〜劉備玄徳様のお墓参りと諸葛亮孔明様にご挨拶〜
四川省の大都市成都へと遥々やってきました。三国志ファンならば一度は訪れたい蜀の都です。
目的はもちろん武候祠。

まずは近くにある「桃園楼」で腹ごしらえ。
中では結婚式をしていました。ガイドさんが勝手に結婚式用の料理をテーブルから持ってきて、私に食べさせてくれました。
「日本豆腐の料理がある、是非食べてみてくれ」とお店の人にいわれたので食べてみましたが、豆腐というよりも
茶碗蒸みたいな味がしました。
「福」という字がさかさまに貼ってありますが、これは「来るとか到着する」の発音が中国語で「タオ」と言い、
「倒す」の発音も「タオ」で同じなのでそこに引っかけて、「福をさかさまにして、福が来る」という意味なんだそうです。

武候祠への入り口です。いよいよ突入します。
入場料はお一人様20元でございます。

入り口にある看板です。いかにも武候祠という感じがしますね。

中に入るとまた入り口がありました。この奥に蜀の武将達の像が置いてあります。

一応入り口から向かって右側の列に文官、左側の列に武官、中央に劉備様がいて全部の像の写真を撮ったのは良いのですが、
ガラスで反射してしまい、まともに取れませんでした。しかも誰が誰だかわからない・・・。
そう言えば「孫乾」がなぜか武官の仲間になっていました。驚きです。

私の大好きな関羽雲長様です。青龍偃月刀があるので一目で分かります。
関羽様は向かって劉備様の右側におられます。(左は張飛さん)

関平君と周倉殿です。やはり関羽様のお側にはこの二人が従えていないと駄目ですね。

このお方が劉備玄徳様です。真ん中にどーんと像があります。
暗愚なので劉禅はいませんが、劉禅の子供(蜀がいよいよ駄目だという時に父である劉禅に
抗議した人。名前は忘れました。)の像がありました。

出師の表がありましたが、なにが書いてあるのかさっぱり読めません。
本当は読んで涙しなくてはならないのに・・・。

これまた誰が見ても一目で分かる、張飛翼徳殿です。このギョロ目がなんとも言えません。
絶妙な部分が光り輝いていますが、これはカメラのフラッシュです。(^^;

孔明先生の像がある建物の所までやってきました。いよいよ孔明先生の登場です。

孔明様の像です!ガラスの中にきちんと収まっており、ホウ統先生のように埃がたまっていません。
(扱いが違いすぎる・・・。)
両脇には諸葛瞻と諸葛尚の像があります。殆ど目立たない人たちですが、孔明先生の子と孫で蜀滅亡の際に頑張った人たちです。

さぁ今から劉備様のお墓に向かいます。途中竹林の小道があり静かで風情があります。

劉備様のお墓に到着しました。「漢昭烈皇帝之墓」と刻んであります。

劉玄徳様のお墓の横にいます。でかいです。ホウ統先生のお墓よりもでかいです。
お墓の周りをぐるっと一周してみました。

武候祠内にあるお土産やさんです。多分外国人専用だと思います。
中に入ると三国志グッズをたくさん売ってました。でもみんな蜀関係です。(あたり前か)
貂蝉の掛け軸とかはありましたが・・・。
ここで桃園の三兄弟の木彫りの像と公明うちわを購入しました。公明うちわはたしか5元でしたが、わたわた氏は五丈原で40元で買ったと言ってました。
成都では武候祠の他にも、蜀錦の工場や杜甫草堂なども見て回りました。しかし三国志ファンとしてはやっぱり武候祠にはかないません。
今度は漢中や五丈原の武候祠巡りもしたいと思っています。当初車で「成都〜徳陽〜綿陽〜広元〜漢中〜五丈原10日の旅」なども考えていましたがちょっと無謀でしたね。(体がもちそうもありません)
しかしいつかは必ずや漢中と五丈原に行ってみたいと思います。
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