David Pogue編
Berkley Books刊
1998年6月
定価$10.00
ISBN0-425-16363-6
「もしもし、サポートセンターですか?」
「はい、どんなご相談でしょう?」
「あのー、ペダルをいくら踏んでも何も変わらないんですけれど?」
「ペダルですか?」
「白くて丸くてスイッチがあるのは足踏みペダルですよね?」
「足踏み...あのーペダルですか? それはマウスというものでして。机の上で手で操作いただくものなんですけれども」
いかにもよくありそうな話の連続。ユーモアに分類してあり、確かに爆笑の連続ですが、お客様の電話を受けた経験がある者としては笑ってすまされないような気もします。パソコンユーザーの方々に広く広くお読みいただきたいなあと思うものです。薄くてあっという間に読み終えてしまいます。
私の体験を思い出しました。
DTP関係の仕事をされている方の実話です。
「データは通信で送って欲しい」ということで、モデムをお客様からただで頂いたたのです。
それなのに何ヶ月がってもモデムは接続せず放置したまま。
不思議に思って尋ねた人に、
「だってモデムをつなげたら、終日電話代がかかるではないですか」
(1998.9.16記)
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