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雑感

6月4日 幼児のうつ伏せ寝は危険。連立離脱後の社会民主党は?

 またまたご無沙汰していました。受験勉強はいよいよ論文試験に向け佳境といったところで、こんな更新に明け暮れる暇はないはずなんですが・・。
 短答発表前の、今一つ乗り切れない時期を使って、里程標の部分を更新しました。
 まあ泣いても笑ってもあと40日強なので、何とか力を出しきれるようにしていこうと思っています。

 そうそう、「雑感」も中身が増えてきたので、これからは1回分を1つのファイルに収めるようにしました。

 ところで、厚生省の「乳幼児突然死症候群(SIDS)対策に関する検討会報告」によると、幼児の突然死に影響を与える要因として、うつ伏せ寝、人工授乳と両親の喫煙が挙がっていました。うつ伏せ寝については、これからはやめましょうということでいいと思います。喫煙もやめてもらえばいいことでしょう。問題は人工栄養です。母乳での育児を推奨するということが、母乳が出ない人に対する精神的圧迫として働くのではないか危惧されます。それに、赤ん坊が小さい間は母親は家庭に・・ということで、母親が働き続けることへの圧迫となるのではないかということも心配です。母乳にはダイオキシンが含まれているおそれがあるという問題もあるし、今の環境で母乳をお役所が推進するのはどうかという気がします。厚生省報告書も「できる限り」という言い方をしてはいますけれどもね。

 さて、6月1日に社会民主党がやっとこさっとこ連立政権を離脱しました。評判は散々のようですね。やむをえないのかなあ。ガイドライン関連法案の国会提出を決めた時点か、政治倫理法案を巡る協議がほぼ決裂した時点で離脱を表明すればまだ格好良かったのにね。党内は本当に二分されている状態で、土井さんも何のかんのいって決断できないうちに、こんな風にずるずる行ってしまったんだろうなあ。

 ところで、社民党は野党になった以上、選挙戦で自民党と共闘を組むというわけにはいかない。それでは民主党と組むかというと、これがどうもねえ。近親憎悪とでもいうのか、離婚したての夫婦みたいで本当に仲が悪いみたい。昨年だったか、参議院の宮城選挙区の補選では、民主党の岡崎トミ子氏が当選したんだけれど、社会民主党の候補者の選挙を手伝いに行った人の話によると、土井氏の肝煎りで政界入りしながら民主党に移った岡崎氏に対する社民党残留組の怨念は、すさまじいものがあったらしい。昔から思っていたことだけど、1人区で野党がバラバラに候補者を立てたら自民党に勝てるわけがないんだよなあ。まあ、89年の連合バブル(民主改革連合の笹野貞子議員(娘はなんとあの元東京少年の笹野みちる!)もこの時の当選組)のようなこともたまにはあるけれど。はっきりいって、日本の状況は、89年に比べると格段に悪くて、自民党の失政も消費税導入どころではない気がする。でも今のままで野党陣営が勝てるとはとても思えない・・。89年当時の社会党よりも今の野党はていたらくなんだろうか?でも民主党やましては共産党が勝つというのもイメージが今一つ湧かない・・。イタリアみたいなオリーブの木っていうのは、このままだとかけ声倒れになりそうだ。まあ、古い世代の人が早いところ去って怨念が消えれば何とかなりそうだけど。

 それにしても、福島瑞穂さんは、社会民主党の比例代表区の候補者名簿の何番目にランクされるのかなあ?担ぎ出されるだけ出されて順位が後ろの方じゃ、彼女もやりきれないだろう。少なくとも畑恵氏の数百倍の実力はあるとおもうけど。そうそう、船田元ちゃん、お連れ合いに隠れることなくデートなんて、おじいさんが知ったら泣きまっせ(よけいなお世話か)。30代の若さで経済企画庁長官になった時はちょうど私も経済企画庁に出向中で、なかなか切れる人だと感じたものだったが・・。


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