アラカルト->音楽の雑学->絵画と音楽の共通点、相違点  
  絵画と音楽に関する雑感です。  
 

 
 
絵画と音楽
聴覚障害の音楽家がゴーストライターを使っていたということで話題になっております。(2014年3月頃)
芸術鑑賞に関しては次のように思うわけです。

絵画 → 作家が誰かや、その人生、時代背景などの知識がないと作品を理解できないことがある

音楽 → 作家が誰なのかが分からなくても、ただ聞くだけで作品の良し悪し(好き嫌い)が判断できる

絵画などでは、たとえば、ピカソとかミロとかの絵画を、誰の絵かを知らされずに見たら、なんのこっちゃの絵に見えるのではないかと思います。
その時代の絵画の風潮とか、画家がどのような道を歩んでいたかとか、何をしようとしていたかなど、まったくの知識なしに見ても理解不能な場合もあるのかと。。。
もちろん誰の絵かわからなくても良いと言える絵も沢山ありますが。。。

一方、音楽に関しては今までの経験で「なぜ、こんな性格の悪い人が、こんな素晴らしい曲、歌詞を書くのだろう」ということは多々ありました。
聞く人は芸術的に評価をしているのに、作る人はけっこう商業的に考えているということもあります。
「曲の良し悪しと、作曲者の人間性は関連がない」と思うわけですが、現実には、作曲者が誰かが売れ行きに影響することが多く、たとえば、桜坂の作者が福山雅治ではなく、吉幾三だったら100万枚も売れなかったかもしれませんね。。。