〜中国中央電子台タク州基地〜


長富宮飯店のそばにあるCITSで専用車(300元)と日本語ガイドさん(300元)をチャーターして北京より南に約70Km、河北省タク州市に行ってきました。
 今回の目当ては、劉備様が育った地ロウソン村ではなく中国中央電子台タク州基地です。
ここは何が有るのかというと、BS三国志の撮影セットが有るのです。
北京市からは高速道路を利用して南下したのですが、高速道路なのになぜか路肩を人が歩いていたり、自転車が走っていたりしました。道路を横断しようとしている人もいました。日本じゃ考えられない・・・。


ここが撮影所の入り口です。右側に入場券に写真を印刷する小屋が有ります。
周りに少しだけ、露店が有りました。(水とか売ってます)
滅茶苦茶暑いので、凍っているミネラルウォーターをゲットしました。(これが後でびっくりする代物でした)


これが入場券です。(写真入)
この建物はこの撮影所の目玉の「銅雀台」です。BS三国志ではこの建物の前で魏の武将達が矢の腕前を競い合っていましたね。


この小屋の中で写真(ビデオの静止画像?)を撮影しました。

入り口の門を入るとすぐに何台かの馬車がありました。一人の値段か全員の値段かは忘れましたが、5元くらいで一日案内をしてくれるそうです。
撮影所はとても広いので、ここで馬車を借りる事にしました。
後でしみじみと思いましたが、馬車のおじさんはいろいろ説明してくれるし、歩いて見学していたのでは一日じゃ足りないので、これからこられる人も馬車で行動したほうが良いと思います。
ちなみに、馬車に乗っているおじさんがCITSのガイドさん、馬車の前に立っているのが馬車のおじさん。


最初は唐の時代の建物に案内されましたが、唐の時代の話はまったく知らないので「唐の時代は要らないから、漢の時代へ行ってくれぇ!」といきなり銅雀台までやってきました。
銅雀台の前には池が有り、10元で衣装を貸してくれる所が有りました。
下から見上げる銅雀台は迫力が有ります。


階段を上ると、左右に銅雀??が有ります。かっこいい!
ここからの眺めは最高です!周りは何にも有りません。


建物の中には中庭が有って、なんと撮影をしていました。
結構使い回ししているのですね。


銅雀台の中心にある建物の中に曹操様の机がありました。
あと、左側にはなぜか楽器(石か鉄のようなものを上から何個かぶら下げて、それをたたいて音を出すもの)がありましたが、 触ってみると木で出来ていました。

銅雀台の裏側からとった基地の様子です。移っている城門は荊州セットだそうです。
ちょうど写真の方向はるか向こう側に撮影基地の入り口が有ります。

銅雀台を一通り見学した後、今度は「魏・呉・蜀」の街セットを見て回りました。
一応劉備・関羽・張飛がであった街も有りましたが、井戸は片づけられてしまったそうです。
ちなみにここは、「周瑜の家」と紹介されました。あとでBS三国志を見ると呉をたずねた諸葛亮が滞在中に使っていた家でした。

ここは国営のレストランだそうです。あまり一般の見学者は入れなさそうです。
(守衛さんが入り口でガードしていました。でも馬車のおじさんが入れるよう言ってくれたみたいです。)
ここでお昼を食べていると、撮影関係の人たちががやがやとタライのようなものを持って現れました。
それにご飯とおかずをいれて食べていました。
私たちは、チャーハンと卵スープとキャベツの漬物を頂きました。(漬物が甘酸っぱかったのにはびっくり)
食べきれないほどの量が出ても10元ぐらいだったので驚きました。

ここでとんでもない事を発見!今まで飲んでいたミネラルウォーターの中に何か白いものが浮いている!
こ、これは一体・・・・?何だったのだろうか?(特にお腹壊したりはしなかったけど)
ちょっと恐ろしかったです。


これは入場券とともにもらった記念のバッチです。大きさは直径約1cm。

今回のタク州訪問が三国志旅行の記念すべき第1回目ですが、せっかくタク州に行ったのだから、ロウソン村のほうも見て回ればよかったなぁ。とちょっと後悔しています。
まぁ、先は長い(これからも三国志巡りをするつもりなので)ので、第1回目は成功に終わったとしましょう。



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