渡る世間は鬼ばかり@芸術座


感想は人ぞれぞれ、ああこの人はこう思ったのねって程度でそれではGO→

行ってきました☆
今回の舞台は、去年やっていたドラマのダイジェスト版と言った感じでした。

お正月公演にあわせて「おかくら」@お正月から始ります。
嫁いだ娘達が一同に集まるはずが、各々の家の事情がありきたのは次女:五月( 泉ピン子)の息子の眞(えなりかずき)だけ。
大吉(藤岡琢也)は「娘なんてそんなもんだ」と「嫁がせてしまえば家のことよ り亭主のことだ」と「おじいちゃんには眞がいてくれるからいい」となるんです が眞ちゃんは、おばあちゃんのキミ(赤木春恵)とケンカして家出をしてきたの で、岡倉にしばらくいさせてほしいとのこと。

そんなやり取りがあると、そこに、あてだす・・・いやいやお母ちゃんこと本間 常子(京唄子:声のみの出演)からの電話があり、娘:由紀(英作の妹:小林綾 子)の結婚式で、長子(藤田朋子)に恥をかかされた・・・と。どういう教育を してるんだ!との怒り爆裂で「縁を切らせてもらいます!」の勢いで、電話を一 方的に切られるとそこに英作(植草克秀)・長子と一人娘の日向子が帰ってくる 。

長子が言うことには、長男の嫁なのにスーツで結婚式に出たことが非常識だと。 留め袖を着るのが道理じゃないかと、そんなのは本間の嫁として認められない! と、絶縁状をつきつきられたけれど「かえってせいせいする」と相変わらずなの でした。

で・・・植草くん@英作はっていうと、もうね出てきたときから酔っぱらってま す(笑)
っていうかぁ?1幕はほぼ「ウィック」で終わってました(おいおい)ひ なちゃんの方が台詞が多いじゃないの?って位にずーーーっと酔っ払ってるんだ わ(笑)
酔っぱらっている所で、みながやり取りをするとそれに対してムクっと時折起き あがって「はい!」とか「そのとおりです!」みたいな返事をするんですが、あ とはもう寝ております(笑)
この時にけっこう客席に近い位置で、顔をこちら側に向けて寝ているので、うー ちゃんファンなら美味しいぞと。ここは下手サブセンターがいいぞと。そんな感 じです。
日向ちゃんに「パパお風邪ひきますよ」と頭に座布団をかけられるのが笑えます が、私的には、いいのよ、むしろ踏んでもいいのよと。踏みたーーーい!などと 思う所なのでした(笑)

で、大吉さんと長子ちゃんとがそんなことをやりとりしていると、そこに三女: 文子(中田喜子)の息子の望ちゃんがやってきます。
片手にギターを持ってるんですが、望ちゃんは音楽で食べていきたいと思ってい るのに、ママがそれを反対すると、だから家出をしてきたと岡倉に置いて欲しい ってことになるのでした。

そこに文子がやってきて、母親の言うこと聞かないと、仕事でハワイに行ってい る夫:亮(三田村邦彦)の代わりに父・大吉にしかって欲しいとのこと。
けれど大吉は望は望の人生があるということを諭すと少し落ち着く文子さんなの でした。
文子は旅行社を経営するのが夢で、開業資格もとり、着々と進めている最中なの で、自分の夢に向かっても頑張るなことになるのでした。

一転して「幸楽」では、まあ相変わらずというかなんというか・・・です。
キミ(赤木春恵)の勝手さ、嫌味っぷりは健在。周平(岡本信人)の妻:聖子( 中島晶子)をお気に入りも変わらず。
嫁の五月はひたすら耐え、夫の勇(角野卓造)は間に挟まれ。娘:愛(吉村涼) に彼氏が出来た感じで父はヤキモキ。息子:眞は岡倉に家出中。
加津(小島家次女の再婚相手の連子)を引き取ったことで、またもめ事が増えて いると・・・まあとにかく相変わらずでした。

以上のことがあって、文子さんが旅行会社設立&企画ツアーの下見の為に海外に 行くことになり、家をあけるので、息子の望を岡倉で預かってほしいと言うのだ けれど、眞と望の提案で、文子の不在のマンションに2人で住んで自活したいと いうことになり、はじめは母として反対していた文子だけれどみんなの説得で「 これも経験」とOKを出すと、眞と望の生活がはじまります。

そんなある日、キミは一癖ある聖子を信用し、このごろの銀行のATMがわから ないと銀行のすべてを聖子に任せると、その日に、聖子は預金全てをおろしてい なくなってしまうです。

そして、岡倉家
常子に一方的に縁を切られて、静かな生活をしていた岡倉だったが、また電話が 入ると、英作の大学病院で、後輩が先に助教授になったと。それは岡倉さんが気 が利かないからだと。英作のために一体何をしてくれたんだ?と。嫁ならば英作 のために挨拶周りや気を利かせることはしたのか!と。そんな電話を大吉が受け てしまい、そこに英作が酔って帰ってくると考え込んでしまう義父なのだった。

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こんな感じが一幕です。ドラマの凝縮版です。
ホントに植草くんは一幕は酔っぱらってばかり・・・っていうかね、セリフが少 ないのに出番が多くて、あー植草くんはやっぱり好かれているのねとそういうの って大事よねってつくづく、シミジミ思うのでした。
セリフのある主要キャストが子供を含めて12人程度いるんですが、うーちゃん 10人ぐらいかなと(^^;)
あなたの後ろには望ちゃんとか、日向ちゃんなんじゃないの?と。いや、一幕は むしろ日向ちゃんの方がセリフがないか?って感じなのでした(おいおい)

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二幕は眞ちゃんと望ちゃんが暮らすマンションから始まります。
2人は各々役割分担をしてきちんと暮らしていて、眞ちゃんは自分の家はうるさ いのでこの静かな環境がうらやましいと望ちゃんは一人っ子なので逆ににぎやか な家に暮らしてみたいと、そんなお互いないものねだりな感じなんですが・・・
そこに息子を心配な勇と、孫を心配な大吉と、様子を見に来た英作が各々やって きて合流。なんだかんだとそこで飲み始め、酔って愚痴大会になり、大変なこと になっていると、そこに文子さんが帰ってくるのでした(笑)

一方、幸楽では加津がキミとケンカして家出したと。
その連絡を受けた眞ちゃんが幸楽に一旦帰ることになります。加津が行きそうな 所探し、そして夜の公演で加津を見つけます。そこに五月も迎えにやってきて、 加津に手編みの手袋を渡します。実の父にも棄てられた自分はひとりぼっちだと いう加津ですが眞は家族は血で繋がっているじゃないと、心で繋がっているだと 、だから加津も家族だと、加津は自分の妹だと。五月も加津を子供だと思ってい ると、大事な預かりモノだと、そんなこんなで一件落着なのでした。

海外から帰った文子ですが開業が思ったように行かず岡倉に相談にやってきます 。
開業するには補償金が必要で高額すぎてとてもじゃないけど出せない。自分の夢 はコレで終わりと、自暴自棄(おいおい)になるのでした。夫の亨も自分のこと で忙しくて、ろくに相談乗ってくれない。もう離婚する!ってことになります。

同じくして、英作が長子にも誰にも行き先を告げずに岡倉からいなくなってしま います。
長子は「どうせお母さんの所に帰ったのよ」と気楽なんですが、大吉は常子に言 われた「英作のために岡倉さんは何をしてくれたのか?」をずっと気に病んでい るのでした。

そんなこんなしていると、幸楽に聖子が帰ってきます。
帰りずらい聖子を勝手口で見つけた愛ちゃんが、連れてくるですが聖子の言うこ とには「ダイエットして生まれ変わりたかった」と夫の周平に自分を見て欲しか ったと、認めて欲しかったと、そのためにお金が必要でついつい店の金@300 万に目がくらんだと。 でも50万つかったけれど、ツライだけで一向に痩せないとだから幸楽に帰って きたと。
けれど、周平は今の聖子に惚れて結婚したので痩せたお前はお前じゃないとキミ をはじめみんなも「聖子ちゃんをみてラーメンが美味しく感じる」と「やせた人 が運んでも美味しくない」とそんなこんなで、今の聖子がいいと使い込んだお金 は働いて返してくれれば良いから戻っておいでって事になるのでした。

岡倉では、悲壮な文子さんを見かねて大吉が事業資金を出してくれます。
喜ぶ文子。そこに望が来て、父からのFAXを渡します。そこにはもう少しした ら日本に帰る。その時に開業の話をきちんとしよう。支度金は自分が何とか用意 すると、妻のことを考えていないのではなく単に仕事が忙しく連絡ができなかっ ただけとのことがわかり、文子の誤解も解け、よかったよかったで文子と望は帰 っていくのでした。

静かになった岡倉で、大吉は長子に封筒を差し出します。そこには100万が入 っていて「英作君のためにつかってほしい」と「自分たちは彼のためになにもし てやっていなかった」と「今更遅いかもしれないけれど彼のために何かしてやり たい」との事ですが 長子は「英作のことを本当に考えるならこんなことはしないでくれ」と「そんな ことをしても喜ばない」と父と娘のやり取りをしているとそこに有休を取り、い なくなっていた英作が帰ってきます。

実家に帰っていたと思っていた英作は、実は地方の救急医療センターにいたと。 自分はちょうど仕事をしたい時期なのだけど、大学病院だと仕事よりもそうじゃ ないことに煩わされると。自分は一体何をしたいのか見失いそうになったけれど 、医者という職業が自分は好きなので、現場にいたいと、そのためには患者と接 する事の多い職場に行きたいと。大学病院を辞めると言うのでした。
最初は驚く長子たちも英作の真摯な気持ちを受け止めて、賛成して単身赴任にな ってしまうのだけれど、休みの時には帰ってくるし、またなるべく日向をつれて 遊びに行く…ってことで、めでたしめでたしなのでした。

最後にまだまだ問題のある幸楽です。
自分が「はい」と言っていれば丸く収まるので、義母を立てていた五月だったけ れど「子供のことは別」と言い返すようになるとキミはそれが面白くないと家出 をします。
レジも経理もキミが一手に引き受けていたので、自分が居なくなれば困るだろう とのことだったんですが、キミの留守中に加津を預かってくれているお礼にと、 加津の父:野々下(大和田漠)より最新式のレジがプレゼントされます。
それは仕入れ・売り上げ・合計と何から何までやってくれる最新式のレジで、い ままで苦労していたキミを助けるためのモノでみんな喜んでいたけれど、そこに キミが戻ってくると「自分より機械を信用するのか!」と「自分がボケた心配を しているのか!」とそこまでバカにするなら自分は隠居する、帳簿も預ける、そ のかわり月給30万出せ、そうしたら口出しもしない!(←おいおい)と怒り出 すんですが・・・そこの聖子が近所に出来たラーメン屋のチラシをもって帰って くると、そこには「ラーメン250円」とファーストフード感覚の店が出来る事 を知ると、キミは一念発起「腐っては居られない」と「こんな時こそ自分が引っ 張っていく」と「隠居なんてしれられない」とみんなで頑張ろう!と「幸楽」も めでたし、めでたしなのでした。

ラストシーンは2/3節分の日の幸楽です。
「幸楽」で貸切の誕生パーティが開かれます。キミは自分の自慢の店「幸楽」を 貸切り、しかも料理も豪華な中華料理で誕生日を祝えるなんて、なんて羨ましい 人がいるんだろうと、幸せな人がいるんだなと、そんなことをつぶやいていると 、加津が父からプレゼントされた携帯電話がなると、それは父:野々下からで、 近くに来ているという連絡で、加津は強がっていてもやはり父が好きで、みんな に「いってらっしゃい」と言われて、店を飛び出していくのでした。

そこに貸切の主の岡倉家の人がやってきます。
岡倉の誰かのパーティだと思ったキミは、大吉、長子、英作、文子、望すべてに 挨拶をするんですが「そうではない」とのこと。
まったくわけがわからないキミに、孫の眞がこれを引いてみてと紐を引かせると 、くす玉が割れ「キミさん誕生日おめでとう。幸楽開業50年
おめでとう」の文字が・・・(ちょっと年数違うかも(^^;))そう、その日 は節分であり、それはキミの誕生日でもあり、そして屋台からはじめた幸楽がお 店を構えた日だと。記念の日でありそのパーティなのでした。
みんなの優しさに涙するキミ。←まさに鬼の目にも涙。
そして、せっかく節分なので「豆まきをしよう!」と言うことになり、客席に福 豆を出演者がまいて、渡る世間幕・・・なのでした☆

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個人的感想ですが
二幕1場が植草くんの見せ場です。
このシーンでも相変わらず酔ってるんですが、藤岡さん、角野さんとの酔っぱら った上でのかけ合いなのでこれがね、すごいんだ。
お芝居しているぞと。気合い入っているぞと。それが伝わってくる場面です。 あー植草くんも芝居好きなんだな?って、真剣なんだなって、それがわか って、もうもうもう!!大変に好きなシーンです。
うっひゃ??(><)うーちゃんステキィィ!!と思いながら見て いたシーンでした。必見です☆
これをファンとして楽しむのは上手がオイシイかと。

あとはね、うーちゃん的にはドラマと一緒な感じで、英作くんが自分の決めた道 を選ぶぞと。
それを決心したぞと、そんなのがありますです。これは下手がいいです。
正面から見ると横を向いて、大吉さん、長子ちゃんに、この話をするので、上手 すぎるとちと背中だけかなと。
ここの、うーちゃんの表情を見たいな?って思ったら、センターか下手を おすすめです。

で、最後、豆まきですが、うーちゃんの立ち位置は下手です。
豆まきと言っても、お豆を小袋にいれて「ぽーん」と投げるので前方の席だとち とそれをもらうには無理かなと。
特に植草くんは、ある程度距離のある所に投げるので、8列以降下手の方、チャ ンスでございます。

さっすが芸術座というか何というか、まあこういう機会でも無ければあまり縁の ない劇場なわけですが、おじちゃん、おばちゃんは凄いです。
もーーー舞台中だって言うのに、こんなに人が出入りしている劇場は、そんなに はないだろうなと思います(笑)
思ったことはイチイチ口に出し、喋りあい、ミカンを食べると(笑)
ここはお茶の間かぁぁ!!って感じなのでした(大笑)
いや?なんか新鮮で良いな?って思います。
普通は客席が舞台に集中してる舞台ばかり見てるわけですが、ここでは舞台に出 てる人が集中力がいるわけです。もーーほんとに凄いなと思いました。

えなりくんがね。凄いです。深いです演技が(大笑)
いや??もうね、すごすぎぃぃぃ!!!(><)でした。
あとねあとね、望ちゃんが可愛いんです(*^^*)もうなんていうか、すれて無いと いうか、ほんとに可愛いぞ!!と力を込めていってしまいます。

渡鬼はドラマが好きで、植草くんが出る前から、ずーーーっと見ているし舞台も 植草くんが出て無くても行ける限りは言ってるんですが、今回のは「問題を起こ そうとして逆に薄くなっちゃったな」って感じでした。
あと渡鬼は相関図を理解していかないと???になります。
当たり前のように人間関係が説明もなくセリフに入って来るので、ドラマを見て いない人は、ちと混乱するかなと思います。

橋田作品は相変わらずというか、子供がそんなこと言うか!ってセリフが耳にひ っかかるぞと、小学生が「アタシはみなしごなんだ!」なんていうか(^^;) と。
そして、手袋をもらったとき「わーーい!手袋だ!暖かい暖かいよ!
わーーーいわーーい!!アタシの手袋だ!嬉しい嬉しいよぉぉ!!」って、飛び 跳ねるか?と。
客席的には涙涙なので、成功!って感じなんでしょうが、だめだ・・・引いてし まうのよぉぉ!って所でした。

あと、いちいち感想を口に出すお客さん達なんですが、英作くんをみて「お嫁さ んも大変ね?。相変わらずね?ほんとに」と、あんたは親戚かいっ !
と、そんなツッコミも入れたくなる、みんななんて渡鬼フリークなのっ!すごわ っ!って思ってしまうことままありなのでした(大笑)

そうそう、あとロビーで渡鬼グッズ(幸楽キャラなんですがね)があって、けっ こう飛ぶように売れてたんですが、私が行ったときに「品切れだった、えなりく んキーホルダー(だったかな?)本日入荷いたしました!」「本日から売ってお ります!」と言ってるのを聞いたときは「どっひゃぁぁ!」(大笑)なのでした 。
なんかいいよね。ちがうなーひと味違うぜ!>芸術座!!なのでした☆

来月にもう一回見る予定なんですが、渡鬼は特に何か変わってるってことはない とは思うんですが、違ってることとか、おお!って事とか他に思い出したことが あったらまた書きま?す☆

PS.自分で言うのもなんですがホントに「渡鬼」好きなんだな>自分(大笑)

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あとあと、思い出したこと!
加津ちゃんが父から携帯をプレゼントされるんです。
「今時は小学生ももっている」ということになるんですが本間先生が幸楽から、 母の常子に電話することになったとき、公衆電話からかけたんですが・・・え? (^^;でした。
お医者さんって携帯もっちゃいけないんでしょうか??

前回の渡鬼では、そんな服をどこで買ったんだぁ!!って、つっこみ甲斐のある 衣装が多かったんですが(特に愛ちゃんのワンピースね!)今回は大丈夫でした 。特に愛ちゃん可愛かったで??す(^^)
女優陣と子供達、それなり今時で見ていて、あーよかったと。
うーちゃんんもオイオイなのが無くて良かったです☆
うーちゃんと言えば、髪の毛ながくしすぎで、オールバックがでっかいよ(^^ ;)ふくらみすぎじゃーん!なのでした(笑)

えーっとあとは、↑の方で、12人中10番手位と書きたかったでし。
ほんとにね、酔っぱらってばかりだが、出番が多い本間先生なのでした。

あーあとそうそう!

上演時間 約3時間20分 (休憩25分←多分(^^;))
パンフ  1000円

今回、パンフレットがお稽古写真は載ってるし、直筆の新年のご挨拶とかのって いて、大変に読みごたえがあるのでした。
うーちゃんの紹介で「藤十郎とお梶」「かたき同志」「ワンス・・・」などがあ るって書いてあるんですが・・・っていうかそれしかないしと、プレゾン以外だ と打ち止めだしと、あとは渡鬼だしだと、うーちゃんってやっぱり外部舞台に出 ない人なんだなと、観たいのになぁ?ってもったいないなぁ?って 「ワンス」再演してくれないかなぁ?って思ってしまうのでした☆

ちゅーことで、なんかまた間違いとか思い出したことあったら書きますです。で はでは、ちゃお!