Bloomington, MN
Fall 2001

 2001年の秋は"Sept.11"とティチャーBの結婚式で始まった(写真左)。未曾有の大惨事直後の週末、幸福なカップルが教会を出発する。この時、最近はお米を投げるのではなく、シャボン玉を飛ばすらしい。ご主人のジムを、私は勝手にボンちゃん(ボン・ジョビ)と呼んでいる。

 fall colors 紅葉の季節。10月初旬の公園では、メープルの赤が美しい(写真中)。

 セント・クロイ川沿いを南に下り、ウィスコンシン州へ白鳥を見に行った。望遠鏡ごしのツンドラ・スワン。白鳥は冬を過ごすために北から渡って来たばかりだ(写真右)。

2年目の教室
授業
 率直と言おうか、屈託がないと言おうか、アメリカの高校生はとにかく遠慮がない。ワークシートを「めんどくさーい」、小テスト(クイズ)を「くだらなーい」と言ってはばからない。語学学習の基本ルール(ひらがな・カタカナ・語順など)をどう学ばせるか。写真はチェッカーズ・ゲームで楽しそうな生徒たち。スペイン語やフランス語の教室でも、同じように工夫を凝らしたゲームが取り入れられているようだ。
 高校は9から12年生なので、freshman は日本で言えば中学3年生にあたる。brat ガキっぽいのは当たり前かも? エリク&デレクのコンビは giggling クスクス笑ってばかり。

 school spirit の週には毎日テーマに合わせ、特別のコスチュームで登校する。この日はスーパーヒーロー・デイでした。

 level2が今学期行ったプロジェクトのひとつが、この「お店やさん」。2人一緒に文房具屋、果物屋、本屋などを開店し、お互いに買い物をする。
 導入する文型は「いくらですか。」「〜円です。」
その他、コソアドの復習「高いですね。」「それはちょっと、、、。」「赤いのを下さい。」など。
普段の授業は「読み書き」が中心になりがちだが、こうしたプロジェクトを通して、話すことの得意な生徒がいるということに改めて気づく。

Field Trip
Zoo Day

 ミネソタ動物園が語学学習中の生徒のために場所を提供してくれるのが、"Zoo Day"。日本語学習者の日には、ミネアポリス周辺から数校が参加した。level1〜3までは見る側だが、level4の生徒は担当する動物について調べ、発表用パネルを作り、参加者に「日本語」で解説する。
 私が教える4年生たちのジェファソン高校はフクロウとコウモリ、ケネデイ高校はガラガラヘビの担当になった。当日は写真のパネルを持参して、交替で動物の生態を説明した。なかなか上手な発表ができ、満足そうなケネディ高校の3人。


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