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  ここでは、ウクレレ・コード学習ツールの使用方法について紹介します。  
ウクレレのコードについて

ウクレレの弦は4本しかありません。しかし、コードの中には、5つ以上の音で構成されているものがあります。たとえば、C9は、ド、ミ、ソ、シb、レの5つの音で構成されています。このため、ウクレレでこのようなコードを表現しようとすると、コードの響きの上で重要と思われる音を4つだけ選んで鳴らし、それを超える音は、省略するということをしなければなりません。
どの音を省略するかというのは難しい問題ですが、たとえば、ベース楽器などと一緒に合奏をする場合は、ルート音は省いても問題が無いと考えられます。しかし、たとえば、C9のコードで、9度の音を省いてしまえば、C9の響きは得られませんから、これらの音は省けないということになります。

一五一会のコードについて

一五一会の弦も、ウクレレと同様、弦は4本しかありません。なので、ウクレレと同様に、5つ以上の音で構成されているコードでは、どれかの音を省いて演奏しなければなりません。しかし、一五一会の場合は、4つ以下の音で構成されているコードでも音を省いて演奏します。たとえば、C△のコードは、ド、ミ、ソの音から構成されますが、一五一会では、ドとソの音だけ演奏するということが行われます。一五一会の場合、弦の数が少ないから、という理由だけでなく、コードの押さえ方を簡単にするという目的でも音が省かれます。コードの響きが多少、損なわれても、押さえるのが簡単なほうが良いわけです。この点が、ギターやウクレレなどの楽器のコードと、一五一会のコードで大きく異なります。一五一会では、コードの構成音が2つ以上入っていること、コードの構成音以外の音が入っていないこと、の2点を満たせば、それでOKなのです。(私がそう思っているだけかもしれませんが。。。)なので、一五一会では、A7とAのところで、押さえ方がまったく同じであっても問題ないわけです。

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