2005年白浜温泉方面クルージング
2005/09/20-09/23
少しは涼しくなって艇内泊も可能な季節となってきた。白浜で『温泉につかってホテルでのんびり』企画が持ち上がり、行きは新和歌浦港、帰りは沼島港泊の周遊クルージングを決行した。台風の心配は無さそうだが、全般に曇り空が続く模様だ。 |
白浜温泉でまったりしよう!
9月20日(火) 新和歌浦港泊 08:15 新西宮ヨットハーバーを出港。天候は曇り。正面から南西の風(6〜7メートル)が吹いているので、とりあえずメインセールだけを上げて機走し、沖の防波堤を目指す。防波堤を抜けても風向は変わらず、少しは風を利用しながらの機帆走としたが、おかげで加太瀬戸へのコースが陸側にずれて、関西空港の連絡橋下を通過することになった。曇り空でパッとしないが、涼しくて過ごしやすい。 11:20 関空連絡橋下通過。旅客機がひっきりなしに離着陸を繰り返している。連絡橋を抜けて、コースを加太瀬戸に向けたが、付近にいた巡視船から、もっと空港から遠ざかるようにマイクで言われた。べつに航行禁止区域を走っているわけでもないのに・・・と思いながら進路を修正。 13:40 加太瀬戸通過。風がアビームに変わってきたので、走りやすくなった。この前来たときは多少波が高かったが、今回は穏やかで走りやすい。 ![]() 幸い、この前来たときの領収書があったので、その電話番号から辿って色々と問い合わせて事なきをえたが、ちょっと冷や汗が出た。夕食前に『浜湯温泉』で一風呂浴びた。 ![]() 昼食 : おにぎり 夕食 : 外食(焼き肉)
9月21日(水) 白浜温泉泊 06:10 曇天の新和歌浦港を出て白浜温泉を目指す。風は真後ろから吹いていて、艇速は6ノット。波は穏やかだ。 ![]() ただ、その進入ポイントよりも陸沿いを走っているので多少の修正が必要だ。日ノ御碕を超してからホテルに電話で予約を入れたのは、もう絶対に行けるという確信が出来たからだ。設定した進入ポイントより少し東側からコースに入って慎重に進んで行き、次のポイントに進路を変える。周囲はだんだん狭く、浅くなり、おまけに養殖筏が所狭しと並んでいて予定の航路を臨機応変に変えながら行くしかない。やがて今日の目的地『ホテル古賀の井』の桟橋が見えてきた。 ![]() 朝食 : パン 昼食 : カップ麺 9月22日(木) 沼島港泊 07:40 薄曇りの中を出港。チェックしてみると、またトイレがおかしい。排水は出来るが、吸水が駄目。時間をおくと吸水出来なくなる。パッキンか弁の空気漏れなのだろう。外に出るとメインセールに追い風を受けて日ノ御碕沖を目指す。だんだん日差しが強くなり、暑くてたまらないので、メインセールを下ろしてオーニングを掛け、ジブセールとエンジンで走ることにした。風は進行方向にピッタリだが、それでも後ろから風を感じる。そうとう吹いているのだろう。視界は7マイルほどで、見通しはあまり良くない。ほとんど陸地が見えないまま沼島を目指していたが、途中でGPSを確認。だいたいコースは合っているようだ。 日ノ御碕を超えてしばらく行くと、波がどんどん高くなってきた。波が後ろからやってきて追い越していくので、艇は時々波乗り状態になっていた。沼島の西側から沼島港に進入。 ![]() ![]() ![]() ![]() 朝食 : パン 昼食 : カレーライス 夕食 : 外食(あさやま)
9月23日(金) 新西宮ヨットハーバー着 ![]() 09:00 友ケ島水道を通過。潮流の関係で部分的に波が荒いが、それを過ぎると風もなく退屈な海況となった。淡々と機走で西宮を目指す。太田手作りのパズルに挑戦するが、なかなか難しい。頭が痛くなってくるとラットを握って新鮮な空気を吸い込む。潮目に浮いている浮遊物や漁船に注意しながら真っ直ぐに進むだけ。 14:30 新西宮ヨットハーバーに到着。本日の航程44マイル。 朝食 : パン 昼食 : おにぎり |