京・大坂みち




 

 このコースは登り坂が少なく、年輩の方にもお勧めコース。電車を下車してすでに林道という場所で、田舎の雰囲気を味わうには最高のコース。途中で玉川峡と合流する。

 


    行き方(往)
       南海高野線     難波〜紀伊神谷

        (復)
       南海高野線     九度山〜難波

    歩行時間
       約2時間半〜3時間

    コース説明
        紀伊神谷駅を降りると既に林道があり、やや昇り道を昇っていく。所々九度山行きの
       道標があるので、そちらに進んでいくと良い。下の写真の様に既に林道になっている。
       
        30分程で日本最後の仇討ちの跡に到着する。この案内板の少し前にお墓もある。
       *説明から抜粋
         明治4年に赤穂藩士で村上兄弟の一行7人が父の仇を待ち、殺生禁断の高野山へ
         逃げ込もうとする寸前で討ち取ったという、映画みたいな話しがあった場所。
       
        暫く歩くと集落が所々にある。その近辺も景色が綺麗だった。澄んだ空気に綺麗な
       景色。言うこと無しである。一本道でここまでは迷うことはないだろう。
       
        ここから少し歩くと千石橋と赤瀬橋の分岐の道があるので、千石橋(直進)へ歩いて行く。
       玉川峡に差し掛かり、千石橋を歩く。5分ほどで玉川峡のコースと交わる。そのまま直進
       して行く。
       
        左手に丹生神社があり、さらに進んでいくが、ここからやや登り坂になっている。この箇所が
       このコースで一番しんどい所だが、坂道は20分程度なので大したことはないだろう。
        坂を一旦登った所で、学文路への道標(右折)があるので、右へ進路をとる。
       10分程歩くと大師硯水(たいしすずりみず)の井戸がある。民家の庭で下がった所にあるので、
       気付きにくい。この井戸は弘法大師が水を求めた時に村人が遠い谷まで水を汲みに行った
       ことを知った大師がこの井戸を掘って与えたらしい。庭先にあるので、入って良いのか分からな
       かった。
       
        そのまま道成に進むと、九度山駅への道標があるので左折する。井戸から10分程度進むと
       綺麗な景色を見ることが出来る。ここでご飯を食べたりしたいけど、道路なのよね。(スレッガー風)
       と言いつつおにぎりを食べていた。気分は裸の大将だった。
       
        いくつか道標があるので、九度山駅の方へ進んでいくとよい。途中大きな道にあたるので、
       左折する。道標があるので、大丈夫である。この当たりは住宅街となっていて、道が交差する
       所も直進する。町並みが見えてくる。
        農業会館を左折し、10分程でカーブミラーに九度山駅への矢印があるので、右折する。
       消防団の器具庫の先の道を右折し、九度山小学校を左に見て、少し歩くと九度山駅に到着する。

        個人的には歩きやすく好きなコースだった。早く現地にも着けるので、午後からの時間も有効に
       使うことが出来る。登り坂が本当に少なく、家族向けのコースだと感じる。








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