ロシア・エストニア・フインランド
プロローグ

ほんとはGWの9連休は、カタール、レバノンに行きたくて、1月より早割り予約入れていた。1月時点で8名。
10名で催行なので5月には10名になると思って安心していたが、キャンセルがかかる一ヶ月前になって突然
電話が鳴り、5名にまで減ったのでキャンセルになりますと...もうパニックの嵐。もうどこもいっぱいだし
空いてるところは60万以上の南アフリカだというし(高すぎてX)ギリギリになり再び旅探しをしなければならな
かった。ようやく上記の旅行にぎりぎり滑り込むことが出来た。
ところが、予約してから帰国の飛行機が11:30成田着が夜の9時に変更になったり(電話もなく手紙のみ)
だから最悪成田に泊まり、そのまま会社かと腹くくってみれば、またまた13:30に変更になったり。やれやれと
思えばまた手紙だけでホテル変更の知らせが。予約してから飛行機の時間やホテル変更はキャンセルできない
分旅行会社は汚いと思う。ロシアのホテルはパンフは4つ星だが実際3つ星ホテルへ、タリンは3つから二つへ
ふつう変更するなら同等かそれ以上だと思う。でも旅行会社基準ではは同等だという。
それで一人部屋追加料金5万払った割に(1日約7,000)ツインの半分ぐらいの広さしかないのには腹立つ
食事も新日本トラベルを利用したモロッコみたくサラダ、メイン、デザートの3品しかなくまずいし肉ばかり
食いしん坊で大食いの私はひもじい思いをした。帰国後ジャンクフードを食べまくってしまった
あぁやっぱり日本はいいなぁ
4/29(土)
前日18時の東京駅のバスにのる。旅行の用意と会社の荷物で重い
南千住の定宿「丸忠」3,500¥に泊まる。4:30起床。4:50駅へ。5:07快速で日暮里へ。朝早いので
スカイライナーはなく普通のみ。5:27発成田へ。1時間30分はかったるい。7時成田着。9:30成田発
ソウル乗り継ぎでサンクトペテロブルクへ。ソウルまでは座席は広いが、テレビは付いていないしつまらない
機内食はなんとまるごと牛肉。スライスにんじん3切れほど。味付けは韓国風。ほかゴハン、パン、ゼリー
肉が嫌いな私はタレ付きにんじんスライスをおかずにした。肉ぎらいには厳しい旅の幕開けだ。
仁川空港はできて間もないのできれい。2時間後サンクトペテロブルクへ。こんどはまた一段と小さい飛行機
でも機内食はビビンバがでた。佐藤のゴハンのようなものを大きいプラスチックの器に入っているおかずの
中にいれ、コツジャンとともに混ぜる。機内唐辛子の匂いで充満。でもおいしい。大福もでた
映画はハリーポッターをやっていた。到着前はシーフードとフルーツとシーザーサラダ。
出発が遅れたため1時間遅れで空港へ。やはり10時間近くの旅は疲れる。ロシアは緯度が高いため
夜10時ころまで明るい。ロシアの空港は韓国に比べやはりしょぼい
外に出ると寒い。ホテルは市外からだいぶ離れており周りは、社会主義時代の集合住宅の建物がぎっしりと      
ならんでいる。10階建てぐらいの建物が狭い間隔で建ってる(エレベータなし)

                 
4/30(日)
朝7:30に朝食。けっこうフルーツやヨーグルトがおいしい。ぱんも豊富。ここのホテルの朝食が、がいちばんうまい
8:45エカテリーナ宮殿に行く。郊外にあるので、バスで一時間くらい走る。オープン前から行列が出来ている
朝が少し寒い。空気は澄んでいる。エカテリーナ宮殿は中にたくさんの部屋があるが思ったより広くも無い。






















エカテリーナ女帝の命により、ロシアバロック式を代表する建築家ラストレリの設計によって、1756年完成
内装は柱の色により赤柱の間、緑柱の間などとなずけられている。中でも琥珀の間は内装はすべて琥珀が
用いられてている。しかしナチスドイツが撤退した後、広間には何も残っていなかったようだ
現在これらの琥珀は行方不明だが、地道な修復作業が続けられ2003年には再現された琥珀の間が見られるよう
になった。ピアノのある部屋は、エルトンジョンが演奏した部屋のようだ                     

琥珀の間がみれるようになってから、混雑が激しい。ゆっくりみられない。次々団体客が来る。
あちこちのグループに耳傾けると英語ガイドが多かった。日本人団体にはあっていない。朝1で並んだほうがいい
歩いてレストランへ。サラダ、ボルシチ、牛肉とじゃがいも、りんご、紅茶、水は無料。ボルシチは日本で
食べる具だくさんではなく、真っ赤なスープのみ。自由が丘の産能大学側のロシア料理店のボルシチのほうが
まだましだ。ビールは60ルーブル。240円ぐらい。味はまぁまぁすっきりとしたのみ心地で観光プライスでも納得か
ピロシキやロシアンテイを楽しみたいと思ったが、その2つは貧しい人たちの食べ物、飲み物なのでレストラン
ではメニューにないとか!日本でロシアンテイと聞くといかにも優雅なのだが...水戸のキエフというロシア料理
店で飲んだら美味しかったのに。また一時間ほどバスを走らせ、イサク広場でニコライ1世の馬上の像をバックに写真
撮影。イサク聖堂は金色の丸い屋根を悠然と掲げているロシア正教の聖堂。
世界でも3番目に大きな聖堂のようだ。中は有料で高いので下車観光のみ
デカプリスト広場では広場の端にたつピョートル大帝像「聖堂の騎士」がある。
ロシアで最初の記念像。ここで花嫁
さんを見つける。結婚式をこの広場
でやったらしく、たくさんの人がお祝い
ムード。次の観光はスパス・ナ・クラヴイ
聖堂。ロシアっぽい建築でお菓子の
宮殿みたい。ロテンでミーシャ帽子発見
欲しいが1万円近い。寒いロシアでは脳
が凍るので必須。だから本物の狐製
昔モスクワで2万だったのでいくらか安め


今回の旅行は自由行動がたくさんある。今回旅行会社のほうから移動のバスの中で、最終日の提案があった。
船で1時間クルーズして30ドル。有名な文学喫茶でランチ20ドル。先ほどの教会は写真撮影のみだが入場して
観光300ルーブル(1,200¥)実費の割にはちょっとお高いので遠慮した。クルーズは目線が違うので
けっこうひかれる。やっぱ貧乏人はもっとチープな旅で楽しめるよう工夫しないと....と思いました。
次の観光はプーシキン広場。ここでお土産屋さんに寄るがツーリストプライス。けっこうお高いので早々と
外に出る。公園をふらふらしていると臼井さん親子発見..臼井さんにアイスご馳走になった。
チョコレートの棒アイスで60円ぐらい。夜はホテルにて夕食
トマトキュウリパプリカサラダ、にしんのまりね(激マズ)じゃがいも、すっぱい黒パン、ビール70ルーブル
(280円)チャーハン、チキンの丸焼き、カステラ。久々の魚なのにどうしてこんなにまずく料理できるのか?

5/1(月)エストニアへ
9:00ホテル発。バスでエストニアへ。ロシアの集合住宅が続く。道路を走り途中カフエでトイレ休憩。12:00
3時間近く走ってやっと国境へ。川沿いにある検問所。地元の人がのんびり川辺を散策し、検問所では
ひまそうな係員がたくさんいた。少し待たされる。10数年ぐらい前は1つの国だったがやはりお城があったり
ロシアとは様子が違う。急速にヨーロッパ化しているように見える。国境にはなぜか我々のみ
パスポートだけみせて約1時間かけて入国。そこから歩いてレストランへ。店員も陽気だ
サラダ、チャーハン、鶏肉、パン、ケーキ。食後はレストランの周辺の国境の町をぶらぶら。














この国境で時差を一時間調整する。13:25タリンに向かって出発。2時間ぐらい走ると道路わきの森で山火事
にでくわした。けっこう火が広がって煙がひどい。消防車もあまりきていなくどんどん燃え広がる
他の車も知らぬふり。日本ではヤジウマですぐ広がるだろうに...16時ころホテルにつく。旧市街から
けっこう近い。ホテルにチエックインし、テレビを付けると、英語の放送がやっていた。ロシアでは全部の
チヤンネルでロシア語放送だった。今日は移動だけで夕方になったが夜10時ころまで明るいので
17時ころ旧市街の北のほうを沼津さん夫婦、臼井さんと観光に行く。ふとっちょのマルガリータ付近で写真
を撮る。ピック通りを南下。旧市街周辺はチエコの町に似ている。ここは1周してもたいした距離ではない
中央広場らしきところでカフエに入る。カフエのみとお酒の席で席が違う。カプチーノ20クローン(200円)
コーヒー15クローン(150円)ビール55クローン(550円)あまりおいしくないし風も強くメニューが吹き飛ぶ
南の突き当たりまで行って城壁沿いを北上してホテルに帰ることにした。
19:30夕食。ボリュームたっぷりのきゅうり、レタス、チーズ、サラダ
オリーブオイルかけ、ジャガイモ、牛肉、セルフサービスで紅茶とケーキ
ロシア、エストニア両国ともケーキ紅茶はまずい!ここ来て良かったのは
トイレットペーパーの質は少しやわらかくなっていた

5/2(火)
早く目が覚める。ホテルは二つ星だが清潔でまぁまぁ
シャワーのみしかないがお湯は出たし、まぁまぁ
7:00朝食。9時ころ旧市街に出てみる。今日はフトッチョマルガリータ
から入り、右側の城壁沿いを南下。あち散策しながら写真を撮る
井戸を発見。地球の歩き方によれば魔物よけに猫を投げ入れていた
井戸らしい。その為井戸が、汚染されて使えなくなってしまったらしいが......猫が気の毒である
ぶらぶら歩くと、セルフサービスの喫茶店があったので入ってみることに。コーヒーを飲む18クローン
ゆっくりお茶を飲み、あっという間に10時過ぎ。まわりを散策しながらホテルに帰ることにした
途中道を間違えぐるりと遠回りして帰った。あせる。集合10分前にやっとホテルへ
11時にロビーに集合。これから南を中心にガイド付き観光。昨日の夕方と
今日の朝2回観光したのでだいぶ満喫はしている。バスでトーンペア城に行く

 ガイドさんは日本人。以前エストニアで学生だったらしいアレクサンドルネフスキー聖堂、聖ニコラス教会見学
お昼は旧市街の中にあるレストラン。営業中の店には小さい松明が印。狭い階段を下りていくとレストラン
サラダ、魚、チョコレートムース。食後14:50までフリータイム。CDショップ、セーターの壁に行く。
沼津婦人、セーターを購入。40ユーロ。城壁の外には花屋がたくさんあった。どうみても葬式のデイスプレイ
歩きつかれたので昨日のカフエの隣のお店に行く。どちらもテラス付きのオープンカフエだがここは高い
コーヒー30クローン(300円)沼津さんが10ドル両替したがレート悪く金額が不足。
私や臼井さんのクローン足しても足りなそう。高い割にはまずいコーヒー。支払いのときみんなで有り金
数えたがやはり足りなく、広場で待っていた金山さんとガイドさんに10クローンちょいいただいた
サンキューサンキュー我々もほっとした。かねが足りないとわかると落ち着いて飲むこと出来なかった
周りにいた外国人がやりとり見ていて笑っていた!


15時バスに乗り込み、港へ行く。ホテル、旧市街、港ともすぐ近い。2Fは出国検査になっている
船の席は前のほうに陣取る。中は広いが、船自体は中型というところか。でもスピードは速い
デッキに上がりしばし見学。バルト海は想像よりもずっと穏やかである。1時間40分たらずでフインランドの首都
ヘルシンキへ到着。フインランドは森と湖とムーミンの国しかわからず、ヘルシンキはどういうところ
なんだろうとわくわくしている。ここは遺跡よりはデパートが多く、ショッピング向き。ホテルも郵便博物館
中央駅のそばで、港までも歩いて20分足らずでいけそうだ。今までの中で一番良いホテルだった。
「ソコスプレジデント」夕食はホテルから歩いて5分ぐらいの所にある。そらまめのスープ(うまい)リゾット
魚、シナモンリンゴ、ビール小(2.5ユーロ)やはり北欧は高い!ビール小はおちょこ一杯しかなく飲み足りない
魚がしょっぱかったので喉が渇いた。帰りにホテル裏のバスターミナルのとこにあるスーパーに行く
いろいろお菓子が売っている。お酒は販売時間が決まっているようだ。
北欧は年中寒いせいか、ホテルの中は乾燥している。
5/3(水)
朝テレビつけるとCNNがやっていた。だんだん先進国にきてる気がしてきた。夜は日本のドラマが
やっていたし...9:00ヘルシンキ市内観光。ガイドの話によるとフインランドは中学まではみんないけるが
高校は成績評価段階10のうち7以上でないと入れない。大学も平均6年卒業するまでかかるとか
教育にお金はかからないが生まれつきバカだとけっこう苦労するみたいだ。
朝1チでマーケット広場に行く。果物や野菜の露店がぱらぱら出ている。あまりにぎわっていない
民芸品も10ユーロと高め。消費税15%というから致し方ないのか
次はウスペンスキー寺院へ。マーケット広場からも見えたロシア正教の教会で1860年にロシア人建築家
によって建てられた。壁にはテンペラ画が描かれている。私たちが見学終わる頃続々と人が入ってきた
次はヘルシンキ大聖堂へ
1852年に30年の月日を費やして完成。正形の大聖堂で中央にドームがある
入り口までは急な階段がある。近くの店にムーミングッズの置いてある店が
あった。ハガキやガム、人形と品揃えも豊富で可愛い。絵葉書購入
ムーミンの切手が貼ってあり可愛い。恵美子さんと名久井さんに出す。
少しはずれたとこにあるシベリウス公園に行く














フインランドの代表的な作曲家で1967年にエイラ・ヒルトゥネンという女性が製作したステンレスパイプのモニュメント
と御影石の上に置かれたシベリウスのオブジェ。しずかな公園のほぼ中央にある。写真撮影した後は
テンペリアウキオ教会へ。別名ロックチャーチと呼ばれるように岩の中に建物が隠れている。
天井の周囲を円形に切り取ったガラス窓からの光線が剥き出しの粗い岩肌をやわらかく照らし出している
音響もいいのでよくコンサートが開かれているようだ。ここの場所はホテルからも近い
お昼は市内のレストラン。サラダ、ブタ肉3枚、チョコレートムース、紅茶
午後は自由行動。バスが港付近まで行ってくれたので、港から船に乗り島に行く
世界遺産になっている「スオメンリナ島」船は20分おきにでていて往復3.8ユーロ
15分ぐらいでついてしまう。観光船というより市民の足って感じ
この島はフインランドの南海岸を守る要塞として防護壁が張り巡らされた。
島は4つの島からなり、橋で繋がっている。島に下りるとまだシーズンでな
いせいか観光客はいない。ところどころにカフエがあるが営業していない
港から右手の道に入り周辺を観光する。すこし丘を登ると
教会が出てくる。中はいたってシンプル。周りの土地から
肥料のにおいが漂っていて、少々臭い。
インフオメーションの中に小さい博物館があり、自由行動で一緒についてきてくれた
金山さんが値段交渉して、5ユーロのところ4ユーロにまけてもらった。
博物館はたいしたことないが、上映していた昔の島の様子の映画には感動した。
昔の島の歴史が良くわかり、今後の観光に役にたった。あまりいい歴史ではないが。
スエーデンに支配されていたと思ったら、次はロシアの支配へと
陸続きの国は大変で、そのころの様子をわかりやすくフイルム上映している。
備え付けのヘットホンでチャンネルを合わせれば数ヶ国語は入っているので聞きたい。
言語で聞くことができる。スオメンリナ島は今日、900人の人口を抱えるヘルシンキの一部
軍事利用は1973年をもって終わり、今は教会、商店、学校が待ちの真中にある。船着場には子供がいっぱいいた。
第2次世界大戦で実際使われた潜水艦を見て、3:40分の船で帰ることにした。
船には車を積むところがあって2台しか積めない
他車が並んでいたらずっと待つようなのか???
お客がぱらぱらなのでそのうち一時間に1本に
なるのでは!!ヘルシンキはデパートと美術館が
近くにかたまってある。
半日自由行動があるならぜひ島にまで足を
伸ばしたほうがいいと思う。
夕方といえどまだ明るいので、町をトラムで
1周してみることにした。
船着場にはバス停がある。山手線みたいに1周する路線は3Tと3B。黄色と緑の車体に書かれてある
乗り方は入り口で車掌に2ユーロ払う。一時間有効のキップをもらう。改札を刻印する必要なし。
くねくねとうねりながら市内を走る。とても混んでいる。30分もはしると郊外にでてオリンピック競技場もある
まち1周して1時間で2ユーロは安くていい.駅から駅はとても間隔が短いので時間はかかる。
もとの港で時間きれ、もう2ユーロはらってホテル近くまで帰る。郵便局前で降りる。ここに郵便博物館があるので
手紙だすついでに見学する。たくさんのカードが売っている。閉館18時前なので人はまばらである
近くのスーパーに行ってピザを購入(1/4カット)で2.7ユーロ。高くてまずい。北欧はイタリアやフランスに比べ食べ物
がまずいらしい。旅行会社提供のメシがまずいのかこの国の食事がまずいのか、くい物には大変不満である。
5/4(木)
早く起きる。今日はフリータイム。朝51歳のご夫婦と席が同じでいろいろなお話が聞けて楽しかった
今日のフリーはまったく一人。町を散策することにした。ソコスデパートー駅構内ー国立美術館ーサンタクロースの
店(しかしみつからず)ー再びポストミュージアム。北上し国会議事堂ー国立博物館










国立博物館の前で一人の外国人にシャッターを押してもら
うようお願いしたら、こころ良くOKしてもらった。
私のもお願いと言われた。なんでもリトアニアから一人旅
している学生のようで仲良しになり、長々と立ち話して
しまった。彼女の名前はスネザナと言って祖母がポーランド
人らしい。明日リトナニアに電車で帰るみたい。ヘルシンキ
には2週間滞在している。お互い英語が母国語でないし
文法めちゃくちゃだけど、笑いながら通じる。
お話しながら一緒に観光してとっても楽しかった。
お互いなんとか一生懸命説明すればなんとかなるものだ
11時過ぎにホテルにいったん帰る。
少々しゃべりすぎたらしくそのまま
寝てしまった。12時いったん起きる
13時ロビーに集合。ホテル2Fへ
お昼を食べに行く。サラダ、じゃがいも
クリームソースの鶏肉、チョコアイス
15時までヒマなので、長距離列車
の中で食べる夕飯の買出しにスーパー
に行く。パンを買うことに決めた
パンをつかんで紙の袋に入れ、重さ
を計る台にのせ、パンの番号をおせば
値段のシールがついてくる。そのシール
をパン袋にはり、レジを通す。チヨコパン
とクロワッサンを購入。1つ1ユーロ前後
だからあまり安くはない。駅までバスで
いく。6人がけのコンパートメント
荷物はサンタクロースそっくりのポーター
が電車に積んでくれる。のってまもなく
ジュース、マフイン、ヨーグルトの組合せ
かビール、サラミ、パンが無料で配布される
我々は2等だがいごこちはまぁまぁ
13時40分にでて10時ころ着くので
けっこう長居距離乗ることになるがみんなとしゃべっているとあっという間。食堂車
もあるが、国境を越えてから、2つめの駅を過ぎてから行ける。サラダ7ユーロくらい
食べに行った人は味はまぁまぁだと言っていた。国境にはシエパードがいた。
国境を過ぎると電車が揺れだし、町並みも貧しそう...10時40分。駅に到着
さすがに外は暗い。ホテルまではバスで15分くらい。PM11時ホテル着
今日は沼津夫婦の部屋でお茶パーテイ。臼井さんも一緒。お茶を2杯とお菓子を
いただいた。疲れているときの日本茶はとっても生き返る。
5/5(金)
10時ホテル発、エルミタージュ美術館に行く。道路がものすごくこんでいて、当初の
予定時間を30分超えている。11時ころ入場。ガイドとともに2F中心に見学をする
説明を受けながら将軍の間、ピョートル大帝の間、孔雀石の間紋章の間、
王座の間を見学する。30分の自由時間になり、解散となる。


エルミタージュ美術館の観光は、なんと1時間半の予定。パンフにはたっぷり見学と書いてあったので4.5時間は
居られるものかと思っていた。90分であの広い美術館を見るのは無理。興味ない人はいいが..
それで、ついているお昼をキャンセルしてそのまま美術館に残ることにした。同じくお昼キャンセルした沼津夫妻と
一緒に行動。他の人達はネフスキー通りのレストランへ言ってしまった。ちなみにメニューはキャベツとにんじんと
ジャガイモのスープ。チキンのカツレツ、ライス、デザート(ムース)みんなが行ってしまった後、1Fのインターネット
カフエでお昼を食べることに。ツナサンドとコーヒーを注文180ルーブル(800円ぐらい)メジャーなもの注文したが
賞味期限が切れたのかと思うようなものすごいパサパサのパンにへんな味付けのツナタマゴがめちゃまずい
日本のコンビニのサンドウイッチがもっと安くて旨いのに。なぜか喉がかわく。飲み物おかわりしたい
沼津氏が紅茶をご馳走してくれた。ちょっと生き返る。食後まず3Fの見学からスタート。エレベーターであがる
2Fは団体客が多く、部屋の観光という感じだが、うって変わって3Fは絵が飾ってあり人もいない部屋がある
とにかく広いし、部屋の番号もあったりなかったりで迷いながら見学をする
3Fは西ヨーロッパの芸術のコーナーでフランス、ドイツ、イタリアの絵が中心。有名なマチスの「ダンス」の絵も見た










2Fに降りてきて、みんなと見学したところも通りながら、見ていない個所を見学する。
15時、こんどは違うカフエでお茶タイム。朝から歩き続けて少々疲れた。紅茶30ルーブル(120円)
自販機の紙コップにテイーパックのクセしてまずいし高い。ほんと外人ぼったくり価格とロシア人の味覚についていけん
一休みして、1Fのエジプト文化を見る。16時半に息子さんの寮に行っている臼井さんと人類・民族博物館
に行く約束をしているので、16時前に沼津夫婦と別れ、宮殿橋を渡った。中央海軍博物館やロシア文学博物館を
外観から眺め、周囲を散策する。結婚式らしく花嫁さんがいたり、観光客がいたりで、橋の周辺は大賑わい
中国語が聞こえてきたので、そっちの国の団体さんかな〜でもがやがやうるさかった。
16時30分、人類、民族博物館の前で臼井さん親子と再会。早速入場するがたくさん観光客がいて混雑
ここの目玉は、奇形児のホルマリン漬けや動物の骨である。
でもここは世界で発見された人類学、民俗学のコレクションが展示されて
日本のコーナーは、ワンフロア有り、かなりスペースを取っている。内容
は、江戸時代のような展示物だった。ロシア人がこれが今の日本人かと
誤解しないだろうか、と不安な展示内容だった。誰か教えてあげてくれ!
地球の歩き方には入場料100ルーブルとあるが、現在はなぜか倍の
200ルーブルにいつのまにか値上げされていた。倍はさすがにひどいよ
現地人は100ルーブルなのに。でも払っただけの価値があった。
奇形児のホルマリン漬けの部屋に入ったとたん衝撃。ひよぇえええええ
ワンフロア、頭が2つの鹿の剥製や、動物の骨や奇形児のホルマリン
が30体以上も並んでいる。ここまで展示されているとはおもわなかった。
背中がくっついているもの、頭が前と後ろでくっついているの、
足と手が無いもの、みんな生まれてきたかったよう〜とうらめしそうに
訴えている。内蔵や脳みそがでた頭のホルマリンもありちょっとホラーの世界。(写真禁止なのでイラスト)
こりゃ日本人には受けないね!すべて本物だよ!日本人らしき観光客は何処にもいなかったもん。
じっくりみていたら、もう閉館時間で我々以外人がいない。他の展示全然見ていないのにそそくさと裏から出る
人類・民族博物館を出て、道路を渡るとバス停があり、そこから、バスに乗る。バスは10ルーブル(40円)
少し、バスにゆられて、ネフスキー通り沿いのカザン聖堂の前で降りる。ここは無料だから見てみることに
1801年から10年を費やして建てられた。半円形回廊には94本のコリント様式の柱が並んでいる
聖堂が完成した後にナポレオン戦争に勝利した。入り口はちょっとした公園になっていてたくさんの人が
休息している。道路を渡り、サンクトペテルブルグで一番美味しいと地球の歩き方に書いてあったケーキ屋
「セーベル」に行く。中身も外観もごく普通のケーキ屋。臼井さんの息子さんの通訳でケーキ2つテイクアウト
した。1つは差し上げた。箱か袋か聞かれたが、環境のために袋と言ったらほんとうにビニールにつっこまれた
金魚すくいみたいにビニールを縛り直すがビニールにクリームがついてしまう。ケーキは300〜400円くらい
バスが40円の世界だから1,500円相当のショートケーキに相当する。けっこうケーキは高級品だ。
ホテルに帰ってから食べたが、甘すぎてとってもまずい!甘すぎてと有名な日本の不二家のほうがまだマシ
サンユーの150円のケーキ以下!投稿にも絶賛とか阪急の旅行ガイドにも載っているほどの店が情けない
うちの寮の近く?の「綿引」の大福やバナナケーキが安くて旨いよ。あぁ懐かしい
帰国後1週間たって、禁断症状でかしわもち、みそまんじゅう、バナナケーキを買って一気食いしてしまった
そのまずいケーキというと見かけは超ゴーカなデコレーションで見た目はほんとおいしそうなのよ
コーヒークリームとナマクリームが絶妙に絡みつき、ところどころに入っているナッツもなんとも言いようの無い
まずさ。甘いもの大好きな私がゴミ箱にサンクトペテルブルグ1のケーキを捨ててしまったよ
バスが来たので乗り込む。混んでいたのでケーキがつぶれそうになる。バスは日本みたくフロントに最終目的地
が表示されてるわけではない。バスの横にA3サイズの張り紙があり経由するところすべてロシア語でびっちり
書いてある。ロシア語が読めてもバスが来たらすばやく行き先を目で追わないといつまでたっても乗り込む
ことが出来ない。車掌が後ろの席に待機していて、乗客が乗るたびに動いてお金を回収しまた席に着く
バス停の度に乗客の顔覚え金を回収する仕事は本当に重労働。日本はワンマンでバスカードがあるのに
運転手と車掌がいて効率の悪いお金の取り方を見ていると30年前の日本ではと思ってしまった。
ロシアはまだまだ遅れているなぁ。ホテルの近くでバスを降り臼井さんはホテルへ、私は息子さんをお借りして
スーパーへ。ロシアのスーパーは中に入るまでやっているかやっていないかわからない店構え。寒さ対策の為
窓が無いし。24時間やっている店が多い。ビニールは有料だが店構えは日本と同じ。おみやげ用に板チョコ
20枚購入。1つ60円くらい。きちんとしたギフト用も300円ぐらいである。ホテルに戻ってみれば臼井さんが
高熱を発して39度もあった。乾燥していたし、疲れもたまっていたのだろう。明日の夕方は帰国なので飛行機
乗れるのか今から心配になった。息子さんも心配そう。結局夜遅くまで居てくれたようだが..
明日は息子さんがピョートル宮殿付き合ってくれることになった。
5/6(土)
朝、9時に臼井さんの部屋にいくと、昨日よりは元気そう。熱も少しさがっているようだ
すこしたってはるばる寮から息子さんがたずねて来てくれた。臼井さんも動けるようになったので3人でピョートル
宮殿に行くことにした。近くの地下道から地下鉄駅に行く。受け付けで12ルーブルでコインを買う
改札にコインを入れ緑の→ランプがつけば、入場できる。地下鉄はものすごく深いところを通ってるので
最大で1キロもエスカレーターで下がる駅もあるようだ。近くが海なので海水を避けるため。
エスカレーターはものすごく速く長いので、なんか怖い。ベルトの速さともあっていないので老人は注意要
4号線のノボチェルカースカヤ駅から乗り、1号線乗り換えてバルチースカヤで降りる。ここは地下鉄だけでなく
隣は普通の駅。この駅からピョートル宮殿にいくバスが出ている。駅に着くとトイレに行きたくなった。駅の近くに
トイレ発見。トイレおばさんがいて料金は10ルーブル(40円)ロシアはトイレが有料が多く行くたび40円はきつい
中は便座がものすごく大きくぼっとんといれ。もうあふれんばかりに汚物が
浮かんでいて、液体がもう緑色になっている。直視も出来ないしものすごい悪臭。気をつけて入らないと汚物液に落っこちてしまう。
お金とるならちゃんと掃除しろ!トイレにいってるうちにバスが発車
急いで追っかけて無理やり乗り込む。自由時間は16:45まで
約6時間の自由時間である。ピョートル宮殿は郊外なので
電車とバスで1時間以上もかかるし、次いつバスが出るかわからない
404番のバスがピョートルに行くバス。駅前にたくさん並んでいる
のでそんなに待たなくても便はありそうだ
けっこう人もいるが座れそう。30ルーブル(120円)らしい。
シーズン中は、エルミタージュ美術館の対岸付近から船が出ていて40分たらずで下の公園
の船着場に着くのだが、オフシーズンなので、船は出ていなそう。しかたなしに地下鉄とバスにした
50分ぐらいバスを走らせると運転手が教えてくれピョートル宮殿の上の公園近くで降りた
庭がとっても綺麗。宮殿中は高いので外観のみ
観光。ここは噴水が有名な宮殿であと数日で
全部の噴水がでるようだ。オフシーズンなので
人もまばら。でも少し噴水も出ていたし、宮殿は
綺麗だし、行く価値がある。下の公園だけでも
250ルーブル(1,000円)ぐらいだが無料だった
ここは別名夏の宮殿ともいわれ多くの建築家
造園技師、彫刻家などによって宮殿は完成した
フインランド湾からだんだん高くなるテラス状の
地形を利用して宮殿と庭園が造られ、噴水と彫刻が
飾られた。「上の公園」と「下の公園」からなり、その総面積は1000ヘクタールという広大なもの。中心になるのは
フインランド湾と接する「下の公園」で幅500mの平地に美しい並木と噴水、小さな宮殿が設けられている
「ロシアの芸術の真珠」とも言われる下の公園は、彫刻と噴水で野外彫刻展のようだ。その中心は大宮殿の前の
大滝とそれを飾る64の噴水。大滝は左右に分かれ、7段の階段を流れ落ちる。流れ落ちたところは円形プール
その中央にライオンの口を引き裂くサムソン像がある



























お昼は船着場にあるレストランへ。カジュアルなフアーストフードみたいなとこと普通のレストランの二つあったがどちらも
閑古鳥。客がいないのにウエーターだけはたくさんいた。
フアーストフードっぽいところはあまりメニューがないのでレストランに入ったが
値段が高め。あまりお腹すいていないのであったかいボルシチ風スープサリャンカ
(1,000¥くらい)とパンとコーヒー頼んだが値段が高め。
サリャンカはカッテチーズやライム等あっておいしいがパンにそえる1センチぐらい
の球状のバターが3つで160円は高すぎ。1時間乗ってきたバス代より高い
パンとコーヒーとスープで2,000¥近くは量が満足されないのもあってたいそう
不満が残った。食後は残り半分の敷地の噴水の見学

結局14:30まで見学してしまった。いそいでバス停にいく。そんなに待たないでバスが来た。朝来るとき乗った
駅までは行かず途中でバスをおり地下鉄へ。16:45集合なのでバスが混むことを避けるため。駅の入り口で
ロシア語で書かれた絵本を購入する。ここの駅はエスカレーターがなく深いところ走っていない
いくつかの駅でまた乗り換え、ホテルに帰ってきたのは16時頃になってしまった。ロビーにはすでに船の観光
から帰ってきた人たちがぐったりして座っていた。写真見せてもらったが、船の1時間観光もなかなかいいみたい
お昼の文学喫茶はプーキシンやロシアの名だたる作家が通った落ち着いたカフエ。結局30ドル近くなって
しまったようだ。帰国日とあってみんな手持ちのルーブルがギリギリでスパス・ナ・クラヴイー聖堂に入れない
人もいたらしい。今回の旅行は無料のとこばかり入場で有料のとこは下車観光で中入りたい人は自分で払って
自由時間にきてくださいという感じがして嫌だった。臼井さんは昨日病気の為、部屋を1日料金払って確保
していたが、観光が出来たので、お金がムダになったが、精神的にはラクだったのかと思う。
息子さんともお別れして空港に向かう。空港までの道のりは混んでいた。空港の免税店は1Fに1つしかなく
あまりいいものもないので2Fの出国ロビーで待つことに。今回あまり人がいなくがらがら
20:30ソウルインチョン空港に向けて出発。機内はガラガラでみんなゆっくり座席確保できたみたいだ。
機内食もまたまたビビンバ。疲れた胃袋にちょうどいい。朝ごはんはなんとおかゆだった。
5/7(日)
ソウルに10時ころ到着。ここでソウル市内観光組5人と成田直行組みに別れる。ここで臼井さんともお別れ
ソウル組はこのあとお昼と市内観光をして18時ころ成田に向かう。帰りも遅くなるしソウルは観光したことあるので
今回は早い帰国便のほうを選択した。料金は同じ
成田行きはとっても混んでいた。お昼はシーフードがでた。13:30成田に到着。韓国はとっても晴れていたのに
成田は雨だった。夕方寮に到着。明日はは会社だ!!!!


トップページへ