Nao's MN Dec/2000


スナイダー家(左) そり滑り(中) ロッククライミング(右)
00.12.06
 今日、ファイファー家からスナイダー家に移動した。ファイファー家に来たときは、1,2時間で荷物が片づいたのに、引っ越すときは、箱3個分増えて、お母さんの車に乗らなかった。マークやブライアンたちに別れを告げて、さあ、引っ越しだ。
 新しいホストファミリーは、ディックに、メアリーに、ヨークシャテリアのジョディー。  
00.12.06
 今ステイしているスナイダー家の裏には、そり滑りに最適の丘がある。-15度の気温の中、新しく買ったそりで30分ほど滑っていたのだが、ほっぺたの感触がない。
「はっ!ほっぺた凍ってる!?」
 急いで戻ってお湯で洗ったら、不気味に変色してしまった。お母さんが、凍傷になったら腐っちゃうって、言ってたっけ。おそろしおそろし。
00.12.10
 今日、日本語の歴史の教科書を学校に持っていった。読んだら復習になるだろうし、誰かに見せたら面白がると思った。
 アイヨウシュと友達のアフリカ人が見たがった。色々説明しながら見ていたら、アウストラロピテクスの絵を見て、
「何これ、猿?」
「人間だよ。昔は猿だったんだよ。」
そしたら、ビックリ仰天して、いや、これは絶対猿だ!と言い張る。おかしくなって、みんなで大笑いした。

母親の注
 移民の国籍はその時の国際事情に左右されるが、現在多いのはソマリアからの難民だと聞いた。数年前まではアジア系の移民が多かった。(実際、日本語クラスの生徒の中には、ベトナム難民で大阪生まれという生徒もいる。)
 移民の中には、母国で教育を受ける機会がなかった人たちもいるらしい。歴史や地理など、日本の子供が普通に持っている知識も、彼らにとっては全く初めてということになる。

山小屋の窓から鹿を見る(左) クロスカントリー・スキー、リーさんと(中) グラン・マレのお店(右)
00.12.28
 冬休み、リーさんとグレッグの山小屋に行った。裏庭に鹿が来た。えさをあげた。たくさん鹿が来た。十五頭くらい来た。

 夕方、山のほうへドライブしたら、道の向こうにムースがいた。ミネソタでもみんなめったに見られないと言っていたムース。親子連れの二頭だった。いいねえ。

 夜、気温は−15度、馬ぞりに乗せてもらった。馬の名前はベスとテス、がっちりした馬だった。そりにはタンジーという犬が乗っていた。雪の道をガラガラ滑っていった。鹿やら、たぬきやら今にでも出てきそうな森の道だった。
 終点でたき火をして、マシュマロを焼いた。ココアも飲んだ。寒くて、暗くて、炎が暖かくて、一緒にそりに乗った人たちと色々おしゃべりした。ミネソタ弁のおじさんもいた。


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