こさんくんとトマトちゃんのなんでも調査隊

団員紹介

隊長 こさんくん ・・・ 京都府生まれの二足歩行ロボット。珍しいものはなんでも好き。


副隊長 トマトちゃん ・・・ まっ赤なボディが特徴で、何に対しても懐疑的姿勢で臨む。



スピードラーニングの英語と中国語を比べてみた

 



今回は巷で流行のスピードラーニングという語学学習教材について探りを入れてみたいと思います。



はい。



最近、僕は中国語を、トマトちゃんは英語のスピードラーニングを始めたんです。
去年、みんなで中国の深圳や成都、そして台湾にも行ったんですが、中国語がしゃべれないととてつもなく不便なんですよね。
でも教室に通って勉強するのは面倒なのでスピードラーニングを初めてみようということになったんです。



私は将来、アメリカに移住しようと思っているんで、こさんくんから少し遅れて、英語のスピードラーニングを始めました。



中国語版は、こんな感じのやつが、毎月、送られてきます。





中国語版は赤、英語版は青になっているのね。






中にCDがはいっていて、たぶん30〜40分くらいの長さじゃないかと思うけど、それを毎日、聞くわけです。
中国語の文章が読まれた後、それの日本語訳が読まれます。

僕は車の中で聞くことが多いですね。



私も基本的には車の中ね。


 

 

学習の感想 〜 本当に聞くだけで大丈夫?



中国語なんて、まったく分からなかったので、最初はCDを聞いてもチンプンカンプンでしたね。
今、6巻目ですが、CDで読みあげられる文章の中で、ちょっと分かる単語がでてきたかなって、感じです。
おおざっぱな感想ですが、中国語の場合、聞き流すだけで言葉を覚えるというのは難しいように思います。
スピードラーニングは英語が本家と思いますが、英語のようにある程度下地のある状態から開始すると、聞き流すだけでもある程度の効果はありそうな気はします。



そうね。





でも、中国語の場合、まったくのゼロから始める感じでしたから、単語も1つも知らないわけで、最初のうちは、CDを聞いても何も残りませんでした。
なので、時間のあるときは、CDに同梱されているテキストを見ながら聞くということをしています。これで、学習効果がだいぶ違ってくるように思います。
 

日本人は、漢字を見るとだいたい意味が分かるし、日本語と似ている発音の漢字も多いから、これは英語学習より有利な点かと思うよね。



私の場合は、CDを聞いて最初からなんとなく意味がわかったから、英語のみのCDで学習しているのよ。
スピードラーニングでは英語と日本語の両方が入っているCDと、英語だけのCDの2枚が送られてくるの。




英語場のの場合、最初は無料試聴用CDと学習ガイドCDが送られてくる。なぜか中国語版では1枚にまとめられている。







CDを聞きはじめてしばらくして気になったのは、どうも日本語が中国語をそのまま訳したものではないってことかな。
中国語を読んで、次に日本語を読む場合、直訳になっていたほうが分かりやすいと思うんだけど、おおよその意味は同じなんだろうけど、なんか、微妙に中国語と日本語が違うんじゃないかなってところが時々あって。。。



私は英語だけのCDしか聞いてないから、英語版もそうなっているかは分からないなぁ。



こさんくん:あと、最初のうちは中国語で短く区切った文を読んで、それを訳した日本語が続けて読まれるんだけど、だんだんその区切りが長くなっていくんだ。
5巻目あたりから、3つ、4つの文章をつづけて読むようになって、頭に入りにくくなった気がするよ。



学習の内容 〜 国によって内容が違う?

こさんくん:気になるCDの内容ですが、中国語版では、日本から北京に転勤になった田中さん一家というのが中心に話が進行します。
北京の交通や住宅事情とか、食事とか、買い物なんかの話ですね。バスやタクシーの乗り方、飛行機の乗り方とかも。
徐々に中国文化の紹介の話とかも入ってくるんですが、5巻は、ほぼ中国茶の話だけしか入っていませんでした。
私としては、その前に、レストランでの注文をどうやってするのかとか、中国に行ってすぐに役立つような内容をもっとやって欲しかったんですが。。。
現地の店員さんは英語もほとんど通じませんし、正直、食事の注文が一番こまったという記憶があるんだよね。




そうそう、中国の普通の人は全然英語がわからないみたいで、ワン、ツー、スリーの数も通じなかったわよね。



僕は英語版も聞いてみたんだけど、やっぱり基本は日常生活や旅行に関しての内容だよね。



そうよ。でも、登場人物が話題ごとに変わるところは中国語版とちがうようね。




そうだね。それに似たようなシチュエーションでも、微妙に内容が違ったりするみたいだよ。
たとえば、ホテルで中国語版だと、ボーイさんにチップを渡そうとすると「必要ない」と言って受け取らないんだけど、英語版だとしっかり受け取ったり。
あと、面白かったのは、買い物で値段交渉をするシチュエーションで、極端に値切る話が中国語版と英語版の両方であるんだ。

中国語版だと、まけてくれないと買わないっていうと、あわててまけてくれるんだけど、英語版だと、まけてくれなくて、結局、買わないという話になっていたり。



へぇ。




その国の文化にあわせて、内容がちょっとづつ変えてあるんだね。中国語版だと、5巻目は、中国茶の話だけだったし。中国ではよっぽどお茶が大事なんだろうね。
僕としてはもっと、旅行者が使うような会話を増やしてほしいんだけど。

余談だけど、中国語版では、女性が実際の年齢より若く見えますねと言われて喜ぶっていうくだりが何回かでてくるんだけど、
英語版にはなかったなぁ。まぁ、あとの回になって出てくるのかもしれないけど。


電話サポート〜ちょっと面倒くさいかも



はじめてしばらくすると、突然電話かかってきて、学習の進み具合とか聞かれるんだ。
あと、発音のカウンセリングみたいなこととかさせる。

このサポートは予約して定期的に受けるようになっているみたいだけど、めんどうなので最初の1回以外受けてないなぁ。
まぁいつでも辞められてそれ以降、支払わなくてもいいようになっているみたいだから、途中で挫折するのを防ぎたいみたいだね。



スマフォアプリ〜これは便利!


こさんくん:毎月送られてくるCD以外に、スマフォのアプリをダウンロードして勉強することもできるんだよね。



そうそう


こさんくん:CDの内容と付属テキストの内容が両方入っているから、本をもちあるく必要がないんだよね。
それに、CDのように連続して聞く以外に、1文1文テキストをみながら区切って読み上げさせることができるので、勉強がしやすいんだ。


ヘッドフォンの写真




そういえば、最初、ちょっと困ったことがあったのよね。
英語版も中国語版もこさんくんが一人で申し込んで支払っていることになっているんだけど、
そのせいでアプリが1人しか使えなかったのよね。
電話して、英語版と中国語版は別々の人がつかうんです、って説明したら、2人で使えるようにしてくれたけど。

 


結論 〜 次回に続く



結局、スピードラーニングは役に立つのか立たないのかって話なんだけど、まだ半年だから、分からないんだよね。

ただ、半年たって、CDを聞いててすこしは、わかるようになってきたから、ちょっと面白くなってきたって感じかな。

また半年くらいたったら、評価するってことで次回をお楽しみに。



そうね。