ちいさい旅行ガイド
高知県で行ったとこ。

高知城 ★★★★☆
高知県高知市丸の内 駐車場有料
一般400円(高校生以下無料)
山内一豊さんや容堂さんがお住まいになっていた高知城。

追手門を入ってすぐのところには「板垣死すとも自由は死せず」でおなじみの板垣退助の像があります。この像、ちょっと高いし、手が顔の前にきているので顔が隠れちゃうし、周りの緑も濃いし…と、1番良いアングルを見つけるのは大変そう。斜め下あたりがポイントかな?

階段を上って「杉の段」まで行くと、一豊の妻とその馬の像があります。一豊のために嫁入り仕度のお金で馬を購入したという内助の功の見本ですね。でも名前は?「千代」って本名かしら?当時、女性の名前は口には出さないものだったようですが、「一豊の妻」じゃ、哀しいですねえ。

頑張って上っていくと、資料館を兼ねた懐徳館から天守閣に登れます。お金も払ってスリッパに履き替えて。天守閣への階段が、恐ろしく急で恐ろしく狭い!でもってスリッパだから余計に滑る!これを和服で上り下りしていた人たちはすごいと思いましたね、本当に。転ばないように充分注意してくださいね。
天守閣から見える土佐の町並みはなかなか見ごたえがあります。山の上だし、周りに高い建物がないから、気持ちよくお殿様になった気分が味わえますよん(笑)
なう、ぷりんてぃんぐ。そーりー。

高知市内 ★★★★☆
高知県高知市いろんなところ
市内を走る路面電車に乗ると便利。
はりやま橋・カラクリ時計・日曜市・坂本龍馬生誕地・才谷屋跡地
<他の観光地>
高知市立自由民権記念館・高知県立牧野植物園・1×1アイスクリン
はりまや橋は高知の中心部にあります。
橋が登場したのは江戸時代初め。土佐の二大豪商、播磨屋と櫃屋の間に架けたといわれています。
「土佐の高知のはりまや橋で、坊さん、かんざしかいよった」とよさこい節でも歌われた橋です。
今は明治時代に架けられていた鉄製橋が再現され、周囲に公園もできていますが、少し前までは「がっかり橋」と呼ばれるくらいダメ名所として知られていたらしい(笑)
新しい朱塗りの欄干はしっかりと観光客を引き寄せていて、誰もいない橋を取るのが大変なくらい。橋の上で公園の方を見れば、ちょっとした素朴な明治っぽさを味わえていいかも。
はりまや橋の隣には、「はりまや」というお土産屋さん(思ったより狭かったけど、夜9時までやっているらしい)や、いろいろなお土産屋さんが集合した土産物センターがありますから、高知のお土産はここで買うべし。はりまや橋の昔の写真が絵葉書になっているものも売ってました。

はりまや橋から道路の反対側を見ると、そこにカラクリ時計が。
このカラクリ、4段階くらいあるのかな。終わりかな〜と思ったら次々にカラクリが出てきて面白かったです。まだあるのかよ!ってつっこみたくなるの(笑)

日曜市は高知城へ行く追手筋で1kmほどに渡って行われています。もちろん毎週日曜日。通りいっぱいに露店が並んでいて、植物・ペット・果物・干物・飲み物・氷・骨董品・古着・おもちゃ…(笑)何でもそろっている感じ。雨が降っていてもかまわず行われていました。結構人もいたしね。土佐弁も飛び交っていて、高知に来たぞって雰囲気を味わえます。

龍馬の生誕地は、高知城をちょっと越えたところ。路面電車の「上町1丁目」で降りるとすぐ。吉田茂筆で「坂本龍馬先生誕生地」と書かれた石碑がたっています。昔はここに龍馬の上半身が乗った電話ボックスがあったらしいの。復活を求める声が高いそうな。

才谷屋跡地は、現在は「さいたにや」という喫茶店になっています。別に親戚じゃないらしいんだけどね。龍馬の生誕地から路面電車ひとつ分行ったところにあります。ちょっと引っ込んでいて判りにくいけど。ガソリンスタンドの後ろにありました。
なう、ぷりんてぃんぐ。そーりー。

桂浜 ★★★★★
高知県高知市桂浜
坂本龍馬像…年中無休で龍馬は太平洋を見据えています。
<他の観光地>
土佐闘犬センター・桂浜水族館
月の名所で知られる(見てないけど)桂浜。残念ながら行った時は波が高かったのですが、実はここはもともと波が高いみたい。遊泳禁止ですので、ここで泳ぎたい!という夢を持っている方は残念。

近くまで行くと、アシカか何かが騒がしくしている声が聞こえてきます。

坂を上りきったところに、坂本龍馬像。この龍馬像、写真で見るとさほど思わないのですが、実物はむちゃくちゃ大きい。高さがあるので、一緒に写真を取るのはなかなか難しいです。でも龍馬が太平洋の彼方を見るためには、この高さは必要なんですよね。龍馬の誕生月の11月には、この像の隣に櫓ができて同じ高さから太平洋を望めるらしいですよ。

龍馬に見られつつ、桂浜への階段を下りていきます。龍馬像がある龍頭岬と龍王岬に挟まれた一角に、弓なりに湾曲した白砂青松の浜があります。それが桂浜。ずいぶん整備されてしまっていますが。ここの小砂利が五色石と呼ばれお土産としても売っています。桂浜の遊歩道をずっと歩いて行くと、途中に水族館が、そしてそれを超えて竜王岬。そこからは岩に打ち付ける波が見えます。桂浜のゆったりさと、太平洋の荒波。もしかしたらその対比が桂浜の良いところかも。
なう、ぷりんてぃんぐ。そーりー。

坂本龍馬記念館 ★★★★★
高知市浦戸城山 参考HP
大人(18才以上)400円、高校生以下無料 駐車場無料 9時〜17時(最終入館は16時30分)
高知に来て、幕末に少しでも興味があるならこれは見なければね。
桂浜からちょっと山を上ったところにあります。入り口は1階、出口は地下1階という建物。
中に入るとすぐに、龍馬像に寄せた司馬遼太郎の言葉がお出迎え。その他、幕末の流れ、土佐藩について、幕末に活躍した人などの紹介が判りやすく書かれています。映像も色々な所にあって、全部を見るには時間がかかりそう。
幕末について全く知らない人は、「りょうま物語」という児童向けの本もありますよ。
本などはこの階の受付で買えます。龍馬記念館の袋に入れてくれるので、ちょっと得した気分?
入り口の側にはパソコンで龍馬クイズも出来るので、チャレンジ!

桂浜を見渡す一角は、全面ガラス張りになっています。そこに龍馬に関する記述がひとつ。この一見無駄なスペースに、龍馬への愛をひしひしと感じてしまう…。

階段を上がると龍馬像が作られるまでの流れや、全国にあるその他の志士たちの像についての説明などがあります。
本当はそこから屋上へ出て、桂浜を望めるのですが、この日は強風の為出られませんでした。残念。

地下へもぐります。地下2階は龍馬を始め、その家族や仲間の手紙が。「エヘンの手紙」もしっかりあります。龍馬が暗殺された時の屏風だの、龍馬の写真だのもここに。ほとんど複製なんですが、仕方ないですね。
写真や手紙を見ていると、「あー、この人、本当に生きてたんだなー」とか思ってしまいました。写真を撮ってもらうとき、どんなことを考えていたんだろうとか。

地下1階は龍馬に関する本を自由に閲覧できるコーナーや、スタンプ・パンフレットなどの置き場が。龍馬の本ってたくさんあるのね…と感心。
この階から外に出られます。
なう、ぷりんてぃんぐ。そーりー。

楽食屋赤とんぼ(和食) ★★★★★
高知市はりまや町1-3-15
はりまや橋より徒歩1分。11:00〜23:00
高知に来たら、魚介類を食べるべし。ということで、ホテルの従業員さんにお勧めされた、赤とんぼに行きました。
「いろいろなものを食べたいならこちら」と言っていたとおり、メニューは300種類あるとか。他のお店はご飯とかのセットばかりなので、私たちのニーズにズバリ合ったお店でした。

食べたもの…。覚えてませんがたくさん(笑)
ということで、一緒に行った人の知識をもらうことにしよう。
カツオのたたき、カツオのカブト煮、クジラの刺身、クジラの竜田揚げ、土佐ジロー(土佐の地鶏)の唐揚げ、土佐ジローの柳川風、酒盗(カツオの内臓の塩辛)、どろめ(イワシの稚魚)、タコブツ、長芋の天ぷら、大根サラダ、柚シャーベット…だ、そうです。
柚子サワーも美味しかったし、飲まないけど地酒もたくさんありました。
しかもこんなに食べたのに安い!!
次に行くことがあっても、またここに行きたいなあ。
なう、ぷりんてぃんぐ。そーりー。

おみやげ ★★★★★
高知県のお土産
是非、龍馬像を買ってください(笑)
龍馬像のミニチュアがいろんなところで売ってますよ。大きさも各種取り揃えて。どれくらいの人が買っていくんでしょうかね…これ。

最近の高知土産は龍馬でもっているんだろうか。高知市周辺しか行ってないので特にそんな気がするんだろうけれど。
ご当地キティは当然、龍馬くん。キティが刀を持って、夕日の沈む(ん?朝日?)海をバックにたそがれているの。
龍馬加トちゃんも片手にズドンとピストル握って「日本の夜明けも近いぜよ」とのたまわっています。
他にも「龍馬くん」とかいうキャラクターのグッズがいっぱいありました。

お菓子は、「竜馬がゆく」「かんざし」「土左日記」など美味しい和菓子がいっぱい。
「竜馬がゆく」は有名な司馬遼太郎の小説から。
「かんざし」はちょっとゆず風味。箱の中にかんざし型の飴が入ってるのが微笑ましい。
「土左日記」は胡麻団子みたいな感じです。紀貫之の「土左日記」の一文が書かれていて、箱もそれを模しているの。風流だな〜。
結構どれも安くて美味しくてたくさん入っているので、お土産には最適。

忘れちゃいけないのが、馬路村の柚子シリーズ。
馬路村は「柚子の村」として町おこしをしているそうで、ここの商品は結構人気が高い。特に「ごっくん馬路村」という柚子ジュースは美味しいよー。甘すぎずすっぱすぎず。こちらから通信販売もできます。

高知土産は、はりまや橋周辺で買うことができます。西武百貨店もあるので、足りない物があるときもその辺に行けばオッケー。
なう、ぷりんてぃんぐ。そーりー。



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