アマチュア無線用 AM 50MHz帯 真空管3A5トランシーバーです。 1960年代、前半アマチュア無線で流行りました。 当時CQ誌等で記事見ていたのですが、まだ免許もなく、 実力も伴っていませんでした。 数十年ぶりに、初めて組み立て、動作したときは、嬉しかったです。 受信は、超再生回路です。水晶発振への引き込み回避のため、 受信時水晶端子を短絡しております。 超再生受信機は、非常に少ない部品で構成出来、 AM/FM 受信出来る利点ありますが、スプリアス放射が多い、 選択度が悪い等の欠点があります。 再生受信機で発振直前のポイントが感度最高です。 この部分を行ったり来たりするように発振させています。(クェンチング発振) クェンチング発振は、100KΩ VR で調整します。 水晶は、50.3MHz 3rd Over Tone です。 現在、発振管を直接変調かけるのは、認定が取れません。 ダミーロード負荷で送信機動作を確認しました。 (2003年12月製作) |
左側はカーボンマイク、クリスタル・イヤホンです。
参考回路図
1:20トランスは、Sansui ST-14 "1: 22.4"1K :500K 1:3 トランスは、Sansui ST-27 "1: 3.13"2K:20K 水晶約35年前購入の水晶HC-6U 50.3MHz 3rd Over tone および、切り替えSWとして、シーメンスキー使用しました。 |
参考資料
1964 8月臨時増刊 CQ Ham Radio トランシーバ・ハンドブック
および、皆さんよりの資料、情報、図書館(有り難う御座いました。)