「或いはひとつの可能性」
< 設 定 集 >

この小説はフィクションです。小説の中に登場する全ての人物、団体名は、実在の人物、団体等とは一切、関係はありません


政府・与党

 対  馬  キョウイチロウ  
    
 67 
    
内閣総理大臣。                                                      
自由改進党第5代総裁。
山口第3区選出(宇部市周辺)。
党内では第3派閥の対馬派(正式名称:民敬会)を率いており、
最大派閥の万田派の支援を得て総理に就任。
前首相のスキャンダルに伴い、クリーンなイメージの強い彼が急遽、総理に
祭り上げられたというのが実態であり、党内基盤は極めて弱い。
    
 千代田  テツオ  
    
 48
    
内閣官房長官。
衆院議員。長野1区選出(長野市周辺)。
引退した父の跡を継いで代議士となり、父と同じく対馬派に所属。
表面的には対馬に誠心誠意尽くしているが、内心では指導力に乏しい対馬を
軽んじており、将来的には派閥からの独立、新グループの設立を視野に
入れている。   
    
 土  佐  クニヒロ
    
 64
    
内閣官房副長官(事務)。
福祉生活省事務次官を経て、官僚の最高職位である官房副長官に就任。
既に3人の総理に仕えてきた。
沈着冷静なリアリスト。
    
 長  門  セイコウ
    

 57
    
内閣官房内閣情報分析室長。
警務庁情報整理局長を経て、内閣官房に出向。
次期警視総監との下馬評が高い。
    
 紀  伊  ゼンタロウ 
    

 44
    
内閣総理大臣秘書官。
財務省では一貫して金融畑を歩み、財政には疎かったため、省内基盤が弱かった。
これを逆手にとって、金融分野に疎い対馬に自ら接近し、
ポリティカル・アポインティー(政治任用)に近い形で、年次の壁を飛び越して
異例の総理秘書官就任を遂げた。
    
 伏  見  ジュンジ
    
 47
    
内閣官房長官秘書官。
千代田長官の第2秘書。
明治以来、千代田家を支援している長野市内の造り酒屋の次男。
千代田の数少ない相談相手。
    
 竹  生  エイイチ
    
 58
    
自由改進党政務調査会国防部会長。
衆院議員。北海道ブロック(比例区)からの選出(別海市出身)。
万田派に所属するが、万田の内意を受けて、反対馬の立場で活動。
全国特殊郵便局推進協議会、北海道郵便銀行の支援を受けている。
党内きってのタカ派。
    
 倉  橋  ヤスナリ
    
 62
    
民主自由連合代表(連立与党)。
衆院議員。福井3区選出(新敦賀市周辺)。
民主協同党右派の領袖として活動していたが、一昨年の代表選挙で
左派の推す候補に敗れる。
その後、民協党で左派色が急激に強まる中で離党し、民自連を旗揚げ。
対馬政権の評判が芳しくないのをみて、最近では自改党に微妙な距離を
置き始めており、
次期総選挙を睨んで連立解消のタイミングを模索している。
    


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