています」と語る国枝調教師は、次走について、マリアベールにとっては1000万クラスへ降級となる、6月19日、中山日曜10R「利根川特別」ダート1800mを目標に調整していくことが伝えられています。
[2011.05.26]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、ダートコースにてキャンターを4000m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「競馬を使っている馬で、息はできていますし、速い時計は要りませんから、今はフラットコースで距離を長く乗るようにしています。坂路ではハロン18秒くらいでサーッと上がるという感じです。動きはキビキビとしていますし、とにかく元気があるんです。でも、以前のように余計なところで余計な力を使うということはありません。カイバも毎日完食していますし、馬体は日に日に増えてきています。今は細いどころか、逆にこれ以上増えてしまうと太めが残ってしまうかなというくらいまで回復しています。あれだけガレていた馬体が、1ヶ月でこれだけフックラと戻るんですから、本当に今のマリアベールの充実ぶりが伝わってきます。こうだから、レースでもいい結果が出るんでしょう。次走は降級戦ですから、負けられない1戦ですね」と話していました。
また、国枝調教師から「前走後はあれだけ馬体が減りましたし、立て直すのに時間が掛かるかなと思いましたが、ビックリするくらい回復が早かったです。やはり今の充実ぶりは本物だったみたい。次走は6月19日、中山日曜10R『利根川特別』ダート1800mに行きましょう。今回はダートに戻るし、降級戦。必ず勝たなくちゃいけないね。検疫のキャンセル待ちが回ってくれば今週末、それが回ってこなくても来週にはトレセンに戻します」と、帰厩の連絡が入っています。
[2011.05.19]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、ダートコースにてキャンターを3000m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「馬体も順調に回復してきましたので、今週からはコース+坂路で調整を始めています。以前のマリアベールだったら、あれだけ馬体が減ってしまったら、回復させるのにかなりの時間が掛かっていました。カイバは残すし、元気はないし、という感じだったんです。でも、今のマリアベールは違います。元気はあって、カイバも残さず平らげますし、毛ヅヤもピカピカ。ですので、状態がすぐに上向いてくるんです。馬体重は現在459キロ。ウチへ来てから20キロ以上は増えましたし、ハリも出てきているんです。本音を言うと、お腹のラインにもう少し肉が欲しいところですが、これもあと1、2週で回復するはずですから、まったく心配していません。本日、国枝調教師が状態を確認していかれましたが、『思った以上に回復が早いね。これなら降級してすぐに使えそうだね』とおっしゃっていました。降級となる夏競馬の開幕が6月18、19日ですから、そこへ向けて仕上げていきたいと思います」と話していました。
[2011.05.12]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、角馬場にてダク、ハッキングを消化しています。
担当者は「今週から角馬場に出して軽く乗り始めました。あれだけ馬体が減っていましたから、当初は2、3週間、ウォーキングマシンのみで様子を見る予定だったのですが、思いのほか回復が早かったんです。以前のマリアベールだったら、ダメージがあった後はカイバ食いが落ちて、毛ヅヤも悪くなり、体調を戻すのにかなりの時間を要していたんです。一度バイオリズムが下降線をたどると、再び上昇曲線を描くのに時間が掛かるタイプでした。しかし、今のマリアベールは違います。カイバもまったく残しませんし、食べるスピードが早くなったことで、実になり方が変わりました。こんなにすぐに体が増えてくるマリアベールは初めてです。毛ヅヤもピカピカで、元気もありますし、体調面も良好。これなら乗らないわけにはいかないでしょう。角馬場でダク、ハッキングを乗っていますが、キビキビした動きを見せていますよ。1000万クラスへ降級の際にはいい状態で送り出せると思います」と話していました。
[2011.05.05]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分に加え、放牧を消化しています。
担当者は「かなり細くなって帰ってきましたね。送り出した時はフックラとして、各部に筋肉が乗った非常にいい状態だったので、その時と比べてしまうとどうしても寂しく映ります。国枝調教師からも『かなり減っちゃったなぁ。まずは馬体を戻してあげて』と言われましたしね。ただ、それでもガタッとこないのが今のマリアベール。以前はカイバ食いも細くなり、毛ヅヤも落ち込んで、ここから立て直すのが大変だったんです。しかし、今は違います。馬体は細くなっているのに、毛ヅヤはピカピカですし、カイバもモリモリ食べるんです。この1週間で10キロは体重を戻しましたよ。グッと上がってしまっていたお腹のラインも戻ってきましたし、トモにも肉が乗ってきました。この辺りが今の充実さなんでしょう。ただ、国枝調教師からは『夏で降級するんだし、そこからまた軌道に乗せて行こうと思う』との言葉をいただいていますので、今は焦る必要はありません」と話していました。
[2011.04.27]
先週の福島「福島牝馬S・GIII」に挑戦したウインマリアベールは、昨日火曜日まで様子を見られていましたが、相変わらずカイバ食いがやや細いことに加えて、体が萎んで見えるということで、放牧で立て直す方針が決定。本日、トレセン近郊にあるリバティホースナヴィゲイトへ放牧に出ています。
「直線で前が塞がってしまい、力を出し切れませんでしたが、収穫はあった競馬でした。ただこっちに帰って来た時の体の印象は、『ここで一旦放牧に出してあげたほうがいい』と思えるものでした。夏には1000万クラスへ降級もありますし、まだまだこれから活躍してくれるでしょうから、ここはジックリ行かせてもらいます」と、佐藤調教助手は伝えてくれています。
帰厩時期については、体の回復具合を見つつ予定が組まれることになっていますので、現時点では未定です。
[2011.04.22]
明日の新潟11R「福島牝馬S・GIII」芝1800mに出走が決まったウインマリアベールは、早朝発の馬運車に乗り込み新潟競馬場へ出発しています。
「芝は久々になりますが、仕上がりはいいですし、問題のないタイプ。重賞初挑戦ですが、こういう舞台での活躍を望んでいたわけですし、今後に繋がる競馬をしてほしいですね」と、国枝調教師は期待を語っていました。
いきなりの重賞ですが、条件馬も多くいるメンバー構成となりましたし、今後の見通しを明るくしてくれるような戦いを見せてほしいと思っています。健闘を期待しましょう。
[2011.04.21]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温8度、天候は曇り。厚い雲に覆われて、ぐずついた空模様。気温も思うように上がらず、寒く感じる一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
追い切り明けのウインマリアベールですから、今朝は厩舎周りの運動のみで調整が行われました。
さて、気になる今週の出走ですが、今朝までの国枝調教師のプランは、昨日作成された出馬想定表を見る限り、本線としている今週の東京日曜12R「被災地支援競走 きずな賞」ダート1600mは、厳しい抽選が免れない状況だったのに対し、他にも予定していた新潟日曜11R「魚沼S」芝1600mは、頭数が少なかったため、「まずは『きずな賞』に出馬投票して、ここを除外になったら『魚沼S』に再投票」というものでした。
ところが、時間が経つにつれて「魚沼S」へ参戦表明してくる馬が急増。再投票は厳しいという情報が入ってきたことを受けて、同調教師は再び思案。そして、出てきた結論が「それなら格上にはなりますが、ここなら問題なく出走できますし、牝馬同士の重賞であれば今のマリアベールなら十分に戦えるだけのシーンが浮かびます。チャレンジしましょう」と、今週の新潟土曜11R「福島牝馬S・GIII」芝1800mへの出走を決意しています。鞍上は、大野騎手を起用することで決まりました。
[2011.04.20]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温3度、天候は晴れ。東京開催がいよいよ始まるとあって、報道陣も多数詰めかけ、久しぶりに活気が戻ってきました。なお、馬場開場時間ですが、予定から2週間遅れで今週から6時に変更となっています。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「重」でした。
今週の出走を予定しているウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で南馬場へ入場。角馬場でジックリと体を動かした後は、Wコースに移って併せ馬で最終追い切りに臨んでいます。
調教パートナーは、来週の京都「天皇賞・春」に出走予定の古馬OPマイネルキッツで、こちらには松岡騎手が騎乗していました。マリアベールが4馬身ほどリードを取ってスタートすると、4コーナーでは内にマイネルキッツを迎え入れ、直線入り口から併せ馬へ。ラストは互いに強めに追われましたが、相手はさすがにGIウイナーということで、2馬身遅れでのゴールとなっていますが、マリアベールもシッカリとした動きを見せていました。
カイバ食いに関しては少し物足りなさがある現状ですが、動きに関しては、「これでいいでしょう」と、国枝調教師は合格点を与えており、予定通り、今週の出走を表明しています。しかし、問題はレース選択で、本線としている今週の東京日曜12R「被災地支援競走 きずな賞」ダート1600mは、かなり厳しい抽選が待っているという状況。それを見越して、今週は他にも新潟土曜11R「福島牝馬S・GIII」芝1800mと、新潟日曜11R「魚沼S」芝1600mに特別登録を行っていますから、「本日作成される出馬想定表を見てジックリと考えさせてください」と、思案の意向を示していました。正式決定は明日までお待ちください。
[2011.04.15]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温11度、天候は晴れ。午前9時には20度を超えて暑いくらいの陽気。桜も一気に満開です。馬場状態は、すべて「良」でした。なお、Aコースは路盤工事のため、本日から17日日曜日まで閉鎖となっています。
今朝のウインマリアベールは、いつものように奥村調教助手を背に南馬場の角馬場へ入り、ダク中心に乗り込んだ後、Wコースにも移動してキャンターで1周半という調整を行いました。
「前走が状態がすごく良かったので、それと比べるとやや物足りない印象も受けますが、調整は順調ですし、前回も使いながら良くなっていきましたから、大丈夫でしょう」と伝えてくれた奥村助手は、1戦使った方が上向きそうという感触を持っているようです。
それだけに予定している来週の東京日曜12R「被災地支援競走 きずな賞」ダート1600mには出走させたいところで、国枝調教師は「今週末の特別登録馬の状況次第ですが、念のために来週の新潟土曜11R「福島牝馬S・GIII」にも登録を行うかもしれません」と、選択肢を広げられるような配慮を考えているそうです。
[2011.04.14]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は晴れ。空気が冷たく感じたのは早朝だけで、すぐに気温は上昇。上着の必要がない暖かさとなりました。馬場状態は、今日もすべて「良」となっています。
追い切り明けのウインマリアベールですから、厩舎周りの運動で調整が行われました。
国枝調教師からは「カイバ食いについては相変わらず旺盛とはいえませんが、仕上げは順調です」といった報告が届いており、予定している来週の東京日曜12R「被災地支援競走 きずな賞」ダート1600mの鞍上については、吉田隼騎手が新潟で騎乗することになったため、蛯名騎手を手配したということも伝えてくれています。
また、「被災地支援競走 きずな賞」はハンデ戦ということで軽ハンデとなった場合には、鞍上の変更があるかもしれませんが、同調教師は「(蛯名騎手が乗れる)53キロくらいになると思う」と、予測していました。
[2011.04.13]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。相変わらず余震は続いていますが、春らしい陽気が気持ちを穏やかにしてくれます。美浦トレセンの桜も見ごろになってきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。なお、節電対策のために今週も開場時間は7時となりました。
奥村調教助手の騎乗で、南馬場の角馬場で準備運動を済ませたウインマリアベールは、Dコースに移動すると3頭併せで1週前追い切りに臨みました。
先行がジュビリーで、続いて3歳未勝利コモレビ、そして最後方から横山和騎手騎乗の古馬500万下イオスが、それぞれ2馬身ほどの間隔でスタート。4コーナーで先行のマリアベールから順に外へ進路を取り、ラストは3頭とも馬なりでしたが、一番余裕が残っていたのはマリアベールで、奥村助手も「時計は速くはないですが、動きは良かったです」と、納得の笑みを浮かべていました。
カイバ食いは少し細い状況が続いていますが、「前回の帰厩時もそうでした。状態は悪くありませんし、調整は問題なく順調に進んでいます」と、体調面にもOKサインを出す奥村助手でした。
[2011.04.08]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れのち曇り。台風並みの強風が吹き荒れ、砂埃で調教スタンドから見る向こう正面はかすんでしまうほどでした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
今朝のウインマリアベールは、いつものように奥村調教助手の騎乗で南馬場へ入場。角馬場で入念なダク踏みを行った後は、Aコースでキャンター1周といったメニューで調整されています。
ずいぶんと大人になったという評価のマリアベールですが、ここに来て少しずつカイバの食いが細くなってきたそうで、国枝調教師は「以前ほど顕著に体を減らしているわけではないんですが、欲をいえば、もう少し食べて欲しいですね」と、少し複雑な表情を見せていました。とはいえ、仕上げの過程は「順調」を強調しています。
[2011.04.07]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は曇り。曇天模様でも暖かい朝。桜のつぼみも少しずつ膨らんできています。馬場状態は、すべて「良」でした。
追い切り明けのウインマリアベールは、厩舎周りの引き運動という国枝厩舎の定番メニューで調整が行われています。
「先週は息遣いなどに重さがありましたが、順調に良化していますね。カイバもちゃんと食べていますし、力をつけてきていることを感じています」と、好状態を笑顔で伝えてくれたのは、昨日の追い切りに騎乗した奥村調教助手です。
さて、気になる出走予定ですが、4月23日から始まる東京開催の開幕週に組まれた、4月24日、東京日曜12R「被災地支援競走 きずな賞」ダート1600mが当面の目標となっています。
[2011.04.06]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。当初の予定では今週から馬場開場時間が6時に変更となるはずでしたが、照明をなるべく使わないようにするという節電対策のため、来週まで延期することとなっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
いつものように奥村調教助手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベール。角馬場でのダクと軽めキャンターで乗り込まれた後は、Dコースに移って3頭併せでの追い切りがかけられています。
内田騎手騎乗の古馬500万下イオスが大きく先行スタート。2番手にマリアベールが続いて、3番手には三浦騎手が騎乗した3歳未勝利タカラバクシンオーが2馬身ほどの間隔で追い掛けます。4コーナーで真ん中に進路を取ったマリアベールは、内をついたタカラと共にイオスを追い上げると、残り1F付近から併走状態へ持ち込みます。ここでタカラに半馬身のリードを奪ったマリアベールは、イオスと併入ゴールを果たしています。
「もう少し速くてもよかったかな」と首をかしげる国枝調教師でしたが、動きには納得の様子で、「やっぱり成長しているね」と、笑顔を向けてくれました。
[2011.04.01]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。朝の冷え込みは厳しくても、日中は暖かい空気に包まれて春らしい日が多くなってきました。馬場状態は、今日もすべて「良」となっています。
追い切り明けのウインマリアベールは、厩舎周りの引き運動で調整を行いました。「追い切り後も変わりありませんし、安定感が出てきたと思っています」と、国枝調教師は笑顔で好状態を伝えてくれています。
再来週以降の番組発表がいまだ行われていない状況ですが、元の番組通りに開催が施行されれば、4月23日、東京土曜10R「晩春S」ダート1600mが当面の目標となるようです。
[2011.03.31]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。引き続き春の陽気で、厚手の上着は必要ないほど気温が上昇しています。調教もずいぶんと楽になってきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
奥村調教助手を背に南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、角馬場経由でWコースへ移動すると、3歳未勝利ウインジュビリーを相手に併せ馬で追い切りがかけられました。
妹のジュビリーが調教パートナーということで、マリアベールが7馬身ほど追走してスタート。4コーナーで両馬が接近して、直線から体を併せ、ラストは互いに馬なりのまま併入でゴールしています。
「息の入りなどは若干重たい感じはしますが、帰厩からまだ日が浅いからね。現時点としてはこれでちょうどいいでしょう」と、国枝調教師は語っていました。やや余裕があるくらいの方が仕上げやすいタイプでもありますから、「ちょうどいい」というジャッジに繋がっているようです。
[2011.03.30]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。スッキリとした晴れ間が広がり、ようやく春らしい陽気になってきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
先週末土曜日に検疫のキャンセルが回ってきたことで、急遽帰厩を果たしたウインマリアベール。今朝は、角馬場でダクと軽めキャンターを行った後は、Wコースをキャンターで1周というメニューを消化して順調をアピールしています。国枝調教師も「放牧先でも順調に乗り込めていたし、いい状態で帰ってきたと思います」と、満足げな表情を浮かべていました。
次走の予定については、番組変更の可能性はありますが、東京開催での出走を念頭に置いて調整を進めていくこととなっています。
[2011.03.24]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、ダートコースにてキャンターを4000m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「地震に関しては、かなりの揺れはありましたが、マリアベールは比較的落ちついていましたので、ケガなどはありませんでした。もちろん馬場や馬房、人にも被害はありませんでした。マリアベールは翌日土曜日も馬場に出て調教を行っていたほどですし、調整に影響はありません。先週の火曜日も半マイルから15〜15秒を行いましたが、動きは良かったですね。何度も言いますが、肩周り、胸周りにもの凄い筋肉が付いて、全体的に幅が出たことにより、パワーが増してきたんです。以前は薄っぺらいタイプで、パワー不足が否めなかったのですが、今はガラッと印象が変わりました。国枝調教師とも話しましたが、牝馬で短期間にこれだけ変わる馬も珍しいですよ。これからのマリアベールが楽しみです。震災の影響で競馬番組が大幅に変更になっていますが、マリアベールは予定通り東京の開幕週を目標に仕上げていきます」と話していました。
[2011.03.10]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、ダートコースにてキャンターを4000m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「今週からはダートコースでの距離をさらに伸ばし、運動量を増やしています。レース後で、次走までまだ時間もあるので、無理をさせるつもりはありませんが、これだけ状態がいいなら楽をさせすぎるのも良くありません。坂路ではハロン17秒くらいのところを継続して乗っていますが、パワフルな動きを見せています。以前は薄っぺらい馬体だったのですが、今は肩周り、胸周りに筋肉が乗って本当に逞しくなりました。それにより前の掻き込みが力強くなったんですよね。それが、好結果に繋がっている要因のひとつだと考えられます。馬体に関しては、現在450キロですが、数字以上に大きく見せるのは充実している証拠でしょう。さらに今はこれだけ寒いんですが、毛ヅヤも抜群なんです。3歳春の頃は、体調が安定しておらず、毛ヅヤが悪い時がありましたが、今はそういうところも成長しているんでしょうね」と話していました。
[2011.03.03]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、ダートコースにてキャンターを3000m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「蕁麻疹はあの日だけで、それからはなんの変化もありません。普通、何日かは引きずるものですが、何だったんでしょうね。馬自身、元気一杯ですし、カイバもバリバリ食べていて、精神的なダメージもまったく見られません。そういう状況ですから、先週末からはダートコースでの調教に加え、坂路にも入れています。ペースもハロン17秒くらいまで上げてきましたが、動きは抜群なんです。以前はまだ体に芯ができていなかったので、フワフワした走りだったのですが、今はどっしりとしたフットワークに変わってきています。この馬、放牧に来るたびにドンドン良くなって帰ってくるので、その成長には驚かされてばかりです。以前は調子の波の変動が激しかったタイプですが、今はそういうところもなくなり、体質面も強化されてきましたしね。ここまで馬が変われば、結果が出るのも当然でしょう。このまま緩めないように調整しておきます」と話していました。
[2011.02.24]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、ダートコースにてキャンターを3000m消化しています。
担当者は「順調に調整が進んでいたのですが、日曜日に蕁麻疹が出ました。それまで元気に調教を積んでいたのですが、いきなりバーッと全身に蕁麻疹が出たんです。ですので、すぐに補液で治療を行ったところ、次の日にはキレイさっぱりなくなっていました。通常の蕁麻疹は数日続くものですが、1日でこうもキレイになるのは珍しいですね。ただ、こうして蕁麻疹が出たということは、目に見えない疲れというのがあったというサインなのかもしれません。馬体も減らずにまったくダメージがないと判断しましたが、やはり競馬を使えば少なからずダメージがあるわけですから、今後はそういう細かいところも入念にチェックしていきたいと考えています。でも、馬は蕁麻疹が出た時もそうでしたが、とにかく元気一杯なんです。カイバも残さず平らげていますし、フックラとした馬体もキープしています」と話していました。
[2011.02.17]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、常歩運動後、ダートコースにてキャンターを3000m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「1000万クラスであれだけの競馬をした後ですから、レースのダメージがあるだろうなと想像していたのですが、戻ってきて全身チェックをしてビックリ。まったくと言っていいほど疲れはありませんでした。背中を押しても張りは感じませんし、トモの踏み込みもいいんです。通常、翌週くらいまではウォーキングマシンのみで楽をさせるんですが、この状態なら乗らないわけにはいきません。早速ですが、コースから坂路というメニューで調整しています。以前は競馬を使うとダメージが大きいのがマリアベールの特徴だったのですが、基礎体力のアップと成長により、その辺りは解消されてきたんだと思います。それと驚かされたのが、馬体面。以前だと競馬の後は体が大きく減ってしまっていたんですが、今回はフックラとしていてさらにハリのある馬体をキープしているんです。これらの成長が好結果に繋がっているのは言うまでもないですね」と話していました。
[2011.02.09]
昇級初戦として挑んだ先週の東京日曜12Rダート1600mでは、成長を証明するレース振りで「連勝」という嬉しい結果を残してくれたウインマリアベール。「良くなっているのは分かっていたけど、それにしても内容が素晴らしかった。ようやく期待の良血が開花しつつあるんでしょう」と、国枝調教師も喜びを隠し切れないといった様子でした。
美浦トレセンに帰厩後も大きなダメージなどは見られませんが、「ここは、一旦ひと息」ということで、本日、トレセン近郊にあるリバティホースナヴィゲイトへ放牧に出ています。放牧期間については未定ですが、降級のメリットがある夏競馬までの休養は考えていないとのことで、「今はとにかくマリアベールにとっていい時期なので、春の東京開催の開幕週くらいで出走も頭に入れているんです」と、国枝調教師は明かしていました。
これからは牡馬との争いも待っていますが、それもきっと乗り越えてくれることでしょう。
[2011.02.04]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。立春ということで暦通りに冷え込みも和らぎ、暖かさの中での調教となりました。馬場状態は、今日もすべて「良」となっています。
今週の東京日曜12Rダート1600m牝馬限定戦に出走が決まったウインマリアベール。今朝は、奥村調教助手の騎乗で南馬場に入り、角馬場のダク踏みと、Wコースでのキャンター1周といったメニューで調整を行いました。
「引き続き体調はバッチリ。前走の内容も良かったですし、力もつけていますから昇級戦でもいい競馬ができると思っています」と、奥村助手は自信たっぷりに好感触を伝えてくれています。波に乗ってきた印象ですから、さらなる上昇に期待です。
[2011.02.03]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス3度、天候は晴れ。出だしの気温はマイナスでも、気温の上昇が早かったことで暖かく、調教も楽でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
追い切り明けのウインマリアベールは、厩舎周りの引き運動で調整を行いました。
「追い切り後でもきちんとカイバを食べるようになってきたことで、体が減らなくなった。それによって、調教もシッカリと積めるようになってきました。何より精神的にも落ち着きが出てきていて、ここに来て一段と成長を感じます。体調も引き続き良好ですよ」と、国枝調教師はいつになくご機嫌な口調で語ってくれました。
予定通り、今週の東京日曜12Rダート1600m牝馬限定戦に吉田隼騎手で出馬投票を行います。
[2011.02.02]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス4度、天候は晴れ。相変わらずの冷え込みで、顔に当たる空気は突き刺すようです。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で南馬場へ入場。角馬場でダクと軽めキャンターで準備運動を済ませると、Wコースを併せ馬で最終追い切りがかけられました。
3歳新馬カグニザントを相手に1秒2ほどの追走でスタートしたマリアベールは、4コーナーでインをついて一気に追い上げると、直線入り口では一度は体が前に出るほどの豪快な動きを披露しています。一杯に追われたラストは、強めに追われるカグニザントの巻き返しにあってしまい、1馬身遅れでフィニッシュとなっていますが、奥村助手は「遥か前を行くカグニザントを追いかけた分、最後は甘くなってしまいましたが、それでもラストだって決して止まっているわけではありません。今週もちょっと見栄えが悪い追い切りだったかもしれませんが、状態はいいです。力もつけてきているところなので、昇級戦でも頑張ってくれると思っています」と、好調持続をアピールしていました。
予定通り、今週の東京日曜12Rダート1600m牝馬限定戦に吉田隼騎手で向かう予定です。
[2011.01.28]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス3度、天候は晴れ。冷え込んだうえに、時間の経過とともに風が強くなり、手足がしびれるほどの寒さでした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
今朝は椎本調教助手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベール。角馬場でのダクと軽めキャンターで乗り込んだ後、Dコースに移ってキャンター1周というメニューで調整を行いました。
「元気もありますし、走り方も良かったです。引き続き状態はいいですね」と、椎本助手からは好感触が伝えられています。
来週の東京日曜12Rダート1600m牝馬限定戦に吉田隼騎手で向かう予定に変更はありません。
[2011.01.27]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス4度、天候は晴れ。雲ひとつない冬晴れ。早朝の冷え込みは相変わらずですが、日なたではホッとひと息がつけました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
追い切り明けのウインマリアベールは、厩舎周りの引き運動で調整を行いました。
昨日の追い切りでは、ラスト1Fに少し時間がかかってしまいましたが、これはかなり離れて前を走っていたリリアーレを追いかけるために内を回ったところ、内ラチの重たい馬場が大きく影響したようで、奥村調教助手は「全体の時計もいいですし、重たい馬場でも踏ん張っています。やっぱり力をつけているんですね」と、好感触を伝えてくれました。
仕上げはいたって順調に進んでいます。
[2011.01.26]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス3度、天候は晴れ。今朝も突き刺すような冷たい空気の中、調教が行われています。馬場状態は、すべて「良」でした。
奥村調教助手の騎乗で南馬場へ入ってきたウインマリアベールは、まずは角馬場でダク中心に乗り込んだ後は、Wコースに移動すると併せ馬で1週前追い切りがかけられています。
先行した古馬500万下リリアーレは終始掛かり気味だったために、追走するマリアベールとの差がドンドン広ってしまい、1秒6と大きな差がついてしまいましたが、マリアベールは自分のペースをキープ。コーナーの入り口でも大きな差は変わらず、そこからインをついて強めの脚色で追い上げますが、結局は併走の場面がないまま1馬身遅れでのゴールとなっています。
「リリアーレが景気よく行ってしまったから今日の稽古は馬体が合うことはなかったけれど、マリアベールは冷静に見据えることができたし、動きも良かったので問題ありません。いたって順調ですよ」と話す国枝調教師は、予定している来週の東京日曜12Rダート1600m牝馬限定戦への出走に向けて、仕上げに狂いなしという表情でした。
[2011.01.21]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス1度、天候は晴れ。今日も真っ青な青空が広がっていますが、冬らしい冷たい空気が入り込んでいます。馬場状態は、すべて「良」でした。
昨日に引き続き南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で角馬場でのダクと、Wコースでのキャンター1周で調整を行いました。
「前走を勝ったことで馬に自信がついたような印象があります」と、好感触を伝えてくれた奥村助手は、「引き続きカイバ食いも旺盛で、逆に太らせすぎないようにしないといけないと思っているんです」と、これまでのマリアベールでは耳にすることができなかったようなコメントが聞かれるあたりにも、本格化の兆しが伺えます。
[2011.01.20]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス3度、天候は晴れ。本日も好天に恵まれましたが、年が明けてからほとんど雨が降っていないこともあり、風が吹くと砂埃が舞う乾燥した状況です。馬場状態は、すべて「良」でした。
後藤騎手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベール。角馬場でダクと軽めキャンターを織り交ぜて体を温めた後、Dコースに移って15〜15秒ほどのラップを刻む調教を行っています。
「ストライドが大きいタイプですから、体を伸び伸び使って走らせてあげることも必要なんです。タイムというより、今日は気持ちよく走らせることを重点に騎乗しました」と解説してくれた後藤騎手は、感触についても「力をつけてきていて、以前よりフォームもきちっと決まるようになっていますね」と、成長を認めるコメントもしてくれました。
[2011.01.19]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス3度、天候は晴れ。早朝の厳しい冷え込みも、日中の柔らかい日差しで救われます。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入ってくると、ダク中心の乗り込みを行った後、Wコースに移ってキャンターで1周というメニューで調整されています。
引き続きクロス鼻革を装着しており、「最初のうちは嫌がっていましたが、今ではすっかり慣れましたね。フォームも良くなっていて、乗りやすさも増しています」と語ってくれた奥村助手は、「マリアベール自身の成長というのが一番なんでしょうが、鼻革の効果も感じます」と、作戦成功を感じ取っている様子でした。体調も引き続き良好とのことです。
[2011.01.14]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス5度、天候は晴れ。晴天に恵まれたものの、厳しく冷え込んだ今朝は、暖を取りながらでもすぐに手がかじかんでしまう寒さでした。馬場状態は、すべて「良」です。
ウインマリアベールは、椎本調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダクに軽めキャンターも加えてジックリと乗り込まれていました。
「元気一杯。心配するところはありません」と、椎本助手はキッパリ断言。これを受けて国枝調教師も「この様子なら放牧はしなくてもいいかな」と、このまま在厩で次走へ向けて仕上げていく方針に気持ちは傾いているようでした。
[2011.01.13]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は晴れ。引き続き好天に恵まれましたが、冷たく吹き付ける風に朝の挨拶以外は口数が少なくなってしまいます。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、角馬場のみですが、今日から馬場入りを開始しています。
騎乗した福田調教厩務員は「引き続き、体はフックラしていていい状態ですね。前走の勝ちっぷりを見ても明らかなように、だいぶ力をつけてきていますよ」と、笑顔の報告が届きました。
回復課程もいたって順調のようです。
[2011.01.12]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。相変わらず朝は冷えますが、昨日はマイナス5度だったそうですから、調教スタッフからは「今日はいくらか楽」という言葉が良く聞えてきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。なお、先週の競馬が変則開催で行われたことを受けて、トレセンは昨日が全休日、今日が全休明けとなりましたので、追い切りを明日に予定している厩舎がほとんどでした。
先週の中山では、これまでの追って弾けきれなかった姿を払拭するかのような完勝劇で待望の2勝目を挙げたウインマリアベール。国枝調教師は「ようやく食べたカイバが実になるようになってきましたね。力をつけてきていますから、次走は、2月6日、東京日曜12Rダート1600m牝馬限定戦を目標に調整を進めていこうと思っています」と、語っていました。
さて、今朝はレース翌週ということで厩舎周りの引き運動のみで様子が見られていますが、「これといって問題はないね」と、反動なしを確認した国枝調教師は笑顔を見せており、短期放牧を挟むか、在厩のままで調整していくかは、もう少し様子を見てから決められることになっています。
[2011.01.07]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。予報ほどの冷え込みではなかったものの、引き続き冷たく吹く風に調教スタッフの表情もゆがんでいました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、3日間開催の最終日となる今週の中山月曜7Rダート1800m牝馬限定戦に出走が確定。今朝は追い切り翌日ということで、厩舎周りの運動のみにセーブされています。
「状態はいいね。今回は牝馬限定戦だし、前走でも不利がなければと思わせるレース振りでしたから、改めて期待しています」と、国枝調教師は語っていました。年末年始と順調に調教を消化して態勢は万全といえるデキだけに、待望の2勝目を期待したいです。
[2011.01.06]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。年末年始の厳しい冷え込みに比べれば高めの気温ですが、今朝は冷たい風が体温を奪っていきます。馬場状態は、すべて「良」でした。
12月29日(水)と年明け1月3日(月)に追い切りがかけられているウインマリアベール。特にDコースで行った3日の追い切りの動きは良好だったとのことで、奥村調教助手は「不利を受けたダメージが少し心配だったのですが、むしろ前走より良くなっていますよ」と、笑顔で報告してくれました。
今朝も奥村助手を背にWコースへ入ってきたマリアベールは、3歳未勝利ランブイエと3歳新馬レッドアンジェリカを相手に、3頭併せ馬での最終追い切りに臨んでいます。中のレッドアンジェリカと外のランブイエが強めに追われたのに対して、最後方からの追走で内に体を併せたマリアベールは余裕たっぷりの馬なりで併入ゴール。先輩風を吹かせながらも素軽い動きを披露したマリアベールに、「いいデキだね。前走は悔しい思いをしたし、今年はいい年にしないと」と、国枝調教師は改めて決意を明らかにしていました。
予定通り、3日間開催の最終日となる今週の月曜中山7Rダート1800m牝馬限定戦に吉田隼騎手で出馬投票を行います。
[2010.12.24]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。今朝は気温がグッと下がって、クリスマスにふさわしく冬らしい空気に包まれました。馬場状態は、すべて「良」です。
昨日に引き続き南馬場での調整となったウインマリアベールは、角馬場でのダクと軽めキャンターで乗り込むと、Wコースでは長めのキャンターでしっかり体を動かされていました。
「引き続き順調です。前走は不利がすべて。年明け1月10日、中山月曜7Rダート1800m牝馬限定戦を目標に、うまく仕上げて行きたいと思っています。今度は牝馬限定戦ですし、年明けに幸先良く1勝と行きたいですね」と、佐藤調教助手は前向きに語っていました。
年末年始の調教をうまく乗り越えて、いい状態で年明けのレースに向かいたいところです。
[2010.12.23]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温10度、天候は晴れ。思ったほどの冷え込みではなかったのですが、風が冷たく気温ほどの暖かさはありません。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、南馬場の角馬場でダクと軽めキャンターを行った後、Wコースでキャンターというメニューで乗り込まれています。
馬が多い時間帯にトラックコースに出ると、掛かり気味になることもあるマリアベールですが、今日は馬が周りにほどんといないタイミングだったことで、非常にスムーズに走れていました。これには国枝調教師も「いいタイミングで馬場に入ったね。動きも良かったし、いい調教ができた」と、納得顔でした。日々の調教も丁寧で抜かりがないことが、厩舎の好成績を支えていると実感させられます。
[2010.12.22]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温14度、天候は雨のち曇り。馬場開場前には豪雨に見舞われましたが、気温が高めだったことは救いでした。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
ウインマリアベールは、昨日21日火曜日に、検疫のキャンセル待ち抽選を引き当てたとのことで、急遽美浦トレセンに帰厩を完了しています。
国枝調教師が「1週間にも満たないホントの短期でしたが、うまくリラックスできたようですよ」と語るように、元気一杯の姿で南馬場の角馬場に入り、キャンターで軽く流した後には、坂路でも楽走で1本駆け上がっていました。
年明け1月10日、中山月曜7Rダート1800m牝馬限定戦を目標に調整を進めていくとのことです。
[2010.12.16]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は小雨。早朝から小雨模様で、気温は上がるどころか下がる一方。この冬、一番の冷え込みに調教スタッフの表情もこわばっていました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールを一旦放牧に出すか、このまま在厩で調整していくかで悩んでいた国枝調教師でしたが、今朝になっても「どちらがいいかなぁ」と迷っていました。結果、最終的に出した決断は「不利のあった競馬の後だから、短期でも気持ちをリフレッシュさせてあげましょう」というもので、放牧を選択。本日昼前に美浦トレセン近郊にあるリバティホースナヴィゲイトへ放牧に出ました。
「カイバも食べているし、問題はないのだけれど、トレセンに長い時間いると気持ちが乗りすぎるところもありますからね」と、国枝調教師は続けていました。
次走の目標は、年明け1月10日、中山月曜7Rダート1800m牝馬限定戦ですから、1週間から10日間程度の放牧で年内には帰厩となる見込みです。
[2010.12.15]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。いつもよりも寒さが緩んだ印象で、比較的楽な朝となりました。ただ、昨日の雨が影響して、馬場状態はニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
先週の中山に出走したウインマリアベールですから、今朝は厩舎周りの引き運動を行っていました。
鞍上が大きく立ち上がる不利を受けた直後ですから、レースによるダメージが心配されましたが、全身チェックを終えた国枝調教師からは「馬体には変化ありません」との報告が届いています。道中でズブさを見せながらも、ラストではシッカリと脚を伸ばした前走内容は評価できるものでしたし、「不利を悔やんでも仕方ないですし、次は年明けの中山を目標にしましょう。今のところは、1月10日、中山月曜7Rダート1800m牝馬限定戦を考えています」と、早くも次走に視線を向けていました。
また、一旦短期放牧を挟むか、在厩で調整していくかについては「もうちょっとだけ考えさせてください」とのことで、決定は明日以降に持ち越されています。
[2010.12.10]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。今朝は霜が降りるほど気温が下がりましたが、日中のスッキリとした青空には救われる思いです。馬場状態は、すべて「良」でした。
今週の中山日曜8Rダート1800mに出走が決まったウインマリアベール。今朝は、角馬場でのダク踏みと、Wコースでのキャンター1周というメニューで調整が行われています。
「牡馬相手でメンバーも結構揃っているようですが、マリアベールも具合はいいですし、ダートも問題ないので、いいレースをしてきて欲しいです」と、奥村調教助手は期待を口にしています。この中間は口を閉じさせる鼻革をつけて調教を進めていますが、レースでも装着するかは検討中とのことで、「だいぶ慣れてきていますが、明日まで乗れますからその様子を見て決めようと思っています」とのことでした。
[2010.12.09]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は小雨のち晴れ。調教開始時間の厳しい冷え込みとは裏腹に、日中は暖かく過ごしやすい陽気。師走ということを忘れていましそうです。馬場状態はすっかり回復して、すべて「良」となりました。
今朝のウインマリアベールは追い切り明けですから、厩舎周りの運動で調整が行われています。
昨日の調教に騎乗した奥村調教助手は「追い切りがチグハグになってしまってスイマセンでした」と頭を下げていましたが、状態については「動き、雰囲気ともにいいです。状態は良好です」と、語ってくれていました。仕上げには抜かりがなさそうです。
予定通り、吉田隼騎手で今週の中山日曜8Rダート1800mに出馬投票を行います。
[2010.12.08]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は雨のち晴れ。雪がちらつく予報でしたが、それほど気温は下がらず小雨がパラつく程度でした。調教に影響はなかったものの、昨夜からの雨で馬場状態はニューポリトラックコース以外は、「稍重」〜「重」となっています。
奥村調教助手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベール。角馬場でのダク踏み後にはWコースに移動して3頭併せでの最終追い切りがかけられました。
先行が古馬500万下クリミナルコードで、これに半マイル(4F)を通過したあたりで馬体を併せたのがマリアベールでした。その2頭を目標に、最後方から進んできた三浦騎手騎乗の古馬1000万下グレイスフルソングが4コーナーで大外を回って、直線入り口から3頭併せとなりました。ところが、ここで手応えで見劣ってしまったのがマリアベールで、馬なりで脚を伸ばすクリミナルに、三浦騎手に強めに追われたグレイスフルが体を併せてきて、そのままリードを奪っていきます。マリアベールも同じく強めに追われたのですが、2頭には3馬身ほどの遅れを取ってゴールとなってしまいました。
この追い切りに国枝調教師は「最後は無理をしなかったのはいいんだけど、前半のペースが速すぎる。6Fからあれだけの勢いで行っちゃねぇ」と、指示した内容と違った追い切りになってしまったことに渋い表情でした。それでも「動きそのものは悪くないし、稽古量は十分に満たしているから」とも語って、今週の中山日曜8Rダート1800mに吉田隼騎手で出走させる方針に変更がないことを確認しています。
[2010.12.03]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温19度、天候は雨のち晴れ。台風を思わせる暴風雨に見舞われた今朝は、水はけがいいことで評判のニューポリトラックコースにも水が溢れるほどで、すべての馬場は「不良」となっています。風も強く、調教スタッフ泣かせの一日でした。
順調に調整が進められているウインマリアベールは、今朝も南馬場へと姿を見せると、角馬場でのダク踏みの後にはWコース移ってキャンターで1周というメニューで乗り込まれています。
「鼻革の効果で口が開かなくなりましたから、ハミにちゃんと従えるようになっているし、それに伴って体もスムーズに伸縮できるようになっています。この走り方が固まってくれるといいですね」と、国枝調教師は語っていました。
この修業がすぐに結果に表れてくれればありがたいですが、そうならなくても先々に繋がってくれることは間違いないはずです。
[2010.12.02]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。早朝は霜が降りるくらいの冷え込みでも、時間の経過とともに暖かくなってくれるのは、助かります。馬場状態は、すべて「良」でした。
今朝のウインマリアベールは、中村調教厩務員の騎乗で南馬場に登場。昨日同様に角馬場→Aコースを1周で乗り込んだ後、今日はWコースでもキャンターで1周が追加されるメニューで調整を行っています。
「だいぶ鼻革にも慣れてきているように感じます。とにかく元気がいい。もう少し実になってくれればもっといいとは思うんですが、カイバはよく食べてくれますし、ボクとしては現状でも十分いい体つきだと思っています」と、中村厩務員は笑顔で伝えてくれました。
なお、出走を予定している来週の中山日曜8Rダート1800mの手綱は、前走から引き続いて吉田隼騎手となる予定です。
[2010.12.01]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は曇りのち晴れ。調教開始時間後から少しずつ晴れ間が広がり、穏やかな師走の入りとなりました。馬場状態もすべて「良」で、まさに調教日和です。
佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場でダク中心の乗り込みを行ったウインマリアベールは、続けてWコースにも移動。キャンターで1周というメニューで調整を行いました。
先週から装着ている鼻革について、「まだ慣れていないこともあって、少し気にしている」と説明する佐藤調教助手ですが、「体の使い方が良くなってきました」と、その効果は認めています。また、レース後もカイバ食いが旺盛で状態も良好とのことですから、来週の中山日曜8Rダート1800mを第一候補とすることが濃厚になってきています。
[2010.11.26]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温11度、天候は曇り。昨晩からの雨は上がりましたが、その余韻で馬場開場直後は薄モヤに覆われました。馬場も水分を含んでおり、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
今日も南馬場へ姿を見せたウインマリアベールは、奥村調教助手を背に角馬場で入念なダク踏みを行った後、Wコースにも移動して軽めキャンターでの周回もこなしていました。
どうしても口を開けて体を伸ばして走る(体を伸縮しづらい走り方)傾向にあることから、今日は鼻革という馬具を装着して調教に臨んだのですが、奥村助手からは「ずいぶんと良かったですよ。効果を実感しました」との報告が届いています。その一方で、「走り方が変わることによって、これまで負荷がかかっていなかった背腰に疲れが溜まりやすくなってきますから、気をつけていきます。この体の使い方の感触を覚えていってもらいたいです」とも語っていました。試行錯誤の効果で徐々に課題も克服に向かっています。
[2010.11.25]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。グッと冷え込んだ今朝は、馬場には霜が降りて真っ白でした。馬場状態は今日もすべて「良」です。
ウインマリアベールは、今日から馬場入りを再開。奥村調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入ってダクを踏んだ後は、Aコースを軽めキャンターで1周というメニューで調整が行われていました。
「カイバ食いも旺盛ですし、体調面は問題ありません。ただ、まだハミにモタれながら伸びて走るところが残っているんです。もっと状態が起き上がって、体を伸縮して走れるようになれば、ずいぶんとタメが効くと思うんですよね。何とかしてあげたいです」と、奥村助手は課題の克服に躍起になっていました。
[2010.11.24]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。柔らかな日差しに包まれた穏やかな一日でした。もちろん馬場状態もすべて「良」です。
先週の福島で出走したウインマリアベール。5着という結果に国枝調教師は「まだシュッと速い脚が使えないですね」と、もうワンランクパワーアップして欲しいと願う一方で、「でも、最後はまた盛り返しているように頑張って走っていたし、決着時計が速い中、次走の優先出走権利は取って帰ってきてくれた」と、ラストの渋太さには感心していました。
また、次走については思案中としながらも、12月12日、中山日曜8Rダート1800mをひとつの候補に挙げていました。暮れの小倉開催にも適した番組があるのですが、寒い時期の小倉遠征となると熱発などのリスクがあるとのことで、地元の中山を第一候補としています。
なお、今日のマリアベールは、厩舎周りの運動のみで調整を行っていました。
[2010.11.19]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は晴れ。放射冷却現象で厳しい冷え込みでしたが、雲ひとつない青空が広がり、気持ちのいい秋晴れになりました。まさに小春日和です。馬場状態は回復して、すべて「良」でした。
明日の福島5R芝2000m牝馬限定戦に出走が決まったウインマリアベールは、根岸調教厩務員の騎乗で南馬場入り。角馬場でダク中心に乗り込んだ後、午後12時半発の馬運車に積まれ、福島競馬場へと出発しました。
佐藤調教助手が「前走後も十分にカイバを食べてくれていますし、いい状態でレースに向かえます。ひと叩きの効果も見込めますし、楽しみにしています」と話しているように、今週の追い切りの動きも上々でしたし、見た目以上に中身はシッカリしてきているというマリアベールですから、好レースが期待されます。
[2010.11.18]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は雨のち晴れ。昨日からの雨で馬場はたっぷりと水分を含んだ状態で、ニューポリトラックコース以外のすべてのコースが「重」〜「不良」。晴れ間が広がったものの馬場状態が回復しないままでの調教となりました。
追い切り明けのウインマリアベールは、いつものように厩舎周りの引き運動で調整を行っています。
「昨日の動きも良かったですし、仕上げは順調に進みました。休み明けを叩かれた効果もあるだろうし、いい競馬ができると思っています」と、期待の口ぶりで語った国枝調教師は、予定通り、今週の福島土曜5R芝2000m牝馬限定戦に吉田隼騎手で出馬投票を行うことも伝えてくれています。
[2010.11.17]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は雨。冷たい雨に加え、急に下がった気温に調教スタッフの装いも冬仕様に切り替わっています。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」でした。
中村調教厩務員を背に南馬場の角馬場へ入ってきたウインマリアベールは、ここでのダクとAコース1周を挟んで、坂路へ移動。3頭併せで最終追い切りに臨みました。
マリアベールの先行でスタートすると、2番手から後藤騎手騎乗の2歳未勝利ランブイエ、さらにその後方から佐藤調教助手騎乗の2歳新馬コモレビという隊列で進んで行きます。残り1F標識地点から3頭で併走となり、馬なりで進むマリアベールとランブイエに、コモレビが一杯に追われながらも何とかついてきて、3頭馬体を揃えてゴールとなりました。
「一度レースを使っている馬なので、これで十分。カイバは食べていますし、雰囲気もいいですよ」と話す国枝調教師は、予定通り、今週の福島土曜5R芝2000m牝馬限定戦に吉田隼騎手で向かうことも改めて明らかにしています。
[2010.11.12]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は晴れ。青空とポカポカ陽気で、今日も調教日和でした。馬場状態は、今日もすべて「良」です。
ウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、時間をかけたダク踏みと、Aコースをキャンター1周といったメニューで調整を行っていました。
国枝調教師からの報告は「変わらずに状態はいいですよ。来週の競馬に期待しています」というもので、口数は少なくても順調さが十分に伝わってきました。
[2010.11.11]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は晴れ。厳しくなってきた早朝の冷え込みを上書きするように、日中は雲ひとつない青空が広がり、まさに小春日和でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場でダク中心に乗り込んだ後、坂路でも楽走1本での登坂を消化しています。
「うん、いいね。疲れもないし、体も446キロと順調に回復しています。来週に向けていい状態に仕上げていきますよ」と、国枝調教師の言葉も軽やかで、来週の福島土曜5R芝2000m牝馬限定戦に向かうことも改めて明らかにしており、ジョッキーは吉田隼騎手を予定しているとのことでした。
[2010.11.10]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は晴れ。透き通るような青空の秋晴で、やや強く吹く風さえも気持ちよく感じる一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、国分優騎手の騎乗で南馬場へと入り、角馬場でのダク踏みを済ませると、Aコースではキャンターで1周というメニューで調整を行いました。
佐藤調教助手は「カイバもきちんと食べていますし、馬体重も競馬前と同じくらいまで戻っていますよ。以前よりトモに力がついたことで走りにメリハリが出てきましたし、春頃より落ち着きも出てきて、かなり成長を感じますから、次のレースが楽しみなんです」と、好状態を笑顔でアピールしてくれてました。
来週の福島土曜5R芝2000m牝馬限定戦を目標に、順調に調整が進んでいます。
[2010.11.05]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。早朝は一気に冷え込んだのですが、日差しに後押しされるように気温は上昇。秋らしい穏やかな一日になりました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
今朝のウインマリアベールは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場入り。ダクの他に軽めキャンターも織り交ぜながら、入念に体を動かされています。
「レース後でもカイバをペロリと食べていますから、それほどダメージはなかったということでしょう。レース振りは向上していますから次を楽しみにしています」と、明るい表情で国枝調教師は話していました。
次走の目標は、11月20日、福島土曜5R芝2000m牝馬限定戦とのことです。
[2010.11.04]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は曇り。厚く覆われた雲から一時は雨が落ちてきて、気温もこちらが思うほど上がってくれません。いよいよひとケタ台の気温が目立つようになってきました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、今日から乗り込みを開始。角馬場のみですが、椎本調教助手の騎乗でダクを中心に体を動かしていました。
国枝調教師からは「競馬ではテンションが上がっていましたが、こっちに帰ってきてからは大丈夫。次走は落ち着けるといいですね」との報告で、疲労もあまり感じないそうです。
[2010.11.03]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温8度、晴れ。早朝は冷え込みましたが、きれいに晴れ渡って気温も上昇。心地の良い秋晴れの1日となりました。馬場状態は「良」です。また土曜日の東京競馬が台風の影響で月曜日に代替開催されたことによる変則日程に伴い、追い切りを明日に変更する厩舎が多くありました。
代替開催で行われた月曜日の東京競馬で戦列に復帰したウインマリアベールですから、本日は厩舎周りの運動のみで調整が行われています。
「最後はもうひと伸びしきれなかったという競馬でしたが、少し早く仕掛けなければならない展開になったのと、休み明けの分だね。ただ、内容のある競馬ができたと思っています」と振り返り、納得顔の国枝調教師でした。
次走については「もう少し様子を見て」と、前置きしたうえで、11月20日、福島土曜5R芝2000m牝馬限定戦を当面の目標としていく構えです。
[2010.10.29]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温11度、天候は曇り。今日は雨の中休み。気温は低めですが、雨が降らなかったのは幸いでした。馬場状態は、「稍重」〜「重」となっています。
明日の東京8R芝1600m牝馬限定戦に蛯名騎手での出走が決まったウインマリアベール。椎本調教助手を背に南馬場の角馬場へと入ってくると、まずはダクの踏み込みを行い、続けてニューポリトラックコースに移ってからはキャンターで1周というメニューで最終調整を完了しました。
椎本助手からの報告は「いい状態です。今日の走りもシッカリしていました」というもので、休み明けでも状態は良好のようですが、台風の接近による雨の予報に国枝調教師の表情はイマイチすぐれず、「重馬場で3着に入った実績はあるけど、稍重だった前走はノメっていたということだったから、そこがどうかだねぇ」と、空模様を気にしていました。「でもいい感じで調整できたし、チャンスはあると思っています」と、最後は期待の面持ち締めくくっていました。
[2010.10.28]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温10度、天候は曇りのち雨。ポツリポツリと降り出した雨は、時間とともに本格化。前日からの低い気温とあいまって、冷たい雨の一日でした。馬場状態は、「良」〜「稍重」に推移しています。
ウインマリアベールは、追い切り明けということで厩舎周りの運動のみで楽をさせてもらっています。
「追い切り後も元気一杯。カイバもシッカリ食べているし、調教はうまく進んできました。仕上がりはいいですよ。休み明けでも十分に力は出せると思っています」と、佐藤調教助手はマリアベールの充実ぶりを伝えてくれています。
予定通り、今週の東京土曜8R芝1600m牝馬限定戦に蛯名騎手で出馬投票を行います。
[2010.10.27]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は晴れ。寒気が入り込み今朝の気温はひとケタ。厚手の上着が必要なほどでした。馬場状態は、「良」となっています。
ウインマリアベールは、椎本調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ダクと軽めキャンターでウォーミングアップを済ませると、坂路に移って3頭併せでの最終追い切りがかけられました。
先行が古馬500万下サトノロックで、続いてマリアベール。最後方から古馬1600万下ダノンブライアンという順で進んで行き、先行から順に外へ進路を取っていきます。ところが、残り1F標識付近でサトノの手応えが怪しくなり、こちらが脱落。内からダノンが勢いよく追い上げきて一旦は前に出ますが、マリアベールも抜群の反応で脚を伸ばして肉薄していました。最終的にはダノンに半馬身ほどリードを許しましたが、動きは良好です。
「いい動きだったね。体は440キロ台ですが、カイバ食いもいいし、以前より落ち着いています。休み明けですが、力を出せる状況にあるので、楽しみですよ」と、国枝調教師は語っていました。
予定通り、今週の東京土曜8R芝1600m牝馬限定戦を蛯名騎手で予定しています。
[2010.10.22]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温16度、天候は曇り時々晴れ。冷たい空気が入り込みましたが、久しぶりに時折太陽が顔をだしています。馬場状態は、昨日の雨の影響を受けて「稍重」〜「良」でした。
今朝は後藤騎手の騎乗で南馬場へと登場してきたウインマリアベール。角馬場とAコースで軽く乗り込んだ後、坂路コースに移ってほぼ15〜15秒ペースでの登坂を行っています。
「坂路では押さえることよりもフォームと気持ちを優先して走らせました。そのせいかタイムはやや速めになっていますが、適度にガスを抜いてあげることが必要なタイプでもあると思いますし、動きは良かったですよ」と、後藤騎手は感触を伝えてくれました。
[2010.10.21]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温17度、天候は小雨。馬場開場直前にポツリポツリと落ちてきた雨はそのまま降り続け、調教後半には馬場も湿り気を含み「良」〜「稍重」へと変化しています。
追い切り明けのウインマリアベールは、厩舎周りの引き運動をジックリと時間をかけて行っていました。
佐藤調教助手からは「欲をいえばもう少し幅が出て欲しいという気持ちはありますが、マリアベールなりに成長は見せてくれていますし、調教課程も良好」との報告が届いています。
稽古での動きや厩舎での落ち着いた振る舞いなど、ひと夏を越しての成長も感じさせているマリアベールですから、レースでの上昇も期待されます。
[2010.10.20]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温17度、天候は曇り。怪しい雲行きでしたが、調教中はなんとか持ちこたえてくれました。なお、今週から美浦TCの馬場開場時間は7時に変更となっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、藤井調教厩務員が騎乗して南馬場の角馬場に入り、ダクを中心で乗り込んだ後には、坂路コースに移動して3歳500万下ヒシエリートとの併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
ヒシには国分優騎手が騎乗していましたから、騎乗者の体重差を考慮してマリアベールが先行です。両馬とも馬なりの手応えで、2F標識からの併せ馬でほぼ併入フィニッシュでしたが、キビキビした動きが印象的だったのはマリアベールの方で、手応えも上回っていました。
「入厩直後は体がスッと減ってしまったけれど、カイバは食べていますし、馬房では落ち着いています。調教の動きもいいですし、状態はバッチリじゃないかな」と、国枝調教師は語っており、予定している来週の東京土曜8R芝1600m牝馬限定戦への出走には前向きです。
[2010.10.15]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は曇り。雨混じりの空模様でしたが、カッパの出番はありませんでした。引き続き秋らしい陽気が続いています。馬場状態は、すべて「良」でした。
追い切り明けのウインマリアベールですから、厩舎周りの引き運動という調整メニューですが、ジックリ時間をかけられており、体は十分に動かされています。
「いいね。少しピリピリすることはあるけど、それもマリアベールの特徴。体調はいいですよ」と語るのは国枝調教師です。
また、次走については、やはり福島遠征よりも東京出走により傾いてきているようで、10月30日、東京土曜8R芝1600m牝馬限定戦への出走が濃厚になってきました。ジョッキーも蛯名騎手に打診を行っているそうです。
[2010.10.14]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は曇り。厚い雲に覆われながらも、雨はほんの軽くパラついた程度で、調教日和といえる陽気でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
椎本調教助手の騎乗で南馬場に入ってきたウインマリアベールは、角馬場とAコースでダクや軽めキャンターで乗り込んだ後、坂路コースに移って国分優騎手騎乗の3歳500万下ソルプリマベラとの併せ馬で追い切りがかけられました。
先行スタートで外に進路を取るマリアベールは、ゴール前は強めに追われたものの、4F52秒7、ラスト1Fは12秒6をマーク。「しまいも格好良く上がってきたし、いい追い切りができましたね。いたって順調」と、国枝調教師からも思わず笑顔がこぼれる動きを披露しています。
出走予定については、10月30日、福島土曜3R芝1800m牝馬限定戦を候補に挙げていましたが、「輸送を考えると東京の方がいいかな」とのことで、10月30日、東京土曜8R芝1600m牝馬限定戦を新たな候補に加えていました。どちらかというと後者の方が有力のようです。
[2010.10.13]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は曇り。今週の美浦トレセンは、火曜日が全休日の変則日程のため、ほとんどの馬は明日が追い切りというスケジュールになっています。馬場状態は、昨夜の雨の影響もあって、ニューポリトラックコース以外は「稍重」でした。
中村調教厩務員の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、角馬場でのダクと、Aコース1周を済ませると、さらに坂路コースに移動して楽走1本というメニューで調整を行いました。
「少しピリピリするところは相変わらずですが、動きはキビキビしていますし、状態はいいですよ。体もスッキリとしてきました」と、中村厩務員は伝えてくれています。元気も十分にあるとのことで、調教は順調に進んでいます。
[2010.10.08]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は晴れ。徐々に下り坂の予報ですが、調教中は晴天に恵まれました。馬場状態はすべて「良」です。
ウインマリアベールは、中村調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場でダク中心に乗り込んだ後、Aコースを1周。その後、坂路コースに移って楽走1本の登坂を消化しています。
国枝調教師は、まずは「動きはいいし、順調」とひと言。続けて、出走予定については「仕上がり次第なので、流動的」としながらも、番組表を見ながら、10月30日、福島土曜3R芝1800m牝馬限定戦に指を差して「ここら辺かな」と、話していました。
[2010.10.07]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は晴れ。早朝はヒンヤリしていても、日中はスッキリとした秋晴れで、なんとも心地よい一日でした。馬場状態はすべて「良」となっています。
追い切り明けのウインマリアベールは、たっぷりと時間をかけた厩舎周りの引き運動で汗を流していました。
「フックラした状態での帰厩」から体はスッと減ってきていますが、「これはマリアベールの特徴」と、国枝調教師も認めており、「ピリピリした雰囲気は見られないので、この精神状態を維持するように心がけて進めていきます」と、語っていました。
[2010.10.06]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は晴れ。暑くもなく寒くもなく、まさに調教にはうってつけの季節になりました。馬場状態はすべて「良」となっています。
仲村調教厩務員の騎乗で南馬場へと姿を見せたウインマリアベール。角馬場でダクと軽めキャンターでウォーミングアップを行った後、坂路コースに移って3歳500万下ヒシエリートとの併せ馬で追い切りがかけられました。
「4F54秒くらいで、無理をしない程度に」という国枝調教師からの指示だったそうですが、前を行ったヒシがやや速めのラップを刻んだこともあって、マリアベールも4F52秒4と予定より少し速くなってしまいましたが、「手応えはずっと楽でしたし、いい動きでした」と、中村厩務員は好感触を伝えてくれています。
また、佐藤調教助手も「夏場の休養から戻ってきて、大きく変わったというわけではないですが、以前に比べて馬がシッカリしてきています」とも話てくれました。とはいえ、出走予定については、もう少し調教を進めてからの決定となるそうです。
[2010.10.01]
ウインマリアベールが、本日1日、放牧先の茨城県・美浦にあるリバティホースナヴィゲイトから美浦トレセン・国枝厩舎に帰厩しています。
「放牧中に一時的に脚元がムクんだという話がありましたが、一過性のもので問題なく進んでいます。暑い夏場はゆっくりと休養に充てたことで久々のトレセン帰厩となりますから、状態を見ながら進めて行こうと思っています」と、国枝調教師は話していました。トレセンでも成長した姿を見られることを期待したいです。
[2010.09.30]
10/1(金)に茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトを退厩、美浦:国枝栄厩舎へ帰厩の予定です。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにて軽めキャンターを2400m、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「先週末からはペースも上げ、さらに調教内容も強化しています。コースで2400mのキャンターを乗った後、坂路を2本というメニューです。しかも坂路の2本目はハロン17秒くらいのペースで負荷を掛けています。動きもキビキビとしていますし、いい気合乗りで軽快な動きを見せます。人が跨るとスイッチが入るところはありますが、普段、落ち着いていられるのは、精神面での成長の証でしょう。ですから、こういうフックラとした馬体をキープできるんだと思います。現在はこうして乗り込みを重ねながら馬体重は468キロ。少し気になるのは、毛ヅヤがもうひと息ということですが、決して体調が悪いということではありません。国枝調教師も状態を確認して、『フックラしていい状態だね』と、入厩を決めたくらいですから。今回は春とは違った姿が見せられるのではないかと思います」と話していました。
[2010.09.23]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにて軽めキャンターを2400m、坂路を軽めキャンターにて1本消化しています。
担当者は「輸送熱もありませんでしたし、大きく馬体を減らした感じもなかったのですが、来てから今日までカイバを残す日が続いています。やはり環境の変化に敏感な馬なんですね。それでも今日はほとんど平らげていましたから、完食できるようになるのも時間の問題だと思います。まずはカイバが戻るまでは軽めのメニューで様子を見たいと思います。脚元に関しては、こちらへ来てからも一度もムクんでいません。やはりあれだけの暑さでしたから、その影響でムクミが出ただけなんだと思いますよ。まあ、腱には異常がないのは確認できていましたから、そこまで心配はしていませんでしたけどね。こちらもだいぶ涼しくなりましたし、馬も気分良さそうにしています。あとは、あまりテンションを上げ過ぎずに、ということですね」と話していました。
[2010.09.16]
9/17(金)に北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトを退厩、9/18(土)に茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトへ移動の予定です。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてダク、ハッキングの後、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「先週からは坂路の本数も増やして調教を強化しています。さらに、今週火曜日は坂路でハロン15秒を切る追い切りを行いましたが、勾配のキツくなっている頂上地点でも一杯になっていませんでしたし、楽な感じで上がっていきました。引っ張りっきりでしたが、もの凄い気合い乗りで持っていかれそうな感じでした。ただ、普段からテンションが高いというわけではないんですよ。馬房では本当におとなしいですし、調教前でもとてもリラックスしています。オンとオフがキッチリ使い分けられるようになっているんでしょうね。馬体重は今週測定で469キロ。春先より明らかにひと回り大きな馬体です。国枝調教師に状態を報告したところ、美浦への移動が決まりました」と話していました。
また、国枝調教師から「マリアベールですが、予定では2回札幌での出走を考えていたんですが、脚元のムクミがあって無理はさせませんでした。でも、今はもう不安はないし、理想的な体もキープできています。一旦美浦のリバティへ移動させた後、タイミングを見計らってトレセンへ戻すつもりです。おそらく東京開催での復帰となるはずです」と、連絡が入りました。
[2010.09.09]
現在、北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてダク、ハッキングの後、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「週2回、火曜日と土曜日は坂路でハロン16秒くらいのところを乗っていますが、動きはいいですよ。人が跨るとテンションは上がってくるんですが、嫌なテンションの上がり方ではなく、いい気合乗りという感じです。自分からハミを取ってグイグイ動けていますし、以前よりも力強さが増したという印象です。それはやはりこの馬体の増加が影響しているんでしょうね。こうして乗り込みを進めながら、馬体重は469キロ。普段、余計なことをしなくなったことがこの馬体増に繋がっているんだと思います。脚元に関しても、今はもう一日たりともモヤッとすることはありません。あの暑さで一時的にムクんでいただけなんだと思いますよ。予定だった2回札幌開催に送り出すにはちょっと早いかなと思いますが、今後は時計を出して帰厩の態勢を整えていきます。近日中に国枝調教師と具体的に話を詰めたいと思っています」と話していました。
[2010.09.02]
現在、北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてダク、ハッキングの後、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「引き続き、角馬場でジックリと体をほぐしてから、坂路を1本というメニューを毎日消化しています。ペースも徐々に上がってきて、ハロン17秒を切るくらいのところを乗っていますが、気合の乗ったいい動きを見せますよ。馬房では本当におとなしいんですが、人が跨るとグッと気合が入るんです。でも、これはいい意味でのテンションの高さというレベルです。普段からチャカチャカしてしまうと、余計なところで力を使って、肝心なところで力を出せなくなってしまうんですが、今のマリアベールはそういう感じではありません。普段は落ち着いていられるから、馬体も減ってこないんでしょうね。気になる右前に関しては、先週から今週にかけての1週間は一度もムクみませんでした。こちらはもう心配ないかもしれませんね」と話していました。
[2010.08.26]
現在、北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてダク、ハッキングの後、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「引き続き、角馬場でジックリと体をほぐしてから、坂路を1本消化しています。坂路へ行くと、気持ちが乗ってきて、非常に前向きな走りを見せます。逆にリキんで走っているくらいですから、もっとリラックスさせなければいけないと思っています。でも、普段はだいぶ落ち着きが出てきましたね。調教を始めた当初はかなりテンションが高くなって心配しましたが、今はだいぶ落ち着いていられるようになっています。いい意味で気持ちのメリハリが付いているという感じです。あとは、気になるのは右前ですが、やはり日によって少しムクむ時があるんです。腱に問題があるとかそういうレベルではないですから、そこまで気にしなくてもいいんでしょうけどね。先週なんかは北海道もかなりの暑さでしたから、その暑さで少し脚がムクんでいるだけだと思いますよ」と話していました。
[2010.08.19]
現在、北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてダク、ハッキングの後、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「引き続き、角馬場でジックリと体をほぐしてから、坂路を1本乗っています。ペースはハロン18秒くらいまで上がって、動きもいいんですが、日によって運動後に右前がムクむことがあるんです。久々の乗り運動だからということであればいいんですが、ちょっと気になる点ではあります。もちろんムクんだ日は午後からキッチリと冷やしてケアをしてムクミを取ることに専念しています。先週、ちょうど国枝調教師が来られた時にその症状が見られたものですから、『無理はしなくていいよ』と、先生も慎重になられていました。でも、次の日はまったく何もなくスッキリとしていたんですけどね。今後は様子を見ながら、坂路でのペースを上げていきたいと思っています。気性面に関しては、乗り始めの時が一番チャカチャカしていましたね。今は調教量も増えてきて、そこまでうるさい素振りはなくなりました」と話していました。
[2010.08.12]
現在、北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてダク、ハッキングの後、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「引き続き、角馬場でジックリと体をほぐしてから、坂路へ移り、ハロン20秒くらいのところを乗っています。動きは軽快ですし、気持ちがグッと入ったいい走りを見せます。あとは気になるのは精神面ですが、ペースを上げ出してからは、かなりテンションが上がってきました。以前の美浦で調整していた時以上にテンションは高いですね。でも、これは過度に心配することではありません。これだけ休んでいたので、元気が有り余っているんでしょう。元々、ピリッとしたところを持っている馬ですから、これ自体はすぐに変わるものではありませんし、いずれ進めていく中でこういう形になるとは予想していました。それにより体が減ったり、余計に体力を使ったりということではないので、大丈夫だと思います。こういうタイプだから、仕上がりは結構早いんですよ。ジックリと休ませた後ですが、仕上げには時間は掛からないと思います」と話していました。
[2010.08.05]
現在、北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてダク、ハッキングの後、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「月曜日まではトラックコースでハッキング程度のメニューでしたが、火曜日からは坂路に入れ始めました。まだ軽めのところですが、素軽いキャンターを見せていましたし、休んでいた割には息の入りも悪くないですね。しかし、それよりも馬体の充実さ。ここまでフックラしたマリアベールを見るのは初めてですから、坂路での姿を見ても『本当にマリアベール?』と思ってしまうほどです。それで馬体重を量ったら、476キロ。美浦にいた時はどんなに増えても450キロまででしたから、そう思うのも当然ですよね。毛ヅヤの良し悪しによって、体調の良さが分かりやすいタイプですから、今の毛ヅヤの良さから言うと、体調面も良好だと言えますね。2回札幌での出走を目指して調教ペースを上げていきます」と話していました。
[2010.07.29]
現在、北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にてダク、ハッキングを消化しています。
担当者は「1週間ウォーキングマシンで様子を見て、水曜日からは角馬場に入れて乗り始めました。テンションが上がることもないですし、毛ヅヤも良く、非常にいい雰囲気を保っていますよ。そして何より馬体。美浦にあるウチの本場でやらせていただいた時は、競馬を使って放牧という流れだったので、とにかく馬体がギリギリだったんです。あの時は少しでも馬体を戻してトレセンに帰すというローテーションだったので、ここまでフックラとしたマリアベールを見るのは初めてです。精神面もそう。競馬を使った後は、かなりカリカリしていたんですが、今は非常にリラックスできています。目を見ても以前と違うのが分かりますね。ただ、放牧のみだったわけですから、緩さはありますし、筋肉も落ちてしまっています。今後は坂路に入れて調整し、それを戻していきましょう。国枝調教師とも話しましたが、おそらく2回札幌では使えるんではないでしょうか」と話していました。
[2010.07.22]
7/19(月)に北海道・新冠の村上欽哉牧場を退厩、北海道・むかわのリバティホースナヴィゲイトへ移動しました。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「月曜日に村上欽哉牧場から移動してきました。向こうでは放牧だけだったと聞きましたし、まずは環境に慣らすことが第一なので、すぐに乗るのではなく、ウォーキングマシンのみで様子を見ています。国枝調教師からは『村上くんのところでは猫みたいにおとなしかったけど、気を付けて欲しい』と言われています。もちろん、ウチは美浦の本場にいた時、マリアベールに携わらせていただいていますし、気性の難しさは分かっているつもりです。おとなしい日があったと思ったら、スイッチが入って急にテンションが高くなる日があったりと。それと体調の変化が激しい馬でもありました。馬運車の移動も問題なく、今は落ち着いていますが、乗り出したらテンションが高くなるということもありますので、細心の注意を払って進めていきます」と話していました。
[2010.07.15]
現在、北海道・新冠の村上欽哉牧場にて調整中。放牧を5時間消化しています。
担当者は「引き続き、放牧地でゆっくりさせています。カイバに加え、放牧地では青草をたんまり食べていますし、馬体は日に日にフックラとしてきていますよ。育成場へ移動させるにはもうひと回りフックラさせるのがベストかなと思いますが、先日来られた助手さんは『札幌で使うので、あまり太らせなくていいですよ』とおっしゃっていましたから、今くらいの体でちょうどいいのかもしれませんね。悪かった毛ヅヤも上向いていますから、体調面は良好と言えるでしょう。それにこの精神面の落ち着き。引き手綱も付けずにそのまま一緒に馬房に帰ってこれるんじゃないかというほどおとなしい馬です。助手さんも『トレセンの時とは違っていい精神状態です』と納得していましたし、いいリフレッシュになっていると思いますよ。来週、むかわにあるリバティホースナヴィゲイトへ移動の予定です」と話していました。
[2010.07.08]
現在、北海道・新冠の村上欽哉牧場にて調整中。放牧を5時間消化しています。
担当者は「普段だったら放牧地でジッと動かないのですが、この時期はアブがいるため、追い回されるように動いていますので、しっかりと運動ができています。アブの影響でカリカリしてくることが一番の心配だったのですが、まったくその気配はありません。人には従順ですし、とにかくおとなしいですね。カリカリしているマリアベールの姿は想像がつかないほどですよ。カイバも1日3回与えるようになって、それを全部完食できるようになっていますし、さらに放牧地では青草をたんまり食べていますから、体はフックラとしてきましたよ。月曜日に国枝厩舎の助手さんと国分優騎手が来られて、状態を確認していきました。『精神状態もいいですし、馬体もフックラとしていますね』とのことでした。その後、国枝調教師から連絡があり、『再来週に育成場へ移動させよう』との連絡が入りました。このままのリラックスした状態で送り出したいと思います」と話していました。
[2010.07.01]
現在、北海道・新冠の村上欽哉牧場にて調整中。放牧を5時間消化しています。
担当者は「午前10時から午後3時までの5時間の放牧だったのですが、今は暑くなってきたことでアブが大量に発生しているんです。その放牧時間が一番のピークで、アブに追い回されて精神的にも参ってしまうのではないかと思い、現在は朝と夕方の涼しい時間に2回に分けての放牧に時間を変更しました。せっかく精神的に落ち着いた状態でいられるのに、アブのせいでカリカリしたり、気持ちに余裕が持てない状態になってしまったら困りますからね。特にこういう繊細な馬には十分注意していかなくてはいけないと思っています。でも、アブがいた時でも、追われている時は逃げるように動き回っていましたが、人が寄ってくるとピタッとおさまるんです。それからはゆっくり引いて帰っていけるくらいですから、とても人を信頼している馬だなと思います。マリアベールのカリカリしている姿は想像できないですね。馬体に関しては、カイバと青草をしっかり食べているので、日に日にフックラとした体に変化してきています」と話していました。
[2010.06.24]
現在、北海道・新冠の村上欽哉牧場にて調整中。放牧を5時間消化しています。
担当者は「引き続き午前10時から午後3時までの5時間放牧をしています。放牧地ではとてものんびりとしていますし、ウチへ来てからはずっとこんな感じなんですよ。国枝調教師からも『カリカリしてくるタイプだから』と言われていたんですが、嘘のようにおとなしいんです。まあ、馬もこの環境や放牧のみのメニューで、『リラックスできる場所』というのを理解しているんだと思います。カイバに加え、放牧地では青草をたくさん食べていますから、馬体は日に日にフックラとしてきています。毛ヅヤに関しても、最初は長い毛が多く、毛ヅヤが悪い印象だったのですが、ウチへ来てからはその毛がバサバサ抜け、毛ヅヤが良くなってきました。最近は北海道もかなり暑くなって、少し汗をかいてきたので、代謝が良くなってきているというのもあるんでしょうね。7月中旬にはいい状態で育成場へ送り出せると思います」と話していました。
[2010.06.17]
現在、北海道・新冠の村上欽哉牧場にて調整中。放牧を5時間消化しています。
担当者は「放牧地ではのんびりとしていて、青草をムシャムシャと食べています。テンションが高いどころか、放牧地から何も付けずにそのまま一緒に馬房まで戻ってこれるんじゃないかというくらいおとなしいんです。トレセンは馬がたくさんいて、レースに向けてピリピリしているわけですから、精神的に追い詰められていたのかもしれないですね。ウチではのんびり過ごせるというのが分かって、とてもリラックスしているんだと思います。カイバに加え、青草もしっかりと食べていますから、馬体は日に日にフックラとしてきています。筋肉が乗るという感じではないですが、全体的に肉が乗って、ひと回り大きくなった印象です。これを筋肉に変えていくのは、育成場にお任せしたいと思います。国枝調教師からは『放牧期間は1ヶ月ちょっとだね』と言われていますので、そこまでゆっくりさせてあげたいと思います」と話していました。
[2010.06.10]
現在、北海道・新冠の村上欽哉牧場にて調整中。放牧を5時間消化しています。
担当者は「引き続き、放牧地でゆっくりとさせています。『テンションが高くなるかもしれない』と聞いていたんですが、ウチでは拍子抜けするほどおとなしいんです。放牧地でも繁殖馬かと思うくらいに、おっとりしていて、リラックスしています。ハミも付けずに引いて帰って来れるくらいですから、どれほどおとなしいかがお分かりいただけると思います。馬体は少し細く映りましたが、これだけリラックスして、カイバも残さず平らげていますから、日に日にフックラとしてきています。育成場での馬体増だと、硬い筋肉が乗るという感じなんですが、こうして放牧だけでリラックスさせて馬体を増やすと柔らかい筋肉が乗ってくるんです。もちろんこれは育成場へ移動してから鍛え上げていかなくてはいけませんが、こうして丸みを帯びるように肉が乗ってくるのはいい傾向だと思います。毛ヅヤに関しても、この1週間で長い毛がドンドン抜けてきていますので、良化に向かっているのは間違いありません」と話していました。
[2010.06.03]
現在、北海道・新冠の村上欽哉牧場にて調整中。放牧を5時間消化しています。
担当者は「長距離輸送でしたが、馬体を減らしたという感じはありませんし、輸送のダメージもなかったですね。『馬体が細くなって・・・』と聞いていたので、どれくらい細いんだろうという気持ちで待ち構えていたのですが、思っていた以上にフックラとしていて拍子抜けしたくらいです。それと精神面。こちらも『初めての環境だと気持ちに余裕が持てなくなり、うるさくなるだろう』と言われていたのですが、ウチへ来てからは本当におとなしいんです。馬房でもそうですし、洗い場でも非常におとなしいんですよ。馬もトレセンとは違うこの雰囲気でゆっくりできるというのを理解しているのかもしれないですね。ただ、ひとつ気になるのは毛ヅヤが良くないということ。もしかしたら体調面が今ひとつなのかもしれません。まずは放牧のみでゆっくりさせて、体調面を上向きにさせていきましょう」と話していました。
[2010.05.27]
ウインマリアベールは、早朝発の馬運車で予定通りに北海道新冠にある村上欽哉牧場へと旅立っています。
「まだトレセンに来ると体を減らしてしまうところがありますが、どこかでグンと成長できるはず。そのためにもゆっくりさせてあげることは大切ですからね」と、国枝調教師は語っていました。GI級という高待遇が国枝調教師の期待度の高さを物語っていますから、ひと足早い夏休みで英気を養ってもらい、逞しく成長してくれることを祈るばかりです。
[2010.05.26]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は晴れ。時間が経つにつれて冷たい空気が入り込み、気温は急降下。薄手の上着では寒さを感じるほどでした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
先週の東京「カーネーションC」では、雨にもかかわらず最後に踏ん張りを見せて5着に入ったウインマリアベール。国枝調教師は「中間、カイバに気を使いながらの調整でしたから、それを考えたら良く頑張った」と、ねぎらいの声をかけたのち、「まだまだ成長の余地がある馬だから」と、この後は暑くなる前に北海道へリフレッシュ放牧に出すことを決定しています。行き先は、新冠にある村上欽哉牧場で「ここで1ヵ月ほど休ませて、その後は北海道の育成牧場で乗り込みを行う」というプランも打ち明けてくれました。
GI出走馬級のお休みが与えられることになったわけですから、しっかりと成長して帰ってきて欲しいものです。
なお、今朝は引き運動のみのメニューで、明日の輸送に備えられていました。
[2010.05.21]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温18度、天候は晴れ。スッキリとした青空が広がりましたが、急激な気温の上昇に調教スタッフは汗だくでした。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
今週の東京日曜8R「カーネーションC」芝1800m牝馬限定戦への出走が確定しているウインマリアベールは、今朝は中村調教厩務員の騎乗で、南馬場入り。角馬場でダクと軽めキャンターでの乗り込みをジックリと行い、コンディションを整えられました。
今日はチークピーシーズを着用しての調教で、「ちょっとフワフワするところがあるので、試しにつけて見ました。悪くないようなので、競馬でも着けてみようと思っています」と説明してくれた国枝調教師は、競馬でもうひと踏ん張りをさせることに躍起になっています。
また、体については「430キロ台になりそう」とのこと。もう少しフックラした状態で出走させたかったというのが本音のようですが、「体調はいい」という国枝調教師のジャッジを強調材料にして好走を期待しましょう。
[2010.05.20]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は雨。雨がシトシトと降り注いでいます。本降りにならなかったのが救いでしたが、蒸していて梅雨のような気候でした。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
追い切り明けのウインマリアベールですから、今朝は厩舎周りの運動のみで調整されていました。
「ここに来てカイバがやや細く、帰厩時から比べると若干寂しくなった感じです。それでも調整はこなしていますし、東京芝1800mという条件も合っていると思っているんです」と、国枝調教師は語っていました。
また、出走頭数が多くなることが予想されていた、今週の東京日曜8R「カーネーションC」芝1800mでしたが、昨日作成された出馬想定表ではフルゲート割れだったことで、「予想と違ったけれど、これは嬉しい誤算だね」とも同調教師は話し、予定通りに川田騎手で出馬投票を行うことも明らかにしています。
[2010.05.19]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は晴れ。強い風が吹きつけたことで、乾いた馬場からは砂埃が舞い上がっていました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
内田騎手を背に南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、ダクと軽めキャンターで乗り込んだ後、ニューポリトラックコースに移って三浦騎手騎乗の3歳未勝利イオスとの併せ馬で追い切りがかけられました。
先行したのはマリアベールで、直線入り口から併せ馬となったのですが、手応えは共に馬なり。最後は内田騎手が手綱を引っ張りながらで併入ゴールとなっています。
ゴール直後、「動きはいいけど、もう少し行っても良かったなぁ、ウッチー」と声を掛ける国枝調教師に、「すいません」と頭を下げる内田騎手でしたが、「元気ですし、状態はいいと思います」という感触も伝えてくれました。
これを聞いた国枝調教師は、正式に今週の東京日曜8R「カーネーションC」芝1800m牝馬限定戦への出走にGOサインを出しました。ただし、内田騎手は先約があって乗れないとのことで、代わりに川田騎手の起用も決まっています。
[2010.05.14]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温11度、天候は晴れ。深夜に軽く降った雨も上がり、雲の切れ間から青空が見えています。風は冷たくても、爽やかな陽気でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、追い切り明けですから今朝は厩舎周りの運動で調整を行いました。
「カイバはバリバリとまではいかないまでも、マリアベールなりには食べています。追い切り後も変わりありませんので、予定通り、来週の東京日曜8R『カーネーションC』芝1800m牝馬限定戦に特別登録を行います」と、国枝調教師は伝えてくれています。
「カーネーションC」は、頭数が多くなることも予想される状況だそうですから、翌週の5月29日、東京土曜6Rダート1600m牝馬限定戦にも睨みを利かせているとのことでした。
[2010.05.13]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温11度、天候は晴れ。冷たい風が入り込みましたが、空気が澄んでいて爽やかな一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、国分優騎手の騎乗で南馬場へ入り、角馬場でのダク踏みとAコースを軽めキャンターで周回した後、坂路に移って、予定通り、3頭併せで追い切りがかけられました。
先行したのは3歳未勝利レッドアクセルで位置取りは外。続いてマリアベールが中、最後方から内に3歳未勝利ナンヨーストロング(後藤騎手が騎乗)が続くといった隊列でスタート。徐々に差を詰めていき、3頭が横並びとなったところでゴールとなっています。手応えはレッドが多少仕掛けられたくらいで、マリアベールとナンヨーはまったくの馬なりでした。
「元気がありますし、動きは上々です」と好感触を伝えてくれた国分騎手ですが、「軽めのキャンターをもう少しゆったりと行けるようになると、もっといいと思うんです」と、課題をひとつだけあげていました。そのあたりがフックラした状態を保つのに苦労するひとつの要因にもなっていると思えるだけに、早めにクリアしてもらいたい精神面の課題ではあります。
[2010.05.12]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温16度、天候は雨のち曇り。昨日からの雨が午前中一杯まで降り続いたため、馬場はぬかるみが目立っていました。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「重」〜「不良」となっています。
ウインマリアベールは、南馬場の角馬場でジックリとダク中心の乗り込みを行った後、Wコースに入ってキャンターで1周というメニューで調整されました。
「追い切りは明日を予定しています」と調教プランを伝えてくれた国枝調教師ですが、「先週末から体がやや寂しく映り出してきました。落ち着きはあるんだけど、まだ帰厩してきたときの体をキープしきれないみたいですね。でも体調はいいと思いますから、注意しながら進めます」とも語っていました。
精神面の成長は感じられる状況ではあるのですが、まだ環境の変化に敏感なところも残しているようです。このあたりを考慮しながら、丁寧に進めていくとのことでした。
[2010.05.07]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は晴れのち曇り。好天だったのは早朝だけで、次第に雲が広がると、風も強くなってきました。連日の晴天でカラカラになった馬場は、砂埃が舞っています。馬場状態は、すべて「良」でした。
追い切り明けのウインマリアベールですから、今朝は運動のみのメニューで調整されています。
「引き続き落ち着いていますよ。精神面はだいぶ大人になってきたように感じますしね。来週はもう少し調教ペースを上げますから、それでどう変化するかですが、落ち着いたままで行けると思っています」と、国枝調教師は語っていました。
[2010.05.06]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温17度、天候は曇りのち晴れ。調教開始から高めだった気温は、すぐに20度超。今日も好天に恵まれ、調教日和となっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
後藤騎手を背に南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、角馬場で入念なダク踏みを終えると、Wコースに移って国分優騎手騎乗の3歳未勝利レッドアクセルとの併せ馬で追い切りがかけられました。
先行はマリアベールで、4コーナーで外に位置を取ると、直線入り口からレッドと体を併せます。国分優騎手の手綱が強めに動いているのとは裏腹に、マリアベールは終始馬なり。ラストは、後藤騎手が手綱を引っ張るくらいの余裕を見せて、併入でゴールしています。
とはいえ、少し時計が遅かったことに国枝調教師は「もう少し行けばいいのに」と、不満顔。これに対して「相手がついてこれなそうだったので」と、理由を語る後藤騎手ですが、「動きに関して注文をつけるところはありません」という言葉に、最後は国枝調教師も笑顔でうなづいていました。
次走についてはまだハッキリと決定していませんが、次開催の東京を目標にするとのことで、5月23日、東京日曜8R「カーネーションC」芝1800m牝馬限定戦と、その翌週の5月29日、東京土曜6Rダート1600m牝馬限定戦などが候補に挙がっています。
[2010.05.05]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温16度、天候は晴れ。連日晴天に恵まれ、今日も夏日を思わせるような陽気。調教スタッフも半袖姿が目立ちました。馬場状態は、すべて「良」です。なお、今週から馬場開場時間が、5時半に変更となっています。
先週末土曜日に帰厩しているウインマリアベール。今朝は、南コースの角馬場でダク中心の乗り込みを行った後、Wコースに移ってキャンター1周というメニューで調整されました。
「本当はもう少し休養させることを考えていたのですが、状態がいいので戻すことにしました。落ち着きがあって、体もしっかりしてきていますね」と話す国枝調教師は、成長を感じ取っている様子でした。
明日は、追い切りを行う予定となっています。
[2010.04.29]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「引き続きコースと坂路を併用して調整を進めています。この馬は調子の波が表に出やすいタイプだと思うんです。以前は毛ヅヤが悪い時が続いていましたし、馬体も細く映りましたからね。その状態を脱するのには、少し時間が掛かりました。でも、今はその時の状態とはまったく逆です。毛ヅヤはいいですし、馬体もいいシルエットをキープしています。さらに精神的に落ち着いていられるのも状態のいい証拠でしょう。国枝調教師が状態を確認に来られましたが、その時に今の状態の良さを伝え、『こういういい時に使っていった方がいいと思います』と、コメントさせてもらいました。国枝調教師は当初はもう少し長めの休養を考えていたみたいですが、『それなら考え直すよ』とのことでしたので、近々帰厩の段取りが組まれることと思います」と話していました。
[2010.04.22]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「厳しいレースをして帰ってきた後ですし、マリアベールのことですから、体を減らして帰ってくると想像していたのですが、その想像はいい意味で裏切られました。体はむしろ余裕があるくらいで、筋肉にもダメージはありませんでした。そして何より精神面。競馬を使った後はいつも気持ちに余裕が持てない状況が続いて、カイバも残していたのですが、今回はドッシリとしているんです。この精神面なら、この馬体を維持しているのには納得です。まだ断言はできませんが、厳しい経験を経て、精神面でも肉体面でも、一皮剥けたんじゃないかと思っています。というわけで、早速コースと坂路を併用して進めていますが、動きもいいですね。国枝調教師も状態を確認しておられますから、そう長くならないうちに帰厩ということになるんじゃないでしょうか」と話していました。
[2010.04.14]
先週は、最後に踏ん張りきれず5着に敗れたウインマリアベールは、昨日のうちに美浦トレセン近郊にあるリバティホースナヴィゲイトへと放牧に出ています。
「このままの状況でも競馬の仕方次第で勝ち負けできることは分かっていますが、晩生タイプだと思いますし、今は焦る時期ではありません。少しカリカリするところも見せていますから、放牧で心身とも成長してもらいましょう」と、国枝調教師は先々を見据える構えを伝えてくれています。逞しく成長して戻ってきてくれることを期待しましょう。
[2010.04.08]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温3度、天候は晴れ。スッキリと晴れ渡っても、冷たい風が寒さを誘います。桜は綺麗に咲き誇っていますが、まだまだ厚手の上着は手放せません。馬場状態は、「良」〜「稍重」でした。
追い切り明けのウインマリアベールは、厩舎周りの運動でいい汗を流していました。
栗東トレセンへの出張から戻ってきた国枝調教師は「昨日の動きは良かったと聞いているし、ややカイバが細くなっているようだけれど雰囲気はいいので、今週の中山土曜7Rダート1800m牝馬限定戦に行きましょう。後藤騎手で出馬投票を行いますから」と、正式に今週の出走を決定しています。
また「もちろん芝もダメなわけではないですが、ダートでどんな競馬ができるかで、いろいろな可能性が出てくるし、どういうレースをしてくれるか楽しみにしましょう」と、続けて語っていました。
[2010.04.07]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温13度、天候は曇り。ようやく暖かくなってきたものの、今日はいつ雨が降り出してもおかしくない厚い雲に覆われたあいにくの天気。調教中に雨が降り出さなかったのは、救いでした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、国分優騎手の騎乗で南馬場へ登場。角馬場でのダクでウォーミングアップを済ませた後、Dコースに入って三浦騎手騎乗の古馬500万下グレイスフルソングとの併せ馬で追い切りがかけられました。
グレイスフルソングを追いかける形でスタートしたマリアベールは、コーナーで内に潜り込むと、直線入り口からピタリと体を併せます。ラスト1Fを残したところで、急にグレイスフルソングの手応えが鈍り出したのですが、マリアベールは依然として持ったままの馬なり。ラストはムチが入るグレイスを置き去りに、マリアベールは楽な手応えで1馬身先着という上々の動きを披露していました。
これには騎乗した国分優騎手も「スピードが出過ぎないように我慢するのが大変なくらいでした。優秀な動きですね」と、笑顔で好感触を伝えいます。あいにく国枝調教師は栗東トレセンへ出張中で留守ですが、厩舎では今週の中山土曜7Rダート1800m牝馬限定戦へ出走させるプランで固まっているとのことですから、初のダート戦となりますが、楽しみなレースとなりそうです。
[2010.04.02]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は曇りのち雨。昨日から継続している暴風は今朝もなお吹き荒れ、巻き上げられた砂が容赦なく襲ってきました。馬場状態は、ニューポリトラックコースを除いて「稍重」〜「重」となっています。
ウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗で南馬場入り。角馬場経由でDコースに移って、元気にキャンターを行っていました。
「来週の中山土曜7Rダート1800m牝馬限定戦も考えようと思っているので、今日はダートコースに入れてみましたが、いい感じでした。体もフックラ見せているし、気持ちもピリッとしているね」と、国枝調教師は満足そうに語っています。
出走が検討されてている来週の中山土曜7Rダート1800m牝馬限定戦には、後藤騎手を押さえたそうですから、その可能性が高まってきたと素直に考えてよさそうです。
[2010.04.01]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温3度、天候は晴れ時々曇り。朝の冷え込みは相変わらずで、美浦の桜はまだ蕾が多い状態。桜も調教スタッフも暖かくなるのを待ち望んでいます。馬場状態は、今日もすべて「良」でした。
追い切り明けのウインマリアベールですから、例によって厩舎周りの運動のみで調整されています。
昨日の午後、栗東トレセンへの出張から戻ってきた国枝調教師は、すぐにマリアベールの状況を確認。「昨日の追い切りの動きが良かったという報告を受けたし、見た感じの雰囲気もいいね」と、納得の表情を浮かべると、4月17日、中山土曜6R芝1600mを第一候補にしていたのですが、来週の中山土曜7Rダート1800m牝馬限定戦も「候補のひとつかなぁ」と、考え始めていました。
[2010.03.31]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温0度、天候は晴れ。綺麗に晴れ渡った空とは対照的に、厳しい冷え込み。とても3月最終日とは思えない寒さです。馬場状態は、すべて「良」でした。
藤井調教厩務員の騎乗で、南馬場の角馬場とAコースでウォーミングアップを完了したウインマリアベールは、続けて坂路へ移動すると、国分優騎手騎乗の古馬1600万下レッドリップスとの併せ馬で追い切りがかけられました。
マリアベールの先行スタートで進路を外に取り、ラスト1Fから体を併せると、そこからは互いに馬なりで併入フィニッシュ。キビキビした動きを披露するマリアベールに、「先週、先々週と少し楽をさせましたが、そのおかげかヤル気がみなぎっていますよ。今日も余裕を持って動けていましたし、熱発の影響どころか、むしろ動きがシャープになったと思えるくらいです」と、佐藤調教助手は目を丸くしながら語っていました。
「いつGOサインが出てもいいくらいの態勢」は、やや大げさにも聞こえますが、それに近い状態にあるのは間違いなさそうです。
[2010.03.26]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温4度、天候は曇りのち晴れ。雨は夜半でやみましたが、冷たい空気はそのまま残りました。馬場状態も「重」〜「不良」のままです。
今朝のウインマリアベールは、南馬場の角馬場からWコースに場所を移して、入念な乗り込みを行っていました。しつこいようですが、もう先週の発熱の影響はありません。
慎重過ぎるぐらい慎重に立ち上げた国枝調教師も、「もう足踏みはしたくないからね」と、まだ何かを狙っている表情でした。次走は、中山最終週、4月17日、中山土曜6R芝1600m。そこで勝つことができれば、再び大きな目標が見えてくることになりそうです。
[2010.03.25]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温4度、天候は雨。冷たい雨と風が吹きつけ、体感温度は数字以上に厳しいものがありました。気温もほとんど上がりませんでしたし、馬場状態は「重」〜「不良」というように、悪化しています。
昨日から乗り込みを開始したウインマリアベール。もちろんその反動はありません。今朝は昨日同様に南馬場の角馬場でのダクという地味なメニューではありましたが、雨の中を元気に走っていました。
国枝調教師は「熱発の原因がいまひとつ判然としないんですが、それによってカイバ食いが落ちたということもなかったし、見た目は元気だったんです。でも、これでようやく全てが平常に戻りました。予定している中山最終週あたりの出走なら余裕を持って間に合います」と、ホッとした表情を見せていました。
[2010.03.24]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温9度、天候は曇りのち雨。昼近くになってもほとんど気温は上がらず、しかも曇り空から雨が落ちてきています。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」でした。なお、今週から馬場開門時間が1時間繰り上がり、午前6時からとなっています。
先週の木曜日から微熱の症状が続いたことで運動だけで楽をさせてもらっていたウインマリアベール。出走を予定していた今週の中山「ミモザ賞」は特別登録も行わずに回復に努めたことで、今朝は南馬場の角馬場でダク30分といった乗り込みを再開するまで元気になっています。
「これでもう大丈夫でしょう。4月17日、中山土曜6R芝1600mあたりには間に合いそうです」と、国枝調教師はホッとした表情を見せていました。
[2010.03.19]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は曇りのち晴れ。馬場開場直後はパラついていた雨もすぐに上がり、春らしい青空が広がりました。馬場は前夜からの雨の影響で水分を含んでおり、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。
昨日の朝の検温で、発熱が認められたウインマリアベール。午後には平熱に戻っていたのですが、今朝になってまた38度5分と軽く熱が上がったとのことで、今日も軽めの引き運動のみで様子が見られました。
国枝調教師からは「鼻肺炎のような症状」との報告で、「明日にでも乗り始められる」とも付け加えて伝えてくれています。この鼻肺炎とは、ネオヴァンドームが発症後に「きさらぎ賞・GIII」を勝ったように、病名から受ける印象よりも症状は軽いとのこと。昨年末は国枝厩舎の2歳馬の間で大流行したそうです。「放牧に行っていたマリアベールと、栗東に行っていたアパパネ以外はほとんどかかった」という国枝調教師の言葉は大げさでしょうが、2日ほどで熱も下がるのが一般的ですから大きな心配はいりません。
ただし、目標としていた来週の中山土曜9R「ミモザ賞」芝2000m牝馬限定戦への出走は、「無理はしないつもりです」と、出走を延期する公算が高くなってきている口ぶりでした。
[2010.03.18]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は曇り。スッキリと晴れることはありませんでしたが、風もなく穏やかな陽気です。桜の蕾もずいぶんと膨らんできました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、今朝の検温で38度7分と高めだったとのことで、今日は厩舎周りでの軽めの運動に留められました。
国枝調教師は「心配はないと思うのですが、大事を取りました。風邪のような症状は見られませんから、すぐに平熱に戻るでしょう。もちろん今後の状況次第ですが、今のところ予定を変えることは考えていません」と、語っています。
[2010.03.17]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は曇り。馬場開場直後はところどころに青空も見えていたのですが、少しずつ雲の範囲が広がっていき、いつのまにかすっかり雲に覆われてしまいました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
今朝のウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場経由でAコースに移り、軽めキャンターで1周。さらにそこから坂路コースに移動すると楽走で1本というメニューで乗り込まれています。
「カイバもまずまず食べていますし、順調だよ」とは、国枝調教師からの報告です。時計を出すのは、今週末もしくは出走を予定している来週になりそうとのことでした。
[2010.03.12]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。早朝の冷え込みがウソのように気温はクングン上昇。春らしい空気にホッとさせられます。馬場状態は、ようやくすべて「良」に回復しました。
今朝も藤井調教厩務員の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベール。角馬場でダクと軽めキャンターを乗った後には、今日もAコースに移ってキャンターで1周半というメニューで乗り込まれています。
予定している3月27日、中山土曜9R「ミモザ賞」芝2000m牝馬限定戦は、国枝厩舎から他にも出走を予定している馬がいるそうですし、出走馬が多くなることも予想されるとのことで、国枝調教師は「そこがどうかなんだよなぁ」とポツリ。
とはいえ、「レース振りから判断するに、距離は対応できると思う。調整に手間が掛かるタイプではないですし、うまく進めて行きますよ」と、抜かりなく調整していくことを約束してくれています。
[2010.03.11]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。真っ青な空が広がり、気温も徐々に上昇したのですが、風は冷たく、寒暖計を疑いたくなるほど体感温度は低い午前中でした。馬場の回復は遅く、ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
ウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗で南馬場入り。昨日は角馬場でダクのみでしたが、今日はAコースでのキャンターも追加されているように回復度は良好で、調教を見守った国枝調教師も「レース後の立ち上がりとしては順調です」と、安心した表情で語っていました。
[2010.03.10]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は雨のち曇り。前夜には積雪が見られましたが、夜のうちに雨に変わったことで、調教には影響がありませんでした。ただ、馬場はかなり水を含んでぬかるんだ状態で、ニューポリトラックコース以外は「重」〜「不良」となっています。
先週の中山「黄梅賞」に出走したウインマリアベールは、休み明けながらも3着に健闘。レース後も「テンションが高くなりすぎることもなく、疲れもそれほど見られない」ということで、今日から藤井調教厩務員の騎乗で南馬場に入り、乗り込みを開始しています。角馬場でダク中心のメニューでしたが、元気な姿を見せていました。
次走については、3月27日、中山土曜9R「ミモザ賞」芝2000m牝馬限定戦を頭に入れているそうですが、そこは内田騎手に先約があったとのことで、すかさず後藤騎手をキープする国枝調教師でした。
[2010.03.05]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は曇りのち晴れ。馬場開場時間は馬場が見渡せないほどの濃いモヤに包まれていました。1時間ほどで引いた後は、気持ちのいい青空が広がり、季節はずれのポカポカ陽気となっています。馬場状態は、昨晩からの雨の影響もあって「稍重」〜「重」でした。
明日の中山9R「黄梅賞」芝1600mへの出走が確定したウインマリアベールは、今朝は藤井調教厩務員の騎乗で南馬場へと入ってくると、角馬場のダク踏みからニューポリトラックコースでのキャンター1周というメニューで最終調整を完了しています。
「先週はまさかの除外。武豊騎手を予定していたので、彼がどんな競馬をしてくれるか見てみたかったけれど、今週はウチパク(内田騎手)が乗れることになったので本当に良かった。体の使い方がまだヘタで、伸びながら走るフットワークではありますけど、能力は高い馬。いい競馬をしてほしいですね」と、国枝調教師は語っていました。確かに課題も存在する状況ですが、素質の高さを買っている同調教師は、牡馬との混合戦でも健闘を期待しています。
[2010.03.04]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は曇り。今にも雨が降り出しそうな空模様でしたが、調教中はなんとか雨は回避。ただ気温が低く、調教スタンドではストーブが人気でした。馬場状態は「良」となっています。
今朝のウインマリアベールは追い切り明けですから、厩舎周りの運動のみでの調整となりました。
「競馬を敏感に察知するタイプですから、仕上げの過程の中で、ゆったりさせてあげられる時間を作ることを意識して進めています。やや一本調子のところは否めませんが、状態はいいですし、いい競馬をしてほしいですね」と語るのは、佐藤調教助手です。
予定通り、今週の中山土曜9R「黄梅賞」芝1600mに内田騎手で出馬投票を行います。
[2010.03.03]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は曇りのち晴れ。早朝に覆っていた雲が次第になくなると、その後は晴れ間が広がって久しぶりに眩しい太陽の光が差し込んできました。馬場状態は、「良」〜「稍重」となっています。
朝一番に内田騎手の騎乗で南馬場へ入場してきたウインマリアベール。角馬場でウォーミングアップを完了すると、坂路を併せ馬で最終追い切りがかけられました。
国分優騎手騎乗の3歳500万下ソルプリマベラを従えてスタート。残り2F標識付近でソルプリマベラを迎え入れて、そこから併せ馬の形です。そのまま互いに馬なりの手応えで併入フィニッシュとなりました。
「先週出走する予定で仕上げていましたから、今週は軽めの調整で十分。動き、状態ともに良好ですよ」と、アメリカ出張中の国枝調教師の留守を預かる佐藤調教助手が報告してくれました。
来週の中山土曜11R「アネモネS」芝1600mにも色気を見せていましたが、最終的には今週の中山土曜9R「黄梅賞」芝1600mで落着きました。ジョッキーは、引き続き内田騎手が騎乗できることになっています。
[2010.02.26]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温12度、天候は曇り。昨日の午後の暖かさが残っていて、朝から春めいた気温。ただ空は今にも泣き出しそうで、午後からは雨が降り出しました。馬場状態は、すべて「良」です。
今週の中山は、まさかの抽選除外となってしまったウインマリアベール。確率からすれば、まさかでもなんでもない状況なのですが、国枝調教師はもちろんのこと、当クラブとしても全く心配していなかったというのが本音です。少し前までは武豊騎手で出馬投票をすれば必ず入るという神話があり、なんとなくそれを引きずって考えていたのかもしれません。
国枝調教師は「口取りには出られないのでよろしくお願いします」と言い残して、すでに昨日から米国のセリに旅立ってしまいました。それほどの「まさか」だったのです。
今朝は、藤井調教厩務員が騎乗して南馬場の角馬場からAコースをキャンターで2周。国枝調教師から厩舎スタッフに入ってきた連絡によると、3月13日、中山土曜11R「アネモネS」芝1600mにも大いに色気を持ちつつも、安全策で来週の中山土曜9R「黄梅賞」芝1600mに向かうことになりそうとのことでした。
[2010.02.25]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は曇り。美浦名物のモヤがかかって、気温も低めで始まりましたが、生温かい南風の影響で寒さを感じません。馬場もバックストレッチまで確認できていましたから、影響はありませんでした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
追い切り明けのウインマリアベールは、今朝は運動のみで楽をさせてもらっていました。
エース格の3歳OPアパパネが栗東トレセンに行っているのに、昨日も今日も美浦から離れようとしない国枝調教師にそれとなく聞くと、「アパパネにはもちろん期待しているけど、マリアベールにも強くなってもらわないと困るからね」と、ニヤリ。まだまだ物足りない部分を残しているそうですが、「オークスにはなんとか」と、意欲を語っていました。
予定通り、今週は中山日曜7R芝1600m牝馬限定戦に武豊騎手で出馬投票を行います。
[2010.02.24]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は晴れ。春一番が吹くかも、というくらいの暖かさでしたが、後半に吹いた風はまだ冷たく、春本番とまではいきません。馬場状態は、すべて「良」となっています。
今週の中山日曜7R芝1600m牝馬限定戦に武豊騎手で出走を予定しているウインマリアベール。今朝は、藤井調教厩務員が騎乗して坂路を併せ馬で最終追い切りがかけられています。「体はできているので、あまり強いところはやりたくない」と話していた国枝調教師でしたから、指示は馬なりです。
先行したマリアベールを内から3歳新馬ヒラボクキセキが3馬身追走。ヒラボクは一杯に追われて最後に並んだところがちょうどゴールでした。国枝調教師は「まだ馬体の伸び縮みを利用した走法が身についていないのが課題として残っているけど、それでも並み以上には走るんだからね」と、マリアベールの素質を見放してはいません。「今週、豊君に競馬を教わってきてほしい」とも話していました。
[2010.02.19]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス2度、天候は曇り。2月も後半に入ってきましたが、相変わらず真冬の厳しい冷え込みが続いています。馬場状態は、南ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」でした。
ウインマリアベールは、南馬場の角馬場でジックリと乗り込まれた後、坂路コースに入って楽走で1本上がっています。
「イライラする素振りもないですし、気持ちは安定していますね。馬体の減りもありません。ただ欲をいえば、もう少し見た目に筋肉のハリが出てくれれば、とは思うんです。でも、タイプ的なものもあるでしょうし、状態面は良好であることは間違いないでしょう」と、国枝調教師は笑顔です。マリアベールへの期待値が高いだけに、厳しい目も光りますが、仕上げについては「至極順調」を強調していました。
[2010.02.18]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は雪。明け方から雪が降り始め、馬場開門時の馬場は積雪で真っ白。ほとんどの厩舎が軽めの内容にとどめられています。また、使用できるのは南馬場はDコース、北馬場はCコースだけと限られてしまったため、馬場開放は2時まで延長されていました。
追い切り明けのウインマリアベールは、雪がしんしんと降る中、厩舎周りの運動を黙々とこなしていました。元々今日は運動のみの予定でしたから、雪の影響はありません。
「追い切り後も変わりありませんし、順調です」と、国枝調教師も話しているように、テンションもそれほど高くならない状況で推移しています。
[2010.02.17]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は曇り。前夜に雪がチラついたことで、今朝のトレセンは薄く雪化粧されていましたが、調教に支障はありませんでした。馬場状態は、南ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
ウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗で坂路コース入り。ウォーミングアップの登坂を終えた後の2本目には、併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
相手は、「阪神ジュベナイルフィリーズ・GI」の勝ち馬アパパネで、こちらには福田調教厩務員が騎乗です。マリアベールの先行で外ラチ沿いから登坂をスタートした後、残り3Fから内にアパパネを迎え入れて併せ馬。ラストは互いに馬なりで併入フィニッシュとなり、マリアベールもGI馬と遜色のない、しっかりとした動きを見せていました。
国枝調教師は「順調に調整できています。体もいい感じを保てていますよ。ただ欲を言えば、走り方自体は、まだ前に重心が偏っているような走法で、これだとしまいの瞬発力が完全にいきてこないようなところは見受けられますが、好状態を維持したままレースを迎えることを第一に考えて、調整を続けていこうと思っています」と、語っていました。
来週の中山日曜7R芝1600m牝馬限定戦への出走に変更はありませんが、鞍上は武豊騎手で向かうことが濃厚になってきたことを伝えてくれています。
[2010.02.12]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は曇り時々小雪。積雪の予報もありましたが、時折小雪が舞う程度で済み、調教も予定通りに行われています。馬場状態は、南ニューポリトラックコース以外は、「稍重」でした。
ウインマリアベールは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入場すると、ダクを踏んだ後にはAコースで軽めキャンター1周。さらに坂路コースにも移動して楽走1本という乗り込みメニューをこなしています。
「今のところは落ち着いて調教をクリアできています。ビシッとやった後の精神状態がどうかですが、このままの雰囲気で進めたいですね」と、国枝調教師も語っているように、調整はいたって順調に進んでいます。
[2010.02.11]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は曇り。昨日に引き続き薄暗い一日。夕方から降るかもしれない雪の予報を各陣営は警戒していました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは追い切り翌日ですから、厩舎周りの運動での調整メニューでした。
目標に挙げられている、2月28日、中山日曜7R芝1600m牝馬限定戦は内田騎手へ騎乗依頼済みなのですが、9日火曜日に骨折箇所を再度痛めたということで、復帰がズレ込む可能性があるという連絡が入りました。そこで、「コウセイ(三浦騎手)にも声を掛けておいてあります」と、国枝調教師は早い対応をしてくれていますから、どちらかのジョッキーでの出走となりそうです。
[2010.02.10]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は曇り。厚い雲に覆われていたこともあって、なかなか気温は上がりません。風も冷たく、体感温度は低い一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
椎本調教助手を背に南馬場へと入ってきたウインマリアベール。まずは角馬場でダクを踏み、Aコースでは軽めキャンター1周でウォーミングアップを済ませると、坂路へ移動して単走での追い切りをスタートさせました。4F54秒3で、ラストは12秒3というタイムを楽な手ごたえでマークしているように、軽快な走りには好感が持てます。
国枝調教師も「順調ですね。走り方もいいと思います」と、納得の表情でした。また、次走については、再来週から始まる中山開催の1週目、2月28日、中山日曜7R芝1600m牝馬限定戦を目標に進めていく方針も告げていました。
[2010.02.05]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス3度、天候は晴れ。真っ青に広がった空とは対照的にマイナス気温でのスタート。真冬を思わせる厳しい冷え込みでした。馬場状態は、すべて「良」です。
ウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場でダクを中心に乗り込んだ後、Aコースを1周。その後は坂路を楽走で1本の登坂を行っています。
昨日、指摘があった「伸びながら走る」という点ですが、「すぐに何かの馬具を頼りにするより、まずは少し起こしながら走らせるようにして進めていくことにしました」と、国枝調教師は方針を伝えてくれています。
今朝は国枝調教師からの指示通りに、昨日より若干ですが、手綱を絞り込んでキャンターを行っており、「うん、もう少しこの感じでやっていってみましょう」と、納得の表情を浮かべていました。
[2010.02.04]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。立春ながら寒さがぶり返してきた今朝でしたが、日差しが柔らかかった分、救われました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
今朝のウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗でまずは南馬場の角馬場に入り、ダクを中心に乗り込んだ後、Aコースに移って軽めキャンターで1周。続けて坂路にも移動すると、楽走1本というメニューで調整を行いました。
「落ち着きがあるのはいい点ですが、ちょっと体が伸びながら走ってしまうところがあるようなので、何か工夫していこうと思っています」と、国枝調教師は語っていました。個々の馬の課題を見つけ出し、それを素早く対処していくことができるのが、国枝厩舎が好成績をあげていける要因のひとつなのでしょう。
[2010.02.03]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は晴れのち曇り。明け方には青空が見えていましたが、時間とともに雲が広がり、気温の上昇も鈍く寒い一日でした。馬場状態は、「稍重」〜「良」で推移しています。
昨日2日火曜日に、美浦トレセンへ帰厩したウインマリアベールは、今朝は早くも南馬場へ登場。角馬場でダクを中心に乗り込まれた後、Aコースを軽めのキャンターで1周半というメニューで調教を開始しています。
「放牧先から『このところ落ち着きが出てきた』という報告を受けていましたが、その報告の通りに帰厩1日目を過ごすことができました。いろいろな変化を見極めながら調教を進めて行きます」と、国枝調教師は語っていました。
[2010.01.28]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「状態はグングン良くなっています。先々週より先週、先週より今週と週を追うごとに、良化が見て取れます。坂路ではハロン16秒くらいのところを長めから乗っていますが、気持ちも乗っていますし、スピード感が出てきました。馬体にハリが出てきたのも、いい状態に映る要因で、見た目にも印象がガラッと変わりました。もちろん腹回りもゆったりとして数字的にも大きく増えましたしね。この1ヶ月で20キロは増えたと思いますよ。少し冬毛は残っていますが、全体的な毛ヅヤも上向いていますから、内臓面ももう心配ないところでしょう。週末に獣医師にチェックしてもらったところ、『どこも悪いところはない健康な状態』と太鼓判をもらいました。国枝調教師も状態を確認していますし、おそらく2月に入ったらすぐに帰厩の段取りが組まれるはずです」と話していました。
[2010.01.21]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「引き続きダートコースでジックリと乗った後、坂路をキャンターで2本というメニューを毎日消化しています。先週金曜日に国枝調教師に乗っているところを見てもらったのですが、『非常に良くなっている』と言っていただけました。腹構えがドッシリとしてきましたし、毛ヅヤも上向いて明らかに良化してきています。馬体が良くなると、それに連動して動きも良くなりますからね。坂路でも楽に時計が出て、スムーズな動きを見せています。それと覇気が出てきたのもいい傾向です。1か月前は覇気がなくて、毛ヅヤも悪く、馬体も細いという最悪な状況でしたが、今はそれら全てがいい方向へ向かっています。国枝調教師も早く帰厩させたいようで、『いつなら仕上がる?』と言われましたので、『今月一杯いただければ、いい状態に持っていけると思います』と答えました。来月にはいい状態で帰厩させます」と話していました。
[2010.01.14]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「引き続きダートコースでジックリと乗った後、坂路をキャンターで2本というメニューを毎日消化しています。昨日は少しペースを上げてハロン16秒くらいのところを乗りました。まだ完調と言える状態ではないですから、そこまで動けないかなと想像していましたが、その想像を裏切るいい動きを見せてくれましたよ。気持ちが入って、自分からグイグイ動けていたんです。それと見た目の良化。先日までは細く見せ、毛ヅヤも悪く、体調面がひと息と言わざるをえなかったのですが、ここにきてグンと状態が上がってきたと感じます。フックラとまではいきませんが、日に日に増えてきているのが分かりますし、何より毛ヅヤが上向いてきたのはいい傾向です。国枝調教師もご覧になって『やっと上向いてきたね』と喜んでいらっしゃいました。今後は少しずつペースを上げていきます」と話していました。
[2010.01.07]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「引き続き坂路を2本というメニューを継続しています。フラットコースでハロン20秒くらいのキャンターを行った後、坂路をハロン17秒で2本という中身の濃い調教をこなしていますが、馬体は少しずつ増えてきていますよ。ただ、まだスラリとした感じに映りますし、もうひと回りは増やしたいというのが本音です。精神面でまだ不安定な点があるので、その辺りが馬体に影響しているんだと思います。カイバに関しては、サッと食べる時があったり、ゆっくり食べる時があったりとまちまち。普段の仕草も落ち着きがある日もあるんですが、急にテンションが上がる日もあるんです。この辺りが安定してくれば、もうひと段階上にいけると思うんです。国枝調教師も『もう少しかねぇ』とおっしゃっていましたので、ジックリ進めていきます」と話していました。
[2009.12.24]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「だいぶ環境にも慣れ、落ち着きが出てきました。カイバは残さず食べていますから、日に日に馬体は増えてきています。ですので、今週からは坂路の本数を2本に増やしました。体のラインにも丸みが出てきていますし、国枝調教師もご覧になられて、『だいぶ戻って来たね』と納得の様子でした。ただ、『この馬体で競馬を使えればなぁ』と渋い表情も浮かべていました。姉のプラチナムとまったく同じ言葉でしたね。トレセンに入ってから、そして競馬場へ着いてから、どれだけテンションが上がらないかがカギになるんだと思います。あとは内臓面の問題。胃薬を飲ませているので、一時期よりは良くなってきていますが、完調にはもう一息といったところです。まだ内臓面は本物ではないのでしょう。そういう意味では少し間隔を空けてゆっくりさせてあげるのがマリアベールのためかもしれません」と話していました。
[2009.12.17]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「まだ本格的な調教というわけではありませんが、毎日コースから坂路というメニューを消化しています。馬体重が少しずつ増えてきて、現在は440キロまで戻りました。見た目の細さというのも解消されてきましたし、馬体面では徐々に上向いています。ただ、体調面が上向いてこないんです。胃の薬を飲ませているのですが、毛ヅヤが悪く、覇気がありません。馬体は増えてきていても、この根本を改善できなければ、帰厩は見えてこないでしょう。火曜日に来られた国枝調教師も、このマリアベールの状態を見て、『馬の体調ではなく、レースに合わせて使ったのがいけなかった』と悔やんでいらっしゃいました。復帰時期は決めずに、まずはマリアベールの体調を第一にということですので、しっかり立て直したいと思います」と話していました。
[2009.12.10]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「引き続き、コースでジックリと乗ってから、坂路を1本というメニューを毎日継続しています。ある程度動かしながら馬体を増やしていくということで、ペース的にはハロン20秒を切るくらいのところを乗っています。少し股関節が硬い動きをすることが気になりますが、特に悪い動きというわけではありません。これくらいは楽に動けるペースなのでしょう。ただ、馬体は相変わらず。カイバは残さず食べているんですが、見た目にはほとんど変化はありませんね。精神的にはだいぶ落ち着いてきたのですが、あまり増えてこないんです。やはりこれは精神面の影響でしょう。胃の薬を飲ませた後も変化はなく、毛ヅヤが悪いままなんです。今週もう一度胃の薬を飲ませ、内臓面の良化を図ります。かなりストレスがあったのかもしれませんね」と話していました。
[2009.12.03]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「引き続き、コース+坂路というメニューですが、時計を出す調教ではなく、ごくごく軽めの調整です。というのも、まずはこの大きく減ってしまった馬体を戻さなくてはいけないからです。カイバは残さず完食しているのですが、いかんせん実になるのが遅いんです。やはりそれは精神面が影響しているのでしょう。姉のプラチナムと同様、精神的なゆとりを持てないタイプで、それが原因で馬体が増えてこないというわけです。しかも、それに加え、毛ヅヤが冴えないという現状があるんです。獣医師からは『内臓面が完璧ではないはずです』との見解があり、昨日胃の薬を与えました。精神的なプレッシャーから内臓面にも負担が掛かっていると想像できます。環境に慣れさせるのと同時にまずはそこの治療ですね」と話していました。
[2009.11.26]
現在、茨城県・美浦のリバティホースナヴィゲイトにて調整中。ウォーキングマシンを40分、ダートコースにてキャンターを2400m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「レース後こちらへ来ましたが、馬体がかなり細くなっていましたね。ウチへ来たのは初めてですが、かなり馬体が減ったというのが想像できました。お姉さんのプラチナムも馬体で悩まされている馬ですが、こちらも似たタイプかもしれません。初めての環境でテンションが上がっていましたし、プラチナム同様、馬体が減るのはこの精神面が影響しているのだとすぐに分かりました。来て3日間はウォーキングマシンのみで様子を見ましたが、環境にも慣れ、少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。ただ、精神面での余裕のなさが馬体の増加を妨げているんでしょうね。カイバは残さず食べているのですが、あまり馬体は戻ってきません。跨ってみて能力は感じる馬ですが、今の状況では100パーセントの力は出せないと思います。まずは馬体をしっかりと戻すことが先決です」と話していました。
[2009.11.18]
先週の東京「赤松賞」に出走したウインマリアベール。昨日17日火曜日には入念な馬体チェックを行ったそうで、国枝調教師から「特に問題はないのですが、体がやはり寂しく映るのと、カイバの食いが少し落ちている」ということで、美浦トレセン近郊にあるリバティホースナヴィゲイトでひと息入れることとなり、昨日のうちに放牧へ出ています。
「敗れはしましたが能力で負けたと思っていません。放牧先でシッカリと乗り込んでもらって、もう少し体を作っていこうと思っています」と、同調教師は語っていました。この放牧で身も心もパワーアップを図る方針です。
[2009.11.13]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は曇り。今にも降り出しそうな厚い雲に覆われていましたが、調教中はなんとかもってくれました。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
今週の東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦に出走が決まったウインマリアベールは、椎本調教助手が騎乗して南馬場の角馬場でダクを踏んだ後、軽めキャンターでAコースを1周。続けて坂路で楽走1本といったメニューでシッカリと乗り込まれました。
11日水曜日の追い切りに跨った国分優騎手は「前走よりさらにシッカリしていると感じました」と、好感触を伝えてくれると、国枝調教師も「いい状態で出走できる。まだいくらか競馬に集中しきれていないところがあるけれど、それも少しずつ良くなっている。ここでいい競馬をしてもらわないとね」と、先を見据えた言葉を残しています。
2歳牝馬の登竜門というレースで相手もなかなか強力ですが、この関門を乗り越えてもらいたいです。
[2009.11.12]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温13度、天候は曇り。昨日までの雨は上がっても、代わりに冷たく強い風が吹きつけ、体感温度の低い一日でした。馬場状態の回復も遅く、ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
今朝のウインマリアベールは、追い切り翌日ですから運動のみで楽をさせてもらっていました。
「追い切り後も変わりありませんし、順調に来ています。まだレースできちんと走れないような若さはありますが、能力は十分。あとは、ジョッキーにうまく力を引き出してもらいましょう」と、佐藤調教助手は話しています。
多くのオファーからマリアベールを選択してくれた内田騎手ですから、うまく導いてくれるはずです。予定通り、今週の東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦に出馬投票を行います。
[2009.11.11]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温18度、天候は雨。今朝の気温はこの時期としては高いものでしたが、降りしきる雨が体温を奪っていきます。馬場状態は、「重」〜「不良」でした。
ウインマリアベールは国分優騎手の騎乗で南馬場へと入ってくると、ダクと軽めキャンターを繰り返してウォーミングアップ。その後、坂路コースに移って2歳未勝利スコアズビーとの併せ馬で最終追い切りに臨みました。
外に進路を取るスコアズビーを2馬身ほど先に行かせて、追走スタートしたマリアベールは、軽快な動きで徐々に差を詰めていき、残り1Fから内に体を併せます。ラストは、お互いに馬なりのまま併入でフィニッシュ。4F50秒6というタイムに国枝調教師は「ちょっと速いな。でも、体調はいいよ」と、笑顔まじりで話していました。
予定している今週の東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦は、レベルの高い内容が求められる、今後に向けての試金石となりうるレースとなるでしょう。現時点でリーディングジョッキーをひた走る内田騎手の騎乗は心強い限りです。
[2009.11.06]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は晴れ。キレイな青空が広がった今日は、気温の上昇も早く、暖かい一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、町田調教助手の騎乗で角馬場入り。ダクを中心にジックリと乗り込んだ後は、Aコースに移ってキャンターで1周半。たっぷりと時間をかけた調整が行われています。
「帰厩時は少し体が細かったけど、もう大丈夫。シッカリと乗り込めているし、調整に狂いはありません。まだ競馬で真剣さに欠けるところを残しているけど、その分、上昇の余地がありますよ」と、佐藤調教助手は話してくれました。
来週の東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦が目標ですが、出走表明馬が多いことも予想されるレースなだけに、まずは特別登録に注目です。
[2009.11.05]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ時々曇り。昨日ほどの冷え込みではなかったものの、雲も多く、引き続き冷たい空気に包まれました。馬場状態は、今日もすべて「良」です。
追い切り明けということで、今朝は厩舎周りの運動のみで調整されたウインマリアベール。奥村調教助手からは「カイバもしっかりと食べていますし、順調です。体調もいいですし、来週に向けてうまく調整できていますよ」との報告が届いています。
目標としている来週の東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦は、毎年のことながら牝馬の有力どころが集うレースになりますから、厩舎陣営は調整にも力が入っているようです。
[2009.11.04]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ時々曇り。寒気の影響で一層の冷え込み。その後も予報通りにはいかず、気温の上昇も緩やかでした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
椎本調教助手の騎乗で南馬場の角馬場とAコースで乗り込んだウインマリアベールは、続けて坂路に向かい、併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
相手の2歳未勝利スコアズビーを3馬身ほど先行させてスタートすると、馬なりのまま内から追い上げ、鼻面を併せたところでゴール。動きは相変わらず良好で、少し減っていた体もだいぶフックラと見せるようになっています。
「昨日の計量で448キロ。乗りながら体を戻せるのがマリアベールのいいところのひとつですね。順調です」と、国枝調教師は笑顔で語っていました。
予定している来週の東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦に向けて、仕上げの過程は順調に進んでいます。
[2009.10.30]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温16度、天候は晴れ。早朝にかかっていたモヤが晴れたあとは、日差しが眩しいほどの晴天。気温もポカポカで少し汗ばむほどでした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、奥村調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入って、ダクと軽めキャンターでジックリと乗り込まれました。
「体が少しさびしく映る気がしたので、今日は軽めの調整を行いましたが、体調自体はいいですし、順調です」とは、国枝調教師からの報告です。もう少しフックラしてほしい状況ではありますが、調整は順調に進んでいます。
[2009.10.29]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温13度、天候は晴れ。早朝は冷え込んでも日中は引き続き好天に恵まれました。まさに調教日和です。馬場状態は、今日もすべて「良」でした。
追い切り明けのウインマリアベールですから、今日は厩舎周りの運動のみという調整メニューです。
「追い切り後も変わりはないですし、カイバも食べていますよ。目標は変えずに進めていけると思っています」と、国枝調教師は予定している11月15日、東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦に向けて仕上げる方針を改めて語っていました。鞍上は、引き続き内田博騎手を予定しているとのことです。
[2009.10.28]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は晴れ。昨日までの強風も止んで、日が上がると温かい空気に包まれました。馬にも人にも優しい気候です。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、椎本調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入ってダクを踏んだ後、Aコース1周。続けて坂路にも向かうと、併せ馬での追い切りに臨みました。
相手は2歳未勝利アパパネで、内から進んだマリアベールが1馬身半ほど追走して進んで行きます。ラスト1Fから体を併せ、しまいまでお互いに馬なりで併入という内容ではありますが、4F51秒1、ラスト1Fは12秒6というタイムを楽に出しています。
ところが国枝調教師は「少し体が寂しいんだよなぁ」と、注文を一言。とはいえ、目標としている11月15日、東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦まで調整時間は残されていますから、「姉のプラチナムと違って、妹は食べたカイバがしっかり実になるタイプだし、落ち着きもあるから、少しずつ戻ってきてくれると思っています。それ以外は問題はないですから」と、強調していました。
[2009.10.23]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前7時の気温13度、天候は曇りのち晴れ。昨日より雲が多い朝でしたが、時間とともに晴れ間が見えてきました。最高に過ごしやすい季節です。馬場状態は、すべて「良」でした。
昨日帰厩したウインマリアベールは、南馬場の角馬場からAコースを1周というメニューでソフトなスタートを切っています。「まぁ、初日だからね。いい感じで戻ってきたし、カリカリさせないように気をつけながらやっていきますよ」と、国枝調教師は話していました。
予定している11月15日、東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦は、すでに内田騎手に依頼済みですが、エージェントから「エリザベス女王杯の依頼が来たため、いま調整中です。多分、東京に残ることになるとは思うのですが」と、少し含みをもたせたような返事があったそうです。まだまだ時間はあるので、そこは国枝調教師がうまく調整してくれるでしょう。
[2009.10.22]
前走後から千葉県香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームへと放牧に出ていたウインマリアベールが、急遽検疫のキャンセルが回ってきたため、国枝調教師が「少し早いけど入れられる時に入れておいた方がいいでしょう」と決断。本日22日、美浦トレセンに帰厩しています。
次走の目標は、11月15日、東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦とのことです。
[2009.10.15]
現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
担当者は「引き続きコースでジックリとキャンターを乗っています。少しずつペースが上がってきて、普段でもハロン20秒を切るくらいのキャンターを乗っていますが、素軽い動きを見せていますよ。来た当初は初めての環境ということでテンションが高くなっていましたが、日に日に落ち着きを取り戻してきています。まだ気持ち体は細い印象ですが、与えたカイバは全て平らげていますから、馬体重が増えるのも時間の問題でしょう。次走の『赤松賞』に向けて、帰厩は10月末になりますが、非常に順調にきています。帰厩へ向けて明日は半マイルからハロン15〜15秒を行おうと思っています」と話していました。
[2009.10.08]
現在、千葉県・香取市の菅井牧場内、ジョイナスファームにて調整中。常歩運動を調教前、調教後に30分、ダートコースにてダク1400m、軽めキャンター1400m、キャンター2100mを消化しています。
担当者は「こちらは初めてということもあって、来た当初は少しテンションが高い仕草が見受けられました。ただ、それでも手がつけられなくてしょうがないというレベルではありませんよ。牝馬ということを考えれば、多少のテンションの高さは想定の範囲内です。競馬を使った後ですから、全身をくまなくチェックしましたが、特に大きなダメージはありませんでしたね。その証拠に先週末からは通常のメニューでの調整を始めています。強いてあげれば、体が少し寂しく見えるかなという印象ですが、それも強いてあげればというレベル。毎日カイバは残さず食べていますし、日に日に落ち着きも出てきていますから、体が増えるのも時間の問題でしょう。国枝調教師からは『次走は赤松賞だから、そこから逆算して調整を進めて欲しい』と言われています。レースが11月15日ですから、10月末には帰厩となるはずです」と話していました。
[2009.10.01]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は曇り。厚い雲に覆われて、気温は上がりませんでしたが、運動するにはちょうどいい気候です。馬場状態の回復は遅く、南ニューポリトラックコース以外は「稍重」でした。
ウインマリアベールは、国分優騎手の騎乗で角馬場に入ってくると、ダクと軽めキャンターの乗り込みで入念なチェックを施された後、千葉県香取市にある菅井牧場内ジョイナスファームへと放牧に出ました。
「放牧前に軽く乗って確認したかったので、今日は角馬場に入れてみたのですが、どこにも問題がなかったですね。ちょっと休憩させてあげて、11月15日、東京日曜9R『赤松賞』芝1600m牝馬限定戦を目標に連れて帰ってきます」と、国枝調教師は話していました。リフレッシュさせてもらって、今後に備えます。
[2009.09.30]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は雨のち曇り。久々の雨でしたが強く降り注ぐことはなく、調教スタッフもスプリンターズSの取材に訪れた大勢の取材陣もホッとした様子でした。馬場状態は、南ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
先週の中山土曜2R芝1600mで待望の初勝利を挙げたウインマリアベール。今朝は、出走翌週ですから運動のみで楽をさせてもらっています。
「疲れもないですし、変わりはありませんね」と話す国枝調教師ですが、「初勝利のご褒美に、一旦ゆっくりさせてあげましょう」ということで、明日にでも千葉県香取市にある菅井牧場内ジョイナスファームへリフレッシュ放牧に出ることになっています。
気になる次走の目標は、11月15日、東京日曜9R「赤松賞」芝1600m牝馬限定戦ということですから、放牧期間はそれほど長くはもらえませんが、しっかりリフレッシュしてきてくれることでしょう。
国枝調教師は勝利直後にも関わらず「前走でもまだ力を出し切っていない。今度はメンバーも強くなるから、しっかり走れるように調整します」と、強い口調で次走に向けての抱負を語っていました。
[2009.09.25]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は晴れ。空が高く、まさに秋の様相。日差しは強くても、穏やかで爽やかな気候です。馬場状態は、今日もすべて「良」でした。
明日の中山2R芝1600mへの出走が確定したウインマリアベールは、今朝は藤井調教厩務員の騎乗でまず南馬場の角馬場入り。ここでダクを踏んだ後に、Aコースを軽めキャンターで1周。続けて坂路にも移動するとやや強めのキャンターで1本というメニューで最終調整を完了しています。
「順調に来ています」とは藤井厩務員で、厩舎の番頭格の佐藤調教助手も「今週で決めたいです!」と、引き締まった表情でした。10頭だてと頭数も落ち着きましたし、状態も良好ですから期待がかかります。締めくくりは国枝調教師で「直線の坂? 大丈夫だよ」と、初コースにも強気です。
[2009.09.24]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は晴れ。湿度が低く、気持ちのよい秋晴れ。気温は徐々に上がりましたが、時折吹き込む風が心地いいです。馬場状態は、すべて「良」でした。
追い切り明けのウインマリアベールですから、今朝は厩舎周りの運動で調整されています。
「引き続き落ち着きがあるね。こうやって厩舎で調整していても、1戦1戦成長できるのは落ち着きがあるからこそ。今回もいい状態で臨めそうだね」と、国枝調教師は笑顔が絶えません。予定通り、今週の中山土曜2R芝1600mに内田騎手で出馬投票を行います。
[2009.09.23]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は曇り時々晴れ。曇り空から時折太陽が顔を出すという空模様ですが、久々に気温が高い一日でした。ただ、厳しい残暑というほどではありません。馬場状態は、すべて「良」となっています。
先週の競馬開催が変則で行われた関係で、今週は全休日が火曜日となっていますが、特例として昨日は重賞出走予定馬とその帯同に限り馬場入りが許されていました。今週の中山土曜2R芝1600mに内田博騎手で出走を予定しているウインマリアベールは、このルールを適用して昨日も坂路1本を消化。そして今朝は、南角馬場からAコースでの乗り込み後には、国分優騎手の騎乗で坂路に入って、3歳500万下レッドリップスを相手に併せ馬で最終追い切りがかけられました。
先行で外を進んだマリアベールに対し、後藤騎手騎乗のレッドが残り1Fから体を併せてくると、この動きにもシッカリと対応。馬なりのままで脚を伸ばし、併入でゴールしています。
国枝調教師は「いい動きだったなぁ」と愛弟子に声をかけると、すかさず「はい!」と大きな声で答え、そして「背中に芯が通ってきた感じがします。さらに良化していますよ」と、好感触も伝えてくれました。
今週は楽しみなレースになりそうな予感がします。
[2009.09.18]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は晴れのち曇り。晴れの日と気温は同じでも、曇りとなると体感温度はグッと下がります。もう昼間に汗が吹き出ることはなくなりました。馬場状態は、すべて「良」です。
来週の中山土曜2R芝1600mを内田騎手で予定しているウインマリアベール。国枝調教師は「20日日曜日にサッと追って、来週もうひと追いします。馬の状態は本当にいいので、仕上げの計算は頭のなかでもう立っています」と、自信満々でした。
さて、今朝は町田調教助手が騎乗して、南馬場の角馬場からAコースを1周。その後は坂路を楽走で1本というように、十分な負荷を連日かけられています。マリアベールの動きを確認した国枝調教師からは「そろそろ勝たせないとなぁ」との独り言が聞こえました。
[2009.09.17]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は晴れ。日を追う毎に秋の気配が深まります。昨日より2度低いスタートで、半袖姿が違和感を覚えるようになりました。馬場状態は、すべて「良」です。
ウインマリアベールは、町田調教助手が騎乗して南馬場の角馬場からAコースでキャンターを1周。その後は坂路へ行って、楽走1本を元気に駆け上がっています。
毎日の締めの1本を、昨日はWコース、今日は坂路というようにバリエーションをつけていることについて、国枝調教師は「マリアベールが素直で乗りやすい馬なので、どっちでも大丈夫だからなんです。一緒に調整する馬が坂路しか入れなかったり、コースじゃないとダメだったりするケースが少なからずあって、そんなときでもマリアベールはどっちでも合わせられる。これは調教の段取りを組むこちらとしてはありがたいし、競馬での乗りやすさにも繋がってくることなんです」と、解説してくれました。
[2009.09.16]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は曇りのち晴れ。気持ちのいい秋風が吹き込み、気温より涼しく感じる朝です。昨夜は少量の雨が降りましたが、馬場には影響はありません。すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、町田調教助手(武豊騎手、蛯名正騎手と同期デビューの元騎手です)が騎乗して、南馬場の角馬場からまずはAコースをゆったりとしたキャンターで1周。その後、Wコースを体を大きく伸ばすフォームで1周していました。
国枝調教師が「前走2着したあと、反動が出るのかなとも思っていたんだけど、逆にいい方向に変わってきました。これなら、内田騎手の騎乗予定で来週の中山土曜2R芝1600mに自信を持って送り出せます」とニンマリ。今週は、週末に1本追い切る予定だそうです。
[2009.09.11]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は晴れ。ここ最近は晴天続きのために馬場は乾燥しており、風がなくても馬が駆けるたびに砂煙が上がっていました。馬場状態は、今日もすべて「良」です。
ウインマリアベールは、今日から坂路入りを再開。担当の藤井調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場でのダク踏みとAコース1周を終えてから、坂路に移動すると楽走1本といったメニューで調整されています。
「競馬を使っても落ち着いているのがいいですね。これからどんどん心身ともに成長していくでしょう」と、今日も満面の笑みで話す国枝調教師は、次走についても、9月26日、中山土曜2R芝1600mを候補に挙げていまいした。
[2009.09.10]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は晴れ。きれいな青空が広がり、日差しは強いのですが、風はすでに秋の気配。一年で一番過ごしやすい陽気です。馬場状態は、今日もすべて「良」でした。
国分優騎手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、角馬場のみではありますが、時間をかけてダクと軽めキャンターで乗り込まれています。
開口一番に「まったく問題ないね」と話し始めた国枝調教師は、「前走は過去3戦で一番競馬に参戦してきたわけだけど、問題が出るわけでもない。まだこれからの馬だけれど、芯はしっかりしているということでしょう」と、話している間も笑顔が絶えません。
しかし、次走について「今週から始まった中山開催には毎週のように芝1600mがあるからね。状態と相手関係をジックリ見極めます」と、じらす口ぶり。正式決定はもう少し先になりそうです。
[2009.09.09]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は晴れ。北海道開催が終了し、遠征していたジョッキー達も集合。秋競馬開幕を告げています。なお、本日から馬場開場時間が6時に変更となっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
先週の新潟日曜1Rで2着惜敗だったウインマリアベール。今朝はレース翌週ということで厩舎周りの運動で楽をさせてもらっています。
「勝てなかったのは、本当に残念。抜け出した後にちょっとモノ見をしたというのもあったようだけど、レース振りは良くなっているのは分かりましたね」と、前走を振り返る国枝調教師は残念と納得が半々という表情で話していました。
ダメージについても「特に気になるところはありませんし、丈夫さもあるようです」とのことですが、もう少し状態を確認してから、このまま厩舎で進めるか、短期で放牧に出すかを決定する方針だそうです。
[2009.09.04]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温19度、天候は曇り。今朝も空気は冷たく、すっかり夏は過ぎ去ってしまったように感じます。馬場状態は、今日もすべて「良」でした。
今週の新潟日曜1R芝1600mへの出走が確定したウインマリアベールは、南馬場の角馬場とAコースで軽く乗り込んだ後、坂路コースを楽走1本というメニューで調整されました。
「状態はいいでしょう。前走は1400mということもあって、メリハリのない競馬になってしまったようにも感じているんです。そういう点ではマイルの距離はいいと思うし、あとはウッチー(内田騎手)がどう導いてくれるかですね」とは国枝調教師で、「早稲ではない」としながらも「早く決めるにこしたことはない」と、勝ち上がりを期待していました。
メンバーには前走成績がいい馬が集まりましたが、その中でどういう競馬を見せられるか、楽しみです。
[2009.09.03]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温20度、天候は曇り。すっかり朝晩はひんやりとした空気に包まれる日が多くなり、日中も太陽が顔を出しても暑さを感じない陽気になりました。調教も楽です。馬場状態は、すべて「良」でした。
今朝のウインマリアベールは、追い切り明けですから厩舎周りの運動のみで調整されています。
「状態はいいですよ。体に張りがあるし、昨日はかなり速い時計を出したのに、今日の様子も変わりありませんからね」と、国枝調教師は満足そうに語っていました。
予定通り、今週の新潟日曜1R芝1600mに内田博騎手で出馬投票を行います。
[2009.09.02]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は曇り。風が冷たくて気温も上がらず、9月になったばかりとは思えないほど寒い一日でした。上着は必須アイテムです。馬場状態は、すべて「良」でした。
内田博騎手を背に南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、角馬場でのダク踏みとAコース1周で準備運動を済ませると、ニューポリトラックコースに移動して佐藤調教助手が騎乗する2歳新馬サイレントメロディーを相手に併せ馬で最終追い切りがかけられました。
サイレントの3秒ほど後方からスタートしたマリアベールは、コーナーで進路を外へ取ります。残り3F標識を通過した時点でも、まだ前とは6馬身ほどの差があったのですが、直線入り口に差し掛かったところでサイレントを射程距離に捕らえて併走状態へ。残り1Fから一杯に追われたサイレトに対して、マリアベールはゴール前で強めに追われ、そのまま併入フィニッシュを決めています。
時計は5F65秒4で、なかなか優秀な動きを見せたマリアベールに、内田博騎手は「まだトモの使い方に良化の余地を感じますが、気持ちは前向きでしたし、状態は上向いていますね」と、進歩を認めてくれています。
ということで、今週の新潟日曜1R芝1600mに内田博騎手で向かう予定となっています。
[2009.08.28]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は晴れ。太陽が昇ると同時にキレイな青空が広がり、久々に日差しの強い一日でした。馬場状態は、今日もすべて「良」です。
今朝も元気なウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗で南馬場入り。角馬場とAコース1周を流した後、ニューポリトラックコースにも移って普通キャンターで乗り込んでいました。
「シッカリしてきていると思いますよ。この2戦でなんだか周囲は静かになっているけれど、これからの馬だし、厩舎の評価は変わりません」と、国枝調教師は変わらずに素質を高く買ってくれています。
[2009.08.27]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温20度、天候は曇り時々晴れ。朝方は半袖では肌寒さを感じるほどでした。今年の夏が涼しいまま終わってしまうのは、少し寂しい気もします。馬場状態は、今日もすべて「良」でした。
追い切り明けのウインマリアベールは、厩舎周りの運動のみで調整が行われています。
どちらかというとスマートな体型ですが、体にはハリがあり、体調の良さが十分に伝わってきますし、国枝調教師も「カイバも心配ないし、落ち着きもあるので調整もしやすい優等生。順調ですよ」と、語っていました。
[2009.08.26]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は晴れ。朝から晴れ間が広がっても気温の上昇は鈍く、過ごしやすい快適な一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗で南馬場に入り、角馬場でのダク踏みとAコースで軽めキャンターでウオーミングアップを行った後、坂路を併せ馬で1週前追い切りがかけられました。
相手は、佐藤調教助手が騎乗する2歳未勝利ソルプリマベラで、追い切りはマリアベールの先行でスタート。残り1F標識を通過するあたりから内に相手を迎え入れて併せ馬となると、お互いに馬なりで併入でゴールしています。相変わらず動きはシッカリしていました。
「順調だね」と笑顔の国枝調教師は、「体も変わりないし、来週追い切ってちょうどいいタイミングでレースを向かえられると思うよ」と、来週の新潟日曜1R芝1600mに内田騎手で向かうことも明らかにしていました。
[2009.08.21]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り時々晴れ。日の出時間が遅くなってきたことで、早朝は幾分涼しく感じるようになってきましたが、それでも日が昇るとまだまだ暑いです。馬場状態はすべて「良」でした。
ウインマリアベールは藤井調教厩務員の騎乗で南コース入り。ダクを中心に乗られた後、Aコースに移って軽めのキャンター。さらにそこから坂路に移動して、強めキャンターで1本駆け上がっています。
「素軽さもあるし、状態はいいですよ」と、佐藤調教助手はマリアベールの順調さにニッコリしていました。
[2009.08.20]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は晴れ。すっきりと晴れ渡った空が気温の上昇を後押しして、久しぶりに厳しい暑さとなりました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、今日も奥村調教助手の騎乗で南馬場入り。角馬場でじっくりとダクを踏んだ後には、Aコースを軽めキャンターで1周、さらに坂路コースに移って楽走1本の登坂を消化しました。
「カイバもしっかり食べていて、歩様に硬さもありません。とにかく落ち着いているのがいいですね」とは、奥村調教助手からの報告です。この時期の牝馬ですから、順調がなによりの報告です。
[2009.08.19]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。朝晩の気温はだいぶ低めになってきましたが、曇り空に太陽が覆われていても、やはり動くと汗が出るのがこの季節です。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、南角馬場でのダク踏みを終えると、Aコースを軽めのキャンターで1周。その後、坂路コースに移って楽走1本で登坂というメニューで乗り込まれています。
騎乗した奥村調教助手は「どこにも問題はないですね。状態も変わらずにいいですよ。次走は、9月6日、新潟日曜1R芝1600mが目標とのことですから、ジックリやっていきます」と、語っていました。落ち着きもありますし、体も好状態が保たれているようです。
[2009.08.14]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は曇り。ジメジメと湿度が高いばっかりでどんよりとした空模様。夏らしくカラッと晴れた青空が恋しくなってきます。馬場状態は、すべて「良」でした。
佐藤調教助手の騎乗で南馬場へと入ってきたウインマリアベールは、角馬場でのダク踏みを終えると、次はAコースへ向かい軽めキャンターで1周。その後、坂路コースにも移動して楽走1本といったメニューで調整が行われました。
「レースの疲れなどはありません。これくらいのところを乗っている感触は抜群ですから、前走の結果はちょっと納得できるものではないんですが、あのレースペースだとまだ若さが出てしまうのかもしれませんね。でも素質は高いですから、焦らずに行きましょう」と、佐藤助手は話しています。
レースを使いながらも、決して無理はさせず、ジックリと成長を促す方針とのことです。
[2009.08.13]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。厚い雲が太陽を遮ったおかげで気温の上昇は緩やか。湿度こそ高いですが、過ごしやすい一日でした。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、今日から馬場入りを開始。南馬場の角馬場でのダクと、Aコースでの軽めキャンターという内容をしっかりとこなし、レース後の順調さをアピールしていました。
「体も減っていないし、なんら問題ありませんね。状態を見ながらですが、次は、9月6日、新潟日曜1R芝1600mなども候補のひとつかな」と、国枝調教師は語っています。
[2009.08.12]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇りのち晴れ。涼しく感じたのもつかの間、太陽が顔を出したとたんに真夏日。ただ、暑くてもしばらくぶりの好天は気持ちのいいものです。馬場状態は、すべて「良」でした。
先週は期待されたほどの結果を残すことが出来なかったウインマリアベール。今朝は厩舎周りの運動のみにとどめられていますが、「体の減りもないですし、レース前とさほど変わりない状態です」という順調報告が国枝調教師からありました。
このまま厩舎において調整を続けるかは、もう少し様子を見てから判断するとのことですが、国枝調教師は「新潟でもう1戦」という方向も考えているそうで、「まだ能力と結果が一致していないけれど、これからですよ」と、前向きな見解を示していました。
[2009.08.07]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇りのち晴れ。曇っていた空は次第に晴れ間が覗き、夏本番の天気。人馬ともに厳しい季節です。馬場状態は、すべて「良」でした。
今週の新潟日曜1R芝1400m牝馬限定戦に出走が確定しているウインマリアベールは、今朝は佐藤調教助手の騎乗で南馬場へと入り、角馬場とAコースで軽めに乗り込んだ後、坂路1本というメニューで最終調整が行われました。
「グッドコンディション」と、馬上から笑顔で状態の良さを伝えてくれた佐藤助手は、粒ぞろいのメンバー構成ということにも「しっかり勝って帰ってきたいと思っています」と、強気でした。
[2009.08.06]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は曇り。相変わらず湿度は高いですが、太陽が隠れている分過ごしやすくなっています。時折細かく降る雨も逆に気持ちよく感じられました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
追い切り明けのウインマリアベールは、厩舎周りの運動で調整されました。
「いい状態で行けると思います。しっかりと結果を残したいですね」とキッパリ話すのは、出張中の国枝調教師の留守を預かる佐藤調教助手で、指名を受けた松岡騎手も「超のつく良血馬。レースで騎乗するのを楽しみにしています」と、語っていました。
予定通り、今週の新潟日曜1R芝1400m牝馬限定戦に松岡騎手で出馬投票を行います。
[2009.08.05]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は晴れ時々曇り。雲の切れ間から太陽が顔を出すと一気に気温も上がり、夏らしい暑い一日になりました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
今週の新潟遠征を予定しているウインマリアベールは、佐藤調教助手の騎乗で南馬場の角馬場に入り、ここで準備運動をジックリ行った後、Wコースに移って3頭併せでの最終追い切りがかけられました。
マリアベールが先行、その4馬身ほど後方から2歳新馬ショウナンアストン、さらにその1馬身後方から2歳新馬ドリームシーサーという隊列でスタート。4コーナーで先行のマリアベールから順に外へ進路を取ると、直線入り口から3頭で体を併せます。大外を回ったマリアベールは手応え十分なのに対し、真ん中のショウナンが直線半ばで苦しくなってしまったため、内のドリームとは馬なりのまま併入フィニッシュ。ショウナンは、半馬身の遅れでした。
「いいですね。順調ですし、気持ちも入っていますよ。上昇も見込めるでしょうし、楽しみです」と、佐藤助手が話しているように、予定通り、今週の新潟日曜1R芝1400m牝馬限定戦に向かうこととなりました。松岡騎手とのコンビで初勝利を目指します。
[2009.07.31]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は曇り。前日からの猛暑から一転して涼しい朝。半袖では寒いくらいで、上着を着込む調教スタッフの姿も見られました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗で南馬場へ。角馬場でダクを行った後、Aコースではキャンターを軽めに流し、続けてニューポリトラックコースに移って普通キャンターというメニューで乗り込みを行っています。
「戻ってきた当初は『少し細いかなぁ』って話も聞いていたけれど、今はずいぶんとフックラ見せていますし、至って順調です」と、国枝調教師は語っていました。落ち着きもあるとのことですから、来週が楽しみです。
[2009.07.30]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は曇り時々晴れ。相変わらず蒸し暑さが続いています。馬場閉鎖時間近くになって太陽も顔を出し、いっそう暑さを増幅させていました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
昨日、併せ馬の形で1週前追い切りをかけられたウインマリアベールですが、それほど速い時計ではなかったこともあって、今日も南馬場へ入場。藤井調教厩務員の騎乗で角馬場に入って、ジックリと体を動かしていました。
「カイバも食べていますし、順調そのもの。体調も良さそうです」とは、笑顔の国枝調教師です。来週の出走に向けて予定通りに進んでいるようです。
[2009.07.29]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り。曇ってはいても気温も湿度も高く、立っているだけで止めどなく汗が流れ出します。馬場状態は、すべて「良」でした。
加藤騎手を背にしたウインマリアベールは、南馬場へと入って角馬場からAコースを1周半した後、Wコースに移動して3頭併せで時計を出しています。ゼッケン番号1103と1135という入厩間もない2歳馬をパートナーにしたこともあり、追い切りとは言っても軽めの内容でした。
2頭を先行させ、一番後ろからスタートしたマリアベールは、コーナーで最内に入って直線に向いたのですが、抑えきれないほどの手応え。ラストまで馬なりで3頭揃っての併入でしたが、マリアベールは動き、気合乗りとも上々でした。これには「いやぁ、ヤル気満々な感じでいい雰囲気ですよ。さすが良血馬。乗ってても気持ちがいいですねぇ」と、加藤騎手はニコニコ。来週予定している新潟日曜1R芝1400m牝馬限定戦への出走に向けて、いたって順調です。
なお、騎乗を予定していた内田博騎手が海外に遠征するため、松岡騎手にスイッチしたとのことでした。
[2009.07.24]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り。湿度が高く、蒸し暑い朝。厚い雲が広がってきたのは馬場閉鎖時間が近づいてきた頃で、調教中に振り出さなかったのは救いでした。馬場状態は、南ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
昨日、帰厩したばかりのウインマリアベールですが、早速、今朝から馬場入りを開始しています。佐藤調教助手の騎乗でAコースを軽めのキャンターで1周した後には、角馬場に移って常歩を行い、さらにWコースをキャンターで1周というメニューを消化。濃い内容です。
「元気一杯でしたよ。いい状態で戻ってきてくれました。予定している、8月9日、新潟日曜1R芝1400m牝馬限定戦が楽しみです」と、佐藤助手は好感触を伝えてくれました。
[2009.07.23]
デビュー戦後から茨城県潮来にあるミッドウェイFへと放牧に出ていたウインマリアベールが、本日、美浦トレセン・国枝厩舎に帰厩しています。
「目標は、8月9日、新潟日曜1R芝1400m牝馬限定戦。距離が延びるのはプラスですし、レースを経験したことでの変わり身も見込めるでしょう。いい状態で送り込むように頑張ります」と、北海道出張中の国枝調教師に代わって陣頭指揮を執る佐藤調教助手は、気合の面持ちで語っていました。
[2009.07.16]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター2000m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「引き続き、毎日ダートコースから坂路というメニューを消化しています。オープン馬のハチマンダイボサツと併せて坂路を上がっているのですが、毎日ハロン18秒くらいの速いペースになっています。オープン馬には楽なメニューでしょうが、2歳のこの時期として決して楽ではないですよ。それもこの暑さの中ですからね。それを楽にこなせるマリアベールはやはりレベルが高い馬なのでしょう。精神面に関しては、『これがマリアベール?』というくらい成長しています。トレセンを経験して、ここまで落ち着きが出る牝馬は珍しいくらいです。そういう精神面の中、カイバはバリバリ食べますから、体は自然と増えてきます。見た目で増えたと感じるくらいですから、数字上はかなり増えているんだと思います。おそらく来週辺りには帰厩のお声が掛かるはずです」と話していました。
[2009.07.09]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター2000m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「デビュー戦を終えてこちらへ帰って来ましたが、馬体にダメージはまったくありませんでしたよ。体に関しては、送り出した時と比べると細くなってはいるのですが、それは当然です。細くなったというより、引き締まったという表現が合っているのだと思います。体質面をあまり心配していないのですが、それには精神面での大きな変化があったからです。以前は牝馬ですから、少しカリカリした部分も併せ持っていたのですが、トレセンを経験して、うるさくなるどころか、逆にドッシリとなって帰ってきました。牝馬だと、トレセンの環境に慣れることができずにカリカリして体を減らして帰ってくる馬が多いのですが、マリアベールのこの状態は頼もしかったですね。しかも、帰ってきてからはバリバリとカイバを食べているんですから、心配など皆無と言っても過言ではないでしょう。早速、坂路で乗っているというのが、順調さを物語っています」と話していました。
[2009.07.03]
次走に向けてどのような調整を行っていくか検討されていたウインマリアベールですが、「1週間から10日くらいの放牧を挟んであげましょう」という国枝調教師の判断で、本日の早朝、茨城県潮来にあるミッドウェイFへ放牧に出ています。
「とくに何も心配はいらないのですが、初めての競馬後ですから、ミッドウェイFでケアしてもらって、同時に少し体もフックラさせてもらいましょう」と、同調教師は放牧の狙いを口にしていました。次走は、7月18日から始まる新潟開催に変更はなく、3週目の8月2日、新潟日曜2R芝1400mを中心に考えているそうです。
[2009.07.02]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温20度、天候は雨。少しずつ強くなってきた雨足は、調教中には本降りに。まさに梅雨時期らしい天候でした。もちろん馬場状態も悪く、「重」〜「不良」となっています。
ウインマリアベールは、今日も藤井調教厩務員の騎乗で南馬場の角馬場でダクを中心に乗り込まれました。
昨日、北海道出張から戻ってきた国枝調教師はすぐにマリアベールの状態を確認したそうで「これなら大丈夫!」と、レース前と変わらない様子にご満悦でした。次走については、8月2日、新潟日曜2R芝1400mを頭に入れているそうで、「1週間から10日程度の放牧を挟むか、このまま厩舎で調整するかは、現在思案中」とのことです。
[2009.07.01]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は曇り。昨日からの雨は馬場開場時間直前に上がりましたが、いつ再び降り出してもおかしくない雲行き。それでもどうにか調教中は降られずにすみました。馬場状態は、「稍重」〜「重」となっています。
先週の福島でデビューを果たしたウインマリアベール。レースの疲れもほとんどなかったとのことで、カイバもきちんと食べているそうです。帰厩後の馬体重も434キロで、これには佐藤調教助手もニッコリ。「たいしたもんですね。初めての競馬、しかも輸送もあったのに変わらないんだから。まだまだこれからの馬だし、結果は3着でも誰も悲観していませんよ」と、話していました。
今朝は、藤井調教厩務員の騎乗で角馬場に入って軽めに乗り込んでいましたが、テンションも変わりはありません。国枝調教師が今日にも北海道から戻ってくる予定だそうで、状況を確認後は、いったん茨城県潮来にあるミッドウェイFへ短期放牧という段取りになっているそうです。
次走は、7月18日から始まる新潟開催の3週目もしくは、4週目が濃厚とのことでした。
[2009.06.26]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇り時々晴れ。早朝は軽くモヤがかかった薄曇で、スッキリとはいきません。それでも時折太陽が顔を覗かせ、蒸し暑い一日でした。馬場状態はすべて回復して、「良」となっています。
今週の福島日曜5R芝1200mに内田博騎手の手綱でデビューが決まったウインマリアベールは、今朝は藤井調教厩務員が騎乗して南馬場入り。角馬場でダクを入念に踏み込んだ後には、Wコースに移動してキャンターで1周というメニューで最終調整を行っています。
「入厩してきてからも非常に順調にここまで来ました。先々を見込んでいる存在で、いろいろと成長の余地を残している状況ですが、それでもレベルは高いですよ」と、国枝調教師は期待の面持ちで語っていました。もちろんマスコミからも今週デビューする新馬の中で注目の1頭に数えられていますから、どのようなレースぶりを見せてくれるか楽しみです。
[2009.06.25]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は曇り。太陽は依然として顔を見せてくれませんが、雨の気配もなく過ごしやすい一日でした。馬場状態の回復は遅く、「良」〜「稍重」となっています。
今朝のウインマリアベールは、追い切り明けということで厩舎周りの引き運動を中心としたメニューで調整されました。
「入厩からここまで本当に順調に来ました。同じ時期に入厩してきた2歳馬はいったんバテることがあったのに、マリアベールは皆無。細身のタイプですが、先週あたりから体もいくぶん増えているんだから、たいしたもんだよ」と話しながら笑顔が絶えない佐藤調教助手は、さらに「もちろんまだまだこれからの馬ですし、本質的には距離も延びた方がいいと思うのですが、初戦としてはいい仕上がりで向かえると思います」と、力強く語っていました。
予定通り、今週の福島日曜5R芝1200mに内田博騎手とのコンビで、07年産馬の先陣をきってデビューを迎えます。
[2009.06.24]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇りのち雨。運悪く、馬場開場後すぐに雨が降り始め、時折強く降りつけて馬場も徐々にぬかるんでいきました。水はけのいい南ニューポリトラック以外は、「重」〜「不良」となっています。
今週の福島日曜5R芝1200mでデビューを予定しているウインマリアベールは、今朝は内田博騎手を背に南馬場へと入り、角馬場とAコース1周でウォーミングアップを済ませると、坂路へ移動して3頭併せでの最終追い切りがかけられました。
相手は、3歳500万下レッドリップスと今週の福島土曜5Rダート1000mでデビューを迎えるタカラハーバー。先行したレッドが外に位置を取り、続いてタカラが中、その後から内にマリアベールという隊列でスタートしていきます。残り1Fで横並びになると、ラストは3頭とも馬なりのまま揃って併入ゴール。先週同様に手応えではタカラが上回っていましたが、マリアベールも軽快な走りを見せています。
「手応えの差はタイプ的なものが大きいですね。まだ体の使い方にぎこちない部分があって、『追いかけようとしているのだけれど、うまく追いかけられない』といった面もありますが、そういう馬の方が先々伸びシロが大きいもの。素直な馬でいいモノを持っていますし、今の時点としては仕上がりも良好と言っていいでしょう。まずは、レースでどのように動けるかです」と、内田博騎手は感触を語っていました。
新馬戦前のコメントはたいてい辛口な内田博騎手らしく慎重な口ぶりですが、話の節々には期待の大きさがうかがえます。どのような初戦を迎えられるか、楽しみになってきました。
[2009.06.19]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温18度、天候は曇り。梅雨らしい空模様で、厚い雲からは時折細かい雨が落ちてきました。晴れ間が出ないことで馬場の回復も遅く、今日も「良」〜「稍重」となっています。
ウインマリアベールは、藤井調教厩務員の騎乗で南馬場に入り、角馬場でのダク踏みとDコースをキャンター1周というメニューで乗り込まれました。
「馬体重は競馬で430キロ台という感じかな。入厩から馬体重の変化はほとんどないね。そのあたりも頼もしいところでしょう。来週はサッと時計を出す程度でいいね」と、国枝調教師は語っています。
いよいよ今週から新馬戦が開幕。国枝厩舎勢は注目の存在ですが、その中でもマリアベールの存在感は大きいです。
[2009.06.18]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温16度、天候は曇り。相変わらずの曇り空。いつ雨が落ちてきても不思議のない状況でしたが、午前中はなんとかもってくれました。馬場状態は、「良」〜「稍重」となっています。
追い切り明けということで厩舎周りの引き運動で調整を行ったウインマリアベール。佐藤調教助手からは「追い切り後も特に変わりはありませんね。精神的に落ち着きがあるせいか馬房でもゆとりがある分、回復できるのでしょう。順調に仕上がっていますし、いい状態で出走できると思いますよ」との報告が届いています。
来週予定しているデビュー戦、福島日曜5R芝1200mに向けて、マスコミ各社の注目も増してきました。
[2009.06.17]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温18度、天候は曇り。昨晩の激しい雷雨は今朝の馬場にも影響しており、ニューポリトラックコース以外は「稍重」〜「重」となっています。空もどんよりで、気温も上がらずに少しばかり肌寒い一日でした。
ウインマリアベールは、藤井調教厩務員が騎乗して南馬場の角馬場へと入り、ダクを中心としたウォーミングアップを行った後、坂路コースに移って2歳新馬タカラハーバーとの併せ馬で追い切りがかけられました。
マリアベールが先行して外に進路を取り、残り1Fから体を併せます。手応えで上回ったのは終始馬なりのタカラの方で、マリアベールは強め程度に追われて併入フィニッシュ。手応えでやや劣る内容となってしまいましたが、国枝調教師は納得顔で「タカラの方が短いところって感じだね。今日の2頭の差はタイプが違う分だよ」と、説明。そして、「とにかくマリアベールは順調に来ているし、だいぶ仕上がってきた」と、時計の優秀さを強調していました。
国枝厩舎では、今週から始まる新馬戦に2頭が出走を予定しているそうで、「これらの結果が指標になるから、応援よろしく」と、言い残していました。
[2009.06.12]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は曇り。深いモヤに包まれた中での調教開始でした。1時間ほどで消えましたが、日差しが出てきたのは調教も終わり頃。暑くなったのは午後からで、その前に調教を終えたのは幸いでした。馬場状態は、「良」〜「稍重」に回復していました。
ウインマリアベールは、内田騎手が騎乗して南馬場へ入場してくると、角馬場でダクを中心に乗り込んだ後は、Aコースを1周半。さらに芝コースにも入ってキャンターというメニューで乗られています。
調教を終えた内田騎手からは「ちょっとカリカリする面はあるけれど、この時期の牝馬としては気性的な問題はないといっていいくらいです。バネもあって、いい走りをしますね」と、相変わらずの高評価が聞かれました。
入厩から約3週間が経過していますから、そろそろ疲れなどが見えてもおかしくない時期ですが、それも見られないのは芯がシッカリしている証拠といっていいでしょう。いたって順調です。
[2009.06.11]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は雨。本降りにならないまでも午前中いっぱいはシトシトと雨が降り注いでいました。さっそく梅雨らしい天気です。馬場状態は、南ニューポリトラックを除いてすべて「重」でした。
追い切り明けのウインマリアベールは、たっぷりと時間をかけた厩舎周りの運動で調整されています。
「追い切ったあとでも馬房の中でリラックスできるのがいいところ。カイバも食べていますし、優等生ですよ」と、国枝調教師はニコニコしながら語っていました。注目の新馬ということで、マスコミからの取材を多く受けている国枝調教師ですが、そのたびに「ウチの期待馬」と答えている姿を目にします。周囲の評判も上々です。
[2009.06.10]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は曇り。雨は降らないまでも雲は厚く、どんよりとした一日。湿度が高く、梅雨の近づきを感じます。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインマリアベールは、国分優騎手の騎乗で南馬場の角馬場入り。ダクを中心に体を動かした後は、坂路コースに移って併せ馬での追い切りがかけられました。
後藤騎手が騎乗する2歳新馬タカラハーバーが相手で、その内に体を併せて同時にスタート。その後もずっと併走でお互いに馬なりのまま、併入でのゴールとなっています。キビキビした動きで4F52秒4をマークしたことに、騎乗した国分優騎手は「入厩したときから体も減らないですし、しっかりしていますよ。これくらいは楽に動けますし、楽しみですね」と、笑顔で順調な足取りを報告してくれました。
さて、気になるデビュー戦ですが、国枝厩舎からは早期デビューを予定している馬が数頭いて、現在のところ番組を熟考している最中とのこと。マリアベールは、6月28日、福島日曜5R芝1200mに内田博騎手で臨むことが有力となってきています。
[2009.06.05]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温18度、天候は曇り。今にも雨が降り出しそうな空でしたが、午前中はなんとか耐えてくれました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、内田騎手を背に坂路1本の登坂を行った後、南Dコースのゲートへ向かい、初めてのゲート試験に臨みました。
スタートはそれほど出されたことがなかったのですが、1回目でなかなかの好発を見せます。合否が決まる2回目も、枠入りや枠内での駐立を無難にこなし、続けてのスタートダッシュも一番に飛び出して、文句なしの一発合格。アパパネとグリーンウィズダムといういつものメンバーでの受験だったのですが、その2頭はスタートダッシュではマリアベールに遅れながらも合格判定をもらったそうですから、マリアベールがいかに優秀かということが証明されました。
「昨日まではまだフワッとしていたから正直『どうかな?』という気持ちもあったけれど、これがセンスというヤツだね」と、国枝調教師はニッコニコ。内田騎手も「使っている馬より速いよ。ちょっとカッとなるところはありますが、すぐに平静を取り戻すところはいいですね」と、好感触を伝えてくれました。
これからデビューに向けた調教が積まれていくことになりますが、どのような動きを見せてくれるか非常に楽しみです。
[2009.06.04]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は曇り。太陽が顔を覗かせないのはいくぶん物足りなさを感じますが、調教にはちょうどいい陽気でした。馬場状態は、すべて「良」です。
今朝のウインマリアベールは、すっかりお馴染みとなった2歳新馬アパパネ、グリーンウィズダムと一緒にゲート練習を行いました。
南馬場のDコース奥に設置してあるゲートに2度通された後、一連の動作に移ります。寄り付き、枠内での駐立は問題なくクリアしたのですが、続けてのダッシュは素速く出るまでにはいたらず、一緒に練習をした2頭にも少し遅れを取ってしまいました。
とはいえ、国枝調教師は余裕の表情で「今日は無理して出していかなかっただけ。覚えはいいから、明日は試験を受けてみようと思っているんです」と、明日、ゲート試験を受ける方針が伝えられています。また、昨日の追い切り後についても「カイバもしっかりと食べているし、落ち着きもあるね。いい感じだよ」と、満足そうに語っていました。
2歳馬としては大人びた雰囲気を持っているというのは、心強いポイントです。
[2009.06.03]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は曇り。あいにく晴れ間は見られませんでしたが、気温は適度で、気持ちよく調教が行えていました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
ウインマリアベールは、南馬場の角馬場とAコースでダク中心に乗り込んだ後、ほぼ同じタイミングで入厩した2歳馬2頭と共に坂路コースへ移動して追い切りがかけられました。
先行がアパパネで、続いてグリーンウィズダム、最後方からマリアベールという隊列でスタート。先行から順に外へと進路を取って行きます。マリアベールは最内で、残り1Fから3頭で体を併せ、脚色も3頭ともが馬なりで併入フィニッシュしましたが、マリアベールの素軽い走りが目を引いていました。
走破タイムが4F52秒9だったことに、国枝調教師は「本当はもう少し遅くて良かったんだけれど」と前置きをしたところで、「他の2頭は少し気が入るタイプだから、それらに引っ張られる格好で少し速くなったんだな。でも、このタイムでも余裕シャクシャクで楽に動けているからいいでしょう。気持ちにも余裕があって、体も今のところフックラしているし、すごく順調だよ」と、笑顔で語っていました。
明日はゲート練習を予定しており、その状況次第では5日金曜の受験も考えているそうです。
[2009.05.29]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温17度、天候は雨。雨は強くなったり弱くなったりを繰り返しながら降り続け、風も強く、なかなか厄介な天候でした。馬場状態も悪く、「重」〜「不良」となっています。
ウインマリアベールは、坂路1本の登坂を消化したあと、例によってAコース脇のゲートコースへ移動しゲート練習に励んでいます。パートナーは引き続き2歳馬のアパパネとグリーンウィズダムで、マリアベールを真ん中に寄り付き、駐立からスタートまでを行いました。
グリーンが少しうるさい素振りを見せたのですが、マリアベールはそれにつられることはありません。大人しく立っていられるのは何よりです。スタートはまだ勉強中という状況ですが、昨日よりスムーズに出ることができていました。
国枝調教師からも「この様子なら早ければ来週、遅くても再来週には試験を受けてもいいだろうね。今のところカッとなりすぎるようなところもないよ」との報告が届いていますし、順調にデビューへの階段を上がっています。
[2009.05.28]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温19度、天候は曇りのち雨。今日から天気は下り坂の予報が出ているように、調教開始から雨がポツリポツリと落ちてきました。気温もまったく上がらず、久しぶりに肌寒い一日となっています。馬場状態は、すべて「良」でした。
昨日は坂路で軽く時計をマークしたウインマリアベール。今朝は、南馬場の角馬場でのダク踏みと、Aコースでのハッキングで追い切り後のコンディションを整えられました。その後、Aコース脇に設置してあるゲートにも出向き、グリーンウィズダム、アパパネという国枝厩舎の2歳新馬と一緒にゲート練習もこなしています。
枠入り、枠内での駐立、ゲートから出されるといった一連の動作を早くも試されたのですが、スタートはモサっとした印象。とはいっても、まだこれから学習していくことですから仕方のない段階です。一方で、寄り付きや駐立は非常に優秀で佐藤調教助手は「覚えさせれば、すぐに出るようになりそうですよ。順調です」と話し、スムーズに運びそうな感触を得ているようでした。
驚くことに、入厩して日が浅いにも関わらず、ジョッキーエージェントから売り込みが多数寄せられているそうです。
[2009.05.27]
今朝の美浦TC馬場開場時間午前5時半の気温16度、天候は曇りのち晴れ。雲が掛かっていたものの、湿度が高かったこともあって気温以上に暑さを感じました。とはいえ、概ね調教日和です。馬場状態は、すべて「良」でした。
先週の23日土曜日に、07年募集馬での関東馬の先頭を切ってウインマリアベール(父クロフネ、母ダイヤモンドビコー)が、美浦トレセン・国枝栄厩舎へ入厩を果たしています。
今朝は、入厩して初となる坂路調整を行いました。騎乗したのは国分優騎手で、まずは楽走で最初の登坂。続く2本目には、早くも併せ馬でごくごく軽めに時計をマークしています。
先行がマリアベールで、古馬500万下トムトムという順でスタート。15〜15秒ほどのペースですが我慢が利いていましたし、ラスト1Fで内からトムトムに並びかけられると、グッと反応して自然とペースアップをしているように、好感の持てる走りっぷりを見せています。終始馬なりで併入フィニッシュすると、国分優騎手は「走りのバランスがいいですね。背中の感触もいいですし、さすが良血馬という感じでした」と、笑顔で報告してくれました。
今後は、ゲート練習を行いながら調教を進めていく方針とのことですが、まずは順調な滑り出しです。
[2009.05.14]
体高 162cm(+1) 胸囲 177.5cm(±0) 管囲 20.5cm(±0) 体重 454kg(+6) 5月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてダク1000m、キャンター1000m、坂路をキャンターにて1本、週2回坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「見学ツアーでは坂路を2本、2本目は集団でハロン15〜15秒を行いましたが、ガッチリ抑えていい登坂ができましたね。以前はリキんで走るところが見られたのですが、ここ最近はリラックスして走れるようになっています。相変わらず雄大なフットワークで、キビキビした動きを見せます。体に関しては、数字の増加は僅かですが、見た目にはひと回りもふた回りもたくましくなった印象です。最近は普段から精神的にも落ち着きが出てきているので、それが体の増加に繋がっているんだと思いますよ。今は454キロの数字以上に体を大きく見せます。今年の2歳の中でも1、2を争うほどの順調な仕上がりですから、国枝調教師の早期入厩という判断は当然ですよね。トレセンの環境に慣れること、環境の変化で体を減らさないことなどなど、まだ課題はありますが、それらを乗り越えられれば、かなり楽しみな存在になりそうです」と話していました。
なお、本馬は5月20日(水)の入厩を予定しておりますので、5月18日(月)午後6時をもちまして募集を終了させていただきます。ご出資をご希望の方は、至急クラブ事務局までご連絡下さいますようお願いいたします。
[2009.05.07]
期待の良血馬ウインマリアベール(ダイヤモンドビコーの07)の入厩日が5月20日(水)に決定したことが、国枝調教師から告げられました。
「ウインマリアベールだけど、しっかりと追い切りをこなしながら、馬体重が増えているように、今とても充実しているみたいだね。先日またミッドウェイファームへ見に行ったけど、前回よりもさらに良くなっていた。皮膚が薄く、大物感の漂う馬ですし、本当に期待の一頭です。5月20日(水)にトレセンへ入厩の段取りを組みましたから、予定通り、福島デビューを目標に進めていきます。そして、早い話だけど、桜花賞出走まで『予定通り』となって欲しいよね。今時期はPOGなどいろんな取材が来るんだけど、お世辞抜きで牝馬ではマリアベールの名前を真っ先に挙げさせてもらっています。それくらい私も期待しているんです」と、マリアベールについて熱く語ってくれています。
なお、募集に関しましては、5月18日(月)午後6時を持ちまして終了させていただきますので、ご出資をご希望の方は、至急クラブ事務局までご連絡下さいますようお願いいたします。
[2009.04.23]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてダク1000m、キャンター1000m、坂路をキャンターにて1本、週2回坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「週2回は坂路を2本、そのうち2本目はウインさんの順調組6頭で実践さながらの追い切りをこなしています。ハロン15秒を切るくらいになっていますが、マリアベールは楽に動けていますし、大きなフットワークが目に付きます。気合は入っているんですが、決してガーッと行っているわけではなく、いい意味での気合乗りという感じです。普段でもテンションが上がりすぎることはありませんよ。それが体の増加に繋がっています。馬体重はそこまで変わっていないかもしれませんが、見た目は大きく変化しています。足りなかった首さしに筋肉が乗ってきましたし、幅も出てきたんです。理想的な馬体に変化してきています。元々が大物の雰囲気があった馬。理想通りに成長してきてくれるとこちらもワクワクします。国枝調教師からは『福島でデビューさせる』と連絡をいただきましたので、ツアーの後にはトレセンに入るというつもりで最終調整に入ります」と話していました。
また、国枝調教師からは「先週見てきましたが、馬が見違えるくらいに良くなっていました。当初は体が減ってしまって、少し入厩は延びるかなと思いましたが、これなら夏競馬に十分間に合います。というより、6月の福島競馬でデビューという形でも大丈夫でしょう。5月に入ったら入厩の段取りを組みますし、順調にいけば初っ端の週のデビューもありえます。生まれた時から期待をかけていた馬がこれだけ順調に来ているんですから胸が躍ります。目指すはズバリ来年の桜花賞! それぐらい期待が持てる馬です。デビュー前からあまり大きなことを言うのは良くないと分かっているのですが、そう言わずにはいられないほどの馬なんです」と、マリアベールについて熱く語ってくれています。
なお、本馬は5月中の入厩を予定しています。入厩の具体的な日付が確定次第すぐにお伝えいたしますが、馬房、検疫の関係上、急遽入厩となる場合もございます。募集に関しましては入厩日の2日前で終了とさせていただきますので、ご出資をご検討の方は、お早めにクラブ事務局まで連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします
[2009.04.09]
体高 161cm(±0) 胸囲 177.5cm(+3.5) 管囲 20.5cm(±0) 体重 448kg(±0) 4月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてダク1000m、キャンター1000m、坂路をキャンターにて1本、週3回坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「現在は週3回は坂路を2本、それ以外はコースから坂路を1本というメニューを毎日こなしています。しかもマリアベールは定期的にハロン15〜15秒も重ねています。もちろんしっかりと動けているのですが、少し気になる点は、リキんで走ってしまうという点があること。坂路でも前半からビューッと行ってしまう時があります。もう少しリラックスして走れることができれば、馬体増にも繋がるんでしょうね。普段でも少しテンションが高いところが見られますから。でも、やはり資質の高さは感じる馬で、ダイナミックなフットワークで馬体重以上に体を大きく見せて走るんです。毛ヅヤもずっとピカピカですから、内臓面の強さというのも兼ね備えているんでしょうね。仕上がりは早いタイプですから、夏競馬へ向けて調整を進めていきます」と話していました。
[2009.03.12]
体高 161cm(+2) 胸囲 174cm(−1) 管囲 20.5cm(±0) 体重 448kg(+6) 3月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてダク1000m、キャンター1000m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「順調ですね。毎日休まず坂路調教を重ねています。こうして調教を積み重ねているのですが、逆に馬体は日に日にフックラとしてきています。数字上ではそんなに増えていないのですが、見た目にはひと回りは大きくなった印象です。上がグンと伸びた分だけ、脚長に映るようにはなりましたが、決してお腹のラインが寂しいという感じはありません。むしろ腹周りはボテッとしているくらいです。これはいい傾向ですね。あとは首周りに筋肉が乗ってくればバランスのいい馬体になるでしょう。気性面は以前は少しテンションが高いところがありましたが、今は落ち着きが出てきました。そういうところが、馬体増にも繋がっているんだと思います。今はまだハロン20秒を切るくらいですが、順調組は近々ハロン15〜15秒を行くつもりです。でも、この馬にはハロン15〜15秒も楽なものだと思いますよ。国枝調教師も早いデビューを考えていますから、こちらとしてもそのつもりで仕上げていきます」と話していました。
※ダイヤモンドビコー07の競走馬名が英語で『花嫁が纏うベール』から「ウインマリアベール/Win Mariaveil」に決定いたしました。
[2009.02.12]
体高 159cm(±0) 胸囲 175cm(±0) 管囲 20.5cm(±0) 体重 442kg(−2) 2月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてダク1000m、キャンター1000m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「引き続き順調に調整が進んでいます。エシュクアルバー07とのタッグは、2歳馬の中でも一番順調に進んでいる組です。もちろん他の馬も同じメニューをこなしている馬はたくさんいるのですが、休ませた日があったり、ウチへ来るのが遅かった馬だったりで、調教の絶対量がこの2頭よりは足りないんです。毎日の積み重ねというものが大事になってきますからね。体に関しては、お腹のラインにだいぶ余裕が出てきました。まだ首さし、背中の筋肉は物足りなく感じてしまいますが、それでもだいぶ体は戻ってきたと思います。それもこれだけの調教量をこなしていて、ですからね。少しでも楽をさせれば、今以上に体はフックラとはしていたかもしれませんが、それでは意味がありません。稽古を積み重ね、筋肉を増やしていければと思っています。冬場でも毛ヅヤが良く、代謝の良さ、芯の強さがある馬なんだと感じます。やっぱり雰囲気を持った馬ですね」と話していました。
[2009.01.08]
体高 159cm(+0.5) 胸囲 175cm(±0) 管囲 20.5cm(±0) 体重 444kg(+4) 1月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを30分、常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてダク1000m、キャンター2000m、坂路をキャンターにて1本を消化しています。
担当者は「12月中旬からは坂路も調教メニューに加わりました。最初はダクで軽く上がる程度でしたが、年明けからはハロン22秒くらいのキャンターにペースアップしています。他の馬はペースが上がって、苦しくなる馬もいるのですが、この馬は逆にペースが上がった方が楽になっているようです。今はエシュクアルバー07といつも併せ馬をして、一緒に2歳の牝馬組を引っ張っていっている存在です。他の馬はまだただ走らされているという感じなのですが、この馬はしっかり稽古ができていますし、その調教が着々と実になっていると感じます。以前は力が有り余っているものですから、どこかで発散したく、テンションが高くなっていたのですが、ペースが上がってきたら、精神的な落ち着きも出てきました。カイバも残さず平らげていますし、体はフックラ見せるようになりましたよ。血統だけでは判断したくないのが競馬ですが、やはり良血の醸し出すいい雰囲気を持っている馬ですね。このまま順調にいけば、国枝調教師の話の通り早いデビューとなるでしょう」と話していました。
[2008.12.11]
体高 158.5cm(+1) 胸囲 175cm(+1) 管囲 20.5cm(±0) 体重 440kg(+4) 12月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを30分、常歩運動後、角馬場にてハッキングを30分、ダートコースにてダク1000m、キャンター2000mを消化しています。
担当者は「他の馬と移動時期は一緒でしたが、この馬だけは北海道で馴致を終わらせてから、こちらへ来ました。社台Fでは、坂路をハロン20秒くらいのキャンターで上がっていたというほどですから、かなり早めの動き出しだったのでしょう。ただ、馴致、乗り運動、坂路調教と進んでいった中での長距離輸送となった関係から、こちらへ来た時はかなり体を減らしていました。体高があって、作り自体は小さくないのですが、お腹が上がってしまって、大きく馬体が減った印象でした。でも、こちらへ来てからは、リラックスして、徐々に体も戻ってきていますよ。最初は他の馬と坂路を軽くスクーリングしていたのですが、この馬だけは坂路を知っていて、しかも楽に動けるだけに、ゆっくり上がるということができなかったんです。他の馬と同じメニューだと楽すぎて、稽古後も力があり余っているくらいです。ただ、まずは体をフックラさせることが先決ですし、焦って調教量を増やすことはありません。皮膚が薄く、雰囲気を持っている馬ということは確かですね」と話していました。
[2008.11.13]
体高 157.5cm 胸囲 174cm 管囲 20.5cm 体重 436kg 11月初旬測定
北海道・千歳の社台ファームにて初期馴致を終了した後、茨城県・潮来のミッドウェイファームに移動。現在は、ウォーキングマシンを20分、角馬場にて準備運動後、ダートコースにてダク2000m、坂路をダクにて1本消化しています。