大橋さん

作文
インフルエンザ(5年1月時の作文)(一枚半)    東京先生のアドバイス

 私の学校の児童数は、約千人います。
 先週の十二日(金)に、うちの学校はなんと全校で百七十九人も休みました。
先々週の五日(金)から体調の悪かった私は、その日、友達に
  「私、明日休むわ。ごめん。」
と予言しました。じょうだんで言ったつもりが、本当に休んでしまいました。
 病院に行っ
た、その日(六日、土)、熱が三十九度一分まで上がり、大変でした。けど熱になれた私は、平熱の気分でした。
 金曜日から、私のクラスの五年二組は休む人が多かったので、学級閉鎖になるなと思ったら、またもや、当たってしまい学級閉鎖になりました。
 土曜日に十人休み月曜日にも十人。火曜日、水曜日は学級閉鎖、木曜日は祭日。全部で私は、六日間お休みさせてもらいました。(笑)
 元気いっぱいに登校してきた私とは正反対に、学校では百七十九人休んでいました。
 学校全体の約一割が休んでいました。一割以上です。すごい!と思いました。六年生の学級は、八人とか十人とか休んでいたり、早退の嵐でした。そのころ、平和な五年二組は、四人と、滝の水小学校ではイイ方でした。(休む人の量が。)
 五年生が、六年生にうつした状態でした。つくづくインフルエンザの力はすごいと思いました。(今もまたカゼひきさんになりそうです。)
 

東京先生のアドバイス

大橋さん

 大橋さんの作文は、とても読みやすい。字というか、文章のならんでる紙面がきれいなんです。読む気がする。
 そして、さいきん、文章が急にうまくなってきました。たとえば、「インフルエンザ」の作文だと、いつ、どのようにそれが広がったのかを、とても正確に書いていて、資料としての価値があるほどだ。
 それでいて、「じょうだんで言ったつもりが…」とか、「けど熱になれた私は…」などと、よゆうのユーモアがにじんだ文章も書けている。このところ、とても大人っぽくなってきている、ということでしょう。
 まだまだ、大橋さんの作文はいいものになっていくような予感がする。とてもたのしみなことです。

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