▲360度の世界 - 中部







御嶽山・大平峠(おんたけさん・おおだいらとうげ)
●所在地:岐阜県益田郡小坂町((県)441) ●撮影日:2000/09/03(日) 晴 ●環境音:静寂 ●感想:おお、足を伸ばして良かった
御嶽山の北西、大平峠のやや東から御嶽山を見上げる。峠は駐車スペースのある展望台になっているが、その前後のほうが眺めがいい。 県道441は断崖絶壁の上を走る道。遥か下を濁河(にごりご)川が流れ、そこから雲を被った山頂まで、巨大な斜面がうねりながら続く。 東のR361、開田村からの眺めもいいが、こちらはさらに大迫力の眺め。独立峰(?)の御嶽山の周囲はぐるりと走る価値あり。 北の登山口でもある濁河温泉は標高1800mの7合目に涌く温泉。町営露天風呂は9時-4時営業、400円。素朴な温泉場。緋の滝が美しい。


神坂峠(みさかとうげ)
●所在地:岐阜県中津川市・長野県下伊那郡阿智村(霧ヶ原併用林道-路線名?) ●撮影日:2000/08/27(日) 小雨 ●環境音:オバサンの金切り声 ●感想:風情はあるけど天気ならなー
木曾山脈南端の恵那山の北を越える峠。岐阜県と長野県の県境。縄文時代から通行があった。中央道は8489mのトンネルで下を潜る。 東山道の古い峠近くから中津川方面を見下ろす。1585m。遥か下に通ってきた車道が見える。車道は阿智村方面にまだ若干登りが続く。 中津川側は森を抜ける道で峠近くまで展望は利かないが、沿道に笹が茂り実にいい雰囲気。1車線区間多く路肩に乗り上げての離合。 夏休みのせいか対向車がひっきりなしで辟易する。ゆっくり走れば峠を越えるのに2時間ほど。阿智村側は沢の水が道に溢れ荒々しい。


木曽川(きそがわ)
●所在地:岐阜県坂下町(R19-(県)6) ●撮影日:1998/12/14(月) 雪道から脱出してほっと一息 ●環境音:そばを走る中央本線の列車の音 ●感想:ちょっと昼寝でもしていくかあ
谷間を流れる木曽川の川面は見えませんが、その左右に広がる田園風景。絵に描いたようなのどかな山国の風景。小春日和の一日。 川向こうは隣県、長野県山口村。この写真では雲に溶け込んでしまっていますが、遠くに雪を抱いてそびえるのは中央アルプスの峰々。 景勝地でも観光地でもないありふれた風景。でもそれが意外なほどいいんだなあ。有名観光地で商売してる人もちょっと考え直して欲しい。 いましがた越えてきた大平街道のは風情のある道。ひと気のない山中にひっそり残る旧大平宿の建物と街道脇の小川のせせらぎ。





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