mihoさん

「動物の事件」 (2年時)   東京先生のアドバイス

 ある森の奥に、しゃべる動物がすんでいました。その動物たちは、一年に一回だけパーティをするのです。
 その日は、一月一日の年の始まりです。明日、そのパーティがあります今日の夜、パーティのじゅんびがあります。

−−−夜−−−
 村の長老、ネコの「バン」が、村で一番目立つ丸太の上に立ちあがりました。
「みなの衆。よく聞け。明日のパーティのため、今日は村の動物全員に、手つだってもらう。グループが昨日きめられたのだ。Aグループは、かざり係。Bグループはテ−ブル係。Cグループは、料理係。
以上。」
 みんなは、いそいで自分の仕事をやりました。
−−−明日−−−
 いよいよ、パーティがはじまりました。
 バンが丸太の上に立っていいました。
「コホン。パーティをはじめるまえに、わたしからみなの衆へ、プレゼントをわたす。
 長老がプレゼントをわたしおわると、一つだけあまった。
長老がそのプレゼントをあけてみると、それには、みんなへのねんがじょうがはいっていました。ねんがじょうにかいてあったないようは、
「あけましておめでとう。ことしも森をきれいにしてね。」
と、かいてありました。
 その年は、木もかれず、木もたおれず、とてもきていだったとさ。
 おわり。

東京先生のアドバイス

美歩さん
 なんとなくたのしいお話です
「村の長老、ネコの「バン」が、むらで一番めだつ丸太の上に立ち上がりました。
この文なんか、うまいね。ないようがすっきりとわかる。だれがどういうことをしたのか、どんなふうなのか、ということのせつめいがうまい。
 ねんがじょうがでてくるおわりかたも、ほのぼのとしていていいね。
 作文のなかで、よくじつになるところ、
ーーー明日ーーーーー

 とかいてあるけど、明日になってしまえばそれは今日なんだから
ーーーーーつぎの日ーーーー
 とするほうがいいね。

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