直売の申込み方法

 H22年産の飯米の田んぼ。大部分で出穂後8月16日の殺虫剤防除を行わずにいましたら、カメムシにキスされまして、見事に3等三つ星を通り越して、規格外となりました。30kg玄米の荷姿で青森から関東まで、送料・税込みの8800円で発送します。約60袋の限定です。(ただし、先払いでお願いします。)メールにて、希望数量などをご連絡ください。追って、運賃確認と、振込先などのご案内をいたします。在庫や予約数が限度に達しましたら終了です。
 春まででしたら、在庫の取り置きもできます。私んとこは、精白米流通の世界に戻る気は無いので積極的な営業はしてません。
 昔の知り合い、同級・同窓生、兄貴の友達、その他親戚、全くの他人、元彼?や元カノ、うちの子どもの友達の親、カミさんの同僚、ネットスーパーを利用されたことのあるお客様、親父の頃の顧客さんもエブバデ大歓迎です...(笑)。
 H23年11月からヤフーオークションでも販売しています。約5%の手数料が取られる上に、契約不履行があると社会的制裁も受けますので、運賃別としています。こちらもどうぞよろしくお願いします。

玄米の取扱の注意点について

お米は、一般に、籾、玄米、精米、炊飯の三段階を経て調理消費されます。
お米の生産者(農家)は、主に玄米を30kgの紙袋に入れて出荷しています。

農家から直接玄米をお求めになるお客様は玄米をコイン精米機に持ち込んだり、家庭用の精米機にかけて、精米し、お米をといで、炊いて、お召し上がりになるわけです。つきましては、下記の点にご留意してくださいますようお願いいたします。

 ・保管する時は冷蔵庫でなくとも、冷暗した日陰となるスペースに置いてください。
  特に6月以降は湿気で変質したり、虫などがつきやすくなります。

 ・玄米から精米にする時に、削られたヌカの分、重量が減ります。通常重さで7〜10%です。

 ・白米は変質しやすいので2〜3週間程度で食べられる量だけ精米しましょう。
  小分け計量は体重計で行うと良いでしょう。
  精米した量のせめて半分は冷蔵庫等で保管されることもお勧めします。便利な方法を工夫しましょう。

 ・精米機によっては割れ米が目立つ場合もあります。精米途中で気づいた場合は、白度をワンランク落としましょう。
  また、機械の調子が悪い可能性もあります。精米機メンテナンス社やオーナーと相談することもおすすめします。
  コイン精米機でお勧めは、富山県のタイワ精機製の「米ぼうや君」などの看板の機械と、イセキ農機製のものです。

 ・茶色の固まりのほとんどは、米ぬかが個体化したものが、人間の動脈硬化のように循環路にくっつき、はがれ落ちたものです。
  気にせず取り除いてください。

 ・石や雑草の種などが混入している場合があります。
  コイン精米機の石抜は風力と揺動による摩擦力や比重の違いなどを利用して選別する方式を使っており、完全なものではありません。何卒ご了承ください。

 ・茶色系の米粒は、ほとんどが病害によるものです。ご了承ください。

 ・部分的に茶色、部分的に黒い粒は、カメムシ等による吸汁痕です。ご了承ください。

多くのお米屋さんと精米業者は、精米すると同時に、多くの工程を経て、適正な管理をしています。また、保管に万全を期すため、低温庫等を使用しています。精米時には主として下記の工程を経ています。それだけに白米は玄米よりも割高となります。
 1,磁石の間に通し、混入の恐れがある異物を取る。ほとんど無いですが万が一です。
 2,石抜機に通し、混入の恐れがある異物を取る。ほとんど無いですが万が一です。
 3,精米機にかけながら、おいしく、割れず、栄養価を損なわないよう微調整をする。
 4,白米で色彩選別機にかけて、着色粒(病害等による全体のオレンジ色)や部分着色粒(カメムシ等)、白濁した米(シラタ)などを取り除きます。
 5,選別アミにかけて砕米などを取り除きます。
 6,計量・袋詰めを行います。日本では脱気シールがあまりされていないのが不思議だと思っています。

スーパー等の特売品は、農家から買いたたいたものを、大きな設備で一度に大量に処理されたものがほとんどです。売れ残りをかき集めて納められた金融品にも気をつけるため精米年月日には注意しましょう。