マウイ日記(99年3月28日〜99年4月2日) とりあえず、完成。

 28日夜8時45分の飛行機で成田を出発。日本とハワイの時差は5時間ある。偏西風のせいか、6時間ほどでホノルルに到着。飛行機の揺れはほとんどなかった。ホノルル空港で、マウイ島に向かうため、アロハ航空に乗り継ぐ。

 今回の旅行は、JTBのツアーで、空港に着いてからホテルへ連れていってくれるので楽である。マウイ島に着くと、旅行のガイダンスを受けるためにショッピングセンターにある事務所に連れていかれ、ツアーのガイダンスを受ける。ガイダンスを受けるのは、同じ飛行機で到着した人達で、30人ほどである。30分ほどで終了。たまたま、朝食券が一食分たりなくて、朝食券をもらう。確かめてみるものである。

 ホテルへ行くバスを待つ間、昼食をとる。メキシカンタコスを食べるが、美味しくなかった。ボリュームがあるので、あらかた残した。食べているときに、小錦くらいの太ったカップルがやってきた。女性の華やかな服からして、デートらしい。カップルは近くのテーブルに座ったのである。ふと見たら、女性のスカートが破けているのである。驚いた。座ったときに、自分のスカートの端をお尻でふんで、破いたようなのである。さらに驚いたのは、パンツである。あ、あ、大きなパンツだ。あれだけ大きなパンツが売っているとは、驚異であった。ちょっと偏見ある?

 ホテル行きのバスにのる。両わきが砂糖黍畑の道路を進む。飛行機の中で寝ていなかったせいか、のってしばらくするとウトウトとして、気がつくとバスは海岸沿いを走っていた。しばらくして、Sheraton Mauiに到着。

 生来のものぐさのせいか、もともと外国旅行は好きでない。ハワイに行くのは、今回が初めてであった。ハワイと言うと、ステレオタイプのイメージがあって、にやけた日本人のあんちゃんが、アロハシャツにレイといういでたちで、金髪のねえちゃんのビキニ姿を見ながらワイキキの浜辺を歩いているというのを思い浮かべてしまうのである。なんか情けないイメージなのである。

 てっ、言うわけで今回は期待していなかったのであるが、行ってみて、結構、はまってしまったのである。Sheraton Mauiは、1963年に作られたのであるが、最近改修されて、とてもきれいなのである。このようなリゾートホテルって、泊まったのは初めてなのだが、とにかく気持ちがよいのである。ていねいに庭や芝が手入れされていて、日本じゃ考えられないすばらしさなのだ。朝早くから、草木の手入れをしていて、宿泊客が朝食に行く頃には、しおれた花や草がなくなっているのである。この維持費って言ったら、考えられないくらいである。


テラスから眺めたホテルの景色
 
ホテルのロビー

 ホテルから、歩いて浜辺に出られる。水がきれいで、腰くらいの深さのところでも、いろんな魚が見られるのである。砂浜で、4,5歳くらいの子供たちは、不思議なことだが、人種にかかわらず、砂遊びに夢中になっている。見ていたら、砂遊びの子供に母親が、言うのである。ほんの少しでいいから、泳ぎましょ。黄色い魚や、紫の魚や赤い魚がいるのよ。きれいなのよ。でも、子供は、砂遊びに夢中で、泳ぐのはいやと言っているのである。母親が、子供に魚を見せたいという気持ちもよくわかる。ホントにいろいろな魚がみれるのである。私などは、ウミヘビまで見てしまいましたよ。ウミヘビっておとなしいと言われてるけど、毒があるのですね。もう、あわてて岸まで泳ぎました。


ホテルの前の海で撮ったもの、波で砂がかき回されて、水が濁っている。魚はシマハギ。
 
何という魚かわからないが、水面のほんの下のところを大群で泳いでいる。

 そんなこんなで、結構、はまってしまったのである。なんと、シュノーケルまで買ってしまったのだ。三日後にモロキニ島にシュノーケルをしに行った。船で、モロキニ島に行って、救命具をつけて、シュノーケルをしたのである。8メートルの海底までみれるのである。魚がいないなと思ったのであるが、船の周りに魚がたくさんいるのである。ガイドのカオリさんが餌をまいていたのである。ホントはいけないのであるが、お客のためにまいているのであった。まー、しょうがないのか。

 

船でモロキニ島に向かう。
 
シュノーケルをしているところ。モロキニ島にはけっこうたくさんの船がとまり、シュノーケルをさせている。

モロキニ島でとった魚。名前はわからない。蝶々魚?

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