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[2002-02-11 新聞 第11号より]
ルパン支援の太極拳長江会が二〇周年

ルパン文芸に文学賞を寄託するなど支援関係にある武道団体の太極拳長江会が20周年を迎えたので、記念演武大会を2001年11月11日東京・後楽園ホールで開いた。

同長江会は門弟1万人を越える屈指の武道団体だが、演武をする門弟たちの真剣さに会場は静まり返った。同会は武士道による日本再生を目標にしており、挨拶に立った長尾豊喜会長は「20年前はたった一人の太極拳師範がいるだけだったが、現在は目を見張るばかりだ。その成果を大切にしたい」といった。

太極拳は武道門の真剣勝負の他に健康太極拳があり、女性がシルクロードのメロディーに乗って輪を描くと優雅な太極拳技法に会場はため息が流れた。

この日のハイライトは「綿拳」といって体の力を抜いて闘う秘法があり、長尾道長が来賓に痛くないように技(わざ)をかけた。ルパン文芸でも大野彩子副代表が指名され、道場の中央で長尾会長が大野さんに「痛いですか」と聞くと大野さんは「少しも痛くありません」と答え、ユーモラスな笑いを誘った。最後に長尾会長が「不透明な時代にあって武士道が必要なのです」と語った。

[太極拳長江会のホームページアドレス: http://homepage2.nifty.com/nai3/framepagehome.htm ]


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