朝、ブリスベンに到着。ケアンズまでの飛行機は国内便で、搭乗手続きのカウンターが判らず4人でウロウロ。結局、エレベータに乗り合わせた日本人のスチュワーデスさんにお尋ねした。カウンターでチケットを渡され、国際線から国内線へバスで移動したけど、そのチケットがリサイクルされていてさすがだと思った。
ケアンズ空港からタクシーに乗り、無事Lake Centralに到着。まだ今日の「どきどき夜行性動物探検ツアー」に間に合いそう。大急ぎで予約の電話をしてみる。ここは「日本語24時間受付」と本に書いてあったので安心。ピックアップは14:00。
時間までの間、昼食を仕入れてこようとケアンズの町中をウロウロ。スーパーでおいしいゴマ入りのブレッドをみっけ。1$足らずとは安い!野菜や果物は量り売りが多い。自分で量るのかと心配したけれど、適当に取ってレジに持っていくと重さから値段が出てくる。牛乳も1LがA$1.21と安い。ハムやレタス、果物、パン、牛乳などを買って帰り、急いで昼食を取る。
さて、いよいよツアーに出発。バスの中で地図をもらって今日の旅程についての説明を聞く。それから升目に動植物の名前を書いた紙が配られた。これから実際に見た動植物に丸をしていくビンゴゲーム用のカード。弟くんは妙に張り切っている。
まずは、青いチョウがいるという場所でバスを停める。残念ながらチョウは見られなかったが、遠く、グレートバリアリーフが眺められる展望台でガイドさんに写真を撮ってもらった。
次はロックワラビーとご対面。野生とはいえ、餌付けされていて人に慣れている。でも、袋に赤ちゃんを入れているワラビーが身近で見られて、「かっわいい」の一言に尽きる。ついでにトカゲも見てしまった。ここでアフタヌーンティ。ジュースとケーキを頂いた。つまりは3時のおやつなのね。
バスで移動中もガイドのグレイさんがジョークを交えながら、日本語で上手に説明してくれる。「馬が見えるかもしれない」と言う説明に、茶色い固まりを見つけて「あぁ、あれね」と思いきや、それは何と、あり塚。
他にもグレイさんの説明に従って、白オウム、ダチョウ、ウシ、ウマ、う、大コウモリ、白はら海ワシ、ペリカン、黒鳥、トキなどを主にバスの中から見た。ユーカリの飴なるものも試食させて頂いた。カーテンイチジクのところでは七面鳥に出会った。カーテンイチジクはアルバムの所に有るけれど、別名、絞め殺すイチジクと言って、もとの木の枝にたまたま落ちたイチジクの種が芽を出して、やがてもとの木が枯れてしまい、イチジクはカーテンのように下へ根を下ろしている。グレイさんが子供の頃は登れたらしい。カモノハシもかろうじてその姿を目にした。
その後、周りも次第に暗くなってくる頃に、お待ちかねのバーベキューとなった。ソーセージもチキンもステーキもとてもおいしかった。パンは昼間スーパーで買ったものの方が、柔らかくて私たち好みだったかな。もちろんワイン付き。子供たちはオレンジジュースね。
ちょうど私たちの席の近くの切り株に、他のバスのガイドさんが果物の刻んだものを置いていたが、すっかり暗くなると、それを目当てにポッサムがやってきた。愛嬌のある顔をしていると思われる。が、暗くてはっきりとは見えない。
みんながポッサムに気を取られていると、グレイさんがオーストラリアの伝統的なティタイムを見せてくれると言う。その紅茶の入れ方がすごい。バケツの小さいのというか、飯ごうの丸いのというか、そんなカンにお水を入れて、薪でおこした火の中で沸かし、そこに紅茶の葉を入れて、豪快に振り回す。そうすると遠心力で葉っぱが底へ沈むと言うわけ。で、その上澄み液を飲む。お、おいしかったよ。野生の味というか、何というか…
それから、2〜3人に1個手渡された懐中電灯で足下を照らしながら、木々の中、リーフテールガッコ(ヤモリの一種)と「鈴木さん」を探すため、肝試しみたいな散策をして、バスの止めてある広いところに出た。空には満天の星。南十字星がみえる。天の川もすごーくよく見える。またまた感激。
注:「鈴木さん」とは、グレイさん曰く、前回のバスツアーで行方不明になったお客さんだそうだが、今回のツアーメンバーは誰も本気にしていないようだった。
宿に帰り着いたのは9時頃だったかな。楽しかったぁ。明日も早起きしなければ、と思っているうちにみんなスースー寝てしまった。
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空港から宿までのタクシー代 A$9
スーパーでの買い物 A$14.45(5セント未満は丸められる)
どきどき夜行性動物探検ツアー代金 大人A$120 子供A$60。トップへもどる
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