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アフリカの民族楽器の1つとしてコラ を紹介します。  
コラ

コラ コラ

奈良町の近くの楽屋というお店に、民族音楽のライブを見に行ったときに撮影させてもらいました。
西アフリカのコラという楽器らしいです。外見は、シタールに似ていて20本ほどの弦が貼られています。演奏方法は、シタールのように、左手で指板、右手で弦をはじくという一般的なものではありません。

弦がハープのように貼られていて、両手の手で挟みこむようにして弾きます。両方の手の役割に区別はなく、親指や、他の指で弦をはじくようになっています。演奏しているときの親指の動きは、カリンバを演奏しているときの親指の動きにだいぶ似ています。

  

上の写真は、近くのショッピング・モールにギニアの人たちが演奏に来た時に撮影させてもらったものです。弦には色のついているものがありました。ハープと同じで、弦が多すぎると見分けがつかないので、目印に、色をつけた弦があるのかもしれません。(真相は不明。)
奈良町で見せてもらったコラには、無かったように思いますが、ギニアの人たちのコラには、真ん中の写真のように、胴体の部分に、丸い穴が開けてありました。右の写真のように、ゴム(?)の丸い蓋をすると、音が変わるようです。

弦ごとに音が固定になっているため、曲によっては調律を行ないます。調律は、上の写真のように、竿の部分にある弦を支えている木片を移動させることにより行ないます。
 
 

 

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書籍とCDの紹介


トゥンガ tunga(西アフリカ、マリの弦楽器コラ) というCDで、コラの演奏を聴くことができます。