スロベニア.クロアチア8日間

3/18日から8日間、スロベニアとクロアチアに行ってきました
有給休暇を利用してたんたんと行くはずだったのですが......
3/11体験したこともない大地震に見舞われました
会社もアパートも強盗にはいられたような状態で、長期にわたり電気や水道がストップしました
会社は一週間自宅待機で、毎日徒歩40分もかけて給水所に行き4時間並び、さらに
品薄のスーパーに2時間以上並ぶサバイバルの毎日。もちろん一週間風呂なし
そんな中、旅行会社では通常に催行するとのこと
いまだ電車もバスも通っていなく水も出ないままだが、このままいても気がくるいそうなので
当初の計画通り旅行に参加することにしました
旅行会社はクラブツーリズムで15,6万だったと思う。一人部屋料金が安かったので決めました

3/17前日に出発する
成田までの高速バスが通っていないため、路線バスで大甕まで行き、そこから妹の車で水戸駅まで
行き、そこから臨時バスでつくばまで。さらに路線バスを乗り継ぎ土浦駅に行きました
楽天トラベルで見つけたおおはら旅館3900円で前泊する
本当はつくばエキスプレスやリムジンを利用しようと前日まで時刻表を眺めていたが計画停電の真っただ中
だったので都心を避けて成田に行くことに。これが大正解。東京は混乱していたみたで。。。
しかし震災の影響で前日夕方に急遽エールフランスが飛ばなくなり全日空になったと
大幅なフライトスケジュールの変更の連絡が。先行き不安


3/18(金)
早朝に土浦駅から成田行きの路線バスがのれたので集合時間に間に合うように空港に着く
全部で15人の参加。その中には春休み利用して参加の高校生がいた。お母さんは元スッチー
ANA26712:10発ミュンヘン行き、ルフトハンザ航空に乗り換えてイタリアのトリエステという工程
機内食は海の幸のリゾット、パン、クラッカー、クリームチーズ、サラダ、ハム、お茶コーヒー、ペットボトルの水
ゆずの飲み物、ハーゲンダーツとおいしい
2回目はホットドック、おからのサラダ、酢の物、フルーツ、プリン(おいしい)

3/19(土)
スロベニアのブレッド観光
ガイドブックによく載っている美しい景色を期待していたがあいにく曇りのためそんなに綺麗には感じない
手漕ぎボートでブレット島へ向かう。一つの船に15人から20人は乗れるが船頭さんは仕事とはいえ
大変そう。ゆっくり時間をかけながらブレッド島にある教会に向かう
そこでは結婚式も行われるようで新郎が新婦を抱きかかえながら100段もある
階段を登らなければならず、結婚が決まったら新婦はまずダイエット、新郎
は筋トレに励むという。教会内には大きな鐘がありならすと願い事がかなうという
けっこう引っ張ってみると重い!スペイン人の団体がたくさん並んでいて
重みでもってかれそうになると笑われてしまった
教会の周りを散策するとスキー場にまだ雪が残っていた
売店で絵葉書を購入しそこから出したら一番はやく日本に着いた


バスで10分ほどのブレッド城に行く
湖面から約100mの断崖の上に建つ


城は2階は博物館になっていてあちらこちらに土産物やレストランがありワインセラーもある
お昼はチーズ、スモークハムやオリーブの前菜、キノコのリゾット、サラダ
ワインは1.5ユーロ。まずまず
ポストイナ鍾乳洞にいく
ノルエーのスキージャンプのスタッフがぞろぞろ観光に来ていた。お揃いの赤いジャンバーが目立つ
鍾乳洞はガイド付きのツアーに参加する。まず洞窟内を黄色いトロッコ列車にのって2キロほど
見学。一人で座っていたらノルエーのスキージャンプスタッフに日本人と一緒にすわれみたいな
こと言われ(怒)同じツアーのおじさんとならんで座るはめになった
トロッコをおりてそれぞれの言語のガイドがいるところに集まる。もちろん日本語はないので
英語ガイドを探す。鍾乳洞の中は「スパゲテイ」と呼ばれる氷柱などがある
「コンサートホール」手前では類人魚と呼ばれる「ホライモリ」という両生類が水槽の中で飼われている
暗闇の世界で目が退化しえら呼吸と肺呼吸を使い分け1年近くも物を食べなくても生きていける

ホテルはクロアチアなので、バスで国境を越える
スロベニア出国時にはスタンプがおされるがクロアチア入国ではノーチエック。スロベニアは高速道路では
ライトをつける義務がある
18時30分ホテル着。夕食はバイキング。ビールは11クーナ(1クーナ15円)

3/20(日)
朝食はチーズ、ソーセージ、スクランブルエック、オレンジ、ヨーグルト、コーンフレーク、ヘーゼルナッツスプレット
今日は3月の出発特典のザダールへ(約4時間)他の出発月では観光しない
ザダール市街観光。ザダールはダルマチア地方の中心として栄えた港湾岸都市














旧市街、ドナト教会、聖マリア教会を観光する。聖ドナド教会は9世紀に建てられたプレ。ロマネスク様式
の円形教会。石材はローマ時代の神殿などから転用された部分もある
教会内は音響効果が高いこともありコンサートなどにも用いられている
聖マリア教会・修道院は女子の修道院。すぐれた宗教美術のコレクションで
知られる。展示品は金、銀細工で装飾された十字架、聖遺物を入れる箱
イコンや彫刻絵画などがある。旧市街と北西部の海岸を歩くと不思議な音が
聞こえてくる。シーオルガンと呼ばれていて、海岸に風が吹くと地面に埋められた
装置が反応してメロデイを奏でる仕組みになっていてあちこちカップルが
デートに来ていた


昼はサラダ、スープ、小魚、フライドポテト、ワイン
ザダールからシベニクへ(約1時間30分)
シベニク市内観光へ行く。街中には多くの教会が立ち並び聖ヤコフ大聖堂はルネッサンス式とゴシック式
が融合した大聖堂でユネスコの世界遺産に登録されている。教会の東側に施されている71人もの人間
の頭部の彫刻は建築当時のシベニク市民の有力者をモデルにしている
大聖堂と向かい合っている建物は市庁舎。小さい街だが子供たちがミニサッカー
で遊んでいてとても賑やか。旧市街は中世の街並みを色濃く残し
洗濯物が家から家のロープに干してあるのが面白い
宿泊地のトロギールに向かう。この街は宮崎アニメ魔女の宅急便がモデルになっている。白い壁に赤茶けたとんがり屋根が特徴で海外からの観光客も多い
トロギールは周りを城壁に囲まれた島なので橋を渡っていく

3/21(月)
トロギールに入る前に朝市に行く。野菜や果物がたくさん並んでいる。とくに気に入ったものは乾燥
イチジク。イラン産より柔らかく大きくてとってもおいしい。一袋200円ぐらいで買ったがおいしかったので
まとめて買えばよかったと後悔!


トロギールは宮崎駿監督の魔女の宅急便のモデルの都市らしい
かわいい茶色の屋根の家がたくさんある。日本を勉強している学生も多く俳句を勉強している人
が多いとか
聖ロブロ大聖堂、聖ロブロ大聖堂を見学してスプリットへバスで一時間
ディオクレティアス宮殿、ジュピター宮殿、大聖堂をめぐりグルグール・ニンスキの像の左足の親指に触ると
幸運が訪れるらしい。みんな触るから親指だけてかてかになっている
お昼は魚のスープ、イカのグリル、紅茶8クーナ。ドブロブニクにむかう。約3時間
バスで移動中にボスニア・ヘルチェゴビナの街ネウムによる
レストランの地下にしょぼいスーパーがありそこで会社のお土産を大量購入しようと思ったが
ボスニアマルカの表示で分かりにくいし物価も結構高い。有名なクラッシュ(クロアチア産のチヨコ)
を買おうとしたが高いので今回はパス。あまりおいしそうなものは置いていない
期待しないほうがよい
                               (ボスニア・ヘルツェゴビナ)

道路がすいていて時間があるので、運転士さんが気を利かせて、観光地化されていない
ストーンという街に連れて行ってもらえることになった
ストーンは山々にたくさんの城壁に囲まれてまるで中国の万里の長城みたいな感じ。夕方なので
城壁に登る入口はしまっていた。みんなで徒歩で市内を散策する。こじんまりしていて生活感
がありのんびりできてよかった。ここは天然の塩がとれるらしい



夕食はスープ、チキンのクレープ、デザート
ドブロブニクの高級ホテルに着く。ロビーも広いしさすが5つ☆全員海の見える部屋

3/22(火)
さすが高級ホテル!朝食も期待通り。ずっと震災で水がでなくてソーセージやお菓子でしのいでいたので
栄養がある食べ物を朝からしっかり食べることができるのでほんと来てよかった
世界遺産ドヴロヴニクには展望のロープーウェーがあり内戦でずっと運休だったが昨年復活したよう
しかし強風のため乗ることができず、またまた運転士さんがドブロヴニクを一望できるスポット
に案内してくれた。ドヴロヴニクはまたまた宮崎駿監督の紅の豚の舞台になったとこ
宮崎監督はクロアチアがけっこう好きだったのかも


アドリア海の真珠と呼ばれるドヴロブニクは今回の旅行のハイライト
オレンジ色で統一された屋根が並ぶ旧市街は城壁に囲まれていてとっても絵になる
1991年のユーゴスラビア連邦軍の攻撃でがれきと化したが街の人の修復により復興がなされたよう
世界ふしぎ発見でもやっていたがみんなこの街が好きだからマイナスからのスタートでも奇跡的に
復興したのだと思う。日本も強靭な精神で早く復興してほしい
みんなでフランシスコ会修道院、スポンザ宮殿、旧総督邸、大聖堂をみて自由時間になる
自由時間に城壁を1周する。けっこうそこから見える景色は良かった
洗濯物が干してある家が見えたり。でもところどころ内戦の傷跡が。。。
そこでクラッシュのチョコレートが小さいサイズから売っていたのでここで大量購入する




参加者の中で最高齢の84歳のおじさんが自由時間の中でころんでカメラを紛失したらしく
カメラがないとバスの中で騒ぐのでみんな影で文句言っていた
市街近くで昼食。スープ、魚のグリル、サラダ
プリトビッチェ国立公園まで7時間のバスの旅。その中で添乗員さんがクロアチア発祥のものを教えてくれた
シャープペンの原型、パラシュート、指紋鑑定装置(面白い)、ネクタイ(クロアタ)
サッカーも盛んで三浦カズが所属していたザグレブも有名。サッカーくじがとても盛ん
プリトヴィッチェ国立公園内のホテルに到着。けっこう庭に雪が残っているので寒い
夕食は前菜、七面鳥、デザート。その日は高校生の松山さんが18歳の誕生日なのでケーキでお祝い
してもらったよう。お母さんは昔全日空のスチワーデス(45歳)松山さんは美術系の学校に通っている
高校生で海外旅行に参加できるのはいい時代だなぁ。彼女お金持ちそうでした

3/23(水)
バスで公園入口に。大人数の阪急さんも参加するみたい。ここで日本人とけっこうあう
イメージ的に尾瀬を散策するみたいで専用ガイドととともにマイナスイオンの滝を見たり遊歩道を散策したり
ボートにのったりし基本のコースをめぐるが途中で引き返せないし、トイレは鍵がかかっているし
シーズンオフでまびかれたのか30分に1本の船がこなくて外国人を含め乗り場で無駄な時間を過ごした
ガイドもフオローすればいいのに。足場も悪いしとにかくたくさんあるくので足が悪い人には勧められない
でもここたいしたことないのに有名な観光地だから、散策にでる場合は歩く覚悟必要
どこみても滝滝滝〜最後のほうは飽きてしまいました!!!!(個人的にイマイチ)



昼食はパスタの煮込み、サラダ、デザート。クロアチアのクーナ使用はここまで
バスで国境を通過しスロベニアのリユブリアーナへ。
到着後歩いて市内観光。ホテルも近いので歩いて行けるらしい

蜂蜜のお店やチョコレートのお店とかしゃれたショップもある。スーパーもあるとか


徒歩でホテルへ。今回はビジネスホテルみたいなところで部屋もせまい!明日は帰国だから
しかたないか。夕食はホテルでスープ、魚、デザート
夕食後数名で、市内観光に出かける。意外と街が小さいので出歩きやすい
現地ガイドお勧めのアイス屋さんでアイスを購入。ヘーゼルナッツ1ユーロ(けっこう安い)
徒歩でお城へ。ロープーエー(3)ユーロで城にのぼり夜景を鑑賞しながら城めぐり


3/24(木)
午前中は自由時間なので、高校生の松山さんとまた市内観光に出かける
朝市をやっていてイースターの卵を購入。また有名なアイスが食べたくなり「カカオ」という店に入る
ピスタチオ2.5ユーロとお高めだがとってもおいしかった。ホテルに戻り荷物の整理をする
ルフトハンザドイツ航空でクラーゲントからミユンヘンへ。バスの中でみたアルプスの山がきれいだった

ミュンヘンからは全日空だが乗り継ぎで何時間も待たなければいけないのでカフェでお茶する
ケーキやスコーンがおいしい。震災の影響で飛行機はがらがらかなと思ったがそこそこ満席でした。
会社ではちょうど自宅待機中でした。あとからみんなに聞いたら水がなかなか出なくてたいへんだ
ったよう。思い切って出かけちゃってよかった。計画年休を最初からあてていたのに自宅待機中は
有給が使えず帰休扱いになり給料がカットされたのであとあと生活が苦しかった
2012年度は褒章休暇の年なのですこし長い旅行ができるので楽しみ

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