お話 児島宏子 (翻訳家、通訳者)
「われわれはゴーゴリの『外套』の中から生まれた」
ロシアの文豪ドストエフスキーの言葉といわれているこの名言にもあるように、ニコライ・コーゴリの小説『外套』は人間存在の深さを考えさせられる作品です。
人間とは何か、生きるとは何か、『外套』でゴーゴリが提示する問いは現代に生きる私たらが読んでも胸に迫ってくるものがあるのではないでしょうか。
ゴーゴリ生誕200年を機に、昨年児島宏子さんによる新訳が出版されました。児島さんご自身の『外套』の読み、ロシア文化、芸術についてのお話をうかがいます。
く児島さんが翻訳した本〉
『外套』『たわむれ』『大学生』『可愛い女』『少年たち』『ロスチャイルドのヴァイオリン』『すぐり』『カシタンカ』(未知谷)、『ドルチェ・優しく』(岩波書店)、『チェブラーシカ』(平凡社)、『きりのなかのはりねずみ』『きつねとうさぎ』(福音館書店)他多数。日本絵本賞など受賞。
と き★2010年4月16日(金)夜7時〜9時
ところ★公民館3階講座
問合先★国立市公民館 電話042(572)5141
※ご自由においでください。
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