日本地球惑星科学連合2014年大会 一般公開セッション

防災教育−災害を乗り越えるために私達が子ども達に教えること3

日時:2014429日(火:昭和の日)

場所:パシフィコ横浜

(ポスター)

セッションの趣旨: 地震や大雨、火山噴火など、我国は度重なる災害に見舞われ、改めて防災教育の必要性が叫ばれています。しかし、極めて多岐に亘る防災関連分野から国民は何を学べばよいかについての共通認識は、未だどこにも存在しないと言えます。防災に関係する4分野(災害科学,防災行政,地域防災,防災工学)から講演者を招き、異分野間の議論を通じて、次の世代に伝えるべき総合的防災教育の構築を目指します。

 

今年度の紹介: 昨年に引き続き、包括的な防災教育の構築を目指します。2014年度に予定している講演者と演題を下表に上げます。地域防災の実践例として高知県と沖縄県の取り組みを紹介してもらいます。また、ますます複雑化してきている都市災害、および巨大化が憂慮される世界の自然災害について解説してもらいます。医療関係では、2013年度大会で取り上げた急性期の医療に続いて、本年度は復興期の医療を取り上げます。さらに、文部科学省の防災教育担当官を招いて、同省の防災教育の取り組みについて講演していただく予定です。

 

講師(敬称略)

所属

分野

演題

上岡法政

高知県教育委員会 学校安全対策課

地域防災

高知県の防災教育の取組

〜高知県安全教育プログラムの策定と実践〜

松本剛、藤原綾子

琉球大学

地域防災

沖縄県の地域防災力の向上に向けた取組

河田惠昭

関西大学社会安全学部

災害科学

都市災害

河田惠昭

関西大学社会安全学部

災害科学

世界の自然災害

高田

神戸大学大学院保健学研究科

地域防災(医療)

災害復興期における医療(要援護者への支援)

佐藤浩樹

文部科学省スポーツ・青少年局・学校健康教育課

防災教育

東日本大震災の教訓と今後の安全教育

 

*) プログラムの詳細は2014318日に日本地球惑星科学連合のウェブページで公開される予定です。

 

本セッションについてのご質問は、渉外担当コンビーナ 

小淵沢総合研究施設:中井仁(hx9h-nkiアットマークj.asahi-net.or.jp

までお問い合わせください。

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