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2006


11/VI: 上半期の総括
というか、早起きしてしまったがやる事が無いので書いてるだけだが。まぁいろいろゴタゴタしてて、遊んでばかりの生活から仕事ばっかになって、で面白い事なんて全然無かったけどジョジョの復習とか、柄にもなくグラップラー刃牙とか読んでる。後者も結構面白かった。なんかトーナメント編とかいうやつなんだけど、次はどんなムチャクチャな勝負するんだか気になる。ドラゴンボールとかもそうだけど、格闘ものはどんどん強さのインフレになって、すぐに荒唐無稽になる、それまでにいかに読者の正常な判断力を麻痺させるかが漫画家の技量なんだろうか。


24/I: 『イタリア遺聞』塩野七生/新潮文庫
なんとなく惰性で、ブログでない日記らしきものを続ける。いや日記というか、月記くらいだろうね実際の更新頻度は。日々の事はブログに書けばいいんだけど、特につまんなそうな”広告の裏”をこちらに書こうと思う。
でこの本だけど、1982年出版。イタリア人精神科医と結婚し、ヴェネツィアとフィレンツェに住んでた著者が、歴史小説の傍らに書いたオマケ的随想集。著者の別の作品、すなわちおそらく本流の方は読んでないため本来どういう作家か知らないが、司馬遼太郎的歴史小説のイタリアもしくは地中海版を書いているのだろうか。同地における歴史に興味があれば面白いが、そうでもないと普通、よって普通。 ただ、最後の解説の佐々淳行(初代内閣安全保障室長、元防衛施設庁長官、現作家、昭和5年生まれ)が「新聞も雑誌も下衆、サロンで知的な会話をするにはこの本を読む必要がある」なんて書いてあるあたりでガックリ。1994年にもなって、こういう事を書くこいつの脳細胞の活動は何十年前に停止しているのだろうか。


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