“写真集 /北の大地の贈り物” より，風景写真集/大沼国定公園・湖畔の四季。- 秋編 -

* * * * *　８月末 / 秋風のたより * * * * *

大沼湖畔で咲き納めする花々。オオアワダチソウ・エゾイヌゴマ（よく知られるセイタカアワダチソウはオオアワダチソウよりも遅咲きで，この時期には見られません。）	北国の短い夏が去った8月末。風は早くも秋色と化し... まさに，天高く～～～っの季節到来です。
	公園内に赤とんぼが目立ちます。ナツアカネ（成虫の雄）も赤色と化し秋色に変身・・・。


小沼湖畔の林道に群生する釣船草。一般的なツリフネソウはピンク色（別名・紫釣船）です。余談ですが，キツリフネを最初に図鑑で見た時には名がカタカナだった為になんとキツリフネをキツネフリとして読み違え（色姿からして納得しかりで...）すっかり思い込み勘違いしてしまったいた時期もあったものでした。（笑・笑・・・恥笑）

* * * * *　９月 / 実りの季節 * * * * *

秋盛りに完熟した赤い実のイメージの強いアズキナシの実ですが... 独特な緑青色のアズキナシの実色に心惹かれます。
鮮やかに色づいた・・・ハマナスの赤い実。

少しずつ色づき始める
ツリバナの実・・・

色とりどりに色づく野葡萄・色づき始めたナナカマド・ブナの実。

水面の睡蓮（エゾノヒツジグサ）も
咲き納めの季節を向かえる。

オギの花穂が
秋風にそよぎ・・・

湖畔のオギ・湖畔のヨシ・秋の陽射しを受けて銀色に光るオギの花穂。

ズミ（コリンゴ）とナナカマドの実。

秋色に染まった，ツリバナの実。

湖畔のバラの実とニシキギの実。

駒ケ岳の裾野の紅葉が夕暮れの光を浴びて...夕焼け色に燃える...束の間の時。

夕暮れ前，凛とした秋風が心地よく・・肌を撫でる。
空と湖面が澄み渡り，湖面に見る空に吸い込まれ・・・
空色が移ろいゆく時の流れを見つめる。

ひっそりと佇む，じゅん菜沼。
大沼に影を落とす駒ケ岳，夕空が湖面に映える。

* * * * *　10 月 / 紅葉時 * * * * *

木々が彩りを増し，木の葉・・・舞う季節。

澄んだ湖面に，木々の姿が映える。

	秋色に染まる湖畔..........。
	ナナカマドの実が赤く染まり。それを追いかけるように・・・その葉も赤く染まる。