わたわたの中国大冒険
〜第二部:新彊編〜


任務→ハミでハミ瓜を食らう!

7月26日[ゴルムド(青海省)→敦煌(甘粛省)]
同行者:和尚

[敦煌]:発展度D/世界的観光地のため発展速度は速い。それでも雰囲気は最高。

ゴルムドの朝は寒い。こんなに朝が辛いのは日本で高校時代に毎日6:20に起きてたこと以来だ。1人だったら絶対また寝てただろう。5:50に起きて、歩いて長距離バス停へ。ここでまた問題発生。本来外国人はCITS(中国国際旅行社)で許可書(20元)をとらないと敦煌行きの切符はゲットできん。(敦煌→ゴルムドはもっと理不尽で外人バス料金は400元もする。といってもこれもいろいろ抜け道はあるんだけどね。)
ここで「ちょすごカントニーズ・ナオー作戦」を敢行することを決意。作戦の概要を説明しよう。まず俺は”嘘をつけない、着いてもすぐばれるすごく優しく清い好青年”であることが前提だ。定番の”僕は都会人・北京人です。”というのははっきり言ってバレやすい。北京人は結構観光で来てる可能性があるし、皆きれいな発音には敏感だ。そこで俺は広東人だということにする。いや”する”ではなく広東人”だぁ!”心の中で念ずる。俺は広東生まれ、広東育ち。広州の地理は「歩き方」で見て万全。そして日本に留学経験あるから見た感じ日本人も納得やん!完璧!見たか!この俺の123%計算されたプランを!さて作戦開始。
”ドゥンホヮン(敦煌)リャガ(2枚)!”作戦終了。
何も質問されずに拍子抜け。作戦は遂行しなかったけど結果オーライさ!さてバスの旅。またしてもエンジンの音がおかしい。12時間の予定が13時間。ま、でももう慣れてるさ。
敦煌!ここは今まで中国で行った中で一番いいところ。(1年前にも来たことがある。)やはり夏は暑くなきゃ!今日は食って、洗って、そして寝てやる!それにしても暑い…。

エグエグ度:138
ワクワク度:78

ゴルムド→敦煌(44元)
敦煌飯店(10元) 午飯:絵面(4元)
晩飯:ザーサイ肉絲、ビール(4.5元)
パン(3元)
コーラ(3.5元)
トイレ(3元)
計:69.3元



7月27日[敦煌(甘粛省)]
同行者:和尚、アムス、シューマッハー、小町、みかん、りんご

午前中は久々の休憩。10人部屋に2人だけ。和尚さんは莫高窟にGO。ということで1人でグダグダ。でもやっぱり敦煌はいい街。今のところ最もお気に入りの街の一つ。
午飯は新たなメンバー2人を加えて情報交換。そのうち1人は明日一緒にハミへ行くことに。というわけで再度3人で”カントニーズ大作戦”を決行することに。(新彊はバスにも外国人料金があって通常の倍は取られる。学生証を持っていれば免除される場合もあるがここら辺はダメ。)
切符売りのおばちゃんに”お前は何人だ?”と聞かれた。来た!遂に大作戦を決行する時が!
”俺は香港から来た!”(カントニーズよりシャンガニーズ=香港人の方が安全とみて作戦部分変更。)
切符売り場のおばちゃんの心中:”うそやろ?”
敵の心理を読んだわたわた。俺は香港人。俺の名前は”黄益平”だ!片書き、役職名は”黄経理”!決まった!完璧だ!午後は散髪へ。
おばちゃんと地元の話やプライベートの話で盛り上がる。敦煌の街で見た(文字だけ)李広??という敦煌の特産果物についても聞けた。(李広:前漢の名門出身の将軍でキョウド討伐に功があったが、一度の敗北で責任追求され天水で自殺。不運な将軍として有名。飛将軍にして弓の名手。”一念岩をも通す”(虎と見間違えた岩を弓で打ち貫いたことから、人間必至になると通常以上の力が出るということ。)の故事を残している。)今回は天水の李広墓も目的地の一つ。いい情報を得た。
夕方からは1年前行って感動の嵐を呼んだ鳴砂山へ。計6人で。
ドイツ人留学生、名付けて女シューマッハー。(強そう。)/淡路島出身:淡路小町。(結構かわいい。)/人民大学留学生、京都外国語大学3年生:みかん。/同じく人大留学生九州娘:みかんとセットだからりんご。/和尚/わたわた。
やっぱり敦煌はいい!日の入りが目茶苦茶キレイ。そして夜は砂漠に6人で寝転んで星を眺めた。最高の1日。明日はいよいよ新彊。ハミでハミ瓜を食らう!

エグエグ度:12
ワクワク度:189

敦煌→ハミ:バス(33元)
敦煌飯店(10元)
午飯:敦煌ラーメン、コーラ(8元)
晩飯:チンジャオロースー、紅焼ナス、マーボ豆腐、ニンニク肉炒め、米飯(12元)
鳴砂山・月牙泉(20元)
自転車レンタル(10元)
自転車駐車(1元)
散髪(5元)
計:99元



7月28日[敦煌(甘粛省)→ハミ(新彊ウイグル自治区)]
同行者:和尚、アムス、みかん、りんご

[ハミ]:発展度D/ハミ瓜はここの特産。観光名所は特にない。

カントニーズ大作戦の幕引きは突然襲ってきた。前に座った連れの2人(和尚+最終目的地はオランダのアムステルダム。一年間休学して旅をしている。通称アムス君。)が漢語に反応できなくあえなくリタイア。”俺は留学生だ!いわばほぼ中国人じゃん!”考えられる抵抗はすべてしたがダメ。自分はカントニーズだという前提が崩された時点で敗北は決まっていたのだ。その代わりとは言ってはなんだけど、ある中国人と仲良くなれた。彼とはいろんな話をしたけど馬鹿なことに住所を聞くのを忘れた。ポケベルの番号と名前だけ。嘉峪関に住んでるから帰りに寄る約束をしたのに。(嘉峪関は始めから行く予定だったけど。)
バスは9:00出発。8時間で到着。
今日のホテル取りは苦労した。始め行ったホテルは外人料金を取られて40元。しかし連れの連中は納得しない。(大阪人=みかんがいるためか?)実は俺以外に後で聞いたらアムス君も疲れてたから”ここでいいじゃん。”と思ってたらしい。いろいろもめて他のホテルへ移ることに。25元で落ち着く。
夜は夜市で5人で食事。やっぱ新彊の方が雰囲気がいい。外でみんなで食事はいいねぇ。”ハミでハミ瓜を食らう!”という目的も達成。
まるまる1個1元(約17円)。安い!うまい!次の目的は天水で李広の墓参り。カシュガル行きはまだ未定。明日はトルファンよっ!
エグエグ度:76
ワクワク度:82

バス追加料金(32元)
ハミ→トルファン:バス(35元)
ハミ地区招待所(25元)
午飯:拌面(8元)
晩飯:清真炒飯、羊肉、ビール、枝豆、ハミ瓜(10元)
コーラ(3元+3.5元)
トイレ(0.2元)
計:116.7元



7月29日[ハミ(新彊ウイグル自治区)→トルファン(新彊ウイグル自治区)]
和尚、アムス、みかん、りんご

[トルファン]:発展度E/とにかく雰囲気がいいけど、とにかく乾いてる街。

ハミからトルファンへ。中国のバスは当たり外れの差がモロに到着時間に影響する。今日のバスは外れだ。(いつも外れだけど。)なんと運転手が来ない!
出発8:00のはずが10:00発。今日もただ座ってるだけ。といっても周りの景色は毎日違うからいいんだけど。トルファンは暑いと聞いてたけど今日も44度だとウイグル人が言ってる。
10時間30分で到着。噂に聞いていた通り日本語堪能なウイグル人が到着と共に寄ってきた。はっきり言ってウケル。自分は山本さんだと名乗ってる。”バザールでごザールに行く?”には大爆笑。
今日も夜市で食事。新彊2日目だからまだいいのかもしれないけど羊肉の料理はうまい。そしてビールがこんなにうまいと感じたのも初めて!それだけ暑いということか…。明日は久々の観光。やはり旅は観光なのさ!

エグエグ度:68
ワクワク度:70

トルファン交通賓館(14元)
午飯:湯面(4元)
晩飯:羊肉、水ギョウザ、ビール(10元)
コーラ(3元+3元+3.5元)
トイレ(0.3元)
計:37.8元



7月30日[トルファン(新彊ウイグル自治区)]
同行者:和尚、アムス、小町、みかん、りんご、耶律蘇大

今日は久しぶりの観光。といっても楽じゃない。暑さと渇きで水分を取らなければやってられない。
ベゼクリク千仏洞(この地に高昌国が栄えていた6世紀〜14世紀まで開かれていた石窟寺院。他の中国の石窟と比べて圧倒的に現存する壁画・装飾品は少ないが、独特な雰囲気のいい石窟。)/高昌故城(499年高昌国建国の時、都城として築かれた。三蔵法師がインドに行く時立ち寄っている。今でも城内の街の様子をうかがうことができる。とにかく中は広いからロバ車を使った方がいい。)/アスタナ古墓区(高昌国貴族の墓。2体のミイラを見ることができる。中は広くはないがとりあえずミイラは一見の価値あり。実際にミイラにしたかどうかはわからないが、この乾燥地帯で日本の酸性土とは違った土質だときれいにミイラのように残るらしい。)/カレーズ(トルファンは葡萄の有名な産地。この乾燥地帯でなんであんなに葡萄が取れるのかというと、それはカレーズという山からひいてきたキレイな水のおかげ。水は直接飲むことができる。冷たくてかなりうまい。)/交河故城(紀元前2世紀〜14世紀まで栄えた。中は高昌故城に劣らず広いけど、ロバ車が通れないような道になっる。2つの故城共に、全てが土色の今となっては廃墟といった感じ。)全部見ごたえがある。うちら5人はママトさん(噂の自称山本さん)の車で行く約束が、彼が遅れてきたため違う人の車で行くことになった。
がしかし、その時はその車は山本さんの友達の車と信じていた我々は、出発の時山本さんと車同士ですれ違う。急いで山本さんの車に移ろうとするが、乗ってた車は加速…。山本さん&我々の悲鳴がこだまする…。”アァ〜!”山本さんはとてもおもしろくいい人だったけど、客を取られた山本さんの様子を見て、”まるで漫画のようだ。”とひけを感じながらも少し愉快な5人。
夕方バザールで淡路小町とバッタリ会う。(彼女は1人火車でトルファンに向かっていた。)
そして蘇州大学留学生の新たな仲間、通称:耶律蘇大君を加えて皆で夜市で夕食。今日で今まで一緒だった仲間ともお別れ。皆明日はトルファンで1日休養するという。出発を決めていた仲間はこの時点で休養決定。そのわりに夜は徹夜トランプ大会。
”本当に明日(今日)出られるのか?”と思いながら不安に駆られるわたわた。出発は俺だけか?トランプ大会朝の6:00終了…。

エグエグ度:76
ワクワク度:89

1日トルファンツアー(42元)
トルファン交通賓館(14元)
午飯:絵面(4元)
晩飯:羊肉、炒飯、鶏肉、ビール(13元)
コーラ(3元+3元+3.5元+4元)
リンゴジュース(2元)
アイスクリーム(0.5元+0.5元)
ベゼクリク千仏洞(12元)
高昌故城(12元)
アスタナ古墓区(10元)
カレーズ(6元)
交河故城(12元)
計:141.5元



7月31日[トルファン(新彊ウイグル自治区)→ウルムチ(新彊ウイグル自治区)]
[ウルムチ]:発展度B/新彊最大の都市。ここの発展度には目を見張る。漢族が多い。

同行者:無し

約3時間の睡眠でウルムチへ向けて出発。久しぶりに1人で行動。でも何日も一緒に行動した仲間との別れはいつも物寂しいものがある。出発の時皆に声をかけるが全員爆睡状態。”またいつか会おう。”と心の中で思い部屋を出る。
12:30発。またバスが壊れ6時間でウルムチへ。(トルファン→ウルムチ:186km)
”ホテルまで歩いて行ってやる!”と決めた時点で今日の運勢は決まっていた。地図もなくただひたすら歩く歩く…。当たり前だけど道に迷った。人に道を聞く。バス停まで歩く歩く…。やっとバスを使ってホテル着。1時間30分もかかった。
今日は久しぶりに1人で食事と思っていたところへウイグル人と知り会う。彼は何と山本さん(トルファンのママトさん)の知合いだった。現役新彊大学の学生だそうだ。いろんな話(ウイグル族は小4から漢語が必修で、HSK=中国語のテストも受けるらしい。)ができてよかった。

エグエグ度:132
ワクワク度:67

トルファン→ウルムチ:バス(19元)
バス(0.8元)
紅山賓館(30元)/注:外人料金有り。30元は会議室でベッド無しざこ寝。
晩飯:羊肉、炒面(13元)
コーラ(3元+3元)
アイスクリーム(0.5元)
計:69.3元8月1日



[ウルムチ(新彊ウイグル自治区)]
同行者:和尚、アムス、小町、みかん、りんご

今日はだるだる。疲れがたまっているのか?昼13:00まで寝てた。こんなことではウルムチに強行軍で来た意味がないではないか。
昼から出動。駅まで歩いて票を買いに。なんと閉まっていた。今日は何もしていない。自分に腹が立ってこれからどうしようという時に昨日別れた5人が同じ部屋にやって来た。”こんなさびれた会議室に来る日本人は彼らしかいないかぁ。”と思いつつ1日置いての再会をうれしく思う。昨日からこの部屋の公用語は英語だったから少しまいっていたところ。(1日だけでまいるなんてね。)やはり皆で食事をしながら語り合えるのは楽しいものだ。
明日の至上命題は票をゲットすること。昨日の徹夜トランプ→今日の朝だるでこのまま嘉峪関までひき返すことが決定された。カシュガル(シルクロードの代表的な街。カシュガルの日曜バザールは有名。雰囲気のいい街で、すべて手づくりの品物を出す職人街が有るそうだ。ウルムチ→カシュガルバス所要時間:40時間以上。砂漠公路を通るホータン経由もある。)、伊寧(釣りができるところという情報は得てる。とてもいいところだそうだ。)行きはもろくも中止。

エグエグ度:81
ワクワク度:45

バス(0.4元)
紅山賓館(30元)
午飯:羊肉、面条(7元)
晩飯:紅焼ナス、回鍋肉、家常豆腐、土豆絲、木クラゲと豚肉の炒め物、ラーズ鶏丁、ビールetc(14元)
ジュース(2元+2元+2.5元+3元)
地図(3.2元)
計:64.1元



8月2日[ウルムチ(新彊ウイグル自治区)]
同行者:和尚、アムス、小町、みかん、りんご

今日もだるだる。北京人大留学生2人(みかん&りんご)と帰りの切符を買いに行く予定が3人とも爆睡。起床13:30。一応火車駅に向かう。なんとか嘉峪関行きの切符はゲットできたけど、だるだるモードは抜け切れない。紅山公園でダラダラした。
これだけだ。今日やったことは。ウイグル人朋友と1年後の再会を誓う。晩は仲間と本当に最後の晩餐。辺彊の地脱出はうれしくもあるけど悲しくもあるか…。

エグエグ度:82
ワクワク度:55

ウルムチ→嘉峪関:硬臥火車票(157元)
バス(0.8元+0.4元)
紅山賓館(30元)
午飯:羊肉(5元)
晩飯:魚香ナス、青菜、米飯、ビールetc(13元)
紅山(10元)
非常コーラ(そういう名前なの)(4元)
アイス(3元)
ハガキ(0.7元)
切手(4元)
計:227.9元



8月3日[ウルムチ(新彊ウイグル自治区)→嘉峪関(甘粛省)]
同行者:和尚、アムス、小町、みかん、りんご、ペルリン

[嘉峪関]:発展度D/道路が広く整然とした感じ。嘉峪関以外特に見るべき物はない。

和尚+アムス君はホータン(砂漠公路上の有名な街。聞いたところによるとホータンの女性はとてもキレイだとか。)へ明日旅だつ。
淡路小町は風邪をひいて心配。まだ予定がたたないらしい。
朝は2人のバスの切符を買いに行った。新彊はバスに外人料金(2倍)があるため、留学生の俺が買うことになったわけ。(学生証があると大丈夫な時がある。実際ウルムチはO.K!)
それにしても体調が悪すぎ。あのラサの地獄のバスの後でも体は壊さなかったのに。腹の調子が最悪+だるくてやる気が出ない…。やはり徹夜トランプ大会はきつかったぜ…。淡路小町もあれでやられたらしい。
昼12:00。今度こそ本当に仲間との別れ。この仲間と過ごした数日間は本当に楽しかった。実を言うとトルファンを立つ時はもしかしたらウルムチで会えるかもしれないという期待があったけど、今回は本当にサヨナラよ。ハァ〜。
火車の中ではずっと寝ることにしようと決めた瞬間、へんてこな日本人男性(31歳)と出会った。彼のしゃべり方は全てが詩的だ。すごいキザだけど様になってる。初めは”まじで日本人なのか?”と思ったし、彼が話すことは全て哲学的。人間の成長過程でいい勉強になるかもこの哲学ペルリンさん(ペルーに行ったことがあるのだ。)も嘉峪関行き。
ずっと1人かと思っていたところ仲間ができてよかった。火車では寝てるつもりが周りの中国人とも仲良くなってしまい、結構疲れた。でも腹壊してることを言うと、わざわざ薬を探してきてくれたり、桃をくれたり…。やっぱり中国人民は最高やで!

エグエグ度:85
ワクワク度:72

バス(0.5元+0.5元+0.9元)
パン(3.5元)
桃(4.5元)
ジュース(2.5元+2.5元+2.5元)
切手(0.2元)
おごり(1.5元)
計:19.1元



8月4日[→嘉峪関(甘粛省)]
同行者:ペルリン

所要約19時間で到着。嘉峪関は何もない街。とりあえず哲ペルさんと一緒に宿探し。
”外人はだめだ。”と2度も断られ、やっと落ち着いた。哲ペルさんとしばし哲学的な話をした後火車票を買いに行く。やはり嘉峪関発だとすべて硬座。しかも無座(指定席ではないので座れる保証がない。)!天水までは22時間。”学割も効いたし、まいっか。”と軽い気持ちで買ったのは間違っていたかも知れん。
嘉峪関→天水:1100km(ゴルムド→ラサ:1180元とほぼ同じ。まぁ、ラサの場合はこの値段に許可書代なども含まれてるんだけど。)で35元!しかしこの安さがエグさを物語ってるようなきがする…。
(観光名所の)嘉峪関まではひたすら歩くことにした。往復10km。嘉峪関の砦はまぁいいとして、くっついてる長城はたいしたことない。とぼとぼまた歩いて帰った。
歩きすぎで、というほど歩いてないのに足が猛烈に痛い。それにしても今日は哲ペルさんと哲学的な話ばかり。彼は明日敦煌に向かうという。

エグエグ度:70
ワクワク度:54

嘉峪関→天水:硬座火車学生票(35元)
嘉峪関賓館(25元)
バス(0.5元+0.5元+0.5元)
晩飯:羊肉、パン、水(水は買わない主義だけどペルさんが買った)(8元)
ジュース(2元)
嘉峪関(15元)
地図(3元)
計:89.5元



8月5日[嘉峪関(甘粛省)→天水(甘粛省)]
[天水]:発展度C−/甘粛省東南の政治、経済、交通の要所。よく歴史にも登場する。

朝からずっと火車。耐える耐える…。時間との戦い。兵糧切れ。水もない。とにかく耐えた!

エグエグ度:167
ワクワク度:77
バス(0.5元)
ソーセージ(2元)
大ハイ・オレンジ(まずすぎて一口で捨てた。)(5元)
計:7.5元



<新彊編まとめ>
チベット人もいい人達だったけど、新彊人はそれをはるかにうわまわる!そのパワーと暖かさに圧倒されたわたわた。
ご飯は毎日羊だけど、これがまたうまい。気候は目茶苦茶乾燥してて、”暑い”というより”乾く”といった感じ。水分補給をしないとすぐやられるけど、夏はやっぱり雲一つない晴れ晴れとしたところで思いっきり行動!新彊はほんとにいいところ。
今度はカシュガルを目指す。(現在カシュガルまでの火車を建設中。)




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