仮想旅行準備会通信(13)

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仮想旅行とは別に、HTMLの特性を活かした旅行記を考えてみます。
今回はインドネシア・フローレス島の旅行記(前半)です。
基本形として、旅行記の文中で、写真や挿し絵に関係した語や文にリンクを張り、画像ファイルを参照に行くという構成になっています。
いわゆる出版物と同じ様な形式なんですが、リンクを参照するかどうかを読み手が決められるため、純粋に文章として読む読み方から、写真集として見る読み方まで自由に選べるのが面白いところです。

また、発展形として、リンクが必ずしも画像を参照するのではなく、サブのエピソードを参照するという形をとることもできます。

例えば、サンプルとして出してあるフローレス島の旅行記では前半部分が、エンデでのどたばた、後半部分がバジャワ近郊の集落調査となっていますが、前半部分を別のテキストに独立させて、
フローレス島に着いた我々は「午前中のドタバタにもめげずに」バジャワに向けて調査に出発した。
として、「午前中のドタバタにもめげず」をクリックすると前半部分のエピソードが表示されるという具合です。

こうすることによって、ベースにサマリーを置いて、興味のある部分だけをたどることによって自分なりの旅行が楽しめるということも可能になるかもしれません。

ところで、現在は、リンクしている画像は225*150サイズのGIFですが、JPEGの高圧縮を使うと、ほぼ同じ容量で500*360程度のサイズが入れられます。
画像フォーマットはいったい何が一番いいんでしょうか? いくつも入れて置いて選べるのが一番なんですが、5Mbyteの制限内で何とかやらなければいけないので...。