映画「星願」から

目が見えなく口がきけない青年が看護婦の少女に恋をして・・・
青年は車に轢かれて死んでしまう。
少女もその想いを伝えられなくて・・・

青年は死んで地球を離れる途中
百億人にひとりにえらばれ
5日間だけ他人の体と声を借り
流星群が出る時まで、この世に戻ることが出来た。

目が見え口が聞けるようになった青年が
この世で学んだ事は・・・

何の欲もなかった時
僕は彼女の愛を得ていた
彼女を見て手に入れたくなり
逆に嫌われた
人は望むから失望もする
僕は行く
忘れがたい時をここに残して
幸せも涙もあるけれど
その記憶の1つ1つが
僕の愛する人に−
生きていく勇気を与えてくれますように
短い5日間だったけど
これだけは皆さんに言いたい
あなたの持てるすべてを−
大切にしてください
今も 未来も
短かったけど
思い残す事はない

どうかみんな 目を閉じて
そばにいる人を心で感じて

とてもいい感じがするから

流星群がなんだかわかった
夜空の流す涙だった