2004年淡路島方面クルージング
2004/04/29-05/01

 当初の予定より短い日程しか取れなくなったので、お手軽に淡路島、沼島方面へ行くことにした。近場なので気楽に出発。沼島の停泊が無理なら福良へ留めればよいだろう。

まずは洲本へ

4月29日(木) 洲本サントピアマリーナ泊

09:30 燃料を補給後、新西宮ヨットハーバーを出港。天候は快晴で、セーリングには絶好の風だが方向が悪い。時間はたっぷりあるので行ける所まで帆走し、時間的余裕がなくなったら機走することにした。
何時もと違って六甲アイランド沖を西進してから防波堤を抜ける。クローズホールドで艇速は出ているが、目的地に対しては時速3ノット程度でしかない。「こんな調子じゃ到着は夜だね」などと軽口をたたきながらセーリングを楽しんだ。

12:05 風が無くなったので機走に切り替える。GPSで現在地を確認してみると、現在の速度から考えて到着は16:10頃で、まあ問題はない。この前お世話になった八木田さんに電話して、状況を伝えた。

16:15 八木田さんの出迎えを受けて、洲本サントピアマリーナ着。現在は30周年記念で係留料が割引になっているが、ビジターはあまりいない様子だ。一休みしてからプール横のお風呂(無料)を拝借。夕食は彼と一緒に、近所の焼き肉屋『ちはる』へ行った。

  昼食 : おにぎり
  夕食 : 外食(焼き肉)






洲本サントピアマリーナ
係 留 ★★★★ マリーナの浮き桟橋で、水も使える。
入 浴 ★★★ クラブハウス内の風呂が無料で使える。
食 事 ★★ 食べる所やスーパーもあるが、コンビニは無い。
トイレ ★★★★ 事務所裏にウォッシュレットの立派なトイレがある。
人 情 ★★★★★ マリーナなので問題なし。



4月30日(金) 沼島港泊

08:50 快晴のサントピアマリーナ出港。潮に合わせて南下し、友ケ島水道を抜けて沼島へ向かうことにした。最近の沼島は係留が出来ないとの噂も聞いているので、駄目なら福良へ行けば良いだろう。弱い風が正面から吹いているのでメインセールだけ上げて機走とした。連れ潮に乗って、速度は5.7ノットほど出ているようだ。

09:45 友ケ島水道通過。上空は薄曇りで全体に靄がかかってきた。

11:20 淡路島の南はべた凪状態だった。沼島南沖を通過。漁船がたくさん一列に並んでいたので網に注意して沼島港を目指す。
沼島の『お食事処あさやま』に電話して、係留できるか確かめたが、あまりよく理解できなかった。灯台を抜けて右奥に入って行くと先客のヨットが係留しており、その後ろなら置けるとのこと。岸壁だが、横付け出来るのは有り難い。本日の航程18.2マイル。

12:20 係留を終えて、『あさやま』で昼食を取り、沼島の様子や、風呂などを教えて貰った。夕食の予約も出来て一安心。時間がたっぷりあるので沼島散策。大田は沼島の半分ほどを徒歩で回ってきた。
ところで、係留場所の側に海水浴場とシャワー・トイレなどがあるのだが、施錠されていて使えない。いろいろ探してみたが、歩いて15分程もかかる沼島汽船乗船場以外にトイレは見つからなかった。水は『木村屋旅館』裏にある墓地(寺)で入手できるが、お賽銭くらいは置いた方が良いだろう。

17:15 『木村屋旅館』で入浴。わりに立派な風呂だし、入浴料も500円と安かった。

19:45 『あさやま』で夕食。ご主人が漁師なので活きの良い魚が食べられるが、捕れる物によって献立は流動的だ。今回は、刺身が鯛、サワラ、マナガツオで、他に白子(鯛、サワラ)など豪華版。潮汁も美味しかった。

  朝食 : ツナとアボガドのマヨネーズ和えと食パン
  昼食 : 外食(あさやまで刺身定食など)
  夕食 : 外食(あさやま)







沼島港
係 留 ★★★☆☆ さほど問題はない。
入 浴 ★★★★ 宿泊客が優先だが、好意的だった。
食 事 ★★★★ 食べる所は何軒かあるが、夕食は予約したほうが安心。
トイレ ★★☆☆☆ 綺麗で早朝から使えるが、遠い。
人 情 ★★★☆☆ 嫌な思いはしなかった。



5月1日(土) 新西宮ヨットハーバー着

06:40 薄曇りの沼島港を出港。風は微風だ。機走にて沼島の北側を東進して、友ケ島方面へ。

08:30 友ケ島水道を通過してからメインセールを上げ、機帆走。クローズホールド気味の風と連れ潮で、速度は7ノット弱でホームポートを目指す。

08:50 ジブセールも上げて帆走に切り替え。それなりに走っていたが、2時間もすると無風となり、まわりは靄がかかってきた。海面はべた凪状態で、淡々と機走。

15:00 新西宮ヨットハーバーに到着。本日の航程42.3マイル。

  朝食 : 野菜サラダ、リンゴ、食パン
  昼食 : おにぎり