ちいさい旅行ガイド
----ワンダー!! 18(+7) TOUR 四国の旅(2002/07/12〜14)----

3日目<7月14日(日)>
日曜市に行きたいねということで、6時半に起床。
朝食を食べに行くと、今日はバイキングではなく、ひとり分のお膳に入っていました。旅館の朝食って感じがいいなあ。ご飯もよそってくれるし。
ゆで卵がむきにくいというアクシデントもあったけど、美味しい朝食でした。
そうそう、ご飯にあおさのり(「ごはんですよ」みたいな奴)が付いていて、それが美味しかったらしい。実は私は食べてないんだけどね〜。おかずがいっぱいあったから、持って帰っちゃったの(笑)
そのあおさのりを始め、おみやげがロビーで売っていました。買い足りない人々が覗き込む中、私はちょっと用意があったので先に部屋に戻ることに。部屋に戻ったら、目の前の部屋がドアを開けっ放しにして、トランクス姿のおじさんが着替えをしてました。おいおい…。見ないフリをしてあげたけど。おじさんも慌ててドアを閉めてたけどね。

チェックアウトをして日曜市をやっている追手筋へ向かいます。雨が降ってるよ…。しくしく。
ワンコイン駐車場に入れると(これがまた、入れにくかった…)、ものすごい数の露店を廻ります。
果物、魚介類、植木、ペット、などなど…。いろんなものが売ってるの。地元に住んでたら欲しいものがいっぱいあるよお。
いつしかひとり減り、ふたり減りと、ラブ子と私だけになってましたが(笑)
そんなふたりを露店のおばさんが呼びます。これ、美味しいから食べてごらん。と差し出されたのは小魚。
昨日、「シシャモが苦手」話をしていたこのふたりに、よりによって勧めますか、小魚を!
思わずラブ子を苦笑いをしたものの、美味しかったです。みりん干をフライパンでいためたものだそうで、あったかくて、ふかふかしてました。私たちが苦手としている小魚の内臓っぽい苦みはぜんぜんなくて。これなら食べられるよ〜。この味好きと、ラブ子が購入。

巡っているうちに雨がひどくなってきました。時間もせまっていることですし、車に戻ることに。
そうそう、冷やし飴を飲みました。1日目の夜のクーラーが悪かったのか、喉を痛めたときぼと私。しょうがが入っていて喉に優しい感じ。冷やし飴ってもしかして初めてかも〜。

相変わらず雨が降ったり晴れたりを繰り返す中、桂浜へと向かいます。今回の旅のハイライトと言ってもいいかも。
まずは龍馬像。でっかい…。大きすぎて写真に撮りにくいです。でも、龍馬がどこまでも遠くを見渡す為ですもんね。
ときぼが「照れる」と言いながら龍馬と写真を撮ってました。感動しているときぼ。
その一方、てけてけと私はアイスクリンを購入。シャーベットっぽい、でもアイスっぽさもあるアイスクリン。今度は日差しが強くて暑かったのよ…。本当に、どういう天気だよ。
アイスクリンを食べながら桂浜を歩く。波がむちゃむちゃ高いよー。その高い波をバックに、写真撮影。そういえば、数日前テレビの台風情報で「こちら桂浜です。台風は…」とかやってたっけ。
この桂浜、波が高いことで有名らしく、遊泳禁止です。まあ、こんな日じゃ、絶対に泳がないと思うけど。
本当は海に向かって桂浜の右奥に、ちょっとした岬があるんだけど、そこに行く道が波に埋もれてます…。行くのは諦めよう…。

今度はときぼとラブ子がアイスクリンを食べながら、龍馬記念館へと行きます。
まず、1階の資料をざっと読む。明治維新に関して詳しくなっている自分がちょっとおかしい(笑)
1階の奥は全面ガラス張りで桂浜を望めます。その位置に、説明書きがひとつだけ。それは坂本龍馬に関するもの。なんだかね、龍馬に対しての愛を感じたよ…。
中2階は全国の志士たちの像についてとか、龍馬像がどうやって出来たかが展示。
本当は屋上から桂浜を見ることができるのですが、今日は風が強くて締切り。
地下2階の龍馬の手紙などのコーナーに移動します。知っている手紙が多くて楽しんでしまいました。龍馬の写真を見ていると、この人は写真を撮られるときに何を考えていたのかなーとか思っちゃって。阿呆ですな。
地下1階は龍馬に関する本を読むことができるコーナーでしたが、時間がないのでパス。スタンプだけ押してきました。
その頃、さすがに飽きたらしいラブ子とてけてけは、1階で「坂本龍馬を知っちゅう?」という高知県立坂本龍馬記念館編集発行の本を買っていたそうです。龍馬に詳しくなってくれい。
あそこで本を買うと、紙袋が龍馬記念館の袋なのよね。ちょっとそれは欲しかったかも…(笑)
そしてときぼもいろいろとお買い物を。その間、3人は龍馬に関するクイズをやってました。
上級編で5問全問正解。ふふふ、簡単さね。
そのうち、ときぼの声は聞こえるのに姿が見えないことに気づき、ふらふら探し回ってみると、なんだかお店の人に奥に連れて行かれて何かを見せられている…。
しかも出てきたとき、ときぼはダンボールの箱に入った何かを抱えていました。あれは何だ?
それは、船中八策が書かれている額らしい…。特典でもらったんだそうな。ときぼもこんな大きいのをと思ったそうですが、無料とあってはねえ。
またも荷物を増やした人々は、香川に戻る為、出発しました。

高知IC〜善通寺ICまで直行。でも食欲には勝てません。どこかでお昼ご飯を食べなければ。
馬立PAに寄る。ここ、実は愛媛県。つまりこれで四国4県制覇したってことだ!
讃岐うどんも食べ、徳島ラーメンも食べた私たち、何を食べたらいいのかよく判らない…。お腹は減っているような気もするんだけどね。
結局、ラブ子はうどんを食べ、残る3人はとんこつしょうゆラーメンを食べました。
このラーメンがね、美味しかったんだよ。
普通に中華屋さんとしても上位にランクインできそうなくらいに、美味しいラーメンでした。びっくり。
そのあと、タコマヨとかイカダンゴとかの揚げ物を買い、ときぼはボンタンソフトクリームを食べてました。
直接空港に行くには時間があり、どっかに寄るには時間がないという中途半端なことになってしまい、当初行く予定だった琴平に寄ってみました。
琴平駅近くの駐車場に車を止め、駐車場のおじさんに地図をもらって歩くこと約10分。
金毘羅さんの門前まで行きました。この階段を上って行くと、金毘羅さんなんだよーと言いながら。
お土産の灸まんを買い、引き返す私たち(笑)
しょうゆソフトクリームが売ってましたが、さすがに買う人はいませんでした…。

少々迷いながらも空港へ到着。でもってレンタカーを返す駐車場はどこだ?最初の場所を覚えてなかったので、その辺をぐるぐる廻らなきゃと思っていたとき、空港の駐車場で見覚えのあるワゴン車を発見。
「あれ、駐車場に行くよ」ときぼの予言通り、尾行していると駐車場まで連れて行ってくれました。良かった〜。
駐車場のおじさんたちって、ガソリンが満タンになっているかどうかすら見なかったけど、いいのだろうか…。

空港に着くと、少し時間が余っています。しかも出発が20分遅れるとのこと。
東京から来た飛行機が、私たちを乗せてとんぼ返りすることになっているのですが、その東京発が遅れているそうで。
そんなに東京は台風の影響を受けているのかなあ…。揺れたりしそうで心配。
荷物を預けた後、写真を撮ったりお土産を買ったり……。そして最後のうどんを食べる、ラブ子・ときぼ・ゆりりの3人。
今度はかな泉というお店。
私は梅干うどん。ラブ子は天ぷらうどん。ときぼはざるうどん
うーん、美味いぜー。空港値段で他と比べるとちょっと高かったけどね。
手荷物チェックをして、ハサミでひっかかりながらも時間どおりに飛行機に乗ることができました。

飛行機の中では寝るぞと言っていた割には、そんな時間なんてありませんでした。
とにかく、しおりの「他の3人からのコメント」を書いてもらったり、外を見たり、日記を書いたりしているうちに、東京に着く時間になっちゃって。
空港に忘れ物をした!と、ときぼがびっくりさせましたが、それはてけてけが持っていたということが発覚し、胸を撫で下ろしました。ほら、例の船中八策の額で手が廻らないからってさ。
良かったよねー。お土産の地酒はともかく、うちらのしおりを見られたら…(笑)

空から東京ディズニーランド&シーが見え、飛行機は羽田に着陸。シンデレラ城とか、もっと長く見ていたかったよ。
これも台風の影響かな、飛行機が混雑しているらしくしばらく待たされましたが、無事に羽田に到着できました。
人がたくさんいるなあ…。

高速バスの時間を見ると、トコトン合わない時間だったので、私を除く3人は電車で帰ることに。羽田だというのに、お土産屋を覗く3人を余所目に、高速バス乗り場へと急ぎました。結局、何か買ったの?
新宿と迷ったんだけど、新百合ヶ丘までバスで出ることに。結構乗る人多いんだね…。
眠いのに眠れず、ぼけーっとしたりうとうとしたりしていると、バスは繁華街に。そごうが見えて、丸井が見えます。ここはどこ?と思ったら横浜でした。こっちのルートの方が早いんだあ、なるほど。
後ろの方の席で赤ちゃんが泣き出して、その声で私も起こされてしまった頃、ちょうど新百合ヶ丘の駅に着きました。
所要時間は70分弱。結構早かったぞ。ラッキー。
ここから地元の駅まで電車で行き、親に迎えに来てもらって帰りました。
夕飯は、マグロ丼。うどんでお腹がいっぱいだからいらないって言ったのに…。
お土産を分配して、旅は終了です。






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