大雪山の南西麓、石狩川支流の忠別川にある天人峡(てんにんきょう)の羽衣の滝(はごろものたき)。
落差270m、7段に分かれ左曲右折して流れ落ちる道内最大の滝である。この滝は明治34年頃発見され、当初は夫婦の滝と呼ばれたが、大正7年にこの地を訪れた文人・大町桂月(おおまちけいげつ)により羽衣の滝と命名されたと言われている。
写真は滝見台から見た滝の一部。まだこのずっと下まで落ちている。スケールが大きく、かつその名の通り優美な滝である。◎
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羽衣の滝のすぐ下流、天人峡温泉手前の柱状節理の岩肌。
柱状節理とはマグマが冷却固結する時に生ずる柱状の割れ目で、有名なところでは福井県の東尋坊も柱状節理による奇勝である。
旭川市街から南東に伸びる道道212、旭川大雪山層雲峡線を天人峡方面に進むと、しつこいくらいに「層雲峡方面には通り抜けできません」との案内がある。確かに道は大雪山で途切れ東西に別れている。最初のうち層雲峡と天人峡を混同して、道を間違えたかと不安になってしまった。
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天人峡温泉のホテルの玄関先には、大雪山についての桂月の有名な言葉を彫った桂月碑が据えられていた。
富士山に登って
山の大きさを語り
大雪山に登って
山の広さを語れ
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R39、大雪山北麓を流れる石狩川の層雲峡、その柱状節理の絶壁を流れ落ちる銀河の滝(左)と流星の滝(右)。
これは滝正面の山肌を登った眺瀑台(?名前失念)からの眺め。立て札には10分で到着とあるが、10分どころか急斜面を20分は登ってきたように感じた。
アクの強い印象の柱状節理の岩肌を100mの落差で落ちる滝はずいぶん派手な眺めだ。流星の滝の向こうにまだ雪の残る大雪山が見える。◎
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知床半島の北岸、R334沿道のオシンコシンの滝。滝は海沿いを走る国道からすぐに見える。
岩肌一面を流れ落ちる水。ものすごい水量、水しぶき、轟音――迫力の滝だ。
写真右上に見えるのは、恐らくこの先のオシンコシントンネルの上を越える町道のフェンスである。滝の説明には上からも眺められるとあったが、この付近にはそれらしき分岐は見あたらなかった。トンネルの先に町道の合流点があったが通行止めとなっていたので、滝を上から眺めることはできないのかもしれない。
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オシンコシンの滝の正面に立つ。
ものすごい水量に圧倒される。降りかかる水しぶきでカメラがすぐにびしょ濡れになってしまう。シャツの下に隠して歩き、急いでシャッターを切った。
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