坂本龍彦編著
恒文社
1998年7月15日刊
ISBN:4-7704-0976-1
本体価格1800円

副題は、民間人蜂谷弥三郎の記録
帯には下記の言葉があります。
敗戦後の平壌で、父はシベリアの強制収容所へ、母娘は引き揚げて日本へー戦争がひとつの家族を引き裂いた。そして別々の国で、それぞれに半世紀を越える時が流れ、夫婦はいま、変わらぬ愛で再び相まみえる！

深夜テレビの『クラウディアからの手紙』という番組で、この記録のご本人たちの姿を拝見、あわてて本書を購入したものです。『ひまわり』という映画を思い出しますが、真実は映画より奇なり。ロシアに一人暮らすКлавдияさんの言葉と姿が今でも脳裏から離れません。ご本人の希望通り、是非とも日本を見ていただきたいものです。

（1998/12/19記）