海
海、そこは、自らと出会う場所
穏やかな波音を聴きながら
人は、いつのまにか自らの遠い過去と出会う
なんのつながりもない過去の一コマ一コマが
ランダムかつリアルに波間に投影される
やがて、その実存的映像は、
輪郭のはっきりとしない思索的映像へとシフトされる
自らの夢や愛や不安や苦悩が かわるがわる波間に投影され
やがて人は、自らの未来と出会う
海、そこは 自らと出会う場所
海、そこは、自分が何物かを教えてくれる場所