[2010.12.10]
明日の小倉5Rダート1000m牝馬限定戦に丸山騎手で出走が確定したウインライラ。まだ真っ暗な5時発の馬運車で小倉競馬場に向けて出発しています。
稽古をつけた浜中騎手は「気持ちもようやく大人になって乗りやすくなっていますが、ライラならではのクセもありますからね。丸山君なら電話で特徴も伝えられますし、安心です。これが中舘さんだったらどうしようかと思っていたんです」と、若手騎手騎乗を喜んでいました。
前走から少しだけのプラス体重で出走できれば、期待できるそうです。
[2010.12.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は晴れ。北風が強く吹きつけて、気温以上に寒く感じました。馬場状態はすべて「良」となっています。
追い切り明けのウインライラですが、出がけの歩様を確認する意味も含めて、今朝も古閑調教助手が騎乗して阪神スタンド横の小さな角馬場での乗り込みを20分程行っていました。
古閑助手は「大丈夫ですね。今は太く映りますが、小倉への輸送でシッカリ絞れると思います。これは計算済です」と語っていました。
予定通り、今週の小倉土曜5Rダート1000mに丸山騎手で出馬投票します。
[2010.12.08]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は曇り時々晴れ。火曜日の降雨もごく少量で済み、馬場状態は「良」で推移しています。ただ、坂路はウッドチップの全面入れ替えで時計がかかるようになっていますし、CWコースも力が要るコンディションになっているようです。
今週の小倉土曜5Rダート1000m牝馬限定戦で戦列復帰を予定しているウインライラ。今朝は浜中騎手が騎乗して角馬場からCWコースへ移動すると単走での最終追い切りに臨みました。
5Fからペースを上げて、ゴール前だけ仕掛けられた内容でしたが、その動きはしっかりしています。追い切り直後にはJRAの獣医師が引き上げてくる姿を確認に来ていましたが、これが鼻出血明けの馬に義務づけられている「出走診断」だったそうです。診断結果はもちろんOKでした。
浜中騎手は「息遣いもよかったです。先週のような速い馬場になったらどうかとは思いますが、力を出せる仕上がりです」と、好感触を語っていました。
なお、レースの鞍上は丸山騎手に決まっています。
[2010.12.03]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温15度、天候は曇り。夜のうちにまとまった雨が降って、馬場状態は「不良」まで悪化しています。そのかわりに気温は気持ち悪いぐらいに上昇しましたが、夕方にかけて冷え込んでいくという予報が出ています。
追い切り明けのウインライラですが、心配された鼻出血の兆候もなく非常に元気です。今朝は角馬場からEコースを半周してゲートの寄りつきと駐立を確認。無事にそのメニューもこなしています。
出走については、来週の小倉土曜5Rダート1000m牝馬限定戦にほぼ決めたそうで、ジョッキーは中舘騎手か丸山騎手のどちらかということで、話が出来上がったとのことです。
[2010.12.02]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。放射冷却で、朝一番は地面から冷気が立ち上がってくるような感覚の寒さでした。馬場状態はもちろん「良」となっています。
ウインライラは、朝一番のCWコースで、浜中騎手が騎乗して単走での追い切りがかけられました。
正面の入口から馬場に入ったこともあり、7Fの標識からそれなりのペースになりましたが、きちんと折り合って坂口大調教師の指示通りの追い切りができていました。
「一瞬掛かりそうになってドキドキしましたよ。でも、ゴール前だけ仕掛けてちゃんと反応ができていましたし、まずまず合格ですね」と、相変わらず弟子には厳しい坂口大調教師です。それでも表情はにこやかで「いい動きでしたから、来週の小倉に使うつもりです」と、初めて具体的な出走予定も出てきました。
来週の小倉土日に牝馬限定戦1鞍を含め計3鞍組まれているダート1000mのいずれかに出走させる方針だそうです。
[2010.12.01]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は晴れ。出だしの気温こそ5度でしたが、柔らかい日差しがそそいで穏やかな調教日和となりました。馬場状態は「良」ですが、CWコースだけはなぜか時計がかかるコンディションとなっています。
先週末日曜日に坂路で4F57秒4、ラスト1F12秒4を馬なりでマークしているウインライラ。着々と出走態勢が整ってきているのが窺えます。今朝は古閑調教助手が騎乗して角馬場から坂路を楽走で1本のみのメニュー。追い切りは明日坂路で行うことが決まっています。
「その動きが良ければ来週の出走ということになるでしょうね」と、坂口大調教師は話していました。
[2010.11.26]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は曇り。夜明け前に少量の降雨があったようで、丁度いいお湿りに恵まれましたが、馬場状態は「良」をキープしています。気温を見てもらえればお分かりのように、今週一番の暖かさでした。
追い切り明けのウインライラですから、今朝は古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。
ところで、鼻出血防止の治療には様々な方法があるそうですが、ライラに処方されているのは「アドナ散」という粉末の薬。これをカイバに混ぜて与えるだけでかなりの効果があるのだそうです。
[2010.11.25]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。ほんの数分でも外にいるだけで手がかじかんでくるほどの冷たい空気です。「これで風が少しでも吹いたらホントに寒いだろうね」と某調教師ですが、乗り手はその風をまともに受けるのですからまさに大変です。馬場状態は「良」でした。
ウインライラは、持ち乗りの古閑調教助手が騎乗して坂路をハロン15〜15秒より少し速いペースで帰厩後初時計をマークしています。
「鼻出血明けですから、用心には用心を重ねて進めていきますが、ここまではなんの心配もなくきています」と、坂口大調教師は順調を報告してくれました。
また、「出走は小倉の2週目(12月11、12日)以降ですね」と、大まかな予定を話していました。
[2010.11.24]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は晴れ。週末に降雨がありましたが、馬場に影響を与えるほどではありません。今朝は好天に恵まれ、馬場状態は「良」でした。
先週金曜日に帰厩したウインライラ。今朝は古閑調教助手が騎乗して角馬場でジックリ乗られたあと、坂路を楽走で1本上がっていました。
坂口大調教師はまだ出走予定を明らかにしませんが、暮れの小倉開催の前半からGOサインが出そうなムードです。
[2010.11.19]
ウインライラは、本日19日、栗東トレセン・坂口大厩舎へ無事に帰厩を果たしています。
夏の小倉での鼻出血の後、ジックリと立て直したことで「馬がシッカリした状態で帰ってきました」と、坂口調教助手は報告してくれています。
次走については、小倉開催の2週目(12月11、12日)あたりの出走を考えているそうです。
[2010.11.17]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと体をほぐした後、坂路を消化しています。角馬場ではテンションは高く、坂路調教が終わって馬房へ帰る時でもチャカチャカしています。距離にして3200mほど乗っているんですが、ライラにとってはまだ力が有り余っているほど軽いメニューなのかもしれません。もちろんそれは状態がいいからでしょう。カイバも残さず平らげ、こうして稽古を積みながら馬体が増えているのもいい傾向。フックラとはしていますが、メリハリが出ていい雰囲気を醸し出しています。坂口大調教師からは『今、検疫が混み合っているので、確定ではないけれど、今週のキャンセルが回ってきたら、そこで帰厩させます』と連絡が入っています。ウチとしてはいつ送り出してもいいように、キッチリ態勢を整えておきます」と話していました。
[2010.11.10]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと体をほぐした後、坂路を消化しています。ウチの坂路は全長400mと決して長くはないですが、その分数多く本数を上がって距離を乗るようにしています。速い時計は出せませんが、馬にとっては決して楽な稽古ではないはずですよ。とにかく行きっぷりがよく、気合満点で坂路を上がってくるライラの姿が目に付きます。戻って来た時は鼻出血の影響から少し元気がありませんでしたが、今はうるさすぎるくらいの気合乗り。このヤンチャな姿がライラ本来の姿ですから、状態面は文句なしと太鼓判を押せます。月曜日に調教助手である坂口大調教師の息子さんが来られて状態を確認していきました。『次の小倉開催で使います』とのことですから、今月中にはトレセンへ戻るということになるはずです」と話していました。
[2010.11.03]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと体をほぐした後、坂路を何本も上がるというメニューを消化しています。角馬場ではチャカチャカしていますが、坂路ではガーッと行ってしまうということはありませんので、心配はないでしょう。腕っぷしのいい乗り手にガッチリと抑えさせて、オーバーワークにならないように気をつけています。鼻出血が出ることがないのはもちろんですし、少しでも気になるところがあったら、これだけの動きはできないと思うんです。それくらい、いい状態をキープしていますよ。馬体重は今週測定で473キロ。戻って来た時はお腹のラインがグッと上がって、馬体重も450キロを割っていましたから、その状態と比べると雲泥の差。小倉開催にいい状態で持っていけるように全力を尽くします」と話していました。
[2010.10.27]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリとウォーミングアップをしてから、坂路調教を行っています。とにかく朝一番は元気一杯で、角馬場では人を落としそうになるくらい。もう6歳なんですから、落ち着いてきてもいいはずなんですが、この性格は変わらないんでしょうね。でも、元気があるのはいいことです。来た当初はいつものライラらしさがありませんでしたから、少なからず鼻出血の影響があったのかもしれません。今のこの元気な姿を見れば、もう影響はないと断言できます。あとは、競馬を使った時にどうかということでしょう。カイバもペロリと平らげますし、馬体は日に日にフックラとしてきています。暮れの小倉開催に万全の状態で持っていけるように、坂口大調教師と相談しながら調整していきます」と話していました。
[2010.10.20]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、坂路を中心に調整を進めています。角馬場でジックリと体をほぐしてから、坂路コースへ移り、普通キャンターで1本上がって、またスタート地点へ戻り、もう1本という繰り返しを行い、距離にして約3200mほど乗っています。とにかく行きっぷりが良く、スタート地点から気合が入りまくりなんです。かなり時間をかけて運動を行っているんですが、馬房へ帰る際にもまだチャカチャカしているくらいですから、体力は有り余っているんでしょうね。ウチのこのメニューでは鼻出血の影響はないと断言できます。ですので、暮れの小倉開催に向けてドンドン調整を進めていきたいと思っています。ただ、競馬に行くとなると絶対とは言い切れません。レースでは厳しいラップを刻むことになりますし、一度肺からの鼻出血になった馬はクセになりやすいのも事実ですからね」と話していました。
[2010.10.13]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「今週からはさらに坂路での距離を延ばして乗っています。ウチの坂路は全長が短いですから、1本乗ってまたスタート地点へ戻ってという繰り返しですが、約3200mという長めの距離を乗っています。とにかく気合が入りまくりで、坂路に行く前の角馬場では、乗り手が振り落とされそうになるほどの元気の良さです。坂路でも前向きさが目立つ動きを見せています。でも、これだけ元気があるということは、鼻出血の影響がないということだと思いますよ。鼻出血後は苦しかったことを覚えていて、調子が戻るまでには時間が掛かるということが多いですからね。今はいい頃のライラと比べても遜色はありませんから、もう心配はないでしょう。毛ヅヤもピカピカですし、体調面もいいと感じます。暮れの小倉開催を目標に進めていきます」と話していました。
[2010.10.06]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター2500mを消化しています。
担当者は「先週から角馬場で乗り出し、今週からは早速坂路に入れてキャンターも始めています。乗り出しを始めたのもそうですが、とにかくテンションが高すぎて、ある程度発散させてあげないとアクシデントが起きてしまうんじゃないかというくらいだったんです。今は坂路で距離も乗っていますので、テンションが高いのは稽古前だけで、その後は落ち着いています。まあ、それでもこれだけギャンギャンできるというのは、元気があるという証拠ですからね。鼻出血の影響で、馬体に何か影響があったら、ここまでの元気は出てこないはずです。鼻出血後ですから、すぐにレースに復帰という形にはならないと思いますが、もう心配はないと思いますよ。坂口大調教師もご覧になられて、『暮れの小倉開催には使いたいね』とおっしゃっていましたので、そのつもりで調整していきます」と話していました。
[2010.09.29]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分に加え、角馬場にてダクを消化しています。
担当者は「今日から乗り運動を始めました。というのも、あまりに元気が良すぎて、乗らないと大変なことになりそうだったからなんです。来た当初はおとなしくて元気がないかなと感じましたが、それは数日でしたね。先週末なんかはギャンギャン暴れて大変でした。乗っていれば落ち着きも出てきたんでしょうが、鼻出血の影響でウォーキングマシンのみのメニューでしたから、なおさらテンションが高くなっていたんだと思います。でも、こうして軽くでも乗り運動ができるようになりましたし、今後はそこでストレスを発散できると思いますから、この後は日に日に落ち着いてくると思います。カイバも残さずバリバリ食べていますので、馬体は一気に増えてきています。当初は細く映った馬体も今は太いくらいです」と話していました。
[2010.09.22]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続きウォーキングマシンで様子を見ています。来た時は、元気がなく、かなり疲れているのかなと思ったのですが、1週間でガラッと馬が変わりました。ウチはリラックスできる場所ということが分かっているんでしょうし、気温がグッと下がり涼しくなったというのも良かったのでしょう。いつものうるさいくらいのライラの姿が戻ってきましたし、カイバもペロリと平らげるようになりました。やはりライラはこうでないといけませんよね。ヤンチャ過ぎて手が掛かることはありますが、おとなしいライラというのはダメなんです。減っていた馬体もこの1週間で一気に回復しましたし、これからはドンドン調子が上向いてくることでしょう。ただ、獣医師とも話をしましたが、肺からの鼻出血だけに、慎重にならなくてはいけません。まずはウォーキングマシンで様子を見たいと思います」と話していました。
[2010.09.15]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「先週の土曜日にこちらへ来ました。馬運車から降りてきた時からグッタリとした表情でしたし、馬体がガレているのも気になるところでした。前回送り出した時が、かなりフックラとした状態で送り出したからというのもあるんでしょうが、それを差し引いてもかなり馬体が寂しく映ります。チャカチャカするのがライラの特徴でもあるのに、元気がないというのもダメージがあった証拠でしょう。やはりあの暑かった小倉に滞在して競馬を使っていたわけですから、反動はあるでしょうね。肺からの鼻出血と聞いていますし、馬自身限界のところで勝負していたんだと思います。それとウチへ来てから少しカイバを残すんです。その分、馬体の戻りが遅いですね。しばらくは乗り運動はせずに、リフレッシュさせてあげましょう」と話していました。
[2010.09.10]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温20度、天候は晴れ。週初めの雨で地温が一気に下がった効果なのでしょう。朝晩はめっきり過ごしやすくなりました。馬場状態は「良」に回復しています。
ウインライラは、今朝も古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。
「前走は勝てると思っていたのに、鼻出血とはついていません。でも、軽症だったのがなによりでした」と、古閑助手はすぐに気持ちを切り替えています。
明日11日、トレセン近郊にある栗東ホースクラブへ放牧に出ることが決まりました。
[2010.09.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は晴れ。台風一過の青空に恵まれ、久々に爽やかな朝でした。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」となっています。
ウインライラは、今朝も古閑調教助手に引かれての軽い運動のみで楽をさせてもらっていました。
坂口大調教師は「見た目にはまったく元気なんですが、微量とはいえ肺からの鼻出血でしたから大事を取らないとね」と語っています。
これにより、週明けにトレセン近郊にある栗東ホースクラブへの放牧が決まりました。
[2010.09.08]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は雨。台風9号の影響で、雨は強まる一方。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」でしたが、終盤はさらに悪化していました。
ウインライラは、前走後、厩舎に帰ってから鼻血がタラーと出てきたそうで、JRAの公式成績広報にも「鼻出血」が記載されてしまいました。これにより、10月5日まで1ヶ月間の出走停止処分となってしまいました。
レース当日に栗東に帰る予定でしたが、熱発を警戒して結局昨日の火曜日に栗東へ帰厩。非常に元気そうな様子のライラですが、今週は運動のみで様子を見られることになりました。
来週あたりにはトレセン近郊に一旦放牧に出すことも検討されています。
[2010.09.03]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れ。毎日、ため息が出るほどの暑さが続いています。馬場状態は「良」です。
今週の小倉日曜7Rダート1000mに浜中騎手で出走が確定したウインライラ。今朝は古閑調教助手が騎乗して、角馬場でのキャンターを行っていました。
来年の2月で解散となる坂口大厩舎は、この小倉開催が最後の夏競馬。しかし、現時点で小倉開催は未勝利と苦戦しています。「ライラにはなんとか頑張ってもらいたいと願っています」と、浜中騎手と話しており、万感の思いを込めた騎乗になることを約束しています。
福永騎手に5勝差まで迫っている小倉リーディングのためにも、なんとかしたいところなのだそうです。
[2010.09.02]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れ。時折、風が吹くのが救いですが、その風も熱を帯びていて、まだまだ秋の気配は感じません。馬場状態は「良」です。
追い切り明けのウインライラですから、今朝は古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっていました。
坂口大厩舎は日曜の出走予定馬は木曜に追い切るのがスタンダードですが、今回のライラは滞在にも関わらず水曜の追い切り。これは、「追い切りからの立ち直りに余裕を持たせたかった」(坂口大調教師)という配慮です。
カイバもよく食べているそうですから、今週は成績通りに期待できそうです。
[2010.09.01]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れ。9月に入ったというのにギラギラ暑い太陽は秋という言葉を知りません。馬場状態は当然ながら「良」です。
今週の小倉日曜7Rダート1000mに浜中騎手とのコンビで出走予定のウインライラは、古閑調教助手が騎乗して角馬場を経由してダートコースを単走で最終追い切りに臨んでいました。
今日は稽古の総仕上げですから、終始馬なりの手応えで全体の時計は地味でしたが、ラストまでキッチリ脚色を伸ばしています。上々の動きでした。
「予定通りです。カイバ食いも戻ってきていますし、いい状態で夏の小倉での総決算に臨めそうですね」と、小倉から連絡を受けた坂口大調教師も納得の表情を浮かべていました。
[2010.08.27]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れのち曇り。相変わらずの暑さですが、今日は怪しげな雲の姿も見えています。小倉名物のスコールが期待できるかもしれません。馬場状態はもちろん「良」です。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗してまずは角馬場でジックリと体をほぐし、締めくくりにダートコースに入って、5Fから15〜15秒ペースを目安にした強めのキャンターで周回しています。
古閑助手は「ジョッキー(浜中騎手)が乗りたそうにしていましたが、まだそんなに速い時計はいらない時期なので、僕が乗ってそっとやっておきました」という報告。ここに来てまた少しカイバ食いが細くなっているそうですが、「心配をいただくほどではありません」と、古閑助手の表情は明るいものでした。
[2010.08.26]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れ。日差しの勢いは衰えを見せず、今日も暑さが続きます。馬場状態は「良」でした。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して角馬場からダートコースをキャンターで1周という調整メニューとなっています。
今朝は来週の出走へ向けた1週前追い切りが予定されていましたが、「古閑(助手)と話をしたけど、出走は来週にスライドしたわけだから、何も根詰めてやることはないってことで、コンディション調整のメニューを指示しておきました」と、坂口大調教師が説明しています。「カイバ食いは安定しているので、今週末に1本、来週もう1本で完璧に仕上がる」というのが古閑助手の読みとのことでした。
[2010.08.25]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温27度、天候は晴れ。早いもので夏の小倉開催も残すところあと2週となりましたが、夏の太陽はまだまだギラギラと紫外線を降り注いでいました。馬場状態は「良」です。
今週の出走を念頭に置いていたウインライラですが、熟考を重ねた坂口大調教師から「今週の出走となると長期休養明けを激走して中1週続きのローテーションになります。暑い時期でもありますし、これではさすがに馬には酷だと思うんですよね。具合がいいからこそ、ここはもう1週間隔をキッチリ空けて、来週の出走に備えることにしました」と、出走予定の変更が告げられました。これにより、ライラは来週の小倉日曜7Rダート1000mで滞在競馬の成果を見せることになります。
ということで、今朝は古閑調教助手が騎乗して角馬場からダートコースを1周という調整メニューとなりました。明日は来週の出走に向けた1週前追い切りが予定されており、今夜から小倉入りする浜中騎手が騎乗する段取りも組まれていました。
[2010.08.20]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れ。朝晩風が吹くところが小倉競馬場の利点なのですが、それにしても今年の日差しはキツすぎます。馬場状態は「良」でした。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して今朝も元気に角馬場からダートコースをキャンターで1周というメニューをこなしています。
今回はレースのあともカイバ食いがまったく落ちないそうで、中2週の予定を前倒しして、来週の小倉土曜8Rダート1000mへ出撃というプランが鋭意進行中です。
「来週勝って、胸を張って栗東に帰りたいです」と、古閑助手も意気込んでいました。
[2010.08.19]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れ。時折、風が吹くだけマシですが、今日はいつも以上に太陽に勢いがありました。馬場状態はもちろん「良」です。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して角馬場をジックリと30分。そのあとダートコースにも出てきて、キレのいいキャンターを1周刻んでいました。
「さらに調子は上がっています」という古閑助手の報告を受けた坂口大調教師は、「それなら最終週にこだわらず、来週の小倉土曜8Rダート1000mへ向かう案も考えなくては」と、流動的な構えに転じています。どちらにしても浜中騎手が騎乗です。
[2010.08.18]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は曇り。気温は相変わらずですが、日差しが雲で遮られているだけ暑さはマシです。馬場状態はすべて「良」でした。
先週の小倉では少しズブさを見せながらも、キッチリ差してきて2着を確保しているように、明らかな進境を見せてくれたウインライラは、レース後の回復も早く、今朝は古閑調教助手が騎乗して、早くも角馬場でのダクを再開しています。
次走は、9月5日、小倉日曜7Rダート1000mと決めているそうで、ジョッキーも引き続き浜中騎手が手綱を取ります。
[2010.08.13]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れのち曇り。夏の日差しは雲に遮られていましたが、なにもしていなくても玉の汗が噴き出してきます。馬場状態は「良」でした。
明日の小倉8Rダート1000mに浜中騎手で出走が確定したウインライラは、古閑調教助手が騎乗して角馬場での乗り込みを行い、最終調整を完了しています。
「絶好調だと思います。僕が乗ってあんなに動いた追い切りはありませんでしたし、息遣いも本当によくなっています。期待していてください」と、古閑助手も自信アリの表情でした。前走以上は間違いなさそうです。
[2010.08.12]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は曇り。台風の影響をほとんど受けなかった小倉は馬場状態も「良」のまま推移しています。今日は台風一過で暑くなりそうです。
追い切り明けのウインライラ。馬なりだったとはいえ、予定よりも速い時計になったことを坂口大調教師に注意されてしまったと、古閑調教助手が頭をかきながら教えてくれました。「でも、馬場の4分どころを通ってのものでしたし、決して無理をさせたわけではないと説明して、わかってもらえました」とのことです。
今日はもちろん引き運動のみ。お盆の交通渋滞が災いして輸送時間が長くかかりそうな今週ですから、滞在の利を発揮してほしいところです。
予定通り、今週の小倉土曜8Rダート1000mに浜中騎手で出馬投票します。
[2010.08.11]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温29度、天候は曇りのち小雨。台風4号の影響で10m前後の風が吹き荒れていましたので調教日和とはほど遠い空模様。ただし、気温ほど暑さは感じませんでした。馬場状態は「良」です。
今週の小倉土曜8Rダート1000mに浜中騎手で出走を予定しているウインライラは、持ち乗りの古閑調教助手が騎乗して、ダートコースを単走で最終追い切りに臨んでいます。
中1週での出走となりますから、そんなにハードな追い切りは必要とされておらず、古閑助手は馬場の中ほどをサッと馬なりで流しただけでしたが、それでも5F66秒9〜51秒7〜37秒8〜11秒8ですから、なかなかの好タイムです。
「カイバの食いももう心配ないし、見ての通り、走る気満々です」と、絶好調をアピールする古閑助手でした。
[2010.08.06]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れ。夏祭りのムードが高まる小倉の町は朝から気温もヒートアップしています。馬場状態はもちろん「良」でした。
来週の小倉土曜8Rダート1000mに出走を予定しているウインライラは、昨日の夕カイバから本来の食欲が戻ってきたようで、今朝も角馬場のあとにダートコース1周をメニューに加えて、暑さに負けない姿勢が出てきました。
「来週はお盆の交通渋滞が予想されているので、栗東からの輸送組の数はかなり減りそうな情勢だそうです。滞在でいいことがありそうですね」と、古閑調教助手はウキウキしていました。
[2010.08.05]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れ。今日も朝から猛暑。朝晩はどちらかというと過ごしやすいと評判の小倉ですが、今週は例外のようです。馬場状態は「良」でした。
今朝のウインライラは、古閑調教助手が騎乗して昨日同様に角馬場でジックリとダクを30分踏んでいます。
ここに来て久々に実戦を経験した反動なのか、はたまた猛暑のせいなのか、「カイバを食べるスピードがなかなか戻らないんです。普段なら、もう少し早く食べるんですけどね」と、古閑助手から指摘がありました。
少し心配ではありますが、ただ、猛暑の中、乗り込みは継続して行っているわけですから、多少はカイバの食いが落ちるのも理解できるところではあります。また、状態面に関しては問題なしとの報告が届いていることから、来週の小倉土曜8Rダート1000mへの出走予定に今のところ変更はありません。
[2010.08.04]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時半の気温28度、天候は晴れ。朝からムワッとくるような蒸し暑さです。馬場状態は「良」でした。
先週の小倉で戦列に復帰。長期休養明けながら掲示板を確保して次走の優先出走権利をシッカリとゲットしてきたウインライラは、そのまま小倉競馬場に滞在してコンディション調整が行われています。
今朝は古閑調教助手が騎乗して角馬場をダクで30分。「久々の実戦を使った反動もなく順調です」と、古閑助手から順調報告が届いています。
次走は中1週の間隔で、来週の小倉土曜8Rダート1000mに浜中騎手で出走予定が立てられています。
[2010.07.30]
明日の小倉8Rダート1000mに浜中騎手とのコンビで戦列復帰が決まったウインライラは、今朝の馬運車で小倉に向けて出発しています。
浜中騎手は「1000mですから出遅れたら致命傷ですが、ライラはスタートが上手ですからね。長期休養明けですが、スタートはポンと出てくれると思っています」と、好スタートからレースを引っ張る展開を想定していました。なにしろ超久々の実戦で、それほど人気になりそうにないことを伝えられても、「そうなんですか? それならいい馬券を提供しないといけませんね」と、初戦から期待十分の口ぶりで締めくくっていました。
[2010.07.29]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は雨のち曇り。夜半から久々の雨が降り、気温を和らげてくれました。馬場状態はニューポリトラックコース以外は「不良」でした。
追い切り明けのウインライラですから、今朝は古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。
浜中騎手は「長期休養明けでダート1000mですから、ゲートで後手を踏むことだけが気になりますね。そこさえクリアできたら、押し切れるだけの能力と仕上がりの良さを感じています」と、前向きモードで話していました。
予定通り、今週の小倉土曜8Rダート1000mに浜中騎手で出馬投票します。
[2010.07.28]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は曇りのち晴れ。このところ風がそよぐのは調教開始の1時間だけ。それが止まってからは例によって猛暑の到来です。馬場状態は「良」でした。
今週の小倉土曜8Rダート1000mで戦列復帰を予定しているウインライラ。今朝は実戦でも手綱を取る浜中騎手が騎乗してBコースを単走で最終追い切りがかけられています。
5Fから全行程馬なりでの内容でしたが、ラスト1Fはうなるような勢いで11秒台をマーク。浜中騎手曰く「ベリベリーグッドでした」とのことですから、満足のいく仕上がりで送り出せそうです。
慎重な坂口大調教師も「長期の休み明けになりますが、まずまず満足いくデキで出せそうです」と、ライラの復帰を心から喜んでいました。
[2010.07.23]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れ。もう何日も雨が降っていないので、開場前に散水車がフル稼働していても砂埃が舞います。馬場状態ももちろん「良」となっています。
追い切り明けのウインライラですから、今朝は古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。
浜中騎手は昨日の追い切りの時計をもう少し遅いものと感じていたそうで、「まさか6F76秒台とは感じませんでした。そう思わなければ、ゴールの後も追うなんてこと、するわけないじゃないですか」と、少し照れながら体感以上のスピードに驚いていました。「来週は15〜15秒ぐらいでよさそうですよ」と、坂口調教助手はすでに仕上がったと言いたげでした。
[2010.07.22]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れ。暑いのは言うまでもありませんが、朝晩だけは風がそよぐのが救いです。馬場状態は昨日に引き続き「良」となっています。
今朝のウインライラは、浜中騎手が騎乗して角馬場からニューポリトラックコースへ移動。単走で1週前追い切りがかけられました。
6Fから果敢に飛ばし、最後はムチも飛んでシッカリ追われて、素晴らしい時計をマークしています。
「体がフックラしていますし、以前のような余計な動きをしなくなった分、稽古をみっちりできるようになっています」と、坂口大調教師は話していました。『この暑い中大丈夫?』と思えるぐらいの濃密な調教を積んできていますから、来週はきっといい競馬ができるような気がします。
[2010.07.21]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れ。朝方はそよ風が吹いていたので助かりましたが、その風が止まった後は日差しだけがギラギラとして猛暑に見舞われました。馬場状態は当然「良」でした。
先週のウインライラは、水曜、金曜、日曜と1日おきに時計を出す意欲的なメニュー。坂口大調教師は「久しぶりの競馬ですから、これぐらいやっていかないと」と、強い決意を示していました。
今朝は岩田騎手が騎乗して角馬場から坂路を楽走で1本。明日は浜中騎手の騎乗で1週前追い切りの予定が組まれています。来週の出走に向けて気勢が上がってきました。
[2010.07.16]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。ようやく雨が一段落しましたが、すっきりした空ではありません。馬場状態は、昨日に引き続きニューポリトラックコース以外は「不良」となっています。
今朝のウインライラは、またも岩田騎手が騎乗して角馬場から坂路へ移動すると、軽めの追い切りがかけられました。
雨による馬場コンディションの悪化から、水曜日の追い切りは軽めの時計に終始していることを受けて、今日も軽めの時計をマーク。今週末も同様の稽古を予定しているそうで、今週はビシッと速い時計を出さない分、軽めの追い切り3本で必要な運動量をカバーしていく調教プランを組んでいるとのことでした。
仕上がりについては、本当なら来週でも使えそうなぐらいのデキですが、あいにく来週の小倉開催にはダート1000mが組まれていません。そこで、さらに翌週となる、7月31日、小倉土曜8Rダート1000mに照準が合わされたわけで、その分しっかりと乗り込んでいけることをプラスに考えたいところです。「今週は岩田さん(騎手)が乗りましたが、実戦は浜中(騎手)でいきます」と、坂口調教助手はジョッキー起用に変更がないことを確認していました。
[2010.07.15]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は曇り。昨日の午後にかけて物凄い勢いで降った雨も一段落しましたが、馬場状態は昨日より悪くなり、ニューポリトラックコース以外は「不良」となっています。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手が騎乗して阪神スタンド横の小さな角馬場での乗り込みを行っています。
「今週でも使えるぐらい、いい感じで仕上がってきていますよ」と、古閑助手は明るい表情で順調さをアピールしていました。
[2010.07.14]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は雨。梅雨前線も末期に来て、強い雨を降らせています。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「重」となっており、追い切りを明日に延期する馬が多くいました。
ウインライラは、朝一番に岩田騎手が騎乗して角馬場に登場。CWコースを単走で追い切りがかけられています。
ハロン15秒程度にペースアップしたのは5F標識を過ぎたあたりで、そのままのゆったりしたペースで直線に向き、しまいの2Fを馬なりで流した程度の内容でしたが、岩田騎手は「この馬が500万? 普通に勝ち負けできるでしょう」と、いい評価をしてくれています。
それでも坂口大調教師は「復帰は小倉3週目(7月31日、小倉土曜8Rダート1000m)」と先を急ぎません。まさに万全の態勢で初戦から勝ちに行く算段のようです。
[2010.07.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。再び雲が多く、湿気を感じる梅雨の空気が戻ってきました。馬場状態は「良」となっています。
追い切り翌日のウインライラですが、今朝も古閑調教助手が騎乗して阪神スタンド横の小さな角馬場で軽い乗り込みを行っていました。
「体は、本当にいい感じでフックラしています。今度は順調に行ってくれそうです」と坂口大調教師も期待しています。
[2010.07.08]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温20度、天候は曇りのち晴れ。肌寒いぐらいの夜明けでしたが、日差しはやはり夏の強さでした。昼までにはすっかり夏景色に変わっています。馬場状態はもちろん「良」でした。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して角馬場でジックリ乗り込んだ後、Bコースを単走で軽めの追い切りがかけられました。
坂路の予定をトラックコースに変更したのは、「ハロン14秒ぐらいのペースで長めを乗りたい」という坂口大調教師のリクエスト。その通り、浜中騎手は6Fから絶妙なペース配分で回ってきていました。もちろん脚色は馬なりですが、時計は坂口大調教師のリクエスト通りでした。
「出走までだいぶ間隔がありますから、ジックリやらせてもらいますよ」と、坂口大調教師は話していました。
[2010.07.07]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。湿気がこもったような空で、気温以上に蒸し暑く感じます。馬場状態は「良」となっており、特に坂路はかなり時計が出やすいコンディションでした。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して角馬場から坂路を楽走で1本。追い切りは明日木曜日の予定になっています。
非常に順調に来ていますが、坂口大調教師は仕上げに万全を尽くす構えで、出走については、7月31日、小倉土曜8Rダート1000mを候補として挙げていました。ジョッキーは浜中騎手を予定しています。
[2010.07.02]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇りのち小雨。馬場状態は乾いた「良」でしたが、8時頃になってから降り出した小雨が砂ぼこりを防ぐ役割をしてくれました。気温も上がらず、人馬にはありがたい雨となっています。
ゲート試験明けのウインライラですから、今朝は古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。
厩舎所属の浜中騎手も「まだ先生からはどこを使うという話が出ていません。僕としては小倉で使ってほしいですが、新潟も考えているみたいですよ」と、復帰戦の舞台としては小倉ダート1000m、新潟ダート1200mが選択肢にあがっていることを伝えてくれました。
[2010.07.01]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇りのち晴れ。昨日と同じ気温からの出だしですが、湿度が高くなって蒸し暑さを感じさせます。馬場状態は「良」に回復しました。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して角馬場でジックリ乗り込んだ後、Eコースに移動してゲート試験に挑んでいます。
これはJRA規定により前走から1年以上出走間隔が開いた馬に義務付けられているものですが、ライラの場合は目隠しをしてゲートに寄りつく動作の再確認も要求されていました。「大人になった」と言われているライラですから、もちろんこれを難なくクリア。ゲートの出も軽快で、そのまま持ち前のスピードを発揮して、ゲートから13秒8→13秒6→12秒7→13秒2→12秒6というラップで4コーナーまで加速して、最後の直線はスピードを緩めて軽く流していました。もちろん試験の結果は合格判定。体もフックラとしていて好印象です。
[2010.06.30]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天気は曇り。今週からいよいよ夏時間となった栗東ですが、ワールドカップサッカーの午後11時キックオフというのは最も過酷なタイムテーブルで、まさに眠い目をこすりながら仕事をしている人の姿も見受けられました。馬場状態は昨夜の雨が影響してニューポリトラックコース以外は「不良」でした。
ウインライラは、JRA規定で1年以上出走間隔が開いている馬に義務付けられているゲート試験を受けなければなりません。そこで今朝は坂口調教助手が騎乗して1周500mの角馬場で乗り込んだあと、Eコースのゲートに行って寄り付きと駐立の確認を行っています。まったく問題なくこなせたそうで、明日、浜中騎手が騎乗してゲート試験を受ける段取りが組まれました。
[2010.06.25]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は曇り時々晴れ。厩舎関係者のほとんどは、ワールドカップの日本の勝利を馬上で知って、みんなそれぞれにガッツポーズを出していました。馬場状態は「良」に回復しています。
追い切り明けのウインライラですから、今朝は担当の古閑調教助手が騎乗して阪神スタンド横の小さな角馬場での乗り込みだけで楽をさせてもらっています。
古閑助手は「前走時450キロだった馬体重が、今朝量ったら460キロありました。普段の仕草はだいぶ大人びてきましたが、相変わらずやる時はやるって感じは秘めていますよ」と、内に秘めた激しさを表現していました。
[2010.06.24]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温16度、天候は曇りのち晴れ。久々に空気が乾いてひんやりとした朝でしたが、午前9時前には強い日差しが戻ってきて、日中は暑くなりました。馬場状態はニューポリトラックコース以外は「重」となっています。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗してまずはトラック内の角馬場でのウォーミングアップをジックリと行い、その後、坂路に場所を移して単走での軽めの追い切りがかけられました。
浜中騎手が苦労して手綱を引っ張るシーンもなく、指示通りの時計でサラッと上がってきたところに、「だいぶおとなしくなって帰ってきました」という坂口大調教師の言葉が重なります。
ゆったりした調整ぶりは、小倉開催に照準を合わせているからこそでしょう。
[2010.06.23]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温22度、天候は雨のち曇り。馬場開場時刻と同時に雨が強く降り出しましたが、午前10時過ぎには一旦上がっています。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「重」〜「不良」で推移していましたが、坂路は意外にも普通に時計が出ていました。
今朝のウインライラは、浜中騎手が騎乗して1周500mの角馬場で十分にダクを踏んだあと、坂路を楽走で1本上がっています。
「ジックリ時間をかけて立て直した成果があったようです。今回は至極順調に来ていますよ」と坂口大調教師も満足そうな表情を浮かべています。
なお、追い切りは明日予定しているそうです。
[2010.06.18]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温22度、天候は曇り。雨の予報は外れましたが、そのかわりにこもったような湿気が不快指数を上げています。馬場状態は「良」でした。
ウインライラは、昨日に引き続き浜中騎手が騎乗して坂路で軽めの追い切りがかけられています。
4Fと1Fがエラーで、3F43秒2、2F27秒0のみが計時されていましたが、浜中騎手によると「出だしの1Fは16秒ぐらいでラスト1Fは14秒を切った感じでしたよ」とのこと。おそらく4F59秒0のラスト1F13秒9といった時計だったようです。「いい意味でライラ本来のヤンチャなところが残っていますし、楽しみです」と、上々の感触を語ってくれました。
[2010.06.17]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は曇りのち晴れ。朝一番はちょうどいい涼しさでしたが、日差しが強くすぐに蒸し暑くなり、昼過ぎには30度オーバーです。馬場状態は、ニューポリトラックコース以外は「稍重」でした。
昨日帰厩したばかりのウインライラですが、「体はフックラとしていい感じ。気難しさも今のところは見せていません」と、古閑調教助手は話していました。
今朝は浜中騎手が騎乗して阪神スタンド横の小さな角馬場でウォーミングアップを済ませた後、トラック内にある1周500mの大きな角馬場でキャンターを乗り込まれていました。「うん、特に脚元などで気になるところはありませんね。今週中に15〜15秒ぐらいのペースは出せそうです」と、浜中騎手は騎乗した感触を説明していました。
[2010.06.16]
ウインライラが、本日16日、栗東・坂口大厩舎へ帰厩を果たしています。
午後3時、検疫馬房からの解放を待って古閑調教助手がお出迎え。「夏の小倉で頑張ってもらいます」と、久々の再会を喜んでいました。
[2010.06.09]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場での準備運動後、坂路を繰り返し乗るというメニューを継続しています。今週も、坂口大調教師の息子さんが来られて、状態を確認しています。蹄に関しては、稽古ではまったく支障はありませんが、あと1センチほどを削ることができれば、完全にキレイになるんです。この1センチが下に下がって、削蹄した時にはキレイな蹄になりますから、坂口大調教師はもしかしたらそこまで待ちたいという気持ちがあるのかもしれませんね。もちろん今の状態でも厩舎に入れて、追い切りをこなすのにはまったく問題はないんですけどね。万が一、蹄をぶつけたりして、再び割れるようなことになったらと思うと慎重になるのかもしれません。ましてや、普段からテンションも高いライラだったら、なおさらです。まだ具体的な話はありませんが、こちらでは毎日の調教を積み重ね、息と体を整えておきます」と話していました。
[2010.06.02]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場での準備運動後、坂路を繰り返し乗るというメニューを継続しています。こうして調教を積み重ねることで、体が動きやすくなったんでしょうね。気持ちも前向きで非常にキビキビとした動きを見せています。飛節もスッキリと見せていますし、蹄にも不安は一切なくなりました。先日、装蹄師が来て、装蹄を行いましたが、『もう大丈夫でしょう。トレセン、レースでも支障はありません』と太鼓判をもらっています。息子さんである助手さんも毎週のように来られて、状態を確認していますから、近日中に帰厩となるはずです。馬体重は今週測定で461キロ。少しフックラとした状態ですが、牝馬ですから、これくらいはあった方がいいでしょう。トレセンに入れば嫌がおうにも減ってきますしね」と話していました。
[2010.05.26]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場での準備運動後、坂路に行くというメニューを毎日消化しています。動きはキビキビしていますし、気持ちも入っていいキャンターを見せています。蹄に不安はありませんし、フレグモーネになった飛節もスッキリ。今は不安のない状態で調整を進めることができています。馬体に関しても、休ませている時はカイバを制限していただけに、筋肉が落ちてしまっていたのですが、最近の順調さで筋肉が戻ってきました。馬体もフックラと見せ、筋肉も戻っていますから、帰厩の態勢は整ったと言えるでしょう。先週、調教助手である坂口大調教師の息子さんが来られて、状態を確認していますし、近日中に帰厩の段取りが組まれることになるでしょう」と話していました。
[2010.05.19]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場での準備運動後、坂路を何本も乗るというメニューを毎日消化しています。ペースも徐々に上がって、現在はウチで出せる最大限のスピードで走らせています。坂路では気合の乗った走りを見せてくれますし、前向きさが目立つようになってきました。坂路に入れた当初は休みボケしていたような感じでしたが、最近は気になるところもなくなり、馬体も絞れ、動きやすくなったのでしょう。それにより気持ちも走る方へ向いてきたんだと思います。蹄に関しては、完全にキレイになるまではあと一歩というところですが、それでもここでの調教にはまったく問題はありませんし、トレセンでの追い切り、競馬にも支障はないでしょう。近々、坂口大調教師が来られますので、帰厩の具体的な日付を詰めることになるはずです」と話していました。
[2010.05.12]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場での準備運動後、坂路コースへ移動し、キャンターを乗っています。1本終わって、またスタート地点へ戻りもう1本というメニューを繰り返していますが、テンションが高くなることもありませんし、しっかりとした動きが目に付きます。以前は馬体が重くて、素軽い動きではなかったのですが、今は馬体が引き締まり、動きやすい体になっているということもあるのでしょう。気持ちも前向きで素軽い動きを見せています。飛節に関しては、一番可動する箇所なのですが、運動後でもまったく問題なし。もう不安は一切ありません。蹄に関しても、ここまで時間を掛けさせていただいたおかげで、もう不安のないところまで回復しています。坂口大調教師が近々状態の確認に来られますので、その時に今後の話を具体的に詰めていくことになると思います」と話していました。
[2010.05.05]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリ体をほぐしてから、坂路コースへ移動。普通キャンター程度ですが、距離的には3200mという長めを乗っています。こうして毎日の調教を積み重ねることで体力が戻ってきましたし、徐々にうるささも出てきました。体が引き締まってきたことで、動きやすくなったこともあるんでしょうし、悪さをする元気も出てきたのでしょう。毛ヅヤも上向いてきましたし、全ての面での上昇を感じます。飛節の腫れはもうほんの僅かの不安もないほど、スッキリと見せています。蹄に関しても、トレセンで進めていくのにまったく支障がないところまで回復しています。こちらの不安もありません。あとは坂口大調教師と相談して、帰厩の段取りを詰めていきたいと思います」と話していました。
[2010.04.28]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「もうフレグモーネから来る飛節の腫れは完全にスッキリしました。飛節は一番動く箇所なだけに、ここまで時間を掛けさせていただきましたが、もう心配はありません。今週からはペースも上げ、坂路での本数も増やして乗っています。いいペースで1本上がって、また戻って1本という具合です。馬体に関しては、休んでいる間はカイバを制限していましたから、太くはなっていないのですが、さすがに馬体のハリは落ちた印象です。今後は坂路での調教を積み重ね、ハリを戻し、息を作っていきたいと思っています。坂口大調教師には昨日、電話で状況を詳しくお伝えしましたし、来月中にはトレセンへ戻す段取りで進めていきますよ」と話していました。
[2010.04.21]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター2500mを消化しています。
担当者は「坂路でのペースは少しずつ上がってきました。角馬場で入念に体をほぐしてから坂路へ移動するのですが、元気一杯です。あまりテンションが上がりすぎることは良くないですが、元気があるということは、飛節も蹄も気になるところがないという証拠。飛節の腫れに関しては、あともう少しというところですが、これだけ元気に動けていれば問題ないでしょう。このまま乗り運動を進めながら、完治を待てると思います。蹄もその間に完全にキレイになるでしょう。少し時間は掛かってしまいましたが、トレセンに戻るのもそんなに遠い話ではないはずです。いい形で送り出せるように最善を尽くします」と話していました。
[2010.04.14]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にて軽めキャンター2500mを消化しています。
担当者は「飛節の腫れはまだほんの僅かに残っているのですが、先週末の獣医師のチェックでは『乗り運動には支障はないでしょう』とのことで、今週からは軽めですが坂路に入れ始めました。歩様に影響がないのはもちろん、気合の入った動きを見せていましたよ。飛節に関しては、乗り運動の際に一番動く箇所で負担が掛かる箇所なだけに、獣医師は絶対に慎重になるんですが、その獣医師からOKが出たんですから、もう心配はありません。稽古後も飛節が腫れることはありませんし、完全にスッキリするまではあと僅かというところでしょう。蹄に関しては、最近は暖かくなって着々と伸びてきています。もう不安が出ないというレベルまで回復していますが、見た目も完全にキレイにしておきたいですからね。こちらもあと僅かだと思います」と話していました。
[2010.04.07]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「今週から乗り運動を始める予定だったのですが、飛節にまだ僅かな腫れが残っているんです。もちろん最初の腫れと比べると格段に回復してきているのですが、まだ完全にはスッキリしていないんです。獣医師に診せたところ、『動く部分だし、まだ乗り運動はしない方がいいでしょう』とのことだったので、坂口大調教師とも相談して無理はしない方針に決めました。ただ、ウォーキングマシンでの運動はジックリ行っていますし、馬自身も気にする素振りはないんですよ。毎日冷水でビッシリ冷やしていますし、近日中には完全にスッキリするはずです。蹄に関しては、もう不安は一切なし。見た目にも全てキレイになるまでにはもう少し時間が必要ですが、このままでもトレセンに入って調教を積めるレベルです。飛節さえスッキリすれば、帰厩まではそんなに時間は掛からないと思いますよ」と話していました。
[2010.03.31]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続きウォーキングマシンのみで様子を見ています。フレグモーネに関しては、毎日の治療の効果でもうほぼ分からないくらいまで腫れは引いています。一時は大きく腫れたのですが、すぐに気付いて早い段階で治療できたのが良かったのだと思います。今週一杯は念のため、ウォーキングマシンのみで楽をさせるつもりですが、来週からは馬場に出して乗っていこうと思っています。蹄に関しても、しっかりと伸びてきて、日に日にくり抜いた部分が下に下がってきています。もう痛みもありませんし、蹄骨に響くことはありませんので、乗り込みにはまったく影響はないレベルです。あと1ヶ月もすれば見た目もキレイに回復するのではないでしょうか」と話していました。
[2010.03.24]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「順調に坂路での調教を続けていたのですが、先週の金曜日に右トモがフレグモーネになってしまいました。擦り傷から細菌が入って、全体的にボワーと腫れてしまったんです。細心の注意を払わなければいけなかったのですが、本当に申し訳ありません。ただ、早い段階で気付いてあげられたのはなによりだったと思います。今も治療は続けていますが、腫れは治まってきましたし、馬自身気にする素振りもなくなりました。もうしばらくは無理はさせませんが、症状的にそこまで長くなるということはないでしょう。少しペースを落とすことになりますが、この期間に蹄の方も伸びてくれればと思っています。次に進めていく時には蹄もキレイになって、帰厩へ向けてという段階になるはずです」と話していました。
[2010.03.17]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと体をほぐしてから、坂路でキャンターを乗っています。1本上がって、またスタート地点へ戻るというパターンで何本もこなしていますが、ライラはそのメニューにしっかりと応えてくれています。気持ちも前向きになってきていますし、スピード感のあるキャンターを見せていますよ。それは馬体が絞れて動きやすくなったというのがあるんでしょうね。こうして毎日かなりの調教量を積むことで、馬体が引き締まり、見た目にもメリハリが出てきています。蹄さえキレイになれば、今すぐにでも帰厩という話が出てきてもおかしくはないというくらいの状況です。ただ、いかんせん蹄は伸びるのが少しずつなんですよね。もう蹄骨に響くことがないのはもちろん、影響は一切ないんですが、完全にキレイになるまでにはもう少し時間は掛かると思います」と話していました。
[2010.03.10]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと体をほぐしてから、坂路コースへ移り、坂路を何度も往復しています。ウチの坂路は距離が短いのでそこまでペースは上がりませんが、小気味よいキャンターでキビキビと走る姿が印象的です。こうして毎日の調教をしっかり重ねていますから、馬体は日に日に引き締まり、メリハリが出てきました。以前は太くて走れる状態ではなかったので、調教でも前向きさが掛けていたのですが、今は自分からハミを取ってグイグイ動くんです。乗り役も『最近動きがグンと良くなりました』とライラの変化を伝えています。坂口大調教師にも状態は報告してありますし、あとはどういうタイミングでトレセンに戻すかということでしょう。蹄が完全にキレイになってからということであれば、もう少し時間をいただくことになります」と話していました。
[2010.03.03]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと体をほぐしてから、坂路コースでキャンターを行っています。ペース的にはそこまで速くはありませんが、上ってはスタート地点へ戻り、もう1本というように、かなりの調教量をこなしています。しっかり気合が入って走っていますし、スピード感のあるいいフットワークを見せますよ。『トレセンでも元気がいい馬』と坂口大調教師から聞いていますが、最近はかなりおとなしいんです。稽古後にそうなるのは余力が残っていないからかもしれませんが、稽古前でもチャカチャカする姿は見られません。年齢を重ねてだいぶ気持ちに余裕が出てきたんではないでしょうか。ウチは日曜日も休まず運動をしていますし、かなりの調教を積んでいることで馬体は引き締まってきました。あとは、蹄がキレイになるのをジックリと待つだけです」と話していました。
[2010.02.24]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと体をほぐしてから、坂路コースへ移動します。ウチの坂路は全長が短いので、あまり速いタイムは出せませんが、その分、本数を数多く乗って距離を長く乗るようにしています。1本サーッと上がってしまうより、何本もこなすことの方が馬にとってはキツイことかもしれませんね。以前は稽古の後でもギャンギャンして力が有り余っていたライラですが、最近はさすがに全てのメニューが終わると静かに馬房に帰っていきます。もちろん精神面の成長もあるんでしょうが、メニュー的にキツくなって、体力が余っていないというのもあるんだと思います。こうしてかなりの調教量をこなすことで、体が徐々にできてきました。前回の測定時より10キロ以上も絞れ、現在は464キロ。いい状態になってきましたよ。あとは、蹄がキレイになるのを待つだけですね」と話していました。
[2010.02.17]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと乗ってから、坂路コースへ移動して長めの距離を乗っています。ペース的にはそこまで速いところは出しませんが、その分、坂路を何本も上がって調教量を増やしています。以前は元気の良さが目立ったライラですが、最近はだいぶ落ち着きが出てきました。調教量が増えてきたということもあるのでしょうが、精神的に安定してきたというのもあるのかもしれません。ウチでは速いところはやられないということを分かってきて、リラックスしているのかもしれませんね。蹄に関しては、熱感を持つことは一切ありませんし、もう心配はないと断言できます。ただ、蟻洞の場合、治療として周りの蹄の組織をくり抜くので、そのくり抜いた痕が大きく残るんです。症状自体はもう問題なくても、このくり抜いた部分がキレイになるまでは少し時間が必要です」と話していました。
[2010.02.10]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと乗ってから、坂路コースへ移り、本数を重ねています。ペース的にはまだ軽めのところですが、その分距離を十分に乗っていますからね。毎日かなりの運動量になっています。こうして運動量が増えてきたことで、だいぶテンションの高さもおさまってきましたし、普段の仕草も落ち着きのあるものに変化してきています。基本的におとなしいタイプの馬ではないですが、今はしっかりと運動ができているので、余計なことをする元気まではないみたいですね。馬体重は現在476キロ。まだひと回り余裕がある作りです。今後はこのメニューを継続して、馬体のシェイプアップに励みます。蹄に関しては、現在のメニューではまったく支障はありませんが、見た目が完全にキレイになるまではもう少し時間は掛かると思います。帰厩はそのキレイになった後ということになるはずです」と話していました。
[2010.02.03]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、坂路にてキャンター3200mを消化しています。
担当者は「先週からは坂路に入れ始めました。坂路といってもウチは400mの短いコースなので、それを何本も上がるというメニューです。1本速いところをビシッとというより、長めをジックリとというメニューですね。もちろんこうしてペースが上げられるのは、蹄の状態が非常にいいから。坂路調教の後も熱ひとつ持ちませんし、馬自身も気にする素振りはまったくありません。軽快な動きを見せていますし、かなりの距離を乗った後でも元気一杯ですね。体力が有り余っているのかもしれません。今後はこのペースで調整を続け、患部が下に下がってくるのを待ちましょう。あと1ヶ月もすれば患部の半分は削蹄でキレイになるでしょう。完全にキレイになるのは2ヶ月といったところですかね。ただ、その間も稽古は続けられますし、そこからさらに長く時間が掛かるということはないでしょう」と話していました。
[2010.01.27]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、トラックコースにてキャンター2500mを消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場にてジックリと準備運動を行った後、トラックコースに出して、キャンターを2500m乗っています。馬房から出る時はとにかく元気一杯ですから、まずはジックリ運動をさせて気持ちを落ち着かせることを第一に考えています。コースに出る時にはだいぶ落ち着いてキャンターを踏めるようにはなっていますよ。キビキビとしたいい動きを見せていますし、体調面は良さそうです。蹄に関しては大きくくりぬいたわけですから、まだ見た目には削れている部分が目立ちますが、釘もしっかりと打ち込んで、蹄鉄も履かせています。それでも熱を持つどころか、馬自身気にする素振りもありませんから、心配はないでしょう。あとはこのまま調教を積み重ね、蹄がキッチリと伸びてくるのを待つだけですね」と話していました。
[2010.01.20]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、トラックコースにてキャンター2500mを消化しています。
担当者は「先週末からはさらにペースを上げ、キャンターを2500mほど乗っています。こうしてペースを上げられるのは、もちろん蹄の状態がいいから。まだ見た目にはくりぬいた部分が残っているのですが、もう蹄骨に響くような状況ではありませんし、熱も一切持ちませんからね。完全にキレイになるには、蹄が伸びて患部が下がってくるのを待たなければいけませんが、こうして調整を進めながらできるといのは大きなポイントです。蹄がキレイになるまで、完全に乗らずに休ませていたら、相当な時間が掛かっていたはずですからね。馬はとにかく元気一杯で馬場に出ると暴れようかというくらいです。脚をぶつけたりしないように、十分注意してやっていきます」と話していました。
[2010.01.13]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、トラックコースにてダクを2000m消化しています。
担当者は「引き続き、ウォーキングマシン、角馬場でジックリと体をほぐした後、トラックコースに出して、ダクをゆっくりと乗っています。歩様に違和感がないのはもちろん、馬自身元気一杯でギャンギャンしていますよ。まあ、でも馬房でうるさいとか、そういうことではないので、蹄をぶつけてさらに悪くなるとかそういう心配はないでしょう。馬場に出ると、気持ちが高ぶってきてしまうんでしょうかね。今まではずっと馬房やウォーキングマシンだけでしたから、相当ストレスが溜まっていたのかもしれません。それを発散させたいんだと思いますよ。蹄に関しては、乗り運動を行っても熱はありませんし、もう蹄骨に響くということはないでしょう。ただ、キレイになるまでにはまだまだ時間は掛かります。本当に良くなるのはやはり暖かくなってからでしょうね」と話していました。
[2010.01.06]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分、角馬場にて準備運動後、トラックコースにてダクを2000m消化しています。
担当者は「蹄の患部が下に下がってきましたし、ウォーキングマシンでの運動を続けても熱感は一切持たなかったんです。そこで装蹄師、坂口大調教師と相談した結果、『乗り運動を始めよう』ということになりましたので、年明けからはトラックコースに出してダクを乗っています。冬場は蹄が伸びるのが遅いですから、乗り出しは暖かくなってからかと思っていましたが、想像以上に回復は早かったみたいです。久々の乗り運動ですから、歩様を入念にチェックしましたが、違和感はまったくありませんし、馬自身も気にする素振りはありませんでした。ずっと馬房、マシンの往復でしたから、広い馬場に出てストレスが発散できるのも良かったと思います。馬場ではかなり元気一杯でしたが、裏を返せば馬自身痛みを感じていないからということ。非常に好感の持てる元気の良さという感じですよ」と話していました。
[2009.12.23]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「先週末からまたウォーキングマシンでの運動を再開しました。以前は蹄に熱感が戻ってきたので、運動を止めざるをえなかったのですが、しっかりと休ませた結果、熱感は完全に引きました。それに加え、蹄が少しずつ伸びてきて、患部が下に下がってきているんです。いろんな意味で良化の方向へ向かっていますから、運動を再開したというわけです。やはり何度も言うように、ずっと馬房の中にいるだけの状態と少しでも運動をして発散できるのとでは大違いですからね。ここ数週間ずっと舎飼で精神的にかなりストレスが溜まっていたでしょうから、これはいい傾向です。ただ、まだまだ乗り運動をする段階ではありませんし、時間が掛かるのは事実です。本当に良くなるのは、暖かくなって蹄の伸びが活発になる時期でしょうね」と話していました。
[2009.12.16]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。舎飼にて様子が見られています。
担当者は「引き続き、洗い場での手入れの時以外はずっと馬房の中で様子を見ています。特にテンションが高くなることはないですが、馬自身蹄のことを気にしているのかもしれないですね。悪くなった部分を大きく削り取っていますし、少しでも動くと蹄に影響が出てくるんだと思います。こうして舎飼でいても、日によって蹄に熱感がありますから、まだ影響は多大にあるんだと思います。ここから蹄骨に響くということだけは絶対に避けなければいけないことですから、これ以上の運動は禁物です。しばらくは舎飼で様子を見るしかなさそうですね。これが暑い夏場だったら、蹄の伸びも違ってくるのでしょうが、この寒い時期はどうしても伸びが少しずつになってしまいます。症状が変わってくるのは冬が明けてからでしょうね」と話していました。
[2009.12.09]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。舎飼にて様子が見られています。
担当者は「ウォーキングマシンでの運動を続けていたのですが、少し蹄に熱を持ったんです。それで、装蹄師に診てもらったところ、『蹄が伸びるまでは運動はせずに休ませた方がいい』との診断でした。それで、坂口大調教師とも話をした結果、『舎飼で様子を見よう』という結論に達しました。舎飼でいることは精神的にもストレスが溜まりますから、なるべくなら動かしたいところですが、状況が状況ですから、仕方がありません。先週末から舎飼にしていますが、今のところイライラしたり、テンションが高くなったりということはありません。何度も言うようですが、蟻洞の場合、蹄が伸びてきて、患部が下に下がっていくのを待つしか方法はありません。寒い時期は蹄が伸びるのが遅いだけに、どうしても時間が掛かってしまいます」と話していました。
[2009.12.02]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続きウォーキングマシンを60分消化しています。左前の蹄に関しては大きな変化はありません。蹄が伸びてくるスピードがゆっくりなだけに、どうしても目に見えての変化は分かりづらいのですが、ウチへ来てからは症状が悪くなっているということはありませんので、心配はしないで下さい。時間は掛かりますが、一歩ずつゆっくりと完治への階段を上がっているという状況です。運動量が少ないわけですから、カイバの量は最小限にしていますが、これだけ休ませているので、筋肉は落ちて、無駄肉が付いてきてしまっています。馬体重は現在480キロ。ボテッとして余裕のある体つきです。ただ、レース数を使っていないせいか、馬自体はまだまだ若いと感じます。なんとか復活させたいですね」と話していました。
[2009.11.25]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続きウォーキングマシンを60分消化しています。ずっと舎飼だと、腹痛を起こす可能性もありますし、血液の循環、代謝が悪くなる可能性もありますので、こうしてウォーキングマシンでの運動を60分こなせるようになって、ホッとしています。ただ、蹄の状態としては大きな変化はありません。悪い部分を中心に大きく削り取っている状態ですから、蹄が薄くなり、蹄骨に響く危険性があることは否めません。蹄が伸びて、その削り取った部分が、下に下がってくれば問題ないのですが、いかんせん蹄の伸びが遅い状態なんです。冬場だから仕方のない部分もあるんでしょうが、キレイになるまではまだまだ時間は掛かりそうです。まずはこの状態で蹄が伸びてくるのを待ちましょう」と話していました。
[2009.11.18]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続きウォーキングマシンを60分消化しています。舎飼でいる時も元気はありましたが、血液の循環が悪くなったり、精神的にストレスが溜まったりということが少なからずあったでしょうから、こうしてウォーキングマシンでの運動を始められたことは、ライラにとって良かったと思いますよ。馬房から出る時はテンションが高くなっていますから、力が有り余っていて、『動きたい!』という気持ちなんでしょうね。でも、決して言うことを聞かないとか、ギャンギャン暴れてどうしようもないということではないので心配しないで下さい。元気がいいというレベルですよ。蹄に関しては、症状が急に良くなるということは絶対にありえません。悪くならないように注意しながら、少しずつ蹄が伸びてくるのを待つしか方法はないんです。今は我慢の時期だと思います」と話していました。
[2009.11.11]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「引き続きウォーキングマシンを60分消化しています。歩様に違和感はありませんし、馬自身患部を気にするということはないんですよ。少しずつ蹄が伸びてきて、患部は下に下がってきています。ただ、最初があまりにもひどい状況でしたからね。乗り運動を行えば、蹄骨は動くわけですから、現時点でそれをするには危険が伴います。今はジックリと蹄が伸びてくるのを待つしかありません。患部に薬を毎日塗り、キレイに洗浄していくことを続けていきます。ただ、元気はあるんですよ。坂口大調教師から『うるさい馬だから』と言われていましたが、蹄に痛みがあったら、これだけ暴れられないはずですからね。元気があるのは何よりです」と話していました。
[2009.11.04]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。ウォーキングマシンを60分消化しています。
担当者は「獣医師、装蹄師と相談した結果、『ウォーキングマシンでの運動であれば大丈夫でしょう』との結論に達し、先週末からウォーキングマシンに入れ始めました。蹄に関しては、少しずつですが伸びてきていますし、確実に良化の方向へ向かっています。当初は動かすだけで蹄骨に響く可能性があるというくらい程度のひどいものでしたが、もうその危険な段階は脱したと思います。もちろんまだまだ時間は掛かりますが、これからも徐々に蹄が伸びてくるわけですから、悪い方向へ向かうということは絶対ありません。乗り運動はまだ先ですが、こうしてウォーキングマシンだけでも動かせるようになったというのは大きなポイント。ずっと舎飼だと、蹄葉炎になる危険性だってあったはずですし、腹痛の危険性もありました。馬自身ストレスも溜まるでしょうしね。今は元気にマシン運動をこなしています」と話していました。
[2009.10.28]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。舎飼にて様子が見られています。
担当者は「手入れをするために洗い場に出るくらいで、それ以外はずっと馬房の中で過ごしています。蹄に関しては、毎日の洗浄と薬を塗る治療、そして時間の経過とともに少しずつ伸びてきていますから、良化していることは間違いありません。ただ、蹄のことですから、良化はどうしてもスローになってしまうことは否めません。しかし、屈腱炎などとは違って、時間を掛ければちゃんと完治するものですからね。あせらずジックリとやっていきたいと思っています。あとは、こういう何もできない時期にいかに体調をキープできるかということが問題になってくるでしょう。腹痛には気をつけていきたいと思っています」と話していました。
[2009.10.21]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。舎飼にて様子が見られています。
担当者は「引き続き、蹄に関しては、洗浄をして、薬を塗るという治療を続けながら、舎飼で様子を見ているという毎日です。月曜日に装蹄師が来て、蹄を確認していきましたが、『蹄骨に響くと致命傷になりかねません。まだ動かさない方がいいでしょう』とのことでした。少しずつ蹄は伸びてきてはいるんですが、急には良くならないのがこの病気ですからね。まだまだ時間は掛かると思います。ずっと舎飼ですから、体調面や精神面が心配になるところですが、今のところ腹痛の傾向もありませんし、テンションが高くなることもありません。蹄を気にしてライラ自身でもあまり動かないようにしているのかもしれないですね」と話していました。
[2009.10.14]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。舎飼にて様子が見られています。
担当者は「引き続き、舎飼で様子を見ています。蹄に関しては、毎日洗浄をして、薬を塗るという治療を続けています。蟻洞でも、程度が軽いものであれば、運動はもちろんのこと、治療を行いながら、乗り運動を行う馬もいるんです。ただ、ライラはそのレベルではないということは確かです。もう少しひどくなっていたら、競走生活も危なくなっていたのかもしれないですね。でも、こうしてその前の段階で対処できたというのは不幸中の幸いだったと思います。しっかりと時間を掛ければ、蹄はキッチリと伸びてきますから、心配は要りません。この段階で最も注意しなければならないのは、蹄骨に響かせないようにするということですから、しばらくは舎飼で様子を見たいと思います」と話していました。
[2009.10.07]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。舎飼にて様子が見られています。
担当者は「引き続き、洗浄をして、薬を塗るという治療を毎日続けています。やはりずっと舎飼でいるというのは、馬にとっては良くないことですが、ここで運動をすると蹄骨に響く危険性があります。蹄骨に響いてしまったら、それこそ競走馬として致命傷になりかねませんので、今は舎飼でジッとしているしか方法はありません。幸い、腹痛の傾向もありませんし、馬自体は体調が悪くなっていると感じるところはありません。むしろ元気があるなというくらいです。でも、もちろんうるさくて手がつけられないということではないんですよ。坂口大調教師からはテンションが高い馬というのは聞いていましたが、今はちょうどいい元気の良さといった感じです。しばらくは舎飼で様子を見ることになります」と話していました。
[2009.09.30]
現在、滋賀県・栗東の栗東ホースクラブにて調整中。舎飼にて様子が見られています。
担当者は「こちらへ来てすぐに蹄のチェックを行いましたが、蟻洞の程度としては、軽度とは言えません。蹄骨に影響がなかったのは不幸中の幸いですが、時間が掛かることは避けられないと思います。トレセンの獣医師からは患部に塗る薬をもらっていますので、毎日洗浄をして、薬の塗布を行っています。舎飼だけだと、腹痛になる可能性が高いので、少しでも動かしたいところですが、ここで運動をすると蹄骨に響く危険性があります。獣医師からも『今動かすことは絶対に危険です』と念を押されています。蹄が伸びるまではジックリ待つしか方法はありません。冬場は蹄の伸びが遅くなるということもありますし、復帰までにはかなり時間が掛かると思います」と話していました。
[2009.09.25]
ウインライラは、今朝、トレセン近郊にある栗東ホースクラブへ放牧に出ています。蟻洞の治療が目的ですから、獣医師と坂口大調教師が通いやすいところとして放牧先が選択されたというわけです。
「せっかく出走までもう少しというところまで行けていたのに残念です。でも乗り出せばすぐに仕上がることもわかりましたから」と、古閑調教助手は申し訳なさそうにしていました。
[2009.09.24]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温17度、天候は晴れ。カラッと晴れた気持ちのいい朝で、まさに調教日和です。昼からは30度近くまで気温が上がりましたが、それさえも真夏のジリジリした暑さではありません。馬場状態はもちろん「良」です。
ウインライラは、今日も舎飼で様子を見られています。明日、トレセン近郊にある栗東ホースクラブに放牧に出ることになりました。
[2009.09.23]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温20度、天候は曇り。天気予報は明日にかけて下り坂で、湿った空気がそれを予感させます。気温は最近では一番の高めで、梅雨時のようにジメジメしていました。馬場状態はすべて「良」です。
ウインライラは、先週の追い切りのあと、左前脚の爪を痛がる様子を見せたため、詳しい検査をしたところ『蟻洞』という診断が出てしまいました。この蟻洞とは、ちょうど爪にできる虫歯みたいなものなので、痛いところを大きめにくり抜いて、そこに詰め物をする治療が施されます。坂口大調教師は「丁寧にケアをしながらやってきたのですが、速いところを行ったことで痛くなってしまったようです。蟻洞の治療は、とにかくジッとして待つしかないので、獣医師の指示も舎飼。少し落ち着くのを待って、近隣の牧場にいったん放牧するつもりです。順調に行かなくて申し訳ありません」と、頭を下げておられました。
復帰戦が間近に迫ってきていただけに痛い頓挫ですが、骨には響いていないのが不幸中の幸い。いましばらくお待ちいただきたいと思います。
[2009.09.18]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温17度、天候は晴れのち曇り。早朝は軽くモヤもかかっており、午後が近づくにつれて薄曇にはなりましたが、気温はちょうど心地のよい1日でした。馬場状態は「良」です。
ウインライラは浜中騎手の騎乗で開場直後のCWコースに入って、単走で追い切りがかけられました。
テンはゆったりと入りましたが、ラストは馬なりのままでグッと脚を伸ばしてラスト1F12秒0ですから、上々の動きです。「放牧から帰ってきて、本当に落ち着きがありますし、今日もいい動きでした。追い切り後もテンションが上がらなければ、なおいいですね」と、浜中騎手は笑顔で報告してくれています。
ただ、坂口大調教師は「しまい1Fがちょっと速すぎるなぁ。もう少しゆっくりでよかったんだよ」と、弟子にちょっぴり苦言を呈していました。それでも「動けるということはいいことでもあるからね」と、こちらに向き直って、笑顔も見せていました。順調です。
[2009.09.17]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温16度、天候は晴れ。空にはほとんど雲は見受けられないほどに晴れ渡っています。気温の上昇も緩やかで、さわやかな1日です。馬場状態も「良」でした。
昨日はゲート練習を行ったウインライラですが、時計になるほどのダッシュを行った翌日ということで、今朝は角馬場でダクを中心とした乗り込みで調整されています。
「特に問題はないようですね。乗り込みもだいぶ進んできています」と、坂口大調教師は語っていました。気持ちの面がだいぶ安定してきているのも伺えます。
[2009.09.16]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温15度、天候は晴れ時々曇り。日中は気温が上昇しても、朝晩はグッと涼しくなる傾向が続いています。今年は残暑とも無縁なのかもしれません。馬場状態はすべて「良」です。
ウインライラは古閑調教助手の騎乗で、Eコース入り。半周のキャンターから、Eコース奥のゲートに行き、入りの確認とダッシュなどの練習を行っていました。
ゲートへの寄り付きには少し時間が掛かりましたが、入ってしまうと問題はありません。スタート練習は3歳500万下ピサノルビー、2歳新馬オメガブルーベリーと一緒に行いましたが、素早く出た内のピサノにはやや遅れを取ったものの、外のオメガに対してはすぐに1馬身ほどのアドバンテージを取っていました。
とはいえ、坂口大調教師の厳しい目が光り、「枠入りに手こずり過ぎだなぁ。若馬じゃないんだから、もう少しスッと入ってくれないとみっともないよね」と、ちょっと不満ももれていました。ただ、「ジックリ進めています」という調整過程は順調とのこと。本日、ゲートから時計を出したこともあり、今週は「金曜日あたりに時計を出すつもり」とのことです。
[2009.09.11]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温15度、天候は晴れ時々曇り。朝晩の涼しさはいよいよ本物。空に浮かぶ雲も秋の模様に変わっていますし、トンボの数も多くなりました。今日も馬場状態は「良」です。
追い切り明けのウインライラですが、今朝も古閑調教助手が騎乗して角馬場で入念なダクを踏んできました。
「状態はいいですよ。速いところを行けと言われたらいつでも行けるデキです。でも、こうやってゆっくり進められるようになったのも成長なんですよ」と、古閑助手は目を細めていました。
[2009.09.10]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温14度、天候は晴れ。昨日より一気に7度も低くなって、昨日までの半袖シャツでは大げさではなく震えあがるほどでした。もちろん、昼間は暑くなりましたが、朝晩の冷え込みはもうすっかり秋モードです。馬場状態は「良」でした。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して坂路を単走で軽めの追い切りがかけられています。
「馬なりで15〜15秒ペースを目安に」という内容でしたが、「いいですよ。テキが慎重にということなのでジックリ進めていますが、行けと言われたらドカンと速い時計が出せそうな感じです。でも、落ち着いているからこそ、こうやってゆったりしたペースでも乗れるんですよ」と、好感触を古閑助手が語っていました。
近いうちに復帰戦の具体的なプランが出てきそうな雰囲気なのは間違いありません。
[2009.09.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間5時30分の気温21度、天候は曇り。今週から馬場開場時刻が午前5時30分に変更されています。北海道から小倉から、人馬が一斉に帰ってきて、夏場とはまったく違う風景になっていました。馬場状態は「良」です。
別馬のように落ち着いたと評判のウインライラは、古閑調教助手が騎乗して坂路を楽走で1本上がっていました。
まだ本格的な追い切りはかけられていませんが、先週末日曜にも坂路で15〜15秒ペースを乗られていることからも、立ち上げは順調そのものです。
坂口大調教師は「明日、ちょっと速いところを追ってみるつもりです」と、帰厩後初の追い切りを示唆していました。
[2009.09.04]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は曇り。含水率3%というカラカラの馬場状態表示が続いていましたが、今朝は6時過ぎに傘が要らない程度のお湿りがあり、埃っぽさをやわらげる恵みの雨となりました。それでも馬場状態はもちろん「良」。朝晩の過ごしやすさも変わりありません。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して角馬場での乗り込みを入念に行っていました。馬体は余裕残しに見えますから、まだ具体的な出走プランは坂口大調教師から表明されていませんが、「日曜にも15〜15秒ペースぐらいで軽く追っておきますからね」と、順調に来ていることを喜んでいました。
[2009.09.03]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。いつ雨が降ってもおかしくない空模様ですが、それが湿り気を閉じ込めているようで少し蒸す感じがした朝です。馬場状態は「良」でした。
追い切り明けのウインライラですが、今朝は坂口調教助手が騎乗して坂路の角馬場でのダクを入念に踏んでいました。
坂口助手は「休養前とは気配が違います。ウソみたいに素直だし、精神面がいい方向に変わってくれました」と、乗りやすくなったことを喜んでいました。
[2009.09.02]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は晴れ。日の出が5時半過ぎになったいまは、朝一番の調教が最も見づらい時期でもあります。朝晩の気温は過ごしやすく安定しています。本当に秋なのかもしれません。馬場状態は「良」です。
「以前のようなうるささがなくなった」と評判のウインライラ。今朝は古閑調教助手が騎乗して坂路を楽走に近い馬なりで1本。坂口大調教師の指示は「上がり3Fを15〜15秒ペースで」というものでしたから、注文通りに上がってきた内容と言えます。
まだ出走予定が出る段階ではありませんが、牧場でも順調に乗り込みを重ねていましたから、復帰戦までさほど時間はかからないと思われます。
[2009.08.28]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は晴れ。「夏はもう終わりなの?」という声がもれるぐらい、朝は暑くありません。雨もしばらく降っていないため、ダートコースはハロー車が走るたびに乾いた砂が舞い上がっています。馬場状態は「良」でした。
昨日帰厩したウインライラは、古閑調教助手が騎乗してトラック内の角馬場でまずはダクを入念に踏み、締めに1周500mの大きな角馬場でキャンターを4周していました。
この様子をチラチラ見ていたらしい浜中騎手が「お利口さんになっていましたよ。体もいい感じですし、仕上がるのにそんなに時間はかからないでしょうね」と、嬉しそうに報告してくれています。
[2009.08.27]
右前脚トウ骨遠位端剥離骨折で休養していたウインライラが、本日27日、およそ8ヶ月ぶりに栗東トレセンへ帰ってきました。
ライラのよきパートナーである古閑調教助手のもう1頭の担当馬コウエイテンプウが、先週の未勝利戦でついに勝利をゲット。総賞金2070万円で勝ち上がったウインスカイハイほどではありませんが、こちらも1620万円での勝利ですから苦労が偲ばれます。
「ライラをお持ちの会員の方々には本当にお待たせしてすいません。お待ちいただいた分、ライラとのタッグで頑張ります」と、気合入りまくりの古閑助手でした。
[2009.08.26]
8/26(水)に茨城県・潮来のミッドウェイファームを退厩、栗東:坂口正大厩舎へ帰厩の予定です。
担当者は「坂口大調教師から連絡が入り、本日夕方の馬運車でこちらを出発することになりました。先週から今日まで坂路2本を毎日続けてきましたし、体には締まりが出てきました。ハロン15〜15秒は行っていませんが、毎日気合が入った登坂で、ハロン17秒くらいになっていますから、調整が足りないということはないはずです。ライラの場合、少し仕掛ければ楽にハロン15〜15秒が出ますから、時計にこだわることはないでしょう。あれだけいい状態の時に厩舎に戻せなくなってしまって申し訳ありませんでしたが、今回はその時と同じ、いやそれ以上の状態になったと思っています。体に太め感はないですから、厩舎に入ってからはそこまで時間は掛からないはずですよ」と話していました。
[2009.08.19]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「今日からペースを上げて、坂路2本のメニューにしました。というのも、コース+坂路1本というメニューでは力が有り余っているようだったんです。帰り道でも元気一杯で飛び跳ねるくらいだったんです。ですので、さらに負荷を掛けるということです。さすがに坂路2本上がった後は、動き回るくらいまで体力は残っていないみたいですね。左トモ、右前の疲れは取り切れていますし、いい時のライラの動きが戻ってきましたよ。一時期、急激に減ってしまった馬体も戻ってきましたしね。元々が大きく見せるタイプの馬ではないので、フックラとまではいかないですが、それでもライラなりにいい馬体をキープしています。坂口大調教師にも状態を報告していますので、近々再び帰厩の段取りが組まれることになるはずです。そこへ向けて坂路で時計を出して行こうと思っています」と話していました。
[2009.08.12]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター2000m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週は左トモと右前の疲れから、坂路入りを止めて、ダートコースのみで様子を見ていましたが、疲れは取り切れたようなので、今週からは坂路入りを再開しました。まあ、疲れと言っても、ほとんど心配のないレベルでしたし、大事を取ってというモノでしたからね。先週坂路入りを継続していても、問題はなかったかもしれません。ただ、その僅かなところに気付いてあげられるかどうかということが大切になってきますからね。早めに処置をしてあげられて良かったと思っています。体に関しては、栗東までの輸送を考えるともう少しフックラさせてもいいかなとも思いますが、ライラの場合、太過ぎる馬体にはあまりならないので、これくらいがこの馬のベストなのかもしれません。近々ハロン15〜15秒をやって、厩舎へ送り出したいと思います」と話していました。
[2009.08.05]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター3000m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「毎日坂路1本というメニューを継続していたのですが、今週に入り少し左トモに疲れが見られたんです。さらにそこから対角線の右前にも若干疲れが感じられました。歩様が大きく乱れたり、筋肉の凝り固まりが見られたりというレベルではないですから、心配ないと言えば心配ないのですが、無理してまた長引いてしまったら元も子もないですからね。今週はダートコースのみの調整で様子を見たいと思います。でも、今日なんかはコースで引っ掛かるくらいのヤル気を見せていましたし、元気一杯の姿が目に付きました。疲れと感じたのはこちらの見間違えだったのかなと思うくらいの動きでしたよ。来週からはまた坂路調教に戻すことになると思います。体はフックラと見せていますし、一時のガレた体の面影はありません」と話していました。
[2009.07.29]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター2000m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「引き続きコースから坂路1本というメニューを継続しています。馬体もあの好調時と同じくらいの状態に戻ってきましたし、毛ヅヤもピカピカ。休んでいた分はほぼ取り戻したと言えるでしょう。あとは、ハロン15〜15秒を重ねて息を作っていくだけですね。来週には坂路の本数を2本に増やし、その後は追い切りを行って、最終調整を行いたいと思っています。ウチでは牝馬は時間の遅い暑い時間帯に調整をしているのですが、夏バテどころか、元気一杯。稽古の後も少し暴れるくらいの元気の良さですから、体調はいいんでしょうね。なるべく早く厩舎に戻せるように頑張ります」と話していました。
[2009.07.22]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター2000m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「現在はコースから坂路1本というメニューを消化していますが、動きは日に日に良くなって来ていますよ。順調に乗れていた時の動きと比べても遜色のないところまで回復して来ていると言えるでしょう。体に関しては、一時期体調不良で馬体重を減らしましたが、最近は食欲も戻ってきましたから、馬体も回復傾向にあります。太めとは言わないですが、決して細くはない作りです。ライラは元々、かなり太く見せるような体つきにはならないタイプですから、こういう体でいいんだと思いますよ。今週末には少しペースを上げて乗ってみようと思っています。帰厩の話は少しズレてしまいましたが、幸い大きく延びることがなさそうでホッとしています。近々、坂口大調教師と再度話を詰めたいと思います」と話していました。
[2009.07.15]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター2000m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週は角馬場で様子を見ていましたが、状態は日々良化に向かっているので、今週からはペースを上げて乗っています。月曜、火曜はダク、今日はコースでキャンターを乗りましたが、歩様に違和感はありませんでしたね。もう両前、両トモ、すべてがスッキリとしてキレイな状態です。おそらくライラの体内に入り込んでいた細菌は全て取り除くことができたのだと思います。今後はさらにペースを上げ、坂路入りも再開したいと思います。体に関しては、一時、食欲が落ちて、ガタッと肉が落ちてしまいましたが、最近は食欲も戻り、体も徐々にいい時に近づきつつあります。あそこまで乗り込んだ馬ですし、帰厩態勢を整えるのにはそんなに時間は掛からないはずですよ」と話していました。
[2009.07.08]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを30分に加え、厩舎周りの乗り運動を消化しています。
担当者は「右前トウ骨内側は見た目も完全にスッキリしました。もう細菌は除去できたようで、他の箇所に腫れが移ることはありませんし、馬自身にも元気が出てきました。細菌が回っている最中は食欲も落ち、元気もなくて、いかにも体調が悪いという状況でしたが、今はそれがすべて戻ってきています。食欲旺盛ですし、元気一杯。今日から乗り出したのですが、元気が良すぎてまたロデオ状態になるのではないかと心配したほどです。でも、人が乗ると意外に落ち着きが出てきて、今日はしっかりと厩舎周りの常歩運動ができていました。この辺はライラの精神面での成長かもしれませんね。食欲が戻ってきましたから、減った体もすぐに戻っています。あとは調教を再開して、筋肉を戻していきましょう。一度あそこまで仕上がった馬ですから、戻すのにはそんなに時間は掛からないはずです」と話していました。
[2009.07.01]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。引き運動を消化しています。
担当者は「右前トウ骨内側に関しては、まだ腫れは若干残っていますが、症状としては回復へ向かっています。注射の治療と冷却治療を継続していますので、近日中にはスッキリしてくるはずです。体内で細菌が回っているとのことでしたから、さらなる箇所への転移も危惧したのですが、ここで止まってくれたみたいですね。まだ体内に細菌は残っているかもしれませんが、おそらくもう悪くなることはないと思います。と断言するには、体調面の良化が目に見えて分かるからです。先週までは元気もなく、食欲も落ちて、いかにも体調不良という感じだったのですが、今週は元気も出てきて、カイバも残さず平らげるんです。細菌の影響がなくなったから、体調も上向いてきたんでしょうね。今はまだ引き運動のみですが、近々また乗り運動を再開できるはずです」と話していました。
[2009.06.24]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。引き運動を消化しています。
担当者は「右トモ、左トモ、右肩と針をした箇所が腫れてきたことに関しては、注射を打って治療をした効果ですぐに引きました。しかし、今度は右前トウ骨の内側が腫れてしまいました。ここは針を行った箇所ではないですから、『細菌自体が回っている』との獣医師の診断でした。もちろんここにも注射を打って、その後は冷やして腫れを取ることに専念しています。ずっと舎飼というわけではなく、軽く引き運動程度は行って気分転換は行っているのですが、この1週間元気がないんです。細菌の感染ということですから、馬自身体調も良くないのだと想像できます。体調が下降線なものですから、元気もなくなり、カイバも残すようになっているんです。それにより、体が細く映るようになりましたし、毛ヅヤも悪くなってきました。せっかく順調にきていて、あとはお声が来るのを待つだけという状況だったのに、こういうアクシデントになってしまい、申し訳ありませんでした」と話していました。
[2009.06.17]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。引き運動を消化しています。
担当者は「右肩に筋肉痛が見つかり、念のためということで針治療をしたんです。どうせやるならということで、坂路調教によりトモにも蓄積疲労が見込まれましたから、トモにも同時にササ針を行ったんです。悪い血がドッと出たわけではないですが、こうして帰厩前にケアをしておくことは後々を考えれば得策だと思ったんです。しかし、そこから細菌が入ってしまい、フレグモーネのような形になってしまいました。最初は、右トモが腫れました。すぐに注射を打って治まったのですが、今度は左トモ、右肩の上、左前と針をした全てのところで細菌が感染してしまいました。それにより先週末からは引き運動のみで様子を見ています。でも、注射をして冷やしてという治療を継続していますし、腫れはすぐに引くはずですよ。腫れさえスッキリすれば、また坂路で乗っていきます。ここまで十分過ぎるほど乗り込んで体はできていますから、これくらいの休みだったら帰厩に大きな影響は与えないと思います」と話していました。
[2009.06.10]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週の金曜日もサッとハロン15秒を出しましたが、すごい気合い乗りでビュッと反応してくれました。毛ヅヤも抜群で、体も引き締まって、最高と言える状態でした。それで今週も坂路2本を継続していたのですが、今日の稽古が終わった後、右前の歩様にぎこちなさがあったんです。骨折箇所に関しては、完全に治っていますから、そこが疼き出すということは考えられませんでした。すぐに獣医師に全身を調べてもらったところ、右肩に筋肉痛のような状態が見つかりました。明日は坂路入りはお休みして、治療を行うつもりでいます。ここまで調教を積み重ねてきたことによる疲労というのが出てきてしまったのかもしれませんね。でも、『ただの』と言ったら言い方は悪いですが、ただの筋肉痛。治療ですぐにほぐれてくるでしょうし、帰厩に支障はありません。少し楽をさせて、そこからまた調子を上げていきましょう」と話していました。
[2009.06.03]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターに2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「引き続き毎日坂路を2本というメニューを重ねていますが、順調に来ていますね。一旦坂路1本にペースを落として楽をさせてあげて、再び上昇気流に乗ってきたという感じです。先週末は坂路でハロン15〜15秒を行いましたが、すごい行きっぷりで抜群の動きでした。体に関しても筋肉が乗ってきて、メリハリが出てきたんです。栗東への輸送、その後のトレセンでの調整を考えて少し太めに作っていますが、その中でも目立つ体のハリをしています。坂路2本にしてからは、帰り道でも落ち着いていられるようになっていますから、いい状態をキープしていると言えるでしょう。あとは、坂口大調教師からお声が掛かるのを待つだけですね」と話していました。
[2009.05.27]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターに2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週は坂路1本で少し楽をさせてあげましたが、今週からはまた坂路の本数を2本に増やして帰厩前の最終調整に入っています。今、楽をさせてあげたと言いましたが、金曜日もハロン15〜15秒をやっていますし、『楽な』というのは適切な表現ではないかもしれません。金曜日の動きも抜群でしたし、スピード感のある回転の速いフットワークが目に付きました。ただ、先週がそのメニューだったことで、またテンションの高いライラが戻ってきたんです。坂路1本では力が有り余ってしょうがなかったんでしょうね。先週は帰り道でもチャカチャカするライラの姿が目立ちました。でも、これは悪いことではないですよ。坂路を1本に減らして逆に落ち着いていたら、疲れがあるのではないかと心配していたはずですからね。元気があるのが一番。いい状態でトレセンへ移動させられると思います」と話していました。
[2009.05.20]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて1本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週の金曜日も坂路でハロン15秒を切る追い切りをこなしましたが、動きは抜群でしたね。体は引き締まってきて、ハリが目立つ馬体に変化して来ていますし、いよいよ帰厩の態勢が整ってきました。ここまで長いスパンでハロン15〜15秒をやってきましたから、さすがにここらでひと息入れてあげようと思い、今週からは坂路1本のメニューに控えています。おそらくあと1、2週で帰厩のお声が掛かるはずですから、今週1週間は坂路1本にペースを落とし、来週からもう一度ピッチを上げていくというスケジュールで考えています。患部に関しては、朝も稽古後もまったく熱感はありませんし、完治したと自信を持って言える状態です。今週はメニューを楽にしたにも関わらずテンションは高くなっていないというのもいい傾向だと思います。いい状態で厩舎へ送り出せると思います」と話していました。
[2009.05.13]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「非常に順調です。先週の土曜日、今週の火曜日と間隔を空けずにハロン15〜15秒を行っていますが、スピード感のある回転の速いフットワークが目に付きます。乗り手はガッチリと手綱を抑えたまんまで、放せばビューンと飛んでいきそうな雰囲気です。今とても状態がいいんでしょうね。坂路調教後はコースでクールダウンをしますが、その際もテンションが上がることはないですし、帰り道でも落ち着いた姿が目に付きます。ヤンチャがトレードマークのライラですから、この落ち着きには成長を感じます。ヒザに関しては、これだけ追い切りをこなしても、熱感は一切ないんです。もうこれは完治と言えるでしょう。体はフックラと見せていますが、ハリがあっていい状態をキープしています。あとはお声が掛かるのを待つだけですね」と話していました。
[2009.05.06]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週の金曜日も坂路でハロン15〜15秒を行きましたが、キビキビとした動きで非常にスピード感がありました。おそらく最後はハロン13秒くらいになっていたと思います。これだけ追い切りを重ねても、患部には一切熱感がないのは驚くべきことです。歩様自体は、元々一度も悪くなったことはありませんでしたが、骨折箇所が常に動く箇所だっただけに、ずっと熱感は残っていましたからね。今はそれが一切なくなりましたから、もうこれで自信を持って完治したと言えます。体に関しては、筋肉が乗っていてそれでいて少し余裕がある体つきをキープしています。これでトレセンに入ってビシッと追い切りをこなせば、ちょうどいい体つきとなるでしょう。それと気性面の成長も感じます。今は稽古前も稽古後も、非常に落ち着き払って堂々と歩いています。ライラもお姉さんになったのかもしれないですね」と話していました。
[2009.04.29]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週の金曜日も坂路でハロン15〜15秒を行きましたし、今週は昨日も坂路で併せ馬をしたところ、ハロン15秒くらいで動いてしまいました。ライラは気が入って走るタイプですし、やろうと思えばいくらでも時計が出ますからね。ハロン15秒でも驚くことではありません。驚くのは脚元の方です。骨折箇所がどうしても常に動く場所ですから、僅かな熱は残るのだろうと考えていましたが、今はそれが一切なくなったんです。朝も稽古後もヒンヤリしているんですよ。元々、歩様には影響はありませんでしたし、微熱が残っていても心配はしていませんでしたが、熱がないことにこしたことはないですからね。あそこで帰厩させずに、しっかりと時間を掛けて調整してきたことが吉と出た感じがします。坂口大調教師からは『来月には帰厩の段取りを組みます』と連絡をいただいていますので、そのつもりで最終調整に入ります」と話していました。
[2009.04.22]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週金曜日は坂路でハロン15〜15秒を行いましたが、動きは抜群でした。気合の入った素晴らしい動きで、キビキビとした動きが目に付きました。そして、その日の午後には獣医師に来てもらって、筋肉注射を打ちました。右肩と腰の部分です。ただ、不安が出たというわけではないんですよ。こうして追い切りを重ねてきたわけですから、どうしても疲れは溜まってきます。そういう疲れが表に出ないうちにケアしてあげるのも大事なことなんです。次の日も坂路を2本乗っていますし、まったく問題はありませんよ。ヒザの熱に関しても、以前は稽古後かならず熱感を持っていたのに、今は日によってというものですし、その熱も微熱程度です。こちらも良化してきているのでしょう。それと気性面。今は稽古後の帰り道もおとなしく帰れるようになっています。とにかくうるさいライラのことですから、油断はできませんが、もしかしたら少し大人になったのかもしれませんね」と話していました。
[2009.04.15]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週の金曜日は、単走でしたが、楽にハロン15〜15秒が出ていましたし、動きはキビキビとしていましたね。その日の午後はヒザに熱感はありましたが、馬自身はまったく気にしていないんですよ。歩様にもまったく影響はありませんしね。それで今週も毎日坂路を2本乗っていますが、今日の午後は一切熱感がなかったんです。ヒンヤリとしている状態には驚かされましたね。元々、熱感はあっても追い切りでは素晴らしい動きを見せていましたし、特に気になる症状は出ていなかったわけですが、熱感がないにこしたことはありませんからね。一歩前進と考えていいでしょう。こういう熱感のない日が続けば、さらに状態は上がってくるはずです。帰厩はまだ先のようですから、今後は一旦ペースを落としてリフレッシュさせてあげることも検討しています」と話していました。
[2009.04.08]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週の金曜日も坂路でハロン15〜15秒をやりましたが、動きは良かったですね。気合が入っていましたから、抑えるのに苦労したほどでしたよ。馬の行く気に任せていたら、また前回みたいなハロン11秒台が出ていたかもしれません。今週も昨日は元気一杯の登坂で、普通キャンターがハロン16秒くらいになっていました。こうして動けるのは、やはり状態がいいからなんでしょうね。ヒザの熱感を除いては、パーフェクトと言える状態です。まあ、熱感があってもこれだけ動けるということはあまり気にしなくていいということなのかもしれないですけどね。ただ、坂口大調教師は『見舞金の休養期間はしっかりと休ませる』と大事を取る方針を掲げていますから、その通りいきたいと思っています。帰厩がまだ先であれば、一旦楽をさせてあげることも検討しています」と話していました。
[2009.04.01]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週の金曜日は併せ馬で時計を出したのですが、これが圧巻でした。ハロン14秒から入って、しまいは11秒8という鋭さ。自分からグイッとハミを取って行く気になり、スピードに乗った素晴らしい動きでした。もちろんこれでは併せた相手もライラについていけません。まるで帰厩前、しかもトレセンに戻って10日でレースを使う馬の追い切りのようでした。動きは抜群でしたが、まだヒザの状態に関しては不安が取り除かれたというわけではありません。それでも、以前は朝も午後も熱感を持っていたのが、今は午後に僅かに熱を持つといった程度で、少しずつ良化してきているのが分かります。見舞金の期間である6ヶ月をしっかりと休養に充てられれば、患部は万全になるのではないでしょうか。まあ、休養とは言いましたが、こうして坂路でトレセン並の時計も出しているわけですからね。6ヶ月でキッチリとレースに持っていけるように逆算して進めていきたいと思っています」と話していました。
[2009.03.25]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「引き続き毎日坂路2本、その後はコースに出てダクをジックリと乗るメニューを消化しています。坂口大調教師とライラの今後についてお話しましたが、『骨折見舞金が6ヶ月で出ているので、そこまではしっかり待つつもり』とのことでした。まだその6ヶ月まではだいぶ時間がありますから、帰厩は先に延びることになりました。トレセンの獣医師の診断で『全治6ヶ月』が出ているわけですし、運動後はヒザの熱感がまだ引かない状況ではありますから、無理をする必要はないでしょう。6ヶ月経てばその熱感も取れるのではないでしょうか。まあ、歩様自体はまったく問題ないんですけどね。今朝も坂路で軽快な動きを見せていましたし、上がりの歩様もシャキシャキとしているほどです。今週の金曜日は軽く時計を出すつもりです」と話していました。
[2009.03.18]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「引き続き毎日坂路2本、その後はコースに出てジックリとダクを乗って気持ちを落ち着かせています。その効果か、今は帰り道でもだいぶ落ち着いて歩いていられるようになりました。右前のヒザに関しては、毎日必ず熱感はありますが、これは運動の際に常に動く箇所ですし、負担の掛かる場所でもありますから、仕方がないでしょう。午後からはしっかりと冷やしてケアをしていますし、歩様にはまったく影響はありませんから、気にすることではないと思います。こうして坂路調教を重ねてきたことで、トモに筋肉が乗って、お尻が丸々となりましたし、他の各部にも筋肉が戻ってきました。あとはお腹のラインをシャープにできれば態勢は整いますね。気温の上昇とともに体調も良くなってきていますし、全ての面で上向いていると言えるでしょう」と話していました。
[2009.03.11]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「引き続き毎日坂路2本、その後はコースに出て落ち着かせてから、厩舎に戻るというメニューを消化しています。落ち着かせるとは言いましたが、それでもうるさいはうるさいんですけどね。坂路2本行ってもまだ体力があり余っているということなんでしょう。しかも坂路では気が入って走るので、2本目はハロン18秒くらいになっていますからね。そういう調教を毎日続けていても、これだけ元気一杯なんですから、状態はいいんだと思います。骨折箇所は稽古後は必ず微熱を持つのですが、歩様には一切出ませんし、馬自身も気にしている様子はありませんから、こちらも神経質になる必要はないのかもしれません。体にもハリが出て、引き締まってきていますし、徐々に帰厩の態勢が整ってきています」と話していました。
[2009.03.04]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週までは坂路1本の日と、2本の日が交互の調教メニューだったのですが、今週からは毎日坂路2本のメニューにペースアップしています。その登坂も気合いが入って走るタイプなだけに、常にハロン18秒くらいにはなっていますよ。患部は何度も言うように、常に動く箇所なだけに、稽古後は必ずと言っていいほど、熱感がありますが、歩様にはまったく影響はありません。先週レントゲンで確認してみましたが、キレイな状態で、骨膜の炎症の『え』の字もありませんでしたから、こっちとしてもあまり気にしないようにすることにしました。もちろん午後からビッシリ冷やすというケアは続けていますけどね。稽古後の帰り道は相変わらずテンションが高いのですが、これはライラの特徴ですから、こちらも気にしないように心掛けています。このまま坂路2本でのメニューを継続し、帰厩に備えます」と話していました。
[2009.02.25]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて1本、ウッドチップコースにてダク1600m、もしくは坂路をキャンターにて2本、ウッドチップコースにてダク800m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「今週から調教メニューを一段階アップさせています。坂路を2本という日を1日おきに行っています。患部に関しては、動く箇所なので、どうしても稽古後は熱感がある状態ですが、毎日ビッシリ冷やしていますし、歩様には影響はありませんから、問題はないでしょう。坂路でも回転の速いフットワークを見せますし、稽古が終わった後もスムーズな歩様なんです。ただ、スムーズはスムーズですが、帰り道はとにかくうるさいんです。立ち上がるまではいかないですが、とにかくテンションが高いですね。まあ、ライラが落ち着いていたら逆に本調子じゃないのかなと感じるほどですから、これはこれでいいんでしょう。あまり深く考えないようにしています。体は太くはありませんし、トモは丸みを帯びてきましたから、だいぶ仕上がってきましたね」と話していました。
[2009.02.18]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて1本、ウッドチップコースにてダク1600m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「今週からは坂路1本、ハロン18秒くらいで上がり、その後もう一度コースに出して、ダクをジックリ乗っています。ライラの場合、坂路に行き出すと気が入るタイプですから、自然にハロン18秒くらいにはなるんです。それを毎日続けているわけですから、稽古の中身としては濃いモノになっています。骨折箇所に関しては、常に動くところですから、やはり完全にスッキリとはならないのですが、歩様には一切影響はありませんし、動きもキビキビしているほどですよ。稽古後の熱感はその後の冷水でのケアでしっかりとカバーしています。体に関しては、まだ乗り込み量が足らない割には、筋肉の戻りも早いですし、メリハリも出てきています。こういう気の入るタイプで、仕上がりも早い馬ですから、帰厩までにはそんなに時間は掛からないかもしれませんね」と話していました。
[2009.02.11]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてダク3200m、坂路をキャンターにて1本、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「先週末からはダクでの運動の後に、坂路を1本というメニューをプラスしています。ダクの時間を長めに取っていたのですが、それでも帰り道は元気一杯で乗り手を振り落とそうかという具合だったんです。それだけ体力があり余っているなら、もう少し調教量を増やそうというわけです。坂路1本のメニューを増やしたことで、帰りは少しテンションが落ち着いた気がしますが、ウッドコースでは暴れるくらい元気がいいのも事実です。でも、もうこれはしょうがないでしょうね。ライラに落ち着きというのを求めるのは難しいことなのかもしれません。患部に関しては、どうしても動かす箇所なだけに、運動後は熱感がありますが、歩様に影響はありませんし、馬自身痛みも感じていないようです。脚元に掛かる負担を考えると坂路中心の方がベターですから、今後は坂路中心のメニューを組んでいきます」と話していました。
[2009.02.04]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてダク3200m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「引き続きコースに出て、ダクを長めに乗っています。それが終わっての帰り道はまだかなりテンションが高いですから、運動量としては足りないんでしょうね。まだまだ動きたいといったところなんだと思います。患部である右前のヒザに関しては、僅かに熱感を持ちますが、この箇所は常に動く部分ですから、完全にスッキリするというのにはもう少し時間は掛かると思いますよ。歩様に影響はまったくありませんし、馬自身も気にする素振りもありませんから、心配は要らないでしょう。これだけテンションが上がってしまう馬ですから、できれば坂路中心で進めていきたいのが本音です。患部は前脚ですから、負担が掛かりにくいということを考慮すれば、なおさら坂路中心の方がいいんです。ただ、ここまでかなり休ませていた期間が長かったので、すぐに坂路へ入れるとスクんだりする可能性があります。ですから、まずはジックリ時間を掛けて乗って、基礎体力を戻しましょう」と話していました。
[2009.01.28]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。常歩運動後、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてダク3200m、後運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「今週月曜日まではロンジングで様子を見ていましたが、だいぶ落ち着きを取り戻してきたので、昨日からはコースに出してダクを乗っています。調教が終わって上がってくる時はまだチャカチャカしていましたが、これくらいなら許容範囲内ですよ。他の馬と比べるとうるさく映りますが、ここ1、2週のライラを見ていれば、どれだけ落ち着きが出てきたかが分かります。患部に関しては、動く箇所ですから、歩様も心配したのですが、コースでは滑らかなキャンターを見せていました。まだ微熱は残りますが、これは冷やしながらのケアで大丈夫だと思います。それまではロンジングだけとは言え、30分もかけてみっちり乗っていたわけですから、運動量としてはかなりのモノです。ロンジング前はトモの筋肉も落ちてしまって、緩い体つきをしていましたが、今は悪い馬体ではないですよ。来週からはキャンターも始めていきます」と話していました。
[2009.01.21]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを30分、常歩運動後、ロンジングを30分消化しています。
担当者は「引き続き、ロンギ場でのロンジングで様子を見ています。当初は、ロンジングは2、3日で大丈夫だろうと踏んでいましたが、その考えは甘かったですね。とにかくうるさくてどうしようもありません。馬場から出る時も元気一杯で、下のコースに降りる時もチャカチャカしっぱなし。ロンギ場に入っても、その勢いは止まらず壁でもぶち破って飛び出してしまうんではないかというほどです。ロンギ場では乗って軽く運動をするのですが、その時もロデオ状態。これが広い角馬場に出してのハッキングだったら、間違いなく乗り手を振り落として、放馬、そしてアクシデントへと繋がるでしょう。そんなことがあって、現在でもロンギ場から出ることができません。まずは精神的に落ち着くことが先決ですね。患部に関しては、動く箇所だけに完全にスッキリとはなりませんが、今は僅かな熱感だけですし、歩様にはまったく影響はありません」と話していました。
[2009.01.14]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを30分、常歩運動後、ロンジングを30分消化しています。
担当者は「ヒザは腫れも引いてきてスッキリ見せていますし、日に日に良化してきています。常に動かす箇所なだけに、完全に不安が取り除かれたというわけではないですが、現時点ではペースアップしても問題はないでしょう。まずは厩舎周りの常歩運動を行っていましたが、やっぱり元気一杯ですね。舎飼だったり、マシン運動だけの日々が長く続きましたから、イライラも募っていたでしょうし、元気があり過ぎて発散したかったというのもあるのだと思います。元々、テンションが高めのライラがそういうことになってしまうと、何かアクシデントが起こらないか日々ドキドキです。今日からは角馬場へ出る予定だったのですが、そこでもあまりにテンションが高かったので、急遽ロンギ馬場でのロンジングのメニューに変更しました。おそらく角馬場に出したら、有り余っている力を発散したくなって、手が付けられない状態になっていたと思います。2、3日はロンジングで様子を見てから、角馬場へ移りたいと思っています」と話していました。
[2009.01.07]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを30分消化しています。
担当者は「年明けからウォーキングマシンでの調整を始めています。患部のヒザは手術後であれば大抵大きく腫れるものですが、ライラの場合、元々腫れは小さかったですし、現在ではスッキリと見せるほどです。馬自身痛みも感じていないようですし、もう気になるところはありません。ですので、今週一杯ウォーキングマシンのみで様子を見て、来週からは乗り運動を始めようと思っています。ただ、だんだんうるさくなってきましたね。馬房にいる時はまだ大丈夫なのですが、そこから出た時は有り余った力を発散するかのように、暴れ出すことがあります。前回、『ちょっと大人になったのかな』とお伝えしましたが、そこまで大きな成長ではなかったみたいです。でも、手が付けられないというわけではないですし、もうこれがライラの特徴だと思ってやっています。体に関しては、かなり休ませていただけあって、筋肉は落ち、バランスの悪い馬体になってしまっていますが、これは仕方のないところでしょう」と話していました。
[2008.12.24]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。引き運動を消化しています。
担当者は「先週の金曜日にこちらへ来ましたが、患部は抜糸も終了し、傷も小さくなっていました。少し引いて歩様のチェックもしてみたのですが、まったく問題はありませんでしたね。手術から1週間を過ぎて、抜糸も終わったとのことで、今週月曜日からは引き運動を始めています。手術後だと、見た目にはボンと腫れが出ているものなのですが、ライラの場合、見た目にもかなりスッキリしているほどです。どちらが骨折箇所か言われなければ、即座に判断できないというくらいです。獣医師と相談した結果、今週末にレントゲン検査で確認して、そこで問題がなければ、乗り運動を始めようと考えています。それよりも心配だったのが、精神面。手術後は運動をしていなかっただけに、元気があり過ぎるのではないかと危惧していたのですが、意外にそうでもなかったのには驚きでした。精神的に少し大人になってきたんですかねぇ」と話していました。
[2008.12.19]
術後の経過も順調なウインライラは、予定通り、今朝の馬運車で茨城県潮来にあるミッドウェイFへ向けて出発しています。
5月ぐらいの出走を目標にジックリと立て直してもらう方向です。
[2008.12.18]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は曇り。気温は昨日と同じですが、冷たい北風がときおり吹きつけ、体感的にはグンと冷え込んだ気がします。馬場状態は「良」に回復しました。
ウインライラは、予定通り、手術のあとの抜糸を行なっています。患部はきれいになっていたそうで、順調な回復を見せています。
明日、茨城県潮来にあるミッドウェイFに向けて放牧に出されます。
[2008.12.17]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は曇り。夜中にけっこうな量の降雨があったらしく、馬場は「稍重」程度のコンディションでしたが、気温は高めで、風もありませんでした。
ウインライラは、手術明けでようやくカイバも食べさせてもらえるようになり、体重も450キロ台に回復してきました。古閑調教助手も「回復が早くてよかったです」と、ホッと胸を撫で下ろしています。
明日、患部の抜糸が行われ、金曜日には茨城県潮来にあるミッドウェイFへ放牧に出る段取りが組まれています。
[2008.12.12]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は晴れ。風がないので、気温は低くても厳しさは感じません。午後からはポカポカです。馬場状態はすべて「良」でした。
ウインライラは、今朝9時過ぎに診療所で骨片除去手術を行い、無事に終了しています。このあとは何日間か入院馬房で患部の様子を見られることになりますが、遅くとも1週間あれば自厩舎の馬房に戻れるということです。
カイバを制限されているため、「ションボリしていて可愛そうです」と、古閑調教助手も浮かぬ顔でライラを見守っていました。
[2008.12.11]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。雨の気配がなくなったことで、冷え込みが厳しくなっていました。先週末に不凍剤の散布がされたそうで、その影響で水はけは多少悪くなっている印象を受けます。馬場状態はすべて「良」です。
痛がるわけでもなく、患部である右前脚ヒザにはバンデージさえ巻いていないウインライラですが、骨折の診断が出ていますから今日ももちろん舎飼のまま。予定通り、明日、骨片除去手術を行なう段取りとなっています。
[2008.12.10]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。夜半まで降っていた雨があがって空は晴れていましたが、地表からモヤが上がり幻想的な風景に。馬場開場から30分ぐらいは、トラックコースの向正面が見えにくい状態が続いています。馬場は水分を含んで「稍重」〜「重」のコンディションでした。
先週末日曜日に角馬場での乗り込みを終えた後、「どうしても右前脚の出方にぎこちなさを感じる」という古閑調教助手の申し出があり、「念のために」と撮られたレントゲン検査。古閑助手自身も「疲れが残っているだけだろう」と思っていたそうです。ところが診察の結果、右前脚トウ骨遠位端剥離骨折が判明。飛んでいる小さな骨片がハッキリと写っており、ただちに全治6ヵ月の診断が下っています。
摘出手術は今週の金曜日に行うことになり、今朝はもちろん舎飼のままでした。来週一杯ぐらいは厩舎で様子を見て、そのあと放牧で立て直す方針がすでに固まっています。
[2008.12.05]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温14度、天候は曇りのち雨。昨日より10度も暖かい出だしでしたが、1時間もしないうちに本降りの雨。これが寒さも運んできて、気温も急降下です。馬場状態はどうにか「良」をキープしていました。
ウインライラは、園田の力走のあとですから、今朝も運動のみで楽をさせてもらっています。坂口大調教師は「いろいろと情報を集めてみると、次走は出走できたとしても中京の最終週(12月27日、中京土曜3Rダート1000m牝馬限定戦)でしょうからね。慌てて立ち上げることもないでしょう」と、昨日今日と楽をさせた理由を説明しています。
[2008.12.04]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。雲ひとつない、とまではいきませんが、今朝もいい天気。坂路は時計が出やすくなっていましたし、全体にコースコンディションはアップしているようです。馬場状態はすべて「良」です。
園田競馬で力走してきた翌日のウインライラですが、レース後も歩様に乱れたところはなく、カイバもガツガツというわけではないそうですが残さず食べたとのことです。坂口大調教師は「休み明けとしては最低限の仕事はしてくれたかなと思います。次は12月20日、中京土曜2Rダート1000m牝馬限定戦を目標に考えていますが、中央交流競走の2着は次走の優先出走権利が付かないので、間隔的に出走できるかどうかだけですね」と、精神面の成長に目を細めていました。
[2008.11.28]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は雨のち曇り。予報通り、夜のうちにかなりの雨が降りました。朝も調教開始後30分ぐらいは降っていましたが、その後上がっています。馬場は「重」と「不良」の中間ぐらいのコンディションでした。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗してEコースのゲートからスタート。そのまま追い切りがかけられています。
「雨が降ったら追い切りはやめるかも」と言っていた坂口大調教師ですが、馬場状態を確認したうえでGOサインを出しました。その追い切りですが、専門誌記者の時計班がビックリするような凄い時計になりました。出だしが11秒8→11秒2という鋭さで、そのあとも首をうまく使って最後まで走り抜き、1マイルから100秒3という破格の時計となりました。そして、浜中騎手が「1頭なので、フワフワしながら走ってこれですからね。この馬の潜在能力はどれほどなんでしょうね。全部引き出してあげたいですね」と、驚くようなコメント。ちょうど時計の出やすい馬場状態になったとはいえ、記者席がザワつくのも当然でした。
あとは、このあとのカイバ食いが細くならなければパーフェクトと言えます。
[2008.11.27]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は曇り。昨夜のうちにかなりの降雨があったため、馬場は久々に湿って「稍重」程度のコンディションです。また、坂路は部分的にウッドチップを入れ替えており、それも影響して非常に時計がかかっていました。
今朝のウインライラは、古閑調教助手が騎乗して坂路で馬なりを1本。古閑助手は「腕がもげるかと思うぐらい、引っ張りっきりでした」と、あまりの手応えの良さに悲鳴をあげていました。今は太めを心配しなければいけないほど食いが良くなっていますし、「絶好調だと思います」の言葉には重みがあります。
明日は、雨が降らなければゲートから時計を出すつもりだそうです。
[2008.11.26]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。日差しがまぶしいぐらいの爽やかな朝で、風もほとんどないので気温以上に暖かく感じます。馬場状態は「良」でした。
なお、先週の競馬開催が変則で行われた関係で、今週は昨日火曜日が全休日、本日水曜日が全休明けとなりましたので、ほとんどの馬が明日木曜日の追い切りを予定しています。
ウインライラは、月曜日の坂路で古閑調教助手が騎乗して4F62秒7〜43秒3〜27秒8〜12秒3という時計を出しています。しまいは素晴らしい弾けっぷりだったそうで、浜中騎手は「15〜15秒ペースで行って、そこから急に12秒3というギアチェンジの仕方がすごいですよね。なかなかできる馬はいません」と、感心していました。
また、復帰戦として目標としていた、12月3日(水)、公営・園田競馬場で行われる中央交流戦「千種川特別」ダート1400mにも無事に選出されました。「どうしても乗りたい!」と言う浜中騎手が、地元の名人、川原騎手の起用案を退けて、乗りに行くことが決定しています。
なお、今朝のライラは古閑助手が騎乗して角馬場での乗り込みで汗を流していました。
[2008.11.21]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は曇り。厚い雲が上空の強い寒気のカバー役を果たしたようで、厳しい寒さは一段落です。馬場状態はすべて「良」でした。
追い切り明けのウインライラですから、今朝は厩舎周りの運動のみで楽をさせてもらっています。
古閑調教助手は「こんなにお尻がフックラしたライラは初めてです。計ってみたら466キロもありました」と、嬉しそうです。浜中騎手も絶好調を感じているようで、「園田の交流もボクが乗ります。以前行ったときは川原さんにお願いしたんですが、今度はボクが勝たせます」と張り切っていました。
[2008.11.20]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は晴れ。さらに寒さが厳しくなり、西寄りの風が肌に厳しく刺さります。馬場状態は「良」でした。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗してCWコースで追い切りがかけられています。
坂口大調教師が注目していたのは、地下道をくぐって馬場に入るところでゴネないかということでしたが、案に相違して今日は勢いがよすぎるぐらいに飛び出して行きました。ですから、時計は6Fからの計時になりましたが、その前のハロンも17秒ぐらいの強めのキャンターペースで、浜中騎手も「掛かり気味でした」と、頭をかいていました。しかし、そのわりには最後までしっかりした脚取りでラスト1Fも12秒台でまとめています。
坂口大調教師も「お尻に重量感が出てきたのが嬉しいね」と、合格点を与えていました。
[2008.11.19]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。気温の低さだけではなく、南西の風が強く吹きつけているため、体感気温は数字以上の厳しさでした。馬場コンディションは「良」ですが、坂路は相変わらず時計がかかる傾向です。
ウインライラは、先週末日曜日に坂路でラストだけ強めに追われて4F55秒1、ラスト1F13秒1という時計をマークしています。「そのあともカイバ食いが落ちることはありませんでした」と言う古閑調教助手の言葉が妙に弾んでいました。
今朝はやはり古閑助手が騎乗して、トラック内の1周500mの大きな角馬場でジックリ乗られたあと、坂路を楽走で1本上がっています。「明日、追い切りをかける予定でいます」と、坂口大調教師から報告が届いています。
[2008.11.14]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は快晴。昨日に引き続き、雲ひとつない秋晴れです。馬場状態は「良」でした。
昨日坂路で時計を出したウインライラですが、今朝も古閑調教助手が騎乗して角馬場でのダクを踏んでいます。
「カイバは残さず食べるし、なにしろ余計なことをしなくなりました」ということですから、全体に調教メニューが強化されているようです。「この放牧効果を成績につなげなければ」と、古閑助手も張り切っていました。
[2008.11.13]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は快晴。素晴らしい秋晴れで、まぶしいぐらいの日差しです。6度スタートでもすぐにポカポカしてきました。馬場状態はすべて「良」です。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して、坂路で15〜15秒ペースより少し速いところを追われました。もちろん馬なりで、折り合いもシッカリついての登坂です。
「滅多にないことなんですが、ちょうど坂路のスタート地点で落馬があり、カラ馬が横を駆け抜けて行ったんですが、我慢がきいていました。そういえば、先週も横を速い馬がビューンと行ったんですよね。気を遣わなければいけないライラみたいな馬に乗っている時に限って、こういうことがあるんですよ」と、浜中騎手が2週連続の試練を無事に乗り越えて、ニッコリ笑顔で語ってくれました。
坂口大調教師が、復帰戦の予定について、「12月3日、公営・園田の中央交流戦『千種川特別』ダート1400mに申し込むことを考えています」と、ついに具体的なプランを表明しています。
[2008.11.12]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は晴れ。今季一番の低い気温ですが、風がないのであまり寒く感じません。スーパールーキー三浦皇成騎手が栗東に初見参ということで、いつになくテレビや雑誌などの取材が多く、華やかでした。馬場状態はすべて「良」です。
先週末日曜日の坂路で、しまい3Fを14〜14秒ペースで乗られているウインライラ。獣医師の診断でも「この放牧は効果的だったようですね。筋肉のどこを触ってもフレッシュな状態になっています」と言われたそうで、古閑調教助手もご機嫌でした。
今朝は古閑助手が騎乗してトラック内の1周500mの角馬場での乗り込みをジックリと行われています。明日は坂路で追い切りが予定されており、出走予定については、まだ坂口大調教師も慎重に口をつぐんでいます。
[2008.11.07]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温15度、天候は雨のち曇り。昨夜、かなりの雨が降り、朝のうちはまだ雨が残っていましたが、8時過ぎになってようやく上がりました。馬場は一気に「重」まで悪化しています。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して1周500mの大きな角馬場でキャンターを行なっています。「本当にお利口さんになりましたね。牧場に感謝です」と、ニコニコ笑顔で帰ってきました。
坂口大調教師は「いざ競馬となった時に、なにをするか、まだ油断はできませんよ」と慎重で、特にレース当日の本馬場入場の際に、パドックから地下道を通るところで悪さをしないか気にしているようです。そこで出てきたのが、「交流戦から使えれば、それが一番無難かな」というアイディア。まだ具体的な日程は出てきていませんが、坂口大調教師の頭の中にはそういう計画があるようです。
[2008.11.06]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は快晴。雨が降らない日が続いていて、調教前には散水車が活躍しているようです。馬場状態はすべて「良」です。
追い切り明けのウインライラですから、今日は阪神スタンド横の小さな角馬場での乗り込みのみで楽をさせてもらっていました。
坂口大調教師は「体は本当に良くなって帰ってきたけど、気性的な難しさはまだありますね。用心してかかります」と、まだ復帰戦の詳しい日程については言明していません。
[2008.11.05]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。今週からいよいよ冬時間に突入。馬場開場時間が1時間繰り下がって午前7時になりました。朝の冷え込みも厳しさを増してきています。馬場状態はすべて「良」でした。
先週金曜日に帰厩したウインライラ。浜中騎手が「こんなにフックラとしたライラを初めてみました。気性面でもずいぶんと丸くなっていますし、これはいい休養だったですね」と、放牧効果を絶賛してくれています。
今朝は浜中騎手の騎乗で角馬場から坂路を楽走で1本。その坂路ではラスト3Fを14〜14秒ペースで上がっていますから、追い切りと言ってもいいぐらいの勢いがありました。浜中騎手が「残り1Fぐらいのところで、速い時計を出している馬(リリーレインボー)がビューンと横を通って行って、それに触発されてガツンと掛かりそうになりましたが、我慢できました。やっぱり、成長していますよ」と、偶発的な出来事への対応にも感心していました。いい感じです。
[2008.10.31]
夏から休養に入っていたウインライラは、昨夜のうちに潮来にあるミッドウェイFを出発して、本日早朝、無事に栗東トレセン検疫厩舎に到着しています。もちろん輸送熱などの異常はなく、馬運車の乗り降りも素直だったそうです。
3時過ぎには坂口大厩舎の馬房に収まりましたが、ちょうど古閑調教助手が急なギックリ腰で休んでおり、「帰ってくるまでは息子にやらせます」と、坂口大調教師が報告。坂口調教助手が臨時の世話係をすることになりました。
[2008.10.29]
10/30(木)に茨城県・潮来のミッドウェイファームを退厩、10/31(金)に栗東:坂口正大厩舎へ帰厩の予定です。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「明日の馬運車で栗東へ向かいます。これ以上帰厩が長引くようであれば、一旦楽をさせることも考えましたが、お声が掛かって良かったです。体もフックラ見せ、動きも非常にいいですよ。稽古を積めるようになって、テンションの高さも落ち着く。そして、それにより体がフックラしてくるといういい流れができあがってきていましたからね。体つき、動きに関しては完璧な状態で送り出せると言えます。ここまでかなり調整を積み重ねてきましたから、おそらく厩舎に入ってからは、そんなに時間は掛からないのではないでしょうか」と話していました。
[2008.10.22]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「引き続き毎日坂路を2本というメニューを継続しています。先週の土曜日も坂路でハロン15〜15秒を行いましたが、持ったままで軽快な動きを見せてくれました。以前は普段からテンションが高く、体もなかなか増えてこなかったのですが、最近はしっかり調教を課せるようになって、それによりテンションの高さは治まり、食べたカイバが実になってくるという、非常にいい流れができあがってきています。毛ヅヤも非常に良く、体調の良さも伝わってきます。あとは、厩舎からお声が掛かるのを待つだけですね。でも、今は検疫の問題から、なかなか帰厩させられない状況で、どの調教師も頭を悩ませているんですよね。これ以上帰厩が延びるようなら、今後は少し楽をさせてあげることも考えたいと思います。普段から気が入ってハロン18秒くらいになるタイプですから、オーバーワークになっても困りますからね」と話していました。
[2008.10.15]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「引き続き毎日坂路を2本というメニューを継続しています。先週の土曜日はウインシンシアと併せてハロン15〜15秒を行きましたが、持ったままで楽な動きを見せてくれましたよ。気合いが入った登坂で、少し仕掛ければ楽にハロン13秒を切るくらいは出ていたでしょうね。両馬ともにいい動きだったのですが、毛ヅヤの違いは一目瞭然。シンシアは毛ヅヤがあまり良くないのですが、ライラは毛ヅヤがピカピカで、体調の良さを感じます。トモも丸みを帯びるように筋肉が戻ってきましたし、体を大きく見せるのは非常にいい傾向です。坂口大調教師にも状態は報告してありますから、近々帰厩の段取りが組まれることになるでしょう」と話していました。
[2008.10.08]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「先週から坂路2本のメニューに切り替えています。普段でも気が入って走るタイプでハロン20秒を切るくらいのところを2本乗っていますから、調教量、内容ともに十分な形です。こうして毎日の登坂を重ねることで体にはメリハリが出てきましたし、付くべきところに筋肉が戻ってきました。気性面はたまに何かに驚いてテンションが高くなることはありますが、それも一時的ですぐに落ち着きを取り戻しますから、その辺りには成長を感じます。馬場に入る時も、帰ってくる時も、チャカチャカせずに堂々と歩いていきますから、頼もしい限りです。栗東までの輸送、トレセンでの調教を考えるともう少しフックラした形で送り出すのが理想ですが、そうなるのも時間の問題でしょう。坂口大調教師にも状態は報告してありますから、近々具体的な連絡が入るものと思います」と話していました。
[2008.10.01]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてキャンター2400m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「左前ヒザは、ただの外傷だけでしたし、もうキレイになっています。元々、歩様には影響はなかったですし、今はもう痛みも完全に取り切れたようです。それで、今週からは坂路にも入れ始めましたよ。やはり気が入って走るタイプなだけに、普段からハロン18秒〜20秒くらいの登坂になっていますが、キビキビとしたいい動きを見せますよ。それと最近は角馬場でうるさかったり、コースで立ち上がったりというのがなくなったんですよ。稽古後、馬房に戻っていく途中が少しうるさくなるくらいで、だいぶテンションの高さはおさまってきました。ロデオ状態だった以前と比べると大違い。落ち着きが出てきたことで、体も少しずつ戻ってきたんですよ。毛ヅヤもいいですし、体調の良さも伝わってきます。今後は帰厩へ向けて進めていきたいと思います」と話していました。
[2008.09.24]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてキャンターを2400m消化しています。
担当者は「蹄に関しては、釘は打たずにクリップで止めている形ですが、気になるところはありません。こちらは心配することはないでしょう。ただ、先週の土曜日に馬房内でぶつけたか何かで、左前のヒザの外側に外傷が見られました。腫れはその日だけで引きましたが、昨日までは大事を取ってダクだけで様子を見ました。今日からはウッドチップコースでキャンターを乗っていますが、歩様に影響はありませんし、見た目もスッキリしています。ライラは馬場に出るとテンションは高いのですが、馬房では大人しいんですよ。ライラ自身が馬房内で暴れてぶつけたというのはあまり考えられません。他の馬が暴れて、それにビックリして壁にぶつけてしまったということかもしれませんね。週末からはまた坂路に入れていこうと考えています」と話していました。
[2008.09.17]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「坂路2本で調整を続けていましたが、右前の蹄の外側が少し薄くなってしまっていたんです。こちらへ来てから蹄がボロボロとまではいきませんが、ダメージを受けやすい蹄だったことは少し気になる点ではあったんです。それで昨日、蹄鉄の交換だったのですが、右前は釘を打つのは控えさせてもらいました。釘を打ったことでさらにボロボロになってしまっては困りますからね。現在はクリップで止めるような形でやっています。ただ、これだともちろん取れやすくなってしまいますので、落鉄しないようにと気をつけています。ライラの場合、普段からうるさいだけに、なおさら注意を払わなければならないでしょう。それでも坂路2本にペースを上げてきてからは、ちょっとずつですが落ち着いてきてはいるんですよ。体調自体は良さそうですし、蹄の状態を見ながら進めていきたいと考えています」と話していました。
[2008.09.10]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、坂路をキャンターにて2本消化しています。
担当者は「今週から坂路2本のメニューにステップアップしました。相変わらず元気一杯ですが、調教を強めることでだいぶチャカチャカするところが解消されてきました。調教が終わって厩舎への帰り道なんかは大人しく帰ってくる姿が目に付くほどですから。まあ、坂路2本やって、それでも暴れる体力が残っていたら、それはそれですごいですけどね。ただ、基本的にはこの性格は変わらないと思います。普段からも気をつけなければいけませんし、調教を休ませた時などは、かなりうるさくなるでしょうから、アクシデントなどには気を付けていかなくてはなりません。坂路2本にしてからはカイバも増やしていますので、体は少しずつ戻ってきましたよ。今は決して細くは見せません。フックラとはしていませんが、ちょうどいい体つきだと思います。坂口大調教師もこの馬の状態は気にしていますので、なるべく早く厩舎に戻せるように調整を進めていきます」と話していました。
[2008.09.03]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてキャンター2400m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「今週からはウッドチップコースでキャンターを乗ってから、坂路を1本ハロン22秒くらいで上がっています。坂路に行ってしまえば、チャカつくことはしませんし、最後までしっかりとした脚取りで駆け上がってきますよ。ただ、やっぱりその前ですね。馬場へ出るまではチャカチャカしたり、立ち上がろうとしたりというところはあります。特に1頭だけになる時は、さらにそれがひどくなります。ですから、なるべく集団で行動させることを心掛けています。ただ、坂路での調教の後、厩舎へ帰る道ではだいぶおとなしくなったんですよ。以前はそこでもロデオ状態でしたから、少しずつ落ち着きが出てきたというのはあると思います。でも、まだ体は増えていませんので、今後はもう少し体をフックラさせることを心掛けなくてはいけません」と話していました。
[2008.08.27]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてダクを3600m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「先週末から坂路に入れ始めました。角馬場、ウッドチップコースで長めに乗った後、坂路を1本というメニューです。相変わらず馬場に出る時はテンションが高いのですが、コースでもかなりの距離を乗って、坂路を1本ですから、さすがに稽古後は暴れる体力もなくなるのか、だいぶおとなしく帰っていくようになってきました。ただ、やっぱり体は増えてこないですね。カイバは残さず食べているのですが、普段が元気がいいだけに、どうしても実になるのが遅いんですよ。体がフックラしてこないことには、今後もペースはあげられませんね。でも、体調の良さは伝わってくるんですよ。毛ヅヤもピカピカですし、元気があるのは体調がいい証拠です。体さえ戻れば、なんですけどねぇ。それにはもう少し落ち着いてこないといけません」と話していました。
[2008.08.20]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてダクを4000m消化しています。
担当者は「今週からダクの距離を延ばして乗っています。先週までのメニューだと稽古が終わった後でも、まだまだ体力が有り余っていて、帰りの馬道では立ち上がろうとしたり、とにかくうるさいんです。ですから、さらに調教量を増やしました。これだけ乗るとさすがに疲れたのか、立ち上がろうとすることはなくなりましたし、おとなしく引き上げてきます。ただ、朝はチャカチャカしたり、落ち着きのない場面も多々見られますから、基本的にはそれはおさまってはいないようですけどね。もうこの落ち着きのなさはライラの特徴なんでしょう。そんなこんなですから、細く映った馬体はフックラとしてこないですね。現在でもまだ細いまんまです。この辺りは気になるところですね。ただ、カイバは毎日残さず平らげているんですよ。体調自体は悪くないと思います。様子を見て坂路調教へ移行していきたいと考えています」と話していました。
[2008.08.13]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてダクを2400m消化しています。
担当者は「引き続きウッドチップコースでの調整です。牝馬の調教時間はかなりの暑さになるのですが、ライラは疲れも見せませんし、体調面に不安はありません。むしろ元気があり過ぎて困っているくらいです。厩舎周りの乗り運動でもチャカチャカしたり、何度も立ち上がろうとしたりします。そして、馬場に出てもそれは変わりありません。まるでロデオのようですよ。力が有り余っているということもあるのでしょうが、それでも尋常じゃありません。今後はメンコをしたり、パシュファイヤーをしたりと色々対策を考えなければいけないですね。それと坂路だと暴れられなくなりますから、早めに坂路調教へ移行というのも考えています。こういう風に普段から余計な事をして、余計に体力を使っているだけに、体が増えてこないんですよね。カイバは残さず食べているのですが、こちらへ来た時の細い体とまったく変わっていないというのが現実です」と話していました。
[2008.08.06]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてダクを1600m消化しています。
担当者は「競馬を使ってきたことと、長距離輸送がありましたから、体は少し細く映ります。ただ、筋肉がそぎ落ち、骨も見えるような細さというわけではありませんし、あくまでもレースを使った後のダメージといった程度ですよ。鼻血のことも厩舎から聞きましたが、体調面でも異常はありませんし、暑さにへばっている感じもありません。ウチへ帰ってきたのは久しぶりですが、だいぶパワーアップした感じがしますし、乗り味が以前よりも良くなっています。この辺りは成長でしょうね。ただ、テンションが高いところが残っていますから、この辺りはもう少し成長が欲しかったところです。坂口大調教師からは『ゆっくりさせるつもり』と連絡をいただいていますので、指示通りジックリいきたいと思っています」と話していました。
[2008.08.01]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は晴れ。朝方は涼しい風が駆け抜け、今週は思ったよりも楽でした。といっても、昼間は真夏の暑さにうんざりします。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインライラは、今朝も運動のみで楽をさせてもらっています。カイバは残さず食べているのですが、「どことなくションボリしています」と古閑調教助手は不安要素を指摘しています。予定通り、明日、ミッドウェイFへ出発し、リフレッシュを図ります。
[2008.07.31]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は晴れ。最近は夜になると雷含みの雨が降ることが多く、その効果で朝方はしのぎやすくなっています。とはいえ、昼間はセミが絶好調で鳴く真夏の風景です。馬場状態は、すべて「良」でした。
ウインライラは、古閑調教助手に引かれての軽めの運動。そのあと診療所へ行って、肺などを調べてもらっています。
というのも、先週の競馬のあと、馬を洗い終わって馬房に入れようかという時になってから、鼻血がタラリと出てきたのだそうで、万が一肺出血であってはいけないという配慮でした。結果は異常なしでしたが、獣医師は「競馬では大丈夫だったんですよね? でも、ちょっとそれ(鼻出血)らしい跡がありますね」とクビをひねっていたそうです。なにか、不調があった可能性は否定できないようです。
坂口大調教師は「こういうことがあったあとだけに、暑い時期は無理させられませんね。土曜日にミッドウェイファームに放牧に出します。関西よりは涼しいらしいですからちょうどいいでしょう」と、決断しています。
[2008.07.30]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇りのち晴れ。前日夕方の雷雨の恩恵なのか、朝方は過ごしやすかったのですが、日差しの強さにはかないません。午後は厳しい暑さです。馬場状態はすっかり乾いて「良」でした。
先週は自分の競馬ができなかったウインライラですが、昨日のうちに小倉から栗東トレセンへ帰厩しています。
古閑調教助手は「今考えると、競馬の時に大人しかったのは暑さにやられていたようです。競馬も、本来の行きっぷりが全然ありませんでしたからね」と、リフレッシュが必要なことをアピールしていました。坂口大調教師も「ミッドウェイFに空き馬房を確保してもらっています。馬房が調整でき次第、一息入れてあげようと思います」と、リフレッシュ放牧を前提に進めていました。
[2008.07.25]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時の気温28度、天候は晴れ。朝から厳しい暑さで、小倉特有の涼しい海風も今年は期待外れです。馬場状態はもちろん「良」でした。
明日の小倉8R芝1200mに出走が確定したウインライラ。今朝は浜中騎手が騎乗して角馬場でのキャンターで最終調整を完了しています。
昨日の夕方になって、JRAの獣医師が厩舎を訪ねてきたそうで、、古閑調教助手は「どうやら先週の粗相の後遺症として、内出血によるムクミがないかを確認しにきたようでした。もちろん、大丈夫です」と、事の経緯を説明してくれました。「良馬場なら芝でも面白いと思っています」と、アクシデントあとの出走ですが前向きです。
[2008.07.24]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は晴れ。朝方は薄い雲に覆われていましたが、雲がはれると早くも30度突破です。馬場状態はすべて「良」でした。
先週の競走除外を受けて、今週の小倉土曜8R芝1200mで仕切り直しの出走を検討されているウインライラ。今日は浜中騎手が騎乗して、目隠しをされた状態でのゲート入りの練習を行っています。
先週はゲート入りの際に外傷を負ってしまい出走を取りやめた経緯がありましたから、JRAからゲート再審査を言い渡されても文句は言えない状況だったのですが、結果的にそのお達しはありませんでした。しかし、「目隠しの状態で練習は行ってください」とは言われたようで、今朝のゲート練習となっています。しかし、その心配には及ばず、顔に覆面を被せられて枠入りを2回行いましたが、なんら問題もなくスムーズにこなしていますから、JRAからもOKの判定をもらっていました。
坂口大調教師は「週末の天気もいいようだし、今週の出走で行きましょう」と、正式に今週の出走にGOサインを出すと、「枠入りは目隠しで先入れとなりますが、先週のようなことはないと思っています。あぁ、それからジョッキーですが、ウチの浜中(騎手)が他の馬の先約があって乗れないようなので、今回は岩田騎手に乗せます」と言って報告を締めくくっていました。
[2008.07.23]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は小雨のち曇り。寝苦しい夜がパラッときた雨に救われたような気がしましたが、アッサリ上がるとあとは蒸し暑くなる一方でした。馬場状態は「良」をキープしています。
先週はゲート入りの際に粗相をして右前脚上腕部に切り傷を負ってしまったウインライラ。残念ですが競走除外の処置となりました。気になる傷の程度ですが、静脈に近い部分が切れたため、球節まで血がたれた状態だったそうですが、傷そのものは浅かったようで、止血の処置を施されると、そのまま小倉競馬場に居残って調整されています。昨日も角馬場での乗り込みを行なったほどですから、心配はいりません。今朝も古閑調教助手の騎乗で角馬場でのダクだけではありましたが、無事に乗れています。カイバも食べているそうです。
坂口大調教師は、「来週まで待つと優先権利が失効してしまうので出走できるかどうかわかりません。今週なら優先権利が効いているので、良馬場を条件に今週の小倉土曜8R芝1200mを使ってみたいと思っています」と語っていました。心配されたゲート再審査は見送られており、小倉に居残ったのも今週使えると判断した坂口大調教師の機転がいきたようです。
[2008.07.18]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は晴れ。週末は台風の影響もあって雨模様の予報が出ていますが、今朝は快晴。蒸し暑くなりそうです。馬場状態も「良」でした。
今週の小倉日曜8Rダート1000mに出走が確定したウインライラ。今朝は浜中騎手が騎乗して、角馬場での乗り込みを落ち着き払った様子でこなしていました。
「運動をしててもトレセンとは馬が違うぐらいに落ち着いているんです。気配はいいですよ」と、浜中騎手はライラの変貌ぶりに驚いていました。古閑調教助手も「馬体重を計り直してみたら、輸送前の体重より増えていました。これならプラス体重で出られそうです」と、不安を一蹴しています。ここへ来て、いい雰囲気になってきました。
[2008.07.17]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は曇り。どんよりとしていますが、昨日より蒸し暑さが出てきています。馬場状態はすべて「良」でした。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。
「落ち着いているし、力は出せると思っています。ただ、カイバはきちんと食べてくれるんですが、食いは相変わらず遅いです。もしかしたら、少し馬体重を減らしての出走になるかもしれません」と、古閑助手から報告が届いています。
[2008.07.16]
今朝の小倉競馬場、馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は晴れ。馬場開場時間はまだ夜明け前で暗い中でしたから涼しかったのですが、夜明けとともに気温がグングン上昇しています。馬場状態はすべて「良」でした。
予定通り、先週日曜日の馬運車で小倉競馬場へ移動を完了しているウインライラ。気難しい一面を持っていますから、長距離輸送には気を使ったようですが、小倉到着後は環境にも馴染んだようでカイバも食べて穏やかにすごせているそうです。
今朝は同じく小倉滞在中の浜中騎手が騎乗して、朝一番に馬場入り。角馬場で乗り込みを終えると、そのままダートコースへ移って、単走で15〜15ペースのキャンターで進み、しまいを伸ばす内容で軽めの追い切り時計をマークしています。浜中騎手は「こっちに来てからも元気にすごせています。むしろトレセンにいる時よりうるさくない気がしますよ。この感じならいい状態でレースが迎えられそうです」と、ライラの順調さに笑顔がこぼれていました。
[2008.07.11]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。厚い雲に覆われて、日差しが届かないのが幸い、過ごしやすい陽気です。馬場状態はすべて「良」でした。
追い切り明けのウインライラは、阪神スタンド横の小さな角馬場で歩様チェックをかねた軽い乗り込み。もちろん今日も古閑調教助手の騎乗でした。
さて、今週末ですが、日曜日には午前4時発の馬運車で小倉競馬場に移動。開幕週の競馬に備える予定で、「そのまま小倉滞在で夏競馬を使うつもりです」と、坂口大調教師から報告が入っています。小倉出身の浜中騎手も現地滞在だそうで心強い限りですから、仕上げも順調に進むことでしょう。
[2008.07.10]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇り時々雨。朝一番は湿気がこもったような嫌な空気でしたが、ザッと雨が降ると途端に爽やかに。とはいえ、乗り手たちはカッパを着たり脱いだり、大変そうでした。馬場状態はすべて「良」をキープしています。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して角馬場から坂路へ。ライラ自身が地下道で怪しげな行動をすることがある馬ですが、今日のパートナーである古馬500万下ラブレターという馬も同じような性癖を持つ馬。こちらには福留調教助手が騎乗していましたが、これが不思議なぐらいスムーズにメニューを進行させていましたから、「いい組み合わせだった」と、坂口大調教師も満足そうでした。
坂路での追い切りは1頭ずつでの走り。ライラは馬なりでラスト1F12秒9という優秀な時計。「ボクがなにもしなくても、いい動きをしてくれました」と、浜中騎手も満足そうな表情です。来週の小倉日曜8Rダート1000mに向けていい雰囲気を醸し出しています。
[2008.07.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は小雨のち曇り。雨がこもった湿気を洗い流してくれたようで、蒸し暑さは感じさせず、久々に気温そのままの爽やかさでした。ただ、この雨で坂路はかなり荒れた状態になったそうです。馬場状態は概ね「稍重」程度のコンディションでした。
ウインライラは、古閑調教助手の騎乗で角馬場でジックリ乗ったあと坂路も楽走で1本上がっています。
「カイバの食い方が遅いせいなのか、体重が増えてきません」と、悩みを語る古閑助手。追い切りは明日行なう予定で、出走も来週の小倉日曜8Rダート1000mで変更はありませんが、小倉への輸送を考えると、体はもっとフックラしてほしいところです。
[2008.07.03]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。湿度が高く、爽やかとはほど遠い朝になりましたが、幸いなことに太陽が厚い雲にさえぎられて、気温自体は上がりません。天気は下り坂のようです。馬場状態すべて「良」でした。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して阪神スタンド横の小さな角馬場でダクを踏むという軽めのメニューで調整しています。
こちらは中2週のローテーションで小倉開幕週をターゲットに決めているため、馬場入りをあせる必要がありません。同厩舎、同厩務員のウインモンスターは来週の阪神を予定していますので、すでに馬場入りを再開していますが、違いはそれだけです。ともに順調だそうです。
[2008.07.02]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は晴れ。今週から馬場開場時間が一気に1時間早くなって完全な夏モード。それにあわせたように気温もグングン上昇して25度を超え、汗が吹き出てきました。馬場状態はすべて「良」です。
先週、久々の実戦を使われたウインライラですが、ダメージはほとんどなく、「これなら叩いた上積みが期待できそうです」と坂口大調教師を喜ばせていました。
今朝は古閑調教助手の騎乗で阪神スタンド横の小さな角馬場での乗り込みだけで楽をさせてもらいましたが、乗れているのが元気な証拠です。
次走は、7月20日、小倉日曜8Rダート1000mで、引き続き浜中騎手の騎乗も決まっています。
[2008.06.26]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は曇り。雨の予報が出ていたため、ほとんどの馬が昨日の時点で追い切りを消化しており、「なんだ。降らないの?」と、納得いかない顔をしていた調教師もいたほどです。馬場状態はすべて「良」でした。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手が騎乗して阪神スタンド横の小さな角馬場で20分ほどダクを乗られています。もちろん元気一杯で、しっかり仕上がったという印象です。
浜中騎手も「昨日の稽古で能力の高さを再確認しました。うちの厩舎の馬でも、ライラは特に思い入れが深い馬ですから、頑張ります」と、期待を語っていました。
[2008.06.25]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温20度、天候は曇り。雨の気配は消えましたが、週末からずいぶん降られたため、馬場の底のほうには水分が残っているようです。馬場状態は概ね「稍重」程度のコンディションですが、今週も坂路はかなり時計がかかっていました。
今朝のウインライラは、浜中騎手が騎乗してまずは角馬場でウォーミングアップ。そのあとDWコースに出てくると、単走ながらキビキビした動きで最終追い切りを完了しました。
「ゴール前でちょっと追っただけで、いい時計になりました。だいぶ落ち着きも出てきましたし、やっぱりこの馬は走りますね」と、浜中騎手もナイスジャッジです。
今週の阪神土曜7Rダート1200m牝馬限定戦に浜中騎手とのコンビで戦列復帰予定ですが、降級して500万クラスへ出走ですから、もちろん期待できそうです。
[2008.06.20]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温21度、天候は曇り。いつ降ってもおかしくない低く垂れ込めた雲が迫っていましたが、結局午前中は大丈夫でした。典型的な梅雨の天気です。馬場状態はすべて「良」でした。
ウインライラは、福留調教助手が騎乗して角馬場から坂路、さらにEコースのゲートからの発進練習を行なっています。
今朝はシルクドミニオンという2歳馬が帯同しており、これが「寂しがりの馬」ということで、ライラがなんと誘導役を立派につとめていました。「驚きましたね。普段は余計なことばかりしているのに、こういう時は賢いお姉さんみたいな行動ができるんですね」と、福留助手もホクホク顔。その様子をずっと見ていた古閑調教助手も、「このパターンは最高ですね。意外な一面が見つかりました」と、喜んでいました。
[2008.06.19]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温22度、天候は曇り。朝からジメッとした空気が漂い、気温も低くありません。いつ降り出してもおかしくない空から9時過ぎにはポツポツと雨が落ちてきました。馬場状態は今日のところは「良」をキープしています。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手に引かれての運動を60分のみで楽をさせてもらっていました。
「まだうるさい面を残していますが、一番ひどい時と比べたらだいぶマシです」と、古閑助手は言います。今週でピッタリ6ヵ月休養の見舞金が出るそうで、来週まで出走を待ったのはそういう意味もあったのだと、坂口大調教師からの説明がありました。その差は140万円ですから、その気遣いはありがたい限りです。
[2008.06.18]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は曇り。雲がちょうどいい日傘の役割を果たしてくれているようで、暑からず寒からずの過ごしやすい朝でした。函館に移動した馬もいるようで、その分だけ混雑も緩和されています。馬場状態はすべて「良」でしたが、坂路コースはラストで時計のかかる傾向が出ていました。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して坂路を単走で追い切られています。
「しまいを強めに」という指示でしたから、その通りにうまくやれたと思います」と、引き上げてきた浜中騎手は自信満々の表情。ラスト1Fを12秒台でキッチリまとめてくるあたりは性能の高さを証明した格好です。
「乗り込みが進むごとに、余計なこともしなくなりつつあります」と、古閑調教助手からも報告が届いているように、メンタル面でもレースが近づくと同時に上昇を見せているようです。
来週の阪神土曜7Rダート1200m牝馬限定戦を予定しています。
[2008.06.13]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温14度、天候は快晴。久しぶりの好天に恵まれ、半袖ではちょっと肌寒いぐらいのちょうどいい気候です。馬場状態は「良」まで回復していましたから、週末もグッドコンディションで競馬ができそうです。
追い切り明けのウインライラは、厩舎周りの引き運動だけで楽をさせてもらっていました。
この運動のみというヤツが、古閑調教助手にとっては恐怖のメニューらしいのですが、「今朝は思いのほか大人しかった。むしろ、ウインモンスターの気合の良さに手こずったほどです」と、ホッとした表情。まさにお天気屋さんのようです。
[2008.06.12]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は雨のち曇り。かなり強い雨が降っていた出だしの1時間ですが、その後はすっかり上がりました。午後からは蒸し暑くなってきています。馬場状態は「重」でした。
ウインライラは、雨がまだきつかった朝一番に浜中騎手の騎乗でCWコース入り。単走で追い切りがかけられています。
6Fの手前からピッチが上がり、15秒を切るか切らないかの追い切りとしてはゆったりめのペースで進みました。直線は強め程度の手応えで、ラスト1F13秒5のフィニッシュです。
浜中騎手は「今日は、全行程ウソでしょうっていうぐらいに大人しかったですよ。走りに集中した時は、やっぱりいい背中の感触を伝えてくれる馬です」と、上々のジャッジでした。
それを聞いた坂口大調教師は「明日の反動が怖いな」とボソリ。大人しいライラは信じられないという表情でした。
[2008.06.11]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温21度、天候は曇り。いまにも降ってきそうな厚い雲が垂れ込めていましたが、ひとまずは大丈夫。しかし空気は湿っぽく、明らかに下り坂の空模様です。馬場状態は「稍重」〜「良」で推移していました。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗してまずはトラック内の角馬場での乗り込み。行きの地下道はわりと大人しいということで、今朝も悪さすることなく入っていく姿が確認できました。しかし、ウマヤから出た直後は「他にうるさい馬がいると、それの倍ほど暴れてしまうんです。大人になってくれませんねぇ」と、坂口大調教師が嘆くほど。まだ課題は積み残したままのようです。
角馬場のあとは坂路を楽走で1本上がり、帰り道は地下道を経由せず、大きく回って厩舎へ帰りついています。
なお、追い切りは、明日行う予定だそうです。
[2008.06.06]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は曇り。夜半に降雨があったようですが、調教時間には上がっていました。馬場状態は「重」となっていますが、暑さを感じない、ちょうどいい気候となっていました。
追い切り明けのウインライラですが、今朝はガス抜きの意味も含めて阪神スタンド横の角馬場へやってきて30分ほどの乗り込みを行なっていました。担当の古閑調教助手は、ウインモンスターに帯同して暗いうちから美浦へ向けて出発してしまっていましたから、今朝は坂口調教助手がいわゆる「持ち乗り」をしてくれています。
注目の復帰戦ですが、坂口大調教師は「阪神2週目に牝馬限定戦(6月28日、阪神土曜7Rダート1200m)があるので、まずはそこを」と、表明がありました。
[2008.06.05]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は曇り時々小雨。気温は高めのスタートですが、ときおり風を伴った雨が吹きつけるため、肌寒く感じました。馬場は「稍重」で、完全に乾いていませんが、昨日よりかなりマシな状態です。
今朝のウインライラは、福留調教助手が騎乗して坂路で「3F15〜15秒ペース」という指示。予定より少し速くなりましたが、古閑調教助手は「能力からして、自然とスピードに乗って、予定より速くなってしまっただけですから仕方がないと思います」と語っていました。また、普段はうるささを見え隠れさせていながらも体重は増えているそうで、火曜日の時点で456キロとフックラしています。
なお、出走は500万クラスに降級する次の阪神開催まで待つ方針に固まったそうです。
[2008.06.04]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は曇り。昨日までしつこく降っていた雨が上がり、爽やかな空気でしたが、馬場には水分が残っています。馬場状態は概ね「重」ですが、特に坂路は相当に力が要る状態で、ラスト1Fはバタバタになる馬が続出でした。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して角馬場から坂路を楽走で1本。相変わらず地下道では他馬に迷惑がかかりそうなぐらいうるさいそうで、「帰り道だけは大きく回って、地下道には入らないようにしています」と、古閑助手も困り顔です。
「追い切りは明日やるつもりです。競馬は、降級してから使いましょうかね」と、坂口大調教師は「落ち着いてほしいですねぇ」という表情でした。
[2008.05.30]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は曇り。雨は上がりましたが、今夜から再び下り坂の予報。なんとなく空気が湿っぽい朝でした。馬場状態は「重」〜「稍重」で推移しています。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗してまずは角馬場での乗り込み。そのあと、坂路も楽走で1本上がって、元気なところを見せていました。ところが、「地下道では物凄くテンションが高くなって、大変です」と、相変わらずのヤンチャぶり。行きは仕方なく地下道を使いましたが、帰りは大きく回り道をして、地下道を使わないルートで来たほどだそうです。
「ウマヤでは大人しいんだけどねぇ・・・。体はピカピカで太めも感じさせないのですが・・・」と、思案顔の坂口大調教師でした。
[2008.05.29]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は雨。夜半から降り出した雨が強くなって、調教時間中はひどい土砂降り。それでも生き物が相手ですから稽古を休むわけにはいきません。馬場状態はすべて「不良」でした。
ウインライラは、古閑調教助手の騎乗で角馬場での乗り込みを行なっています。「運動のみだと、逆にうるさくて大変なんですわ」と、古閑助手のボヤキです。雨の中、適度に発散して楽しそうに引き上げて行きました。
[2008.05.28]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は晴れ。先週同様、初夏の日差しですぐに暑くなりましたが、馬場には週末の雨の影響が残っているようで、馬場状態は「良」でしたが、特にCWコースと坂路は最後の1Fが力を要するコンディションだったようです。
先週金曜日に帰厩を済ませたウインライラ。ウマヤではずいぶんと大人しくなったそうですが、外に出ると相変わらずのオテンバぶり。運動中に隣の厩舎の花壇を踏み荒らしてしまったり、早くも台風ぶりを発揮しているそうです。坂口大調教師は「次は距離を延ばして、と思っていましたが、この様子を見ると考え直してしまうんですよね」と、少々困った顔でした。
さて、今朝は古閑調教助手が騎乗して角馬場から坂路を楽走で1本。それでもしまいは14秒台のラップを無理なく続けて出してしまうところがライラらしいところでもあるのです。
[2008.05.23]
ウインライラは、今朝、金勝牧場から検疫厩舎に入厩。3時過ぎには、およそ半年振りに坂口大厩舎に収まっています。担当はもちろんお馴染みの古閑調教助手です。
「ウマヤの中では人懐こくて可愛いでしょう? ところがこれが一歩外に出ると大変なんです」と、そう言いながら嬉しそうな古閑助手。馬はいい具合にフックラしています。
[2008.05.21]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本とトラック3000mというメニューを基本に、日によって坂路を1本増やしたり、コースでのキャンターを1000mプラスしたりといった形です。最近は日中はかなり暑くなってきましたが、ウチでは早朝の涼しい時間帯に稽古は全て済ませてしまっていますから、夏場でも夏バテというのがあまりないんです。もちろん日中は馬房の中も暑いのは暑いのですが、その時に運動をするのとしないのとでは大違いですからね。ライラは相変わらず元気一杯で馬場に出るとヤンチャな面は見せますが、それでも訳も分からずうるさいというのとは違って、元気が有り余っているという状況ですから、心配はないでしょう。坂口大調教師からは『検疫のキャンセル待ちが回ってきたらライラを入れる段取りは組んである』と連絡が入っていますから、近日中に帰厩となりそうです」と話していました。
[2008.05.14]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本とトラック3000mというメニューを基本に、状態、天気などによって、さらに坂路を1本増やしたり、コースでの距離を1000m延ばしたりといった形です。朝から晩まで、ウチでは何度もカイバを分けて与えていますが、全て残さず平らげていますし、それにより体をフックラ見せていますよ。体力も付いてきて、元気が有り余っているのか、馬場に出ると非常に煩いんですよね。尻っぱねをしたり、チャカチャカしたりと。ただ、以前のように、馬房内で壁を蹴ったり、暴れたりというのはありませんから、精神面での成長は感じます。元気があるだけに外に出たら、発散したくなってしまうのでしょう。それでも調教に支障はありませんから、心配は要りません。このまま調整を続け、お声が掛かるのを待ちたいと思います」と話していました。
[2008.05.07]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本とトラック3000mというメニューを基本に、その日によって坂路を1本増やしたり、コースでの距離を1000m延ばしたりといった調整です。最近は日中はかなり暑くなって汗をかく馬が増えてきましたが、ウチは稽古を朝一番の涼しい時間帯にやるようにしていますので、真夏でもあまり夏バテというのはないんですよ。その朝一番からライラはとても元気ですし、とくに休み明けの月曜日なんかは、馬房から出る時から気合いが入りまくりなんです。馬場に出ても尻っぱねをしていますしね。でも、以前より成長が感じられるのは確かなんですよ。以前はコースで止まったり、人を落とそうとしたりというのもあったほどですから。カイバもしっかり食べ、体はフックラ見せていますし、こちらとしてはこのいい状態をキープしておくことに努めます」と話していました。
[2008.04.30]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本とトラック3000mというメニューが基本です。そのメニューを消化した後にまだ元気があると感じればもう1本、そして1000mをプラスしています。毎日かなりの稽古量を課しているのですが、疲れ知らずで元気一杯です。少し疲れが出てくれば、クタッとする日もあるのですが、ライラは毎日馬場に出る時は元気一杯で尻っぱねをしたりしていますから、疲れはないのでしょう。稽古をしっかり消化しても、カイバ食いが落ちることはありません。体調がいいものですから、吸収力も良くなっていて、今は体が少し立派に映りますね。それでもこれだけの稽古量を課してのもので、無駄肉が付いた体というわけではありませんから、心配は無用です。あとは厩舎サイドからお声が掛かるのを待つだけですね」と話していました。
[2008.04.23]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本とトラック3000mというメニューが基本ですが、今とても状態がいいですから、4本、4000mというメニューの日が増えています。体がちょっと立派になりすぎているというのもありますし、稽古量を増やすというのはいいと思います。レース後はかなり細く見せていたライラですから、これくらいフックラ見せる方がトレセンに入ってから順調に調教を積めるようになると思いますし、続けてレースを使っていくことも可能になるはずですよ。ですので、太めはあまり気にしていません。それと最近はまたうるさい姿を見せるようになってきたんですよ。もしかしたらライラにとっては稽古が軽いのかもしれませんね。元気が有り余っているという印象です」と話していました。
[2008.04.16]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本とトラック3000mというメニューが基本ですが、馬場がいい日だったり、3本終わった後でも元気が有り余っている時はさらに1本、1000mというメニューをプラスします。カイバも何度にも分けて与えていますが、それを残さず食べていますし、それにより体がフックラしてきています。稽古量を多くして、体をフックラ見せているんですから、ただ単にカイバだけを与えて増やしている姿とは違います。トモに筋肉が戻っていますし、お腹の辺りもゆったりとした作りになっていますよ。前走後は体が減っていましたから、トレセンに入る前はこれくらいフックラ見せているほうがいいと思いますよ。坂口大調教師も状態は確認していますが、未勝利馬とのやりくりが難しいみたいです。ウチとしてはこのまま調整を続けていきます」と話していました。
[2008.04.09]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本とトラック3000mというメニューが基本ですが、馬自身元気のある時は坂路をもう1本とトラックコースでキャンター1000mのセットをさらにプラスします。坂路を4本、4000mという日も増えていますから、今本当に状態がいいということでしょう。以前はコースで止まろうとしたり、坂路でバカついたりしていたので、調整も思うように進まなかったこともあったのですが、今はそういうところも影を潜め、順調に調整できるようになりました。肉体面だけではなく、そうした精神面での成長も心強いですね。坂口大調教師からは『体はフックラ作っておいて欲しい』と言われていますので、今のこの状態を保っておけばいいと思います。引き続きこのメニューで様子を見て、厩舎から連絡が入るのを待ちたいと思います」と話していました。
[2008.04.02]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本〜4本、コースでのキャンターも3000m〜4000mと毎日しっかり調教をこなしています。以前はコースに出ると尻っぱねをしたり、軽いところだと止まろうとしたりと、精神面の幼さを露呈していたのですが、現在はだいぶ成長の跡が感じられますね。しっかり稽古を消化することができていますし、稽古をこなしてカイバも食べているものですから、体はフックラ見せ、それでいて筋肉が付くという理想的な形になってきています。あとは、坂口大調教師からお声が掛かれば、というところですね。ウチではいつお声が掛かってもいいように態勢は整えておきます」と話していました。
[2008.03.26]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本、状態がいい時は4本乗っています。坂路を1本、キャンターを1000m、その後また下って坂路を1本、またキャンターを1000mという繰り返しをジックリ時間を掛けて行っていますから、毎日の調教量はかなり多いんです。稽古をこなしつつ、カイバも多く与えていますから、筋肉が付いてきています。ただ増えるというだけではなく、しっかり稽古を課しながら増やしていけるという、いい状況になっていますね。もう馬房では壁を蹴らなくなりましたし、コースに出てもだいぶ落ち着きが出てきましたから、精神面での成長の跡も伺えますね。もちろん、もうトレセンに戻せる状態ですが、今の時期は未勝利馬が優先になってしまいますからね。先にパトリオットの方が帰厩となりました。ただ、何かで空いたときにはいつお声が掛かってもいいようにはしておきますよ」と話していました。
[2008.03.19]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き毎日坂路を3本〜4本、その1本、1本の間もコースでジックリ乗るというメニューを毎日こなしています。他のところのように坂路で15〜15というのは構造上できないのですが、それでも稽古量を多くして毎日ジックリ乗り込んでいますから、体は日に日に締まってきています。カイバは細かく何度にも分けて与えていますので、体はフックラ見せるんですよ。稽古量も多くして、その分だけカイバも与える。それをこなしてくれれば、無駄肉が増えるのではなく、筋肉を付けることができますからね。今のライラはそういう状態です。毛ヅヤも良いですし、体調は良さそうですから、いつでもトレセンに戻せる状態ではあります。あとは坂口大厩舎の馬房の関係でしょうから、こちらとしてはいつお声が掛かってもいいようにしておきます」と話していました。
[2008.03.12]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路とコースを併用して乗り込みを進めています。こちらでは速いところはやりませんが、その分稽古量を多くしてジックリ乗り進めていますから、太くなるということはありませんよ。ただ、この馬の場合は『フックラさせて欲しい』と坂口大調教師に言われていますので、その辺りは頭に入れながらカイバ、調教メニューを考えています。ソエの焼いた部分はもう見た目にもキレイになっていますし、ギュッと握っても気にする素振りもありませんから、心配は無用です。坂口大調教師にも毎週の状態を報告していますので、状況は頭の中に入ってらっしゃると思います。あとは、どのタイミングでトレセンに戻すかでしょう」と話していました。
[2008.03.05]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「基本は坂路を3本ですが、雪の影響で馬場が悪くなれば、無理はさせませんし、逆に状態がいい時は4本、その間のコース調教でも長めにたっぷり乗り込んでいます。馬場に出ると多少テンションが高い点は否めないですが、以前のように馬房の壁をドンドン蹴ったり、馬場で立ち止まって尻っぱねをしたりというのはなくなりましたから、精神的に少し成長してきたのではないでしょうか。何回にも分けてたくさん与えているカイバも残さず食べていますし、体はフックラ見せています。食欲があって、食べたものが実になるということは状態がいい証拠でしょうね。今の時期、未勝利を優先的に入れたりと厩舎も馬房のやりくりが大変でしょうが、いつお声が掛かってもいい状態にしておけば、何かあった時にすぐに入れてもらえるはずですからね」と話していました。
[2008.02.27]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「先週から雪の影響で少し稽古ができない日もありましたが、それでも体が緩むということはありませんし、この馬の場合むしろ体はフックラして欲しいくらいですからね。もちろん、運動をせずにただ増やすというのではいけませんが、悪条件の中でも稽古ができる日はなるべく運動量を多くしていますので、それで体が増えるというのはいい傾向でしょう。食べたものがしっかり実になるようになったというのは、この馬の成長の証でしょうね。気性面ですが、相変わらず馬場に出るとテンションは高くなるのですが、それでも以前の馬房で壁を蹴ったり、坂路でも立ち止まって尻っぱねをしたりという頃に比べれば、成長の跡を感じます。このまま調整を続け、帰厩のお声が掛かるのを待ちたいと思います」と話していました。
[2008.02.20]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「順調ですね。先週は雪の影響で少し軽めの調整メニューになりましたが、決して楽をさせたわけではありませんし、緩む、太くなるということはありませんよ。今週はキッチリ坂路を4本、その間もコースでキャンターを刻んでいます。相変わらず乗ると煩く、脚癖の悪い馬ですが、こちらももうそれにもだいぶ慣れましたし、アクシデントに繋がるということはないでしょう。カイバは残さず食べていますから、こちらへ来た当初の体つきと比べるとだいぶフックラしているように見えます。状態はいいので、いつお声が掛かってもいいくらいですね。坂口大調教師も状態は確認していますから、馬房の調整が付けばトレセンへ戻るという話も出てくるのではないでしょうか」と話していました。
[2008.02.13]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「ブリスターで荒れた皮膚は既にキレイに戻っています。見た目もまったくわからないくらいですよ。現在の調教メニューは、坂路を4本、その1本、1本の間にはコースでキャンターを乗っています。歩様はシャキシャキとしていますし、まったく気にしている様子はありませんね。いいキャンターで坂路を上がってくる姿が印象的です。体に関してはウチへ来た時、そこまで細いという印象はなかったのですが、この一ヶ月でさらにフックラしてきたのはいい傾向でしょう。馬房の中では以前のように壁を蹴るということはありませんが、乗って馬場に出るとやっぱり煩いですね。このテンションの高さは今後も変わらないかもしれません」と話していました。
[2008.02.06]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「ソエはもう心配ないでしょう。ギュッと握っても気にする素振りはありませんし、見た目に関してもブリスターで荒れた皮膚がキレイに戻り、もうほとんど分からないくらいまできています。ソエの治療をしながらでしたが、ここまで完全に休ませていたわけではなく、毎日しっかり調教を積み重ねることができたというのは大きいですよ。稽古量をこなしている分だけ、カイバもしっかり与えて、それにより体をフックラ見せるようになりました。もちろん、ただ無駄に増やすというのではなく、筋肉を戻すことができました。それと、とにかく今は本当に元気一杯ですね。馬房でもおとなしくしている時は少ないですし、馬場に出ると立ち上がろうとしたり、チャカついたりと、元気が有り余っているほどなんです」と話していました。
[2008.01.30]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「両前はブリスター治療で一度荒れた皮膚もかさぶたとなり、今はそれが剥がれてキレイになりました。毛も生えてきて、今では見た目にも分からないくらいまで回復しました。ギュッと握っても気にする素振りはありませんし、ソエ自体の痛みもなくなっているんだと思います。キレイになって、痛みもなくなったとあれば、もう不安なところはありませんよね。調教メニューとしては、馬場のいい日は坂路を4本行っていますし、その間、間でもダートコースでジックリ乗っていますから、毎日充実した稽古内容を行っています。ウチでは速いところはやりませんが、それでも毎日の稽古量を多くしていますから、基盤はしっかりできています。こちらではカイバを何回にも分けて多めに与えますから、どの馬でもフックラしてトレセンに戻っていくんですよ」と話していました。
[2008.01.23]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「ブリスターを施した箇所ですが、もうかさぶたも取れてスッキリきれいになりました。これであとは毛が生えてくれば、通常通りの見た目に戻るという感じですね。もう握っても気にするところはありませんし、痛みは完全に取れています。ただ、脚癖が悪いのは相変わらずですけどね・・・。調教メニューとしては坂路をだいたい4本、その1本、1本の間にはコースでジックリと回っていますから、調教量としては十分です。それでいて体はかなりフックラしてきましたから、体調もいいんでしょうね。今後の予定について坂口大調教師とお話したいと考えています」と話していました。
[2008.01.16]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「ソエに関しては、元々歩様には出ていませんでしたし、ブリスター治療でもう痛みもありません。気にせず調教は進めていけるでしょう。ただ、ブリスター治療をした後だけに、皮膚が荒れた状態になるんです。今はそれがかさぶたになっていますから、これが取れ、キレイになるまでは、帰厩という選択肢はありません。自然にポロッと取れてくるまで待ちたいと思います。体が少し細身に見えたのも気になる点ですから、この間にしっかりカイバを食べさせて体をひと回り大きくさせたいと考えています。でも、ウチでのたくさん与えるカイバを残さずがっついて食べるくらいですから、体はすぐに戻るでしょうね。元気一杯ですし、いい状態だと言えますよ」と話していました。
[2008.01.09]
12/26(水)に滋賀県・栗東の金勝牧場へ放牧に出ました。現在は、準備運動後、坂路をキャンターにて3本〜4本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「レース後こちらへ来ましたが、両前にソエが出ていました。特に右が痛がっていましたね。元々脚癖の悪い馬ですから、触って確認するのもしんどい作業でした。それくらい痛みもあったようです。ですから、すぐにブリスター治療を行いました。右だけに刺激を与えるというのは良くないですから、左にも同様にブリスター治療を行いました。それで年内は楽をさせましたが、ソエももう気にならなくなっていますので、すぐに坂路へ入れています。最初はハッキング程度で歩かせているくらいでしたが、昨日からはキャンターも始めました。カイバ食いが良くないことを坂口大調教師は心配していましたが、そちらの方も心配なさそうですよ」と話していました。
[2007.12.26]
ウインライラは、本日26日水曜日、栗東トレセン近郊にある金勝牧場へ放牧に出ました。
[2007.12.21]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。昨日より7度も高いスタートですが、最初は北風も吹いており、体感としては昨日と同じぐらいでした。しかし、風が弱まるとポカポカ。数字通りの過ごしやすい朝となっています。馬場状態は変わらず「良」でした。
明日の中京11R「中京日経賞」芝1200mに出走が確定したウインライラ。今朝は古閑調教助手の騎乗で、阪神スタンド横の小さな角馬場での乗り込みで最終調整を完了しています。
古閑助手は、「一昨日、昨日と、夕方になってからのカイバ食いが良くなってきました。これなら前走と同じぐらいの体重で出せるかもしれません」と、直前に来ての上昇を喜んでいました。芝のレースについては、厩舎スタッフが口を揃えて「ダートより絶対に芝がいい」と言いますし、昇級戦とはいえ51キロの軽ハンデ。「ひそかに期待しているんです」と、古閑助手は大いに前向きでした。
[2007.12.20]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。今季初の0度が表示され、馬場には霜が下りていました。 馬場コンディションはすべて「良」です。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっていました。昨日の追い切り後の計量で450キロと、「前走後の体の戻りがもうひとつ」ということですが、動きは良く、「芝でどんな走りをしてくれるか注目しています」と、古閑助手は語っていました。
抽選で除外になる可能性もあるようなので、「まずはそこからです」と、古閑助手は除外の発表まで落ち着けません。
[2007.12.19]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。風がないので、気温ほどの寒さは感じません。有馬記念の追い切り日ですから、テレビなどのマスコミが多く、雰囲気も華やかでした。馬場状態はすべて「良」です。
今週の中京土曜11R「中京日経賞」芝1200mを予定しているウインライラは、浜中騎手の騎乗で坂路を単走で最終追い切りがかけられました。
坂口大調教師の指示は「テンの1Fはゆっくり入って、しまいだけ気合をつけて」というもの。浜中騎手はその通りに乗ってきて、4F54秒6、ラスト1F12秒4という時計をマークしてきました。ラスト1F12秒4というラップは、ライラなら当たり前ですが、どの馬でも出せるような時計ではありません。相変わらずいい動きをしています。
今回は51キロという軽ハンデですから、特別レースへの出走ではありますが、浜中騎手が続戦騎乗となりました。
[2007.12.14]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は曇り。北西の風が吹きつけ、気温以上に寒い朝でした。乗り手にとってはそれも格別のようで、「坂路は横風が痛いほどです」と、泣きが入っています。馬場状態はすべて「良」でした。
ウインライラは、今週の阪神「北摂特別」をなんと抽選除外。これは希望通りなのですが、ほぼ出走になりそうな確率の抽選だっただけに、「よくぞ外れたねぇ」と、坂口大調教師を喜ばせていました。というのは、昇級戦を平坦の中京コースで迎えたかったからで、来週の中京土曜11R「中京日経賞」芝1200mに浜中騎手で使うことが確定的となっています。ハンデは51キロとなるはずです。
今朝は福留調教助手の騎乗で、角馬場での乗り込み。古閑調教助手の姿が見えないので聞くと、「急な発熱で、病院へ行きました」とのこと。心配ですが、若手ですから治りも早いはずです。
[2007.12.13]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は雨のち曇り。最近は夜になると雨が降るパターン。それが調教開始時間まで長引いて、昨日以上に馬場は悪くなっているように感じますが、含水量から測ると概ねすべてのコースで「良」となるようです。また、時計がかかるのはDWコースだけという、意外な傾向も表れていました。
追い切り明けのウインライラですが、歩様の確認という意味も含めて阪神スタンド横の角馬場での乗り込みを行い軽めの調整に終始しています。もちろん、異常なしです。
今週の阪神日曜9R「北摂特別」芝1200mは、蓋を開けてみれば数頭の除外で収まりそうな情勢となり、「どうやら今週使えちゃう可能性もありそうだね」と、坂口大調教師が出馬想定表を確認。そこで51キロで乗れるジョッキーを吟味した結果、鮫島良騎手に決定しています。「彼なら、出走になったとしても安心して任せられるでしょう」と、坂口大調教師は納得していました。
[2007.12.12]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は曇り。昨夜、小雨が降り続けた影響で準備運動場はぬかるみができていました。坂路は、かなり力の要る状態ですが、馬場状態は「稍重」〜「良」となっています。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して坂路で単走での追い切りがかけられました。
出だしの1Fをゆったりと入っていますから、正味3Fでの追い切りでしたが、今朝の馬場状態で12秒4の上がりは抜群と言っていいでしょう。相変わらずの鋭さです。
今週、阪神日曜9R「北摂特別」芝1200mに投票し、除外の権利をもらって、来週12月22日の中京土曜11R「中京日経賞」芝1200mで勝負! という計画ですが、今の出馬ラッシュの状況では読み切れるものではありません。
「とりあえず、今週の北摂特別に投票しますが、51キロで乗れる人に本音は除外希望で頼むわけですから、鞍上については出馬想定表が出てから決めます」と、坂口大調教師は話していました。
[2007.12.07]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は曇り。曇っているのが幸いしたのか、昨日あたりとは全然違う暖かい朝になりました。北海道からやってきた牧場関係者が「いつもこんなに楽なんですか」と驚いていたほどです。馬場状態はすべて「良」でした。
ウインライラは、朝一番に阪神スタンド横の小さな角馬場で30分ほど乗り込んでいます。鞍上はもちろん古閑調教助手でした。
来週の阪神日曜9R「北摂特別」芝1200mに出馬投票をする予定ですが、浜中騎手は中京で騎乗するため、代わりに乗れる軽量騎手を探さなければいけません。坂口大調教師は「もう少し時間をください」と、ジョッキー探しを継続中です。しかし、本音を言えば、今回は抽選除外になって欲しいところですから、あまり早くジョッキーを確保してしまうのは少し気の毒という思いもあるようです。
[2007.12.06]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。いい天気なのですが、空気は冷えきっており、日なたやストーブが恋しいのか人が群がっています。馬場状態は変わらず「良」です。
ウインライラは、浜中騎手の騎乗で坂路を馬なりで軽めの時計を出しました。坂口大調教師の指示は「後半の3Fを15〜15秒ペースで」というもので、浜中騎手は慎重にライラをなだめながら、ほぼ正確に15〜15秒ペースのラップを刻んで上がっています。
坂口大調教師は「来週の阪神日曜9R『北摂特別』芝1200mに特別登録をします。ハンデ戦ですから、51キロか52キロでしょう。浜中は来週中京なので、誰かジョッキーを探しておかなければ」と語っていました。もちろん理想形は、来週の「北摂特別」を除外になって、さらに翌週の中京「中京日経賞」芝1200mへ向かうプランです。
[2007.12.05]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。いよいよ冷蔵庫の中より寒い朝がやってきました。西からの冷たい風も時折吹きつけ、まさに冬の陽気です。馬場状態も乾燥した空気に包まれて、すべて「良」でした。
ウインライラは、古閑調教助手の騎乗で阪神スタンド横の角馬場でまずは乗り込み、そのあとトラック内の大きな角馬場で時間をかけて乗られていました。
今週の中京日曜11R「伊吹山特別」芝1200mに登録があるのは、もちろん抽選除外の権利取り狙い。しかし坂口大調教師は「ここで無理しなくても、来週の阪神にも芝1200mはありますからね。権利取りはそれからでもよさそうです」と、今週の投票はほぼ見送りの方針を明らかにしています。
[2007.11.30]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は曇りのち晴れ。昨日より5度も低い朝でしたが、まったくの無風が幸いして厳しい寒さとは感じられません。後半は日差しもあり、むしろポカポカ感じました。馬場状態は変わらず「良」です。
ウインライラは、今朝も持ち乗りの古閑調教助手の騎乗でトラック内の1周500mの角馬場で乗り込まれていました。以前は角馬場で行儀よくできないことが多かったライラですが、最近はそういう面も解消してきています。
「もともと、この馬は4歳になってからと思っていましたが、そうなる前に2勝をあげられたんですからね。これからが楽しみですよ」と、古閑助手はライラの成長を称えていました。
[2007.11.29]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温10度、天候は曇り。ワールド・スーパー・ジョッキーズシリーズに出場する外国人騎手が栗東トレセンに揃い、年に一度の国際色豊かな朝となっています。馬場状態はすべて「良」でした。
ウインライラは、レース後、さすがにカイバの減り方がゆっくりになっていたそうですが、ここへ来て元気回復。今朝からトラック内の角馬場での乗り込みを再開しています。それでも坂口大調教師は慎重で、「これからの馬ですからじっくり行きましょう」と、中3週たっぷり間隔を空けて、12月22日、中京土曜11R「中京日経賞」芝1200mを本線に考えていそうな口ぶりでした。
[2007.11.28]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は曇り。馬場状態はすべて「良」ですが、坂路を含めて、ウッドチップの増量が行なわれているそうで、CW、DW、坂路コースは軒並み時計がかかるコンディションとなっていました。
先週の中京で自身2勝目、中央競馬でのレースでは初勝利を挙げたウインライラ。レース後の馬体チェックでも特にダメージもなかったそうで、今朝は早速阪神スタンド横の角馬場で乗り込みを行なっていました。
坂口大調教師は「12月22日、中京土曜11R『中京日経賞』芝1200mを目指します。ハンデ戦ですから、51キロぐらいで使えるんじゃないかと期待しています」と、次走、いよいよ芝の短距離戦に送り出すことを明らかにしています。
[2007.11.22]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は曇り時々霧雨。今日も西風が吹き、寒い日が続きます。馬場状態はすべて「良」でした。
今週の中京土曜9Rダート1000mに出走が確定したウインライラ。今日は追い切り明けですが、今朝も古閑調教助手の騎乗で、阪神スタンド横の角馬場での乗り込みを欠かしませんでした。「カイバも食べていますし、精神面でも落ち着いています」と古閑助手は順調ぶりを確認しています。
ダート1000mはスタートセンスが大きな比重を占めますが、その点でライラは大丈夫。「中舘さんの動きを警戒して乗ります」と、浜中騎手も前々での競馬を想定しているようです。先週の京都でトップジョキーに混じって特別戦を制した浜中騎手の勢いにも期待しましょう。
[2007.11.21]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は晴れ。カラッと晴れているのに、北風が吹いているので体感温度はかなり低め。控え室ではストーブが人気でした。馬場状態はすべて「良」です。
ウインライラは、持ち乗りの古閑調教助手の騎乗で角馬場からまずはCWコースを1周。そのあと坂路へ行って、単走で追い切りがかけられました。
「正味3Fで」という指示でしたから、全体時計は4F57秒0とまったくの平凡でしたが、ラスト1Fはほぼ馬なりで12秒4と相変わらずのイキのよさでした。そこで、「使ってみたい」と言っていた芝1200mは、来週まで待っても使えるかどうかわからない状況ということで、「状態も良いので、今週の中京のダート1000mで勝ちに行きましょう」と、坂口大調教師が出走予定を変更。今週の中京に3つある番組を吟味した結果、「土曜日の9Rが一番闘いやすそう」ということで、そこへ向かうことが決まりました。
なお、今週の中京土曜9Rダート1000mに浜中騎手で出走予定のライラは、変則開催、並びに馬インフルエンザの影響で、本日午前中に締め切りが変更された出馬投票をすでに完了しています。ですが、出馬投票を行った馬の全頭ウイルス検査が午後から行われている関係で、出走確定の情報提供は午後9時頃になる見込みです。何卒ご了承下さい。
また、口取り撮影の申込みにつきましても、明日22日木曜日の午前10時〜午後1時に変更となっておりますので、お間違いございませんようお願いいたします。
[2007.11.16]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は曇り。昨日より1度高い出だしですが、雲で日が差して来ないので、むしろヒンヤリした感じです。昼間もそれほど気温は上がりませんでした。馬場状態は変わらず「良」です。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して今週初めてトラック内の角馬場で乗り込み。そのあと、坂路コースに入って楽走で1本上がっています。
「テンションが上がりやすいので、じっくりと時間をかけて立ち上がらせています。カイバは食べていますし、いい状態を保っていますよ」と、古閑助手から報告が届いています。
[2007.11.15]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は晴れ。昨日に続いてヒンヤリした中でのスタート。それでも体が慣れたのか、寒さは和らいだような気がします。馬場状態はすべて「良」でした。
ウインライラは、昨日に引き続いて阪神スタンド横の角馬場での乗り込みだけで楽をさせてもらっています。「少なくとも来週は使えないでしょうから、じっくりでいいでしょう」と、坂口大調教師が説明。カイバはゆっくりでも完食しているとのことですから、順調に回復しているようです。
[2007.11.14]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は晴れ。カラッと晴れたのが、逆に気温の低下につながったようで、「寒い、寒い」が朝のあいさつになっていました。馬場状態はすべて「良」です。
先週はしまいの粘りを欠いてしまったウインライラでしたが、レースの反動はなく、出走翌週ですがカイバをよく食べて元気さをアピールしていました。今朝は朝一番に阪神スタンド横の小さな角馬場で乗り込み、引き上げています。
「次は中京の芝1200mを狙いますが、少なくとも中2週は間隔を空けないと使えないんじゃないかな」とは坂口大調教師の読みです。
[2007.11.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温12度、天候は曇り。たった一日で冷え込みが緩み、空気にも湿り気を感じます。週末の空模様はどうやら下り坂のようです。馬場状態はすべて「良」でした。
今週の京都日曜6Rダート1400mへ出走が確定したウインライラ。今朝は古閑調教助手の騎乗で開場前から乗れる唯一の場所である、阪神スタンド横の角馬場で乗り込んでいました。
「体重は450キロちょっとあります。体調は文句なしです」と、古閑助手です。出走メンバーはかなり骨っぽくなっていますが、今のライラならあっさり突破して不思議ありません。
[2007.11.08]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は晴れ。今季最高の冷え込みで、さすがは立冬だけのことはあります。とはいえ、昼からはポカポカ陽気でした。馬場状態はすべて「良」へと回復しています。
追い切り明けのウインライラですが、今朝はEコースのゲートで目隠しなしで入る練習を、発走委員のチェックのもと行なっています。結果はまったく問題なしという判定。これまでは目隠しが義務付けられていましたが、今週の競馬から普通のゲート入りが許可されることになりました。
「今回と次回までは先入れという条件がついていますが、その2回が大丈夫なら通常の馬として認められることになっています」と、坂口大調教師もしてやったりの表情です。
さまざま面で少しずつ大人になってきているライラです。
[2007.11.07]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温10度、天候は晴れ。昨日までの雨が路盤深くに残っているようで、すべてのコースで「稍重」のコンディションとなっていますが、特に坂路は遅い時間になるほど力がいる状態へと変化しています。
今週の京都日曜6Rダート1400mを予定しているウインライラは、実戦でも手綱を取ることになっている浜中騎手が騎乗して坂路を単走で追い切られ、レースへ向けた最終追い切りを完了しています。
坂口大調教師の指示は「最初の1Fをゆったり入って、残り3Fは馬の気持ちで伸ばして来い」というものだったそうで、その通りラスト3Fは馬なりの手応えのままスピード感ある素晴らしい走りを披露。4F54秒4〜37秒1〜24秒2〜12秒2は、今朝の坂路ではオープンなみと言っていい抜群の時計でした。
「いいですね。これなら自信を持って送り出せます」と、坂口大調教師も終始笑顔が絶えませんでした。
[2007.11.02]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温13度、天候は曇り。だいぶ肌寒く感じられるようになってきました。そろそろストーブの出番かもしれません。馬場状態は坂路コースが「稍重」、それ以外は「良」となっています。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手に引かれての運動のみ。その様子を見ていたらしい浜中騎手は、「大人しく歩いていました。以前はキャンキャンしていましたが、精神的に大人になりました」と、報告してきてくれています。
昨日の追い切り時計は厩舎関係者の間でも話題にのぼっていて、「坂口大厩舎のウインはどこを使うんだ? じゃあ、そこだけはやめておこう」と言う声も聞かれています。また、あれだけの追い切りをしたあとでも、歩様に一切の乱れが出ていないのも頼もしい限りです。
[2007.11.01]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温14度、天候は小雨。気温は昨日より高いのですが、まとわりつくような雨が体感気温を下げています。昼近くになっても、数字はまったく上がりませんでした。馬場状態はすべてのコースで「良」をキープしています。
ウインライラは、福留調教助手が騎乗して角馬場でじっくり乗られ、そのあとでCWコースに出てきて追い切りがかけられました。
調教パートナーは浜中騎手騎乗の3歳500万下シャウトラインという馬。6Fからスタートの追い切りは、騎乗者の体重差を考えてライラが内でシャウトが外になりましたが、結果はライラが3馬身半もシャウトをちぎり捨ててしまう圧勝劇。時計もCWコースの6F77秒3ですから、おそらく今朝の一番時計でしょう。浜中騎手が「走り過ぎです」と、目を丸くしていました。
坂口大調教師もこれには大満足で、「芝はこの次に使うとして、まずは来週の京都のダートで勝ちに行きましょうか」と、強気のコメント。弟子の浜中騎手に「そこだけは絶対に乗れるようにしておきなさい」と、命令していたほどでした。
これにより、ライラは来週の京都日曜6Rダート1400mに浜中騎手の騎乗で2勝目を狙いに行くことが大筋で決まっています。
[2007.10.31]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温10度、天候は雨上がりの快晴。栗東TCは今週から開門時間が1時間繰り上がって冬時間の午前7時となっています。馬場状態は湿り気が十分に残っていて、すべてのコースで「稍重」程度のコンディションでした。
ウインライラは、古閑調教助手の騎乗で坂路を1本上がっています。そのあとはEコースのゲートにも立ち寄って、発走の再確認。ここへきて精神面でもずいぶんと進歩が出てきたそうで、「カイバが実になってきています」と、古閑助手は嬉しそうに報告してくれました。
ライラは明日の追い切りが予定されています。
[2007.10.26]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温18度、天候は曇り時々小雨。今日も暖かい朝でしたが、そのまま気温は上がりません。馬場状態はすべて「良」です。
追い切り明けのウインライラですが、今朝も阪神スタンド横の小さな角馬場で、まだ暗いうちからの乗り込みを行なっていました。
騎乗する古閑調教助手は、「ちょっとカリカリしていますが、追い切り明けですからね。順調に来ていますよ」と、その感触を伝えると、「芝の1200mなら寄せ付けないぐらい速いと思うんですけどね」と、この馬のスピードを高く買ってくれています。ところが、番組表を見渡してもそういった鞍が直近に組まれていないことを知ると、「どこから使うのかなぁ」と、坂口大調教師の采配を待っていました。
[2007.10.25]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は曇り。明け方から厚い雲に覆われ、今にも降りそうな空模様でしたが、その分、湿度が高めで暖かくなりました。馬場状態はすべて「良」です。
今朝のウインライラは、浜中騎手の騎乗で坂路での追い切りがかけられました。
今日は最初の1F目からある程度のペース(14秒4)で坂を上がり始め、最後まで14〜14秒ペースを守りながら馬なりの手応えでフィニッシュしています。
坂口大調教師は、「うん、順調そのものだね。ただ、まだ今週は使わないよ。使えば人気になるんだから、キッチリ仕上げて初戦から勝ち負けできる状態で送り出したいと思っています」と、勝ちを意識しての仕上げを徹底する方針を告げていました。
また「来週の追い切りは、ラストをビシッと追うつもりなので、来週の1本でだいたいの態勢は整うでしょう」と、言って今朝の報告を締めくくっていました。
[2007.10.24]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温11度、天候は晴れ。日中は過ごしやすい気候が続いていますが、朝方は冷え込みが厳しくなってきました。馬場状態はすべて「良」でしたが、特に坂路は時計の掛かるコンディションとなっています。
今朝のウインライラは、古閑調教助手を背にキャンターでCWコースを2周していました。
追い切りは明日か明後日を予定していますが、次走は芝のレースを予定していることもあり、具体的な目標を定めるのはもう少し先になりそうな雰囲気です。
[2007.10.18]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温11度、天候は晴れ。菊花賞ウィークで、報道陣の数が多くなっています。まさに秋競馬真っ盛りです。馬場状態はすべて「良」でした。
昨日、急遽帰厩したウインライラは、古閑調教助手の騎乗で角馬場からBコースを2周。Bコースでは浜中騎手が騎乗していた2歳新馬のリードホース役を務めていました。
坂口調教助手は「馬体はいい感じにフックラしていますが、気持ちは少し尖っている感じがします。朝、脚を触りに行ったら蹴られそうになりましたからね」と、苦笑しながらの報告。また、復帰戦は芝を使うことを考えているそうです。
[2007.10.17]
ウインライラは、今日の検疫で急遽帰厩の段取りが組まれました。
これは、古閑調教助手のもう1頭の担当馬が故障で、急に放牧に出ることになったためで、「急ですが、一番順調に来ているライラに声をかけさせてもらいました」と、坂口大調教師が説明してくれました。もちろん、大歓迎の措置です。
[2007.10.10]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本〜4本、トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路とコースを併用して、十分な稽古量を積んでいます。坂路、コース、そしてまた坂路、コースといった具合です。ウチは何度も分けてカイバを与えるのですが、ライラは毎回残さずしっかり食べますし、それにより体はフックラしてきました。決して重いという感じではなく、フックラ見せるという感じですよ。以前のように馬房内でもカリカリすることがなくなりましたから、余計な体力を使わなくなったというのも大きく影響しているんじゃないですか。坂口大調教師からまだ連絡はありませんが、このまま進めていきたいと思っています」と話していました。
[2007.10.03]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本〜4本、トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「毎日坂路を3本、馬場や状態がいい時は、4本行っていますよ。その間にもコースでじっくり乗っていますし、稽古量は十分です。カイバもしっかり食べ、体もフックラ見せていますし、状態はいいと言えますね。以前は、馬房の中で壁を蹴るし、馬場でもラチを蹴ろうとしたりと、とにかく脚癖の悪い馬だったんですが、今はそれがまったくなくなりましたね。トレセンで色々しつけられて、精神面でも成長したんでしょうね。まだまだこれから良くなってくる馬だと思います」と話していました。
[2007.09.26]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本〜4本、トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「レースの疲れはありませんし、毎日坂路をしっかり上がっています。ウチではカイバを何回にも分けて与えていますし、体はかなりフックラしてきましたよ。速いところはやりませんが、毎日の稽古量はかなりのモノですから、体にハリは出てきています。以前は足癖が悪く大変でしたが、それはだいぶ解消されてきたみたいですね。ヤンチャはヤンチャですが、少しずつ物事も覚えてきているようです。来月には帰厩となるでしょうから、そのつもりで進めていきます」と話していました。
[2007.09.19]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本〜4本、トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「放牧の予定がズレて、トレセンで長く調整を続けていたようですが、大きな疲れは見られませんでしたし、レースの反動というのもありませんでしたよ。来た翌日からコースで乗ったほどでしたから。今は坂路を3本、天候状態などを見て、行ける時は4本行ったりもしています。1本、1本の間もコースで乗っていますから、調教量は十分です。坂口大調教師からは『1ヶ月くらいで戻す予定』と連絡をいただいていますので、こちらとしてもそのつもりで進めていきます」と話していました。
[2007.09.12]
先週は昇級初戦ながら見所ある内容で今後の働きを予感させてくれたウインライラ。レース後は、予定通り、昨日11日火曜日にトレセン近郊にある金勝牧場へと放牧に出されました。
「体がもうひとまわりフックラすればもっと走れるはず」と、坂口大調教師も期待をこめて語っています。
放牧期間は1ヵ月ほどの短期になるものと思われます。
[2007.09.07]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温26度、天候は曇り。台風の影響で南西の風が強く吹いており、雲の流れが非常に速い空模様でしたが、雨は落ちてきませんでした。馬場はすべて「良」です。
なお、来週12日〜16日までの期間で函館競馬場の検疫馬房が再開されることになりました。札幌競馬場については、依然として検疫馬房が凍結状態となっております。
明日の阪神7Rダート1400mに出走が確定したウインライラは、古閑調教助手が騎乗して阪神スタンド横の角馬場でじっくり乗り込まれて、最終調整を完了しました。
専門紙のスタッフの予想をのぞくと、どうやらライラは人気薄となりそうな評価ですが、坂口大厩舎の担当TMは重いシルシを打つつもりの人もいるようです。「交流レース勝ちのあとは人気になりませんが、この馬は稽古で能力を見せていますからね」と、某TM。昇級戦でどんなレースができるか注目です。
また、ライラはレースの結果に関わらず、このあとは放牧に出す予定とのことでした。
[2007.09.06]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温25度、天候は曇り。開場時刻寸前まで小雨が降っていましたが、馬場状態に影響するほどの雨量ではありません。風もなく、穏やかです。馬場状態はすべて「良」でした。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手に引かれての運動をみっちり行なわれています。
「動きはいいし、カイバもよく食べてくれているんですが、体重を計ったら444キロでした。この馬が本格化した時は460キロ台だと思うんですよね。これからの課題はそこです」と、古閑助手が語っていました。「今週もかなりやれそう」と言いながら、将来の姿を思い浮かべているようです。
なお、ウインライラは、本日、変則時間で受付を行った午前8時〜10時30分までの間に、今週の阪神土曜7Rダート1400mへの出馬投票を田中克騎手で完了しています。出馬投票を行った馬は、馬インフルエンザの検査を行い、「陰性」の反応が出れば出走できることになっています。また、この特例ルールの施行により、本日の出走確定情報は午後7時30分頃を予定しております。あらかじめご了承ください。さらに、明日の口取り撮影申込受付については、従来通り、午前10時からお電話にてお受けいたします。
[2007.09.05]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時30分の気温23度、天候は晴れ。今週から開門時間が午前5時30分になっています。序盤は過ごしやすい気候でしたが、8時過ぎには30度にまで上がってしまいました。馬場状態はすべて「良」です。
また、今週より馬インフルエンザの影響で凍結状態だった入厩検疫が、美浦、栗東両トレセンに限って再開されました(札幌、函館の両競馬場は依然として閉鎖しています)。しかし、各厩舎からの検疫申し込みが殺到しており、概ね1厩舎あたり1週間に2〜3頭しか入厩させられない現状とのことです。
今週の阪神土曜7Rダート1400mに出走を予定しているウインライラは、実戦でも騎乗することになっている田中克騎手が騎乗して、坂路での最終追い切りがかけられました。
先週、速い時計を出していることもあり、今朝は「反応を確かめる程度でいい」と、坂口大調教師の指示。田中克騎手は2F過ぎで少し手綱を動かし、「ビュッと来た」ことを確認して、あとは流しています。全体の時計は地味ですが、しまいは相変わらずの鋭さでした。
「全体にキビキビした感じで、いいですね」と、田中克騎手がその感触を話せば、「走ってくれそうですよ」と、古閑調教助手も期待の表情を浮かべていました。
[2007.08.31]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り時々雨。トラックは晴れているのに坂路では降っていたり、あるいは逆だったりの狭い範囲の雨がパラつく妙な天気でした。馬場状態は概ね「稍重」程度と推察できます。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっていました。
昨日の追い切りタイム、特にラスト1F11秒9はめったにお目にかかれない数字で、いつも冷静な坂口大調教師ですが、「先生(坂口大調教師)が喜んで時計を持ってきてくれました。ニコニコでしたよ」と、古閑助手が教えてくれました。もちろん、古閑助手も嬉しくて仕方がないという表情です。
[2007.08.30]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は曇り。昨日の雨の影響で工事中のEコースの砂が流れてしまい、来週火曜からの開場が週末にずれ込む模様です。思わぬ影響があるものです。馬場状態は「重」〜「稍重」で推移していました。
ウインライラは、福留調教助手が騎乗して坂路での追い切りをかけられています。
「本当はCWコースでやりたいんですが、併せる馬の調整がつかないんです。坂路ならあちこちモノ見をする心配がないので、しばらくはそうするつもりです」と、坂口大調教師に気を使わせているライラですが、しかし、今日は坂路でも非凡なところを見せました。しまい重点とはいえ、ラスト2F24秒9〜11秒9という上がり時計は普通ではなかなか出せるものではありません。「やっぱり、この馬はこれから走ってきますね」と、福留助手はニコニコで引き上げてきました。
来週の阪神土曜7Rダート1400mは浜中騎手に他厩舎からの依頼があるのだそうで、坂口大調教師は「それでも3キロ減は大きいですからね」と、田中克騎手に依頼しています。
[2007.08.29]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は雨のち曇り。あたりは黒い雲に覆われ真っ暗で、開門時刻に合わせたように、物凄い勢いで雷を伴う雨が降り出し、アッという間に「不良」馬場へ悪化しています。8時前にようやくやみましたが、それまでは調教する各馬の判別が困難な状況でした。
先週日曜日にも坂路で順当に15〜15秒ペースの追い切りを消化しているウインライラ。カイバ食いもいいそうで、古閑調教助手が「勝った時以上に今はデキがいいです」と笑顔で語っていました。
今朝はその古閑助手の騎乗で角馬場から坂路を楽走1本。追い切りは明日、同じく坂路で行なう予定だそうです。
なお、ライラが出走を予定していた来週の阪神日曜6Rダート1400m牝馬限定戦が3歳未勝利競走の増設に伴い番組変更で消滅してしまったため、代替案として、来週の阪神土曜7Rダート1400mに出走する方針が固まっています。
[2007.08.24]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は晴れ。夜が涼しかったこともあり、朝方は気温よりも過ごしやすく感じました。日中は猛暑復活です。馬場状態は回復傾向で「重」〜「稍重」で推移していました。
ウインライラは、持ち乗りの古閑調教助手が騎乗して坂路を1本上がっています。
「もっと軽めでもいいのに、抑え切れないんだねぇ」と、言う坂口大調教師ですが、字面とは裏腹に表情はにこやか。元気な様子を頼もしそうに見ていました。
このまま順調なら、「9月9日、阪神日曜6Rダート1400m牝馬限定戦を使うつもりです」と、次走の具体的な予定も見えてきました。
[2007.08.23]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は雨。夜半にかなりの降雨があり、開門後にも雷を伴う雨が降り続きました。この雨の影響で朝は「稍重」からのスタートでしたが、後半になるにしたがって「重」以上に悪化しています。
昨日は軽めとはいえ追い切りをかけられたウインライラですが、今朝も元気一杯。「運動だけでもいいところなんですが」と言いながら、古閑調教助手は阪神スタンド横の角馬場までやってきて、乗り込みを行なっていました。
「来週では早すぎるにしても、その次の阪神開幕週ぐらいにはスタンバイオーケーとなりそうですね」と、おぼろげながらも次走出走の目安を伝えてくれています。
[2007.08.22]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は晴れ。夜明けが遅くなって、開門直後の30分ほどは本当に楽になりましたが、そのあとはギラギラの暑さです。馬場状態はウッドコースが「稍重」、それ以外は「良」でした。
予定外の厩舎滞在となったウインライラですが、馬インフルエンザ禍に巻き込まれることなく、元気に過ごしています。検査はしていないそうですが、「まったく健康です」と古閑調教助手は体調面に不安がないことを強調していました。
今朝は、担当の古閑助手の騎乗でCWコースを2周しています。2周目のラスト半マイルからペースが上がり、4F57秒8〜43秒2〜14秒5という時計が出ていました。
「いやぁ、いい走りっぷりです。キレがいいんですよね」と、古閑助手。来週でも使えるぐらいのデキだそうです。
[2007.08.17]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇りのち晴れ。馬場状態はすべて「良」です。
昨日、今週の競馬開催を通常通り行うと公表したJRAですが、馬インフルエンザに感染した馬の拡大が認められたことで、開催中止を決定しました。
放牧でひと息入れる予定だったウインライラですが、今回の移動禁止措置によりしばらくはトレセンにいることになりました。今朝は持ち乗りの古閑調教助手が騎乗して、阪神スタンド横の角馬場で30分の乗り込みを消化しています。
「ちょっと楽をさせていたものですから、元気が良すぎました」と、古閑助手は汗びっしょり。坂口大調教師は「週明けにも終息するようなら別ですが、そうでなければ厩舎の大事な戦力ですからね。方針を転換して使う方向で進めていくことも考えていきます」と語っていました。
[2007.08.16]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は曇りのち晴れ。馬場状態はすべて「良」です。
昨日、東西両トレセンで同時に「馬インフルエンザ」に感染した疑いのある馬が複数(美浦3頭、栗東17頭)確認されました。この事態を受けて、JRAは本日よりJRAの施設以外からの馬の移動を全面的に禁止としています。事実上、入厩検疫は当面凍結状態となりました。今週の競馬開催については、「これ以上の広がりはない」としたJRAの判断により執り行う意向ですが、今後の事態の推移によっては次週以降の開催も含めて不透明な状態であるとJRAが会見で発表しています。なお、「馬インフルエンザ」の罹患馬が国内で発見されたのは、昭和47年に大流行して以来のことだそうです。
ウインライラは、ウインモンスターが乗ってきた馬運車で茨城県にあるミッドウェイFに放牧に出る予定でした。ところが、「JRA施設以外への馬の移動は全面厳禁」というお達し。そういうわけで、放牧プランは白紙に戻して、しばらくはトレセンで軽めの調整を行なうことになりました。
今朝は古閑調教助手が引いての運動だけでしたが、移動禁止の期間次第では乗り込みも再開するようになりそうです。
[2007.08.15]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り。いつ雨が降ってきてもおかしくない分厚い雲が空を覆っており、これが気温を抑えるいい仕事をしてくれました。ひとまず、午前中は過ごしやすかった栗東です。馬場状態はすべて「良」でした。
先週、公営・園田で行われた中央交流戦を快勝したウインライラは、引き続き軽めのメニューで調整中。今日も運動のみで楽をさせてもらっていました。
明日、放牧に出るライラは完全にリラックスモードで、「カイバの食いもいいです」と古閑調教助手が報告してくれました。明日、ウインモンスターの入厩と入れ替わりに茨城県にあるミッドウェイFに放牧に出ますが、「別にどこが悪いというわけじゃなく、さらなる成長を促す意味で休養に入れますが、意外に早く帰ってくるような気がしています」と、古閑助手は今後のライラの成長を大いに期待しています。
[2007.08.10]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温24度、天候は晴れ。涼しいのは朝一番の薄暗さが残っている時間帯だけで、すぐに暑くなってしまいます。人馬ともに汗が止まりません。馬場も変わらず「良」です。
ウインライラは、ようやくカイバも普通に食べるようになったそうです。この馬が可愛くて仕方がない様子の古閑調教助手は、「予定通り勝つ、というのはできるようでなかなかできないことですからね。いや、ホント嬉しかった」と、勝利の余韻に長く浸っているようでした。
今朝は軽めの運動のみ。「放牧で10キロか20キロ、トモに肉をつけて帰ってきてくれたら最高ですよね」と、古閑助手が語っていました。
[2007.08.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は晴れ。夜明け直後は過ごしやすいのですが、日が差したらもうダメ。今日も人馬にとってきつい真夏日です。馬場状態はすべて「良」でした。
昨日、暑い園田競馬で初勝利をあげたウインライラ。レース後に帰厩しての今朝ですから、軽い運動だけで楽をさせてもらっています。
坂口大調教師は「さすがにカイバは半分近く残していましたね。本格化した時にはあと20キロぐらい増えているはずですから、そういう体を目指して、秋競馬を前にここでひと息入れるのが正解と思います」と、リフレッシュ放牧を決断していました。
来週水曜15日まで厩舎で調整しながら様子を見たあと、茨城県にあるミッドウェイファームへ移動となります。
[2007.08.03]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温27度、天候は曇り時々晴れ。台風の影響で南東からの風が吹き、それがまた気持ちの悪い生暖かさ。不快指数が上がりそうな一日です。馬場状態は「良」でした。
ウインライラは今朝も元気一杯。福留調教助手の騎乗で阪神スタンド横の角馬場でウォーミングアップを行なったあと、CWコースを馬なりで1周の周回を行っています。
昨日の計測で馬体重は446キロ。この暑さの中で、着実に稽古を積んで来ているのに、前走より増えているというところが体調の良さを示しています。
来週8日水曜日、公営・園田競馬場で行われる中央交流戦「五峰山特別」ダート1400mへ向けて、週末日曜日にも少し時計になるところを追うかもしれないとのことでした。
[2007.08.02]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温25度、天候は曇り時々晴れ。開門と同時に雨が降ってきて、どうなることかと思いましたが、すぐにやんで晴れ間も出ています。湿度は高く、蒸し暑い日になりました。馬場状態はすべて「良」です。
追い切り明けのウインライラですが、運動のみとはせずに、阪神スタンド横の角馬場までやってきて、30分程度の乗り込みを行なっていました。
「乗ってもカイバが落ちなくなったので、こういうことができるんです」とは福留調教助手の説明で、「交流で一発で(未勝利脱出を)決める」という方針が、いよいよ現実味を帯びてきています。
[2007.08.01]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温18度、天候は晴れ。このところ朝はひんやりとした空気が流れる栗東。すぐに強い日差しに照らされて気温は急上昇しますが、夏としてはかなり楽な気候です。馬場状態は「良」でした。
ウインライラは、先週末の出馬投票で、8月8日(水)、公営・園田で行われる中央交流戦「五峰山特別」ダート1400mへの出走が確定。このレースを目標に、今朝は福留調教助手の騎乗でCWコースで併せ馬での追い切りがかけられています。
坂口調教助手騎乗の3歳未勝利ゴッドビラブドミーを内に従え、常にそれを威圧するような併せ馬で、ラストはねじ伏せるように2馬身先着。仕掛けられての反応は相変わらず鋭く、この馬の能力の高さを改めて見せつけるような内容でした。
「ソエが心配なくなりましたから、もう安心です」と、笑顔が絶えないのは福留調教助手で、ますます期待が高まります。
[2007.07.27]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温21度、天候は曇り時々晴れ。こもっていた湿気が飛んで行って、気温も昨日より5度も下がりました。夏ですから昼は暑くなりましたが、朝は爽やかです。今日も馬場はすべて「良」でした。
追い切り明けのウインライラですから、今朝は運動のみで楽をさせてもらっています。
さて、補欠の繰り上がりの締め切りは今日なのですが、どうやら回避馬はいなかった模様です。福留調教助手は、「今週、改めて園田の交流に申し込みます。今週の申し込みは、他に金沢と名古屋がありますから、分散してくれるものと期待しています」と、仕切り直しを語っていました。
なお、園田の交流戦に申し込みが集中するようなら、別の競馬場へ換える可能性もあるそうです。
[2007.07.26]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温26度、天候は曇り。降りそうで降らない、という表現がピッタリの空模様。湿度の高さは相当なもので、空気はジメッとしています。馬場状態はすべて「良」でした。
ウインライラは、福留調教助手が騎乗して坂路で追い切られています。
ところが今日の追い切りは、ちょうどゴール前の1Fのところが大混雑していて、最後はライラの進路がふさがる形。福留助手は「前の馬をかわしに行こうと思ったとたん、ヨレてきてブレーキ。まともなら13秒では上がってきていました」と、チグハグな追い切りになってしまったことを悔しそうな表情で説明していました。それでも、福留助手の話を元に計算すれば、4F54秒2という時計は4F53秒2、ラスト1F14秒0もラスト1F13秒0という数字になっていたというわけですから、これは十分なものだったと言えます。
また、道中の行きっぷりの良さには坂口大調教師も満足そうで、「順調に上向いています」とニッコリ。補欠から繰り上がったという知らせはまだですが、「使えるなら行きますよ」と、8月1日の園田に意欲を燃やしていました。
[2007.07.25]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇り。17度スタートだった昨日火曜とは比較になりませんが、今朝も過ごしやすい部類です。昼には暑くなりますが、今年は調教時間中が涼しいので助かります。もちろん馬場状態はすべて「良」でした。
ウインライラは、先週日曜日に坂路で4F55秒0、ラスト1F13秒5という時計を馬なりでマーク。その時点で、坂口大調教師は「行ける!」という手応えをつかんだようで、予定を早めて、8月1日に公営・園田競馬場で行われる中央交流戦「笠形山特別」ダート1400mに申込みを行なっています。抽選の結果は補欠1位。上位馬に回避が出ないことには繰り上がれませんが、念のため園田競馬の川原騎手を確保してあるそうです。
今朝は福留調教助手の騎乗で角馬場からCWコース1周というメニュー。追い切りは明日の予定とのことでした。
[2007.07.20]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇り。厚い雲に日差しが遮られて、暑さを感じません。セミもまだ鳴きませんし、夏本番はまだ遠い感じがします。馬場は、すべて「良」に回復しました。
今朝のウインライラは、福留調教助手の騎乗で角馬場で乗り込んだあと、CWコースに出てキャンターで1周しています。
「ソエは触ってもまったく気にしませんし、体もフックラしています」と、状態を説明する坂口大調教師です。8月の2週目あたりの交流戦を狙っているとのことですから、来週日曜日に投票する8月8日(水)公営・園田競馬場で行われる中央交流戦「五峰山特別」ダート1400mが有力と思われます。
「入ったら、地元の名手に依頼するつもりです」とも語っていました。
[2007.07.19]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温22度、天候は曇り。夜明け前にザッとした降雨があったようで、それが打ち水をしたような効果となって、涼しい朝となっています。馬場はなかなか回復せずに「重」〜「稍重」でした。
昨日は軽めながらも帰厩して最初の追い切り時計を出したウインライラ。追い切り明けとなる今朝は、古閑調教助手に引かれての運動をびっしり1時間こなしていました。
どうやら左前脚のソエは完治した様子で、古閑助手の表情が明るくなっています。「この馬とは長く付き合いたいので、どんな形でもいいので早く1勝をあげたいです」と、力が入っていました。「古馬になったら、相当に稼いでくれそう」というのが厩舎の一致した見解です。
[2007.07.18]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前5時の気温23度、天候は曇り。湿度が高く、じっとしてても汗がにじみます。昼前からは日差しも見られますので、さらに暑くなりそうです。馬場状態は週明けの天候不良がたたって「重」程度まで悪化していました。
予定通り、先週土曜14日に栗東トレセンへと帰厩したウインライラ。左前脚のソエの治療で放牧に出されましたが、予想以上に回復が早く、およそ1ヵ月半でトレセンに戻ってきました。
ライラは帰厩翌日から坂路入りを開始しており、今日は福留調教助手の騎乗で、まずはCWコースに入場しています。コースでは急に出口に向かおうとする悪い癖があったライラですが、今日は変な行動はなし。いたって順調に周回していました。これを終えると続いて坂路コースへ移動。「しまい3Fを15〜15秒ペースで」という指示でしたが、ラストは13〜13秒ペースと予定より速い時計をマークしてゴールとなりました。
坂口大調教師は「ソエの治療明けの馬だから坂路を中心に乗り始めましたが、歩様にも硬さは見られないし、気にする様子もありません。今日も予定より速い時計になりましたが、それだけ元気ってことでしょう」と、ライラの状態の良さに笑顔がこぼれていました。
また、次走については「まだ具体的なことは考えていないけど、時間も迫っているし、1発目から交流戦を使ってスッキリ勝たせちゃうのがいいかもしれないよね」と、交流戦を視野に入れて検討していく方針です。
[2007.07.15]
滋賀県・栗東の金勝牧場へ放牧に出ていたウインライラは、予定通り14日土曜に栗東TCの坂口正大厩舎へと帰厩しています。
[2007.07.11]
7/14(土)に滋賀県・栗東の金勝牧場を退厩、栗東:坂口正大厩舎へ帰厩の予定です。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本、トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「水ブリスターでかさぶたになっていたところが、きれいに剥がれました。でも、元々痛みもありませんでしたし、調教もしっかり積んでいましたからね。状態を坂口大調教師が確認したところ、すばやい手回しで帰厩が決まりました。まだ、体にはハリが足りない気がしますが、それはトレセンに入ってからで大丈夫でしょう。もう痛いところがなくなって、しっかり稽古ができる状態になりましたから、心配なところはありません。あとは、気性面ですが、やっぱりうるさいですね。馬房でも、コースに出てもそうです。その辺は心配になってしまいます」と話していました。
[2007.07.04]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本、トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「かなり暑くなってきましたが、この馬は涼しい時間帯に稽古を済ませてしまいますので、夏バテの心配はありませんよ。10時、11時にやるのだと馬も辛いでしょうが、6時には稽古を終わらせますからね。馬にとっては楽なはずです。患部はもうかさぶたのようになったのが、剥がれかけていますし、これが取れてしまえば、もう万全。今は押さえても痛みはありませんし、もうほとんど心配はありませんけどね。あとは気性面ですが、普段からも煩いですね。この間はカイバをあげる時に飛びつかれましたよ。馬場入りしてもチャカチャカしていますしね」と話していました。
[2007.06.27]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本、トラックコースにてキャンターを3000m〜4000m消化しています。
担当者は「先週末からは坂路の本数を増やして調整しています。ソエの方はかさぶたのようになったのが、ヒビ割れてきていますので、もうすぐきれいに剥がれるでしょう。そうなった時には、もう不安もなくビシビシやっていけますよ。でも、こうして乗っていても、歩様に問題があったり、痛みがあったりということはありませんからね。不安はありません。ただ、不安と言えば、やっぱり煩いこと。馬房でも、じっとしているのはカイバを食べている時だけで、それ以外はカリカリしています。人が乗ってコースに出ても本当に煩いんですよ。今のところアクシデントはありませんが、ちょっと心配になってしまいます。未勝利馬でゆっくりしている時間もありませんし、状態を見ながら帰厩へ向けて進めていきます」と話していました。
[2007.06.20]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて1本、トラックコースにてキャンターを1000m〜2000mを消化しています。
担当者は「未勝利馬でゆっくりしている時間もありませんからね。坂口大調教師とも話し、すぐに乗り運動を始めています。坂路はまだゆっくり歩かせる程度ですが、その後もコースをグルグル回って、運動量を増やしています。ソエの方は、かさぶたのようになっているのがボロッと取れれば、痛みもなくなり、ペースを上げていけますよ。でも、これだけすぐに乗り始めても、歩様に異常はありませんし、気にする素振りもありませんでしたから、そんなにひどいものではなかったのではないでしょうか。ただ、精神面は問題ですね。カイバを食べている時はおとなしいんですが、馬場に出すと本当にうるさい。以前いた時もかなりうるさく、アクシデントには十分気を付けていましたが、今回はさらにうるさくなった印象です。ただ、元気があるのはいいことですし、この元気をいい方向に向けられれば、ですね」と話していました。
[2007.06.13]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。舎飼にて様子が見られています。
担当者は「帰ってきてすぐに水ブリスターで治療をする予定だったのですが、ちょっと疲れがあったんです。熱があったり、体調を崩したりしているわけではないんですが、元気がありませんでした。そういう時に毛を刈って治療をしてとなると精神的にもキツイですからね。それで少し治療を待っていたんです。でも、やっとカイバも食べだして、元気も出てきましたので、今日水ブリスターをやりました。一時的に炎症を起こさせ腫れはしますが、表面がかさぶたのように剥がれてしまえば、すぐにペースをあげていけますからね。しかも乗り運動を休ませるのは今日だけ。明日からは乗り運動はやっていきますよ。それとこれは両前にやらないとその脚をかばって逆脚に大きな負担が掛かる可能性があるんです。ですので、両前に治療を行ないました。未勝利馬で時間もありませんし、なるべく早く戻せるように頑張ります」と話していました。
[2007.06.07]
次走の優先出走権をゲットしましたが、続戦ではなく、まずは左前脚のソエを治療する方針が立てられたウインライラは、朝7時過ぎにトレセン近郊の金勝牧場に放牧に出ました。
牧場では「水ブリスター」という治療法でソエの完治を目指します。
[2007.06.06]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温19度、天候は曇りのち晴れ。日差しの強さはすでに夏で、後半は25度オーバーとなり、ダートのきらめきがまぶしいほどでした。オークス、ダービーが終わり、2歳馬の動きが目につく季節です。馬場状態はすべて「良」でした。
先週は変わり身を見せ惜しい3着となったウインライラ。ただ、レース直後から左前脚のソエを気にしだして、今日まで運動のみで楽をさせてもらっています。
坂口大調教師は「せっかく優先権を取ってきてくれたのですが、ここはソエをしっかり治しましょう。明日、金勝牧場に放牧に出して、ブリスター治療でソエを固めてもらいます」と、今後の方針を明らかにしました。
3戦目にしてようやく本来の力を発揮、次走の優先権もゲットしてきただけに、ここでの放牧はもったいない気もします。ですが、ここは急がば回れ。ソエの治療こそが勝利への近道と坂口大調教師は判断したようです。
[2007.06.01]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は曇り。どんよりとした雲に日差しがさえぎられ、気温は上がりません。競走馬にはちょうどいい、少しひんやりと感じる朝でした。馬場状態は乾いて「良」に回復しています。
6分の3という際どい抽選をくぐり抜けて、今週の中京日曜1Rダート1700m牝馬限定戦の出走が確定したウインライラ。昨日は大事をとって静養していた浜中騎手も、今朝は元気にケイコに参加しており、「ご心配をおかけしましたが、この通りピンピンしています」と、丁寧な挨拶がありました。
ライラは、朝一番の古閑調教助手が騎乗して、阪神スタンド横の小さな角馬場でじっくり乗り込まれています。「ダートは未知数ですが、前回みたいに先行できれば面白いかも」と、古閑助手も変わり身に期待を寄せていました。
[2007.05.31]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温16度、天候は曇りのち晴れ。厚い雲に覆われた朝で、気温以上にひんやり感じました。しかし、9時過ぎから晴れ間が見え始めると、日差しは強烈。そのあとは半袖でも暑いほどです。馬場状態は昨日の雨の影響が残って、すべて「重」でした。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手に引かれての運動のみで楽をさせてもらっています。
左前脚のソエは薬で冷やして、その上にバンテージを巻いてというケアをしていますが、「歩様にはまったく出ません。我慢強い馬なんです」と、古閑助手が報告してくれました。ただ、今週の投票に「ダート」という提案をしてきた坂口大調教師の気持ちの中にソエの状態を考慮してのものが含まれているのは間違いなさそうです。
さて、昨日の落馬で病院に運ばれた浜中騎手ですが、精密検査の結果、背中の打撲だけという軽症であることがわかっています。それでも、今朝も病院で騎乗の可否を調べてもらうように指示した坂口大調教師で、医師の診断も「問題なし」というお墨付き。というわけで、ウインライラも浜中騎手とのコンビを続投です。3キロ減の先行に期待しましょう。
[2007.05.30]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温17度、天候は雨。最初は小降りだった雨が、どんどん強くなり、調教時間の終了の頃には、馬も人もみんなズブ濡れの状態でした。「良」で始まった馬場も、最後は「重」程度にまで悪化しています。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗してCWコースで併せ馬の追い切りがかけられました。
併せた相手は2勝馬のシャイナムスメでしたが、「2コーナーで内に飛び込む心配があるので」と、今日もライラが外側を追走しています。最後の直線は、さすがに脚色で見劣った感じがしましたが、それでも追われるとしっかり伸びて半馬身先着。ケイコでは確実に走る馬です。
「今日は初めて先着を許すかな、と思ったのですが、やっぱりいい根性しています」と、浜中騎手が語れば、坂口大調教師は「ダートを試してみようと思います」と宣言。今週の中京日曜1Rダート1700m牝馬限定戦に出馬投票する方針を固めました。
ところが、それから1時間もしないうちに浜中騎手が坂路で別の馬に乗って落馬事故にあい、救急車で運ばれるという緊急事態。どうやら背中を強く打ったとのことで、今週の騎乗は微妙な状勢となってきました。
[2007.05.25]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は雨。天気予報通りに明け方から雨が降り出し、時折叩きつけるような激しい雨にもなりました。そのせいで気温も上がりません。馬場状態は、なんとか「良」をキープしていました。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して5時20分からトラックの外にある小さな角馬場で乗っていたそうです。開門の6時と同時にトラック内の角馬場に移動し、そこでも10分ほど乗り込んで厩舎に引き上げていきました。
坂口大調教師は「食欲もあるし、順調ですね。ソエも見かけほどは馬自身が気にしていません」という見立てです。次走の予定としては、6月10日、中京日曜1R芝1800m牝馬限定戦が有力な候補としてあがってます。
[2007.05.24]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は晴れ。ジメジメした感じがないのは幸いですが、気温は昨日同様にアッという間に上がってしまいます。ついこの前まで「寒い」と言っていたのがウソのようです。馬場状態は今日もすべて「良」でした。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗してCWコースの正面から馬場入り。帯同は3歳未勝利マヤノグロリアという芦毛馬で、こちらには福留調教助手が騎乗していました。
坂口大調教師から「併せるわけではありません。2コーナー過ぎの出入り口で内側に飛び込む仕草をするので、そこまでマヤノを内側に置いて併走してもらうんですよ」と、説明がありました。実際、6F過ぎからはライラが単独でペースアップしています。
ところが、今日は予定していたほどペースが上がらず、17秒台のラップを計時。3Fを通過したあたりから15〜15秒ペースでようやくスピードが出てきましたが、結局、今日の追い切りでペースアップしたのはここまで。直線に入っても15秒ペースのまま楽走に近い馬なりでフィニッシュとなってしまいました。
坂口大調教師は「いくらなんでも遅すぎ。もうちょっとやってほしかった」と、ボヤキが飛び出しています。浜中騎手は「そうでしたか。あとでみっちり怒られてきます」と、次の馬に飛び乗って行きました。左前脚のソエは気にするほどのものではないそうです。
[2007.05.23]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は晴れ。カラッと晴れ上がった空。気温のわりには過ごしやすい感はありましたが、昼近くには25度をオーバーし、さすがに馬は暑そうでした。馬場状態はすべて「良」です。
ウインライラは、福留調教助手の騎乗でCWコースをキャンターで1周。担当の古閑調教助手は「ソエが気にならないでもないんですが、体調自体はメッチャいいです。普段の歩きからして、覇気が違ってきています」と、上昇ぶりを語ってくれました。
ソエがこれ以上悪くならない限り、明日追い切ることになりそうです。
[2007.05.18]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温14度、天候は晴れのち曇り。武豊騎手のダービー更迭、ダイワスカーレットのオークス熱発回避と、連日なにかが起きる栗東トレセン。当事者が近くにいるだけに口数は少なく、どことなくひっそりしています。馬場状態は回復して「良」でした。
ウインライラは、今朝も持ち乗りの古閑調教助手が騎乗してトラック内の角馬場での乗り込みを行なっています。
「カイバを食べるのは、時間がかかるようにはなっていますが完食はしてくれています。だから、ガレた感じもしないでしょ?」と、古閑助手。左前脚のソエは触ってわかるぐらいになったそうですが、「ビッシリ冷やしていますし、馬自身はあまり気にしていません」という状態だそうです。
週末ぐらいから次走へ向けてピッチを上げていく予定です。
[2007.05.17]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温15度、天候は雨のち晴れ。朝のうちは時々突風が吹き、雷鳴も轟く波乱含みの空模様。夜の間にもかなりの降雨がありました。馬場状態は「稍重」〜「不良」で、コースによってまちまちですが、坂路は昨日とは比較にならないほど時計がかかっています。
ウインライラは、担当の古閑調教助手の騎乗で、トラック内の角馬場での乗り込みをじっくり40分ほど行っていました。
北海道の牧場視察から昨日の夕方に帰ってきた坂口大調教師は、「ほんの少しですが、左前にソエが出かかっていましたが、今ならケアで抑えられる程度です。体は寂しくなっていません」と、状態を語っていました。
次走については、中京の3週目か4週目(6月上旬)に使う方針に変更はありません。
[2007.05.16]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温10度、天候は晴れ。オークスの追い切り、ダービーの1週前ということで報道陣の数が膨れ上がっています。競馬サークルで一番華やかな季節の到来です。馬場はすべて「良」でした。
先週出走したウインライラは、レース後は多少カイバ食いが細くなったかなという程度で、大きなダメージはありません。念のため、今朝までは乗り運動のみで楽をさせてもらっていますが、明日からは再び馬場に入れての乗り込みを再開する予定とのことでした。
今日は坂口大調教師が北海道出張中で不在だったことから、次走の予定などは帰ってきてから詰めていくことになると思われます。
[2007.05.11]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温12度、天候は曇りのち晴れ。気温以上にヒンヤリとした空気に包まれており、風も弱くありません。日差しはあっても気温はあまり上がりませんでした。馬場は昨日の雨が残っていて「稍重」程度のコンディションです。
今週の京都日曜3R芝2000m牝馬限定戦に出走が確定したウインライラは、朝一番に浜中騎手が騎乗して、CWコースの正面から入って向こう正面までキャンターを半周して止めています。明日に備えて疲れを残さないようにという配慮でしょう。
古閑調教助手は「今回は追い切ってもカイバが細くなっていませんから、いい意味でだいぶズ太さが出てきているんだと思います」と語っていました。残る課題は前回遅れてしまったゲートのタイミングを、五分に出てくれることです。
[2007.05.10]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温14度、天候は曇りのち雨。昨日の熱気が残った感じの朝でしたが、徐々に冷たい空気が入ってきて、9時前には雷とともに雨が降ってきました。うって変わって涼しい1日です。馬場状態は「良」〜「稍重」程度で推移していました。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手が引いて厩舎周りの運動だけで楽をさせてもらっています。
追い切り後もカイバはしっかり食べているそうですから、少しずつですが気性面も安定の方向へ向かっているように思えます。古閑助手は「以前は引き運動ができなくて苦労したものです。乗らないとうるさくてね。今はこうやって引くだけでグイグイ歩くことができますから、それだけでも大きな違いですよ」と、語っていました。
2戦目の変わり身に期待しましょう。
[2007.05.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温12度、天候は晴れ。初夏の日差しが厳しく、10時前には25度まで上がっていました。馬場状態はすべて「良」で、特に坂路は好時計が出ています。
今週の京都日曜3R芝2000m牝馬限定戦に出走を予定しているウインライラは、CWコースで併せ馬での最終追い切りがかけられました。
前走3着の3歳未勝利エストラゴンには坂口調教助手が騎乗し、その外に浜中騎手のライラ。坂口大調教師はさすがにエストラゴンが優勢だろうと踏んでいたようですが、なんと、ライラが馬なりの手応えで1馬身先着と能力の高さを示しています。内のエストラゴンは一杯の脚色でしたから、この追い切りは贔屓目なしの完勝といっていい内容です。
浜名騎手は「こんなに走るんですよ。距離延長もいいと思いますし、今度は結果を出したいです」と、気合を入れ直していました。
[2007.05.04]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温14度、天候は曇りのち晴れ。午後にかけて25度近くまで気温が上がるという予報ですが、明日にかけて天気は下り坂。それを予感させるように、少し湿っぽい空気が流れていました。馬場は乾いてすべて「良」です。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手が引いて、厩舎周りの運動を行っていました。古閑助手は、「こうやって引けるようになったのも進歩なんですよ。最初の頃は誰かに乗ってもらわないとどこに飛んで行くかわからないところがありましたからね」と、ライラの成長を語っています。
また、心配された追い切り後のカイバ食いですが、「大丈夫、食べています」とのこと。馬体重を計ってみると、裸で456キロ。僅かではありますが、前走より2キロ増えていました。これもライラの成長なのでしょう。
[2007.05.03]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温9度、天候は曇りのち晴れ。空模様は安定してきましたが、気温はまだ寒暖の差が激しい時期。今朝はちょっと肌寒さを感じました。馬場状態は、芝と坂路が「良」、ダートとウッドが「稍重」です。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗してCWコース入り。3歳未出走のファインメモリーとの併せ馬で追い切られています。
単走では危なっかしさが残っているライラですが、内側に馬を置くと安定感が違います。今朝も、併走馬の脚色をながめるほどの余裕で、ほぼ楽走に近い手応えでしっかりした走りを披露しました。「やっぱり、走らせたらこの馬は素晴らしいです」と、浜中騎手も好評価でした。
さて、気になる次走ですが、来週の京都日曜3R芝2000m牝馬限定戦にほぼ決定。坂口大調教師から「もう一度、浜中にチャンスをやりたい」と表明がありました。
[2007.05.02]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温14度、天候は曇り。明け方近くまで降り続いていた雨は上がりましたが、ところどころで水溜りが浮いていました。馬場は「不良」〜「重」のコンディションで、坂路はハロー明けだけが時計が出やすく、「すぐにドボドボになる」という状態だったようです。
ウインライラは、古閑調教助手の騎乗で阪神スタンドの横の小さな角馬場でウォーミングアップを行なったあと、CWコースを1周。明日の追い切りに備えて、軽く息を整える調整メニューでした。ところが、2コーナー付近にある出入り口でモノ見をしてしまったようで、内に大きくキレ込んで、あわや古閑助手を振り落としそうになるアクシデントがありました。
ライラの少し離れた後ろを追走していた坂口調教助手が、「完全に体半分落ちていたのに、よく戻ってきたものです。古閑さんはすごい」と、妙なところで感心していましたが、坂口大調教師は、「本当に賢過ぎる馬で、出口を見つけると自分で帰る準備をしてしまうんですよ。そういうことを考えて、毎日帰る場所を変えているんですが・・・」と、頭を抱えていました。
とにかく、結果的に無事でしたので、明日は予定通り追い切りを行なう予定です。また、この追い切りの動きによって、次走の予定も見えてくることでしょう。
[2007.04.27]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温5度、天候は晴れ。意外なほど低い気温から始まりましたが、空はピーカンで、すぐにポカポカしてきました。馬場はすべて「良」です。
ウインライラは、珍しく古閑調教助手が騎乗してCWコースを1周しています。浜中騎手は別の馬でゲート練習の段取りがあったとのことです。
「やっぱり、乗っていて頑固なところがあるのがわかりますね」と、古閑助手。キャンターもある程度のペースで行っておかないと止まりかけたりするそうです。「いい背中をしていますから、走ってくると思いますよ」と、相変わらず素質は買ってくれています。
[2007.04.26]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温9度、天候は晴れ。予報通りの好天に恵まれ、今週末も関西地方は良馬場が見込めそうです。ただ、夜のうちの雨量が意外に多く、今朝の馬場はところどころに水溜りが浮かんでいたように「稍重」程度のコンディションでした。
いつもは朝一番の組で出てくるウインライラですが、今朝は姿が見当たりません。坂口大調教師に聞くと、「スグル(浜中騎手)が1番に別の厩舎の追い切りを依頼されたというので、乗り番を組み替えました。もちろん、馬は順調ですよ」とのこと。8時過ぎにライラと浜中騎手のコンビの姿が見え、CWコースを元気に1周していました。
気になるカイバ食いですが、古閑調教助手は「大丈夫、戻ってきています」と笑顔を見せていました。
[2007.04.25]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温13度、天候は小雨。開門時にはやんでいた雨ですが、後半になって再びシトシト。馬場はちょうどいい湿り具合になったようで、特に坂路ではいい時計が出ていましたが、含水量を計算すると「良」ということになっていました。
先週はほろ苦いデビュー戦となったウインライラ。さすがにレース後はカイバは細くなったそうですが、目に見えてガレた感じはありませんし、イライラしたところもないそうです。浜中騎手が「ゲートで遅れたのが痛かったですが、パドックや地下道も無難にこなしていましたし、思った通り度胸がある馬です。しまいはビシッと追えましたから、次は変わってくれると思います」と、次走へ向けての変わり身を期待していました。
今朝は古閑調教助手の騎乗でトラックの外にある小さな角馬場でダクを乗っただけにとどめられていますが、「明日からは普通のメニューに戻す予定です」と坂口大調教師は話していました。
[2007.04.20]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温9度、天候は晴れ。好天に恵まれ、気温は午後にかけてグンと上がり春爛漫でした。馬場は回復して、すべて「良」です。
明日の京都5R芝1600mでのデビューが確定したウインライラは、古閑調教助手による引き運動のみで2日連続楽をさせてもらっています。先週の追い切りのあと、急激にカイバが落ちた経緯がありますから、今週はそのあたりを考慮して進めているというわけです。今のところ食べてくれているそうですから、当日450キロ以上ならその点はクリアしたと見てよさそうです。
古閑助手は、「今年、娘が生まれてセイラ(聖蘭)という名前をつけたんです。そこへ来たのがこのライラ。これもなにかの縁だと思ってやらせてもらっています。お転婆ですけど、可愛いんです。それに能力もありますからね。楽しみにしているんです」と、思い入れを語ってくれました。
[2007.04.19]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温7度、天候は曇りのち晴れ。夜半までしとしと雨が降り続いていましたが、雨量は大したことがありませんでした。「ちょうどいいお湿りで走りやすい」という声がほとんどだったことからも、馬場状態は「稍重」〜「重」で推移していたようです。
追い切り明けのウインライラは、古閑調教助手に引かれての運動を45分。今週は毎週恒例のゲートチェックにも行かせないということで、坂口大調教師は「あとはレースまでひたすらリラックスさせることだけです」と語っていました。
いよいよ待望のデビュー戦。坂口大調教師は「うまいことスタートを切って、先団の馬群の中で進められたら初戦から勝ち負けになると思います」と、期待していました。
[2007.04.18]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温7度、天候は曇り。どんよりとした曇り空で、気温も低め。桜もすっかり散ってしまい、なにか華やかさに欠ける朝でした。馬場状態はすべて「良」です。
いよいよ今週の京都土曜5R芝1600m牝馬限定戦でデビューを迎えるウインライラ。先週の追い切りのあと、カイバ食いが落ちたというのが心配でしたが、「持ち直しました。大丈夫です」と古閑調教助手です。
今朝は浜中騎手が騎乗して、CWコースでデビューへ向けた最終追い切り。併せ馬の相手は3歳未勝利マヤノバルトークに再び戻り、先週までより強化されていました。それでも併せ馬で負けたことがないライラが堂々の外。そして、今朝も余裕の馬なりでアタマ差の先着を果たしました。
坂口大調教師は、「15〜15秒ペースで、ラスト1Fだけ軽く伸ばすようにと指示していましたが、それよりはだいぶ速いラップ。でも、無理に抑えてケンカするよりはいいと判断したんでしょう。私もこれでいいと思います」と、満足そうでした。
脚色は、ゴール前で少し仕掛けられていたかなとも思いましたが、引き上げて来た浜中騎手は「馬なりです。何もしていませんよ」とキッパリ。「既走馬相手のデビュー戦ですから楽ではないでしょうが、ライラには大いに期待しているんです」と続けていました。
[2007.04.13]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温7度、天候は曇り。今年は難航が予想されていた厩務員春闘ですが、通用門の横に「妥結」の看板が掲げられ、競馬関係者は無事な開催にホッとした表情でした。馬場状態は変わらず、すべて「良」です。
昨日は、来週のデビューに向けて1週前追い切りがかけられたウインライラですが、追い切り明けの今朝は週に1回のゲートの確認が義務づけられているため、浜中騎手が騎乗してEコースをダクで半周。ゲートまでたどり着くと、さっそく目隠しをしての寄りつきを行なっています。もちろん、動作はスムーズで、たった1回でオーケー。そのまま、歩いて引き上げてきました。
「昨日の追い切りのあと、急にカイバを食べるスピードが遅くなりました」と、少し心配そうな坂口大調教師ですが、「やっと競走馬としての自覚が出てきたということかもしれません」と、いい方向に考えてもいるようでした。
[2007.04.12]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温4度、天候は晴れ。朝方は昨日よりグンと冷え込みましたが、日差しはポカポカ。昼近くには厚手のジャンバーが邪魔になりました。馬場はすべて「良」です。
今朝のウインライラは、浜中騎手を鞍上に置いて、CWコースで来週のデビュー戦に向けた1週前追い切りを行ないました。調教パートナーは先週と同じ3歳未出走エヴァソーマッチという馬。なにしろ先週がライラの完勝でしたから、今朝の坂口大調教師の指示は「あくまでもエヴァの動きに合わせること。離せる態勢でも我慢すること」というものでした。
福留調教助手のエヴァが2馬身ほど先行し、ライラは少し離れた外を余裕で追走します。直線も、今日のエヴァは見違えるようによく頑張り、最後まで併入の形でゴールしています。浜中騎手は「手綱を引っ張るのが大変でした。行かせてやれば、シュッと抜けてしまったでしょうね」と、ライラの走る能力の高さを今日も絶賛しています。手綱を引っ張りきりでラスト1F12秒6ですから、大したものです。
「いよいよ楽しみになってきましたね」と、坂口大調教師。もう1頭の管理馬、エヴァにも変わり身が出たものですから、今朝は素直に喜んでいました。
[2007.04.11]
今週から馬場開場時間が1時間繰り上がって6時となった栗東TC。今朝は気温7度、天候は曇りです。満開の桜が、坂路コースにひらひら散る様子は、この季節ならではの風情でした。馬場状態はすべて「良」です。
いよいよ04年産募集馬の中で最後のデビューが来週の京都に決まったウインライラ。今日は浜中騎手が騎乗してCWコースをキャンターで2周しています。なかなかキレのいいフットワークで、3コーナーの手前あたりになると自然にペースが上がるというのもセンスの高さを感じさせてくれました。「速く感じました? ボクはホントにゆったりと走らせているつもりなんです」と、浜中騎手が今朝の動きを振り返っています。
追い切りは明日、併せ馬で行う予定とのことですが、先週に続く快走が期待できそうです。
[2007.04.06]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は晴れ。週初めからボツボツ咲き出した桜ですが、この気温ですから長持ちしています。風もないのでしばらくは散らないでしょう。馬場状態はすべて「良」となっています。
追い切り明けのウインライラですが、カイバ食いはまったく落ちなかったそうです。坂口大調教師は「頼もしいほどふてぶてしい」と、優しい目で語っていました。
今朝は浜中騎手が騎乗して週に1回は行かなければいけないゲート入りのチェックを行なっています。もちろん、まったく大丈夫。ただ、Eコースからの帰り道で、走ってくる馬に気をつかってか立ち止まるシーンがありました。
さて、出走予定ですが、4月21日、京都土曜5R芝1600m牝馬限定戦に正式に決定しました。いまちょうどフケ(発情)が来ているということもあり、来週より再来週がいいという判断もあります。この馬のことを誰よりも知っている浜中騎手が実戦でも騎乗します。
[2007.04.05]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温3度、天候は快晴。雲ひとつない空で、しかも無風。気温は低めのスタートでしたが、寒さは感じませんでした。馬場状態はすべて「良」です。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して珍しく角馬場でウォーミングアップを開始。とはいえ、大きなそれではなく、ダク専用の小さな角馬場。それでも他馬に迷惑をかけることなく、素直に回れるようになったのは進境です。
続いて、CWコースのハローがけが終わった直後を狙って、地下道を下りて行く時には500mの大きな角馬場で乗っていたエヴァソーマッチという3歳未出走馬が合流。こちらは先週ゲート試験をパスしたばかりの馬だそうです。これには福留調教助手が騎乗していました。
「油断するなよ」と、つぶやきながらCWコースに入る瞬間を見守っていた坂口大調教師ですが、2頭ともスムーズな入場となり、向こう正面の6F標識の手前からライラが外にまわって併せ馬が始まりました。「走らせたらしっかりしている」という評判通り、ライラのフットワークにはキレがあります。直線に入り、残り300mぐらいのところで初追い切りのエヴァが早々と降参してしまい、あとはライラの独走状態。ラスト1Fはしっかり追われて12秒6でフィニッシュですから上々です。全体の走破時計も6F80秒4ですから、2本目の追い切りとしては大したものです。
「来週でも、使おうと思えば使えます」と、坂口大師も目を細めていましたが、それでも、出走予定はまだ流動的に構えていました。
[2007.04.04]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は曇り。週初めに襲った黄砂は吹き飛んで行ったようですが、かわりに寒波がやってきて冷え込みました。馬場状態はすべて「良」、走りやすいコンディションのようで、いい時計が出ています。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗してCWコースをキャンターで2周する予定でした。しかし、1周目の2コーナーでライラが軽くバカついたようで、瞬間浜中騎手がポロリと落ちてしまいました。それでもすぐに飛び乗れそうな態勢だったのですが、つかまえに行く時にライラの気まぐれが出て、早足で逃げだしてしまったのです。しかし、暴走するわけでもなく、半周で向こう正面の出口から地下道を通って帰ってきて、厩舎地区を散歩。最後は自分の厩舎とは反対側の旧昆厩舎で無事に御用となったそうです。
坂口大調教師自ら探しに行ってくれたようで、「捕まえたらケロッとしていて、息も切れていませんでした。だから、浜中をもう一回乗せて角馬場を10分だけやるように指示しました」と、報告が入っています。ハプニングはありましたが、馬体チェックの結果、馬にはまったく異常がありませんでしたので、明日は予定通り2回目の追い切りを行なう段取りが組まれました。
[2007.03.30]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温15度、天候は曇り。夜明け前に突風をともなった豪雨が降っています。この雨の影響で馬場はすべてのコースで「重」程度まで悪化していました。
昨日の初追い切りで上々の動きを示したウインライラ。「体力の蓄積はかなりのもの」という坂口大調教師の見立てを裏付けるように、その後のカイバ食いも旺盛で引き続き頼もしい姿を見せています。馬体重は裸で464キロだそうです。
今朝は浜中騎手が騎乗してEコースのゲートへやってきました。それは、「ゲート試験合格後も週に1回は練習に来るように言われているんです」という理由。目隠しをされて、スタスタとゲートに入るライラは、すっかりこのやり方に慣れてしまったようです。もちろん問題なしです。
順調に来ていますから、来週あたりにはデビューの具体的な予定も発表されそうです。
[2007.03.29]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は曇り。今にも泣き出しそうな、低い雲が垂れ込めていましたが、午前中は何とかもちました。午後から天気は下り坂のようです。馬場は芝と坂路が「良」、ダートとウッドが「稍重」でした。
ウインライラは、予告通りに朝一番に浜中騎手でCWコース入り。普通なら角馬場で体を暖めて、という段取りになるところですが、ライラは混雑した角馬場がまだ苦手のようで、浜中騎手は「止まったらテコでも動かなくなりますから」と、師匠に直接のCWコース入りを直訴したのだそうです。
先輩の3歳未勝利マヤノバルトークと一緒に向こう正面の入り口から入り、丸1周、ウォーミングアップ代わりに馬場を乗るオールドファッションなやり方。昔はどんな馬でもこうやって乗っていたものです。2周目の5Fの標識からピッチが上がり、ライラはもちろん内。それでも遜色ない動きを見せ、ラスト1Fだけ軽く気合をつけられると12秒前半でサーッと伸びてきました。
坂口調教師は「斤量のハンデと内外の違いもあるけど、上々の初追い切りです」と、ニッコリ。マヤノに乗っていた坂口調教助手(坂口大調教師の息子さんです)は54キロぐらい。浜中騎手は50キロない体重ですから、その分動きやすかったという解説ですが、それにしても初めての平地での実戦形式の追い切りとしては、なかなかいい動きでした。
[2007.03.28]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は曇りのち晴れ。先週とは全然違う暖かい出だし。その後は日差しも強くなり、昼前には上着を脱ぎたくなるような陽気となっています。馬場は先週の雨が残っていて、芝コース以外は「稍重」でしたが、速い時計の出やすいコンディションでした。
ゲート試験合格に思わぬ時間を要してしまったウインライラですが、体調は元気一杯。今朝は浜中騎手が騎乗してCWコースを1周半の周回です。予定では、トッププレゼンターという馬との併せ馬と考えていたそうですが、そちらがソエを気にしたということで、改めて明日の追い切りのコンビを組み直されています。
坂口大調教師は「ここまでもかなり乗り込んでいますから、恥ずかしくない動きができるはずです。明日、いきなり一杯にやるわけにはいかないでしょうが、どんな動きをするか楽しみにしているんです」とのこと。3歳未勝利マヤノバルトークという馬が明日の相手に決まりました。
[2007.03.23]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。昨夜、ちょうどいいお湿りがあり、馬場は散水したあとのような理想的な状態でした。馬場状態はすべて「良」です。
昨日、遅ればせながらゲート試験に合格したウインライラは、ご褒美の意味も含めて今日は運動のみで楽をさせてもらっています。
浜中騎手は「ライラはいいリズムで生活しています。とにかくカイバは食べるし、食べ終わったらゴロンと横になって寝ています。だから体に幅が出ていい感じに上向いていますよ」と、報告してくれています。彼によると、「芝向きだと思います。能力は高いと思います」と、うれしい感触が返ってきました。
[2007.03.22]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。出だしこそ、それなりの気温ですが、日差しが暖かく、昼を待たずにポカポカしてきました。天気予報通り、春本番に突入のようです。馬場状態も変わらず「良」となっています。
ウインライラは、今朝の受験でようやくゲート試験をパス。いよいよ、競走馬としてデビューが見えてきました。
今朝も浜中騎手が騎乗しての受験。最初の寄り付きで、ゲート前2mぐらいのところで急に立ち止まった時は、見ている方はもちろん、乗っている浜中騎手も「ドキッとした」そうですが、次の瞬間、尾を上げてボロをしたことでおとがめなし。便意は止められません。その後はすべてスムーズで、2回目のダッシュでは鋭さの片鱗も見せています。計時も12秒2→13秒2という速さですから、浜中騎手も「この馬は走ります」と、ほれ込んでくれていました。
「この中間も、日曜日ごとにそれなりのところを追っていましたから、このあとも仕上げに苦労はしないはずです」と、坂口大調教師はデビューまでの仕上げについて触れていました。
[2007.03.21]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温マイナス1度、天候は晴れ。気温が示す通り、さすがに早朝は冷え込みましたが、時間とともに気温はグングン上昇しています。馬場状態はすべて「良」ですが、坂路やウッドはパサパサ状態で逆に時計を要していました。
ウインライラは、いつものように浜中騎手が騎乗してEコースのゲートで目隠しをして入れる練習を行なっています。今朝が5回目の練習で、いよいよ明日、試験を受けることができるようになりました。
「まったく問題ありませんからね。明日は99%合格できると思います」と浜中騎手です。練習のあとはいつものようにEコースをキャンターで1周。動きも素軽さを増してきています。
[2007.03.16]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は晴れ。いよいよ風がなくなり、体感気温は数字以上に上がってきました。雨の気配もありません。もちろん馬場はすべて「良」です。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して定番のメニュー。Eコースを半周してゲートにやってきて、目隠しでのゲート入りを3回チェック。そのあとEコース1周というメニューを粛々とこなしていました。
ゲート前の行動は見違えるほど落ち着きが出て、今朝も何の問題もありませんでした。いよいよ、来週の水曜日に5回目の練習を行い、翌木曜日には受験、そして合格というシナリオが現実のものとして見えてきました。もうひと頑張りです。
[2007.03.15]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温2度、天候は曇り。寒さのぶり返しもどうやら峠を越えたようで、風が緩んできています。たった1度の気温の上昇ですが、ずいぶん違いました。馬場状態は引き続きすべて「良」です。
ウインライラは、今朝も浜中騎手の騎乗でEコースを半周してゲートへ。そこには古閑調教助手と坂口大調教師が待ち構えており、目隠しをしてのゲート練習を行なっています。今は目隠しなしでもゆっくりとゲートの前まで近づくことができますし、挙動すべてが落ち着いてきたように感じられます。
しかし、目隠しの練習は今日が3回目。あと、明日と来週の水曜日まで全部で5回の練習を消化して、そこで初めて受験の権利が得られるという取り決めですから、ここは辛抱強く練習するよりしかたありません。坂口大調教師は「ここまで来たら、その通りに行きましょう」と、優しい目で語っていました。
練習のあとは、Eコースをキャンターで1周。体力の強化も進んでいます。
[2007.03.14]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は曇りのち晴れ。相変わらずの冬型の気候で、先週に引き続いて風が冷たく吹きつけました。馬場状態はすべて「良」ですが、坂路コースは特に時計がかかる傾向が見られます。
ウインライラは、先週からの予告通り、浜中騎手が騎乗して目隠しをしてゲート入りの練習を行なっていました。今朝は馬場入りの時から落ち着いていて、もちろんすべてのメニューを問題なくこなしています。
坂口大調教師は「来週木曜日の試験は間違いなく受かると思っています」と自信満々で、「ですから、先週日曜日には坂路で3F44秒ぐらいのところもやっているんです」と、時計を詰める作業も並行してやっていくことを明らかにしています。
[2007.03.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。今週は三日間同じような天気。風が緩んだ分だけ、今朝は過ごしやすい感じがしました。馬場状態は引き続き「良」です。
ウインライラは、今朝からまたゲート試験へ向けての練り直し。浜口騎手が騎乗してゲートへ向かうと、そこには坂口大調教師と古閑調教助手が待っており、さらに発走委員も出てきて、ライラの前で話し合いがもたれていました。
「とにかく入れてみて」という発走委員の注文に浜口騎手が誘導すると、これが何度やっても素直に入ります。発走委員は「???」という表情でしたが、坂口大調教師は「いつもいつもこうではないので、こうして相談に来ているのです」と説明。結局、目隠しをしてゲートに入れる練習を行なっています。
規定では、この練習を5日間以上行なえば、目隠しをしての受験が可能となるそうで、来週の水、木、金、さらに再来週の水曜まで行えば、最短で再来週の木曜に受験できることになっています。今日のトップ会談で、その段取りが確認されました。
今日のライラは、全ての過程をおとなしく消化し、最後にEコースをサーッと1周して帰って行っています。
[2007.03.08]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温1度、天候は曇り。北風の冷たさは昨日と同様で、春の日差しが風の冷却力に負けています。馬場状態はすべて「良」でした。
今朝のウインライラは、浜中騎手が騎乗してゲート試験に2度目のトライとなりました。
Eコースの正面の入り口から入り、半周してゲートへ向かったのは昨日と同じで、そこで、待ち構えていた古閑調教助手に引き手綱を取られて受験に挑んでいます。ところが、なぜか今朝は寄り付きでためらってしまいます。続けて3回、立ち止まってしまったことで、今回も不合格判定が言い渡されました。
そのあとは練習に切り換わりましたが、皮肉なことに急にスムーズに入り出しましたから坂口大調教師も頭を抱えます。「なにか気配の違いを感じるんだろうね。うーん、こちらも何か手を考えなくてはいけませんね」と悩んでしまいました。
ゲート練習のあとはEコースをキャンター1周。その走りは素軽く、「早くゲート試験をクリアして、速い時計を出してみたいねぇ」と、坂口大調教師をしみじみさせています。
[2007.03.07]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。月曜日に20度を記録したと思ったら、昨日今日は震え上がるような冷え込み。北風が強いので昼になっても気温が上がりませんでした。馬場状態はすべて「良」です。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗してEコースの正面の入り口から入り、半周してゲートへ向かっています。そこで、待ち構えていた古閑調教助手に引き手綱を取られてのゲート練習。最初の1回だけ、入るのをためらうシーンがありましたが、うながされると素直に応じていましたし、あとは何回やってもスムーズでした。最後は軽く出して、そのままキャンターで1周して終了しています。
「これなら」ということで、明日、2度目のゲート試験を受けることが決まりました。
[2007.03.02]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。朝の冷え込みはそれなりですが、すぐに暖かくなるのはいつもと同じ。もう完全に春の陽気です。馬場状態もすべて「良」に回復しました。
昨日のゲート試験に失敗したウインライラ。今朝は浜中騎手が騎乗して角馬場でじっくり乗られ、そのあとはCWコースを1周だけしています。あえてゲートのないコースを選んだのは、少しの間だけでも嫌なことを忘れてもらう意味で、来週からはまたゲートに行かなくてはなりません。
福留調教助手は「ゲートの中はジッとできる馬ですから、それが嫌いというわけではないと思うんです。なんとかして、納得させてあげなければなりません」と、真剣な表情でした。
[2007.03.01]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。好天ですが、朝方の冷え込みは最近で一番のものとなりました。今日から新年度。新規騎手、調教師がイキイキと仕事をしている姿が目立ちました。馬場状態はすべて「稍重」です。
予告通り、ウインライラは初めてのゲート試験を受験しています。鞍上は今日から黄色のヘルメットをかぶることを許された浜中騎手でした。
Eコースの正面から入って、半周してゲートに到着。1回目は寄り付き、駐立ともに文句なしで、飛び出しもいつも通りの鋭さでした。そこからダクでEコースを1周して再びゲートに戻ってきて、2回目のトライとなりましたが、ここでライラが頑固さを出してしまいます。さっきまであんなに素直だったのに、ゲートの前で立ち止まってしまうこと3度。この段階で本日のゲート試験は不合格判定が下りました。あとは後ろからロングステッキであおられ、ロープを後ろからまわされたりのスパルタ調教を発走委員によってやられてしまっています。
ゲート後ろで試験の様子を見ていた古閑調教助手は「最後はボクも泣き顔でした。繊細な牝馬だから、あんな風に叩いても今後にいいことはないですから、”叩くな!”って大声を出してしまいましたよ」と、ショックを隠せない感じ。坂口大調教師も、「頑固だねぇ。この頑固さは競馬に行っていい方に出ることが多いんだけど、その前に競走馬にならないとね」と、さすがに今日はガッカリしていました。
残念ながら、ゲート試験合格は来週以降に持ち越しのようです。
[2007.02.28]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温5度、天候は小雨のち晴れ。朝方まで雨が残っており、坂路などはぬかるんだ状態だったそうです。しかし、空模様は急速に回復して、きれいな虹が出たあとにウソのように晴れ上がっています。馬場状態はすべて「重」〜「稍重」で推移しています。
先週は、それまで順調に練習を積めていたゲート動作でイヤイヤを見せ、試験が先送りとなってしまったウインライラでしたが、その後は今度こそお転婆を卒業したのではないかと言われています。
今日は浜中騎手が騎乗して、まずはEコースを1周。そのままゲートへ寄り、課題の克服に立ち向かっていました。今朝は本当に優等生で、寄り付き、駐立とも文句なし。前扉が開くと、いい反応での飛び出しも見せています。これで明日の受験が決定です。
坂口大調教師は「明日は八分通り、大丈夫じゃないかなと思っています」と、試験突破に自信ありげです。
[2007.02.23]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温8度、天候は雨。天気予報が当たって、夜半から雨が降り続けています。それでも泥んこ馬場にまではなっておらず、芝が「稍重」、それ以外のコースは「重」となっていました。
ウインライラは、浜中騎手が騎乗して、昨日と同じメニュー。角馬場からBコースの引込み線にあるゲートでの練習を入念に行なっています。
古閑調教助手は「今がライラにとって一番辛い時期なのかもしれません。カイバを食べるスピードが少し遅くなってきています」と言いますが、ゲート練習は素直にこなせていました。昨日、福留調教助手にみっちり叱られたことで、人馬の主従関係がようやくわかってきたのかもしれません。さらに古閑助手は「このまま行けば、来週の金曜には試験を受けられるかもしれません」と希望を語っていました。
[2007.02.22]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。夜明け前後の冷え込みも徐々に緩んできています。今朝もいい天気で、昼近くにはポカポカでした。馬場状態はすべて「良」に回復しています。
昨日、ゲートで気の悪いところを全開で見せてしまったウインライラ。今朝はやり直しということで、再びベテランの福留調教助手が登場し、Bコースの引き込み線にある練習用のゲートでお勉強です。
前扉が開いているゲートなら躊躇なく入って行くライラですが、閉じているとなぜか立ち止まってしまいます。それを時には叱りつけながら根気よく教える福留助手。持ち乗りの古閑調教助手ももちろん付き添っていました。福留助手が「怖いのかと思ったんですが、そうじゃないんです。性格が頑固なんですね。だから、ゆっくりと諭しながら納得させてあげれば逆に素直な馬になりそうな気がします」と、やさしい言葉をかけてくれています。牧場で指摘されたウマヤを蹴る癖は陰をひそめたそうですから、徐々に大人になっているのは間違いありません。
[2007.02.21]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温0度、天候は晴れ。久しぶりの摂氏0度スタートでしたが、日差しの強さはすでに春のそれ。10時には10度を軽く突破しています。馬場状態は、芝と坂路が「良」、ダートとウッドが「稍重」でした。
ウインライラは、古閑調教助手が騎乗して準備運動馬場まで連れてきて、そこで3月1日から騎手免許がもらえる、浜中騎手(本名は濱中だそうですが、みなさんに覚えていただきやすいようにと、表記は浜中でいくそうです)が跨り、ゲートの最終確認に向かいました。
坂路を楽走で1本上がったあと、今朝は特別に相棒として用意してもらった3歳未勝利マヤノバルトークという馬と一緒にゲートの練習。これを無難に終えて、明日の試験に挑む予定でした。しかし、今朝はどうしたわけか、枠への寄り付きで何度もゴネてしまい、ついに試験用のゲートには入れずじまい。右側の幅の広い練習用のゲートには入っていましたから、何か特別な雰囲気を察してしまったのかもしれません。最後は一連のゲート動作を断念して、2頭でEコースを1周して引き上げていきました。
この様子を見ていた坂口大調教師は今週の受験の延期を決めています。「一度はこうやって反抗されるのかなと思っていました。しかし、それにしてもゴネ始めたら頑固ですね。焦らずにやっていくしかありません」と、平静を保ちながらも残念そうな表情を隠しませんでした。
[2007.02.16]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温4度、天候は晴れ。好天に恵まれましたがグッと気温が下がったことで、寒さが堪える朝になりました。馬場状態はダートが「稍重」、それ以外は「良」となっています。
今朝のウインライラは、濱中新人騎手が跨り、角馬場→坂路楽走1本→Eコースをゲートから1周というメニューをこなしています。ゲート練習では、早くも時計になるところでダッシュの練習にも励んでいました。
普段はお世辞にもおっとりしているとは言えないライラですが、馬場入りすると素直な乙女で、ゲートへの寄付きにも問題はなく、枠入りについては馬が次に何をやらなければいけないか知っているかのように、ひょこっとゲートの中に収まります。
坂口大調教師も「この感じだと来週のゲート試験も検討しようかな。今日もいい勢いでゲートを飛び出していたからね」と、今回は順調にデビュー戦へのステップを踏んでいるライラに笑顔を送っていました。
[2007.02.15]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温7度、天候は曇り。昨日降り続いた雨は、昨夜のうちに上がっていますが、馬場を湿らせるには十分なものでした。馬場コンディションはすべて「重」です。
ウインライラの持ち乗り担当となっている古閑調教助手は、ライラの帰厩翌日に暴れられてすっかり自信をなくしたようで、火曜日は福留調教助手、水曜からは濱中新人騎手に騎乗を依頼して、厩務員に徹しています。福留助手もこれには同情的で、「この馬は何か読みにくい、突拍子もない動きをするんです。いいトモをしていますから、尻っぱねもキレのいいのが飛んでくる」と、苦笑していました。
ということで、今朝も濱中新人騎手とのコンビで坂路からEコースでのゲート練習というメニューとなりました。ゲート練習後は、ゲートから出してそのまま強めのキャンターでコースを1周。しかも坂路入り前には角馬場で入念な乗り込みも消化していますので、デビュー前のライラにとっては、調整メニューとしてもかなりハードな内容を連日消化していることになります。
[2007.02.14]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温10度、天候は小雨。南からの生暖かい風が吹く無気味な朝で、気温は逆に下がり始め、本格的な雨が降り出しました。馬場はどうにかすべてのコースで「良」をキープしています。
今朝のウインライラは、昨日無事に競馬学校を卒業した、濱中騎手候補生が騎乗して、角馬場から坂路、さらにEコースのゲートの出し入れという中身の濃いメニューを単独で消化しました。
実は昨日から馬場入りまではリップチェーンという馬具を着用して古閑調教助手が引いており、この効果でずいぶんと素直になっています。濱中騎手は「全然悪いことをしませんでした。いいトモをしている馬ですよね」と、嬉しい報告をくれています。
[2007.02.09]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温6度、天候は曇り時々小雨。予報通り、昨日の夕方から雨になり、馬場はたっぷり水分を吸っています。ただ、ドロドロの準備運動場ほどではなく、「ちょうどいい湿り具合」と、歓迎する声もあったほどです。馬場状態はダートが「重」、それ以外は「稍重」でした。
昨日帰厩したウインライラは、ウマヤでは非常に大人しくしていたそうですが、ケイコでは早速お転婆ぶりを全開させています。
厩舎から馬場へ向かう途中で、ゴネにゴネたそうで、最初のチームだった4頭とは別行動を余儀なくされ、急遽シャイナムスメという名の馬に先導してもらい、さらに坂口大調教師に後ろから自転車で追い立てられながら、やっとの思いで馬場入りを果たしています。坂口大調教師は汗を拭きながら、「ホントに大した不良娘です」と苦笑していましたが、「元気がありあまっているからすることですから、大丈夫です。これならやっていけそうです」と、優しく見守ってくれています。
その通り、角馬場では何事もなく乗れていましたし、馬場内にあるゲートでも実にスムーズ。意外性の新キャラクターは、「こういう馬がメチャメチャ走るのかもしれません」と、担当の古閑調教助手に言わせていました。
[2007.02.08]
昨日お伝えしました通り、本日8日、ウインライラが坂口大厩舎へ帰厩しました。金勝牧場ではウマヤにゴムを張ってから、足癖の悪さが改善されたそうで、坂口大調教師も「蹴るとバーンという音が響くでしょ? あれを楽しんでいるようなんです。まあ、ホントにお転婆ですね。ヤンキーの姉ちゃん、という感じです」と、困った娘を見るような目をしていました。
ライラが帰ってくるウマヤには、さっそくゴムを張って万全の態勢。こうしないと、隣近所の馬たちに迷惑がかかってしまいます。「運動神経は抜群ですから、早くそちらに気持ちを向けてやるのが仕事です」と、厩舎スタッフ達も話していました。
[2007.02.07]
2/8(木)に滋賀県・栗東の金勝牧場を退厩、栗東:坂口正大厩舎へ帰厩の予定です。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本〜4本、トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「先週の木曜日に坂口大調教師がご覧になられて状態の良さを確認していきました。その後、連絡が入り、明日、木曜日の検疫で帰厩ということでした。もう肉離れの影響はありませんし、トモにいい肉が付いてきましたよ。体もふっくら見せていますし、状態はいいと思います。でも、この馬、本当に元気一杯なんですよ。馬房で壁を蹴ることはなくなりましたが、広いところに出るとまだ蹴ろうとしたり、跳ね上がったりということはあります。まあ、元気があることはいいことですから、そんなに心配することではありませんけどね」と話していました。
また、坂口大調教師からは「明日戻します。お待たせしましたが、だいぶ良くなっていますから、今度は順調に進められるはずです」と報告が入っています。
[2007.01.31]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本〜4本、トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「坂路、コースでは軽いところですが、1本登ってコースを回って、その繰り返しをじっくり時間を掛けて行なっています。運動量としては十分ですし、体にハリが出てきました。肉離れに関しては今は影も形もありませんし、もう心配ないでしょう。体をふっくら見せていい状態ですし、近々帰厩のお声が掛かるものと思っています。もちろん坂口大調教師には状態を細かく報告してありますし、先生の頭の中にはしっかりライラのことが入っているはずですよ」と話していました。
[2007.01.24]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、300mの坂路をキャンターにて3本〜4本、トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「引き続き坂路を3本、調子のいい時は4本上がっていますよ。トラックでもじっくり長めに乗っていますし、運動量は十分です。それによって体が良くなってきましたし、中身もしっかり伴ってきました。ウチへ来た当初は溝のようになっていた肉離れ箇所も今は筋肉がしっかりついて、盛り上がって見えるほどです。毛ヅヤも良く、体調も良さそうですし、今いい状態ですよ。坂口大調教師にも状態は連絡してありますし、近々帰厩のお声が掛かるものと思っています」と話していました。
[2007.01.17]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「順調ですね。もう馬房でも、馬場に出ても蹴るようなところはなくなりましたから。でも、馬は元気一杯で馬場へ出るとそれが全面に出てしまいます。今は坂路からコースと時間を掛けて乗っていますが、動きも日に日に良くなってきていますよ。このまま調整を続けていければ、帰厩も近いと思います。帰厩目標なども含めて坂口大調教師とお話したいと思っています」と話していました。
[2007.01.10]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をキャンターにて3本、その後トラックコースにてキャンターを4000m消化しています。
担当者は「年末からは坂路に入れ始めましたよ。坂路を3本上がった後、コースでも約4000mじっくり長めを乗っています。今はもう馬房でも蹴ることはなくなりましたし、外に出てもそういうことはなくなりましたね。ですので、状態は日に日に良くなってきています。トモの筋肉も盛り上がってきていますし、状態はいいと思いますよ。体はまだ少し余裕はありますが、それでも帰厩に近づいているのは間違いありません」と話していました
[2006.12.20]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、トラックコースにてダクを2000m〜3000m消化しています。担当者は「昨日までは歩き運動だけだったのですが、今日からはコースでダクを乗り始めましたよ。右トモ球節の外傷は、元々そんなに気にするものではありませんでしたし、案の定すぐに良くなりました。あとは左トモの肉離れの方ですが、こちらも少しずつ筋肉が戻ってきて、いいトモになってきました。でも、今は馬が元気一杯過ぎて、だからそういう蹴りに行こうとしたり、馬房で壁を蹴ったりという仕草が出るんでしょうね。乗る際、歩かせる際もその辺りには十分注意して進めていきます。まあ、元気があるのはいい事なんですけどね」と話していました。
[2006.12.13]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。引き運動を消化しています。担当者は「順調に乗り運動を行なっていたんですが、稽古中にラチを蹴り上げて、右トモの球節に外傷を負ってしまいました。ですので、現在はそれの治療をしながら、洗い場までの引き運動のみで様子を見ています。馬房でも壁を蹴り上げる事はありますし、どうも脚クセの悪い馬なんですよ。まあ、元気一杯という事もあるんですけどね…。せっかく肉離れが良くなってきただけに、申し訳ありませんが、今後はそういう事をしっかり頭に入れて調整をしていきたいと思います」と話していました
[2006.12.06]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。準備運動後、坂路をダクにて1本〜2本消化しています。担当者は「今は環境にも慣れてきて、馬房も変えたおかげで、壁を蹴らなくなっています。そのおかげなのか、休ませた効果なのかはわかりませんが、肉離れの状態は良くなってきています。へこんでいたところにモリッと筋肉が付いてきましたし、もちろん歩様もシャキシャキしているんです。ですので、今はじっくり運動をしてから、坂路を歩かせるところまできましたよ。獣医師も『これからはドンドン良くなってくるだろう』と言っていましたし、様子を見てペースを上げようと思っています」と話していました。
[2006.11.29]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。軽めの乗り運動を消化しています。担当者は「坂口調教師も来られて状態を確認していきましたが、『肉離れの方は良くなっているね』と納得の様子でした。獣医師も毎週診ていますが、『あと2週もすればしっかり乗っていけるようになるでしょう』とのことでした。今は馬房を変えたおかげもあるんですが、壁を蹴らなくなっていますし、そうなれば後脚に掛かる負担も少なくなりますしね。全ての面で良くなっていると思います」と話していました。
[2006.11.22]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。軽めの乗り運動を消化しています。担当者は「昨日獣医師が来られましたが、『乗っても大丈夫』とのことで、今日から跨り始めました。肉離れの方は一ヶ月もすれば問題なくなるとのことですし、そんなに心配しなくても良さそうです。ただ、どうもお腹が空くと左後ろ脚で馬房の壁を蹴ることがあるので、それにより肉離れが悪化しないかは、心配ではあります。それでもだいぶ環境にも慣れてきて、その回数も減ってきたんですよ。様子を見ながら進めていきたいと思います」と話していました。
[2006.11.15]
現在、滋賀県・栗東の金勝牧場にて調整中。軽い運動にて様子が見られています。担当者は「坂口大調教師にも話をしましたが、原因が分かりました。左トモの肉離れ。尾っぽから左トモの方に下がったところで、通称ミゾというんですが、そこの肉離れでした。ただ、心配するほどではなく、獣医師も『1ヶ月も楽をさせれば良くなる』とのことでした。ショックウェーブという手段もあったのですが、自然治癒でも十分とのことでしたしね。あとは、右飛節の腫れは特に影響はなさそうです。でも、この馬馬房に入っている時に左後脚で壁をバンバン蹴るんです。トレセンできついことをやっていませんから、もしかしたら肉離れはそこから来るものなのかもしれませんね。その辺りも注意してやっていきます」と話していました。
[2006.11.08]
伝染病の予防注射を打つ関係で放牧に出ていなかったウインライラですが、本日、トレセン近郊にある金勝牧場へと向かいました。
トモの歩様のぎこちなさについては、依然として原因不明のままながら、坂口大調教師は「この様子なら、おそらくそれほどかからないうちに、帰厩させられるのではないかと思っています。馬がいいのは間違いないので、これからに注目してください」と、語ってくれました。
疲労が抜ければ、自然と正常の歩様になると思われるだけに、いち早い回復を願いたいところです。
[2006.11.03]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温9度、天候は晴れ。この秋一番の冷え込みという予報で、その通り一桁台の気温になりましたが、天気がいいこともあり、まだ寒いというほどではありません。馬場も引き続き「良」です。
ウインライラは、今朝もウマヤから出されて、まずは厩舎の前の広場で8の字を描く引き運動を行なっています。どこかに異常があれば、右旋回か左旋回で歩様にぎこちなさが出るものなのですが、ライラの場合はそれがなくなっています。しかし、立ち止まった状態でお尻を左から押し、さらに右から押すと、押した力以上によろけるのが気にかかります。
それでも徐々に良化をたどってはいるのですが、坂口大調教師は「ここで無理に乗るのはリスクが大きい」としています。「おおむね、1ヵ月の我慢でしょう」とのことで、今日も舎飼となりました。
[2006.11.02]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温12度、天候は晴れ。文字通りの秋晴れに恵まれて、気持ちのいい朝になりました。日が上がっても最高気温は20度そこそこですから、暑いということもありません。馬場もすべて「良」です。
トモの歩様のぎこちなさの原因究明につとめているウインライラですが、八方手を尽くしてもついに原因は不明のままでした。骨膜炎が疑わしいと見られましたが、それもきれいなものでした。骨折のような重大なものでないのは、舎飼を続けているうちに良化傾向が出てきたことでも分かっていました。「どこかをひねったことと、疲労の蓄積が重なったものでしょう」というのが一応の獣医師見解で、最大の治療は「1ヵ月ぐらい楽をさせてあげること」だそうです。そういうわけで、今朝も検査のために歩かされた以外は舎飼だけでした。
坂口大調教師は「順調に行かなくて申し訳ありません。このまま厩舎に置いておくのは経費の面でも無駄がありますので、近いうちに金勝牧場に移して1ヵ月ほどで戻したいと思います」と、今後の方針を語ってくれました。
[2006.11.01]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前7時の気温11度、天候は曇り。今週から馬場開場時間が1時間繰り下がって、午前7時になっています。これがいわゆる冬時間で、再び暖かくなるころまで続きますが、今日はまだ冬とは言えない穏やかさでした。
先週から左トモの運びの違和感を指摘されているウインライラは、JRAの獣医師団の指示で、引き続き舎飼で様子を見られています。
しかし、昨日、今日と、厩舎のハナ前を8の字旋回で歩様のチェックをしましたが、先週ほどの歩様の乱れは確認されなかったそうです。ただ、立たせてトモを横から押すと、微妙に頼りないところがある状況だそうで、引き続き、その原因を全力をあげて探っている段階です。
坂口大調教師は「先週より歩様は良くなってきましたね。もし骨折などの故障が原因だとしたら、こんなふうに良化傾向はたどらないわけで、個人的には一過性の疲れか、どこかを軽くひねっただけである可能性が高いのではないかと思っています」という見解です。
今週も獣医師の指示に従って、舎飼いの状態で原因を究明していきますが、このまま良化が進めば、今週中にも調教再開となることも十分に考えられます。
[2006.10.27]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温14度、天候は小雨。早朝は細かな雨が降っていましたが、馬場を悪化させるほどの雨量ではありませんでした。馬場状態は、すべて「良」へ回復しています。
昨日、右トモの飛節に腫れが認められたウインライラでしたが、昨日の午後の診察で「歩様に違和感を及ぼしているのは、左トモではないか」という診立てが獣医師から伝えられました。
右トモ飛節の腫れはミッドウェイファーム在厩時から指摘されていた箇所でもありましたので、当初はこれが原因として考えられていたのですが、どうも左トモをかばうような歩様をしていることから、このような診立てとなりました。レントゲン検査は左右の後脚をくまなく撮影したのですが、骨折などの症状はハッキリと写っていないのが現状です。
今日は馬房から出して厩舎のハナ前で8字旋回させて歩様の確認が行われたのですが、やはり万全とは言えないものでした。
坂口大調教師は「私も昨日、今日と歩様を見ている感じでは、右トモではなく、左トモに違和感があるような気がしてきました。週末か週明けぐらいに、もう一度獣医師に診てもらいますが、すでに数回レントゲンを撮影しているのに、骨折の影などはハッキリと写らないので、今の段階では何とも言えないところです。一過性の疲労ならば、週末ゆっくりさせてあげれば来週ぐらいには回復してくるとも思いますので、来週まで様子を見させてください」と、今日も浮かぬ表情で眉間にしわを寄せていました。
[2006.10.26]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温12度、天候は晴れ。グッと冷え込んだ早朝でしたが、時間が経つと共に寒さは和らいできました。馬場状態は、坂路が「良」、それ以外はすべて「稍重」です。
ウインライラですが、昨日の稽古のあとに騎乗した古閑調教助手から「前へ進む動きの時は気にならないんですが、横へ動く動作の時にどうもトモの運びがぎこちないんです」という報告がありました。そこで、馬体のチェックを行ったところ、右後脚の飛節がボーッと少し腫れていることが認められ、午後から獣医師を呼んでレントゲンを撮影。しかし、ハッキリと写らなかったということです。
今朝は、念のために引き運動のみで様子を見て、午後からもう一度レントゲン検査を行うことになりました。坂口大調教師は「普通に歩かせている分には違和感はないんですが、確かに腫れは見られます。治療しながら進められる程度のものだと思うんですが、もう一度検査はしてみます」と、渋い表情で報告していました。
[2006.10.25]
今朝の栗東TC馬場開場時間午前6時の気温14度、天候は晴れ。乾燥してカラッとした陽気に包まれた秋晴れの天気となりました。馬場状態は、月曜日の雨の影響が残って、すべてのコースで「稍重」〜「重」で推移。特に坂路は時計のかかるコンディションでした。
先週金曜日に入厩したウインライラ。入厩翌日の土曜日には、初めて古閑調教助手(先週金曜日のメールでは古賀調教助手とお伝えしましたが、この字が正解でした。お詫びして訂正いたします)が乗ると、一気に立ち上がって振り落とそうとしたそうですが、悪さをしたのはそれ一回きり。入厩翌日から角馬場からBコース2周、そしてゲート確認というメニューをこなし、日曜日、昨日火曜日と素直に古閑調教助手に従っているそうです。
今朝も同じく古閑助手の手綱で同様のメニューをたっぷり時間をかけて消化しており、「馬相のいい馬です。ゲートもまったく嫌がらないので、順調に進めて行ける感じです」と、坂口大調教師も話していました。それでも、「じっくり」の方針に変更はなく、馬の状態に合わせてゆっくりペースアップすることになりそうです。
[2006.10.20]
お待たせしました。ウインライラ(父マンハッタンカフェ、母フェアリージェム)がいよいよ入厩しました。
今朝早く、育成場として半年以上修行を積んだミッドウェイFから栗東TC検疫厩舎に到着。すべての検査を終えて午後3時に検疫厩舎から開放されると、午後4時前に坂口大厩舎の馬房におさまっています。
坂口大調教師は「2か月ぐらい、じっくり乗り込むつもりで入厩させてもらいました。先々は必ず走ってくる馬と見込んでいますから、まずは成長を確かめながらですね」と、宣言しています。 ライラの担当は、持ち乗りで世話をしてくれる古賀調教助手です。
[2006.10.18]
10/19(木)に茨城県・潮来のミッドウェイファームを退厩、10/20(金)に栗東:坂口正大厩舎へ入厩の予定です。担当者は「先週脚をぶつけてしまって左前に骨瘤ができてしまったんです。ただ、今週はまた坂路を乗っていますし、そんなに影響はありません。今週入厩となりましたが、まだ15〜15はやっていませんし、正直早い状況ではあります。でも、坂口大調教師には飛節のこと、乗り込み量のこと、骨瘤のことと細かく連絡していますので、あとは厩舎でじっくりやっていただけることになりました。デビューまでには少し時間は掛かると思いますが、それでも元々素質の片鱗を見せていた馬です。順調に行けば楽しみだと思います」と話していました。
[2006.10.11]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600m、坂路をキャンターにて1本消化しています。担当者は「坂路入りはその日の状態を見ながらですが、飛節の状態は今すごくいいんです。こうして調教量を増やしてきても、負担は掛かっていませんし、むしろ日に日に動きは良くなってきていますからね。今後は様子を見て進めていけそうです。カイバもしっかり食べていますし、体もいいんですよ」と話していました。
[2006.10.04]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600m、坂路をキャンターにて1本消化しています。担当者は「状態は日に日に良くなってきていますね。坂路に入れる日も先週よりは今週と増やしていますし、このまま調教量を増やしていける状態にあります。この馬も牝馬ですが、カイバはしっかり食べて体はふっくら見せていますから、今後ペースアップの時もそこは心配しなくて大丈夫だと思います。様子を見ながら進めていきます」と話していました。
[2006.09.27]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600m、坂路をキャンターにて1本消化しています。担当者は「坂路といっても毎日上げているわけではありません。馬場が悪かったりしたら、上げませんし、様子を見て週に1回〜2回ですね。まずは下のコースで体を作っていく方針に変わりはありません。でも、飛節の状態は今までで一番いいんですよ。様子を見ながら進めていこうと思っています」と話していました。
[2006.09.20]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600m、坂路をキャンターにて1本消化しています。担当者は「飛節の状態が良かったので、今日坂路を1本上がってみましたが、問題はありませんでしたよ。でも、これから毎日上がっていくというものではありません。明日はまたコースだけでやりますし、今後は状態が良ければ坂路を1本上げるというスタイルでやっていきたいと思っています。体はハリが出てきて日に日に良くなってきていますよ」と話していました。
[2006.09.13]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600mを消化しています。担当者は「今週も引き続きコースでじっくり乗り運動を重ねています。飛節の状態は今までで一番いいですから、今後はこのままペースアップといけるんではないかと思っています。ただ、毎週お伝えしているように、坂路入りの時期だけはしっかり見極めたいんです。坂路ではどうしても後ろに負担が掛かって来ますからね。まずはコースで体、筋肉を作ってからです」と話していました。
[2006.09.06]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてキャンター1600mを消化しています。担当者は「今週も坂路には入れずにコースでじっくり土台作りに励んでいます。今は痛いところがなく、状態はいいですから、馬も楽に動けるんでしょうね。動きは良くなってきています。ただ、今焦る時期ではありませんし、念には念を入れて坂路入りの時期というのはもう少し先にしたいんです。せっかく良くなってきただけにまた戻るということだけはしたくないんですよね。ご了承ください」と話していました。
[2006.08.30]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてキャンター1600mを消化しています。担当者は「飛節の腫れはこの間のショックウェーブの後は非常にいいんですよ。一度目、二度目の後はまだちょっと気なるところがあったんですが、今回は非常にいい過程を踏んでいます。ですから、坂路入りもと考えるんですが、ただ、飛節の不安でしたからね。坂路は後ろに負担がくるので、そのタイミングというのをしっかり考えなくてはいけません。まずはコースで土台を作って、それから坂路入りというのがベストだと思います」と話していました。
[2006.08.23]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてキャンター1600mを消化しています。担当者は「飛節の腫れは冷水とレーザーで治療をして、週1回は注射も打って万全を期しています。歩様はしっかりしていますし、馬は元気一杯なんですよね。今週からはコースに出して乗っていますが、動きも悪くないですから、このまま少しずつ進めていけると思います」と話していました。
[2006.08.16]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分消化しています。担当者は「先週末から乗り運動を再開しましたが、歩様におかしいところはありませんし、痛みというのもないようですよ。ただ、無理して一気に進めることだけは出来ませんからね。ペースアップにも段階がありますから、しっかり順序を踏んで進めていきたいと思っています。馬自体も今成長の時でしょうから、ここを乗り越えればその後はグンと良くなってくることでしょう」と話していました。
[2006.08.09]
体高 157.5cm(±0) 胸囲 181cm(±0) 管囲 19cm(±0) 体重 478kg(+6) 8月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分消化しています。担当者は「念には念を入れてということで、合計4度のショックウェーブ治療を行いました。おそらくこれで良くなってくるとは思いますが、不安があるうちは進めたくありませんからね。若干でも腫れが残っていれば、それから痛みを伴う可能性もあります。それをかばって他の箇所に不安が出るということも考えられますからね。今は大事を取ってやらせてもらっています。先々は必ず走ってくる馬ですから」と話していました。
[2006.08.02]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。引き運動を消化しています。担当者は「今回のショックウェーブは2回セットでしたので、先週の土曜日に4回目のショックウェーブ治療を行ないました。それで月曜日までは舎飼で様子を見て、火曜日からは引き運動を始めました。しっかり治しておきたいので、今までの1回、1回よりはこうして2回セットの方がいいとのことで、今回はそうしました。かなり良くなってきてはいるんですが、まだ腫れが若干残っていて、それが神経に触れると痛いところはあるんですよ。ですから、今は無理はさせたくありません。能力のある馬なのは分かっていますから、大事にやらせてもらっています」と話していました。
[2006.07.26]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。引き運動を消化しています。担当者は「先週獣医師に飛節を診てもらいましたが、『念のためだけど、もう一度ショックウェーブをやっておきましょう。この時期にちゃんと治しておいた方がいいですから』とのことで、金曜日に3度目のショックウェーブ治療を行いました。ですから今週は引き運動で様子を見ています。夏の入厩はない馬ですから、今焦ってペースを上げたり、仕上げたりすることはありません。じっくりいきましょう」と話していました。
[2006.07.19]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分消化しています。担当者は「先週末から乗り運動を再開しました。ウォーキングマシンに入れたあと、角馬場でハッキングを15分じっくりじっくり乗っています。出掛けも歩様はしっかりしていますし、問題はないとは思いますが、一応レーザーでの治療は続けています。休ませていたわりには体は悪くないですし、これからドンドン良くなってくると思いますよ。ただ、夏場は無理はさせない方針ですし、秋の入厩へ向けてやっていきます。この馬は、能力があるのは間違いないですし、秋からの始動でも十分でしょう」と話していました。
[2006.07.12]
体高 157.5cm(+1) 胸囲 181cm(+2.5) 管囲 19cm(±0) 体重 472kg(+16) 7月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分消化しています。担当者は「今週も引き続きウォーキングマシンで様子を見ています。右飛節の方は、今はレーザーを当てて治療をしていますが、ショックウェーブで良くなってきていますし、心配は要らないと思いますよ。休ませていた分、馬体は増えてきましたが、今まで乗っていた基礎というものがありますから、そんなに太くは映らないですよ。バランスのいい好馬体は相変わらずですし、能力があるのは間違いないですからね。秋の入厩に向けて、今は無理せずじっくりやらせてもらいます」と話していました。
[2006.07.05]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分消化しています。担当者は「右飛節の腫れは、2度のショックウェーブで良化してきています。もう大丈夫だと思いますよ。ただ、稽古を進めて負担が掛かっていたのは事実ですし、そういう状況で無理に進めるのは、この馬の将来を考えると良くないですからね。坂路であれだけの動きを見せていて、『能力がある』というのが分かったからこそというのもあります。坂口大調教師にも『大事にいかせてください』と連絡はしています。来年の春を目指すのには十分時間もありますしね」と話していました。
[2006.06.28]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。引き運動を消化しています。担当者は「先週、右飛節の腫れがあった部分に2度目のショックウェーブ治療を行いました。一度目の治療の後も歩様は問題なかったですし、大丈夫かと思いましたが、坂口大調教師も『今は無理はしないで、しっかり治してゆっくりさせよう』とおっしゃいましたからね。この夏はじっくりやらせてもらいます。以前の入厩直前まで来た時の坂路での動きを見て、『この馬は走る』と確信しました。そういう馬だからこそ無理はしたくないと思ったんです。馬が疲れのサインを出してくれたことは良かったことですし、こういう時はしっかり治療をして休ませるのが一番ですからね。秋からの始動に期待して下さい」と話していました。
[2006.06.14]
体高 156cm(±0) 胸囲 178.5cm(−3.5) 管囲 19cm(±0) 体重 456kg(−8) 6月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分消化しています。
担当者は「ここまで入厩へ向けて根を詰めてやってきましたから、疲れが溜まっていたんでしょうね。ササ針でリフレッシュしたと思いますよ。坂口大調教師、獣医師とも話し、『飛節もこの時期にちゃんと治しておこう』とのことで、ショックウェーブ治療を行いました。ササ針、ショックウェーブと続きましたから、先週までは舎飼で休ませていました。でも、これで体も良くなるでしょうし、休みを入れたことで、精神的にもリフレッシュするでしょう。おそらく夏の入厩はないと思いますが、血統的には距離は延びてよさそうなタイプですし、秋から始動できれば十分だと思います。いい素質があるということに、変わりはありませんから、じっくりやっていきたいと思っています」と話していました。
[2006.05.24]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシン40分、角馬場にて軽めの乗り運動を消化しています。
担当者は「右飛節の張りは取れてきましたし、悪くなっているということはありません。ただ、坂口大調教師とも話し『どうせ休ませるなら、針もやって、疲れを取ってあげよう』ということになりました。ですから、先週全身に針治療を行ったんです。ここまで根詰めてやってきましたし、肉体的にもそうですが、精神的にも溜まっていたものがあったでしょうから、この休みは馬にとって良かったのではないでしょうか。元々気性もしっかりしていて、距離も長いところを走れる馬ですから、無理に夏、そして短いところを使う必要もないんじゃないでしょうか。秋からの始動でも十分活躍できる馬ですよ。『能力は間違いない』というのに訂正はありません」と話していました。
[2006.05.10]
体高 156cm(±0) 胸囲 182cm(±0) 管囲 19cm(±0) 体重 464kg(−9) 5月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシン40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンターを1600m消化しています。
担当者は「週1回坂路で15〜15をやって順調だったんですが、少し疲れが出てしまいました。右飛節の前の部分に張りが見られたんです。でも、特に歩様がおかしかったり、熱があったりということはなかったんですよ。ここまで休まず稽古を積んできて、しかも早期入厩という事でしたから、最近は稽古を攻めていたんです。そういうモロモロの疲れというのが、今どっと来たのかもしれませんね。後ろに疲れがきましたので、すぐに坂路調教を控えさせてもらいました。坂路調教が一番後ろに負担が掛かりますからね。坂口大調教師に連絡したところ、『間違いなく走る馬だから、無理はしないで欲しい。夏の入厩は白紙に戻します。秋からの始動でも十分だから』とおっしゃってくれました。先々は必ず走ってくる馬ですから、今は少し時間を下さい」と話していました。
[2006.04.26]
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシン40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600m、坂路をキャンターにて1本消化しています。
担当者は「先週の金曜日も坂路で15〜15を行いました。併せ馬で追いかける形だったですが、追いつくところまではビューッといって、素晴らしい脚でした。ちょっと前に出たところでフワーッとしましたが、まあこれはしょうがない。これから色々教えていきますよ。この馬はひとつ教えた事をちゃんと理解してくれますし、馬体、動きだけでなく、性格の面でも素晴らしい馬なんです。坂口大調教師からは早期入厩の旨を頂いていますし、こちらもそのつもりで仕上げていきます。小倉デビューですか? 十分間に合うと思います」と話していました。
なお、順調に来ていることから、急遽トレセンへ入厩ということがございます。ご出資をお考えの方は、お早めにお問い合わせください。
[2006.04.12]
体高 156cm(±0) 胸囲 182cm(+1) 管囲 19cm(±0) 体重 473kg(+11) 4月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシン40分、角馬場にてハッキングを15分、ダートコースにてキャンター1600m、坂路をキャンターにて1本消化しています。担当者は「順調ですね。今は坂路をハロン16秒〜17秒で1本上がっていますが、動きは抜群です。まあ先週ツアーに来られた方には、分かっていただけたと思いますけどね。元々良かった馬ですが、坂路をやるようになってから、さらに体がしっかりしてきました。片山さんとも『この馬はひょっとしたらひょっとするかもね』と話しましたし、本当に素晴らしい馬です。気性的にとても素直で扱いやすいという点でも、いいんですよ」と話していました。
また、片山取材本部長が土曜日のツアーで素晴らしい動きを確認、それを坂口正大調教師に伝えたところ、「馬体は報告の写真で確認していたから、良くなっているのは分かっていたけど、動きもそんなにいいんですか。馬格もある馬で、宮崎さんも『早期デビューOK』と言っているんだし、早く使うことを考えないといけませんね。夏の小倉でデビューさせる段取りで進めますよ」と早期デビュー予定を伝えてくれました。
また最後に、「入厩したら売るのは終わりなんだよね。会員さんにも早く買うようにって伝えておいてくださいね。自分にプレッシャーを掛けるようだけど、それだけの可能性を持っている馬だから」と、期待を語ってくれました。
なお、順調に来ていることから、急遽トレセンへ入厩ということがございます。ご出資をお考えの方は、お早めにお問い合わせください。
[2006.03.15]
フェアリージェム04の競走馬名が英語で『こと座(星座)』の意味から「ウインライラ/Win Lyra」に決定いたしました。
[2006.03.12]
体高 156cm(+1) 胸囲 181cm(−1) 管囲 19cm(±0) 体重 462kg(+4) 3月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシン40分、ダートコースにてダク800m、キャンター2000mに加え、坂路をキャンターにて1本消化しています。担当者は「年明けすぐは風邪を引いたりと順調さを欠いたところはありましたが、今は順調に調整を進めています。ダートコースで長めにじっくり乗った後、坂路を1本普通キャンターで上がっています。稽古をやり出すと少し体が減る馬が多いんですが、この馬はカイバ食いが良く、それがしっかり実になっていますね。気性的にも大人しいですから、馬体もしっかり増えてくるんでしょうね。牝馬で気性はカリカリ、馬体減で悩まされるというのを今まで何頭も見てきていますから、そういう点では頼もしいですよね」と話していました。
[2006.02.08]
体高 155cm(+1) 胸囲 182cm(+2.5) 管囲 19cm(±0) 体重 458kg(−2) 2月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシン40分、ダートコースにてダク800m、キャンター1600mに加え、坂路を軽めキャンターにて1本消化しています。担当者は「もう風邪もすっかり良くなりましたから、すぐに坂路入りを始めました。まずは馬場慣らしでじっくり乗って、先日からはダク、今は軽めキャンターで乗っています。もう順調組と同じメニューですよ。牝馬ですが、うるさいところはありませんし、真面目に稽古に取り組みますよ。今後は様子を見て、ペースを上げていこうと思っています」と話していました。
なお、ミッドウェイファームは今月から馬体重計を導入したため、今回測定分からは正確な馬体重となります。
[2006.01.11]
体高 154cm(+1) 胸囲 179.5cm(−1.5) 管囲 19cm(±0) 体重 460kg(+10) 1月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。引き運動にて様子が見られています。担当者は「年末まではしっかり乗っていたんですが、年明け風邪を引いてしまいました。熱が少し上がって疲れもあったようです。ちょっと寒い時期が続いたので、若駒は体調を崩しやすい時期ではあるんですよ。特に牝馬は風邪を引いたり、体調を崩したりという馬が多いですね。まあそれでもそんなに深刻に考えるものではないですよ。今2歳のこの時期だけに無理はしないというものです。体調さえ安定すれば、またコースから乗り始めます」と話していました。
[2005.12.14]
体高 153cm(+2) 胸囲 181cm(+5) 管囲 19cm(±0) 体重 450kg(±0) 12月初旬測定
現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシン40分、ウッドチップコースにてダク1600m、ハッキング2400m、計4000mの乗り込みを消化しています。担当者は「竹原での馴致も無事終わり、こちらにきました。今年のウインさんの1歳すべての馬に言える事なんですが、今年は昼夜放牧をかけた効果で例年よりも全体的に強さが違うんです。脚元もパンとしていますし、乗り出してもへばるような馬がいないので、やりやすいですよね。この馬ももちろんそうで、脚元、体つきがしっかりしています。今は下のコースでじっくり乗っているんですが、動きはキビキビしていて好感が持てますね。牝馬ですが、カリカリうるさいところはなく、扱いやすいです。順調にきていますね」と話していました。
[2005.11.16]
体高 151cm 胸囲 176cm 管囲 19cm 体重 450kg 11月初旬測定
順調組として11月17日に茨城県・潮来のミッドウェイファームへ移動の予定です。今後は環境に慣れさせた後、ダートコース、坂路を併用して乗り込みを行っていきます。