新年家族旅行は、和倉温泉。  平成20年1月2−3日 わが家族の恒例の旅行です

(写真はすべて拡大表示が出来ます、一部の写真はロールオーバーの設定)
 

 平成19年10月に長男が嫁をもらい、11月外孫が誕生、その関係で参加人数が6名(10名)となりましたが、
次回を楽しみに諦めてもらいました。 雪は車窓から福井や小松にありましたが、金沢市内や和倉にはありません、
暖冬なのでしょうね、3日は朝からみぞれ混じりの雨、傘は必要なしです、何故なら、夫婦でお出掛けの時は、
道中がたとえ雨でも、乗り物から下り見学になると雨が上がるジンクスがあるため、今回も増穂浦 道の駅に着く頃には
雨は上がって、そのまま晴れに向い妙立寺の見学を終えたところから降って来ました。
満足のいく旅行でした、来年は何処に行くのか早くも旅の空を感じています。

下記に、旅の行程に従って記事を書きました参考にしていただければ幸いです。

○ 七尾フィッシャーマンズワーフ(食祭市場)
食彩館 かに
 平成20年1月2−3日の白坂家の家族旅行は、能登半島の七尾市の加賀屋に宿泊を決めて出発。
 サンダーバード号で、和倉温泉駅から石川交通の貸し切りジャンボタクシーを利用して、まずは、
 七尾フィッシャーマンズワーフ(食祭市場)に行って名産物を目に慣らしながら能登島に居た全長7m
 鹿の主と狩人の伝統の舞
を観賞しました、なかなか個性的ですが島根の大蛇の舞いに似ていました。
 ゴジンジョ太鼓に似た太鼓打ちの乱舞、お腹に堪えるいい響きでした。

○ 須曽蝦夷穴古墳の横穴遺跡

 ひょうたん温泉を通って須曽蝦夷穴古墳の横穴遺跡を見学、誰も見学に来ていないようで
 新雪がたっぷりと積もっていました、靴に入ってくる雪を次女はハイヒールなので嫌がっていましたが、
 心を決めてエイ、ヤーでサクサク、ズカズカ新雪を踏んでいきました、さすが、わが娘、思いっきりがいいね。 

○ のとじま臨海公園水族館

 雪合戦をしながら見学を終えて何時間でも居てられる、のとじま臨海公園水族館に入館しましたイルカのジャンプ
 タクシーで入場すると3割引!! イルカショウが始まるところで、イルカの演技駆け足でプールへ、残念一杯なので次の開演まで、
 鯛の音によるダンス、鉄砲魚の射的、ラッコの餌付けや極め付けが大プールで振袖姿のお姉さんと袴姿のお兄さんの
 お魚の餌付けと記念写真でした、見ごたえ十分、最後にイルカショウを見学、バック歩行に超音波の合奏会に
 超ハイジャンプ全長の4倍は高く飛んだ(ホント狭いプールでの演技なので感心しました、演技が終わると
 同時に別れの音楽で閉演16時半、一路、加賀屋渚亭へ。



ぬめりごち きす ほうぼう 

○ 加賀屋渚亭

 平成19年3月25日 能登地方を襲った地震で多くの施設が被害を受けました、地元は大変だったと運転手さんが
 言っていました。 私たちのお世話をしてくれた“美園”さんも、入社はしたけれど加賀屋で、
 研修もお仕事も出来ず、近くの施設で練習やマナーを学びましたと。 当時の新仲居の皆さんです。
 初めて宿泊する旅館ですが、続けられているお琴の演奏、新年の餅つきや館内での多種な催し物、
 楽しませていただきました。 引き物のプレゼントは能登の入浴剤でした、高家で魚に触れず箸のみで刺し身にする、
 “???”という匠を能舞台の上での様子を、興味を持って拝見しました、なかなかのものですなあ――、
 でも、庶民のほうが早くて綺麗に仕上がると思う。泉質は強ナトリウム泉で、塩分がとても濃く少々濁った
 高温の湯で循環か掛け流しか覚えていません。お湯はとても気持ちが良くて湯醒めがしませんでした。 
 湯場の造りは、2階が男湯ですが、脱衣場と露天だけ、エレベーターか階段で3階は天空の湯、1階は、
 いろいろ名前が付いていました、さらに地下1階へ、ここに飲用の湯の柄杓と湯口があり、ほんと!!
 濃い塩水でした、そら、腹の虫もびっくりやろ、半分がいいところです。 

女湯は、1階の露天に内湯、別の新しい場所での露天と内湯が在るとの事だったが、資料集めと写真撮影が出来なかった!
お料理は可もなく不可もなく、蟹の焼き物が痩せ過ぎていてちょっとな――、それを、大きくカバーしたのが、
仲居の美園ちゃん、笑顔を絶やさず、ウイットな受け答えや質問、お願いをてきぱきと片付けて
とてもいい仲居さんでした、いつになるか再度の宿泊には指名したいものです。まだ、アルコールが飲めません。

 翌日、朝から雨、定期観光バスを予約、金沢に向かう。

○ 能登半島観光

 美園さん他に見送られて、北陸鉄道の定期観光バスに乗車したが、どしゃぶりの雨、
 でも、そんなのカンケネーカンケーネー、ちりはま号は一路、増穂浦(‘岸壁の母‘のモデルになった
 お母さんの居たところ) 

○ 増穂浦

 ギネスの乗っている世界一長いベンチがあり、岸壁の母‘のモデルになったお母さんの居たところ
 (歌が売れるにつれ、上海から帰るに帰れず、後々に母子の対面はしたが、息子はそのまま中国人と中国に残った、
 自分の意思で帰らなかった、なんと言う親不孝な息子、なんと不幸な母親、でも、母親は息子の幸せを祈りつつ
 他界しました―― と)。

○ 巌門
巌門
国定公園の指定、幅6m、高さ15m、奥行き60mの迫力ある貫通洞門(日本国内に数箇所名前つきであります。)、
源義経主従が兄頼朝の追っ手から逃れ、手漕ぎの船で奥州に向かうときに海が荒れて、この巌門を通って荒波を避けたと
有りますが、凪の時でもすごい波なのにいかにして通ったのでしょうね。 奥が長くドーム型になっている入り江は、
格好の隠れ場所である事はわかります。









○ 千里浜なぎさドライブウェイ(ず――と以前は、護美ケ浜)なぎさハイウェイ

 きめの細かい砂が堆積した浜で走れる距離は7−8kmで、無料の観光名所、
デイトの道です、 出来るだけ濡れているところを走らないと逃げ込んでしまうので
波うち際を走るのがベスト、帰ったら水洗いを忘れずに。  
35年ほど前にこの浜でプリンスグロリアにもたれて、夕陽を全身に浴びながら恋人同士が寄り添っていましたなあ――。







○ 気多大社

気多神社参道
 縁結びの神様大国主命を祀る社。創建2100年 天平二十年(七四八)の歴史を今に伝えています。
 創建当時より、能登の一の宮となる神威を当時すでに有していた、霊験あらたかです。 
 1月3日なので、お店(屋台)がいっぱい出ていました、小腹が空いていたので焼きそばを買いました、
 300円、紅生姜と天カスを好きなだけかけてと言われびっくり!! 紅生姜は分かるが天カスをかけるのは初めて
 地方いろいろです。

http://www.keta.jp/honden/index.html


○ 金沢市内

 観光案内は、いずこかに任して、タクシーに分乗して妙立寺(通称名 忍者寺)へ向かいました。



○ 妙立寺

冬の妙立寺

 加賀百万石前田家の庇護の下、栄えたいせつな任務を果たしてきた日蓮宗の古刹です。

 名こそ大意を表わすとの例えで、通路に壁にいろいろな細工がなされた出城で他のお寺も同様な様相を持っていたらしく、
 現存していて公開はこの寺のみ。概観は2階建て実は4階建て地下一階、23の部屋がある。

落とし穴に隠し部屋、隠し階段や物見櫓に城までの抜け道などなど、書いては切が無いので、こちらで納得を。

http://www.myouryuji.or.jp

○ ふ (伝統の技)

歴史が物語る加賀の有名な土産は“ふ”だとの事、私の知っているのは創業慶応元年(1863年)“加賀麩 不室屋”、
もう一軒は創業明治6年 ”加賀麩司 宮田“ 好みによります。 いずれの老舗も伝統の味を楽しめるように茶屋を
開いています、味比べもいいでしょうね、ちなみに、金沢地方ではこの”麩“がお歳暮、お中元の一番人気らしいです。 

http://www.kagafu.co.jp/

http://www.fumuroya.co.jp