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きき酒

きき猪口
お酒を造る立場で杜氏や蔵元がきき酒をする場合、長所を見るよりも、造りに起因する短所ばかり探してしまって、欠点の少ない酒をつい良い酒とみなしてしまいがちです。

実際に飲まれる立場できく場合は、できるだけ良いところを見つけるようにした方が、より美味しく楽しめます。そして回数を重ねることで、自分の好きなお酒はどういうものか、イメージできれば最高です。

お酒のプロでも予断と偏見がそのお酒のきき酒に影響することを見透かして、アドバイスを参考に自分のお好みを探してみてください。

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日本酒のきき酒に用いる言葉

〈外観〉
  さえ、てり、山吹色、黄金色

   (指摘) 混濁、さえ悪い、てり悪い、ぼけ


〈香り〉 
華やか、上品、個性的、熟成香、調和良い、フルーティ、馥郁と、木香、
     バナナ、リンゴ
 

   (指摘) 老香、生老香(ムレ香)、酸臭、セメダイン臭、甘臭、火冷め香、
        ろ過臭、かび臭、不調和、木香様臭
、袋香、ゴム臭、つわり香、
        香りはなれる、ヤコマン香



〈味〉  ふくらみ、濃醇、淡麗、きれい、なめらか、キレ良い、甘辛、ごく味、
     さばけ良い、おしがある、はねがある
 

   (指摘) うすい、渋味、苦味、荒い、甘うく、酸うく、重い、ダレる

 

〈印象〉  まるい、調和のとれた、繊細な、柔らかな、しなやかな、力強い、
      若い、複雑な、軽い