音楽ソフト->Windows->その他->着うた変換ツール 3GX

 
  携帯電話で再生可能な着うたを作成するためのツール3GXについての説明ページです。  
 
外部エンコーダーリンク機能
着うたフルなどで使用されているHE-AACのコーデックを使用すると、さらに、音をよくしたり、ファイルサイズを小さくしたりすることができます。
外部エンコーダリンク機能は、外部にあるエンコーダーのEXEプログラムを自動的に呼び出す機能です。 (エンコーダーとかエンコード・プログラムとか色々言い回しを変えることがありますが、すべて同じものを指しています。)
※この機能はサポート外です。ご使用の携帯によっては、外部エンコーダリンク機能を使用してファイルを作成しても、正しく再生できないことがあります。
外部プログラムの入手
エンコードの機能のあるプログラムをあらかじめ、PCにインストールしておく必要があります。
下記、一応、技術的な説明をしますが、意味がわからない場合は、とりあえず読んで先に進んでください。
外部プログラムは、DOSのコマンドラインから実行する形式のもでなければなりません。 要するに、DOS画面から実行できる拡張子がEXEのファイルです。
さらに、-br [サンプリングレート] -he -if  [入力ファイル名] -of [出力ファイル名]という順でパラメータを指定できるようになっている必要があります。
この条件を満たすものであれば、どのエンコーダであってもかまいません。(これ以外の書式の要望がある場合は、下記のメール送信フォーム(ハエのGIFアニメ)から要望を送ってください。ただし、要望にこたえられるかどうかは約束できませんが。。。)
Yahoo!やGoogleで「HE-AAC コーデック ダウンロード」などのキーワードを書いて検索をかけると、使える可能性のあるソフトをダウンロードできるページが幾つかひっかかります。
とりあえず、どれかのページを開いてみてください。 (ページの内容を読んで確認してもらう必要がありますが、おそらく、上から順に試していくのがよいのではないかと思います。)
ページを開いたら、本当にそのソフトが使えるかどうかを確認します。
まず、he-aacに対応しているかどうかを調べるために、ページ内で「he-aac」で検索をかけます。「HE-AACに対応」とか「HE-AACに準拠」などの言葉を探して、対応しているかどうかを確認します。
次に、DOSのコマンドラインから実行する形式かどうかを確認します。ページ内に、「コマンドラインアプリケーション」「コマンドプロンプトから実行」などの言葉があれば、おそらく、DOSのコマンドラインから実行する形式です。逆にプログラムを実行すると、ウィンドウが表示されるというような説明がある場合は、おそらく、DOSのコマンドラインから実行するプログラムではありません。
本来は、パラメータの書き方も確認できるとよいのですが、これは、たいてい、プログラムをダウンロードして実行してみるまで分かりませんので、ここではとりあえず、気にせずに先に進みます。
ダウンロードする際、使用条件が表示されますので、それを読んでOKであれば、ダウンロードを行ってください。 (プログラムの使用には、定められた条件に従ってください。)
ダウンロードしたファイルはたいてい圧縮されています。解凍すると、複数のフォルダやファイルができることがあります。
Windows用のものやLinux用のもの、エンコーダ、デコーダなどが色々と入っているはずですが、その中で必要なのは、Windows用のエンコーダ(Encoder)です。
目的のプログラムをダブルクリックしてみてください。DOSのコマンドラインから実行する形式の場合、一瞬黒いウィンドウが開いて、すぐに閉じると思いますが、それであっています。
「有効なWin32アプリケーションではありません」などのエラーが表示される場合は、解凍に失敗しています。別の解凍ツールで解凍してください。
何かアプリケーションのウィンドウが開く場合は、DOSのコマンドラインから実行する形式ではないので、別のプログラムを探す必要があります。
 
変換の実行

変換を行う前に、設定で[3GP]を選び、[External]をチェックしておきます。
変換を実行すると、エンコーダのEXEファイルのある場所を尋ねるダイアログが表示されます。

上記のダイアログが表示されたら、拡張子がEXEのプログラムを指定してください。
なお、いったん拡張子がEXEのプログラムを指定すると、次の変換から聞いてこなくなります。(毎回指定する手間を省くためです。)
エンコーダのEXEプログラムが、指定したパラメータの形式に添っていないと変換時にエラーが発生するかもしれません。その場合は、再度、別のエンコーダを探して、同じことをする必要があります。エンコーダの指定をリセットするには、次の項目を読んでください。
 
あやまってエンコード・プログラムを指定してしまった場合
エンコード・プログラムを誤って指定してしまった場合は、 指定を変更することができなくて困ると思います。
その場合、いったんその誤って指定してしまったプログラムが無い状態にすると、指定がリセットされます。
たとえば、「AAA.EXE」というファイルを間違って指定してしまった場合、とりあえず、「AAA_BAC.EXE」のように別の名前に変更します。
そのあと、3GXで変換の操作を行うと、指定がリセットされます。
そのあとで、名前を「AAA.EXE」に戻してください。