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[2003-12-20 新聞 第14号より]

「面白い小説を」と抱負
千葉日報の英断

千葉日報が主催している千葉文学賞、千葉児童文学賞、千葉ジュニア文学賞の三賞選考委員会(6名)は、このほど委員の交替があり新たにルパン文芸副代表・大野彩子さんが選ばれた。これで6名の選考委員のうち、3人が新委員となり文学の明日が期待されている。
(写真は大野彩子さん)

選考委員の交代問題が大詰めになった11月の初旬、千葉日報の福井文化部長がルパン文芸代表の山本祐司さんを訪れ選考委員の候補の推薦を要望した。山本さんはルパン文芸に6年在籍して文学の実力から副代表・大野彩子さんを候補に決め、福井部長に推薦した。

 この後、福井部長は大野彩子さんに面接、文学・サークル活動など質疑があり、慎重な審議の末、正式決定をした。大野彩子さんの初仕事は2004年1月末、締め切りになる千葉文学賞、千葉児童文学賞、千葉ジュニア賞の選考にあたる。

 大野さんは東京学芸大卒・小・中学校教師の経験もあり、現在は画家、著書に「面白きこともなき世を面白く」「アメリカの正義に惑わされるな」(共著)、執筆作品は児童文学など多数。  大野さんは「千葉日報という大きな場で文学が出来ることをうれしく思います。小説は面白さが生命、新しい風を吹かせたい」と語った。これによって新選考委員は次のようになった。  

[選考委員](敬称略)
 山本鉱太郎  松島義一  佐藤 毅
 井上こみち  広瀬寿子  大野彩子

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