イギリスでの生活


ロンドンでの勤務
約半年間勤務していたofficeはロンドン中心にありました。最寄りの駅はMoore gate、St. Paulです。ちょっと大通りから入るのでこの画像 だけで場所が分かれば、相当のロンドン通だと思います。昼食は近くの大学の学生食堂や日本レストランで食べました。

ロンドンでの勤務場所

最悪だったホームステイ
今までオーストラリア、ニュージーランドでホームステイを経験しました。オーストラリアでは、友人宅やEIL(Experience of International Livingだったと思う)の紹介だったので、本当にEnjoyしました。10年程経ちましたが今でも交流があります。最近お金を支払うホームスティ ・ファームステイをニュージー・ランドでしましたが、まあそれなりに楽しめました。
が、今回の様な経験は初めてでした。最初から部屋と食事を与えてくれ+洗濯、部屋掃除をしてくれると割り切るべきでした。 まあ、一番我慢出来なかったのは、そこの夫人ですね。今まで受け入れた日本人の方はさぞかし英語が流暢だったのでしょう。でも、喋っている 途中につまったり、聞き直すととっても嫌な顔をするんです。聞き直しても諦めて言ってくれませんでした。妻も1日泊まったのですが、よくあ の環境で3ヶ月過ごしたものだと関心していました。 家に戻っても面白く無いので好んで残業しました。(ステイ先からは毎日忙しいのねと言 われましたが...)、週末も約2週間毎にフランスへ行っており、それ以外は博物館巡りをしていました。
結婚後、2人で住みたいので出ていくというと、急に態度を変えてあと数ヶ月すると日本に戻るのだからそれまで待てば、とか話を聞いている とお互いよく知っていないのではないかとか(余計なお世話です)言われ、最終的に去る事を決めると数日後にはホームステイの斡旋業者から の案内のファックスを見せつけの様にテーブルに置いてありました。

ロンドンでの新生活
家はホームステイ先から3つ目先の駅の近くです。Enfieldというロンドン北部郊外です。鉄道はBR(英国国鉄しかありません)。会社からは 少し遠くなりましたが、別の路線でロンドンへ出る事が出来、通勤時朝座れる可能性が高くなりました。帰宅時は始発駅なので殆ど座って帰れ ました。
約4ヶ月妻と生活した一軒家?は、ステイ先のご主人の友人のおばさんが住んでいたそうなのですが、数年前に亡くなられたので今は無人に なっていた家でした。日本と違って家具付きなので、体だけ行けば直ぐに生活出来ます。ただ、洗濯機は娘が一人暮らしを始める時に持って いたそうで買ってくれと言われました。引越し日、前日にちゃんとボイラーもチェックしてあり、当日約束通りBTの技術者も来てくれたの で電話もつながりました。近くにショッピングセンターもあったのでそこで昼食と夕食の食料と生活に必要な物を購入しました。素敵な日に なるはずでしたが...
これが4ヶ月住んでいた家です。

2階建ての家ですが、1階と2階とま完全に区別されており、我々は1階に住んでおり、2階は別の家族が住んでいました。玄関も2つあり、2階の 住民用のドアは開けるとすぐに2階への階段があります。庭も縦に2つに分かれていました。

最初の夜の出来事
寝室で寝ていた時です。最初ちょっとむっとした空気を感じたのですが、長い間使っていなかったせいだと思っていました。しかし、夜中に 2人共涙目とくしゃみが止まらなくなり、咳も少し出るようになり、我慢できなくなりました。
結局、リビングルームにブランケットを持っていきソファーと床で寝ました。
朝、良く調べると家具の上に埃が貯まっていました。これが落ちてきたのでしょう。オーナーは我々が引越す前に掃除をしてくれましたが、 そこまで気が付かなかったのでしょう。大掃除をして、芳香剤を置いたので翌日からは安眠出来るようになりました。

自宅前の公園
自宅のすぐ目の前に大きな公園がありました。ゴルフコースもありましたが、あいにく私はゴルフをしないので、関係ありませんでした。
通勤時はこの公園を通って駅まで行きました。春には週末妻と良くこの公園を散歩しました。中には小さな売店がありアイスクリームを食べる 人、コーヒーを飲む人がいました。そうそう、よく注意してみると野生のリスが枝から枝へ渡っているのが見れました。

自宅前から撮った写真です。夜は防犯の為か入り口に鍵がかかっていました。彗星の写真もここで撮りました。


近くの別の公園で春先に撮った写真です。

セントラルヒーティング
霧の都ロンドンと言われた原因の一つは各家庭で使用していた暖炉だったそうです。住んでいた家もちゃんと暖炉がありましたが、セントラル ヒーティングを使用し始めてからは使っていないそうです。小さな簡易ボイラーがあり、一定温度のお湯をタンクに貯めておりそれが各部屋にある ラジエターを巡回します。オイルフィーターの様なものが各部屋にあると思って下さい。とっても温くて、安全なので服をかけておくとすぐに 乾きます。洗濯に日本と違ってお湯を使うので、洗濯と風呂用に朝晩2回タンクが満杯になる様にお湯を補給します。これらは専用の コントローラーによって制御します。

洗濯機
洗濯機は日本と違って通常お湯も使用します。蓋が正面に付いているタイプで日本の乾燥機のような形です。近くのディスカウント店で購入 しました。Serviceというメーカーで向こうでは有名だそうです。値段は送料込みで約270ポンドでした。でもオーナーに200ポンドで 売って帰りました。
すごく重いんです。設置するに苦労しました。説明書と格闘してなんとか設置しました。水をあまり使用せず生地にじっくりとなじませて 洗うという感じで、長時間を要します。でも、よく汚れがおちていました。靴下やシャツの襟等通常に洗ってきれいに落ちてましたし、生地にも やさしいそうです。日本でも同タイプ見かけましたが高いですね。
一度スタートすると、終了して数分たつまで蓋が開きません。途中で洗い物を加える事は不可能ですね。

洗濯機が動かない?
良く動いていた洗濯機ですが、2週間後急に妻が動かないと言われ見てみると、開始後給水がづっと続いているようです。数回もやり直しました が何も変化が無く、説明書をよく読むと、排水はポンプで行っているので排水溝をチエックする様に書いていました。家の中は特に問題無く、 外の排水口を見ると枯れ葉で詰っており水があふれ出ていました。この枯れ葉を取り除くと今までが嘘の様に動き始めました。

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