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  3GXは、携帯電話で再生可能な着うたを作成するためのツールです。着うた変換ツール 3GXは、こちらからダウンロードできます。
ここでは、曲の長さ(秒数)と変換後のファイルサイズについて説明します。
 

 
曲の長さとMLD,MMFのファイルサイズ
携帯電話で、MLDファイルやMMFファイルの再生を行う場合、ファイルのサイズが大きすぎると、携帯電話で再生できない場合があります。どのくらいのファイルサイズまで再生可能かは、携帯の機種によって異なります。携帯機種と、再生可能なMLD、MMFのファイルサイズについては、こちらの表をご覧ください。
上記の理由により、WAVファイルからMLDファイルやMMFファイルを作成する場合は、変換後のファイルサイズが制限を越えないように注意する必要があります。変換後のファイルサイズがどのようになるかは、元のWAVファイルの内容と、変換する際の設定内容によって変わります。
長い曲を変換するほど、ファイルサイズは大きくなります。MLDやMMFはADPCMという方式で圧縮されていますので、同じ設定で同じ長さの曲を変換 すると、変換後のファイルサイズは同じになります。
変換する際の設定内容によって、ファイルサイズが異なります。着うた変換ソフト3GXでは、「STEREO」「MONO」や「8000Hz」「16000Hz」「32000Hz」など、サンプルレートの変更を行うことができます。「STEREO」を選ぶと「MONO」を選んだ場合の倍のサイズになります。また、「16000Hz」を選ぶと、「8000Hz」の倍に、「32000Hz」を選ぶと、「8000Hz」の4倍のファイルサイズになります。
下記で紹介しているのは、MLD,MMFのファイルサイズです。3GP、3G2のファイルサイズはこちらで紹介しています。
 
秒数とファイルサイズの関係
 
以下は、DoCoMoのMLDファイルの目安です。
  2秒 4秒 8秒 16秒 32秒
MONO
8000Hz
8K 16K 32K 64K 128K
MONO
16000Hz
16K 32K 64K 128K 256K
MONO
32000Hz
32K 64K 128K 256K 512K
STEREO
8000Hz
16K 32K 64K 128K 256K
STEREO
16000Hz
32K 64K 128K 256K 512K
STEREO
32000Hz
64K 128K 256K 512K 1024K
(参考)
WAV 44.1K 16Bit Stereo
353K 706K 1411K 2822K 5,644K
 
以下は、Softbank,auのMMFファイルの目安です。
  2秒 4秒 8秒 16秒 32秒
MONO
8000Hz
8K 16K 32K 64K 128K
MONO
16000Hz
16K 32K 64K 128K 256K
STEREO
16000Hz
32K 64K 128K 256K 512K
 
ファイルサイズの計算式
WAVファイルの場合、16ビットファイル、ステレオで44.1KHzのファイルだと、秒数×44100×4でファイルサイズを計算できます。たとえば、15秒の場合、2646000バイトになります。(厳密に言うとこれらに曲タイトルなどの情報が100バイト程度、追加される形になります。)
MLDファイルの場合、16KHz、モノラルのファイルだと、秒数×16000÷2 で計算できます。15秒の場合、120000バイトになります。ステレオで出力したい場合は単純に倍になります。(厳密に言うとこれらに曲タイトルなどの情報が100バイト程度、追加される形になります。)
MLDファイルの場合、8KHz、モノラルのファイルだと、秒数×8000÷2 で計算できます。15秒の場合、60000バイトになります。ステレオで出力したい場合は単純に倍になります。(厳密に言うとこれらに曲タイトルなどの情報が100バイト程度、追加される形になります。)
 

Foma機種は多くの機種のファイルサイズ制限が100Kバイトです。これに収めようとすると、モノラル16KHzですと、12.5秒、モノラル8KHzだと25秒までの長さのファイルを変換できることになります。上記は、44.1KHz 16Bit StereoWAVファイル(CD音質)を元ファイルとする場合、それぞれ、2.1Mバイト、4.2Mバイトのファイルになります。