金太郎の故郷

(19990412更新)

◎金太郎生誕跡地:産湯に使った夕日の滝の近くに生誕跡地が有ります。その前に金太郎の遊び石(太鼓石と兜石)がありますが、あなたは動かせるかな?

 

金太郎に扮装しているのはアキお祖母さん、付き添いは芳江叔母さんです。

 

 

昔、金太郎は足柄の山中で育ったと言われていますが、その出生の言い伝えの一つに「地蔵堂の四万長者というお金持ちの娘が 酒田村(現在の開成町)の酒田氏に嫁入りしたが、わけがあって実家に戻り金太郎を生んだ」と言う話があります。この四万長者は、現在の佐藤家(中島屋敷)だと言われており、金太郎が使ったと言われている馬の鞍が、同家には保存されています。また、金太郎が子供の頃に遊んだと伝えられている「かぶと石」と「たいこ石」が残っています。金時山ハイキングコースには金太郎のツブテ石もあります。

屋敷跡・・・・・南足柄市矢倉沢2300番地

金太郎が幼少の頃の呼び名は『怪童』または『怪童丸』だった様です。その頃、この近くでクマ(ツキノワグマ)やイノシシ(金時山を別名猪鼻岳とも言う)・サル(猿山の地名もあった)・キツネ・タヌキ・ウサギ・トリなどと遊んでいました。そして、この近辺の足柄山で源頼光と出会うのです。(足柄山とはこの辺一帯の山々を意味します)その後、京の都に上り源頼光の四天王の一人、坂田金時となって活躍しました。

その他の金太郎伝説

◎箱根町には公時神社や金時岩風呂(姥子温泉)などがあります。

◎静岡県小山町の246沿いにも金時神社があり、その近くには産湯の七滝や坂田屋敷等もあります。ここでは山姥が金太郎を育てたことになっています。

◎富山県大沢野町には坂田金時が近江国での戦いに敗れ、流れ住んだと言う伝説があり、金時の子孫が住んで居られます。

◎愛知県小坂井町には源頼光と金時が東国の賊を退治する際に立ち寄って薬師如来像を奉納した伝説が残っているようです。

◎新潟県青海町には金時親子が日向ぼっこをした岩や手玉石やぶらんこ藤などの言い伝えがあります。

◎長野県南木曽町の南木曽岳(別名金時山)には金時の足跡岩や金時の洞窟や産湯の池があります。

◎長野県八坂村の大姥山(別名金時山)山頂近くに洞穴があり、ここで大姥(お母さん)が金太郎を育てたと言う伝説があり、近くには産湯に使った産池や遊び穴などもあります。

◎金太郎・山姥伝承地調査研究会が『金太郎伝説地探訪』を発行しました。一冊 1000円。

◎全国各地の『金太郎と山姥』の伝説は1府11県23個所にわたるそうです。(山姥は金太郎のお母さんです)

 

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金太郎像

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