印旛沼周辺の四季
印旛沼周辺をよく歩く。気候のよい春秋はかなり頻繁に、夏と冬はときたま、カメラをぶら下げて印旛沼に注ぐ高崎川や鹿島川の土手を、のんびりと歩く。春には野生化した菜の花が咲き、何枚かの田はレンゲ草の紫で埋まる。新緑の頃には枯葦の足下から新葉がのぞき、緑の草々が土手を覆う。そして秋にはえのころ草、彼岸花、ススキ、セイタカアワダチソウなどが土手を賑やかにする。晩秋にはススキの穂が風になびき、枯葦が汀で音を立てる。
鹿島川が印旛沼に注ぐ河口付近には、風車が設置され、その周りに色とりどりのチューリップが30万本も咲き乱れる。秋には竜神橋を渡って左手の遊休田に農家の人がコスモスを咲かせる。
しかし、これら自然の風景も少しづつ変わって行く。例えば、高崎川堤は3年前の土手改修工事によって、既にこの写真に見る彼岸花の群落を失ってしまった。

(それぞれの写真をクリックすると大きい画面(600x400)になります)(更新日:2001年9月9日))
写真の著作権は当ページ作者に帰属します。無断転載はご遠慮下さい。

高崎川堤の菜の花(98/04/04) 風車と満開の菜の花(99/04/14) チューリップ祭(99/04/14) れんげ草の絨毯:鹿島川沿いの田(99/05/02) 枯葦の足元に新葉がのぞく:鹿島川の汀(99/05/02)
田植の済んだ田水に写り込む風車(95/5/14) 風車と麦秋(95/5/20) 『美しい五月(鹿島川)』(95/05/20) 鹿島川さくら橋(93/05/23) 鹿島川堤にスイバ(93/05/23)
鹿島橋から望む鹿島川下流(01/09/05) 鹿島川鉄橋を渡る京成スカイライナー(01/09/05) セイバンモロコシの穂が出始めた鹿島川堤(01/09/05) えのころ草の穂が出始めた鹿島川堤(01/09/05) ひまわり咲く鹿島川河口(01/09/05)
高崎川堤の彼岸花(93/09/26) ススキ靡く舟戸大橋付近(92/10/10) 霧にけむるコスモスと風車(96/10/19) 鹿島川堤のセイタカアワダチソウ(96/10/18) 12月の舟戸大橋付近(92/12/13)
冬枯れの高崎川周辺(96/02/03)


トップページへ戻る